【SS】パルデアリーグ頂上決戦 サトシvsネモ

うえだゆうじ「いよいよ始まります！パルデアリーグ決勝戦！選手の入場です！」

サトシ「……。」ﾃｸﾃｸ

うえだゆうじ「前回のマスターズトーナメントを優勝し、怒涛の勢いでパルデア地方のジムを制覇、チャンピオンランクの称号を得たサトシ選手！！」

ネモ「……。」ｽﾀｽﾀ

うえだゆうじ「オモダカ選手に代わりパルデア地方新トップチャンピオンの座を獲得！圧倒的な強さで本大会を勝ち進んだネモ選手！！」


観客『ワー！！！』


ネモ「サトシ！本当にここまで勝ち上がってくるなんて、流石だね！」

サトシ「ネモこそ！」

ネモ「でも優勝するのは…私たちだよっ！」　　

サトシ「俺達も負けないぜっ！」

ピカチュウ「ピカァ！」

うえだゆうじ「使用ポケモンは6体！試合時間および交代は無制限！テラスタルはバトル中1度のみの使用が認められています。」


ゴウ「サトシ〜！頑張れ〜！」

ホゲータ「ホゲ〜！」

ペパー「サトシ気合満々ちゃんだな！」

ボタン「気合ならネモも負けていないよ。」


サトシ「いくぜ！」

ネモ「実りある勝負をしよっ！」

うえだゆうじ「両者使用ポケモンを！」

ネモ「いくよ！ルガルガン！」

ﾎﾞﾑｯ

ルガルガン(昼)「ルガッ！」

サトシ「いくぜ！ケンタロス！」

ﾎﾞﾑｯ
　
パルデアケンタロス(炎)「ブルァァァァァ！」

うえだゆうじは草
実況でいいやろ

うえだゆうじ「バトルスタート！」

サトシ「ケンタロス！ニトロチャージ！」

パルデアケンタロス「ブモォォォォ！！！」ﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯｯ

ﾀﾀﾀﾀﾀｯｯ

ネモ「ルガルガン！受け止めて！」

パルデアケンタロス「ブモォォォォ！！！」ﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯｯ

ﾄﾞｶﾞｰｰｰｰｰｰﾝｯ

ルガルガン「グァ……！！」


うえだゆうじ「ルガルガンにニトロチャージが直撃！」


サトシ「ニトロチャージの効果でケンタロスはスピードが上がるぜ！」

パルデアケンタロス「ブモォォォォ！！」

ネモ「ふふ、サトシ。私がなんで反撃せずに攻撃を受け止めたと思う？」

サトシ「！」

ネモ「今だよルガルガン！ステルスロック！」

ルガルガン「ルガァァ！！」ﾋｮｲｯ

ｻﾞｸｯ

ｼｬｷｰｰｰｰｰﾝｯ

サトシ「ステルスロック……！」


うえだゆうじ「ネモ選手！ここは敢えて攻撃を受け止め、序盤からステルスロックを設置した！」


ゴウ「ステルスロックは交代先の相手にダメージを与える技だ！これは厄介だぞサトシ！」

ホゲータ「ホゲ〜！」

ペパー「ステルスロックを確実に使う為に反撃しなかったんだな！流石に強いな生徒会長。」

ボタン「やるね。」

サトシ「ケンタロス！アイアンヘッド！」

パルデアケンタロス「ブモォ！」ｶﾁﾝｯ

ﾀﾀﾀﾀﾀｯｯ

ネモ「ルガルガン！ドリルライナーで迎え撃って！」

ルガルガン「ルガァァ！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯｯ

ｽﾞﾄﾞﾝｯｯ


うえだゆうじ「アイアンヘッドとドリルライナーがぶつかり合う！」


ルガルガン「ルガァァァ！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯｯ

パルデアケンタロス「ッ……！」

ﾄﾞｶﾞｰｰｰｰｰｰﾝｯ

