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ゲンスルー「念能力者が作ったポケモン?」

 ▼ 1 コザル◆F6aoRxKC4Q 14/12/30 17:25:42 ID:LEwjf6oo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「ああ、ヨークシンで買ってきたんだ」

ゲンスルー「グリードアイランドと似ているようだが」

バラ「少し違うな。グリードアイランドはオンゲーだがコイツは4人までしか遊べないみたいだ」

ゲンスルー「なるほど。だが俺はやらねェよ。ゲームはグリードアイランドで懲りたからな」
 ▼ 54 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/20 16:31:45 ID:5iy8kPbE [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「お前がバラをやったのか?」

ヒソカ「ンー(ハート)
彼はなかなか美味しかったよ(ダイヤ)
ここのジムリーダーよりもね(スペード)」

ゲンスルー「テメェ……」

ヒソカ「勘違いは困るな(ダイヤ)
もう一度言うけどキミの仲間なら殺してないよ(スペード)
まだまだ熟れそうだったからね(ハート)」

ヒソカ「でもここのジムリーダーは殺しちゃった(クローバー)
あんまり美味しくなかったからね(ハート)」

よく見ると黒服を着た男がサイドンの下敷きになっている

顔は潰れてよく分からないが、おそらくサカキだろう

ゲンスルー「そうか……ならここでもう一人プレイヤーに会わなかったか?」
 ▼ 55 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/20 16:43:42 ID:5iy8kPbE [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒソカ「ンー1人だけ会ったよ(ダイヤ)
彼も美味しかったな(スペード)
キミの仲間かな?生きてたらイイね(クローバー)」

ゲンスルー「テメェ……やはり殺すか」

ヒソカ「ん?ヤル気かい(ハート)
よく見るとキミも美味そうだ(クローバー)」

ムクムク・・・

ヒソカ「興奮しちゃうじゃないか(スペード)」

ムクムクバキバキギーン!!

ゲンスルー「(何だこの変態野郎は・・・)」

そんな悠長なことを考えていた時、突然ヒソカの雰囲気が一変した

ゾクッ

ゲンスルー「(何だこの禍々しいオーラは!?)」
 ▼ 56 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/20 18:26:45 ID:5iy8kPbE [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(オレには分かる……同族の香りってやつだ!こいつはオレ達のように……いや、俺達以上に人を殺してきたに違いない!能力の出し惜しみは出来ねェ……全力で殺るか)」

ゲンスルー「いくぞ……」

ダッ

ゲンスルーはいっきにヒソカとの間を詰めた
能力の性質上、ヒソカに触れる必要があるためである

ヒソカ「イイのかな(ハート)
僕の能力を知らないのに正面から突っ込んじゃって(スペード)」

ヒソカも迎え討とうと構える

ドガッドガガガガガガッ

暫く両者の間で激しい殴打が続いた

ヒソカ「イイね〜(ハート)」

ゲンスルー「クッ」

単純な殴打戦ではややヒソカに分があるようだ
ゲンスルーは一握りの火薬を使う隙がない

だがゲンスルーにはもう一つ能力がある

ゲンスルー「爆弾魔をナメるなよ!」
 ▼ 57 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/20 18:41:23 ID:5iy8kPbE [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(これでセット完了だ)」

バッ

ゲンスルーは一旦間をとった

ヒソカ「ンー?逃げるのかな(クローバー)」

ゲンスルー「ああ、お前は逃げてるだけで勝手に死ぬからな」

ゲンスルー「たった今お前の体に爆弾を取り付けた。
〜以下説明ry〜
カウントスタートだ」

ヒソカ「面白い能力だね(クローバー)
でも僕には通用しないよ(ダイヤ)」

ゲンスルー「つまらん強がりだな」

BOMB!

ゲンスルーは床の石を掴んで爆破させた
辺りに砂煙が立ち込める

ヒソカ「煙に乗じて逃げる気かな(スペード)
逃がさないよ(ハート)」
 ▼ 58 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/20 18:56:43 ID:5iy8kPbE [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(とにかくトキワの森まで移動だ。あそこでW絶Wをすればそう簡単に見つかるまい)」

クイッ

ゲンスルー「な!?体が勝手に!?」

ヒソカ「カムバ〜ック(クローバー)」

謎の力でヒソカの元に引き寄せられる

ドゴォッ

ゲンスルー「グハァァッ!!」

咄嗟に念で最低限の防御をしたとはいえ、まともにヒソカのパンチを喰らったゲンスルーは数メートル吹っ飛んだ

ヒソカ「まだまだ僕のターンだよ(ダイヤ)」クイッ

ゲンスルー「(また引き寄せられる!?)」

ヒソカ「爆弾魔捕まえた(ハート)」

ドゴォッ

ゲンスルー「クッ」
 ▼ 59 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/20 19:31:34 ID:5iy8kPbE [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(何なんだ一体!?奴の能力か!?)」

ヒソカ「不思議そうな顔してるね(スペード)
教えてあげるよ(ハート)
僕の能力は他人に話しても問題ないからね(クローバー)
僕のW伸縮自在の愛W(バンジーガム)はガムとゴム、両方の性質を併せ持つ……
付けるも剥がすも伸びるも縮むも僕次第さ(ダイヤ)」

ゲンスルー「最初の殴打の時に付けたのか?」

ヒソカ「違うね(クローバー)
トキワジムの扉に貼り付けておいたのさ(ダイヤ)
無警戒なキミが悪いんだよ(ハート)」クイッ

ゲンスルー「(クソッまたか!どうすれば……そうだ!)」

ヒソカ「カムバ〜ック(ハート)」

ドゴォッ

ヒソカ「!?」
 ▼ 60 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/20 22:26:52 ID:5iy8kPbE [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カビゴン「か……び……」バタッ

ヒソカ「カビゴン?」

ゲンスルー「隙あり!W一握りの火薬W」

ヒソカ「!!!」


BOMB!!


ゲンスルー「(ハァハァ……やったか!?)」

ヒソカ「……クッ……フッ……」

ヒソカ「……フフフ危なかったよ(ハート)
僕に殴られる寸前にカビゴンを盾にしてその隙に攻撃するとはね(クローバー)
ガードが遅れてたら左腕が逝ってたね(スペード)
いつから狙ってたんだい?


ゲンスルー「(あれで無傷かよ……なんて防御速度だ)」

ヒソカの左腕は多少の傷はあるものの、目立ったダメージはなかった

ヒソカ「さ、続きを闘ろうか(クローバー)」

ヒソカはモンスターボールを3つ取り出した
 ▼ 61 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/20 23:42:12 ID:5iy8kPbE [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポーン

イシツブテ×3「「「「ラッシャイ」」」

ゲンスルー「イシツブテ?そんな雑魚ポケモンで何をする気だ?」

ヒソカ「それは見てのお楽しみ(スペード)」ニタァ

ヒソカは不適に笑いながらイシツブテを投げつけた

ゲンスルーはそれを躱す

ゲンスルー「(何が狙いだ?……W凝W)」

ゲンスルーは目にオーラを集中させた

ゲンスルー「(イシツブテにヒソカのオーラが紐状にくっ付いている……そうか!)」

ブンッ

間一髪、ゲンスルーはヒソカの手元に戻っていくイシツブテを躱した

ゲンスルーの予想通り、ヒソカはイシツブテにW伸縮自在の愛Wを付けていた

ヒソカ「あららバレちゃったかな(ダイヤ)
まあバレても関係無いケドね(クローバー)」クイッ

ヒソカに操られた3匹のイシツブテがヨーヨーの如くゲンスルーに襲いかかる
 ▼ 62 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/21 16:32:25 ID:5DeQVSFg [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒュンヒュンヒュン

鈍足な筈のイシツブテだが、ヒソカに操られることによって弾丸のようなスピードと絶大なパワーを発揮する

その破壊力たるや、ジムの石像にイシツブテがかすっただけで、石像は粉々に砕け散ってしまった

ゲンスルー「(なんて威力だ……一発でも喰らったらマズイな)」

とはいえ、この狭いジム内でイシツブテを掻い潜ってヒソカを攻撃するのは至難の技である

ゲンスルー「(イシツブテを避け続けるのは限界がある……ここはイシツブテを破壊してあの男を直接叩く!)」

ゲンスルーは掌にオーラを集中させた
そのままボクシングのような構えをとる
(一握りの火薬を使わないのは、高速で動くイシツブテを掴むのは不可能だと判断したためである)

ゲンスルー「(まずは1匹目!)」

ゲンスルーは正確な突きでイシツブテを攻撃した
 ▼ 63 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/21 22:47:38 ID:5DeQVSFg [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イシツブテ「ラ………シャ………」

イシツブテの体にひびが入る

仕留めた……ゲンスルーがそう思った瞬間だった

ヒソカ「掛かったね(スペード)」

ゲンスルー「!?」

イシツブテ「ラ………シャッラァァァァイ!!!」

BOMB!!

