【群像劇SS】レッド「…… …… ……」


1 : ◆wJTYtKMelk 17/03/03 20:28:22 ID:xQXY1A6M 名前× NGID× m 報告
ここはアローラ地方・ポニ島のバトルツリー……

グリーン「挑戦者こねーな……」

レッド「………」

グリーン「あーー退屈だ!ちっと観光でもしてくるわ!」

レッド「………」コクッ

グリーン「相変わらず無口だなおい。じゃあここは任せたぜ。ま、挑戦者が来ればの話だがな!んじゃ、バイビー!」
132 : ◆wJTYtKMelk 17/04/13 03:04:52 ID:zSP6006A [1/5] 名前× NGID× 報告

ジムトレ「それが……」

「ゲホッ、ゲホッ……げ、芸術は爆発だよ……」

ジムの中からもくもくと立ち昇る煙の奥で声がした。

ダイゴ「ま、まだ中に人が……!?」

ジムトレ「ジムリーダーのアーティさんです……というか爆発はあの人が起こしたというか……なんというか」

ダイゴ「どういうことですか?」

ジムトレ「ジムを取り返したのは良いものの、激しい戦いの中でジム内がめちゃくちゃにされ……つい最近新しく取り入れたジムの仕掛けが壊れて……それを直そうとしたら……」

ダイゴ「……失敗したのか……」

ジムトレ「はい……お騒がせしてすみません……」ペコ

ダイゴ「いや、いいよ。まあ気をつけてね」


ダイゴ(プラズマ団……僕らがデオキシスを追ってる間にこっちではそんな事になっていたのか……)


133 : ◆wJTYtKMelk 17/04/13 23:16:55 ID:zSP6006A [2/5] 名前× NGID× 報告



さらに数分後、スカイアローブリッジの前。

ダイゴ「さて、今度こそシッポウへ……」

バゴオオオオオオン!!!!

ダイゴ「!!?今度は何だ!?……って今の音は……」

ダイゴ「スカイアローブリッジの方からじゃないか!!一体何が……!」


「うわあああああっ!!」
「何なのこいつ!!」
「でけえ……かっこいい……」
「何ぼさっとしてんだ!!逃げろォオオおおおお!!」
「バカ、邪魔だ!どけ!」
「嫌ぁーっ!食べられるーっ!」
「おい早く行けよ!すぐ後ろまで来てる!!」

ダイゴ「パニックが起こってる……まさかデオキシス……!?」

ダイゴは橋の奥へと走る。

134 : ◆wJTYtKMelk 17/04/13 23:25:52 ID:zSP6006A [3/5] 名前× NGID× 報告

通行人「おいアンタ!そっちは危険だぞ!」

ダイゴ「何があったんです!?」

通行人「いきなりでっけえ怪物が現れて橋を壊しやがったんだよ!」

ダイゴ「怪物……?」

通行人「も、もう、とにかくそっちにゃ行くな!じゃあな!」

通行人は走り去っていった。

ダイゴ「みんな酷く怯えている……それほどの何かが……!」


「ヴァぐぉおおおおおおッ!!!!」


ダイゴ「!?今のはポケモンの鳴き声……か?」

男「た、助けてくれぇ〜!!」

ダイゴ「急いだ方が良さそうだ!メガメタグロス!!」
メタグロス「ダオーッ!」

ダイゴはメガメタグロスに乗り、怪物が現れたという現場へ急行した。

135 : ◆wJTYtKMelk 17/04/13 23:34:03 ID:zSP6006A [4/5] 名前× NGID× 報告

ダイゴ「!!!……何だこれは……まるで空間ごとえぐり取られたかのように橋が途絶えて……」

男「お、おい、上だ!」

ダイゴ「っ!?」

ダイゴは声に反応し、咄嗟に上を見る。

巨大な黒い生物が大口を開け、ダイゴの方へと落下してくる。
その口元に、食われまいと男が張り付いていた。

ダイゴ「なっ……!メタグロス、サイコキネシスであの人を引き離すんだ!」
メタグロス「ドゥーオ!」キュルルル…

男「おわっ……体が浮かんだ……!」

男はそのまま橋に降ろされた。

男「あ、ありがとう……助かった……って上!あいつが落ちてくるぞ!」

ダイゴ「メタグロス、かわせ!」

ヒュンッ

ズオオオオオオン!!