サトシ「ケンタロス！」

パルデアケンタロス「ブァ……！」ﾄﾞｽｯ


うえだゆうじ「ケンタロスが弾き飛ばされた！ルガルガンが技同士の相性で上回ったかァ！？」


ネモ「アクセルロック！」

ルガルガン「ルガ！」ｼｭﾋﾞｯ

ﾋﾞｭﾝｯｯ

サトシ「ケンタロス、ニトロチャージ！」

パルデアケンタロス「ブモォォォォ！！！」ﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯｯ

ﾀﾀﾀﾀﾀｯｯ


うえだゆうじ「両者素早く相手に接近！」


ネモ「先制はこっちが貰うよ！ルガルガン！」

ルガルガン「ルガ！」ﾋﾞｭﾝｯｯ

ｽﾞﾄﾞﾝｯｯ

サトシ「まだまだ！ケンタロス、押し返せ！」

パルデアケンタロス「ブモォォォォ！！！」ﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯｯ

ﾄﾞｶﾞｰｰｰｰｰｰﾝｯ


うえだゆうじ「互いに攻撃を食らったァ！一進一退の攻防だ！」

ネモ「ドリルライナー！」

ルガルガン「ルガァァ！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯｯ

サトシ「躱せッ！」

パルデアケンタロス「ブモ！」ﾋﾞｭﾝｯｯ

ｼｭｯｯ

ネモ「早い！」


うえだゆうじ「二度のニトロチャージで素早さの上がったケンタロスが攻撃を躱した！」


サトシ「そのままの勢いでアイアンヘッド！」

パルデアケンタロス「ブモ！」ｶﾁﾝｯ

ｽﾞﾄﾞﾝｯｯ

ルガルガン「ッ……！」

ネモ「くっ……あのスピードは厄介だね。ルガルガン、反撃のアクセルロック！」

ルガルガン「」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

サトシ「！」

ネモ「！……これは……怯み状態！？」


うえだゆうじ「なんとルガルガン！アイアンヘッドで怯んでしまったようだァ！」


サトシ「今だケンタロス、インファイト！」

パルデアケンタロス「ブモォォォ！！！」ﾋﾞｭﾝｯｯ

ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺｯｯ

ルガルガン「ッ……！」

ﾄﾞｶﾞｰｰｰｰｰｰﾝｯ

ネモ「！」

ルガルガン「」


うえだゆうじ「ルガルガン戦闘不能！ケンタロスの勝ち！」


サトシ「よっしゃあ！いいぞケンタロス！」

ケンタロス「ブモォ！」

ネモ「ニトロチャージで増したスピードを活かしての連続攻撃……やるね！」

サトシ「へへっ。」

ネモ「いくよ、私の2番手！ノココッチ！」

ノココッチ「ノココ！」

サトシ「ノココッチ！？」

パルデアケンタロス「ぶも！？」


ゴウ「なんだあのポケモン！？」

ホゲータ「ほげ〜！？」

ペパー「ノコッチの進化した姿だぜ。」

ボタン「知らんの？」


うえだゆうじ「ネモ選手の2体目はノココッチだァ！」


サトシ「いくぜケンタロス！インファイトだ！」

パルデアケンタロス「ブモォォォ！！！」ﾋﾞｭﾝｯｯ

ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺｯｯ

ネモ「へびにらみ！」

ノココッチ「」ｷﾞﾛｯ

パルデアケンタロス「」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

サトシ「っ！」


うえだゆうじ「ケンタロス！へびにらみを受け麻痺状態になってしまったァ！」


