コジロウ(プライベートver)「(ジャリボーイ2号に懐かれてしまった…)」 ゴウ「おにーさんっ♪」

コジロウ(プライベートver)「(ひょんなことからジャリボーイ2号に釣り道具の選び方を教えてやったのがことの始まり…)」

ゴウ「今日はどこに行くんですか？」

コジロウ(プライベートver)「(その後、行きつけの釣り堀で頻繁に遭遇。釣りのコツとか穴場とか指南してやってる内になんやかんやで、いつの間にか待ち合わせてまで釣りしにいく仲になってしまったんだ…)」

ゴウ「オレ、おにーさんと出かけるのスッゴク楽しみにしてたんですっ♪」

コジロウ(プライベートver)「(何度も会っているというのにコイツは俺がロケット団のコジロウということに全く気づいてうない。そうでなくたって普段敵対してるコイツと馴れ合うのは良い事ではない…)」

ゴウ「おにーさん♪おにーさん♪」ｷﾗｷﾗ

コジロウ(プライベートver)「はは…じゃあ、行こうか。ゴウくん」

ゴウ「はいっ！」

コジロウ(プライベートver「(…そうはいってもそのキラキラした顔で見られると弱いんだよなぁ…俺…)」

かわいい

支援ぬ

〜夕方〜


コジロウ(プライベートver)「そろそろ帰ろうか」

ゴウ「え…ほんとだ。いつの間にかこんな時間…」

コジロウ(プライベートver)「暗くなってきたし研究所の近くまで送るよ」

ゴウ「はい！ありがとうございます！」



コジロウ(プライベートver)「……………」ﾄｺﾄｺ

ゴウ「……………」ﾄｺﾄｺ

コジロウ(プライベートver)「(ジャリボーイ2号急に大人しくなったな…」

ゴウ「…あのぉ…おにーさん…」

コジロウ(プライベートver)「ん？どうかしたか？」

ゴウ「手…繋いでもいいですか…？」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

コジロウ(プライベートver)「え…？」

ゴウ「…い、いや…そのぉ…ほら、今日寒いしぃ…！」

コジロウ(プライベートver)「(いや、どちらかといえば今日はいつもより気温高めなんだが…)」

ゴウ「ダメ…ですかぁ…？」ｳﾙｳﾙ

コジロウ(プライベートver)「…う…別に…いいけど…」

ゴウ「やったっ！」ｷﾞｭｯ

コジロウ(プライベートver)「わ…っ！？」

ゴウ「えへへ、おにーさん♪」

コジロウ(プライベートver)「(めちゃくちゃ腕にしがみついてきた。手、繋ぎたかったんじゃないのかよ…)」

ゴウ「おにーさん、早く行こうよ」ｸﾞｲｸﾞｲ

コジロウ(プライベートver)「はいはい…」

ゴウ「〜〜〜♪」ﾆｺﾆｺ

コジロウ(プライベートver)「(…ま、いっか……)」

なんだこれは？
支援

最高
支援

これがみたかった…
キョダイシエン

人懐っこいゴウは新鮮だな

アニポケのロケット団休暇回のアレか
結構すき

支援

もうこれ女の子じゃん

いい

支援ンネ

これはゴウとコジロウだからこそいいな
ゲーチスとウルップとかだったら見たくなくなる

支援

支援

支援

支援

支援

〜別日〜


ゴウ「おにいさんっ♪」ｷﾞｭｯ

コジロウ(プライベートver)「(ジャリボーイ2号、最近ますます距離近いな…？)」

ゴウ「今日は一段と寒いねぇ」

コジロウ(プライベートver)「だな…その辺の自販機でなにか温かいのでも買ってくるか…」

ゴウ「へへ…そういうこともあろうかと…」ｺﾞｿｺﾞｿ

コジロウ(プライベートver)「ん？」

ゴウ「ジャジャーン！あったか〜いシチュー！」

コジロウ(プライベートver)「おっ、作ってきたのか」

ゴウ「うん！早起きしておばあちゃんに教えてもらいながら作ったんだよ！星形のニンジンもオレがくり抜いたんだ！」

コジロウ(プライベートver)「へぇ、やるなぁ」

ゴウ「えへへ、おにいさん用のカップも持ってきたんだよ、はいっ！」ｽｯ

コジロウ(プライベートver)「はは、準備がいいな」

ゴウ「スプーンは今出すね」ｺﾞｿｺﾞｿ

コジロウ(プライベートver)「あぁ」

ゴウ「…あ……！」

コジロウ(プライベートver)「ん？どうかしたか」

ゴウ「オレ…スプーンひとつしか持ってこなかった…」

コジロウ(プライベートver)「そうか…でもまぁ、中の具そんなに大きくなさげだし、無くても平気だろ」

ゴウ「…まぁ…そうだけど…」

コジロウ(プライベートver)「冷める前に早く食べようぜ。ほら、スプーンはゴウが使えよ」

ゴウ「うん…」

コジロウ(プライベートver)「いただきます」

ゴウ「…………いただきます…」

コジロウ(プライベートver)「おっ！このシチュースッゴク美味しいぞ、ゴウ！」

ゴウ「…ん…良かった…」

コジロウ(プライベートver)「寒いときにはやっぱあったか〜いシチューだよな……は〜、温まる…」

ゴウ「…………」

コジロウ(プライベートver)「(ジャリボーイ2号、さっきまでのテンションがウソだったように大人しくなったな。なんでたかがスプーン忘れたくらいでそんなに落ち込むんだよ…？子供ってわっかんないなぁ……)」

ゴウ「…………」ｼｮﾎﾞﾝ

コジロウ(プライベートver)「おいゴウ…スプーン忘れたくらいでそう落ち込むなよ」

ゴウ「うん…」

コジロウ(プライベートver)「別に普通に食べられんだし、シチューはスッゴク美味いんだからさ」

ゴウ「そうだね………でも…オレ…」

コジロウ(プライベートver)「……？」

ゴウ「…大好きな星形のニンジン…おにいさんにちゃんと見て欲しかったな……」ﾎﾞｿｯ

コジロウ(プライベートver)「ゴウ…」

ゴウ「…な、なんてね…ははっ…ほら、冷める前に早く食べよ。釣りの続きもしたいし！」

コジロウ(プライベートver)「……スプーン貸せよ」

ゴウ「え…？」

コジロウ(プライベートver)「ゴウが頑張ってくり抜いた星形のニンジン、俺も見たい」

ゴウ「お、おにいさん…！」ﾊﾟｧｧ

コジロウ(プライベートver)「(今度は目に見えて元気になったな…なんて単純…)」

ゴウ「じゃあ、オレが食べさせてあげるっ！」

コジロウ(プライベートver)「…は？いや…自分で…」

ゴウ「はいっ！おにいさん、あ〜ん♪」

コジロウ(プライベートver)「いやいやだから自分で…」

ゴウ「おにいさん、あ〜んっ♪」

コジロウ(プライベートver)「(俺に拒否権はなしか…)」ﾊﾟｸｯ

ゴウ「どう？美味しい？美味しい？」ｷﾗｷﾗ

コジロウ(プライベートver)「美味しいよ…(さっきも食べたって…)」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ゴウ「えへへ…星形のニンジンはまだまだあるからねっ！はい、おにいさん、あ〜んっ♪」ﾆｺﾆｺ

コジロウ(プライベートver)「え、えぇ…」

かわいい
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