136 : ◆wJTYtKMelk 17/04/13 23:57:53 ID:zSP6006A [5/5] 名前× NGID× 報告

「ヴァァァゴォーーム……」ボリボリ…バキバキ…

ダイゴ「は、橋ごと食べた……!?えぐれた跡はこいつの仕業か……!しかし……ポケモン……なのか……!?」

男「あ、あんたも早く逃げた方が……」

ダイゴ「大丈夫です!ここは食い止めますから、早く避難を!」

男「はっ、はいっ!」すたたたた…


ダイゴ「……もう辺りに人はいないな。とにかくあいつをどうにかするよ!メタグロス、しねんのずつき!」
メタグロス「ダオォーッ!」

ズガァァッ!

「ヴァーグォン……?」

ダイゴ(……効いてない……あくタイプか?だったら……)
137 : ◆wJTYtKMelk 17/04/14 02:18:31 ID:fz0lM7nQ [1/2] 名前× NGID× 報告

ダイゴ「メタグロス、コメットパンチ!」
メタグロス「ダオーッ!」

ドゴゴッ!

「ヴァぐぉおお……!!」ガクッ

ダイゴ「よし、効いてる!メタグロス、そのまま連続で叩き込め!」

ドゴゴゴゴゴゴゴッ!!

「ヴァァァ!!」グパアッ

巨大生物はたまらず腹にある口を大きく開いた。

ダイゴ「!!止まれメタグロス!」
メタグロス「ダォッ」ピタッ

ダイゴ(来るか……?)
138 : ◆wJTYtKMelk 17/04/14 02:20:10 ID:fz0lM7nQ [2/2] 名前× NGID× 報告


「ヴァごおおおおおおっ!!!」

ザバアアアアン!

ダイゴ「え?」

巨大生物は突然方向を変えて海に潜り、そのまま姿を消した。

ダイゴ「……何だったんだ……」




139 : ◆wJTYtKMelk 17/04/16 07:22:12 ID:FBm2iDKk [1/2] 名前× NGID× 報告




その頃。

アローラ地方では夜が明けていた。

コンコン

係員「グリーンさん、挑戦者の方がいらっしゃいましたよ」

グリーン「ふわぁーあ…………はぁ?」

係員「現在シングル十九連勝、次はバトルレジェンド戦です」

グリーン「シングル?そりゃレッドの…………あぁ、そうだった……今はいねえんだったな……わーったよ、行くよ」



数分後、準備を済ませバトルフィールドへと赴く。

グリーン「ったくこんな朝っぱらから……」
140 : ◆wJTYtKMelk 17/04/16 12:08:32 ID:FBm2iDKk [2/2] 名前× NGID× 報告

アクロマ「おはようございます。私、アクロマと申します」

グリーン「……俺はグリーン。一応ここでバトルレジェンドってのをやってる。本当はシングル担当のヤツがいるんだが、あいにく今は席を外しててな。俺で我慢してくれ」

アクロマ「構いませんよ。さあ、始めましょう」

グリーン「ああ、そうだな」

グリーン(……すげえ髪型……)


係員「ではバトル開始です!」

グリーン「行けっ、カイリキー!」
カイリキー「ウラァ!」

アクロマ「ギギギアル!」
ギギギアル「ギギ……」
141 : ◆wJTYtKMelk 17/04/17 03:01:13 ID:KxzMceOE [1/3] 名前× NGID× 報告

グリーン「ギギギアル……たしかイッシュのポケモンだっけか。はがねタイプならこっちのが有利だぜ。カイリキー、インファイト!!」
カイリキー「ルルアァァ!!」ダッ

ドドドドドドォッ!!

ギギギアル「ギギギッ」キュルキュル…

グリーン「タスキで耐えたか!」

アクロマ「さあギギギアル、ギアチェンジです」
ギギギアル「ギッ」

カチンッ!ギュルルルルル!

