【SS】スイレン「おい、バトルしろよ。」


1 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/03/03 23:39:05 ID:XK30MeKI 名前× NGID× 報告
スカル団A「ああ?何だてめぇ?」


スカル団B「ガキの癖に俺“たち”とやる気なのかぁ?」ヘラヘラ


スカル団C「そーだ、そーだ。どうせ真面なポケモンも持ってない癖に、笑わせんじゃねーよ。」ケラケラ


スイレン「……ポケモンは拾った。私が勝ったら、そのイワンコを放すんだ。」


スカル団A「ああん?何言ってんだてめぇ?何でそんな約束しなくちゃなら……」


スカル団B「まあ待てよ。面白いじゃないか。その代わり俺“たち”が勝ったら、お前のポケモンを貰うってことでどうだ?」


スイレン「……いいだろう。勝負だ。いけっ、アシマリ!」ヒュン!


アシマリ「オォン!」ポワン!
116 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/05/25 22:57:09 ID:lULTA9DY [1/5] 名前× NGID× 報告
スイレン「……あれはまだ、私がホウたちと同い年くらいの頃のことだった。母さんの言いつけを破って、夜中にこっそりカキたちと一緒に近くの森を探検したことがあった。

あの森は私たちの庭も同然だったからな、道に迷うはずがないと全員が高を括っていたのだが、何分視界が悪いせいで段々と行く先がわからなくなり、とうとう道に迷ってしまった。」


スイ「……………………」ゴクッ


スイレン「だがそんな私たちを、島の守り神、カプ・コケコが救ってくれた。カプ・コケコはどこからともなく現れると、私たちを抱えて、森の外まで運んでくれたんだ。」


ホウ「ホッ、よかったねお姉ちゃ……」


スイレン「そのまま家に帰れたならな。」


スイ「へ?」


スイレン「恐らくカプ・コケコには全てお見通しだったのだろう。森を出た後すぐ、私たちは全員仲良くカプ・コケコの電撃シャワーを浴びさせられ、気がつくと、翌朝それぞれの家のベッドで目が覚めた……。

昨晩の出来事は夢か現実か……そう判断する間も無く、今度はカンカンに怒った母さんの怒鳴り声を浴びさせられ、保育園に着けば、今度は先生の説教を喰らい、挙句の果てには、罰としてその日一日中、島キングのハラさんと一緒にカプ・コケコの遺跡を掃除させられたんだ。

当然、遊ぶ時間なんて一秒たりとも許してくれなかったぞ。……どうだ?お前たちも同じ目に合いたいか?」
117 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/05/25 22:58:25 ID:lULTA9DY [2/5] 名前× NGID× 報告
 〜数分後、玄関にて〜


ホウ「それじゃ、お兄ちゃん、ピカチュウ、またね!」


スイ「また今度、学校が休みの日にでも遊びに来てよ!そうすれば今度はゆっくりできるでしょ?」


サトシ「ああ。じゃ、またな。ホウ、スイ……なぁ、スイレン、ちょっと。」クイクイ


スイレン「なんだ?」


サトシ「……さっきの話、本当なのか?」ボソボソ


スイレン「さて、な……だがあの子たちにとって良い薬になるなら、嘘だろうが本当だろうが、そんなことは大した問題じゃないのさ。」ヒソヒソ


サトシ「……なるほど。それもそうだな。」


スイレン「だろう?……じゃ、また明日。ククイ博士によろしくな。気を付けて帰ってくれ。」
118 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/05/25 22:59:42 ID:lULTA9DY [3/5] 名前× NGID× 報告
サトシ「ああ。また明日な、スイレン。」


スイ「お兄ちゃん、ピカチュウ、バイバ〜イ!」フリフリ


ホウ「また遊びに来てよねーっ!約束だよーっ!」フリフリ


ピカチュウ「ぴかぴ〜か!」フリフリ


サトシ「おう、約束だ。それじゃな!」フリフリ

 ガチャ……バタン!

サトシ「……さ〜て、家に帰ったら今日も特訓だぞ、ピカチュウ。」コツコツコツ


ピカチュウ「ぴかちゅ!」


サトシ「ホウとスイ、元気いっぱいないい子たちだったな。」


ピカチュウ「ぴっか。」コクッ
119 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/05/25 23:05:20 ID:lULTA9DY [4/5] 名前× NGID× 報告
サトシ「……スイレンってさ、すごいよな……さっきの話、聞いてたろ?」ボソッ


ピカチュウ「ぴか。」コクッ


サトシ「小さい頃に、お父さんが何とか財団の研究所で起きた大事故で亡くなって、お母さんが働き出してからは、ずっと一人で妹たちの面倒を見てきたんだろ?

