ブルー「レッド……あなたのポケモンで私を捕まえて///」レッド「……///」

>>5が書くらしい

ksk

野獣先輩ブルー「やりますわねぇ！」


木村レッド「やめてくれよ…」

~[完]~

スレタイにグリーンをひとつまみしたのを>>13が書きたいらしいぞ

ksk

アユミ「邪魔な男は消しましたよ♪」

ブルー「違うのよアユミ、あれはいっときの気の迷いだったのよ」

>>14が書くってさ

>>14
よろしく

>>14
頼むぜ！

すごく遠回りするけど期待にそえられるものも提供します
長い目で見てくだし

〜ハナダの洞窟〜

ブルー「珍しいポケモンがいるってウワサを聞いて、もしかして２体目のミュウツー！？ と思ってやってきたけど……」

レッド「……」

ブルー「どうにも、先を越されちゃったみたいね」

レッド「……」

ブルー「前々から気になっていたけど、レッド！ わたしとバトルしなさい！」

レッド「……？」

ブルー「わたしが勝ったら、ミュウツーを渡してもらうよ！ 行け、カメックス！」

レッド「……」

〜数分後〜


ブルー「あーあ、負けちゃった。あなた、つよいね」

レッド「…………」

ブルー「ミュウツーのためにここまで来たけど、もっと強くて素敵なもの、見つけちゃった……❤」

レッド「……？」

ブルー「私は、あなたにはかなわない。ピカチュウ1匹に全滅させられるなんて、正直信じられないし、もうどうやっても勝てる気がしない」

レッド「…………」

ブルー「だから……」

ｺﾞﾛﾝ

ブルー「私を、ゲット……して？///」

レッド「！？」

ブルー「私、あなたみたいに強い人のポケモンになら、なってもいいから……その……」

ブルー「レッド……あなたのポケモンで、私を捕まえて？///」

レッド「…………」ｽｯ

ブルー(自分の腰に手を伸ばした！ ズボンを下ろすのね。その衣の下から出てくるのはキャタピー？ ミニリュウ？ それとも……イワーク？///)

レッド「…………」

レッド「…………」ｽﾁｬ ﾋﾞｭﾝ

ブルー(！？ モンスターボールを投げた？)

ﾊﾟｱﾝ

フシギバナ「バァナァァァ」

ブルー(フシギバナ！？ なに、どういうこと？)

レッド「…………！」ﾋﾞｼｯ

フシギバナ「バナッ！」

フシギバナの つるのムチ！

ブルー「えっ！？」

ﾋｭﾙﾋｭﾙ ﾊﾟｼｭｯ

ブルー「ちょ、ちょっと！ なんでつるのムチで私を縛り上げるの！？ 下ろして！今すぐ下ろして！」

フシギバナ「バナ」ｼｭﾙｼｭﾙ

ブルー「ふぅ……ちょっと！ いきなり何するの！？」

レッド「……？」

ブルー「え？ ポケモンで捕まえてって言ったから、フシギバナで捕まえた？ なるほど、たしかにポケモンを使って私を……って、違う！ たしかにそう言ったけども違う！」

ブルー「私が言ってるのはボールに入ってる方のポケモンじゃなくて、金のタマタマが付いてる方のポケモン！」

レッド「……？」ｽﾁｬ ﾋﾞｭﾝ
ﾊﾟｱﾝ
タマタマ「タマ？」ﾋﾟｶﾘｰﾝ

ブルー「なんでタマタマを出すのよ！ しかも色違いの！ でもそれ、きんのたま違いだから！ 金色でも今求めてないから！」

レッド「……？」

ブルー「男の子なら誰もが下半身にくっついてるでしょ！？ ビードルとかハクリューとか！ 金のタマタマ袋にくっついてるポケモンを出すの！」

レッド「…………」ｽﾁｬ
ﾊﾟｱﾝ
ビードル「ビド？」
ハクリュー「リュー？」

ブルー「だからそうじゃないんだって！ 手持ちのポケモンを出せって言ってるんじゃないの！ てか、なんでそんなに都合よくポケモン持ってるのよ！？」

レッド「………………、……………………」

ブルー「『たまたま』育ててたから……本当に『たまたま』……？」

レッド「……」ｺｸﾘ

ブルー(やかましいわ！ こっちがイライラしてる時に、そんな下らないダジャレを言われると超ムカツクわね……💢)