アクロマ「ギギギアル、続けてギガインパクト!」
ギギギアル「ギィ」キュルルルッ

グリーン「カイリキーかわせ!」

ズドオオオオッ!!!

カイリキー「ウルァアアッ……!」グググ…

ガクッ

グリーン「カイリキー!くっ、モロに食らっちまったか」
142 : ◆wJTYtKMelk 17/04/17 03:38:32 ID:KxzMceOE [2/3] 名前× NGID× 報告

グリーン「中々やるじゃねえか。戻れカイリキー!」パシュン

アクロマ「計算通りです」スチャッ

グリーン「次はこいつだ!行けっ、ドサイドン!」
ドサイドン「グオオーッ!!」

グリーン「ギギギアルは反動で動けねえ!決めろドサイドン、じしん!!」
ドサイドン「ドゴーッ!」

ゴゴゴゴゴゴゴ……!ドガガガッ!

ギギギアル「ギギ……」グラッ…バタンッ

アクロマ「ギギギアル、戻りなさい。さてお次は……行きなさい、ポリゴンZ!」
ポリゴンZ「ピリリリリ!」

グリーン「ポリゴンZ……おもしれえ、どう来る!?」

アクロマ「れいとうビームです!」
ポリゴンZ「ピロロロロロロ!!」ドッ!
143 : ◆wJTYtKMelk 17/04/17 03:42:20 ID:KxzMceOE [3/3] 名前× NGID× 報告

グリーン「耐えろドサイドン!」
ドサイドン「ドラァーッ!」

スギャギャギャ……!

ズザァッ

ドサイドン「グオアーッ!!」

グリーン「おし!反撃だ!メタルバースト!!」
ドサイドン「ドグアーーッ!!」

バグォォォーーッ!!ドドドドド…!


ポリゴンZ「ピロペロポロ……」バタンキュー

アクロマ「フゥ……見事ですね……戻りなさい、ポリゴンZ」パシュン

グリーン「さあ、追い込んだぜ」ニヤ
144 : ◆wJTYtKMelk 17/04/20 02:52:34 ID:tFY.lIec [1/2] 名前× NGID× 報告

アクロマ「最後は……メタグロス、行ってください」
メタグロス「ドゥオォーッ」

グリーン「メタグロスか……」

アクロマ「バレットパンチです」
メタグロス「ドゥオッ!」ビュンッ

ズドンッ!!


ドサイドン「ゴッ…………!」フラッ…

ズゥン……

グリーン「さっきのれいとうビームがさすがに効いてたな。戻れ、ドサイドン」パシュン
145 : ◆wJTYtKMelk 17/04/20 03:04:41 ID:tFY.lIec [2/2] 名前× NGID× 報告

グリーン「行け、フーディン!!」
フーディン「フン……」

アクロマ「フーディンですか」

グリーン「まだだぜ」ニヤ

アクロマ「?」

グリーン「……行くぜフーディン!メガシンカッ!!」

ギュルルルル……

バァーン!!

フーディン「フォォォ……!」
グリーン「メガフーディンだ!」

アクロマ「メガシンカ……!そうですか。なるほど。ではこちらも」スチャッ

グリーン「何!?」

146 : ◆wJTYtKMelk 17/04/22 02:24:26 ID:P4vaYoMU [1/2] 名前× NGID× 報告

アクロマ「メタグロス……メガシンカ!!」

ギュオオオオオン……バァーン!!

