ヒトカゲ｢僕は何も出来ないんだ！｣

※人間が絶滅しポケモンだけが生き残った世界


日が暮れポケモンたちは集落に戻る時間 ヒトカゲも自分の巣穴に戻ろうとしていたが...

ヒトカゲ｢向かいの森が騒がしいな...｣

向かいの森にはポケモンはほとんど住んでいないはず
ただならぬ空気を放つ洞窟がひとつあるだけだった

ゾロアーク｢早く巣に帰れ...何年も森の用心棒をしてきたがこんなことは初めてだ...｣

ヒトカゲ｢この森に何が起こるんだろう？｣

ゾロアーク｢分からないが多分ロクな事じゃないな｣

ヒトカゲ｢ゾロアークも気を付けてね｣

ゾロアーク｢大丈夫だ｣

ヒトカゲ｢なんか不安になってきたな...｣

この森に何かが起ころうとしていた...

俺日本語検定うけようかな

>>2
奇遇だな

ヒトカゲ｢リオルはまだ起きてるよな...｣

リオルは彼の幼馴染で今はルカリオになるため体を鍛えていた

ヒトカゲ｢おーい リオル！｣

リオル｢なんだヒトカゲ？｣

ヒトカゲ｢いや... なんか眠れなくて...｣

リオル｢俺は今逃げる準備をしてたんだ 森の住人にも声を掛けなきゃいけないし...｣

ヒトカゲ｢なんで！ あの洞窟に何かあるの？｣

リオル｢昔聞いたことがあるんだけどあの洞窟には気まぐれななさエンテイが住んでいるのさ｣

ヒトカゲ｢森が焼かれるってこと？｣

リオル｢少なくともこの森に俺たちが住み着いたときエンテイと戦ったから恨まれてはいるはず...｣

ヒトカゲ｢じゃあ逃げる当てはあるの？｣

リオル｢俺はここから徒歩で２日の里に逃げるべきだと思うけど進化前の俺たちだけじゃ危険だから誰か連れてくべきかと思ってさ｣

ヒトカゲ｢ならゾロアークに頼もうよ！｣

リオル｢確かに彼は頼れるし他のポケモンに変装もできるよな｣

ヒトカゲはゾロアークに着いてきてもらうことにした

ゾロアーク｢まあ俺はいいけど少し遠くないか？｣

ヒトカゲ｢そこが一番安全なんだよ！｣

ゾロアーク｢でも最近変な集団がうろちょろしてんじゃん？｣

リオル｢エンテイよりましだし 俺たち進化したら強いし着いてきても良いじゃないか？｣

ゾロアーク｢しゃあねーな！徒歩２日だけだぞ！｣

ヒトカゲ｢ありがとー！｣

ガルルルゥ...！

リオル｢エンテイが襲って来るからもう行こう！｣

ゾロアーク｢ってこのまま行ったら山を超え砂漠を超え...時間かかって良いから遠回りしようぜ！｣

リオル｢それにヒトカゲは炎タイプだしね！｣

ヒトカゲ｢まあね...｣

ヒトカゲ達は無事にたどり着くことが出来るのか！？

リオル｢この辺に小さな里があるはず...｣

ゾロアーク｢あの里か！｣

ヒトカゲ｢すいませーん！｣

ミルホッグ｢何かわいに用でも？｣

リオル｢ここの民宿に一泊出来ますか？｣

ミルホッグ｢ええけど最近頭おかし奴多いから持ち物調べるけどエエか？｣

ヒトカゲ｢はい！｣

リオル｢俺たち頭おかしくないスッから｣

ゾロアーク｢えっ...はい...｣

ミルホッグ｢自分見られたらアカンの持ってんの？｣

ゾロアーク｢いや...｣

ミルホッグ｢なら調べるで｣ｶﾞｻｺﾞｿ

ミルホッグ｢リオルはんの大丈夫や｣ｽｯ

ミルホッグ｢ヒトカゲはんは荷物多いけど大丈夫｣ﾄﾞｻｯ

ゾロアーク｢うっ...｣

ミルホッグ｢ゾロアークはんの...ん？ サーナイトの...薄い本や...｣

ゾロアーク｢いや...可愛すぎるのが悪いんだ！｣

ヒトカゲ｢ははは...｣

リオル｢...｣

ゾロアーク｢早く行こうぜ！｣

ミルホッグ｢ゾロアークはん ちょっと可哀想や｣ﾑｸﾑｸ

ミルホッグ｢勃ってもうたわ｣ｼｺｼｺ

落ちます