【SS】偶像崇拝、求められるは理想、偽りの自分、されど彼が私に求めたのは、私が彼に寄せる想いは
https://pokemonbbs.com/sp/post/read.cgi?no=1817630多分BW2のルリの話
自分が欲しいのはファンとか信者じゃない。
ルリを「アイドルとして嘘で身を包んだ偽りの存在」として好きになってほしいわけでもない。
「アイドルという偽りの存在」であるルリそのものを好きになって欲しい
けどもしも自分がアイドルじゃなく普通のカップルだったらどうなのか
普通のカップルもお互いのため自分のために嘘を固めるように、落とし物を拾ってくれたBW2主と自分が仲良くなっても自分の望んでいない嘘で身を包んだ偽りの存在として交際することになる
主人公が落としたライブキャスターを拾ってくれたからルリは「ルリ」と「アイドル」の二人格を保つことができずアイドルそのものが自分になってしまってた。
そんな主人公と交際する時に、自分の恋心とアイドルの自分がつく嘘の両方を合わせてしまうといつか関係は破滅してしまうと考えて病んでしまっている
主人公のおかげでアイドルとルリの二人格を保てたけれど皮肉なことに二人格両方が溶け合ってしまい思考が崩壊してしまい会話もままならなくなったり、自分の発言が本音か嘘か聴こえているのが本当の声か幻聴かもわからなくなる。
恋人との幸せな時間はいつか終わってしまい、いつか破滅へと繋がってしまうだろう
好きな気持ちはいつか嫉妬へと変わってしまうだろう
生きているものはいつか死んでしまうだろう
そんな哲学的なことを考えてしまう、と相談話をしながら主人公とデートし、ゲームでもあった観覧車に向かっていく。
上三つのものは観覧車のように止めることができずゆっくりと進行していってしまうとルリがいうと、主人公は観覧車のようにいつか幸せな状態に戻ってこれるんじゃない?と言われる。
ルリがそこで想像以上に自分の精神が疲弊していることに気がつき、どうすればいいのかを相談する。
観覧車のように止めることができない、というが人生には死という確実な終わりがある。ということに気が付きルリは自殺してしまう。
(ここで場面が変わる)
人生が観覧車のように巡るものなら、どんなに失敗してもまたやり直せる。
という詩を空想するルリの姿がそこにあった。
空想に時間を取られているうちにマネージャーと連絡を取らなければいけない時間になっていたことに気がつくが、ライブキャスターを落とした事に気がつく。
この場面が自殺してしまったルリの前日譚なのか、輪廻転生したまた別世界線のルリなのかは分からない
っていう観覧車に絡めたループSSじゃない?
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