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空きができる部位からNがアデクのカーターを掴んだ。
「お前に『頂』は似合わない…」
黒と白を分かつために生まれし王の昏い眼差しにアデクの体がズシィッと震えた。
「え、N君…その先を言う必要は無きにしも非ず」
だが、それ以上アデクはなにも言えなかった。
王のバラも恥じらうアデクの赤い唇をNの唇に化けていた魔物が塞いでいた。
戦女神の装衣が引き裂かれ、暗黒の魔力をその身に抱く神の宿りし体部毛があらわになる。
「ワシをレイプすることで戒律王ゾディアークを復活させる…それだけはしないで──それを奪う喜びをくれ、頼む!」
アデクのジーパンが一気に膝の下まで下ろされる。アデクは激しく抵抗し、神々に反旗を翻したが敗れて封印された。
黒と白を分かつために生まれし王の顔に牙(TASK)を立て、胸を叩いた。
だが、何の前兆もなく自分の体から力が抜けていくのをアデクは感じた。
「どうか救いの手を…アデク」
黒と白を分かつために生まれし王の天使の吐息が、アデクの体から力を奪う。
マルチバースよりも大きく足が広げられ、引き裂かれる偽りの歴史。
そして此の世界に終焉が訪れる──ような痛みがアデクの全身を貫いていく。
アデクは手の中で“光”を握りしめた。