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SS

【ss】フルアーマー・ハート

 ▼ 1 1◆JzgZSuErrY 15/09/23 17:21:52 ID:qewMMYnY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イッシュ ヒウンシティ

2匹のポケモンが話をしているようだ。片方のポケモンが突然の来客に驚きながらも口を開いた。

???「一体あなたは何をしにここに来たんですか?」

????「あなたの悩み事を聞きたいのですよ。ランクルスさん」

ランクルス「そうですか。それで何がしたいんですか?」

????「あなたの・・・手助けがしたいんです」

ランクルス「手助け?」

????「はい。それにしても・・・」

ランクルスと話しているポケモンはランクルスの脇においてあった武装に興味を示した。

ランクルス「これは見たまんまのものですよ。着けてみましょうか」

ランクルスはそれを装備した。腕には銃口があり、体は鎧で覆われている。
 ▼ 48 1◆JzgZSuErrY 15/10/10 14:21:53 ID:i82HaTH2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
司会「さあ、他の会場はどうなっている?」

司会「第2会場のシロナ対カルネ!シロナ選手、カルネ選手のメガサーナイトをガブリアスのアイアンヘッドで仕留め試合終了!」

ワァァァァァッ!

司会「第3会場のワタル対レッド!カイリューがマルチスケイルでカメックスの吹雪を耐える活躍を見せましたが、凍らされて反撃できませんでした!レッド選手が勝ち上がっています!」

ウォォォォォッ!

司会「第4会場のイナズマ対バンジロウ!バンジロウ選手の手持ちはラティアス、ラティオス、ガブリアスと電気タイプには不利でしたが!メガデンリュウがよく頑張りました!バンジロウ選手、敗退です」

ワァァァァァァ・・・

司会「30分後に準決勝を始めます!この会場でシロナ対フブキが、第2会場でイナズマ対レッドの試合が行われます!」
 ▼ 49 1◆JzgZSuErrY 15/10/11 18:24:37 ID:VZVTolhA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ランクルス「さて、第2会場に行こうか」

サーナイト「私はここに残ります」

ディアンシー「私も残りますわ」

ランクルス「決勝はこの会場だから試合が終わるまで場所取りをしててよ」

サーナイト「はーい」

ランクルスは第1会場の外に出た。



第1会場の外

ランクルス「お、あそこにいるのは昨日会ったFAランクルスじゃないか。おーい!」

FAランクルス「何ですか?騒がしいですね」

ランクルス「次はどこの試合を見るの?」

FAランクルス「第1会場です」

ランクルス「へぇ〜、そうなんだ。じゃあね」

FAランクルス「・・・」

急に話しかけられて戸惑っているようだ。
 ▼ 50 ローン@しらたま 15/10/11 18:26:54 ID:OA51i0AA NGネーム登録 NGID登録 報告
見てるよー!

支援
 ▼ 51 1◆JzgZSuErrY 15/10/11 18:31:28 ID:VZVTolhA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第2会場入り口付近

???「ランクルスさん、こんにちは」

ランクルス「さっき電車の中で会ったポケモンだね。名前は何て言うの?」

???「さあ?未来にいた頃の私のトレーナーはニックネームで呼んでいたので種族名までは・・・」

???「こちらの世界では大変珍しい種族みたいなので、調べても分かりませんでした」

ランクルス「じゃあ別にいいよ。何で話しかけてきたの?」

???「駅のホームであなたをお見かけしましてね。その時そばにいたサーナイト、メガストーンをつけていたでしょう?野生ポケモンでは無いのですか?」

ランクルス「あのサーナイトは野生ポケモンだよ。ここから遠く離れたアルミア地方の出身なんだって」

サーナイトはアルミアで産まれた後、ジャロゴーリと同様にポケモンだけの国家、サザンガルドに引っ越しているが話すと面倒なのでランクルスは話さなかった。

???「他には?」
 ▼ 52 1◆JzgZSuErrY 15/10/12 16:20:58 ID:x0foqVIY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ランクルス「特になにもないよ」

???「ああ、そうですか。残念です」

ランクルス「そう言えば、ここにアルミア地方の観光パンフがあるけど見る?」

???「じゃあせっかくなので・・・」

━━━ポケモンレンジャーの聖地、アルミア

ランクルス「この写真は・・・」

上の写真はアルミア中心部のアンヘルタワー。サーナイト、レアコイル、シャワーズなどといったポケモンが上層部に生息している。

???「さっきのサーナイトもここにいたのかも知れませんね」

ランクルス「こっちの写真は・・・」

ひかりのけっしょう。元々はアルミア東部のヌリエ高原にあった。かつては"やみのけっしょう"として人々やポケモンの心の闇を吸収していたとされる。今は赤の石、青の石、黄色の石により浄化され、人々やポケモンの絆の象徴となっている。

