【デデンネ童話】　デデ頭巾

昔昔ある所に、デデ頭巾と言う、それはそれは可愛い鼠ポケモンが住んでいました。

ある日、デデ頭巾はお母さんの母デデ頭巾にお使いを頼まれました。

母デデ頭巾「デデ頭巾や〜。デデ頭巾はおらぬのか〜？」

デデ頭巾「はいお母様！私めはこちらに！」

母デデ頭巾「デデ頭巾、この前、私達のおばあさまがヘルニアと胃癌と脳卒中に罹ってしまった事は知っていますね？」

デデ頭巾「はい！もう今では床を立つ事すらままならない状況だと」

母デデ頭巾「そこで、私はお見舞いに行こうと思ったのですが、生憎これから近所にある城で舞踏会が開催されるのです。私は姉を二人連れて行くのであなたが代わりにおばあさまの所へお見舞いに行ってはくれませんか？」

デデ頭巾「御意！仰せのままに！」

母デデ頭巾「良い子ね〜。それじゃあ、この北海道白糖町産ラムの赤ワイン煮とベェネツエェラァ産のこの1169年代物の白ワインを持って行って頂戴。きっと喜ぶわ」

デデ頭巾「このデデ頭巾、この身朽ち果てようとも必ずやお見舞いに行くでしょう！」

母デデ頭巾「それでいいわ。相言葉は？」

デデ頭巾「安い！美味い！早い！」

母デデ頭巾「行きなさい。良い報告を待っていますよ〜」

デデ頭巾「散ッッッ！！」ｼｭﾊﾞｯ

なんで昔病名があったのか(ヘルニア・癌・脳卒中)

デデズキンかわいそう…

お家を出たデデ頭巾は時速80キロで森の中を走って行きました。目的地はおばあさんのお家です。

木々を齧っては投げ齧っては投げをしながら走っていると、友達のエモンガ狩人に出会いました。

エモンガ狩人「よーう！デデ頭巾じゃねえか！久しぶりだな」

デデ頭巾「貴公！エモンガ狩人！？山でレックウザにちょっかいを出してズタズタの雑巾のように引き裂かれ死んだはずでは！？」

エモンガ狩人「今はゾンビ状態って奴だ。ほら、腐臭もするだろ？」

デデ頭巾「ムム！確かに鼻の奥の粘膜を鋭く研がれたシャー芯で突かれた感覚だ！」

エモンガ狩人「この臭いのおかげで皆が俺の事を避けて行くのよ！困ったものだぜ！うわっはっはっはっはっは！！」

デデ頭巾「まったくだ！貴公、臭すぎるから死んだ方が身のためよ！うわっはっはっはっはっはっはっは！」

エモンガ狩人「あーっはっはっはっはっはっは！！あはは！あーっはっは！ははは！」

デデ頭巾「ははははは！はーっはっはっはっはっは！はっはは！はーっはっは！ははは！」

エモンガ狩人「いーひっひ、いひ！いひひ！いひひひ！いひいひ！いーっひっひ！」

デデ頭巾「うえへへへ、うえへ！うへ、うへうへ、うへへへ！うーっへっへっへっへ！」

エモンガ狩人「きゃーっきゃっきゃっきゃっきゃっきゃっきゃっきゃ！！！きゃきゃ！！きゃーきゃっきゃっきゃっきゃっきゃああああああああああああ！！！」

デデ頭巾「おほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ」

エモンガ狩人「ひゃあっ！！！」ｼｭﾊﾞｯ

デデ頭巾「いぃぃぃいあっ！！！」ﾊﾞｼｯ

シュバ！　シュババ！　ドス！！

エモンガ狩人「きっきっきっき！う〜にゃあ！！！」ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!

デデ頭巾「ひょわあああああああああああああああ！！！うのほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほぉ！！！」ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

ドゴン！！　ドゴン！！　ボコォ！！

エモンガ狩人「りゃああああああああああああ！！！」ｸﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙｷﾞｭｳｳｳﾝ!

デデ頭巾「かあああ・・・・・・・・・・・・・・・かっ！！！！！」ｶｯ

デデ頭巾の放ったばくおんぱは、エモンガ狩人の心臓を貫きました。

エモンガ狩人「いぎっ！！！？」

デデ頭巾「きゅぅ〜・・・？けたけた、けたけた」

ムクリとエモンガ狩人は起き上がりました。

エモンガ狩人「いひ、いひひ、いひひひ！いひひひひ。いひ！いひひひ！いひいひ！！」

デデ頭巾「けたけたけたけたけたけたけたけたけたけたけたけたけたけたけたけたけた」

デデエモ関係ある？

エモンガ狩人「きええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ！！！！！！！！」ｼｭﾊﾞｯ

デデ頭巾「ぶるうううわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ！！！！！！！！！」ﾄﾞﾊﾞ!

デデ頭巾とエモンガ狩人は空中で激突してしましました！さあ大変！ここから二匹の壮絶な殴り合いが始まります。

デデ頭巾のパンチがエモンガ狩人の目をくり抜き、エモンガ狩人のキックがデデ頭巾の口から腸をぶちまけさせます。両者一歩も譲りません！はっけよいのこったのこった！

デデ頭巾「うららららららららららららららら！！！」ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟ

デデ頭巾のギャリック砲です！エモンガ狩人ピンチ！！

エモンガ狩人「ひゃっひゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！」ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟ

おぉーっと！ここでエモンガ狩人のゴッドかめはめ波が出ました！ギャリック砲を押し返します！

デデ頭巾「うぬおぉ！！？」ｼﾞｭﾜｯ

エモンガ狩人「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！あああああああああああああああああああああ！！！あああああああああああああ！！！ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！」

エモンガ狩人が勝利の雄叫びを上げます！やったねエモンガ狩人！

デデ頭巾「あは」

エモンガ狩人「！！？」

あらら、デデ頭巾は生きていました。

デデ頭巾「あはっ、あはは、あはははは！あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは！！！あああああああああああああああああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは！！！！！！！！！！！！」ｼﾞｭﾜｱｱｱｱｱｱｱｱｱｷﾞｭﾋﾞｷﾞｭﾋﾞｷﾞｭﾎﾞｷﾞｭﾋﾞｷﾞｭﾋﾞ

デデ頭巾「いひ」ｼｭﾋﾟｲｲｲﾝ

エモンガ狩人「エモ！？」

デデ頭巾！一気にエモンガ狩人へと距離を詰めました！

デデ頭巾「デネデネ・・・」ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ

エモンガ狩人「エ、エモォー！！？」

デデ頭巾「デネネエエエエエエエエエエエエエエ！！！」

ズボオォッ！！！決まりましたー！！デデ頭巾の手がエモンガ狩人の腹へとぶち込まれ、そして内臓を引きずり出しましたー！！

エモンガ狩人「あこｍｐｆｖんｈｂうぇｐじょいあｃｍｖんてあぽいｃｍヴぃんとぁこｍｐｆｖんｂにあえぽみぬたいおｍｃｐヴぃんとぁいこｐんｖうぇおし」

デデ頭巾「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」

疲れたんでしょうか。デデ頭巾は息を切らしていました。

デデ頭巾「はあ・・・はあ・・・！？エ、エモンガ狩人・・・！？」

エモンガ狩人「へ、へへ・・・デ、デデ頭巾じゃねえか・・・」

そこには、内臓を抜かれ、今にも死にそうなエモンガ狩人がいました。

デデ頭巾「エモンガ狩人・・・エモ・・・エモンガァッー！！！」ﾀﾞｯ

デデ雑巾に見えた

やっと普通に喋った

デデ頭巾「そんな・・・エモンガ・・・何故、何故なんだ・・・何故、お前が・・・！」

エモンガ狩人「へへ・・・そう、泣くなよ・・・俺は・・・・・・」

デデ頭巾「もういい！喋るな！！今誰か・・・」

エモンガ狩人「俺よ・・・まだ童貞だし、それどころか女の子ともお喋りをした経験がねえけどさ・・・だけど、だけどよ・・・」

デデ頭巾「喋るなと・・・」

エモンガ狩人「お前と・・・お前と出会えて、俺、凄く・・・嬉しかった・・・！」

デデ頭巾「エモンガ・・・！！」

エモンガ狩人「デデ頭巾・・・胸を張れ・・・そして、たくましく生きろ・・・俺はいつまでも、お前の心の中で、生きているからよ・・・」

デデ頭巾「エモンガ・・・エモンガ・・・」

エモンガ狩人「デデ頭巾・・・今まで・・・あり・・・が・・・と・・・う」ｶﾞｸｯ

なんてことでしょう！エモンガ狩人は死んでしまいました！

デデ頭巾「エモンガ・・・嘘だ・・・目を開けてくれ・・・エモンガ・・・エモンガ・・・うわああああああああああああああああああああああ！！」

デデ頭巾は泣きました。涙が枯れ果てるまで、ずっとずっと、大切な友との思いでに浸りながら、

デデ頭巾「うわあああああああああああああああああ！！何故！！何故なんだ！！エモンガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！」

