？？？｢カが欲しいか？｣　ミツル｢え？｣

　カが欲しいか？僕の対戦ノートにこう書かれてあったのに気づいたのは昨夜だった。僕は欲しいと書いて手持ちのポケモン達と寝た……




　うーん……もう朝か……

チルタリス｢起きて｣ﾕｻﾕｻ

ミツル｢ふぁぁぁ……おはよう、チルタリス｣

チルタリス｢おはよう、カミツル｣

ミツル｢ん？かみつる？｣

チルタリス｢自分の名前を"ドわすれ"？

　　　　　　特殊受けになるつもり？｣

ミツル｢僕はミツルだよ｣

チルタリス｢いいえ！カミツルよ！｣

エルレイド｢寝ぼけたのか、カミツル？｣

フライゴン｢ほら、トレーナーカード｣

　トレーナーカードには僕の写真と名前が………

ミツル｢カミツル！？｣

　　　――――メガシンカが有る世界――――

カミツル｢本当にごめんなさい！｣

エルレイド（もういいよ。

　　　　　　それより、どうやってミツルを助けるかだ）

カミツル｢エルレイドがテレパシーを使えてよかった……

　　　　　ポケモンの話が分かるから、この世界の事を知れたわ｣

エルレイド（これ少し疲れるけど）

カミツル｢そう？じゃあ必要な時にお願い｣

ジバコイル｢貴殿は夜の役割が持てるのですかなｗｗｗ｣

カミツル｢ジバコイルは何て言ってるの？｣

エルレイド（コイツは無駄だから気にしないでくれ）

ジバコイル｢ジバんんｗｗｗ｣

カミツル｢じゃあ話の続きをするね｣

ちなみに　ミツルの手持ち　・ファイアロー♂
・エルレイド♂・ロズレイド♂・マリルリ♂
・フライゴン♀・ジバコイル（♀）・チルタリス♀

カミツル｢私は元々ポケモンリーグの警備員なんだけど、容姿が良いからって芸能事務所にスカウトされて……｣

フライゴン（それ自分で言うんだ）

カミツル｢名前が似てるからってカミツレって人と一緒にお仕事する事も多かった。

　　　　　この仕事は好きだし、続けたい。

　　　　　だから、義父がしてきた事を公表すると、私の仕事はなくなる………

　　　　　そう思ってこの事は言わなかった。

　　　　　でもあの人から逃げたくて………

　　　　　だから少しの間この世界の私―――男の子だったから入れ替わろうって思ったの｣

エルレイド（だがミツルは不幸なことに、女の子になっていたってところか）

カミツル｢そう………そしてあの人は他にも恐ろしい事をするの………｣

　　　――――メガシンカが無い世界――――
※もうミツルはカミツルの手持ちに事情を話しました

ミツル｢ポケモンの改造！？｣

サーナイト｢そう。ポケモンの心を閉ざして強化させてるの…………

　　　　　　その名もダークポケモン｣

デルビル｢ｱｵ-ﾝ｣

サーナイト｢しかもそのポケモン達が強くて………

　　　　　　レベルは200あるわ｣

ミツル｢レベル200……！｣

サーナイト｢普通のポケモンはレベル100が最大……

　　　　　　私達じゃかないっこないわ｣

　　　―――――メガシンカが有る世界―――――

カミツル｢しかもあの人はお母さんまで操って……

　　　　　何をするのか分かったもんじゃない！｣

エルレイド（早くミツルを助けないと！）

カミツル｢どうしよう………私のせいで………｣

　　ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ

エルレイド（俺が出る）ｶﾞﾁｬ

グリーン｢ボンジュール！ミツルはどこだ？

　　　　　俺のジム用のポケモンを鍛えて欲しくてな｣

エルレイド（この人は一応信頼できるが……話すか？）

カミツル｢私が話すわ｣

グリーン｢ミツル……

　　　　　暫く会わない内に雰囲気変わったな｣

カミツル｢実は私はミツルではないんです……｣

グリーン｢はぁ！？｣

　　　　　　―――――――――――――――

グリーン｢そう言う訳か………

　　　　　ミツルが危ないな｣

カミツル｢私のせいで………｣ｵﾛｵﾛ

グリーン｢オレの知り合いに異世界に行けるポケモン、パルキアを持ってる奴が居るんだ。

　　　　　そいつを呼んで来る｣ﾋﾟﾎﾟﾊﾟﾎﾟﾋﾟ

　　　　　―――――――数分後――――――――

　　ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫｫﾝ

カミツル｢きゃ！｣

　突然轟音と共に空間に裂け目が現れ、中から大きなポケモンと1人の少年が出てきた。

グリーン｢久しぶりだな、コウキ｣

コウキ｢PWT以来でしたっけ？｣

ユウキ、ハルカ｢なんじゃこりゃあ！？｣

コウキ：ダイヤモンド、パール、プラチナの男主人公のデフォルトネーム。容姿はプラチナの男主人公。

パルキア｢ぱるぱるぅ！｣

コウキ｢おーよしよし｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

パルキア｢ぱるるぅ♪｣

コウキ｢パルキア、皆をもう一つの世界に連れてってくれる？｣

パルキア｢ぱるぅ！｣

ユウキ｢何事だ！？｣

カミツル｢あ！もしかしてユウキさんですか？｣

ユウキ｢ミツル………君？｣

カミツル｢いえ、ただのそっくりさんです｣

グリーン｢実はな………………｣

　　　　　　――――――――――――

ユウキ、ハルカ｢そう言う事か………｣

カミツル｢そちらの女性は……｣

ハルカ｢そっちの世界のあたしは関わりが無いのね……｣

ハルカ｢あたしはハルカ。

　　　　ミツル君の未来の嫁よ！｣

ユウキ｢ミツル君と結婚するのはオレだ｣

エルレイド（いつもこんな感じだから気にしないで）

カミツル（いつもこれなのか……めんどくさそう……）

レックウザ｢吐きそう…………｣

ハルカ｢どうしたの、レックウザ！？｣

エルレイド（吐きそうだって）

コウキ｢パルキアのあれで酔ったのか……｣

レックウザ｢う………うぇ……おええええええ｣ｷﾗｷﾗｷﾗ

ハルカ｢うわーーーー！｣

カミツル｢何このキラキラした石……｣

レッド｢…………キーストーン………｣

カミツル｢（そう言えばさっきから居たな……）

　　　　　キーストーンって？｣

グリーン｢キーストーンってのはポケモンをメガシンカさせるのに必要な石だ。

　　　　　メガシンカってのは、トレーナーとポケモンの強い絆の力によって引き起こされる、一時的な進化の様な物だ。

　　　　　トレーナー側のキーストーン、ポケモン側のメガストーンってのが要るんだが………

　　　　　　試した方が早いな｣ﾎﾟﾝｯ

フシギバナ｢ばぁな〜｣

グリーン｢フシギバナ、メガシンカ！｣ｷﾞｭﾜｷﾞｭﾜ

　グリーンのペンダントの中のキーストーンが光りだした瞬間、それと呼応するようにフシギバナが持ってる石が光りだす………そして二つの光が繋がり、一つになった時フシギバナの体に変化が起こる………