パルデアケンタロス「」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

サトシ「麻痺状態で行動ができないッ！」

ネモ「ふふ、今だよノココッチ！ドラゴンテール！」

ノココッチ「ノコココココ！！」ﾌﾝｯ

ｽﾞﾀﾞﾝｯｯ

パルデアケンタロス「ブモッ！？」

ﾋﾟｭﾝｯｯ

サトシ「ええっ！ケンタロスがボールに！」

ネモ「ドラゴンテールの追加効果だよっ！」


うえだゆうじ「ドラゴンテールの効果でケンタロスが強制的にボールに戻されてしまったァ！！」

サトシ「！？」

ﾎﾞﾑｯ

マスカーニャ「ニャ！？」

サトシ「マスカーニャ！」


うえだゆうじ「更に無理やり控えのポケモンに交代！出てきたのはマスカーニャだァ！」


サトシ「これがドラゴンテール……！」

ネモ「ふふっ、それだけじゃないよサトシ！」

サトシ「まさか……ステルスロックが……！」

ｼｬｷｰｰｰｰｰﾝｯ

ｻﾞｸｯｯ

マスカーニャ「ニャァァァァァ！！？」

サトシ「マスカーニャ！」


うえだゆうじ「マスカーニャに鋭い岩が突き刺さるッ！」


マスカーニャ「」ｾﾞｪｾﾞｪ

ネモ「ふふ、この技のコンボはどうサトシ！？」

サトシ「流石だぜ……ネモ！」

マスカーニャ「」ｾﾞｪｾﾞｪ

ネモ「でも、こんなんで凹たれるサトシじゃないよね！」

サトシ「勿論だ！やれるよなマスカーニャ！」

マスカーニャ「ニャ！」

ネモ「いくよ、ノココッチ！ハイパードリル！」

ノココッチ「ノコココココッ！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯｯ

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｯｯ

サトシ「躱せマスカーニャ！」

マスカーニャ「ニャ！」ｼｭﾋﾞｯｯ

ｼｭｯｯ


うえだゆうじ「マスカーニャ素早い！ハイパードリルを躱したァ！」

サトシ「マスカーニャ！そのままかわらわり！」

マスカーニャ「ニャ！」ｷｭｱｯｯ

ネモ「！」

マスカーニャ「ニャ！」ｽｯｯ

ｽﾞﾝｯｯ

ノココッチ「ッ……！」

ﾄﾞｶﾞｰｰｰｰｰｰﾝｯ


うえだゆうじ「反撃のかわらわりがノココッチに命中！効果はバツグンだ！」


ノココッチ「ッッ……。」

ネモ「なんてパワー……幾ら効果バツグンと言えどここまでのパワーが出るなんて……！」

サトシ「へへっ、俺のマスカーニャの特性は"へんげんじざい"！」

ネモ「へんげんじざい！？」

サトシ「技を出す時に一度だけ自分のタイプを技のタイプと同じに変化させる事ができるんだ！」

ネモ「なるほど、面白いね！」


うえだゆうじ「つまり現在のマスカーニャはかくとうタイプ！ノーマルタイプのノココッチには有利だ！」


サトシ「もう一度かわらわりだ！」

マスカーニャ「ニャ！」ｽｯｯ

ｽﾞﾝｯｯ

ネモ「へびにらみ！」

ノココッチ「」ｷﾞﾛｯ

マスカーニャ「」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

サトシ「しまった！」


うえだゆうじ「あ〜っと！マスカーニャ、ケンタロス同様へびにらみの餌食となってしまったァ！」


ゴウ「ああっ！また同じ手に！」

ホゲータ「ホゲ〜。」

ペパー「麻痺状態になって動きが鈍くなった……ということは……！」

ボタン「ドラゴンテールがくる！」

支援

ネモ「ドラゴンテール！」

ノココッチ「ノコココココ！！」ﾌﾝｯ

サトシ「マスカーニャ！躱せ！」

