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名を「リーリエ」と名乗る彼女と僕は、まるで神の思し召しかのようなドラマチックな出会いをし、島めぐりやそのほかの試練をヒロイックに乗り越え、そして僕はチャンピオンになった。
図らずも彼女の家に関するゴタゴタに深く関わってしまったり、そうでなくても長旅を共にしてきたのだから艶っぽい関係になっていたとしても疑問は無い。
だが、僕はそれ以上の関係になる勇気をもてなかったし、リーリエもリーリエでそれどころではなかったのだろう。
しかし、今まで当たり前のように右側にいたリーリエがいない、という現実は想像以上に僕の心を締め付けた。
ということで、僕はリーリエを遊びに誘うことにしたのである。
久方ぶりに見た彼女は記憶をはるかに超え美しく、可愛かった。思わず頬を赤くしながら惚けたように立ってる僕を見て
「どうしたのですか、ヨウさん?」
と覗き込む姿と声は間違いなく記憶の中の彼女であり、記憶以上に完璧だった。