カミツル｢フシギバナが……！｣

メガフシギバナ｢ばぁぁぁぁなぁぁぁ！｣

グリーン｢フシギバナが持ってる石――フシギバナイトとオレのキーストーンが反応して、フシギバナがメガシンカした姿――メガフシギバナになったんだ｣

レッド｢……メガシンカすると種族値が100上がる………

　　　　メガシンカは限られたポケモンしか使えない……特性やタイプが変わるポケモンも居る……｣

フーディン｢種族値100上昇の法則はSMからだぞ｣

カミツル｢凄い！私の世界ではこんなの見たことがないです！｣

ユウキ｢メガシンカが無い世界か………｣

ユウキ｢レックウザが吐いたキーストーン………

　　　　4個くらいある……｣

ハルカ｢お土産に一つ持っていったら？｣

カミツル｢ええっと………｣

ハルカ｢遠慮せずに！｣

カミツル｢あ……ありがとうございます……

　　　　（レックウザが吐いた物………）｣

グリーン｢そろそろミツルを助けに行くとするか｣

コウキ｢パルキア！｣

パルキア｢ぱるぱるるるるるぅ！｣ﾊﾟｼｭ

　パルキアの腕から空間さえも切り裂きそうなエネルギーの刃が放たれ、空間に奇妙な裂け目が現れる……

コウキ｢みんな、入って！｣

　　　―――――メガシンカが無い世界―――――

義父｢ただいま｣

母親｢おかえりなさい｣

義父｢カミツルはどこですか？｣

母親｢上、自分の部屋｣

義父｢さて……お楽しみといきますか｣


サーナイト｢帰ってきた！早く逃げて！｣

ミツル｢ファイアロー、"ブレイブバード"で遠くに連れてって！｣

ファイアロー｢御意に｣ﾌﾞ-ﾝ


義父｢逃げられましたか………鬼ごっこは負けませんよ……

　　　ねぇ、ダークルギア？｣

　　　　　―――――132番道路―――――

ミツル｢とりあえず逃げてきたけど………｣

義父｢ここに居ましたか｣

ミツル｢……！アクロマ！｣

アクロマ｢お父さんと呼んでくれませんかね？

　　　　　野外でヤるのも良いですね｣

ミツル（やるって……何を……）

サーナイト（それはね男の人と女の人の

エルレイド（黙れ）

アクロマ｢わたくしのハガネールがZワザを今にも出してしまいそうです｣

エルレイド（あのシビシラスをぶった斬りたい）

アクロマ｢逃げるというのなら勝負してからでお願いします。

　　　　　行きなさい、ルギア！｣ﾎﾟﾝｯ

ルギア｢………………｣ｷﾞﾛｯ

ミツル（こっちの世界のアクロマもポケモンの改造を！）

アクロマ｢"エアロブラスト"｣

ミツル｢ファイアロー、"アクロバット"！

　　　　エルレイド、"ちょうはつ"！

　　　　エネコロロ、"すてみタックル"！

　　　　ロズレイド、"どくどく"！

　　　　ジバコイル、"10まんボルト"！

　　　　サーナイト、"ムーンフォース"！

　　　　チルタリス、"りゅうせいぐん"！｣

　　　――――――ホウエンの大空―――――――

ユウキ｢なんで空にでてくるのぉぉぉぉ！｣

ハルカ｢レックウザ、あたしとあれを運んで！｣

グリーン｢ギャラドス、頼んだ！｣ﾎﾟﾝｯ

レッド｢………カゲヤマ（リザードン）………｣ﾎﾟﾝｯ

カミツル｢チルタリス、助けて！｣ﾎﾟﾝｯ




ルギア｢……………｣ｺﾞｫｫｫｫ
　　　　　　　　　　　　　ｴｱﾛ　ﾌﾞﾗｽﾄ
　ルギアの口から放たれた一息の空気弾は周りの岩を抉り、エルレイドを吹き飛ばす。当然エルレイドはこの威力の、しかも効果抜群の技は耐えきれなかった。

ミツル｢エルレイド！｣
　　　　　　　　　　・・・・・・・
アクロマ｢もう一度、エルレイドだけに"エアロブラスト"。

　　　　　わたくしに逆らうとはどういう事か教えてあげませんとね｣

ミツル（ボールの光が届かない！これじゃあエネコロロと同じ！僕は何のためにチャンピオンになったんだ！）

　2年半前、我を忘れて暴れていたグラードンが居た。それの攻撃をミツルのエネコロロが受けた。HPは0だろう。

ミツル『エネコロロ、戻って！

　　　　…ボールの開閉スイッチが壊されてる！

　　　　今の攻撃で！？エネコロロ、逃げるよ！

　　　　ロズレイド、手伝って！』

ロズレイド『ロゼ！』

　ロズレイドはエネコロロに"どくのトゲ"が当たらないようにエネコロロを抱きかかえ、走り出す。そこにグラードンの"だんがいのつるぎ"がミツルに向かった。

ミツル『うわぁぁぁ！』

エネコロロ『んにゃぁぁぁあ！』ﾄﾞﾝ

ミツル『え！？』ﾌｯﾄﾋﾞ

　エネコロロはミツルを遠くに突き飛ばした。ミツルは"だんがいのつるぎ"には当たらないだろうが、エネコロロには直撃してしまう位地だ。エネコロロは最後の…最期の力を振り絞りミツルを突き飛ばしたので、避ける体力はもう残されてない。

　この世界にはポケモン勝負に於ける法律がある。HPが0、つまり、戦闘不能や瀕死状態と言われるポケモンに攻撃してはならないという法律だ。瀕死状態のポケモンが攻撃を受けると重体、最悪の場合命を落とす。そんな事は普通のポケモン勝負では絶対にない、いや、絶対にあってはならない事だ。

　エネコロロは今、伝説のポケモンの、しかもレベルが130のポケモンの攻撃を受ければ確実に命を落とす。エネコロロはそれを承知していた。それでもミツルを助けたいと思ったのだ。

　大地の剣はエネコロロの体を貫いた。エネコロロから噴水の様に紅いしぶきが吹き出した。ミツルはその真紅の世界でエネコロロの名を叫ぶ。更にグラードンの攻撃がエネコロロに命中し、紅の噴水は滝になった。

ミツル｢やめてぇぇぇぇぇ！｣




ジバコイル｢我を忘れておりませんかなｗｗｗ｣

　急にリングからミツルのジバコイルが降りてきて、カミツルのエルレイドを庇う。かなりジバコイルは吹き飛ばされたが、ひこうタイプの技は4分の1のダメージしか受けない。それでも体力の半分近くのダメージは受けた。