メタグロス「ドォゥーーッ!!!」

グリーン「ハハッ、あんたもメガシンカを使えたのか!良いじゃねえか!楽しくなってきた!」

アクロマ「つい昨日手に入れたばかりですがね」ニヤ

グリーン「は!?マジで言ってんのかそれ」

アクロマ「ええ。ですが手加減は無用ですよ。限界まで追い込んで、このメガシンカというものがどれほどの力を発揮できるのか、確かめたいのです」

グリーン「くくっ、良いぜ!かかってきな、チャレンジャー!!」




147 : ◆wJTYtKMelk 17/04/22 02:34:54 ID:P4vaYoMU [2/2] 名前× NGID× 報告




その頃、カントー地方。

〜トキワシティ〜

したっぱA「よっしゃあ!ポケセン確保ぉ!サカキ様に報告だ!」

したっぱB「はははー!意外と楽勝だったな!なぜかジムリーダーもいないみたいだし!」

したっぱC「ま、元々はトキワジムはサカキ様のものだしな!取り返しただけだぜ!」

したっぱ達「わはははははは!!」


148 : ◆wJTYtKMelk 17/05/04 03:09:30 ID:XaRPkkLw [1/2] 名前× NGID× 報告



〜ニビシティ〜

したっぱD「ぐわあーっ!」

したっぱE「つ、強い……!ニビジムにこんなやつがいたのかよ!」

したっぱF「くそっ!ジムリーダーですらないトレーナーにやられるなんて……これじゃサカキ様に顔向けできないよー!」

トシカズ「ふう……お前ら、俺に勝てないようじゃまだまだだぜ。タケシさんに挑むには、一万光年……おっと、また間違えちまった。光年は距離だ」

したっぱG「隙あり!ドガース、じばくだ!」
ドガース「ガーッ」ピカーッ

トシカズ「なっ!?まだ倒しきれてない奴が残って……」


ドゴォォォォォーーン!!!

149 : ◆wJTYtKMelk 17/05/04 03:11:39 ID:XaRPkkLw [2/2] 名前× NGID× 報告

…………シュゥゥゥ……

したっぱG「やったか!?」

「なわけないだろ」

そこには一人の男と、巨大なイワークの姿があった。

したっぱG「!!」
したっぱE「お、お前は!!」
したっぱD「ニビジムの……!!」

トシカズ「タケシさん!!」

タケシ「遅れてすまなかったな。他のジムにもロケット団の事とかいろいろ連絡取ってて遅くなってしまった。一人でよく持ちこたえてくれた」

トシカズ「いえ、面目ないです!本当は全員取っ捕まえてやりたかったんですが……」

タケシ「気にするな。あとは俺達がやる。休んでな」

トシカズ「はい!」

タケシ「さて」ギロリ

したっぱ達「ひっ……!」ビクビク

タケシ「俺はこの世で最も硬い、石の男!破れるものなら破ってみろ!ロケット団!」
150 : リキザン@こないれ 17/05/09 13:21:18 ID:/DXIiJi2 名前× NGID× m 報告
あげ
151 : ◆wJTYtKMelk 17/05/09 19:36:20 ID:lZ6HyDUI [1/4] 名前× NGID× 報告




〜ハナダシティ〜

カスミ「はあ、たいした事ないのね。ロケット団復活って聞いて正直ちょっと焦ったけど……この程度なら恐れる必要もなさそう」

したっぱH「く、くそっ!どうする!?」
したっぱI「無理だろ!強すぎる!逃げよう!」
したっぱJ「バカか!まだこっちにゃ十人もいるんだ!みんなでかかれば……」

カスミ「何人で来ても変わらないわよ。いいわ、全員一気に相手してあげる。実力の差を思い知るだけでしょうけどね!」

したっぱH「バカにしやがってー!みんな、かかれーっ!!」
したっぱ達「うおおーっ!」

カスミ「相手との実力差がわからないって悲しいわね。少し可哀想に思えてきちゃったわ」



152 : ◆wJTYtKMelk 17/05/09 19:42:24 ID:lZ6HyDUI [2/4] 名前× NGID× 報告

同時刻、ジョウト地方。

〜ワカバタウン〜

ここにも数人のロケット団員達が姿を現していた。

したっぱK「っておい!ここポケセンないじゃん!」

したっぱL「くっくっく、知らないのか?これ、あのウツギの研究所だぜ」

したっぱM「昔はオーキドが持て囃されてたけど、最近じゃあもっぱらウツギの方が評価されてるんだ。こいつを連れ去ってロケット団に引き入れたら、俺たちゃサカキ様に超褒めてもらえるだろう!もしかすると幹部昇進だって夢じゃないぞ!」