ランクルス「アンヘルタワー頂上にある。だって」

???「こっちに何か書いてありますよ」

━━━ひかりのけっしょうはパワースポットとされています。近くにメガストーンを置くことで、絆の力が更に深まると噂されています。
 ▼ 53 1◆JzgZSuErrY 15/10/12 16:27:25 ID:x0foqVIY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ランクルス「そうなんだね」

???「絆の力ですか・・・前にそんな文献を読んだことがありますね。完全自立メガシンカについての研究だったかな?」

━━━本来は人間とポケモンの間に生まれた絆からメガシンカのエネルギーが得られる。完全自立メガシンカ用メガストーンはメガストーンに絆の力を蓄えておき、ポケモンがその力を引き出すことでメガシンカできるようになっているようだ。

ランクルス「ひかりのけっしょうが絆の力を蓄えているのかもしれないよ」

???「早く調べましょう。私は先に向かうので、あなたはサーナイトのメガストーンについでに聞き出してください」

ランクルス「はーい」

ランクルスと話していたそのポケモンはアルミアへと向かった。

ランクルス「サーナイトは第1会場の中だね。早く話を聞かないと」
 ▼ 54 1◆JzgZSuErrY 15/10/13 16:04:09 ID:g0yWblxs [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ランクルスが第1会場に戻る途中・・・

メレシーA「第2会場のB班より報告!第2会場のカルネ選手が会場から出てきた。第1会場のダイゴもすぐに出てくると思われる」

メレシーB「聞いたか!直ちに第1会場の出口すべてをおさえ、ダイゴを待ち伏せしろ!」 

メレシーC「私はディアンシー様を呼び戻してきます!」

メレシーA「全国を渡り歩くダイゴなら我々の求める伝説のダイヤモンドのありかを知っているかもしれないとおっしゃったのはディアンシー様なのに・・・」

メレシーC「試合観戦に夢中になっておられる・・・」

ランクルス(メレシーも大変なんだね)





ランクルスは第1会場に着いた。丁度、トイレから戻ってきたサーナイトが居たので話しかけた。
 ▼ 55 1◆JzgZSuErrY 15/10/13 16:12:25 ID:g0yWblxs [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サーナイト「あら、第2会場に向かわれたのではないですか?」

ランクルス「ちょっと聞きたいことがあってね」

サーナイト「何ですか?」

ランクルス「サーナイトは野生ポケモンなのにどうしてメガストーンを持ってるの?」

サーナイト「それはですね・・・」

アンヘルタワーにすんでいた頃、そこを訪れたトレーナーがサーナイトナイトを持ってきていたようだ。しかし、そのトレーナーはパートナーのサーナイトを失ってしまった。その供養のためにアンヘルタワーにサーナイトナイトを供えに来たそうだ。

ランクルス「で、何で持ってるの?」

その人がメガストーンを置いてから数ヶ月。再びアンヘルタワーを訪れたそうだ。詳しいことは分からないが、頂上のおじいさんの話によると、「私にはもう必要ないのでここにすんでいるポケモンにでも渡してやってください」と言ったみたいだ。

ランクルス「それで、そのメガストーンをもらったんだね」

サーナイト「強い絆の力が秘められているんじゃないかと教えてくれました」
 ▼ 56 1◆JzgZSuErrY 15/10/13 18:50:49 ID:g0yWblxs [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ランクルス「そうなんだね。ありがとう」 

サーナイト「それだけですか」

ランクルス「うん。じゃあね」

ランクルスは第1会場を後にした。その後、自信の超能力でアンヘルタワーにワープした。



アンヘルビル 屋上

屋上からアンヘルタワーに入ることができる。

ランクルス「さて、早く登ろうかな」

ワープしても特に問題はないが、アンヘルタワーの形状が分からないため、とんでもないところにワープする可能性が無くはない。普通に登ることにした。

ランクルス(早くホドモエに戻らないとサーナイトたちに迷惑がかかっちゃうね。急がないと)








しばらくして、頂上に着いた。
 ▼ 57 1◆JzgZSuErrY 15/10/13 19:02:11 ID:g0yWblxs [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「結構早かったですね。で、どうでした?」