ジバコイル｢イケメンヤケモンの登場ですぞｗｗｗ｣

ミツル｢ジバコイル！それにあのリングは！｣

ユウキ｢おい、クソ親父！

　　　　オレの未来の夫に手を出すんじゃねぇ！｣

ハルカ｢おい、クソ親父！

　　　　あたしの未来の夫に手を出すなボケェ！｣

※ここからはメガシンカが有る世界と無い世界の同一人物、ポケモンを見分けるために、
メガシンカが有る世界→有〇〇
メガシンカが無い世界→無〇〇　とします。

カミツル｢エルレイド！｣

無エルレイド｢来るのが少し遅いんだよ………｣

カミツル｢ジバコイル、ありがとう！

　　　　　凄くかっこよかった！｣

有ジバコイル｢礼には及びませんぞｗｗｗ

　　　　　　少し照れますなｗｗｗ｣

無エルレイド｢ありがとう。助かった｣

ミツル｢初めてジバコイルがかっこいいと思ったよ！｣

有ジバコイル｢初めては余計ですなｗｗｗ｣

ミツル｢エルレイド、戻って｣ﾋｭ-ﾝ

カミツル｢私はもう逃げない！

　　　　　あんなアホ毛に逃げてちゃダメ！｣

アクロマ｢カミツルが2人………

　　　　　さっきのが偽物ですか。

　　　　　偽物には興味がありません。

　　　　　ルギア、あの子に"ダークブラスト"｣

コウキ｢"あくうせつだん"！｣

　ルギアの技とパルキアの技がぶつかり合い、激しい爆発が起こる……水しぶきで辺りが良く見えない。

カミツル｢今の内に手持ちポケモンとバッグを交換しましょ｣

ミツル｢うん……（やっぱりそっくりだなぁ）｣

カミツル｢迷惑かけて本当にごめんなさい！｣

ミツル｢別にいいよ。

　　　　ここまで来たら他人事じゃない………

　　　　異世界の僕の事でもあるしね………

　　　　………それってキーストーン！？｣

カミツル｢うん。あっちの世界で貰ったの。

　　　　　でもポケモン側の石が無いから……｣

ミツル｢それなら………あった！これ使って！

　　　　サーナイトナイトって言って、サーナイトをメガシンカさせるのに必要な道具なんだ｣

カミツル｢いいの？｣

ミツル｢僕は使わないからね｣

アクロマ｢また邪魔が入りましたか……

　　　　　行きなさい、ゲノセクト達よ！ダークポケモン達よ！｣ﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ-ﾝ

ゲノセクトx4｢ｷｸﾘｸｸｷ｣

赤ゲノセクト｢……………｣

ファイヤー、サンダー、フリーザー｢ぎゃおーす！｣

エンテイ、スイクン、ライコウ｢鳴き声ー！｣

グリーン｢レッドとオレはゲノセクトを相手する！

　　　　　ミツルとカミツルはルギアを！

　　　　　コウキ、ハルカ、ユウキはその他を！｣

カミツル、ミツル｢分かりました！｣

コウキ｢了解｣

ハルカ｢死にたい奴からかかってこい！｣

ユウキ｢死にたくない奴はアクロマを倒して｣

レッド｢…………勝手に決めないで…………

　　　　………すぐに終わりそう……………｣

レッド｢ラプンツェル（ラプラス）、"ほろびのうた"｣

グリーン｢フシギバナ、少し戻ってろ｣



ハルカ｢"にらみつける"でもしてみろよwww｣

ファイヤー｢ぎゃおーす！｣ｷﾞﾛ

パッチール｢防御上がったー｣



ミツル｢エルレイド！｣

カミツル｢サーナイト！｣

ミツル、カミツル｢メガシンカ！｣

レッド｢カゲヤマに交代。

　　　　そしてウィノ（クチート）も｣ﾋｭ-ﾝ　ﾎﾟﾝｯ

カゲヤマ｢ぐぅぅぅ｣

クチート｢クチ！｣

グリーン｢行け、フシギバナ、ギャラドス！

　　　　　さっきのキーストーンを使うとするか！｣

レッド｢輝け、カゲヤマ、ウィノ！

　　　　メガシンカ！｣

グリーン｢オレ達も行くぞ！メガシンカ！｣

　レッドのキーストーンがクチートと、レックウザが吐き出したキーストーンがリザードンと反応する………クチートの頭のアゴは2つになり、リザードンの体は黒くなった。

　グリーンのキーストーンがフシギバナと、レックウザが吐き出したキーストーンがギャラドスと飯能する………フシギバナの体と花は更に大きく、ギャラドスの体はエビフライの様になった。

レッド｢"ねっぷう"、"ふいうち"｣

グリーン｢フシギバナ、"のろい"！

　　　　　ギャラドス、"たきのぼり"！｣

　リザードン達より早くゲノセクトが攻撃を仕掛ける………と思いきや、クチートが"ふいうち"で1匹のゲノセクトを攻撃する。メガアブソルのそれより高い威力だが、レベルの差がとても大きく、体力の20%程しか削れない。