ゲンスルー「クアッ!!」

突然の爆発

ヒソカはイシツブテに「だいばくはつ」のみを覚えさせていたのだ

爆風をまともに受けたゲンスルーは膝をついてしまう
 ▼ 64 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/21 22:51:58 ID:5DeQVSFg [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒソカがその隙を逃す筈がない
すかさず残りのイシツブテをけしかけた

イシツブテ「「ラッシャイ」」ドガッドガッ

ゲンスルー「クッ……ハッ……」

急いで体を反らし直撃は免れたものの、右腕と左脚に深手を負ってしまった
2〜3日は動かすこともままならないだろう

ヒソカ「飽きてきたね(クローバー)
そろそろ死ぬかな(ハート)」

再びヒソカはイシツブテをけしかける
今度はさっきよりも速く

ゲンスルー「(この傷じゃ避けきれねェ……なにか手はないのか!?)」

イシツブテがゲンスルーに迫る!

イシツブテ「「逝ッテラッシャイ」」
 ▼ 65 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/21 23:10:15 ID:5DeQVSFg [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
BOMB!!!

2匹のイシツブテは衝突と同時に「だいばくはつ」した

砂埃が晴れると、ゲンスルーの姿は眼鏡と肉片だけを残して消えていた

ヒソカ「うーん……呆気なく死んじゃったな(スペード)
もっと楽しませてくれるとおもったのに(ダイヤ)
やっぱ次に闘るなら団長かな(クローバー)」

そう言ってヒソカはジムを去ろうとした

その時!

ゲンスルー「W一握りの火薬W」BOMB

ヒソカ「!?」

突然目の前に現れた死んだ筈の男に、ヒソカは完全に不意を突かれた
 ▼ 66 コドラ@ルアーボール 15/01/21 23:18:38 ID:8qML2kw6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イシツブテに笑う
 ▼ 67 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/21 23:27:03 ID:5DeQVSFg [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒソカ「(一体……!?)」

ゲンスルー「ハァ……ハァ……決まった……」

〜話は1分前にさかのぼる〜

ゲンスルー「(この傷じゃ避けきれねェ……なにか手はないのか!?)」

極限まで追い詰められたゲンスルーの頭は冴えていた

ゲンスルー「(さっきみたいにカビゴンを盾に……無理だ、2匹目のイシツブテは防げない……考えろ……考えるんだ!)」

イシツブテがゲンスルーに迫る!

ゲンスルー「(俺の手持ちは……ピジョン、ピッピ、ラッタ、バタフリー……クソッ使えな……いやまてよ、ピッピ……そうだ!)」

イシツブテ「逝ッテラッシャイ」

ゲンスルー「(いけピッピ!このゆびとまれだ!)」ポーン

ピッピ「ピッピ〜」

BOMB!!!
 ▼ 68 ガエルレイド@くろいてっきゅう 15/01/21 23:27:32 ID:XytoIC/2 NGネーム登録 NGID登録 報告
鳴き声のバリエーションに草
 ▼ 69 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/21 23:41:20 ID:5DeQVSFg [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜回想終了〜

ヒソカ「なるほど……このゆびとまれでピッピを身代わりにしたわけか(スペード)
眼鏡はフェイク……あの肉片もピッピのもの……考えたね(ハート)」

ゲンスルー「フン……これでお前も深手を負った……勝負はまだ分からんぞ」

ヒソカ「え?僕の勝ちだけど(ダイヤ)」

ドスッ

ゲンスルー「!?」

ゲンスルーは背後から飛んできたナニカに刺され、倒れてしまった

ゲンスルー「何だ……!?」

ヒソカ「ニドキングの針だよ(ハート)
W伸縮自在の愛Wをパチンコのようにして仕掛けておいたんだ(クローバー)
僕が能力を解除すれば飛ぶようにね(スペード)」

ゲンスルー「クソッ……」

ヒソカ「あ、無理無理(ハート)
念能力者でも半日は絶対動けないよ(クローバー)
ニドキングの毒は強力だからね(ダイヤ)」
 ▼ 70 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/22 17:45:12 ID:g4NYq0Ao NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(俺もここまでか……)」

殺すなら殺せとヒソカに促したが、ヒソカは聞き入れなかった
代わりに、

ヒソカ「いや〜とっても楽しかったよ(ダイヤ)
また闘ろう(クローバー)」

そう言って何かをゲンスルーの手に握らせた

ゲンスルー「……何の真似だ?」

ヒソカ「グリーンバッジだよ(スペード)
キミは素質がある(ハート)
これでポケモンリーグにでも挑みなよ(クローバー)」

ゲンスルー「ふざけッ……グアッ!」

ヒソカはゲンスルーを蹴り飛ばした

ヒソカ「立場をわきまえた方が身の為だよ(ダイヤ)
キミは僕に生かされてるんだから(スペード)」

ゲンスルー「(クッ……意識が……)」

ヒソカ「じゃーね(ハート)
次はここ(ゲーム)じゃなくて現実(リアル)で闘ろう(スペード)」

ヒソカはそう言い残して去っていく
途切れゆく意識の中、ゲンスルーはその背中を見送ることしか出来なかった
 ▼ 71 ピアー@たんけんセット 15/01/22 18:21:30 ID:Q06A/1bU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
虫の王メルエム「解せぬ!」
 ▼ 72 ブト@ゴッドストーン 15/01/22 18:33:35 ID:dWCVxPVE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピッピ......
 ▼ 73 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/23 01:46:06 ID:beacc0nU [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次に目を覚ました時、ゲンスルーは白いベッドの上にいた

ゲンスルー「(ここは……病院?
そうか、俺は変態奇術師に負けて……)」

???「気が付いたかゲンスルー」

隣のベッドの男がゲンスルーに話しかけた

ゲンスルー「その声は……バラか?」

バラ「ああ、お互い情けねェな」

ゲンスルー「全くだ」

ゲンスルー&バラ「・・・」



バラ「すまない、ゲンスルー……」
 ▼ 74 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/23 01:47:34 ID:beacc0nU [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「あ?」

バラ「俺一人で十分だとか調子に乗って……あんたの忠告も聞かずにヒソカに挑んじまった……一人じゃ何も出来ないのに」

ゲンスルー「……」

バラ「あの時の俺はどうかしてたぜ……本当にすまなかった」

ゲンスルー「分かった、許すよ……但し条件がある」

バラ「?」

ゲンスルー「バラ……俺のことも許してくれ」

ゲンスルー「俺はGIで負けてから再び負けることを恐れて自分より強い奴と闘うこと、困難に立ち向かうことから逃げていた……いつの間にか俺はお前の言うWつまらない男Wになっていた」

ゲンスルー「その結果がこれだ……お前にも、サブにも酷い目に遭わせちまった……今ここで詫びさせてくれ」

ゲンスルー「本当にすまなかった」
 ▼ 75 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/23 01:48:33 ID:beacc0nU [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルーは不意に立ち上がった

バラ「おい、傷はもういいのかよ!?」

ゲンスルー「俺はこれからポケモンリーグに向かう……必ずこのゲームを攻略する!……サブの為にも」

バラ「ゲンスルー……俺もついて行くぜ……今度は迷わずしっかりな!」

ゲンスルー「バラ……お前って奴は……」

グキッ

ゲンスルー&バラ「痛っ……」

結局ゲンスルー達が退院するのは1週間後のことである
 ▼ 76 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/23 23:26:28 ID:beacc0nU [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【カントー地方のどこか】

ヒソカ「いやー楽しかったね(ハート)
新しい玩具も増えたし(クローバー)

ここにもう用は無いかな(スペード)
そろそろ帰ろう(ダイヤ)」

カキカキ

そう言ってヒソカはレポートを書き始めた

カキカキ……ピタッ

不意にヒソカは手を止めた

ムクムクッ
バキバキッ
ビンビン

ヒソカ「僕のレーダーが反応してる……(ハート)
強者の匂い……予定変更
ちょっと寄り道するか(スペード)」

ヒソカは何処かへ歩いていった
 ▼ 77 ゲチック@あいいろのたま 15/01/23 23:44:43 ID:h2juYs2U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
神ss支援
これは現実世界に飛ばされてるパターンか仮想世界に飛ばされてるパターンのどっちだろ?
 ▼ 78 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/25 11:02:54 ID:JNaO3yi. [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【チャンピオンロード】

ゲンスルー「あともう少しで出口だ」

バラ「いよいよポケモンリーグか。四天王もチャンピオンもジムリーダーと同じ要領で殺るか?」

ゲンスルー「いや、あの時は目立たないように殺る必要があったが今は違う……ハデに殺ってもイイぜ!」

バラ「イヤッホー!やったぜ!」

エリトレA「あの……」

ゲンスルー「あ?誰だお前」

エリトレA「さっきの者です……約束のサンダー、フリーザー、ファイヤーを持ってきました……どうか命だけは……」

このエリートトレーナー、ポケモンを全部爆弾魔に奪われ、W命の音Wを取り付けられている

ゲンスルー「おう、確かに三鳥だな」

バラ「どうする?ゲンスルー」

ゲンスルー「仕方ない、解除してやるか」ニヤリ

BOMB!!