支援

ブルー「もうわかった！ こっちの言うことが全く伝わってないってことは、よ〜くわかった！」

レッド「……？」

ブルー「もういいよ！ 言えばいいんでしょ！ 私が言ってるのは、チ○コよ！ チ○コのこと！ ポケモンでもなんでもない、きんのたま2つ付いてるおち〇ち〇のことよ！」

レッド「……！」ｽﾁｬ

ブルー「そうそう！ やっとわかったのね！ さあ、さっさとそのチ○コ拝ませなさ……」

ﾊﾟｱﾝ
チコリータ「チコ？」

ブルー「違ーーーーーーーうっ！ それチコリータ！ なに！？ チ○コとチコをかけたの！？ チン○リータに聞こえたの！？」

ﾊﾟｱﾝ
チリーン「チリ？」
チゴラス「チゴ？」

ブルー「だからソイツらも違うって！ 全然チ○コと名前被ってないし！ 共通してるの『チ』だけだし！ てか、どうして他の地方のポケモン持ってんの！？ 手持ち何匹にいんの！？」

レッド「……///」ﾃﾚﾃﾚ

ブルー「何照れてるの！？ ほめてないから！ 確かにすごいことかもしれないけど、今は全然ほめてないから！ こちとら怒りの頂点だから！！」

レッド「…………」ｼｮﾎﾞﾝ

ブルー「もういいわ！ こうなったら、私からゲットしてあげる！ 覚悟しなさい！」ｽﾀﾀﾀﾀﾀ

レッド「……！」ｱﾄｽﾞｻﾘ

ブルー「来るなって？ 嫌よ！ これだけ焦らされて、何もなしに終われない！」

レッド「…………！」

ブルー「警告？ 何を言ったって無駄よ！ さあ、あなたのポケモン見せなさい！」ｶﾞﾊﾞｯ

しえん

ブルーレッド置くだけ

ブルー「さあ！ あなたのポケモン見せなさい！」ｶﾞﾊﾞｯ

ｺﾞﾂｯ

ブルー「えっ？ なにこの感触……何か、踏んだ……？」

バンギラス「バンギ……！」ｷﾞﾛ

ブルー「ひっ……！？」

バンギラス「バンギッ！」ｽﾞｶﾞﾝ

バンギラスの ストーンエッジ！

ブルー「！？」ｶﾞﾝｯ　ｸﾞｻｯ

ブルー「うがっ、ああっ……！」

急所に当たった！

ブルー「いっ……うっ、ああっ……」

ブルー(痛い！ 痛い痛い痛い！ ストーンエッジが、体中に当たって……う、動けない……！)

ﾄﾞｽ ﾄﾞｽ

ブルー(な、何？ この足音？)

ワルビアル「ビア……」ﾄﾞｽ ﾄﾞｽ

シザリガー「シザ……」ﾄﾞｽ ﾄﾞｽ

ゴロンダ「ゴロ……」ﾄﾞｽ ﾄﾞｽ

ブルー(私たち、見たことないポケモンに、囲まれてる……)

ブルー「れ、レッド……たす……け……」

レッド「！」

ブルー(痛い……もうダメ…………死んじゃう……かも……)

レッド「…………！」

ﾊﾟｱﾝ
フシギバナ「バァ、ナァァ！」ﾋｭﾙﾋｭﾙ ｽﾊﾟｼｰﾝ

ブルー(あれ？ 体が……浮いて……)

ブルー(そっか……私……もう死んじゃうんだ……)

…………ますか？

私の……が、きこ…………すか？

……ルーさん、ブルーさん！ 聞こえますか！？

ブルー「ん……あれ……」ﾑｸｯ

ジョーイ「よかった！ ブルーさん、意識を取り戻しました！」

ブルー(ジョーイさん……？ハナダの洞窟じゃない……？)

ジョーイ「本当によかったです！ 1日中、目覚めなかったので心配でしたよ」

ブルー(えっ！？ １日経ってる！？ どうなってるの……？)

ブルー「……あの、ジョーイさん。ここはどこですか？」

ジョーイ「ここはハナダシティのポケモンセンターです」

ブルー「ポケモンセンター？ どうして……」

ジョーイ「レッドさんのフシギバナが、あなたを運んで来ましたよ。ブルーさん、全身怪我をしていましたが、傷は浅かったのでもう大丈夫です」

ブルー(そっか……あの時ストーンエッジで気を失ったんだ)

ブルー(ん？ フシギバナが私を運んできた？)

ブルー「あの！ レッドは今どこに？」

ジョーイ「すみません、いつの間にかいなくなっていて……」

ブルー(逃げられた？ いや、助けてもらったんだし、まあいいか)