マスカーニャ「ニャ……。」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

サトシ「！」


うえだゆうじ「マスカーニャ！痺れ状態で持ち前の動きが鈍くなっているかァ！？」


ネモ「いっけぇ！ノココッチ！」

ノココッチ「ノコココココ！！」ﾌﾝｯ

ｽﾞﾀﾞﾝｯｯ

マスカーニャ「ッ……！」

ネモ「ボールに戻りなッ！」

マスカーニャ「ニャッ……！」

ﾋﾟｭﾝｯｯ

サトシ「マスカーニャ！」


うえだゆうじ「再びドラゴンテールによってマスカーニャがボールに戻されていくぅ！」


ネモ「さあもう一度強制交代だよッ！」

ﾎﾞﾑｯ

コノヨザル「ウキ……？」

サトシ「コノヨザル！」


うえだゆうじ「新たに場に出て来たのはコノヨザルだァ！」


ネモ「交代をしたということはどうなるのか…わかるよねサトシ！」

サトシ「ステルスロック……！」

ｼｬｷｰｰｰｰｰﾝｯ

ｻﾞｸｯｯ

コノヨザル「ウキィィィィィィィィィ！！？」

サトシ「コノヨザルーー！！」


うえだゆうじ「コノヨザルに鋭い岩が突き刺さる！」

サトシ「大丈夫かコノヨザル！」

コノヨザル「ウキ……！」

サトシ「よし、このままいくぜ！Ｐ−１グランプリ連続制覇のお前の実力、見せてくれ！」

コノヨザル「ウキィィ！！」

ネモ「いいね……！」

ノココッチ「ノココ！」


うえだゆうじ「サトシ選手はこのままコノヨザルで戦うようだ！」　　


ネモ「ノココッチ！へびにらみ！」

ノココッチ「ノココ……！」ｷﾞﾛｯ

サトシ「させるかッ！コノヨザル、ちょうはつだ！」

コノヨザル「ウキ。」ｸｲｸｲｯｯ

ノココッチ「ノコォ！！」ﾌﾟｸｰｰｯｯ


うえだゆうじ「おっとノココッチ！コノヨザルの挑発に乗ってしまったァ！」


ゴウ「ちょうはつは相手に攻撃技以外を出させなくする技！いいぞサトシ！」

ペパー「つまりどういうことだよ？」

ボタン「あれじゃあへびにらみは使えないんよ。」

ホゲータ「ホゲ〜！」


ネモ「へびにらみを封じてくるとは、やるね……！」

サトシ「コノヨザル！インファイト！」

コノヨザル「ウキッ！」ﾋﾞｭﾝｯｯ

ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺｯｯ

ノココッチ「ッッ……！」


うえだゆうじ「インファイトがノココッチにヒット！効果はバツグンだァ！」

ノココッチ「」ｾﾞｪｾﾞｪ

ネモ「今のは痛いね……！」

サトシ「へへっ。」

ネモ「だけど……エアスラッシュ！」

ノココッチ「ノココッ！」ﾌﾝｯ

ｼｭﾋﾞﾋﾞﾋﾞｯｯ

サトシ「コノヨザル、ジャンプして躱せ！」

コノヨザル「ウキッ！」ﾋﾟｮｰﾝｯ

ｼｭｯｯ


うえだゆうじ「コノヨザル躱したァ！なんという跳躍力だ！」


ネモ「なら、着地点を狙ってドラゴンテール！」

ノココッチ「ノコココココ！！」ﾌﾝｯ

サトシ「落下のスピードを利用してれいとうパンチだ！」

コノヨザル「ウキッ！」ﾊﾟﾘﾊﾟﾘｯｯ

ｽﾞﾀﾞﾝｯｯ

ノココッチ「！？」

ネモ「ノココッチ！」

ﾄﾞｶﾞｰｰｰｰｰｰｰﾝ

ノココッチ「」


うえだゆうじ「ノココッチ戦闘不能！コノヨザルの勝ち！ここはコノヨザルが早さで上回ったようだァ！」


ネモ「く〜っ……間に合わなかったか……！」

サトシ「よし！いいぞコノヨザル！」

コノヨザル「ウキィ！」

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