したっぱK「おおー!頭いいなお前ら!」


「誰を連れ去るですって?」

したっぱL「ギクッ!」
したっぱK「な、なんだおめーは!」
したっぱM「関係ないヤツは引っ込んでな!」

「関係大アリ!!私はそのウツギ博士の助手!!」

したっぱL「けっ、くだらねーぜ!俺達ロケット団に楯突こうってか!?」
したっぱK「やっちまおうぜ!」

「女だからって、なめないでほしいな!行って、マリル!!」
マリル「るりっ!」
153 : ◆wJTYtKMelk 17/05/09 19:57:02 ID:lZ6HyDUI [3/4] 名前× NGID× 報告



数分後……

「きゃあっ!」
マリル「るりぃっ」ズザザザ

したっぱL「わはははは!弱いぞこいつ!」
したっぱM「さっきの威勢はどうしたぁ!」
したっぱK「もしかして俺達が強すぎるんじゃないか?なんてな!」
したっぱ達「ぎゃはははは!!」

「く、くそー……ごめんねマリル……」

したっぱL「くっくっく、せっかくだからそのマリルも俺達がもらっといてやるよ!そんなザコトレーナーの下にいるよりずっと幸せだろうぜ!」

「だ、だれがあなた達なんかに……!」

したっぱK「へっ!ちからずくで奪うまでだぜ!」

したっぱ達が倒れたマリルの方へじりじりと近づいてくる。


「何してるんだ?お前ら」


したっぱ達「ひょ?」

したっぱ達は周りを見回すが、だれも見当たらない……
154 : ◆wJTYtKMelk 17/05/09 21:27:27 ID:lZ6HyDUI [4/4] 名前× NGID× 報告

「上だっ!」

「ショオオォーーーーッ!!!」


したっぱ達「!?」

上を向くと、そこには巨大な美しい鳥ポケモンが飛んでいた。

「あれは……ホウオウ!?って事は、ヒビキくん!!助けに来てくれたんだ!」

すると、ホウオウの背から青年が飛び降りてきた。

シュタッ!

ヒビキ「ああ。いいタイミングだったな、コトネ」

コトネ「あの人たち、ウツギ博士を誘拐するつもりだよ!お願い!ヒビキくん!やっちゃって!」

ヒビキ「分かってるって。ホウオウ、せいなるほのお!」
ホウオウ「ショオーッ!」

ボウッ!

ホウオウの体から青白い炎が放たれ、したっぱ達のポケモンにヒットした。

したっぱL「なにぃっ!!俺のポケモンが……!」
したっぱM「一撃……だと……」
したっぱK「た、たいさ〜ん!!」
155 : ◆wJTYtKMelk 17/05/13 22:09:25 ID:O4p6c5Uo 名前× NGID× 報告

「ニューラ、こごえるかぜ!」

したっぱ達「!?」

ビュオオオ……

したっぱ達の足元が凍りつく。

したっぱM「う、動けねえ!」
したっぱK「何モンだー!?」

ヒビキ「シルバー!」

シルバー「ったく。あっさり退散させてんじゃねえよ。戻れニューラ」ピチュン

ヒビキ「スマン」

シルバー「こいつらはボスの命令を受けて動いてるはずだろ。ならその居場所も知ってるはずだ」

したっぱM「し、知らねえよ!」
したっぱL「知ってても言うわけねえだろブワーーカ!!」
したっぱK「ししししらんよ」ピューピュー

コトネ「……知ってそうだね」
ヒビキ「わかりやすい」

シルバー「吐け」
156 : ◆wJTYtKMelk 17/05/21 20:36:26 ID:SIkd0c5o [1/3] 名前× NGID× 報告






その頃、トキワシティ。

したっぱ達「ぐわぁぁぁっ!!」

住民「す、すごい!」
住民「なんという強さだ……!」

青年「いやいやいや。こいつらが大したことなかっただけさ!それより敵はもういないのか?」

住民「はい。その人達が最後だと思います」
住民「本当にありがとうございます……!」

青年「いいっていいって!」

したっぱA「まずいぞ……サカキ様に怒られる」
したっぱB「ど、どうする……?」
したっぱC「どうするったってもうポケモン残ってねーぞ!」

青年「なーにコソコソしゃべってんだ!?」

したっぱ達「ヒィッ!」

青年「さあ!そのサカキとかいうお前らのボスんとこに案内してもらおうか!じゃないと罰金100兆円だぜ!」
157 : ◆wJTYtKMelk 17/05/21 21:32:23 ID:SIkd0c5o [2/3] 名前× NGID× 報告