ブルー(レッドがいなければ、私は死んでたかもしれないもの……)

ブルー(でも、謎ね。いきなり未知のポケモンがたくさん出てきて、私達を攻撃するなんて。一体なんだったの？)

ジョーイ「その代わりに、ブルーさんにこの手紙を渡すようにと」

ブルー「手紙？」

ジョーイ「こちらです」ﾋﾟﾗｯ

ブルー「…………」

 

『ブルーへ

口では何も言えないから、手紙で伝える。
これは俺からのお願いだ。
しばらくハナダの洞窟には近づかないでほしい。危険だ。
そして、ミュウツーとは関わらず、そっとしておいてほしい。
フシギバナは、次に会う時まで預ける。会った時に返してくれ。

レッド』

ブルー「なにこれ……ミュウツーをそっとしておいて？」

ブルー(これって、やっぱりミュウツーがハナダの洞窟のどこかにいるってこと！？ せっかくゲットできるチャンス、逃したくない！)

ブルー(それに……きっとレッドもいるはず。だから……)





ブルー(私も捕まえてもらわなきゃ、ね❤)

〜ハナダの洞窟〜

ブルー「おーい！ ミュウツー！ 出ておいで〜！」

ブルー「出てこないなら、ありったけボール投げちゃうぞ〜！」ﾋﾞｭﾝ ﾋﾞｭﾝ ﾋﾞｭﾝ

ｶﾗﾝｶﾗﾝ　ｺﾛﾝｺﾛﾝ

ブルー「まあ適当に投げて当たるわけないか」

ブルー「にしても何もいないわ……野生のポケモンすらいないなんて、なんか不気味」

ブルー「とにかく、進みましょう」ｽﾀｽﾀ



ブルー「……………………………………」ｽﾀｽﾀ

ブルー「……………………」ｽﾀｽﾀ

ブルー「…………」ｽﾀｽﾀ

ｺﾂﾝ

ブルー「あれ？ 何か足に当たって……って、モンスターボール？なんでこんなところに……」

ブルー「あ、そっか！ さっき、私がたくさん投げたもんね。拾い忘れてた」ﾋｮｲｯ

ブルー「こっちにもあった！」ﾋｮｲｯ

ブルー「あ、こっちにも！」ﾋｮｲｯ

ﾋｮｲｯ　

ﾋｮｲｯ　

ﾋｮｲｯ　
ﾋｮｲｯ　
ﾋｮｲｯ　
ﾋｮｲｯ　

ブルー「……………………」ﾋｮｲｯ

ブルー「いや、多すぎじゃない！？」

ブルー「なにこれ！？ この近く、20個くらい落ちてるよこれ！ さすがにここまで投げてない！ 10個も投げてないよ！」

ブルー「一体どういうこと？ なんでモンスターボールがこんなに落ちてるの……？」

チコリータ「チコ？」

チゴラス「チゴ？」

ブルー「あれ？ この2匹、あの時レッドが持ってたポケモンよね？ 彼、この近くにいるってこと！」

ブルー「待ってなさい！ 今すぐ行くから！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

ブルー「あっ！」ｽﾞｺｯ

ｺﾛﾝｺﾛﾝｺﾛﾝ

ブルー「回収したモンスターボール、全部落としちゃった！ あーもう、待って！」

ﾊﾟｱﾝ

ブルー「えっ！？ 落としたボールが開いた！？」

バンギラス「バンギッ……？」

ブルー「バンギラス！？ もしかして、あの時の？」

バンギラス「バーンギッ！」

ブルー「……やる気みたいね。でも前とは違う。今日は一度もバトルしてないから、手持ちのポケモンは万全！」

ブルー「いざ勝負！ 行きなさい、カメックス！ メガシンカ！」

ｷﾞｭｨｨｨｨｨｨﾝ
ﾊﾞﾝｯ
メガカメックス「カメェェェ！」

ブルー「ハイドロポンプ！」

メガカメックス「カメェェェ！」ﾌﾞｼｬｧｧｱ

ﾊﾞｯｼｭｰﾝ
ブルー「当たった！」

バンギラス「バァ……グゥ……」

ブルー「ウソ！？ メガカメックスの攻撃を耐えたの！？」

バンギラス「バーンギッ！」ｽﾞｶﾞﾝ

バンギラスの ストーンエッジ！

ｶﾞﾝｯ　ｸﾞｻｯ

メガカメックス「カメェェ……」

ブルー「こっちも耐えた！ 反撃よ、カメックス！ ハイドロポンプ！」

メガカメックス「カメェェェ！」ﾌﾞｼｬｧｧｱ

バンギラス「バァン……ギラァァァァス！」ﾊﾞｯｼｭｰﾝ

バンギラスの　はかいこうせん！

バンギラス「バ……ンギ…………」ﾄﾞｻｯ

メガカメックス「カ……メ…………」ﾄﾞｻｯ

ブルー「相討ち……メガシンカと互角だなんて……」

ブルー(こんなに強い野生のポケモンなんて、見たことない……でも……！)

