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本来ポケモンレンジャーの仕事はポケモン達と協力し自然災害の対処や希少なポケモンの保護が主な任務だが…レンジャーユニオンに多額の寄付をしているエーテル財団代表ルザミーネ氏たっての申し出により、ベテランレンジャーである俺が本作戦に抜擢された。
リーリエが持たされていたGPSの発信源が学校のあるメレメレ島とは別の島で確認された事から本事件は何者かによる誘拐事件である可能性を視野にいれ、俺の他にも何人か救出作戦のスペシャリストが候補がいた様だが…
????「いいセンスだ」
???「泣けるぜ」
ジャッキー「(なんだこいつら…)」
様々な事情を考慮し、大人の事情で最終的に俺が選ばれた
リーリエが持ち歩いていたGPS位置情報が最後に確認されたのはアローラ地方ポニ島の山中…。
俺は現地警察の協力を得て車で位置情報の発信源ポニの大峡谷に案内して貰っていた
ジュンサー「な〜んもない島よ。メレメレやアーカラと違って見る物なんてないつまんない島…最後に起きた事件も10年前に島の悪ガキが万引きした位だし」
ジュンサー「にしてもお金持ちってすごいわね〜!署長直々の命令でアンタに全面協力しろってお達しが出るなんて…行方不明者なんて大抵が探しても貰えないってのに」
ドライブの同乗者はお喋りな奴だ
ジュンサー「そう言えば知ってる?ポニ島の怖い話!この峡谷には昔人が住んでた村があって、今は地理的な不便さから廃村になっちゃったんだけど…浮浪者かヤバいカルト集団がそこを根城にしてて…遭難者を殺してその肉を食べちゃうんですってよ!現にこの大峡谷で年に何人も遭難者が出ているのに誰も見つかってないのよ!」
ジャッキー「B級ホラー映画みたいな脚本だな」
ジュンサー「あら、B級いいじゃない!警察学校時代は退屈な授業中、世界がゾンビウイルスに汚染される妄想をよくしたものだわ!」
ジャッキー「そんなんでよく警察官になれたな」
ジュンサー「犯罪なんて殆どないアローラだもの!字が書けてやる気があれば誰でもなれるわよ!因みに私は本物の銃が撃ちたくて警官になったクチよ!結局ジュンサー歴5年目で1回もその機会はなくてひがな交通整理ばっかりの毎日だけどね…」
ジャッキー「そりゃ結構な事じゃないか」
このジュンサーは頭と胸元が緩い…
先程から制服の外れたボタンからチラチラと大峡谷が覗いている
ジュンサー「そうだけど…ねぇ!?もし仮にそのリーリエって子が誘拐されてたなら誘拐犯の射殺許可って降りるかしら!?」
彼女は運転中のハンドルを他所に腰から拳銃と呼ぶには余りに巨大な大型拳銃を取り出し目を輝かせた
ジャッキー「おい…運転に集中してくれないか?あっ、まえまえ!!!」
ジュンサー「あっ…」
キキィ!!!
ジャッキー「今度はなんだ?」
ジュンサー「うふ…ちょっと失礼♡」
ジュンサーが突然車を停め、運転席を後にした
ジャッキー「おいおい?何処へ行く気だ?」
ジュンサー「デリカシーないわね、女子が突然こう言って席を立ったらおしーしーに決まってるでしょ?やけんモテんと思う!」
ジャッキー「泣けるぜ…」