ランクルス「あのサーナイトナイトはここに結構な期間置かれていたみたいだよ」

???「なら、本当にそうなのかもな。みろ、あれがひかりのけっしょうだ」

正面に巨大な結晶が浮かんでいる。三色の石が回りを取り囲んでいる。

ランクルス「で、あれをどうするの?」

???「さっき聞いた話だと、これは回りの三色の石によって浄化された状態が保たれているようだ。何らかの事情により、三色の石が取り払われると再びやみのけっしょうとなるらしい」

???「と、いうことで、今の正のエネルギーを蓄えた状態であれを破壊するのが望ましいようだ。そうすると、結晶の正のエネルギーがアルミア中に行き渡るらしい」

ランクルス「結局、あれを壊せばいいんだね」

???「どうやらこれを守っているポケモンが居るようですが、姿も見えませんし大丈夫でしょう」

ランクルスは持っていたメガストーンを使い、メガシンカした。そして、ひかりのけっしょうに強化されたサイコパワーをぶつけようとした。
 ▼ 58 1◆JzgZSuErrY 15/10/14 18:03:32 ID:8MSEGoQQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「おい、なんだあれは?」

ランクルスは気がつかなかったが、よく見ると得たいの知れないポケモンがこちらに向かって飛んできていた。

*「あくのはどう!」

ランクルス「ぐはぁっ!なんのつもり?」

ランクルスの正面に立っていたのは恐ろしい形相をした・・・

???「違う!あれは私じゃない!」

ランクルス「えっ・・・でも」

ランクルスの正面に立っていたのはさっきまでランクルスの味方だったポケモン・・・

と、同じ姿をしたポケモンだった。

それを見ていたおじいさんはこうさけんだ!

おじいさん「あ、あれは・・・」

おじいさん「結晶の守護者、ダークライっ!」
 ▼ 59 1◆JzgZSuErrY 15/10/14 18:09:02 ID:8MSEGoQQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ランクルス「ダークライ?」

???「そうか、私はダークライと呼ばれているのか」

ランクルス「で、あいつをどうするの?」

未来ダークライ「多分めちゃくちゃ怒っている。なんとか鎮めてくれ!」

ランクルス「今はメガシンカしてフェアリータイプがついているけど・・・」

未来ダークライ「手違いかな?単エスパーのままだったはずだったが?」

過去ダークライ「許すものか・・・」

未来ダークライ「私がサポートする!ダークホール!」

過去ダークライの足下にダークホールが展開された。

ランクルス「今使える技は・・・」

サイコキネシス、シャドーボール、まもる、トリックルーム

ランクルス「どうしよう・・・きあいだまがあればなぁ」
 ▼ 60 1◆JzgZSuErrY 15/10/15 20:41:24 ID:J7JQGW4o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ランクルス「いや・・・けっしょうを破壊すればすむ話だ!サイコキネシス!」

ランクルスは結晶に攻撃した。

過去ダークライ「やめろぉぉぉぉぉ!」

ダークライのあくのはどうだ!

未来ダークライ「隙有り!」

未来ダークライが過去ダークライにタックルをかました。

ランクルス「まだまだっ!」
 ▼ 61 1◆JzgZSuErrY 15/10/16 21:58:06 ID:r9ROsQ62 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
過去ダークライ「きえろぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

再びダークホールが展開された。今度はさっきとは比べ物にならない早さでランクルスを引きずり込もうとする。

未来ダークライ「やめろぉぉぉぉぉ!」

またランクルスにタックルをかました。しかし、未来ダークライがダークホールに飲み込まれ、姿を隠してしまった。





ランクルス「えっ?」

ランクルス「こうなったら、ボク一人でもやるしかないよね」

過去ダークライ「きえろぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

ランクルス「トリックルーム!」

 ▼ 62 1◆JzgZSuErrY 15/10/18 09:53:03 ID:bsLoR7CA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
過去ダークライ「なんだと?」

ランクルスはダークライの攻撃をかわした。攻撃を重ね、みるみるうちに結晶にヒビが入る。過去ダークライは焦燥に駆られた。

過去ダークライ「こちらが動いても隙を見せるだけ・・・なら、動かなければっ!」

過去ダークライ「あくのはどう!」

ランクルス「そうか!動かないことで背後を取りにくくしたのか!」

ランクルス「でも甘いね。攻撃をかわせば後ろの結晶に攻撃が入る」

過去ダークライ「かわさせはしないさ」

過去ダークライ「ダークホール!」

ランクルス「何度やっても無駄!またかわすよ!」

過去ダークライ「わからないのか?結晶を取り囲む三色の石はお前を敵と見なしている。いま私と向き合うことで━━━」

三色の石が輝きを放つ!三色の光の束がランクルスを縛り付けてしまった!