ブルー「それってすごくステキね！」ｽﾁｬ

ブルー「あなた、私のポケモンになって！」ﾋﾞｭﾝ

ｶﾝｯ

ブルー「ありゃ？ はじかれた？」

ブルー「あ、そっか！ 別のボールから出てきたんだった！ じゃあ、あの落としたボールを拾えば、私のもの！」ｽﾀｽﾀ

ﾄﾞｽ ﾄﾞｽ

ブルー(前から聞こえるこの足音は……)

ワルビアル「ビア！」

シザリガー「シザ！」

ゴロンダ「ゴロ！」

ブルー「この前見た３匹！ まさか、バンギラスのボールを守ろうとしてる？」

ブルー「なら、３匹とも倒して捕まえるまで！ カメックスがいなくても、まだ私は戦える！」ｽﾁｬ

ｶﾞｼｯ

ブルー「！？」

ブルー(腕を掴まれた！？ 一体誰！？)

ブルー(腕を掴まれた！？ 一体誰！？)

レッド「…………」

ブルー「レッド！？」

レッド「…………」ﾌﾙﾌﾙ

ブルー「え？ あのポケモンたちと戦うなって？」

レッド「……」ｺｸﾘ

ブルー「なんで？ 強いポケモンをゲットするチャンスなのに！」

レッド「…………」ﾋﾞｼｯ

ブルー「奥の方に何かいるの？」

ﾄﾞｽ ﾄﾞｽ

カラマネロ「ネロ」

ズルズキン「ズルッ」

ガオガエン「ガオゥ」

ブルー「見たことないポケモンがたくさん！？」

ブルー(さっきのバンギラスぐらい強かったら……こんな数、相手できない！ でも、レアで強いポケモンがゲットできるチャンスでもある！)

レッド「…………」ｸｲｯ

ブルー「なにか策があるの！？」

レッド「…………」ｺｸﾘ

ブルー(そっか……レッドはバトルの達人！ 私なんかと比にならないくらい強い！ あのポケモンたちをまとめて相手できるのね！)

ブルー「そういうことなら、あなた一人に戦わせない！」

レッド「…………？」

ブルー「私も一緒に戦う！」

レッド「…………！」

レッド「…………」ｽﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀ

ブルー「さあ、バトル開始…………ってちょっとぉーーー！？ なに一人で逃げてるの！？」

レッド「…………」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ブルー「ま、待ってよ！ いたいけな少女を一人置いて逃げるなんて男のやることー！？」ｽﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀ



ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ブルー「あともう少しで出れる！」

ﾋﾟｶｧｧｧｧｧｧ

ブルー(出た！ 外に出れた！)

ブルー(……あれ？ なんか、足元が……って、水面？)