パチパチパチパチ……

青年「?」

「すごいね。お見事だ」

青年「……誰だ?変な仮面……」

イツキ「僕はイツキ。してん……」

青年「イツキ!?あのリーグ四天王の!?そっか!どうりでなんか見たことあると思ったんだ!その変な仮面!」

イツキ「変って……」

青年「でもどうして四天王がこんなトコに?」


「ジュン。久しぶりだな」


ジュン「ナナカマド博士!?」

ナナカマド「少しオーキド君に話があってな。しかしこんなところでお前に会うとは。世界は案外広いようで、案外狭いものだ」

イツキ「で、僕は今、博士の護衛を任されてるのさ。ロケット団とは別の件でね」

ジュン「別の件……?」
158 : ◆wJTYtKMelk 17/05/21 21:52:39 ID:SIkd0c5o [3/3] 名前× NGID× 報告

ナナカマド「それについては後でいいだろう。今はとにかく、そやつらを止めるのだ」

ナナカマドはうずくまってビビっているしたっぱ達を指さす。

ナナカマド「放っておけばおそらく更に被害は増していくだろう。したっぱ団員一人ひとりは私でも倒せる程度のレベルだが……奴らはかつてカントーをほぼ支配していたと聞く。今の時点でもかなりの数だが、まだまだ潜伏している可能性はある。それに全員が弱いわけではあるまい」

イツキ「ええ。中にはエリート団員と呼ばれるつわものも混ざっていると聞いてますよ。それに、あれから長い時間が経っていますから、力をつけている者もいるでしょう」

ジュン「なるほど……よっしゃ!分かったぜ!んじゃあ行ってくる!」

ジュンはムクホークを繰り出すと、その背に乗り、飛んで行った。



数分後。

ジュンが戻ってくる。

ジュン「居場所聞き出すの忘れてたー!!」

ナナカマド「…………やれやれ」

イツキ「僕が聞いておいたよ。サカキは今――」




159 : ◆wJTYtKMelk 17/05/28 22:09:04 ID:H8ikfnCE 名前× NGID× 報告



その頃、イッシュ地方・ヒオウギシティ。

黒服「うう……」

チェレン「やっとお目覚めかい?プラズマ団」

黒服「え……あ、あんたは……」

チェレン「寝ている間に拘束させてもらったよ。目が覚めてまた暴れられたら困るからね」

黒服「俺は……一体何を……」

チェレン「強く痛めつけすぎたかい?君達がこのヒオウギジム、いやイッシュ全てのジムへ襲撃したこと……忘れたとは言わせないよ」

黒服「お……俺達……?いや……プラズマ団は解散した……何を言ってるんだ……?」

チェレン「………?」

ベル「様子がおかしいよ、チェレン」

チェレン「ああ……君達はダークトリニティに言われてこのジムへ来た。本当に覚えてないのか?」

黒服「ダーク…………あ、ああ……そうだ……あの時……!」


160 : ゴジムシ@ホロキャスター 17/06/02 16:38:27 ID:hO2SKuSw 名前× NGID× m 報告
支援
161 : ◆wJTYtKMelk 17/06/03 23:31:03 ID:/aZqRbYc 名前× NGID× 報告
チェレン「何か思い出したのか!」

黒服「……俺はプラズマ団が解散したあと、普通の暮らしを送っていた……だのに……そこに急にヤツらが現れたんだ……」

チェレン「ダークトリニティか」

黒服「そうだ……そして変な光線を浴びて…………そこからの記憶は一切ない……俺は操られていたのか……?」

チェレン「洗脳……ヤツらは人の力を超えた能力を持ってるらしいし、あり得るな。でもこの人数を全員操るのはエスパーポケモンですら難しいはず……それに、イッシュの各地に散らばっても効果が切れないなんて尋常じゃないぞ」