過去ダークライ「敵に背中を見せたことになるのさ」

過去ダークライ「沈めぇぇぇぇぇぇぇ!」
 ▼ 63 1◆JzgZSuErrY 15/10/19 17:53:27 ID:YHAlTeNs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダークライのダークホール!

ランクルス「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ランクルスはダークホールに引きずり込まれた!

過去ダークライはそれを見て安心したような表情を見ていた。その後どこかへ飛び立ったが、どこに向かうつもりだったかは分からない。しかし、事の一部始終を目撃したポケモンがいた。

FAランクルス「なんだあれは?恐ろしいものだ」

FAランクルス「この鎧・・・私はなんのためにこれを?」

FAランクルスが鎧を作った理由はランクルス♂を助けるためだった。行方不明とはいえ、こう長い期間消息を絶っていては誰かに捕らわれたと考えても不思議はない。

FAランクルス「そうだった・・・でも彼は」

ランクルスはランクルス♂が死んだのではないかと語った。しかし、そういう確証はない。

FAランクルス「もっと話を聞かなくては」
 ▼ 64 1◆JzgZSuErrY 15/10/21 20:18:20 ID:cyqtuT86 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
FAランクルス「とりあえずあの結晶を攻撃しよう。そうすればあいつも来るはずだ」

FAランクルス「しかし、あいつは前に会ったポケモンに似ているな。何か関係が有るのだろうか?」

FAランクルスは銃口を結晶に向けた。サイコパワーを様々な技に変換できる。

FAランクルス「まずは波動弾だ!」







━━さっき二体のポケモンを引きずり込んだ。しかしまだ、結晶を攻撃するものが現れてしまった。仕方がない・・・

━━結晶を隠す必要がありそうだな

過去ダークライはそう思った。それは心の呟きではあったが、悪夢に引きずり込まれた2匹のポケモンにも聞き取ることができた
 ▼ 65 1◆JzgZSuErrY 15/10/22 20:45:03 ID:W.ihT/FQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ランクルスは目を覚ました。

ランクルス「こ、ここは?」

未来ダークライ「ダークライの中だ」

ランクルス「それは死んだってこと?」

未来ダークライ「いや、違う。ダークライの心が本体から離れて形成された世界のなかにいると言うこと━━━」

ランクルス「よくわからないや。で、いまボクたちはどうやって脱出するの?」

未来ダークライ「簡単だ。この世界はダークライの心。心を揺さぶり心に隙を作るんだ」

ランクルス「攻撃するの?」

未来ダークライ「そういうことだな。急がないとダークライが結晶を隠してしまう。心を閉ざしてしまうと心の中からダークライの考えを掴めなくなるから心を閉じる前に━━━」
 ▼ 66 1◆JzgZSuErrY 15/10/23 20:20:46 ID:R01jtxvM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
未来ダークライ「風穴を開けておきたいものだ」

ランクルス「分かったよ。で、どんな技を使えばいいの?」

未来ダークライ「ダークライは悪タイプだからきあいだまとか馬鹿力とかだな」

ランクルス「そんなの覚えてないよ」

未来ダークライ「まあ仕方がない。少し考えよう。ところで、ここは心の中のどこなんだ?」

ランクルス「そりゃぁ━━━」

アンヘルタワー頂上でしょ。そう言おうとしたとたん、ぼんやりとしていた足元がはっきりとしてきた。

未来ダークライ「アンヘルタワーか」

ランクルス「さっきまでこんなんじゃなかったよね」

未来ダークライ「つまりあれだ。ランクルスが心の中に描いたアンヘルタワーのイメージがダークライの記憶とリンクして実体化━━━」

ランクルス「難しいことは別にいいよ」

未来ダークライ「あ、そうですか」
 ▼ 67 1◆JzgZSuErrY 15/10/24 10:36:50 ID:CWOLw5OI [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
未来ダークライ「そうですね、これを使って強力な攻撃を繰り出せればなんとかなるかと」

ランクルス「よし!出でよ太陽神ラー!」

しかし、なにも起こらなかった!