ﾎﾞﾁｬﾝ　ﾎﾞﾁｬﾝ



〜ハナダシティ〜

ブルー「はあ……！ はあ……！」

レッド「…………！ …………！」

ブルー「洞窟の出入口が水で囲まれていたせいで、おぼれて死ぬところだった……」

ブルー「その上、服はびちょびちょになっちゃったし……」

ブルー「でも、なんとか逃げ切れた」

レッド「…………」

ブルー「それはそうとレッド、どうして逃げたの？」

レッド「…………？」

支援

ブルー「どうして戦わないの？ あんだけ強そうなポケモンがいるなら、ゲットしたくならないの？ あなたと私が組めば、あの数だって相手できたのに」

ブルー「てかそれ以前になんで、かよわい少女置いて一人で逃げ出すの？」

レッド「…………」

ブルー「かよわくないだろ、って？」

レッド「……」ｺｸﾘ

ブルー「あなたに言われても、説得力ないよ」

レッド「………………」

ブルー「そんなことはない？ 君は戦った中でもトップレベルの強さだった？」

レッド「……」ｺｸﾘ

ブルー「でも、私はあなたに勝てない」

ブルー「あの野生のポケモンにさえ、引き分けちゃった」

レッド「………………？」

ブルー「強くなりたいのか、って？」

ブルー「そりゃそうだよ。強いポケモンがいたらバトルしたくなる。自分のポケモンにしたくなる」

ブルー「ポケモントレーナーって、そういうものでしょ？」

レッド「……………………」

ブルー「……レッドにはわからないか。もう強いもん」

ブルー「強くならなきゃ、だれも見てくれない。トレーナーの魅力は、強さにしかない」

レッド「…………」ﾌﾙﾌﾙ

ブルー「違わないよ。今の世の中、バトルの強さがトレーナーの全て」

ブルー「弱い人は必要とされない。誰からも振り向かれない」

レッド「……………………」ﾌﾙﾌﾙ

ブルー「だからね、レッド」

ｷﾞｭｯ

レッド「！？」

ブルー「あなたと一緒にいたい。あなたみたいに強くなりたい。」

レッド「……………………」ﾌﾙﾌﾙ

ブルー「強くなれないなら、私はあなたのポケモンになってもいいから。必要とされたいの」

レッド「……………………」

ブルー「だから、お願い。私を捕まえて」

レッド「……………………」

ブルー「……………………」

レッド「……………………」ﾌﾙﾌﾙ

ブルー「どうして？」

レッド「……………………」

ブルー「よわいから？ 私がまだよわいから必要ないの？」

レッド「…………」ﾎﾟﾝ

ブルー「！？」

レッド「……………………」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ブルー「なっ！？ い、いきなり何するの！？///」

レッド「……………………」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ブルー「もう、なんなの？ 私は必要ないんでしょ……？」

レッド「……」ﾌﾙﾌﾙ

ブルー「なんでよ？ 捕まえもしないのに、なんでそんなことするの……？」

レッド「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ブルー「……………………バカ/// なんでなの……？」

レッド「……」ﾎﾟﾝ

レッド「……………………」

ブルー「え？ 強くなっても、いいことなんてない？」

レッド「……………………、………………」

ブルー「強さは必要だけど、強くなきゃいけないんじゃない？」

レッド「……………………」

ブルー「弱くても、いい……？」

レッド「……」ｺｸﾘ

ブルー「でも、弱かったら……」

レッド「……」ｽﾁｬ

ﾊﾟｱﾝ
リザードン「リザァ！」ﾊﾞｻｯ

ブルー「あ！ 待って！ 待ってよ！」

レッド「…………」

リザードン「リザッ」ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

〜トキワシティ〜

ブルー「……………………」

ブルー(レッド、私のこと置いて行っちゃった……)

ブルー(ミュウツーは諦めたくない。ハナダの洞窟、また行きたいけど……)

ブルー(メガカメックスで引き分けた……)

ブルー(やっぱり、強くならなくちゃ。もう１回、ポケモンリーグに挑戦しようかな？)

ブルー(でも、レッドは言ってた。弱くてもいい……)

ブルー(私、どうしたら……)