レッド｢………耐えられた…………｣

グリーン｢図鑑によると、あいつらのレベルは150だとよ｣

レッド｢………攻撃が来る……気をつけて……｣

　先程攻撃を受けたゲノセクトともう1匹のゲノセクトは、フシギバナに凄まじい光弾を発射する……並のポケモンでは一発も耐えられないが、耐久が売りのメガフシギバナはその攻撃を2発も耐えてみせた。

グリーン｢同じ技のように見えたが、タイプが違うようだな……｣

レッド｢背中のカセットみたいなの……色が違う……

　　　　色的にほのおタイプとみずタイプ………｣

グリーン｢あの技は背中のカセットによってタイプが変わるって事か……

　　　　　"あついしぼう"があって良かったぜ｣

　赤いゲノセクトはギャラドスに急接近し、"ジザークロス"を繰り出した。効果抜群だが、ギャラドスはギリギリの所で耐え、"たきのぼり"で反撃する。

グリーン｢よく耐えた！

　　　　　"いかく"がなかったら危なかったな｣

　残りのゲノセクトの内の1匹はリザードンに、残りの1匹はクチートに、先程、他のゲノセクトが撃った技を繰り出す。しかし、攻撃を受けた2匹の体力は半分程しか減ってない。そしてリザードンが相手全体に"ねっぷう"を繰り出した。鉄をも溶かすその風は、ゲノセクト達を襲い、3匹が倒れてしまう。

レッド｢"ほろびのうた"必要なかった………｣

レッド｢もう一度"ねっぷう"｣

グリーン｢フシギバナ、"ねっぷう"に"しびれごな"を乗せといてくれ。

　　　　　なんか呆気ないな｣




コウキ｢もうあっちは終わったのか……

　　　　こっちも手伝って下さいよ。

　　　　ムクホーク、ライコウに"がむしゃら"！

　　　　エンペルトはそこに"アクアジェット"！｣

　伝説のポケモン、しかも違法な方法で強化されたポケモン達との戦いで傷つき、体力を消耗しているムクホークの"がむしゃら"は強力だった。ムクホークの攻撃で吹き飛ばされたライコウにエンペルトの"アクアジェット"が命中し、ライコウは倒れた。



ハルカ｢"フラフラダンス"！｣

パッチール｢むしゃむしゃーな！｣ﾌﾗﾌﾗ

　パッチールのフラフラとした踊りは周りのポケモンまでフラフラにしてしまう恐ろしい効果があるのだ。そして伝説のポケモンといえどｑあｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ

ファイヤー、サンダー、フリーザー｢ｑあｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ｣

ハルカ｢ｑあｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ｣

ファイヤー｢ぎゃおーす！｣

サンダー｢ぎゃおーす！｣

フリーザー｢53位ぎゃおーす！｣

　ファイヤー、サンダー、フリーザーは"こんらん"して自分自身を攻撃する。そして作者も自分自身を攻撃するｑあｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ

ハルカ｢フーパ、アイツらに"いじげんラッシュ"！｣ﾌﾗﾌﾗ

フーパ｢フーパ、ヤッツケル！｣

　真の力を取り戻したフーパは、ファイヤー、サンダー、フリーザーの周りにリングを浮かせ、そこから手を伸ばして攻撃する…………非接触技である。

ユウキ｢オレ達の出番は？｣


ミツル｢メガサーナイトの特性は"フェアリースキン"！

　　　　ノーマルタイプの技をフェアリータイプに変えて、威力を1.2倍にする特性なんだ！

　　　　そこにタイプ一致補正も上乗せされるよ！

　　　　これ使って！

カミツル｢これは………｣

ミツル｢教え技とかを思い出すマシンなんだ！

　　　　これで"ハイパーボイス"を思い出させて！｣

アクロマ｢わたくしに勝てる訳ないじゃないですか。

　　　　　カミツル、今すぐわたくしと〔ﾋﾟ---〕しなさい。

　　　　　そうすればあなたのポケモンもそこのそっくりさんも見逃してあげましょう｣

カミツル｢もうアンタみたいな変態アホ毛眼鏡の言う事なんて聞かない！

　　　　　サーナイト、"ハイパーボイス"！

　　　　　ジバコイル、"かみなり"！

　　　　　ファイアロー、"ブレイブバード"！

　　　　　ロズレイド、"ベノムショック"！

　　　　　チルタリス、"パワースワップ"！｣

ミツル｢エルレイド、"スキルスワップ"！

　　　　ジバコイル、"かみなり"！

　　　　ファイアロー、"ブレイブバード"！

　　　　ロズレイド、"ベノムショック"！

　　　　チルタリス、"ハイパーボイス"！

　　　　フライゴン、"げきりん"！｣

カミツル｢エネコロロ、"かたきうち"！｣を追加で


アクロマ｢行きなさい、トルネロス、ボルトロス、ランドロス！

　　　　　"はねやすめ"、"ぼうふう"、"かみなり"、"じしん"！｣

　エルレイドはルギアの特性"プレッシャー"と自分の特性"せいしんりょく"を入れ替えた。ミツルのチルタリスはレックウザが吐いたキーストーンの光に包まれメガシンカし、カミツルのサーナイトと共に、岩をも砕く轟音を轟かせ、2匹のロズレイドは"もうどく"状態のルギアに"ベノムショック"を浴びせ、エネコロロはカミツルのエルレイドの敵を討たんとルギアに突撃し、2匹のジバコイルは、"かみなり"をルギアに見事命中させ、2匹のファイアローは羽を折りたたみ、低空飛行でルギアに突進し、フライゴンは怒り狂ったようにルギアに攻撃する………しかし、数々の攻撃を受けたルギアは、"はねやすめ"して、今まで受けたダメージの殆どを回復してしまう。

　カミツル達のポケモンの猛攻が続く中、アクロマはトルネロス、ボルトロス、ランドロスをボールから出し、トルネロスはエルレイドに"ぼうふう"を、ボルトロスはサーナイトに"かみなり"を、ランドロスは今の攻撃で瀕死状態になったエルレイドとサーナイトを含め、相手全体に強烈な"じしん"を繰り出した。

　ランドロスの"じしん"でミツルのジバコイル、2匹のロズレイド、エネコロロは倒れ、ジバコイルは"がんじょう"でギリギリ耐え、メガチルタリスは元からの高耐久でギリギリ耐えた。そして、ボルトロスとトルネロスの攻撃で戦闘不能になったサーナイトとエルレイドは重症を負った。

ミツル｢エルレイド！戻って！

　　　　"げんきのかけら"を食べて｣

カミツル｢サーナイト！戻って！

　　　　　"げんきのかけら"を食べて｣

ミツル、カミツル｢戦闘不能のポケモンに攻撃するなんて！｣

アクロマ｢あなた達の残りポケモンは後少し………

　　　　　降参するかポケモンが傷つくか……

　　　　　ポケモントレーナーならどちらを選ぶのが適切か分かりますよね？｣




グリーン｢ポケモンの改造をする上、義理の娘に〔ﾋﾟ---〕とかして、戦闘不能のポケモンに攻撃するクソ野郎をぶちのめす事だよな！

　　　　　ルギアに集中攻撃だ！

　　　　　フーディン、"ガードシェア"！

　　　　　ラッタ、"いかりのまえば"！｣

　フーディンはルギアの高い耐久とフーディンの紙耐久を平均し、自分とルギアの防御、特防を同じにする。そしてラッタは鋭い前歯でルギアを噛みつき、ルギアの体力を半分にした。さらに"もうどく"のダメージを受けたようだ。

アクロマ｢くっ…………ル………（声が出ない！）｣

グリーン｢今更気づいたか？

　　　　　ゲノセクトと戦ってた時に"ねっぷう"を使ったんだけどよ、その風に"しびれごな"を乗せてお前の所に運んだんだよ。

　　　　　ダークポケモンは心を閉ざしてるんだろ？

　　　　　指示なしでは戦えないだろうな。

　　　　　その痺れた手では"アクロママシーン"を操れないだろうしな｣

　ダークポケモンのルギア、トルネロス、ボルトロス、ランドロスは指示がなくなり、攻撃を止めた。ファイヤー、サンダー、フリーザー、ライコウ、スイクン、エンテイ、5匹のゲノセクトは既に戦闘不能だ。