爆弾魔の通った跡には上半身が吹き飛んだ死体が幾つも転がっていた
 ▼ 79 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/25 11:19:02 ID:JNaO3yi. [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【ポケモンリーグ】

バラ「ここが……ポケモンリーグか」

ゲンスルー「長かったような短かったような……」

バラ「GIに比べりゃ短いな」

ゲンスルー「そうだな」

バラ「ところで今思ったんだがよォ」

ゲンスルー「ん?」

バラ「わざわざジムバッジ集めなくてもゲートの監視員ぶっ殺せばここに来れたんじゃないか?」

ゲンスルー「それは思いつかなかったな……だがバッジ集めのおかげでポケモン図鑑も殆ど埋まったぜ」

ゲンスルーの図鑑には147匹のポケモンが登録されていた

バラ「四天王から奪えば図鑑完成だな!」

ゲンスルー「行こうぜ!クリアはもう目前だ!」

ゲンスルー達はポケモンリーグの門をくぐった
 ▼ 80 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/25 22:40:28 ID:JNaO3yi. [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜1時間後〜

カンナ「」
シバ「」
キクコ「」
ワタル「」


ゲンスルー「結局四天王もたいしたことなかったな」

バラ「ああ、特にシバなんて本当に四天王かどうかを疑うレベルに雑魚かったぜ。こんなガタイしてる癖によォ」

ゲンスルー「このワタルっていう男はちょっと強かったがな。あくまでほかの連中と比べたらの話だが」

ゲンスルーはワタルのポケットからモンスターボールを物色しながら言った

バラ「コイツ、改造でもしてたんじゃねェのか?」

ゲンスルー「ハハッ そうかもな。まあどちらにしろこれで図鑑も埋まった。残すはチャンピオンのみだ。さっさとぶっ殺して殿堂入りしようぜ」


ゲンスルー達はチャンピオンの元へと向かった
 ▼ 81 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/28 00:41:09 ID:N.vTu16s [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【チャンピオンの間】

ゲンスルーは扉を開けた

そこにいたのは……


???「よおーッ!ゲンスルー!ゲンスルーもまた来たのかよ! 」

バラ「!?」

ゲンスルー「お前は……サブ!?」

サブ「……はッはッうれしいぜ!ライバルのおまえがよわいとはりあいがないからな! 」

バラ「サブ!生きてたのか!!」

バラはサブに駆け寄ろうとする

だがゲンスルーがそれを制した

ゲンスルー「待て……様子が変だ」

バラ「え?」
 ▼ 82 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/28 00:44:37 ID:N.vTu16s [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「よく見てみろ」

バラはサブを注意深く観察した

その目には元来の彼には無い輝きを秘めていた

サブ「オレはずかんあつめながらカンペキなポケモンをさがした!」

その言葉は彼にしてはやけに力強く、自信に満ち溢れていた

ゲンスルー「おそらくヒソカとの闘いで頭をヤられたんだろう……」

バラ「つまり?」

ゲンスルー「あいつは自分の事をグリーンだと思い込んでいる」

サブ「いろんなタイプのポケモンにかちまくるようなコンビネーションをさがした! 」

ゲンスルー「俺達のこともまともに認識していないだろうな」

バラ「マジかよ……」

サブ「……そしていま!オレはポケモンリーグのちょうてんにいる!ゲンスルー!このいみがわかるか?」

バラ「知るかよ……わかりたくねェよ……よし、ゲンスルー。力尽くでもこいつを元に戻すぞ」

ゲンスルー「勿論そのつもりだ」

サブ「……………………わかった!おしえてやる!このオレサマが!せかいでいちばん!つよいってことなんだよ! 」

彼らの奇妙な決戦の火蓋が切って落とされた
 ▼ 83 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/29 18:04:24 ID:4mDlGDq6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サブ「いけ!ピジョット!」

ポーン

ピジョット「ぴじょー」

ゲンスルー「まずはサブのポケモンを全滅させる……元に戻すのはそれからだ」

バラ「ああ」

二人は戦闘体制にはいろうとした

が、すぐに異変に気づく

バラ「お、オーラが出ない!?」

ゲンスルー「俺もだ……何かされたな」

二人は知らなかったが、この部屋の入り口には念能力を一切行使出来ないようにする念字が描かれていたのだ

バラ「やべえぞ!念能力なしじゃ闘えねェ!」

サブ「どうした?はやくポケモンをだせよ!
まさかおれさまにおじけづいたのか?」

バラ「うるせー!ちょっと待てよ!
(どうする?念能力なしじゃ闘えねェぞ)」

ゲンスルー「(仕方ない……ポケモンを使おう
ちょうど雑魚共から奪ったポケモンがいるしな)」
 ▼ 84 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/30 07:34:00 ID:7yYwYW0o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そう言ってゲンスルーはモンスターボールを確認した


サンダーlv50
HP162/158 状態:どく

フリーザーlv50
HP167/165 状態:マヒ

ファイヤーlv51
HP159/149 状態:どく
つつく ほのおのうず にらみつける

アアアアアlv?jgtmjjtあmj2(おそらくカイリューだが改造によりバグったようだ)

カビゴン:ひんし

ピッピ:肉片


ゲンスルー&バラ「……」

バラ「(ゴミしかいねェぞ……)」
 ▼ 85 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/01/30 18:44:47 ID:t1hLAa0Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(すまん、他のポケモンは荷物の邪魔だから捨てちまったんだ)」

バラ「(どうすんだよ!?)」

ゲンスルー「(不幸中の幸いか……ここに1つだけWかいふくのくすりWがある。これで1匹だけ回復できるぞ)」

バラ「(1匹だけか……ここは初代最強の一角であるフリーザー安定だな)」

ゲンスルー「(いや、ここはグリーンパに刺さるサンダーだろ)」

バラ「(ふざけんな、フリーザーのが強いだろ!)」

ゲンスルー「(俺はサンダーが好きなんだよ!)」

バラ「(てめえの好みなんざ知るかよ!いいからフリーザーを回復させろ!)」

サブ「おい!なにやってんだよ!はやくポケモンだせよ!こうげきしちまうぞ!」

ゲンスルー「黙れ!こっちは忙しいんだ!
あっ手が滑っ……」

シューッ

ファイヤーのHPがかいふくした

ファイヤーはけんこうになった

ゲンスルー「……」

バラ「……」
 ▼ 86 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/08 17:27:19 ID:vVlA6V/g [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「……まあ平和的に解決したってことで」

バラ「そうだな……ってふざけるな!にらみつけるで6タテなんて出来るか!」

ゲンスルー「……済んだことはいいじゃないか」

バラ「お前が言うな!」

サブ「おまえらはやくポケモンだせよ!ちょうせんをむこうにするぞ!」

二人の言い争いを聞いていたサブはイライラしながら言った

ゲンスルー「クッ……仕方ない……ヤレるとこまでヤるか」ポーン

ゲンスルーはファイヤーを繰り出した

ファイヤー「こりゃ無理ゲーですわwwww」

バラ「もう知らねェよ……」
 ▼ 87 ロンダ@ずがいのカセキ 15/02/08 17:28:18 ID:ebUeoKec NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「闇のデュエルはまだ始まったばかりだぜ」
 ▼ 88 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/08 17:44:58 ID:vVlA6V/g [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サブ「やっとやるきになったか!ピジョット、つばさでうつ!」

ピジョット「ピジョーー(おいおい、まともな技覚えさせてくれよ)」

ゲンスルー「躱してほのおのうずだ!」

しかし、ピジョットの素早い攻撃にファイヤーはついていけなかった

ファイヤー「ぐえっ」

ファイヤー残り70%

ゲンスルー「(流石はチャンピオンのポケモンではあるな。動きのキレが今までの雑魚とはまるで違う……)」

サブ「いいぞピジョット、もういちどつばさでうつ!」

ピジョット「ピジョーー(せめてつばめがえしとかさ)」

ゲンスルー「(避けるのは難しいか……)ファイヤー、ほのおのうずで迎撃しろ!」

ファイヤー「くらえ!初代チート技!」
 ▼ 89 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/08 18:07:33 ID:vVlA6V/g [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サブ「ピジョット、かまわずこうげきだ!」

ピジョット「ぴじょー」

お互いの技が激しくぶつかり合う!

