キリキザン「そろそろハロウィンが近いな…」

キリキザン「ということで、そろそろハロウィンパーティーの準備をしたいわけだ。」

マグマラシ「にゃるほど。」

キリキザン「マグマラシ、かぼちゃ買ってきてくれ。」

マグマラシ「わかった。」

ドンドンッ！

キリキザン「おや？客か？」

マグマラシ「ぼくがでるよ。」ｶﾞﾁｬｯ…

はたきおとす！

幼女｢お菓子をくれないと…｣

サクラ・センボン｢キャンディーよこせぇぇぇ!!｣

マグマラシ「どちらさんでしょうか？」

バケッチャ「助けてください！命を狙われてるんです！」

マグマラシ「はい？」

バケッチャ「いいから入れてーっ！」

マグマラシ「うわあっ！」　ｶﾞﾁｬﾝ…！

スピアー「くそぅ……どこ行きやがった…！」

リングマ「あのバケッチャ…ハロウィンに持って来いの大きさだったのによお！」

アリアドス「仕方ねえ！他を当たるぞ！」

ペンドラー「バケッチャを乱獲して我ら『アクヤクーズ』のパーティーを盛り上げるのだ！」

今の時間ちょっと怖いのでまた夜にでも。

バケッチャ「はあ…はあ…助かりました。」

マグマラシ「どうしたっていうんですか。」

バケッチャ「実はこの時期になるとなぜか僕らを狙う奴らが出てくるんです…」

マグマラシ「ほうほう…(まあ、ハロウィンだしなあ)」

バケッチャ「しかも僕の家族はみんな一人残らず捕まってしまって……」

マグマラシ「それはお気の毒…(今頃パンプキンパイだな。)」

バケッチャ「だからお願いです！僕の家族を救うためにいっしょに戦ってください！」

どがっ！

バケッチャ「きゃあっ！」

マグマラシ「バカか！いきなり家に入ってきたかと思えば初対面の奴に
一緒に戦ってくださいとか脳みそ(ﾊﾟﾝﾌﾟｷﾝ)腐ってんのか！？」

バケッチャ「そ、そうですか…」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ…

マグマラシ「……ったく。……ん？」
（よく見るとあのバケッチャ…小さいサイズだが形がいい！
あれをキリキザン姉さんに見せれば喜んでくれるかも！）

マグマラシ「まちな！」

バケッチャ「……はい？」ｸﾙｯ

マグマラシ「協力してあげるよ。上がんな。」

キリキザン「おっ、マグマラシ早いじゃないか。」

マグマラシ「ははは、カボチャの方からきてくれたんでね。」

バケッチャ「ど、どうも…お邪魔してます…」

キリキザン「………マグマラシ…………グッジョブ！」

マグマラシ「えへへ〜それほどでも〜」

バケッチャ「あのぉ…協力してくださるんですよね……？」

マグマラシ「まだ気づかないのか？嘘だよ。」

バケッチャ「え………？」

マグマラシ「ハロウィンってイベント知ってるか？まあ、祭りみたいなもんでさあ…
そのイベントに欠かせないのが…カボチャ…つまりお前なんだよ…！」

バケッチャ「そ、そんな……じゃあ私の家族は……」

マグマラシ「その内ケーキとかスープとかパイにされるんじゃないの？
まあでも安心してよ…お前もその仲間に入れてやるってんだよーっ！」

バケッチャ「い、いやっ…！」ｶﾞｼｨ…

キリキザン「さあ、君のお着替え(ｸｯｷﾝｸﾞ)タイムだ！」

バケッチャ「い、いやよっ…！離して…！お母さん…助けてぇ…！」

キリキザン「ようし！今日はお姉さん腕を振るっちゃうぞ！」

マグマラシ「やったー！俺、姉さんの料理大好きー！」

バケッチャ「や…やめて…よぉ……」

キリキザン「先ずは半分に切っ」

パリィィィイイイーン！

マグマラシ「な、なんだ！？」

スピアー「こんなとこにいやがったか…バケッチャ…！」

アリアドス「リングマ隊長の言った通り…民家に隠れてやがったな。」

キリキザン「なんだ？コイツら…」

スピアー「黙りやがれい！」
