【SS】ヨウ（5歳）「おねえちゃん、だぁれ？」リーリエ「えっ！？」

ーある日のポケモン研究所ー

ククイ「う〜ん………それにしても凄いなぁ…、この【ふしぎなアメ】って道具は。」

ククイ「ポケモンが一粒なめれば忽ち能力が成長して、ポケモンの進化のきっかけにもなったりするなんてなぁ……」

ククイ「……もし、この成分を調べて養分を凝縮したりすれば、もっとポケモンの成長を促進させられるんじゃないのか？」

ククイ「ポケモンの進化についてはシンオウ地方のナナカマド博士の特権だけど………」

ククイ「よし、決めた！この研究はボク１人でやってみよう！！何事も探究心が大事だからな！！」

リーリエ「それじゃあ、お姉ちゃんが寝かせてあげようか？」

ヨウ「えっ……いいの……？」

リーリエ「ふふっ、ヨウ君ならいいわよ？」

ヨウ「うん…………それじゃあおねえちゃんといっしょにねる………」ﾎﾟﾌｯ

リーリエ（私に寄りかかるヨウ君も可愛いな………）

ヨウ「ねぇおねえちゃん………だっこしてナデナデして？」

リーリエ「ふふっ、ヨウ君は甘えん坊さんね………いいわよ。」

ギュッ、ナデナデ………

ヨウ「うーん……おねえちゃん……ありがとう………」

リーリエ「どういたしまして。」

ヨウ「おねえちゃん………リーリエおねえちゃん………すき…………だーいすき…………







およめさんになってぇ………。」

リーリエ「！？！？！？！？」

最高かな？(語彙力の低下)

