レジーナ「私、一度友達とポッキーゲームというものをしてみたかったの」コハル「え…？」

レジーナ「友達はポッキーを使ってゲームをすると聞いたことがあるのだけど…もしかして違った？」

コハル「あ、いや、違わ…ない、のかな？たぶん」

コハル（友達というより恋人同士でするものだと思うけど…友達同士でもするのかな？）

レジーナ「じゃあコハル、ポッキーゲームしようよ」

コハル「えぇ！？それは…ちょっと…」

レジーナ「……私とするのは嫌？そうだよね…私たち、友達になったばかりで、まだ、一緒に遊ぶ仲じゃないものね…」

コハル「いや！違うから！そうじゃないよ！友達だから一緒に遊ぶよ！？」

レジーナ「じゃあ私とポッキーゲームしてくれる？」

コハル「うっ……」

コハル（まぁ、途中でわざと折ればいいか…）

コハル「分かった。やろうポッキーゲーム」

レジーナ「本当！？ありがとうコハル！」

コハル「で、ポッキーはあるの？」

レジーナ「実は…先程寄ったコンビニでは売りきてたから、代わりに小枝チョコを買ってきたの」

コハル「短過ぎない！？」

レジーナ「棒状のものなら代用できるかと思って…」

レジーナ「やっぱりこれじゃダメだった？」

コハル「うーん…ちょっと無理があるね…」

レジーナ「そっか…ポッキーゲームできないんだね…」ｼｭﾝ…

コハル「レジーナ…」

レジーナ「……」ｼｭﾝ…

コハル「レジーナ、やっぱりそれでやろう！ポッキーゲーム！」

レジーナ「え？」

レジーナ「でもこれは代用品にならないんじゃ…？」

コハル「いいよ。せっかく買ってきてくれたんだし。それでやろう！」

レジーナ「コハル…！うん！」

コハル（レジーナが喜んでくれるなら私頑張る…！）