ベル「ポケモンより強いなんてことがあるのかな……」

黒服「ヤツらを甘く見るな……俺達がプラズマ団だった時も、ゲーチス様の右腕として常に……」

チェレン「“プラズマ団だった”…………そうか!洗脳ではなく、記憶の一部を強制的に引き出しているんだ!ここにいるのはみんな元プラズマ団の連中なんだろ?」

黒服「ああ、確かに……」

チェレン「単純に洗脳できるのなら元プラズマ団じゃなくともそこらのトレーナーで十分なはずなんだ。わざわざ君達を狙って操ったのなら、たぶんそうだ。」

ベル「どういうこと?」

チェレン「つまり一時的に彼らはプラズマ団だった時の状態に戻されたのさ。だから上司だったダークトリニティの命令に従うのは当たり前」

プルルルルル……

ピッ

チェレン「はいもしもし」
162 : ◆wJTYtKMelk 17/06/04 21:11:33 ID:Qr5ftLN2 名前× NGID× 報告

ホミカ『あ、チェレン君?そっちはどんな感じ?』

チェレン「ホミカさん。今プラズマ団の男を尋問をしているところだよ。でもどうやらダークトリニティに利用されていただけみたいだ」

ホミカ『そっか。こっちもとりあえずケーサツに引き渡し終わったところだよ』

チェレン「一度ジムリーダーで集まって会議をしたい」

ホミカ『そだねー。じゃあ連絡とっといてよ。場所はうちのジムでいいよね』

チェレン「わかった」

プツッ


ベル「会議、私も行っていいかな。アララギ博士のこともあるし、いろいろ気になるよ」

チェレン「ああ。目撃者はいた方がいいだろうしね」

黒服「あ、あの、俺たちは……」

チェレン「すまないがしばらくそこで大人しく待っててくれ。ウロウロしてまたヤツらに操られたら面倒だ。一応ここにはトレーナーも大勢いる。外よりは安全だ」

黒服「……分かった……」

チェレン「さて。みんなに連絡しないと」

163 : ◆wJTYtKMelk 17/06/11 19:17:03 ID:Oig3JmLI 名前× NGID× 報告


数分後。

チェレン「さて、連絡も終わったし、行こうか」

ベル「はーい」

二人はジムの外へ。


ビュオオオオオオオッ!!!


チェレン「!?」


ヒオウギシティの中心に、巨大な竜巻が発生していた。

そしてその中に何かがいた。

ベル「うわっ!すごい風!なんなの!?」

チェレン「……あの中にいるのは……ポケモン……?」
164 : ジョット@キズぐすり 17/06/12 08:18:46 ID:H.OzBvhk 名前× NGID× m 報告
支援
165 : ◆wJTYtKMelk 17/06/16 22:21:25 ID:AaLTpTro [1/2] 名前× NGID× 報告

ベル「ね、ねえチェレン……あのポケモン、博士の研究所で見たことあるんだけど……!」

チェレン「何!?」

ベル「たしか……宇宙から来たポケモン!」

チェレン「宇宙から……!?」

ベル「博士の資料に写真が載ってたの!名前は、えっと……」

チェレン「デオキシス……か?」

ベル「そうそう!……あれ?知ってるの?」

チェレン「聞いたことはある。見たのは初めてだよ」


デオキシス「グォォ……」ギロッ

ベル「ひっ!こっち見たよチェレン!」

チェレン「怖がりすぎだよベル。宇宙から来たといってもポケモンはポケモン。倒せない道理はない」

ベル「冷静すぎぃ!!」
166 : ◆wJTYtKMelk 17/06/16 22:57:06 ID:AaLTpTro [2/2] 名前× NGID× 報告

チェレン「確かデオキシスはエスパータイプ!ゆけっ、ムーランド!かみくだく!」
ムーランド「ヴァゥン!!!」ダッ

デオキシス「グオオア!」ヒュッ

ベル「速い!かわされた!」

デオキシス「グアーオ!」

キュウウウウン……

ズドドドドドッ!!!