……が

ピジョット90%
ファイヤー35%

ゲンスルー「クッ……!レベル差が大きすぎる!」

サブ「どうした!もうおしまいか?もっとおれさまをたのしませてくれよ!ライバルがこんなんじゃつまらないぜ!」

バラ「(ピジョットはほとんどダメージを受けていない……一方のファイヤーはあと一発耐えるか微妙だ……勝ち筋があるとすれば……)」

ピジョット「ピジョーー(あちち!)」

ピジョットはほのおのうずのダメージを受けた

バラ「(このまま技を避け続けてほのおのうずで倒すくらいか……)」
 ▼ 90 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/08 18:12:46 ID:vVlA6V/g [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もちろんそんなこと出来る筈もなく、

サブ「ピジョット、つばさでうつ!」

ピジョット「ピジョーー(ワンパターンだな)」

ファイヤー「ぐえっ」

ピジョット70%
ファイヤー2%

ゲンスルーあっという間に追い詰められてしまった

サブ「よし、これでおわりにするぞ!ピジョット、さいだいパワーでつばさでうつだ!」

ピジョット「ピジョーーー!!!」

ゲンスルー「………ここまでか」
 ▼ 91 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/08 18:21:45 ID:vVlA6V/g [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピタッ

突然、ピジョットの動きがとまった

サブ「どうしたんだ?ピジョット」

ピジョット「」ガタガタ

ピジョットはなにかに怯えているようにも見える

ゲンスルー「何だかよく分からんがとにかくチャンスだ!ファイヤー、ほのおのうず!」

ファイヤー「オラァ!」

ピジョット20%

サブ「クッ なにかのじょうたいいじょうか!?
だったらかいふくのくすりだ!」

シューッ

ピジョットはかいふくした

しかし、身体の震えは止まらない

サブ「な、なにがどうなってるんだ!?」
 ▼ 92 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/08 18:51:48 ID:vVlA6V/g [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「まさか……そうか!」

ゲンスルー「ファイヤー……にらみつける!」

ファイヤー「……」キッ!



ピジョット「……」ビクッ

サブ「ピジョット!?」

ピジョット「……」ガタガタガタガタ

サブ「ピジョットしっかりしろ!」

ピジョット「ぴ……ぴじょー……」バタッ

ピジョットは泡を吹いて倒れてしまった
 ▼ 93 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/08 19:08:22 ID:vVlA6V/g [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サブ「もどれ、ピジョット」

バラ「(なんて眼力だ……俺まで腰抜けちまったぜ)」

サブ「いっぴき たおした だけで いいきに なるなよ!
いけ、フーディン!」

ゲンスルー「にらみつける」

ファイヤー「……」キッ!

フーディン「……スミマセンデシタ」バタッ

サブ「フーディン!」
 ▼ 94 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/09 22:44:45 ID:BIwi8Qw. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あるポケモンはその鋭い目つきに逃げ出してしまった

またあるポケモンは恐怖の余りそのまま息絶えてしまった

にらみつけるの快進撃は止まることを知らない

なんと、ファイヤーはサブの最後の一体WカメックスWをもにらみつけるで倒してしまったのだった


サブ「そんな……」

サブはすっかり固まってしまっている

ゲンスルー「もう戦えるポケモンは残っていないぞ
サブ、目を覚ますんだ」

バラ「そうだサブ!帰って来い!」

ゲンスルー達は必死に呼びかける

すると

サブ「う……うう……頭が………!!」

サブは突然頭を抱えて苦しみだした
 ▼ 95 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/09 22:59:32 ID:BIwi8Qw. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サブ「……あ……あああ………!!!」

バラ「サブ!?」

サブ「…………ば……」

何かを言いたそうにしているようにも見える

サブ「……ば……ば……」

バラ「そうだ俺だ!バラだ!」

サブ「……ば……ばいびー……」パタッ

サブは気を失ってしまった

バラ「サブゥウウウウウウ!!!!!」

ゲンスルー「クッ……こうなったら身体で思い出させるしかないか」

ゲンスルーがサブの頭に手を置いたときだった

???「その必要は無いぞ」
 ▼ 96 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 10:31:12 ID:LPvCFKTk [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いつの間にか白衣を着た男が部屋の隅に立っていた

???「いや、正確にはそんなことをしても無駄ということじゃな」

男はゆっくりとゲンスルーに近づきながら言った

バラ「テメェは……オーキド博士!?」

ゲンスルー「お前は俺が爆弾を付けて殺した……死んだ筈だ。何故ここにいる?
それに今の話、どういうことだ?」

オーキド「前者の質問には詳しく答えられんな。想像にお任せするよ。念能力を使ったとだけ言っておこうか。
後者に関しては……説明すると長くなるな……」

そう言ってオーキドはポケットから何かを取り出した

ゲンスルー「何だそれは?」

オーキド「これはマスターバッジ。ゲームマスターの証じゃよ」
 ▼ 97 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 10:58:00 ID:LPvCFKTk [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー達は驚愕した

バラ「まさかテメェが!?」

オーキド「そうじゃ、ワシがゲームマスターの一人じゃよ」

ゲンスルー「W一人Wってことは他にもいるんだな?」

オーキド「いかにも。ゲームマスターは強化、変化、具現化、操作、放出系システム担当の5人と遺伝子操作によるポケモン製造実験担当……つまりワシの6人なんじゃ」

ここでオーキドは一息ついた

そして口を開く

オーキド「さて、殿堂入りおめでとう」
 ▼ 98 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 11:13:10 ID:LPvCFKTk [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その言葉にバラが激昂した

バラ「テメェ!こっちは仲間が一人おかしくなってんだ!そんな時に何だよ!俺たちを舐めてんのか!?」

ゲンスルー「バラ、落ち着け」

そう言って制したゲンスルーの目にもはっきり怒りが表れている

すると、オーキドは静かに言った

オーキド「ワシは仲間のゲームマスターの殆どをお前さんらに殺されたんじゃが」

バラ「!」


ゲンスルー「……つまりお前は俺達に復讐がしたいのか?」

オーキドは首を横に振った

オーキド「あいつらとはギブアンドテイクの関係じゃ。悔しくないとは言わないがそこまで拘りはない。
ワシがしたいのは復讐ではなくW依頼Wじゃよ」
 ▼ 99 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 11:22:06 ID:LPvCFKTk [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「依頼?」

オーキド「そうじゃ。ポケモン図鑑は持っておるな?その一番下を見てくれ」

ゲンスルーは言われた通りにした

さっきまでなかったはずの150番の枠がそこにあった

ゲンスルー「これは?」

オーキド「ミュウツーじゃよ。破壊を本能としながら高い知能を持つ最強のポケモン。
ワシの最高傑作にして失敗作……
お前さんらにはコイツの捕獲を依頼したい」
 ▼ 100 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 11:39:18 ID:LPvCFKTk [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「何故俺達がお前の依頼を受けなきゃならねェんだよ!」

オーキド「それがゲームクリアの条件だからじゃ。もともとこのゲームはミュウツーを倒してくれる強い念能力を探す為に作ったものじゃしな」

ゲンスルー「もうゲームクリアなんかどうでもいい、サブを連れて帰ると言ったら?」

オーキド「残念じゃがそれはできまい。
サブ君を元に戻すにはミュウツーを倒さなければならんからな」

ゲンスルー「!?」

オーキド「サブ君をおかしくしたのはミュウツーじゃ。奴はこのゲームを原作に近づけようとしておる。ワシがこの姿になったのも奴のせいじゃ。昔はもっとハンサムじゃった」

オーキド「もちろん報酬は出すぞ。ゲームクリア特典は嘘ではないからな」

ゲンスルーは暫く黙った後言った

ゲンスルー「分かった。お前の依頼、俺が引き受けよう」
 ▼ 101 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 16:41:52 ID:LPvCFKTk [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「ゲンスルー!いいのかよ!?」

ゲンスルー「確かにこの爺さんのことは気に食わないがサブを助けるにはこれしかないからな」

バラ「ゲンスルーがそう言ったのなら仕方ねェな……もうひと暴れするか!」

オーキド「協力感謝するぞ」

ゲンスルー「勘違いするなよ。お前はサブが元に戻ったらすぐにぶち殺してやる」

オーキド「構わんよ。ワシには怪物を生んでしまった責任がある。殺されても仕方がないじゃろう。
恐らくミュウツーはハナダの洞窟にいる筈じゃ。
生死は問わん……必ず捕まえてくれ」