アクロマ｢……！……れ……を……！｣

グリーン｢なんでオレが知ってるかって？

　　　　　異世界のテメェーと戦った事があるんだよ｣

レッド｢…………警察、どこ？………

　　　　……連れてく……グリーンが……｣

グリーン｢勝手に決めんなよ。まあいいけど｣

グリーン｢結局攻撃は意味なかったな。

　　　　　フーパ、リングで交番と繋げてくれ｣

フーパ｢フーパ、グリーンヲケイサツオクリ！｣

グリーン｢それだとオレが悪いことしたみたいじゃないか……

　　　　　オレはこいつを連れてくよ。バイビー！｣

カミツル｢バイビー？｣

レッド｢………グリーン………ちゃんと更正してね………｣

　　　\ｵﾚﾊﾑｼﾞﾂﾀ-/

レッド｢…………ルギア達のリライブ………｣

カミツル｢リライブ？｣

ミツル｢ダークポケモンのココロを開くことだよ｣

カミツル｢ココロを開く………ねぇ、ルギア。

　　　　　あのクソアホ毛メガネ野郎に酷いことされたの？｣

ルギア｢…………｣

カミツル｢私も……酷いこと、たくさんされた………｣

ルギア｢……………｣

カミツル｢あっ！まずは傷の治療しないとね！

　　　　　"かいふくのくすり"プシューするよ。

　　　　　少し染みるよ｣ﾌﾟｼｭ-

ルギア｢………｣

　ルギアはかなり傷ついていて、"かいふくのくすり"かなり染みるはずだが、何の反応も示さない。

カミツル｢あなた………"さみしがり"でしょ？

　　　　　さっきの戦いで分かった……｣

ルギア｢…………！｣

　ルギアは少し表情を変える………

カミツル｢寂しいなら、私が………私達が一緒よ｣

ルギア｢…………｣

カミツル｢皆と一緒に遊ぼ！楽しいよ！｣

ルギア｢………………｣

カミツル｢そんな黙ってないで！ほら、こっち！｣

　　　　　　　――――――――――――――

カミツル｢ライチュウBreakの"グランボルト"でルギアに止め！

　　　　　私のサイドが0になったから、私の勝ち！

　　　　　どう？私強いでしょ〜！｣

ルギア｢…………………｣

　今まで自分も含め、あらゆるもの、飼い主もどうでもいいと思っていた。何故かは思い出せない、思い出したくない。だが、この子と遊んでいると………自分は負けてはいるが、この子の笑顔を見ていると、自分まで嬉しくなってくる。