「ん？おい、ブルーか？」

ブルー「あれ？ この声……グリーン？」

グリーン「よっ。久しぶりだな。こんなとこで何してるんだ？」

ブルー「……ポケモンリーグに、行こうかなって」

グリーン「ポケモンリーグ？ お前、もう制覇済みだろ？ また行くのか？」

ブルー「うん」

グリーン「なんか元気ねーな。どうした？」

ブルー「……強くならなきゃ、と思って」

グリーン「え？」

ブルー「レッドとバトルしたの。でも、完敗で……」

グリーン「レッドとやりあったのか！ まあ、負けても仕方ねえよ」

ブルー「それだけじゃなくて、野生のポケモンにも引き分けて……」

グリーン「野生のポケモン？ 誰に引き分けたんだ？」

ブルー「バンギラス」

グリーン「バンギラス！？ ……ああ、なるほど。ハナダの洞窟か」

ブルー「え？ なんでハナダの洞窟ってわかったの！？」

グリーン「あれ？ 知らないのか？ 今、ハナダの洞窟がどうなってるのか」

ブルー「どうなってるの……？」

グリーン「バンギラスだけじゃなくて、他にも見たことないポケモンがいただろ？」

ブルー「う、うん」

グリーン「今、あそこには他の地方のポケモンが今、急増しているんだ。しかも、奴らは野生じゃない。モンスターボールがたくさんあったろ？」

ブルー「確かに！ 10個以上落ちてた！」

グリーン「あそこのポケモンたちは、実は捨てられたポケモンなんだ」

ブルー「す、捨てられたポケモン……？」

グリーン「最近、カントー地方で密かに『ペットブーム』が来てるらしくてな。他の地方のポケモンを物珍しさから買い、ペットとして育てる人が増えている」

ブルー「ちょっと待って！ ポケモンの売買って……」

グリーン「ああ。それも、他の地方のポケモンとなれば違法だ。一部の金持ちが隠れてやってたってところだろう。誰がポケモンを流してるか、わからないけどな」

グリーン「しかし、違う地方のポケモンゆえに、その能力や生態、進化先を知らずに飼い始める人もいるんだぜ。飼っているうちに育ちすぎて、強くなり過ぎて、生活の邪魔になって……手に負えなくなったポケモンを、ハナダの洞窟へ捨てるようになった」

グリーン「あそこは人が滅多に入らない場所だから、逃がしたことがバレにくい。その上、野生ポケモンも強いから生態系を壊す心配もないってことなんだろう。ってわけで、今のハナダの洞窟には他の地方の強いポケモンが多いんだ」

ブルー(珍しいポケモンがいるってウワサは、逃がされたポケモンのことだったのね……)

グリーン「そんで、そこでレッドに出会ったんだろ？」

ブルー「そう。ミュウツーを手に入れるチャンスだと思ってバトルしたの」

グリーン「バトルで人のポケモンを奪おうとするのはやめろよ？ やってることがロケット団とかと同じだぜ？」

グリーン「それはそうと、レッドがハナダの洞窟に行った理由だが……」

グリーン「レッドは、ミュウツーを逃がしに行ったんだと思うぜ」

ブルー「え？」

グリーン「アイツ、あそこのポケモンの手助けをしようとしているんだよ」

ブルー「うーん……？ 手助け？ どういうこと？」

グリーン「ミュウツーをあいつらの『まとめ役』を任せるつもりなんだ」

ブルー「まとめ役……？」

グリーン「行ったならわかると思うが、逃がされたポケモンの中で、特に強いヤツが暴れているんだ。逃がされたポケモンは、飼われてた時との環境の変化にストレスを感じてさらに凶暴になりやすいから、なおさらだな」

グリーン「そうなれば今までの生態系も壊れる。一部のポケモンだけが生きて、他のポケモンは追い出されるか殺されちまうだろう」

グリーン「そこでミュウツーに白羽の矢が立った。暴れてるポケモンたちを、ミュウツーの力で鎮めるんだ。そうやって、弱いポケモンたちを守ろうとしてるんだぜ」

ブルー(弱いポケモンを……守る……)

グリーン「それに、ミュウツーはサイコパワーで意思疎通も取りやすいしきっと、多くのポケモンが従う。レッド曰く、もう何度かミュウツーをそこに連れていって、ポケモンたちをまとめ始めているらしい。ミュウツーも、あの洞窟に帰ることを望んでいるそうだ」

ブルー「そうだったんだ……」

ブルー(じゃあ、レッドはあそこの弱いポケモンたちを、ミュウツーを逃がして守ろうとしてたの？ がんばってゲットした最強のポケモンを、逃がしてまで……)

ブルー「なんで……」

グリーン「？」

ブルー「なんでそうまでするの？ 自分の強さを捨ててまで、なんで守ろうとするの？」

グリーン「さあな。俺はアイツじゃないから、実際に何を思っているのかはわからねえ」

グリーン「でも、アイツはきっとそういう状況を知って、いても立ってもいられなくなったんじゃないか？ 昔っから正義感が強いヤツだからな。自分よりポケモンのことを考えて動いたんだろうな」

ブルー「自分より……ポケモンを……」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

グリーン「おっと！ じいさんから連絡だ！ マサラまで戻らなきゃ。それじゃ、バイビー！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ブルー(そっか……私、レッドのこと誤解してた)

ブルー(彼が強くなることは、自分のためだけじゃなかったんだ……もっと多くのポケモンのことを考えて……弱いポケモンも、守ろうとしてたんだ)

ブルー(あの時言ってた『弱くてもいい』って、こういうことなのかな……？ でも、結局は強いポケモンを使って守ろうとしている……やっぱり、強さがないと何も守れない)

ブルー(だけど、その強さを手放すことで守ろうとしてる。ポケモンたちと、ミュウツーのために、手放そうとしてる……)

ブルー(私にできることは……なんだろう。私がやるべきことは……)