ゲンスルー「分かった……バラ、サブも背負って行くぞ。あの爺さんは信用ならん」

バラ「ああ」

3人はハナダの洞窟へ向かった





オーキド「さて、ワシも準備するか」

ゲンスルーがいないことを確認したオーキドは不適に笑った
 ▼ 102 ノクラゲ@ジュペッタナイト 15/02/10 17:13:22 ID:g0QPdoN6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
早く続き頼む
 ▼ 103 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 17:39:37 ID:LPvCFKTk [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【ハナダの洞窟】

バラ「本当にミュウツーなんているのかよ……もう2時間は歩いてるぜ」

バラは不満気に言った

ゲンスルー「いや、強いオーラを感じる。確かにここにいる筈だ」

バラ「だと良いんだけどな」

ガラガラガラガラドーーーン

突然、岩が崩れたような大きな音がした

バラ「何だ!?」

ゲンスルー「洞窟の奥からだ……ミュウツーに違いない、急ぐぞ!」
 ▼ 104 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 17:53:14 ID:LPvCFKTk [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【ハナダの洞窟奥底】

ゲンスルーは何かの気配を感じとった

ゲンスルー「!!」

バラ「どうしたゲンスルー?」

ゲンスルー「(気配を消して隠れろ!W絶Wだ!)」フッ

バラ「お、おう」フッ

バラは言われるがままに岩陰に隠れた

バラ「(一体何だってんだよ?)」

ゲンスルー「(あそこを見ろ)」

バラ「(ん?……あいつは!?)」

ゲンスルーが指差す方向
そこには

ヒソカ「いいね〜(ハート)
キミは僕が今まで出会った誰よりも最高に美味しそうだ(スペード)」

謎の生物「……」
 ▼ 105 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 18:07:34 ID:LPvCFKTk [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「(何故アイツが!?)」

ゲンスルー「(強者の気配に惹かれてやってきたんだろう
それよりもあの生物……凄まじいオーラだ。恐らくアレがミュウツー)」

ミュウツーは感情のないロボットのような目付きでヒソカを見ている

ヒソカ「そんな目で僕を見つめるなよ(クローバー)
興奮しちゃうじゃないか(ダイヤ)」

とヒソカがいい終わらないうちに

シュン……

バラ「(ミュウツーが消えた!?)」

ゲンスルー「(いや、ヒソカの後ろにいる!瞬間移動か!?)」

ミュウツー「……」

ミュウツーはヒソカを念の刃で攻撃する
 ▼ 106 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 18:24:20 ID:LPvCFKTk [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しかし、刃は空を斬った

ミュウツー「……!!」

ヒソカ「危ない危ない(ハート)」

ヒソカは5m上からミュウツーを見下ろしニヤリと笑った

バラ「(ヒソカが浮いてる!?バンジーガムとやらだな)」

ヒソカはあらかじめ天井と自分をバンジーガムで繋いでいた

それをタイミングよく縮めることでヒソカは攻撃の回避と空中戦をも可能にしたのだ

ゲンスルー「W凝W(ヒソカからはゴム状のオーラが8本伸びている……つまり奴はこの洞窟内の一定の範囲内においては自由自在に立体移動ができるということか!)」
 ▼ 107 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/10 23:40:09 ID:LPvCFKTk [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒソカは浮いたまま言った

ヒソカ「もう少しキミが素早ければボクに当たってたかもね(ダイヤ)
ボクを見くびってもらっちゃ困るよ(ハート)
ボクは本気で闘りたいんだ(クローバー)
それとも今のが全力かい?(スペード)」

この挑発はヒソカの慢心に由来するものではない

相手に手の内を出させ、冷静な判断を失わせるための賢明な戦略である

ミュウツー「……」

ヒソカの言葉が分かったのだろうか

ミュウツーはヒソカの周りに念で出来た塊を無数に発生させた

専用技サイコブレイクである

ミュウツー「……!!」

ミュウツーが念を込めると同時に無数の塊がヒソカを襲いかかる

バラ「(あの量だぞ……避けきれるのか!?)」
 ▼ 108 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 00:02:24 ID:tE3SHVoI [1/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒソカ「いい攻撃だね(ダイヤ)
まあ僕には当たらないケド(クローバー)」

ヒソカは某立体起動装置のような
いや、それを遥かに凌駕する動きで塊を全てよけた

ミュウツー「……!?」

ゲンスルー「(思った通り、ヒソカは自在に飛べる!
……だが避けてばかりじゃあの化物は倒せないぞ)」

ゲンスルーの心配をよそに、ヒソカは口を開いた

ヒソカ「なーんだクローバー)
キミの全力はその程度だったのか(ダイヤ)
そろそろ僕にも攻撃させてもらうよ(ハート)」

相手に全力を出させ、それを目の前でいとも簡単に破る

そうすることで相手は戦意を完全に削がれてしまう

ミュウツー「……」

ヒソカ「キミにきーめた(ハート)」

ヒソカはモンスターボールを投げた
 ▼ 109 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 00:14:10 ID:tE3SHVoI [2/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポーン
ポーン
ポーン

イシツブテ軍団「ラッシャイ」

ピカチュウ軍団「ピッカ」

スピアー「ピアーッス」

ゲンスルー「(イシツブテ……またあの戦法か?
あれは確かに強いが遠距離攻撃手段を持つミュウツーに通用するのか?)」

ヒソカ「じゃあいくよ(スペード)」

ヒソカはイシツブテをけしかけた

イシツブテ軍団「ラッシャイラッシャイ」

バンジーガムによってイシツブテはとんでもないスピードと破壊力を持つ

ゲンスルー「(俺が見た時より威力が上がっている
ヒソカの野郎め……俺には本気を出していたかったんだな)」

ミュウツー「……!」

しかし、流石はミュウツー
これをいとも簡単に躱してしまう
 ▼ 110 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 10:33:14 ID:tE3SHVoI [3/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒソカ「ほう、これならどうかな(ハート)」

パチン

ヒソカは指を鳴らした

それを合図に

ピカチュウ「ピーカーチュー!!」バリバリバリ

ピカチュウ軍団は一斉に放電を始めた

ミュウツー「……!?」

ピカチュウから半径30mの範囲で電流が流れていない所など無い

あのミュウツーもこれは避けられない

ゲンスルー「(クッ……俺達も念でガードしなければ電撃がこちらまで!)」

バラ「(あれほどの電気……ヒソカもダメージを受けてしまうんじゃないか!?)」
 ▼ 111 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 10:47:03 ID:tE3SHVoI [4/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
勿論、ヒソカはそんなことは計算済みである

ヒソカ「やっぱり便利(スペード)
ボクのW伸縮自在の愛W(バンジーガム)」

ヒソカは自身のオーラで身を守っていた

ゲンスルー「(成る程、バンジーガムはゴムの性質を持つ……即ち電気を通さない
それで全身を覆うことで感電を防いでいるのか)」

ミュウツー「……」

ミュウツーは思うように動けない

それをヒソカは見逃さない

ヒソカ「殺るよ、イシツブテ(ハート)」

イシツブテ軍団「ラッシャイ」

ドゴッボガッバキッ

イシツブテヨーヨーによる激しいラッシュ

ミュウツー「……!!!」

電気に邪魔されミュウツーは避けきれなかった
 ▼ 112 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 11:02:30 ID:tE3SHVoI [5/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(イシツブテは地面タイプ……電気は効かない
全て計算され尽くしてあるな)」

バラ「(スゲぇ あのミュウツーが大ダメージを受けてやがる!
このまま勝てるんじゃないか!?)」

戦意を挫いた後で一方的な攻撃

自分の強さを見せつけるヒソカ

ここまでの計算や戦略はヒソカの豊富な実践経験から生み出されたものである

その経験こそがヒソカが最強たる所以……



ピッ……スパッ

ミュウツー「……!!」

ミュウツーの右腕が宙を舞った

ヒソカの投げたトランプである

いつものミュウツーには効かないような攻撃

しかし、イシツブテによるダメージの蓄積によりミュウツーのガードは落ちていた

ヒソカ「そろそろトドメかな(クローバー)」

ミュウツー「……」
 ▼ 113 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 11:10:26 ID:tE3SHVoI [6/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒソカは再び指を鳴らした

スピアー「ピアーッス」

スピアーが矢の如くミュウツーに襲いかかる

ダブルニードルだ

勿論全身はバンジーガムで保護されている

ミュウツー「……」

ミュウツーはただ見つめることしか出来ない

針が自身を貫かんとする光景を

ヒソカは勝利を確信する

ゲンスルーもバラも誰も勝利を疑わなかった

だが……
 ▼ 114 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 11:19:03 ID:tE3SHVoI [7/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スピアー「ぴ……ピアッ?」