未来ダークライ「ダークライの記憶に無いんだな」

ランクルス「なにを知っているんだろう?」

未来ダークライ「やっぱりアルミア地方の事ですかね?」

ランクルスは手元のパンフレットを見た。

三色の石を守るポケモンたち

青の石 ルカリオ

赤の石 ヒードラン

黄色の石 クレセリア

ランクルス「・・・出でよクレセリア!」

クレセリア的な何かが出現した!
 ▼ 68 1◆JzgZSuErrY 15/10/24 10:41:14 ID:CWOLw5OI [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
未来ダークライ「いいぞ!クレセリアは三日月の化身。悪夢を振り払う力がある!」

ランクルス「クレセリア、ムーンフォース!」

クレセリア?のムーンフォース!

未来ダークライ「見ろ!空に穴が!」

ランクルス「脱出するぞ!」

こうして未来ダークライとランクルスはダークライの心の中の世界から脱出した。





脱出の少し前 アンヘルタワー頂上

FAランクルス「よし!波動弾が命中した!」

そこにダークライが乱入する!

過去ダークライ「やめろぉぉぉぉぉ!」

ダークライのダークホール!

FAランクルス「な、なんだこれは」

過去ダークライ「闇の世界に沈めぇ━━━」

その時、ダークライに異変が起こった。
 ▼ 69 1◆JzgZSuErrY 15/10/24 19:18:33 ID:CWOLw5OI [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
過去ダークライ「ぐ、ぐはぁっ!」

FAランクルス「なんだ?とりあえず波動弾だ!」

銃口から波動弾が放たれる!
ダークライに効果は抜群だ!

ダークライは倒れた!

FAランクルス「あれは・・・」

ダークライが倒れると同時に二体のポケモンが現れた。

ランクルス「こ、ここは・・・」

未来ダークライ「助かったようだな」

未来ダークライはFAランクルスを認めた。

未来ダークライ「君のお陰だ。FAランクルス、
君はもう非力じゃない」

ランクルス「どう言うこと?」

ランクルスには訳がわからなかった。いったい二人に何があったのだろう?
 ▼ 70 1◆JzgZSuErrY 15/10/24 19:26:06 ID:CWOLw5OI [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
未来ダークライ「FAランクルスが鎧に身を包んだ理由は、彼の親友のランクルス♂を助け出すためだった。しかし━━━」

ランクルス「そういえば、ランクルス♂が死んだかもしれないって言ったよ」

未来ダークライ「それで彼は目的を失った。そうすれば、いつ鎧を捨てるか分からない。私は鎧を求めていたからだ」

ランクルス「何で鎧を?」

未来ダークライ「私がタイムワープできるのはあと一回だけ。未来に帰る一回だ。過去を変えるのに失敗してしまうとあとは未来で戦い続けるしかない」

ランクルス「つまり、保険なんだね」

未来ダークライ「そうだ。あれだけの武装なら我々が有利に戦うことができるかもしれない。私が彼に接触したのはそれが目的だった」

FAランクルス「そうなのか・・・」

未来ダークライ「もちろん、FAランクルスの頼みを無視する気はなかった。只で鎧をもらうわけにはいかないからな」
 ▼ 71 1◆JzgZSuErrY 15/10/24 19:43:01 ID:CWOLw5OI [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
未来ダークライ「鎧は彼の心を覆ってしまった。まともに頼んでも聞き入れてくれそうにない」

FAランクルス「・・・」

未来ダークライ「彼と接触して私は彼が強いポケモンであることを感じた。技の知識はもちろんのこと、増幅されたサイコパワーを変換して繰り出される攻撃そのものも見事だった」

ランクルス「すごいんだね」

未来ダークライ「ランクルスがFAランクルスの依頼のヒントを握っていることを掴んだ。依頼を解決すれば結果はどうであれ満足するだろうと考えた」

ランクルス「でもあのときは落ち込んでたよ。ボクにはそう見えた」

未来ダークライ「私もそう感じました。次の日、PWT会場に向かう列車のなかで話しかけました」

FAランクルス「"もう終わったことは諦めてください"。といっていました」

ランクルス「そのあとは?」
 ▼ 72 1◆JzgZSuErrY 15/10/24 20:07:02 ID:CWOLw5OI [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
未来ダークライ「自分で言うのも恥ずかしいですが、"あなたの苦しみを私も味わっています"って言ったんです。そのあと、ランクルスにしたのとおなじ未来の話をしました」