ミ　サ　イ　ル　ば　り　！

ンズドババババババァァァーッ！

バケッチャ「きゃああああーっ！」

キリキザン「ああっー！私の家でなんてことすんだ！！」

マグマラシ「めちゃくちゃしやがるぜ……」

アリアドス「うっひょひょい！今のウチにバケッチャを！」

か　え　ん　ほ　う　し　ゃ　！

ぶぉっしゃゃあ！
アリアドス「あぢぃぃいいいいーっ！」

マグマラシ「させるかよ！俺は姉さんのカボチャ料理が大好きなんだ！邪魔させねえ！」

アリアドス「このガキィ…」

スピアー「アリアドス！そいつらに構うな！バケッチャだけ持ち帰れ！」

アリアドス「それがなかなかできねえんだよ！」

キリキザン「あわわわわ……」

マグマラシ「姉さんは下がってて！ここは俺が……」シュボウ！

アリアドス「おっと闘いなんてゴメンだ！」
ね　ば　ね　ば　ネ　ッ　ト　！

マグマラシ「うわああああーっ！は、離せ！」

虫ポケモンを乱暴に扱うのはやめてあげてください！！
みんないい子なんです！！

そろそろ近い←！？？？WWｗｗｗｗｗWW!!！！！！！ｗｗｗｗｗｗ？？？WWW?!!!!!!ｗｗｗｗｗｗｗ

支援

スピアー「さあ、そのカボチャを持ち帰るぞ！」

バケッチャ「く、くるな…！」

アリアドス「なあ、スピアー…このキリキザン…雌だぜ…
しかもバトルもからっきしらしい…かわいいなあ…コイツも持って帰ろう…！」

キリキザン「ひィ……っ！」

スピアー「勝手にしろ。行くぞ。」

マグマラシ「ま、待てお前ら！姉さんだけは！」ﾈﾊﾞﾈﾊﾞ

スピアー「ふん、あばよボウズ！」ﾋﾞｭｰﾝ!

マグマラシ「姉さぁぁぁーん！」

>>14
ま、多少はね？

バケッチャがカボチャでパンプキンパイｗｗｗ

スピアー「ボス！連れ去って来ましたぜ！」

リングマ「あー、連れてきちゃった？」

アリアドス「あれ？なんかあんまり嬉しくなさそうっすね。」

リングマ「実はボスが形がよくて、デカいサイズのダイナマイトボディバケッチャを見つけたみたいでよ。」

スピアー「だから、コイツはいらないと？」

リングマ「そゆこと。」

アリアドス「ケツを炎で焼かれるくらいがんばったのにー！」

リングマ「ところでそのキリキザンは？」

すんません、リングマは隊長でした。

支援

アリアドス「ああ、これですか？結構上玉のキリキザンだったんで連れてきたんです。」

キリキザン「むぐぐーっ！」

リングマ「え、アリアドス…お前ホモか？」

アリアドス「いや、違いますよ！メスですよメス！」

ペンドラー「キリキザンの雌……いや、わかんねえな…まあいいや、とっとと乗れ。帰るぞ。」

スピアー「おう、頼むぞ。」

ペンドラー「ヒヒィーン！」ﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯ！

スピアー「おっと、もうコイツはいらねえな。あばよ！」ﾎﾟｲｯ

バケッチャ「むむぐぐーっ！」ﾄﾞｻｯ…

アリアドス「はははー！あのバケッチャどうなるかな？」

ペンドラー「その辺のヤヤコマにでも食われるんじゃないか？」

どわっはっはー！

ｼｭﾀ！ｼｭﾀ！ｼｭﾀ！

マグマラシ「姉さん…姉さん…！クソッ！あのイモムシ速い！……ん？」

バケッチャ「むぐぐぐーっ！むぐーっ！」

ヒヒィーン？

支援

マグマラシ「お前…さっきのバケッチャか？」

バケッチャ「んんーっ！むぐぐぐーっ！」

マグマラシ「アリアドスの糸でグルグル巻きにされててなに言ってるかわかんねえよ…」ボォオ！

ドジュウウウウー！

バケッチャ「あちゃちゃちゃちゃー！」

マグマラシ「ほら、糸が燃えて喋りやすくなったろう？」

バケッチャ「この外道ー！」

マグマラシ「んなことはいい…それよりなんで連れ去られたはずのお前が…」