突然、スピアーは動けなくなった

ヒソカ「何だ?」

ミュウツー「……」

ミュウツーの眼はスピアーを睨んでいる

バラ「(あれは……にらみつける!?)」

ゲンスルー「(違う、サイコキネシスだ)」

スピアー「……ぴ……ピアー……」

苦しさのあまりブルブルと震えるスピアー

すると次の瞬間

バーン

と音を立ててスピアーの体は木っ端微塵に砕け散った

ヒソカ「!?」

ミュウツー「……」ニヤリ
 ▼ 115 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 11:27:25 ID:tE3SHVoI [8/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミュウツー「……!!!」バッ

ミュウツーは手を前に突き出すような仕草をした

すると

イシツブテ「ら……シャイナラ……」

ピカチュウ「ぴ……か……」

スピアーと同じく苦しみだしたかと思うとそのまま

ババババババーーーーーン

体が破裂して死んでしまった

ゲンスルー「(なんて恐ろしい奴だ……)」

バラ「(オイオイ、俺達も似たようなことやってるぜ)」

ミュウツーは今度はヒソカの方を向いた
 ▼ 116 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 11:40:32 ID:tE3SHVoI [9/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミュウツー「……」ニヤリ

ニヤリと笑うミュウツー

みるみる腕が再生していく

ヒソカ「(じこさいせいか!?)」

ミュウツーの傷は完全に回復した

そのまま手を前に突き出す

ミュウツー「……!!!」

ヒソカ「(動けない!?)」

ミュウツーはそのまま手を高く上げた

同時にヒソカも上昇する

ミュウツー「……!!!」

無数の念の塊が出現した

ミュウツーのサイコブレイク

しかも、1回目より数が増している
 ▼ 117 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 12:00:51 ID:tE3SHVoI [10/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒソカ「(マズイ!避けきれない!それにこの数!ボクが……死!?)」

自分より強い者と闘ったことがなかった

何故なら自分が最強だったから

しかし、世界は広い

圧倒的な強者の存在

見せ付けられた格の違い

ヒソカは初めて恐怖していた

絶望すらしていた

ミュウツー「……」バッ

サイコブレイクが解き放たれる

ドドドドドドドドッ

次々と命中する念の弾丸

ヒソカは今まで闘ってきた者の顔を想い浮かべていた

団長、オモカゲ、ゲンスルー、カストロ……

最期に浮かんだのは自分が初めて殺した少年の顔だった
 ▼ 118 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 13:16:34 ID:tE3SHVoI [11/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドチャッ

気味の悪い音を立ててかつてヒソカだった物体は地面に落ちた

ミュウツー「……」

ミュウツーは疲れたのかその場に座りこんで目を瞑った

ゲンスルー「(あのヒソカが……こうも簡単に殺られるとは……)」

バラ「(か、勝てる訳がねェよ……あんな化物!)」

バラはサブを背負って逃げようとする

ゲンスルー「(待て、今逃げてもアイツに見つかって殺されるのがオチだ!
それに……俺はもう逃げないと決めた)」

バラ「(ゲンスルー、まさかアイツと戦う気か!?
死ににいくようなものだぞ!)」

ゲンスルー「(アイツは今闘いの後で体力を消耗している。倒すなら今しかない!)」

バラ「(そうは言ってもよ……)」
 ▼ 119 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 13:31:41 ID:tE3SHVoI [12/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(大丈夫、俺は死なんさ
アイツの体に爆弾を取り付けるだけのことだ)」

バラ「(アイツに触れられるのか?)」

ゲンスルー「(分からん……一か八かやってみるさ)」

バラは暫く黙ったあと言った

バラ「(分かった……俺が囮になる)」

ゲンスルー「(何だって!?)」

バラ「(俺がミュウツーの気を惹きつける。その間にお前は爆弾を仕掛けてくれ)」

ゲンスルー「(そんなことをすればお前は……」

バラ「(構わねェよ……お前が逃げないなら俺も戦う、それだけのことだ
サブを頼む)」

そう言ってバラはミュウツーの元に走り出した

ゲンスルー「(オイ待て!バラ!バラーーー!!)」
 ▼ 120 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 17:12:30 ID:tE3SHVoI [13/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミュウツー「……!」

ミュウツーはすぐにバラに気づいて目を開いた

バラ「喰らえ糞野郎!」

バラはミュウツーに殴りかかる

ミュウツー「……」

シュン

バラの拳はからぶった

ゲンスルー「(また瞬間移動!)」

ミュウツーはバラの背後に回り込む

だがバラはそれを読んでいた

バラ「ハッ」

ミュウツー「……!!」

裏拳が見事にミュウツーに決まった

あのビスケにも血を流させたバラの得意技である
 ▼ 121 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 17:28:04 ID:tE3SHVoI [14/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミュウツー「……!!」

ミュウツーは2mほど吹っ飛んだ

バラはそのままラッシュにはいる

バラ「オラオラオラオラァァァァ!!!」ドドドドドドドドッ

バラは肉弾戦においてはヒソカにも引けを取らない実力者である

ミュウツーはガードが間に合わない

ゲンスルー「(バラがくれたチャンスを逃すわけにはいかない!)」

ゲンスルーは気配を断ち、ミュウツーに接近しようとした

しかし

ミュウツー「……!」

バラ「グッ……身体が!?」

ミュウツーのサイコキネシスでバラは身体の自由を奪われてしまった
 ▼ 122 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 17:44:29 ID:tE3SHVoI [15/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミュウツーはそのままバラを持ち上げる

ミュウツー「……!!!」

バラ「グアアァァァァ!!」

苦しみだすバラ

ゲンスルーは見ていられなかった

ゲンスルー「(バラ、すまん……だが今しか無い!)」

ミュウツーがバラにトドメを刺そうと手を上げた

そのとき

ゲンスルー「爆弾魔(ボマー)の力を見せてやる!」

BOMB!!

ゲンスルーはミュウツーの肩を掴み、爆破させた

ミュウツー「……!!!」

ミュウツーもこれには驚きダメージを受けた

その拍子にサイコキネシスも解除される

ドサッ

解放されたバラは地面に落ちた
 ▼ 123 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 17:55:26 ID:tE3SHVoI [16/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「ハァハァ……」

ゲンスルー「大丈夫かバラ!?」

バラ「ああなんとか」

ゲンスルー「よかった……」

安堵したゲンスルーはミュウツーに向き直る

ゲンスルー「よく聞けミュウツー!」

ゲンスルーはW命の音Wの説明をした

ミュウツー「……」

説明を聞いていた間、じこさいせいにより傷を治していたミュウツー

ゲンスルーの言葉が理解出来たのか

話せるのか

誰にもわからない

だがミュウツーの肩に爆弾が出現したことは確かである

ゲンスルー「(よし、とりあえず成功だ)」
 ▼ 124 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 18:08:29 ID:tE3SHVoI [17/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「バラ、ここから離れるぞ!」

バラ「もう逃げないんじゃなかったのか?」

ゲンスルー「冗談を言ってる場合か!これはアイツを倒すための戦略的撤退だ!」

二人はミュウツーから距離を取ろうと後退した

ミュウツー「……」

ミュウツーは逃がすまいとサイコキネシスを発動した

ゲンスルー「グッ……この技か!」

バラ「ウウ……だがさっきよりも弱いぞ
恐らく相手の強さと人数に比例して効果も弱まるんだろう」

二人は耐えながら後退を続ける

ミュウツー「……」

どうやらサイコキネシス中はミュウツーは動けないようだ
(サイコブレイクやじこさいせいは出来るが、それは縛る対象が一人の場合のみである)
 ▼ 125 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 18:16:00 ID:tE3SHVoI [18/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミュウツー「……」

ミュウツーはサイコキネシスを解いた

二人の身体が自由になる

ゲンスルー「追ってくる気か!?」

バラ「関係ねェ!一気に逃げるぞ!」

二人は走り出した

ミュウツーは何故か追って来ない

ミュウツー「……」

ゲンスルー「(何が狙いだ!?)」

ゲンスルーが考えていると

ゴンッ

バラ「うわっ!」

ゲンスルー「どうした!?」
 ▼ 126 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 18:30:40 ID:tE3SHVoI [19/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「分からん……ここに見えない何かがあるらしい。それにぶつかったようだ」

ゲンスルー「見えない何か?」

ゲンスルーはバラが言った箇所に触れた

バチッ

手は弾かれてしまった

ゲンスルー「結界か!!」

その正体はミュウツーを中心とした半径50mのバリアーだった

相手を強制的に閉じ込め、外からも内からも干渉を許さない強力なバリアー

ミュウツーは二人を逃がさずに確実に殺す気だ
 ▼ 127 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 18:56:05 ID:tE3SHVoI [20/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「闘うしかないということか……」