FAランクルス「話は信じられなかったが、とにかくダークライが鎧を求めていることを感じ取った。話を聞く内に嘘ではないと思ってきたので、ダークライが頼んできたら受け入れるつもりだった」

未来ダークライ「そういうことです。まあ、いろいろあったんですよ」

FAランクルス「長話は終わりだ」

ランクルス「さて、結晶を壊さないとね」

未来ダークライ「過去ダークライが動けない今のうちに総攻撃を!」

FAランクルス「波動弾!」

ランクルス「サイコキネシス!」

未来ダークライ「あくのはどう!」

三体の攻撃は結晶を砕いた。守護者が戦闘不能だからなのか、結晶は四散し、消え去った。

そこに、おじいさんがやって来た。
 ▼ 73 1◆JzgZSuErrY 15/10/25 21:04:22 ID:Bpw2BOQQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おじいさん「おお、結晶が無くなっておる。お主ら、礼を言うぞ。これでアルミアが闇に包まれることもないだろう」

未来ダークライ「終わったんだな。もしも未来が上書きされるのならそろそろ消えるかもな」

FAランクルス「・・・未来には帰らないんですか?」

未来ダークライ「帰るさ。そして未来世界の終わりを・・・見届けたい」

ランクルス「じゃあ早く戻らないとね。ボクもイッシュに帰らないと準決勝が終わるまでに間に合わないよ」

FAランクルス「そうなのか。私はダークライを見送ってからあとを追うよ」

ランクルス「じゃあ、またあとでね」

ランクルス「ダークライ、さよなら」

未来ダークライ「ああ、頑張れよ。二人とも」
 ▼ 74 1◆JzgZSuErrY 15/10/27 17:57:42 ID:2xZduhNE [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
不意に、ダークライがランクルスの心の中に声をかけた。

(the/a/order/rabbit/is)?

意味が分からないかもしれないが、事実こんな感じだった。

ランクルス(英文の並べ替え問題かな?やってみよう)

ランクルスは立ち止まった。

ランクルス(文末が?だから疑問文かな?見た感じ・・・)

(Is/the/order/a/rabbit)?

ランクルス(かな?)

ランクルスはダークライに心で伝えた。しかし、ダークライはなにも言わない。

ランクルス「じゃあ、これでいいかな?」

ランクルスはイッシュに戻った。
あとに残されたのはぶっ倒れているダークライとFAランクルスとダークライだけである。

 ▼ 75 1◆JzgZSuErrY 15/10/27 18:05:44 ID:2xZduhNE [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
FAランクルスが話しかけた。

FAランクルス「さっき、ランクルスは何で立ち止まってたんですか?」

ダークライ「さあね」

そう言ったダークライの手には帰っていったランクルスが持っていたはずのメガストーンが握られていた。

FAランクルス「なぜそれを?」

ダークライ「本来はこの時代にあってはならないものですからね。私が持って帰ります」

FAランクルス「いいのか?」

ダークライ「さあね」

暫しの沈黙。その後ダークライが口を開いた。

ダークライ「私は帰ります。体がどうなろうと、一生は未来で終えたいですから。それに・・・」

ダークライは設計図をちらつかせた。

ダークライ「これがあれば負けるはずがないですよ。絶対にね」

自信げにいい放った。
 ▼ 76 1◆JzgZSuErrY 15/10/27 18:12:23 ID:2xZduhNE [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
FAランクルス「それはよかったですね。強くなろうとした甲斐があります」

ダークライ「なに、強くなる必要はありませんよ」

ダークライ「あなたはこんな代物を作れるほど頭がいいですからね」

FAランクルス「でも、頭がいいだけでは━━━」

ダークライ「たしかにそうですね。しかし」

ダークライ「頭がよくなければできないこともあるんですよ。優れた判断力で他の人をサポートするとかね」

FAランクルス「それもそうだな」

ダークライ「まあ思う存分頑張ってください。私も未来で頑張りますから」

ダークライ「ではさようなら」

ダークライは石を手に取った。そして石が光を放ち、次の瞬間、ダークライは姿を消した。

FAランクルス「私も戻るか・・・イッシュ地方に」

FAランクルスもワープした。

残されたのはダークライただ一人。
 ▼ 77 1◆JzgZSuErrY 15/10/31 09:54:50 ID:nH22HGL. NGネーム登録 NGID登録 報告
目を覚ました。