〜ハナダシティ　ポケモンセンター 個室〜

レッド「…………？」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

ブルー「はあ……はあ……レッド！」

レッド「……！」

ブルー「レッド……その、ごめん！」

レッド「……？」

ブルー「私、何も知らなかった！ あそこのポケモンたちを守ろうとしていることも、そのためにミュウツーを逃がすことも！」

レッド「……」

ブルー「それなのに私は……強さ強さって、自分のことばかり……」

レッド「……」ﾎﾟﾝ

ブルー「？」

レッド「……………………」ﾌﾙﾌﾙ

ブルー「『ポケモントレーナーは誰しも、強さに憧れるもの。だから、君の言うことは間違っていない』……？」

レッド「…………………………………………」

ブルー「『だけど強さだけを求め、強さをトレーナー唯一の誇りだと感じる必要はない。自分よりも強いトレーナーに出会った時、自分の価値がわからなくなるから』？」

ブルー「トレーナーには、強さ以外の価値があるってこと？」

レッド「…………」

ブルー「私が、強さにこだわり続けてる？」

レッド「……………………」

ブルー「『前のバトルで、私が自分の価値を見失っているんじゃないか』……いや、そんなこと！」

レッド「……………………」

レッド「……？」

ブルー「『ポケモンが好き』？……好き、だと思う」

ブルー「でも……好きでも弱かったら、何も守れないよ？ 色んなものを失うよ？」

レッド「……………………」ﾌﾙﾌﾙ

ブルー「『でも、自分が守る側である必要はない。僕も、最初から強いわけじゃない』」

ブルー「だけど！ 自分のポケモンも守れなくて、死なせちゃったら、私は……」

ｷﾞｭｯ

ブルー「！？」

レッド『僕が、君を守る』

ブルー「え！？ れ、レッド？」

レッド『僕が、君も君のポケモンも守る。守らせてほしい。だから、君は強くならなくてもいいんだ』

ブルー「……………………」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

レッド「……？」

ブルー「私だって、まだ強くなれる！ 最強のトレーナー、その夢は諦めない！」

レッド「！！」

ブルー「でも……ありがと」ｷﾞｭｯ

レッド「！？///」

ブルー「守らせてほしい、なんて初めて言われた。うれしい」

ﾁｭｩｯ

レッド「！？！？」

ブルー「んっ、んちゅ……んぅ……」ﾝﾁｭ ﾇﾁｭ

レッド「……！！」ﾇﾁｭ

ブルー「んん……んんぅ……」ﾇﾁｭﾙ ﾚﾛ

ブルー（舌、入れても拒絶されてない……）

ブルー（私、本当にいいんだ……）

ブルー（レッドと、一緒にいても……）

ブルー「…………んはぁっ」

レッド「っ！」

ブルー「はあ……はあ……」

レッド「///」

ブルー「ねえ」

レッド「？」

ブルー「……しよ？」

レッド「？」

ブルー「レッドだって、本当はわかってるんでしょ？ 」

ブルー「期待されてるの、わかるよ。だって、ここ……」ｻﾜｻﾜ

レッド「！！」

ブルー「かたくなってるもの」

レッド「……///」ｱﾜｱﾜ

ブルー(ここまでやっても拒絶されないなら……ズボン、下ろしても……)

ブルー「いい……よね……？」ｷﾞｭｯ

レッド「……！」

ブルー「今度こそ…………私のこと、捕まえて？」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

ﾎﾞﾛﾝ

ビードル「ビド。」

ブルー「…………え？」

ビードル「ビード。」

ブルー「え……何、これ……」

レッド『何って、ビードルだけど』

ブルー「いや、それはわかるけど……なんでチ〇コのあるところに付いてるの？」

レッド『ブルーだって言ってたでしょ？ 男の下半身にポケモンがくっついてるって』

ブルー「いや言ったけど！ 言ったけども補足したじゃん！ チン〇の比喩だったってわざわざ説明入れたじゃん！ 本当に男の股間にビードルがくっついてるなんて思ってないよ！」