ゲンスルーは手にオーラをこめる

バラ「ゲンスルー、お前が攻撃される訳にはいかない!下がってろ!」

バラはミュウツーに向かっていった

ミュウツー「……」

ミュウツーは念で刃を創り出し、迎え討つ

シュッ シュッ シュッ

刃で斬りつけるミュウツー

だがバラには当たらない

バラ「オラオラこんな程度か?」ドドドドドドドドッ

そう言ってバラはミュウツーに殴りかかる

ミュウツーはガードで精一杯のようだ
 ▼ 128 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 19:12:15 ID:tE3SHVoI [21/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(何故サイコキネシスを使わない?
……そうか!)」

バラ「オラァ!」ドゴッ

ミュウツー「……!!」

バラのパンチがガードの甘い脇腹に入った

衝撃で3m吹っ飛ぶミュウツー

ゲンスルー「(奴はサイコキネシスを使わないのでなく使えないんだ!
恐らくバリアーの副作用だろう)」

ゲンスルーの推測は正しかった

ミュウツーはバリアー使用中

・サイコキネシス弱体化
・瞬間移動不可
・じこさいせい速度低下

の3つの制約を持っていたのた

ゲンスルー「(これならいける!)」

ゲンスルーはバラを補助すべく構えた

しかし、大きな誤算があった
 ▼ 129 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 19:30:28 ID:tE3SHVoI [22/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「まだまだいくぜ!」

バラも再び構える

ミュウツー「……!!!」

ミュウツーは無数の念の塊を発生させた

バラ「!!」

ゲンスルー「これはサイコブレイク!?」

ゲンスルーは制約の内にサイコブレイクも含まれると思っていたのだ

ドドドドドドドドドドドドドドドドッ

塊はスコールのように二人を襲う

バラ「グアァッ!」

ゲンスルー「クッ……!」

なんとかガードした二人だったが、ゲンスルーは左手、バラは右足にそれぞれダメージを受けてしまった

ゲンスルー「(この技……恐ろしい威力だ……
いったいあとどのくらいこの攻撃に耐えればいいんだ!?)」

ゲンスルーはミュウツーの肩の爆弾を確認した
 ▼ 130 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/11 20:00:48 ID:tE3SHVoI [23/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4856

その数字はゲンスルーを戦慄させた

ゲンスルー「(仕掛けてからから15分は経っている筈だ
それに今は戦闘中だぞ
本当なら3500は切っていてもおかしくない!)」

ミュウツーは息一つ切らさずに次の塊を創り出す

バラ「また来るぞ!」

ドドドドドドドドッ

バラ「グアァッ!」ズキズキ

ゲンスルー「クッ……!」ズキズキ

今度は肩と肘にそれぞれダメージを受けた

ゲンスルー「(こんな攻撃をあと80分……ダメだ!とてももたない!)」

バラ「……クソッ!」

バラもかなり辛そうだ

ミュウツー「……!」

そんな彼らに構いなくミュウツーはさらに塊を創り出す
 ▼ 131 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 13:28:15 ID:DeLrVFvE [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルーはある決心をする

ゲンスルー「バラ、作戦変更だ。W命の音Wは無視してミュウツーを直接叩く!」

バラ「正気か!?まともに闘って勝てる相手じゃ無ェぞ!」

ドドドドドドドドッ

サイコブレイクが二人を襲う

ゲンスルー「グァッ!
……ならこの攻撃に1時間以上耐えられるのか?」

バラ「それは……」

ゲンスルー「幸い奴は近接格闘に関してはそこまで強くない。俺たちでも十分戦える筈だ」

ミュウツー「……」

ミュウツーは塊を創り始める

ゲンスルー「サイコブレイクのインターバルは約5秒だ……バラ、耳を貸せ」ヒソヒソ
 ▼ 132 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 17:18:56 ID:DeLrVFvE [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(………いいな、次の攻撃と同時にいくぞ!)」

バラ「(了解!)」

ミュウツー「……!」

ドドドドドドドドッ

ミュウツーは4度目のサイコブレイクを放つ

と同時に

バラ「ウオオオオオオオオ!!」

ミュウツー「……!!」

バラは攻撃を受けながらもミュウツーに向かっていった

バラ「くたばっちまいな!」

怒涛のラッシュでミュウツーを防御に徹しさせる
 ▼ 133 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 17:29:22 ID:DeLrVFvE [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルーはその間にオーラを溜める

増大したオーラによる攻撃でミュウツーを確実に葬るためだ

ゲンスルー「(バラ、無理はするなよ)」

バラ「オラオラオラァ!(ゲンスルー、俺のことはいい、お前はオーラを溜める事に専念しろ)」

ミュウツー「……」

【ミュウツーのサイコブレイクまであと3秒】

バラのラッシュに押され気味のミュウツー

ゲンスルーの推測通り、単純な身体能力ではバラに分があるようだ
 ▼ 134 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 17:50:42 ID:DeLrVFvE [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【ミュウツーのサイコブレイクまであと2秒】

ゲンスルーはオーラを掌に集中させる

溜めたオーラを一点に集中させることで凄まじい攻撃力を生み出す

ゲンスルー「(これだけオーラが溜まれば奴に再生させずに倒せるだろう)」

ゲンスルーはミュウツーの背後に回りこんだ

バラ「今だゲンスルー、殺れ!」

バラはミュウツーから離れた

巻き添えを避けるためである

ミュウツー「……!!!」

ミュウツーはようやくゲンスルーの攻撃に気付く

ゲンスルー「もう遅い、終わりだミュウツー!」
 ▼ 135 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 17:54:50 ID:DeLrVFvE [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルーの攻撃がミュウツーに迫る

避ける術はない

だが

ミュウツー「……」ニヤリ

ゲンスルー「(何だこの余裕は!?)」

ミュウツーは笑いながら手を挙げる


先に気付いたのはバラだった

バラ「ゲンスルー危ない!」

ゲンスルー「!?」

ドドドドドドドドッ
 ▼ 136 ビシラス愛好家 15/02/15 18:07:57 ID:/TWbny4o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
気になります
 ▼ 137 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 18:12:06 ID:DeLrVFvE [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「グアァァァッ!!」

ミュウツーのサイコブレイクの直撃を受けたゲンスルーは倒れこんでしまった

ゲンスルー「(何故だ?まだ5秒経っていない筈……
まさか嵌められたのか!?)」

実はミュウツーのサイコブレイクの間隔はW3.5秒Wであった

ミュウツーはこの状況を予期していた訳では無かったが、体力を温存する為W5秒W間隔で攻撃していたのだ

バラ「ゲンスルー……ウッ……!」

バラはゲンスルーに駆け寄ろうとした

だが直撃こそしなかったものの、サイコブレイクでダメージを受けた為、思うように体が動かない

ミュウツー「……」

ミュウツーは念でできた矢のようなものを具現化させた

矢はゲンスルーの心臓を真っ直ぐ向いている

ゲンスルー「ここまでか……殺るならさっさと殺れよ」

ゲンスルーは諦めたように手足を広げて大の字になった
 ▼ 138 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 18:25:37 ID:DeLrVFvE [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「待ってくれ……そいつは見逃してやってくれ……殺すなら俺を殺せ……」

バラの言葉でミュウツーは一度だけ振り向いたが、すぐにゲンスルーに向き直った

バラの提案は意味を成さない

ミュウツーは二人とも殺す気なのだから

ミュウツー「……」

ミュウツーは矢を構えた


ゲンスルーは目を閉じる

この時ミュウツーはゲンスルーの懐から転がっていくモンスターボールに気付かなかった
 ▼ 139 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 18:49:05 ID:DeLrVFvE [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポーン

ミュウツー「……!?」

突如現れたポケモンにミュウツーは固まった

ゲンスルー「(今だ!)」ガバッ

ゲンスルーはここぞとばかりに立ち上がる

ミュウツー「……!」

ミュウツーはサイコブレイクでポケモンを倒そうとする

だが、どういう訳か体が動かない

ミュウツー「……!?」

ゲンスルー「油断したな、喰らえ!W一握りの火薬W」

ミュウツー「……!!!?」

BOMB!!!