こうして、デデ頭巾とエモンガ狩人の悲しき物語は、幕を下ろしたのです・・・。

>>1
安いくんかと思った

感動した

エモンガ狩人の死体をそこらへんに捨てたデデ頭巾はそのまま森の奥へと歩いていきました。

ところが、お腹がぐぅ〜と鳴りました。

デデ頭巾「さすがに腹減ったわ」

デデ頭巾は持っていた北海道白糖町産ラムの赤ワイン煮とベェネツエェラァ産の1169年代物の白ワインを籠の中から取り出しました。

デデ頭巾「へへ、美味そうじゃねえか」

まずはワインを一口。

デデ頭巾（・・・！！う、美味い！！なんて濃厚な味のワインだ！！？まるで超重厚かつ野趣溢れる豚骨スープかと間違える程の芳醇さ！！更に後口はまるで熱い、クーラーも扇風機もない真夏の部屋で食べるガリガリ君ソーダ味のような爽快感・・・！！）

ゴクリ

デデ頭巾（喉元を過ぎても、まだ残るこの爆発的存在感！！）

デデ頭巾「なんてワインだ・・・まさに魔物と呼ぶに相応しい一品だぜ」

次にデデ頭巾はフォークを取り出しました。

デデ頭巾「こっちのお肉はどうかな〜っと？」

パクリ。

デデ頭巾「・・・・・・・・・・・・・・・！！！！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾟｯｼｬｰﾝ!

パクパク。

ムシャムシャムシャ。

モグモグモグ。

ペロペロ。

ゴックン！

デデ頭巾「・・・・・・はっ！？」

いつの間にか、デデ頭巾はお皿の上の料理を全て平らげてしまいました。

デデ頭巾「なんてこった・・・意識がなかった・・・あまりに美味すぎて・・・頭の中が真っ白だったぜ・・・」

何故か、デデ頭巾は涙を流していました。

デデ頭巾「世の中にはこんなに美味しい料理があったのか・・・何で誰も教えてくれなかったんだ・・・美味いよ・・・これ・・・美味いよ・・・！」

しかし、いつまでも泣いているわけにはいきません。

デデ頭巾「そうだ・・・俺は、おばあさまの所へ急がなくちゃ駄目なんだ・・・行って、お見舞いするんだ・・・！！」

お腹も膨れたデデ頭巾は、おばあさんの所へ急ぎました。

道中、お見舞いの品を食べてしまった事に気付いて、そこらへんに生えていた草をむしって籠に入れておきました。

何やかんやあって、デデ頭巾はおばあさんのお家へ辿り着きました。

デデ頭巾「おばあさーん！デデ頭巾よー！開けろオラアアアアアアアアア！！！」ﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞ

「おお！よく来たねデデ頭巾、どうぞお入りー」

デデ頭巾「お邪魔します！キャピッ」

入ったデデ頭巾はおばあさんのお部屋へと行きました。

デデ頭巾「あれー？おばあさん腕が大きくなったんではありませんか？」

「それはねーデデ頭巾、あなたをしっかり抱きしめるためよ」

デデ頭巾「そんなにお耳が大きかったかしら？」

「よく声を聞くためよ〜あなたのね」

デデ頭巾「そんなにおめめが大きかったかしら？」

「あなたをしっかりと、よく見るためよ」

デデ頭巾「何でそんなにお口が大きいの？」

「・・・それはね」

支援ネ

「お前を・・・食うためだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！」ｶﾞﾊﾞｯ

なんと！お婆さんの正体はグラエナデデンネだったのです！

すっかり不意を突かれたデデ頭巾はグラエナデデンネに食べられてしまいました！

デデ頭巾「きゃーやめてー」

こうして、デデ頭巾の物語は終わりを告げたのです。

めでたしめでたし♪　完