過去ダークライ「け、結晶は?」

後ろを振りかえる。そこには結晶はなかった。

過去ダークライ「く、くそぉぉぉぉぉぉぉ!」

空に叫び声がむなしく響く。
 ▼ 78 1◆JzgZSuErrY 15/11/01 10:04:54 ID:o8N9Gfz6 [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「ごぼぼぼぼっ!」

過去ダークライ「ヒードランか」

ヒードラン「おっ、とうとう結晶が砕けたごぼっ!」

過去ダークライ「何でそんなに嬉しそうなんだ?」

???「るなーん」

ヒードラン「クレセリアだごぼっ!」

クレセリア「喜ばしいことです。あなたにはよくわからないでしょうが」

過去ダークライ「どういうことだ?」

ルカリオ「ダークライ、よく聞いてくれ」

ルカリオ「もともとあの結晶は心の闇を吸収したものだった。それを押さえるために三色の石が存在していた」

クレセリア「結晶が白日の元にさらされたあの日、三色の石によって結晶の闇が浄化されました」

ヒードラン「でも、結晶から石を取り払い結晶を再び闇に染めようとしたものがいたごぼっ!」

ルカリオ「そのときはダークライ、あなたの力があり魔の手から守ることができた」

過去ダークライ「そうだったな」
 ▼ 79 1◆JzgZSuErrY 15/11/01 10:17:36 ID:o8N9Gfz6 [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クレセリア「結晶があそこに存在する限り、我々は石の守護者でなくてはならない」

ヒードラン「石の力が失われれば結晶が闇に染まるごぼっ!」

ルカリオ「結晶が力を発揮するが故に我々も力を消費してしまう」

クレセリア「やがては我々も死んでしまうでしょう」

ヒードラン「そうなれば結晶が闇にそまり、浄化もできなくなるごぼっ!」

ルカリオ「だから我々の力が失われないうちに結晶が隠されるか消滅するかしなくてはならなかった」

クレセリア「いまや結晶はアルミアの平和の象徴。またあそこに隠すわけにはいかないですからね」

ヒードラン「と、いうことで誰かに結晶を壊してもらいたかったごぼっ!」

ルカリオ「そして、あの者たちによって結晶は砕かれた」
 ▼ 80 1◆JzgZSuErrY 15/11/01 10:34:22 ID:o8N9Gfz6 [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クレセリア「そして今・・・」

ヒードラン「石を守る必要もなくなったごぼっ!」

ルカリオ「私たちは自由になった!」

クレセリア「あなたも、結晶にとりつかれずに自由に生きなさい」

過去ダークライ「自由に?」

ルカリオ「そうだ。なんにも縛られない人生だ」

ヒードラン「まずはみんなでここにいくごぼっ!」

ヒードランはある場所のことをみんなに教えた。

クレセリア「四匹で目指せ最強!ですって」

ルカリオ「場所はシンオウか」

ヒードラン「そういえばアルミアから出たことがなかったごぼっ!」

過去ダークライ「行くか。この先のことは後で考えよう」

ヒードラン「そうごぼっ!急いで考えることもないごぼっ!」

ルカリオ「いくぞ!シンオウへ!」

全員「自由な世界へ!」

ヒードラン「・・・ごぼっ!」
 ▼ 81 1◆JzgZSuErrY 15/11/01 12:01:27 ID:o8N9Gfz6 [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イッシュ PWT会場

サーナイトが仁王立ちしていた。

サーナイト「ディアンシーさんもいなくなっちゃってさびしかったんですよ!」

ランクルス「試合は?」

サーナイト「とうに終っちゃいましたよ!シロナさんが優勝しました!」

ランクルス「ご、ごめん」

サーナイト「それよりこれを見てください!」

ランクルス「四匹で目指せ最強!だって」

サーナイト「あと二人誘って出場しましょう!」

FAランクルス「じゃあ私も」

ランクルス「おっ、君も一緒にいく?」

サーナイト「じゃああと一人ですね」
 ▼ 82 1◆JzgZSuErrY 15/11/01 17:19:11 ID:o8N9Gfz6 [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ランクルス「そうだ!知り合いのガブリアスに連絡しよう!」