フルパワーのW一握りの火薬Wが炸裂した
 ▼ 140 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 19:07:34 ID:DeLrVFvE [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「……ハァ……ハァ
よくやったな、ファイヤー」

ファイヤー「いやあそれ程でも」

ゲンスルーの作戦はこうである

まず、バラがミュウツーと接近戦をする
その間にゲンスルーはオーラを溜めて攻撃する
そして万が一失敗すればファイヤーのにらみつけるで動きを止めてトドメを刺す



砂埃が晴れるとミュウツーは倒れていた

体は半分に千切れ、意識は無い

W命の音Wのカウントが続いていることから辛うじて生きてはいるようだ

ゲンスルー「あれで息があるとはなんという生命力だ……」

バラ「早くトドメを刺そうぜ。目覚めるかもしれない」

ゲンスルー「ああ」

???「フォッフォッフォッ
焦るでない。まだ終わっとらんよ」
 ▼ 141 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 20:35:44 ID:DeLrVFvE [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「オーキドか。何の用だ?」

オーキド「なに、ワシの研究の成果を披露しに来ただけじゃ」

バラ「研究?」

ゲンスルー「そのヘンテコな機械のことか?」

オーキドは巨大なアームの付いた装置に身を包んでいる

オーキド「半分正解じゃ。だがこの装置はそのほんの一部に過ぎぬ」

そう言うとオーキドはミュウツーの方を向いた

オーキド「ミュウツーよ。なんと情けない……ワシはこんな奴らに負けるように造った覚えは無いぞ」

ゲンスルー「まさかテメェ……俺達を殺すつもりでここに送りこんだのか?」
 ▼ 142 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 21:03:21 ID:DeLrVFvE [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーキド「いかにもそうじゃ
お前さん達はミュウツーの実験台となってもらう為にここに呼んだのじゃよ
もっともミュウツーが負けるのは計算外じゃったがな」

バラ「フン、俺達をみくびっていたようだな
生きて帰れると思うなよ」

ゲンスルー「言い残した事はあるか?」

オーキドは不敵に笑った

オーキド「フォッフォッフォッ
死ぬのはお前さん達じゃよ」

そう言うとオーキドは腕を振り上げた

キュイイイイイイイン

ミュウツーの体が光に包まれる
 ▼ 143 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 22:14:58 ID:DeLrVFvE [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「!?」

ゲンスルー「これは!?」

オーキド「これこそがワシの研究の集大成、進化を超えた進化WメガシンカWじゃよ」

ゲンスルー「メガシンカ?」

ミュウツーを包んでいた光が消えていく
代わりにメガシンカしたミュウツーの姿が露わになった

一回り小さくなった体
消えた尻尾
頭から延びる大きな器官

メガミュウツーY「………!!」

オーキド「さあ、第2ラウンドといこうかのう」
 ▼ 144 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 22:28:24 ID:DeLrVFvE [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラ「へっ!何がメガシンカだ
さっきより小さくなってるじゃねェか」

そう言って強がるバラも分かっている

このミュウツーはさっきよりもずっと強いことを

メガミュウツーY「………」

シュン

一瞬、ミュウツーの姿が消えた

そして次に現れた時、その手はファイヤーの生首を持っていた

ゲンスルー「!?」

メガミュウツーY「………」

グチョッ

ゲンスルーの側にいたファイヤーの胴体がバラバラになった

ゲンスルー「(何だ?……何が起こった!?)」
 ▼ 145 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 22:41:20 ID:DeLrVFvE [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルーは全くついて行けない

ミュウツーはさらに続ける

メガミュウツーY「………」

無数の念の塊を創り出した

その数は半径30mをほぼ埋め尽くす程だ

バラ「オイオイ、冗談だろ……」

メガミュウツーY「………!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドッッ

サイコブレイクが解き放たれた



だがそれらはゲンスルー達には当たらず、

代わりに洞窟の天井や壁を破壊しつくした
 ▼ 146 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 22:51:55 ID:DeLrVFvE [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガラガラガラガラ

崩れ落ちる天井や壁

ゲンスルー「クッ……!大丈夫かバラ?」

バラ「ああ、それより何だあの威力は!?」

辺り一面が瓦礫の山になっていた

巻き込まれて瓦礫に挟まれたり押しつぶされたポケモン達の姿も見える

ハナダの洞窟はほぼ消滅してしまった
 ▼ 147 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/15 23:00:47 ID:DeLrVFvE [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボコッ

瓦礫の山から何者かが脱出した

オーキド「ハァハァ……死ぬかと思ったわい」

オーキドはアームを使って身を守っていたらしい



ゲンスルー「ダメだ……勝てるわけがない……」

バラ「諦めるのはまだ早いぞ!アレを見てみろ!」

バラはミュウツーの肩を指差した

632、631、630・・・

ゲンスルー「W命の音W!?」

バラ「どうやらメガシンカとやらをしたおかげで心拍数が上がったようだぜ
このままいくと5分足らずでドカンだ!」
 ▼ 148 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/16 22:15:35 ID:e1S7rHs2 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「……5分か」

僅かに見えた希望にゲンスルーはすがることにした



メガミュウツーY「………」

ミュウツーは洞窟の崩壊から生き延びたポケモン達をサイコキネシスで殺していく

その姿は遊んでいるようにも見える

オーキド「ミュウツーの奴め……メガシンカの膨大なパワーを制御できておらんのか?
おーいミュウツー!何をしておる!?
殺せ!早くこの者達を殺すんじゃ!」

ミュウツー「………!」

オーキドの言葉でミュウツーはようやくゲンスルーの方を向いた

ゾクッ

戦慄が走る

ゲンスルー「(何だこの恐ろしい眼は!?)」
 ▼ 149 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/16 22:18:59 ID:e1S7rHs2 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
退屈そうで、それでいて無邪気な子供のよう

だがその赤い眼は混じり気のない純粋な殺意を向けていた

まるで人を殺す機械

ちょうど子供がなんの理由もなく虫を殺すのと同じように、ミュウツーは何の躊躇いもなくゲンスルー達を殺すだろう

ゲンスルー「(こんなの……5分どころか1分もつかどうか……)」

ガタガタと震えるゲンスルー

一度立ち直りかけたゲンスルーの心は再び砕かれてしまった
 ▼ 150 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/16 22:27:39 ID:e1S7rHs2 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
それはバラも同じだった

バラ「(もうお終いだ……)」

だがバラのとった行動はゲンスルーとは対照的だった

なんとミュウツーに真っ直ぐ向かって行ったのだ

バラ「う……うあああぁぁぁぁ!!!」

ゲンスルー「や、やめろ!!」

バラはもはや自暴自棄に陥っていた

バラ「ハハ……アハハハハハハハハハハハハ!!」

基地外のように笑いながらめちゃくちゃにミュウツーを攻撃する

ドゴッボガッバキッ

しかし以外にも、バラはミュウツーを押していた

メガシンカにより身体が小さくなったことでむしろ近接格闘能力は下がった為である

だが、ミュウツーは余裕溢れる笑みを浮かべていた
 ▼ 151 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/16 23:57:32 ID:e1S7rHs2 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メガミュウツーY「………!!」ニヤリ

ゲンスルー「バラ、危ない!はやくミュウツーから離れろ!」

危機を察知して警告するが間に合わなかった

キュイン

身体が一瞬まけ光に包まれたかと思うと、ミュウツーはさらに別の姿に変化していた

シンカ前より大きくなった体
膨れあがった筋肉
青い眼

メガミュウツーX「………!」ギロリ

ミュウツーは殴りかかってくるバラを睨んだ

次の瞬間

バラ「!?」

バラは猛スピードで吹き飛ばされ50m先の瓦礫の山に埋れてしまった
 ▼ 152 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/17 23:30:46 ID:ZDgVRBTI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「バラ!!?」

ゲンスルーはバラに駆け寄ろうとする

そのときミュウツーと目が合った

メガミュウツーX「………」

ゲンスルー「!?」

気付けばゲンスルーもバラと同じように吹き飛ばされていた

ゲンスルー「(何だ!?今何をされた!?)」

ミュウツーの動きを目で追うことすら出来なかった

Xの超人的な体術

幸いなことに、ゲンスルーは目が合った瞬間恐怖から本能的に防御の姿勢をとっていたため、致命傷は避けられた
 ▼ 153 コザル◆F6aoRxKC4Q 15/02/18 07:16:02 ID:xgJNSYT. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンスルー「(クッ……!こうなったら)」

BOMB!
BOMB!
BOMB!

ゲンスルーは周囲の瓦礫を爆破させた

辺りに砂煙が立ち込める

煙幕を張って爆発まで逃げ切る作戦だ

もちろんミュウツーに通用しないのは分かっていたが

メガミュウツーY「………!」

ミュウツーはYの姿に戻り、手を前に突き出した

ゲンスルー「(やはり来たか……身体が動かん)」

そのまま手を突き挙げる

同時にゲンスルーの身体も浮遊した

空中で磔にされるゲンスルー
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