ムーランド「ヴォフゥッ」ズザザザ…

チェレン「ムーランド!大丈夫か!」
ムーランド「ヴ……ヴォフン!」コクッ

チェレン「今のはおそらくサイコブースト……!威力は高いがこれでデオキシスの特攻は下がったはず!」
167 : ◆wJTYtKMelk 17/06/17 00:23:21 ID:hlqDJ0E6 [1/3] 名前× NGID× 報告
ベル「私も戦うよ!いって、ムシャーナ!」

チェレン「ありがとう!ムーランドのサポートを頼む!」

デオキシス「グオオオオオッ!!」

ベル「来る!ムシャーナ、ひかりのかべで防いで!」
ムシャーナ「フォ〜」

ピュリィン……

ムシャーナとムーランドの前にひかりのかべが現れる。

ズドドドドッ!

デオキシスの攻撃は壁により威力が落ちる。

チェレン「よし!今だムーランド、かみくだく!」
ムーランド「ヴァォン!!!」ダッ

ガブッ!

デオキシス「グァァァ!」

チェレン「そのまま投げ飛ばせ!」

ムーランド「ヴァオォッ!!」

ブンッ!  ドシャアァァッ!!
168 : ◆wJTYtKMelk 17/06/17 00:29:58 ID:hlqDJ0E6 [2/3] 名前× NGID× 報告

デオキシス「グォォ……」

ベル「ムシャーナ!シャドーボールで追撃!」
ムシャーナ「フォ〜」

ギュゥゥゥン……

ドッ!!

デオキシス「グオォォ!」

ドサッ……

チェレン「……やったか……?」


デオキシス「グォォォォォッ!!」ダンッ

チェレン「!!立ち上がった!」

ベル「傷が治ってく……!じこさいせいだよ!」

チェレン「うん……厄介な技を……!」


「やっと見つけたよ、デオキシス!」
169 : ◆wJTYtKMelk 17/06/17 00:37:14 ID:hlqDJ0E6 [3/3] 名前× NGID× 報告

チェレベル「!?」

ダイゴ「君達、デオキシスと戦ってたのかい?ありがとう!」

チェレン「あなたは?」

ダイゴ「ホウエンからデオキシスを追って来たのさ。遅くなってすまないね。ここからは僕に任せてくれ」

チェレン「いえ、僕も戦いますよ。この町のジムリーダーですから」

ダイゴ「ジムリーダー……へぇ、道理でデオキシスと戦えるくらいに強いわけだ」

チェレン「といっても二対一でようやく互角ってとこですが」

ダイゴ「十分さ!行くよ!」

チェレン「はい!」

ベル「私もいるんですけど!!私も戦うからね!?」




170 : ュプトル@すいせいのかけら 17/06/20 02:15:30 ID:X1JvkCrM 名前× NGID× 報告
何だこれめっちゃ面白いじゃねぇか
171 : RIVER◆zFLCCAWaiw 17/06/22 16:44:50 ID:MvRWuDIM 名前× NGID× m 報告
一気に読んだ、支援

書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。


一部のホストからの違反報告を制限させてもらっています。


文字サイズ設定・投稿設定・NG設定▼(クリックで開閉。動作にはJavaScriptを有効にして下さい。)
    文字サイズ

    自分の投稿を分かりやすくする
    投稿フォームの「履歴ページに記録する」にチェック時、この設定が有効の場合に、投稿した書き込みの名前が黄色く表示されます。(動作には要履歴ID発行
    現在の設定は「有効」です。
      

    NG設定
    各NG設定は、履歴IDを発行することで、PCとiPhoneなど複数端末で共有化することが出来ます。

    ・連鎖NG設定
    NG機能で見えなくなったレスにアンカーが向けられていた場合、そのレスも連鎖して見えなくなります。
    現在の設定は「」です。
      

    ・NGワード設定
    入力した単語を含むレスが見えなくなります。(改行区切りで入力後、「設定する」ボタンをクリック)
    NGされたレス内容は「元レス」をクリックすると確認できます。

    ・NGネーム・NGID一括削除


    【特殊な指定方法】

    ・「_(アンダーバー)」はAND条件。
    ・[]で文字を囲むと、その中のいずれか1文字と一致。
    ・[]で囲んだ文字を | で区切ると、それぞれをOR条件として動作。
    詳しくは、NGの設定方法を参照。

(画面No:2a)

(連投制限などに引っかかった時用)