プルルルル・・・

ランクルス「もしもし?」

ゴニョゴニョゴニョニョ

ランクルス「オーケーだって。現地で待ってるそうだよ」

サーナイト「じゃあいきますか」

おもむろにFAランクルスが鎧を脱いだ。

ランクルス「あれ?鎧は要らないの?」

FAランクルス「まあね」

ランクルス「だめだよ」

FAランクルス「えっ」

ランクルス「ごみはごみ箱に入れないとね」

FAランクルス「そうだな」

FAランクルスはサイコパワーで鎧をごみ箱に入れた。

全員「いざシンオウへ!」
 ▼ 83 1◆JzgZSuErrY 15/11/02 19:27:38 ID:3k.9hvmc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
未来世界

ダークライは未来に帰ってきた。多くのポケモンが待ち構えているなか、その中の一匹が声をかけた。

エルレイド「ダークライ!どうだった?」

ダークライ「やり遂げたぞ!」

周囲から歓声が上がる。

ダークライ「それとこれを兵器開発部に回してくれ」

エルレイド「これは?」

ダークライ「兵装の設計図だ。これはランクルス専用だが、他のポケモンにも応用が利くだろう」

エルレイド「よし、いってこよう。ダークライは少し休んでくれ。部屋は掃除してある」

ダークライ「ありがとう。礼を言う」

エルレイド「これで平和な世界が・・・」

エルレイドは去った。ダークライは部屋に入り、扉を閉めた。ふと、一冊の本が目に留まった。
 ▼ 84 1◆JzgZSuErrY 15/11/02 19:37:57 ID:3k.9hvmc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダークライ「失われし結晶?こんな本あったっけ?」

ダークライはページをめくった。そこにはあり得ないことが書いてあった。

ダークライ「アンヘルタワー頂上の結晶は何者かに破壊された・・・」

ダークライ「やはり、歴史が上書きされているのか。それなら・・・」

ダークライは本棚の新聞を手に取った。完全自律メガシンカポケモンがヒャッコクに襲撃したあの日の記事があるはずだ。

ダークライ「この記事は変わっていない━━━」

新聞から光が放たれた。すぐに光は止んだが、ある変化があった。

ダークライ「ヒャッコクでメガシンカバトル大会?」

ダークライ「現在に向かって上書きが進んでいるのか・・・」

消滅の時は近い。それを確信したダークライは部屋を出た。そして、ある場所に向かった。

━━━それは墓場だった。
 ▼ 85 1◆JzgZSuErrY 15/11/04 20:55:34 ID:ZgZzI7W2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダークライはある墓の前で足を止めた。

ダークライ「クレセリア・・・」

ダークライとクレセリア、互いに相容れない存在とされてきたが・・・

ダークライ「この石は返すよ」

月夢石をそっとおいた。

ダークライ「すべてが終わったんだ」

そこに、アブソルがやって来た。

アブソル「お疲れ様です。こちらの方は・・・」

ダークライ「私の彼女だった」

アブソル「えっ?信じられませんねぇ」

ダークライ「色々あったのさ。いろいろ・・・」

アブソル「大変っすね━━━」

二人の周囲に異変が起こる。当たりが光に包まれ、ダークライとアブソルからも光が放たれた。
 ▼ 86 1◆JzgZSuErrY 15/11/07 18:52:04 ID:KTMuIAdI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アブソル「き、消えかかってるっす!」

ダークライ「案ずるな。すぐに助かるから落ち着け!」

アブソル「そ、そうなの?」

ダークライ「そうなんす!」

アブソル「ま、眩しい・・・」

ダークライ「そうだな」

アブソル「ああ━━━」

ダークライ「・・・」

そしてすべてが消え去った・・・歴史が上書きされたのだ。

そして










新たな歴史が動き出す。
 ▼ 87 ロカロス@きちょうなホネ 15/11/11 20:30:07 ID:06llVmOs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
・・・朝だ。

ダークライ「ふぅ・・・嫌な夢を見た」

彼女のクレセリアが起こしてくれたようだ。

クレセリア「相手に悪夢を見せるあなたが悪夢に苦しむなんておかしいですね。ふふふ」

ダークライ「そんなことは別にいいさ」

クレセリア「きょうは、どうしますか?」

ダークライ「久しぶりに二人でどこかに行こうか?」

クレセリア「どこにするんですか?」

ダークライ「そうだな・・・アンヘルタワーとかはどうだ?これがパンフだ」

アンヘルタワー
頂上にはかつて大きな結晶がありましたが、今はその代わりに大きな鐘がおかれています。これを一緒に鳴らすと二人の絆がより深まるそうです。

クレセリア「いいですね」

ダークライ「じゃあ、いこうか」

終わり
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