ルギア｢……………もう一度だ。コツを掴んだ。

　　　　次は負けない｣

カミツル｢喋った！次も私が勝っちゃうよ！｣

　ルギアの体が光ってゆく………そして、"サイコドライブ"を取り戻した。

レッド｢…………リライブした……………2人とも楽しそう｣

　　　―――トクサネ大型ポケモンセンター―――

ミツル｢エルレイド、サーナイト、後3日で退院できるけど、しばらく勝負はダメだって｣

エルレイド｢えぇ………暇だなぁ……｣

サーナイト｢私がトレーナーになるからカミツルはポケモンになって｣

カミツル｢むりむり！トレーナーは人間でもポケモンでもできるけど、人間はポケモンになれないよ！｣

サーナイト｢お得意の魔法でポケモンに成れるんじゃない？｣

カミツル｢私の魔法はちょっとしたものなの！｣

ミツル｢魔法！？｣

カミツル｢そう！私は魔法が使えるの！｣

サーナイト｢ほとんどエスパーと変わらないけどね｣

カミツル｢魔法だもん！エスパーじゃないもん！

　　　　　瞬間移動したり、ポケモンと話せたり、ポケモンの技が使えたり………

　　　　　　ただ、魔法を使ってると疲れるから、ポケモンと喋る魔法はたまにしか使わないの。

　　　　　　大体なんとなく分かるからね｣

サーナイト｢大体はずれてるけどね｣

カミツル｢魔法を使える回数は決められてて………

　　　　　私はPPみたいな感じでMPって呼んでるけど………

　　　　　ポケモンと喋ることくらいなら10分でMPを1くらい消費するの。瞬間移動なら1kmくらいで1消費したり……

　　　　　MPは1日に500くらいしか使えないの。

　　　　　でも、君と私を交換するのには１ヶ月分のMPを使ったわ。だって異世界に繋いだことないし……｣

エルレイド｢なんか違うゲームになってきたぞ｣

カミツル｢私が魔法を使えるようになったのは10歳の頃………ノートに『力（ちから）が欲しいか？』って書いてあったんだけど、欲しいって漢字が読めなくて……

　　　　　だから無視したの｣

ミツル｢無視したんだ……｣

カミツル｢そして朝起きたら魔法が使えるようになって、頭に『あなたは超能力が使えるようになりました』って聞こえたの｣

ミツル｢超能力だよね？｣

カミツル｢魔法なの！｣

ミツル｢そうだ！その魔法で僕の病気を治してくれる？

　　　　たまに女の子になるんだ……｣

カミツル｢そんな便利な魔法はない｣

ユウキ｢ミツル君は女の子でも良いよ｣

ミツル｢僕は困るんです｣

カミツル｢女の子っぽいなぁって思ってたけど、本当に女の子だったんだね。私とそっくりだよ！｣

ミツル｢カプ・テテフって言うポケモンに女の子にされて………｣

カミツル｢カプ・テテフ！私もそのポケモンに男の子にされた事があるの！12時間くらいで戻ったけど｣

ハルカ｢どっちがどっちかなんて見分けがつかないよ｣

ミツル｢僕が分からないんですか？｣ｳﾙｳﾙ

ハルカ｢違うよ！｣

ユウキ｢裸になったら分かると思う｣

ミツル｢グリーンさんと一緒に刑務所暮らししますか？｣

カミツル｢死刑台はこちらですよ？｣

ユウキ｢ごめんなさい、なんでもありません。命だけはお許しを｣

その頃、キンセツシティの警察署

グリーン｢証拠はこのバトルビデオにある｣

署の人｢どれどれ…………確かにそうみたいですね………｣

グリーン｢ふぇ……ふぇ…………ふぇくしゅん！｣

アクロマ｢……………！｣

グリーンのくしゃみがアクロマに直撃しただけです。

　　　　　―――――4日後、裁判所―――――

裁判長（BBS民3）｢被告は…………｣

検事（BBS民4）｢デデーン！｣

裁判長｢死刑！｣

弁護士｢異議なし！｣

アクロマ｢…………！｣


カミツル｢これで…………終わった………