リーリエ「えっ………！？ちょっとヨウ君！！それって………！！」

ヨウ「んぅ〜………むにゃむにゃ………」

リーリエ「ね………寝言……？…………はぁ〜〜〜っ！！」

リーリエ「ホンっとびっくりしました！！縮んでるとはいえヨウさんの口からこんな言葉が出るなんて………」

リーリエ「………でもホント、ヨウさんってちっちゃい時はこんなに子供っぽかったんですねー。おねえちゃんって慕われてましたけど、これじゃあ………


お母さんになったみたいです。」

リーリエ「……って、何考えてるんでしょうね私は、子供のヨウさんを見て………」

リーリエ「子供の……ヨウさんを………見て………」


リーリエ「子供の………ヨウさん………」

リーリエ「ヨウさんの…………子供………」




リーリエ「…………ヨウさんとの………子供…………」




リーリエ「！？！？！？！？！？！？」

こらw

ほしぐもちゃんのこと思い出してたらもっと素晴らしかった

シエンせんべい

神 ス レ

しえん

支援

リーリエ「わ、私ったら何て事を考えて………！！」

リーリエ「こ、これ以上何かを考えたらまた変な事を考えてしまいほうです………」

リーリエ「一旦落ち着いて………無心でこの子を撫でてれば………」

ナデナデ…ナデナデ……

リーリエ「………ふぅ、何とか落ち着きました。」

リーリエ「それにしても子供のヨウさんって………暖かいですね………」

リーリエ「まるで私も………心から………暖かく…………なり…………そ……………」

リーリエ「………………」ｽﾔｽﾔ………

…………グググググ……………





グクググググググ………………

リーリエ「………ん………」

リーリエ「………ハッ！？わ、私まで眠ってしまったなんて………」

リーリエ「早く博士のところへ戻らなくては…………って……………」









ヨウ（１５歳）「っ…………ん……………」









リーリエ「 」

服破れてすっぽんぽん

>>95
破れてないです、一応。

リーリエ（えええぇぇぇぇっ！？！？！？！？よ、よヨよよヨヨよよヨよ………ヨウさん！？）

リーリエ（な……何で………！？薬は………！？）

リーリエ（………って、服が５歳児のままだからギリギリ破れてないけど身体のラインや肌がたくさん見えて………！！）

リーリエ「ど………どうしたら………」


ヨウ「ん………？アレ？ここは………？」



リーリエ「よ、ヨウさん………」

ヨウ「！？り、リーリエ！？何でこんなココに！？それにココってメレメレの花畑………っ痛っ！？」

（ヨウ、自分の服装を一瞥する。）

ヨウ「……………………」





ヨウ「何じゃこりゃああああああああぁぁぁぁぁぁっ！！！！！！」

シエンせんべい

支援テイ

15歳だったのか

>>100
あくまで個人的な設定です。

ーヨウの家ー

リーリエ「………という訳なんです。」

ヨウ（普段着）「う………嘘………」

リーリエ「ホントですよ。」

ヨウ「ボクは何て事をしてしまったんだ………って、そんな事より、ゴメン、リーリエ………せっかく約束したのに今日１日無駄にさせちゃって………」

リーリエ「いえ、ちゃんとお出かけは出来ましたよ？それにこんな経験は滅多に出来ない事ですし………」

ヨウ「………は？」

リーリエ「可愛かったですよ、ヨウさん。私の事をおねえちゃんって慕ってくれたし………」

ヨウ「！！」

リーリエ「私の作ったオムライスが美味しいって褒めてくれましたし………」

ヨウ「！？」

リーリエ「メレメレの花畑まで一緒に出かけましたし、お互いに花冠を作ったりしましたしね。」

ヨウ「わーっ！ストップストップ！！聞いてるこっちが恥ずかしくなりそうだよ！！」

リーリエ「まだまだありますよ？それに………っ！！」

ヨウ「？ リーリエ、どうしたの？」

リーリエ「あっ……あの………ヨウさん……付かぬ事をお聞きしますが………宜しいでしょうか？」

ヨウ「？ 何？」

リーリエ「ヨウさん………縮んでる時………最後になんて言ったか覚えてますか？」

ヨウ「最後…………？う〜〜〜ん……………………





ゴメン、やっぱり覚えてないや。」

リーリエ「で、ですよね……アハハ…………」

ヨウ「…………」

しえん

リーリエ「あっ、もう空も夕焼けですね………そろそろ帰らないと。」

ヨウ「大丈夫？ボクが送ろうか？」

リーリエ「平気です。それよりもヨウさんは治ったばかりなんだから安静にしておかないと。」

ヨウ「あ、あぁ………」

リーリエ「それでちゃんと体調を戻したら………また誘って下さいね？」

ヨウ「………分かった、約束する。」

リーリエ「ふふっ、ありがとうございます。それじゃあヨウさん！さようなら！」

ヨウ「あぁ、またね、リーリエ。」



ガチャ、バタン。




ヨウ「…………」

ヨウ「………はぁ………」

バターン。（ベットに突っ伏す音）

ヨウ（ごめん、リーリエ………ボクは君に１つだけ嘘をついた。）



リーリエ（………最後になんて言ったか覚えてますか？）



ヨウ（………実はさっきからある言葉が頭の中をチラつくんだ）

ヨウ（こんな言葉、誰にも言った事無いし、誰にいうのかも決めてない………）

ヨウ（でも………はっきりと頭に浮かんでくるんだ………）










ヨウ「………リーリエ………好きだ………大好きだ………お嫁さんになってくれ………」


ヨウ「っ！！…………何言ってるんだボクは………」

支援!

支援よりの支援

しえん

支援以外アリエナイw

ニヤニヤが止まりませんな〜

くっつく期待

あと２、３回の書き込みで終わらせるつもりだったのに、寝落ちというポカをやらかしてしまいました。これはケジメ案件ですね………。

ヨウ（こんな事事誰にも言えないよ………まだ子供なんだし………）

ヨウ（でも………もし、この先ボクが成長して、大人になってこの言葉を言うとしたら………やっぱりリーリエ以外考えられない、と言うかリーリエ以外には死んでも言いたくない。）

ヨウ（だから、今は言わない。これから先、もしボクが君にプロポーズする時になったら………真実を教えてあげる。）

ヨウ（だからそれまで待っててね…………








リーリエ………お姉ちゃん…………。）




終わり。

ーその頃ー

リーリエ「………あれ？何か大事な事を忘れてるような………気のせいでしょうか？」






ー夜、ポケモン研究所ー

ククイ「よし………最後にこれとこの液体を混ぜれば………」

イワンコ「ワンッ！ワンッ！」

ククイ「ん？どうしたんだイワンコ？………って！？コレはドリンクを作る時に必要な材料の１つじゃんか！！調合し忘れたのか！？」

ククイ「マズイマズイぞ………！！とりあえず最後の液体に混ぜれば………」

ズルッ！！


ドカシャカ、ガシャーン！！


ククイ「あああああぁぁぁぁぁぁっ！！！！ドリンクを全部ひっくり返してしまったああああぁぁぁぁぁぁっ！！！ククイぃ！！何やってるんだあああああぁぁぁぁぁぁっ！！！！！」

既に作る必要の無いドリンクを必死に作っていたククイ博士の悲痛な叫びが、夜のポケモン研究所に響いた。

ホントにおわり。

これにて２回目のＳＳ終了です。
おねショタというものがイマイチ掴めず、イメージで書いたので、足りない部分もあるかと思われますが、ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

乙
終わりが急だったけど良かった

お疲れ様でした
おねショタよかったよ

見てて口元が緩む内容でした

とっても良かったよ

乙。
続編、別作品期待

たまにはこんなヨウリエSSもいいね