ブルー「どうせこれも貼り付けてるだけなんでしょ？ てかタマタマの方はどうなってるのよ？」

タマタマ「タマ」ﾋﾟｶﾘｰﾝ

ブルー「こっちもちゃんと金タマタマになってる！？」

レッド『……いいよね？』

ブルー「え？」

レッド『ここまでされたら、ガマンできない……！』ｶﾞﾊﾞｯ

ブルー「わーーー！？ ちょちょちょちょ、まってまってまって！」

レッド「？」

ブルー「さすがにビードルを入れられるのは覚悟がいるというかなんというか……」

レッド「……」

ブルー「え？」

レッド『やっぱり……ダメ、かな……？』ｼｮﾎﾞｰﾝ

ブルー「！！」

ブルー（レッド、すごい落ち込んでる……もしかして、チン〇がビードルになってること、気にしてるのかも……）

ブルー（そうよ！ レッドは私を受け入れてくれたんだもの。私も、レッドを受け入れなきや……！）

ブルー「……いいよ」

レッド「！？」

ブルー「あなたのビードル……入れても、いいよ///」ｸﾊﾟｯ

レッド「…………！」ｼﾞｭﾌﾟｯ

ブルー「ひぃっ！？」

ビードル「ビドッ！！」

レッド「……！」ｽﾞﾁｭ ｽﾞﾁｭ

ブルー「あっ、ちょっと！ いきなり……あぁっ！」ﾋﾞｸｯ

ブルー「いっ、痛い……！」ｶﾞｸｶﾞｸｯ

レッド「……！」ﾋﾟﾀｯ

レッド「…………」ｱﾀﾌﾀ

ブルー「あっ、ごめんね！ 私もその、初めてだから……でも、多分きっと、もう大丈夫///」

レッド「！！！」ﾄﾞｷｯ

レッド「…………！」ｼﾞｭﾌﾟｯ ｼﾞｭﾌﾟﾄﾙｯ

ブルー「あぁっ！」ﾋﾞｸｩ

レッド「……！」ﾊﾟﾁｭｯ ﾊﾟﾁｭｯ

ビードル「ビドッ！ ビドッ！」ｼﾞｭﾎﾟ ｼﾞｭﾎﾟ

ブルー「ん……そんな、激しっ……んあぁっ///」

ブルー（レッドのビードル、ゴツゴツしてて、中でいっぱいこすれてる……）

レッド「……！」ｸﾞﾁｭｯ ﾊﾟﾁｭｯ

ブルー「いやっ……ああん///」

ブルー（ダメっ、これ、気持ちいい……！ 声、ガマンできない……！）

レッド「……！」ﾑﾆｯ ﾑﾆｯ

ブルー「あんっ！ む、胸、そんなに触られると……はぁん///」ﾋﾞｸｯ

レッド「！！」

おや？　ビードルのようすが……

ビードル「ビ……ビド……！」ｶﾁｶﾁ

ブルー（な、なに？ ビードルが急にかたくなって……）

レッド「！！！」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ

ブルー「あっ！ 待って！ そんな速くしちゃあぁぁん！///」

レッド「！！！」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ

ビードル「ビドッ！！」ｷﾞﾝｷﾞﾝ

ブルー「待ってぇ！ これダメぇぇぇぇ！！」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｩ

ブルー（中からエグられて！！ 気持ちよすぎて意識とんじゃうぅ！！）

レッド「……！！ ……！！」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ

ブルー「きぃっ！ 来てぇっ！ レッドの技、私に撃ってぇぇぇっ！！」

レッド「！！！！！」ﾄﾞﾋﾟｭｩｩｩ

ブルー「〜〜〜〜〜〜〜〜っ！！」ﾋﾞｸﾋﾞｸｩ ﾋﾞｸﾃｨﾆｯ

ビードル「ビドォォォォォォォォ！！！」ﾋﾞｭﾙ ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙｩｩｩ

ビードルの　いとをはく！
急所に当たった！
効果はバツグンだ！

ブルー「あっ……はあっ……♥」

レッド「……」ﾊｧ ﾊｧ

ビードル「ビ、ビドォ……」ﾆｭﾙﾝ

ブルー「ああ……レッドのが、中にぃ……」

ブルー（幸せぇ……♥）

…………………………………………………………………………………… 

ブルー「って、なにさらっと中に出してんのよっ！！」ﾎﾞｺｯ

レッド「！！」ｲﾃﾃ…

ブルー「これ大丈夫なの！？ 妊娠しない？」

レッド『ビードルのいとをはくだし、多分大丈夫』

ブルー「あ、〇液とかじゃなくて本当に技だったんだ」

レッド「……」ｺｸﾘ



ブルー「え、ちょっと待って」

レッド「？」

ブルー「流れでスルーしてたけど……あなた、しゃべった？」

レッド「！？」

ブルー「さっきの告白の時とか、今もレッドの方から声が聞こえたんだけど……」

レッド「！？！？！？」

ブルー「え！？ 自覚なかったの！？ じゃあ、さっきのは別人の声！？」

レッド「…………」ﾀﾌﾞﾝｺｸﾘ

ブルー「一体誰の声なんだろ……」

？？？？？「それは私だ」