　　　　　………この苦しみも…………私の仕事も…………｣

　　　　―――――記者会見するとこ―――――

記者1｢アクロマ死刑囚から性的暴行をいつから受けていたのですか？｣

カミツル｢母が再婚してから………2ヵ月前からです｣

記者2｢どんなプレイでしたか？｣

記者3｢自重しろカス｣

カミツル｢最初に義父がズボンと下着を脱いで、それから私は義父の

サーナイト｢そこは答えなくていいから！｣

　結局私は仕事を続ける事ができました。お母さんも元に戻ってめでたしめでたし！




サーナイト｢カミツル、起きて｣ﾕｻﾕｻ

カミツル｢まだ眠い…………｣

サーナイト｢"サイコキネ

カミツル｢起きる！起きるよ！｣

サーナイト｢今日はキンセツでロケよ。

　　　　　　芸能界最強のポケモントレーナーは誰か決めるやつ｣

カミツル｢確か9時だったよね……………後1時間！

　　　　　早くしないと！｣

サーナイト｢まったく………いつもお寝坊さんなんだから……｣

カミツル｢テレビではまだメガシンカをしてないよね。

　　　　　皆をビックリさせちゃおう！｣

サーナイト｢そして優勝ね！｣

カミツル｢私達なら余裕だね！｣

　　　――――――メガシンカがある世界――――――

コウキ｢俺は空気なのかな…………｣


ミツル｢そう言えば、グリーンさんはそんなに出歩いていいんですか？｣

グリーン｢別にいいんだよ。俺が居たって邪魔とか言われるし｣

ハルカ｢でもお子さんに顔を見せたいですよね？｣

グリーン｢そうなんだよ〜！リーフのやつ出産の時に顔見せなかったからって病室に入れてくれないんだよ〜！｣

ミツル｢それはグリーンさんが悪いんじゃないんですか？

　　　　そう言えば、赤ちゃんってどうやってできるんですか？｣

グリーン｢それは…………知ってるか、レッド？｣

レッド｢……………バトルする……………｣

ミツル｢バトル？｣

ハルカ｢…………そう！人間同士の壮絶なバトル！

　　　　ミツル君、やってみる？｣

ユウキ｢殺すぞ｣

　もし『力（ちから）が欲しいか？』って聞かれたら、どんな力が貰えると思う？どんな力が欲しい？凄い運動能力？凄い頭脳？超能力？特別な力？僕は………誰かを守る力、助ける力が欲しい。でも、もしかしたらもう持ってるかもしれない。誰でも…ポケモンでも人間でも皆持ってると思うんだ。それが弱いか強いか、通じるか通じないかは別としてね。

　言葉は誰でも使える不思議な力だと思うんだ。誰かを喜ばせる事もできるし、傷つけるかもしれない。心を変える魔法みたいだ。カミツルちゃんはルギアのココロを自分のまっすぐなココロで開いたんだ。それはあの子の特別な力なんかじゃない。皆持ってるけど、皆使えるけど、人によっては唱えるのがすごく難しい呪文だと思う。



エルレイド｢俺はミツルと……皆と一緒に居れて楽しいとか幸せだとか思ってる｣

ミツル｢僕も皆と出会えて良かったと思ってる。

　　　　『居る』って魔法みたいだね｣

エルレイド｢どういうことだ？｣

ミツル｢一緒に居るだけで幸せだなぁって感じられる………

　　　　『居る』だけで誰かを幸せにしたり楽しませたりできるんだ。まるで魔法だよね｣

エルレイド｢そうか？｣

ミツル｢魔法なの！｣


　要らない………存在価値が無い人もポケモンも居るはずがない。酷いことをする人も居るけど………でも、そんな事をしなければ、誰かを幸せにできたんじゃないかな？だから、誰かを要らないとか居る意味ないとか言わないで。みんな必要なんだから…………

コイル？

ラッタ｢要らない｣

ウケトッテヨ

ラッタ｢レベル100だから、コラッタになったら進化できない｣

ウケトレェェェェ！

ラッタ｢断るぅぅぅぅぅ！｣





　　　お　わ　り