カイ「私ね、好きな人がいるの…///」テル(ははーん、これ僕のことだな)

カイ「ごめんねテルさん。こんなこと団にみんなには相談できないから……」

テル「いいよいいよ。いつでも相談乗っちゃう！」

カイ「ありがとうテルさん。やっぱり優しいね」

テル「その人ってどんな人なの？」

カイ「どこから来たのか分からないけど、とっても頼りになる人で……ポケモンに詳しくて、ポケモンを育てるのも凄く上手な人」

テル(あれ……？ははーん、これ僕のことだな。相談という名義で直接僕に好きなものを聞いたりする作戦か。意外と大胆なんだなぁカイさんってば)

カイ「他にもその人は私が失敗した時もいつも励ましてくれて……」

テル「うんうん」

カイ「いつも私のそばに居てくれて……」

テル「今もだもんね」

カイ「あぁっ！やっぱり大好き！！」

テル「ふふっ……僕もさ」

カイ「ノボリさん……///」

テル「あれ？」

🤯

ブラボー！！

テル(どこから来たのか分からないけどポケモンに詳しくて育てるのが上手くて頼りになる人！？ほんまや！！ノボリさんもやんけ！！！！！)

カイ「……テルさん？おーい、テルさん」ﾌﾘﾌﾘ

テル「……ﾊｯ！あ、あはは。うん聞いてる聞いてる」

カイ「それでね、テルさんはノボリさんと同じところから来たんじゃないか、って思ってるから……相談するならやっぱりあなたしかいないなって」

テル「はは……そうだね」

カイ「ノボリさんが好きそうなものとかに心当たりない？」

テル「う、うぅん……同じ世界から来たかもしれないと言っても、僕が元いた世界も広いからね。そればっかりは本人に聞いてみないと」

カイ「そ、そうだよね……」ｼｮﾎﾞｰﾝ

テル(っておい僕！！なにカイさんにこんな悲しそうな顔させるんだ！！カイさんが幸せなら別にいいじゃないか相手が僕じゃなくたって)

テル「カイさん。僕がノボリの野郎にそれとなーく色々聞いてみてあげるよ」

カイ「ほ、本当！？」

テル「うん、任せといて！！カイさんのこと応援するよ！」

カイ「ありがとうテルさん……いつも助けられてばっかだ」

テル「いいんだよこれくらい。……だって僕にはショウちゃん先輩がいるもん」ｸﾞｽｯ

カイ「え？なんか言った？」

テル「なんでもない」

このテルはイケメン

ノボリという名前が出るたびに身構えてしまう…
どちらでも楽しみなのでシエンネ

テル「ノボリのやろ……じゃなくてノボリさーん！」

ノボリ「おやテル様。今日もポケモン勝負にご乗車いたしますか？」

テル「今日はそういうのじゃなくて……たまには一緒に食事でもどうかなって」

ノボリ「そろそろお昼時ですね。喜んでご一緒させていただきたい！！」

テル「コトブキムラの名物といえばムベさんのイモモチだけど、いいお茶漬けや漬物のお店とかもあるんだよね〜」

ノボリ「それはそれは楽しみでございます。普段は集落から持参した弁当ばかりですから。ムラのお店には詳しくないのですよ」

テル「へぇ、お弁当なんだ。自分で作ってるの？」

ノボリ「ガラナ様が作ってくださるのです。私の分だけでなく遠出する団員には全員分必ず用意してくれるのですよ」

テル「ガラナさん凄いなぁ。カイさんは？弁当作ってくれたことないの？」

ノボリ「カイ様ですか……カイ様の料理はこう……独特のお味でして……」ｿﾞｸｯ

テル(あっこれあかんやつや。男を掴むにはまず胃袋から論でまず一緒に食事しながらさりげなくノボリさんの好物を聞き出す作戦だったのに……！)

シズメダマ、並び替えるとメシマズ

>>8
メシマズだ

ノボリ「ブラボー！スーパーブラボー！！なんと美味しいお茶漬けでしょうか！！！」

店主「ありがとねぇ」

テル(ノボリさんはお茶漬けが好き、と……)ﾒﾓﾒﾓ

テル「ノボリさん、この漬物も美味しいよ」

ノボリ「……遠慮させていただきたい」

テル(ただしつけもの、てめーはダメだ、と……)ﾒﾓﾒﾓ

テル「そういえばノボリさん、記憶はどうですか？」

ノボリ「相変わらずさっぱりです」

テル「そっか……まあ僕も人のことは言えないけど。でもさ、こうやって色々なものを食べていけばひょんなことから似たようなものを食べた時の記憶が蘇ったり……とかあるかもよ」

ノボリ「そうですね。そういえば以前思い出したことがあるのです。記憶を失う前によく食べていたもののことを……しかしこの世界では到底入手することは叶わぬ代物。どうにかしていつか食べたいものですが……」

テル「ちなみにどんなの？」

ノボリ「カップラーメン」

テル「そりゃ無理だ」

ボーボボじゃねぇか

テル(カイさん的にもカップ麺的にも胃袋から掴む作戦は無理そうだ……となると次は)

テル「ノボリさん、この後暇？暇だよね」

ノボリ「まあ特に予定などはありませんが」

テル「じゃあさ、たまにはポケモン勝負ばっかりじゃなくて何かして遊ぼうよ！」

ノボリ「遊び、でございますか」

テル「ノボリさんはポケモン勝負以外に何か好きな物は？」

ノボリ「私にはポケモン勝負より好きなものなどありません。あ、でも一つだけ……いやでもこれは無理ですね」

テル「何？言うだけ言ってみてよ」

ノボリ「電車」

テル「ごめん無理」

ノボリ「私と一緒にいても楽しくないでしょう。テル様は同じくらいの歳の子をお誘いください」

テル「ノボリさんじゃないとやだ」

ノボリ「……っ！！」ﾄﾞｷﾝｯ♡

ノボリ(テル様……先程から私の好きな食べ物やら好きなことやらを何やら探っているように感じていましたが……まさか私のことが好きなのでは！？///)

やっぱりこうなったかｗｗｗ

テル「ノボリさん？」

ノボリ(落ち着けノボリ……テル様が本気だと言うのなら一方的に突き放すのは良くない。相手はまだ恋も理解しているやらいないやらの子供です。まずは彼の気持ちを受け止めること。その後のことは……その後でいい)

テル「おーい、ノボリさん」ﾌﾘﾌﾘ

ノボリ「……ﾊｯ！失礼いたしました。少々ボーっとしてしまいましたか」

テル「あはは、ノボリさんでもそういうことあるんだね」

ノボリ(守りたいこの笑顔)

テル「それでさノボリさん。ノボリさんがここに来てからでいいから、好きな場所とかない？」

ノボリ(これは……デートスポットの確認！？)

ノボリ「好きな場所ですか……やはり行き慣れているテンガン山ですかね」

テル「よし、じゃあ今から行こう！」

ノボリ「え、ええ。構いませんが」

やっぱりホモじゃないか！

支援

ブラボー！！

BSSならぬWSS展開か…

結局こうなるんかノ掘リｪｱ！
いいゾもっとやれ

スーパーブラボー！

テルくんさん自意識過剰で草

テンガン山♂

普通のスレかと思ってたがやはりこうなる運命…

まだだ！ まだ終わってない！！

純愛か？

2重の意味で笑い死んだ