機械類の修理だって、元はと言えば家計の足しにするために始めたらしいしさ。」


ピカチュウ「ぴか…………」


サトシ「……そうさ、冷静になって考えてみればわかった筈なんだ……。あいつが……普段からあんなにアシマリたちを大事にしているあいつが、軽い気持ちでポケモンをギャンブルのチップ代わりにする筈がないんだ……。

家族を想っての、苦渋の決断だったんだろうな。」


ピカチュウ「……………………。」


サトシ「にしてもカキの奴、やることが汚いよな!スイレンには、ボーマンダとニョロボンを賭けさせる代わりに、もし自分が負けたら、来年の学費を全額負担してやる!だなんてさ!そんなのアイツの性格からして乗るに決まってるじゃないか!

……増々カキのことが許せなくなってきたぜ……!人の弱みに付け込むヤツなんざ、ポケモントレーナーの風上にも置けねえ!」ゴゴゴ


ピカチュウ「ピカァ〜!!(全くだよ!!)」プンプン!
120 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/05/25 23:08:30 ID:lULTA9DY [5/5] 名前× NGID× 報告
サトシ「スイレンは手を出すなって言ってたけど、だからってさっきの話を聞いて、何もしないようじゃ男が廃るってもんだ。

……決めた。明日カキと直接対決して、力尽くでボーマンダたちを奪い返してやる!」


ピカチュウ「ぴかっ!?ぴかぴーか!?(えぇっ!?勝算はあるのかい!?)」


サトシ「何だ?勝算はあるのか、って感じの顔だな。心配ないさ。何も手持ち全部を使って戦う必要はない。お前と、さっき校長から渡されたコイツを使った2体2の勝負を挑めば、勝算は十分にあるはずだ。そうだr……」

 ポワン!!

オンバーン「バォォオォン!!」バサァッ!!


サトシ「おいおいオンバーン。勝手に出てきたらビックリするだろ?」


オンバーン「バォォン。」バサバサ
121 : イリュー@ノワキのみ 17/05/25 23:17:43 ID:dm69HC.s 名前× NGID× 報告
やっぱり死んでたか
予想通りというかなんというか
122 : クガメス@ピーピーエイダー 17/05/26 22:37:26 ID:Ka/hf9w6 名前× NGID× 報告
支援
123 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/03 00:28:46 ID:p6i0HLsI [1/3] 名前× NGID× 報告
サトシ「オンバーン、今の話聞いてたろ?明日は頼むぜ。」


オンバーン「バオォン!(うん、まっかせてよ!)」バサバサ


ピカチュウ「ぴかぴーか……(そんな軽いノリで何とかなるような相手じゃないと思うけどな……)」ボソッ


サトシ「よーし、そうと決まれば、さっさと家に帰るぞ!何せ明日に備えてやることが山ほどあるんだからな!」


オンバーン「バオォン!(そうだね、明日に備えて特訓しなくちゃ!あ、あと作戦も立てとかないとね!

ね、ピカチュウ兄さん?)」バサバサ


ピカチュウ「ぴかぴーか……(ま、どうせ止めたって無駄だしね……何とかするしかないか……)」


オンバーン「バォン?(ピカチュウ兄さん?)」バサバサ


ピカチュウ「ぴか?……ぴかぴーか、ぴかちゅう(ん?……あ、ああ、そうだね……。)……。」





124 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/03 00:30:02 ID:p6i0HLsI [2/3] 名前× NGID× 報告
 ピンポーン

スイ「はーい!今行きまーす!」トタタタタタ……


スイレン「待ちなさい。私が出る。」スタスタ

 ガチャ

スイレン「はい。……ん?誰もいない……悪戯か?」


ホウ「あれぇー?誰もいないのー?」


スイレン「そのようだな。全く……」

 ポテッ

スイ「あ、何か落ちてきたよ!」


スイレン「ん?何だこの手紙は……?屋根から落ちてきたようだが……私宛の手紙だな。差出人の名前が無いが。」ベリッ
125 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/03 00:31:49 ID:p6i0HLsI [3/3] 名前× NGID× 報告
ホウ「お姉ちゃん宛のお手紙?誰からなんだろうね〜?」


スイレン「!!」


スイ「ねーねー、なんて書いてあるの〜?」


スイレン「……ホウ、スイ、そろそろ“ボケットモンスター”の放送が始まるぞ。テレビをつけにいった方がいいんじゃないか?」


ホウ「いっけなーい!もうそんな時間か〜。すっかり忘れてた〜!」ドタドタドタ


スイ「ねぇ、お姉ちゃんも偶には一緒に観ようよ!ボケモン、面白いよ!」


スイレン「あ、ああ……そうだな、偶には観てみるのも悪くないかもな…………。」


ホウ「お姉ちゃんたち早く早く〜!始まっちゃうよ〜!」


スイレン「あ、ああ……今行く……。」
126 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/11 00:17:28 ID:bVsSf.Bk [1/4] 名前× NGID× 報告









 コツ…コツ…コツ…コツ…ボーン…ボーン…ボーン…ボーン……

スイレン「……そろそろか。」ムクッ

 シ〜ン……………………

スイレン「……念のため、母さんが寝ているか確かめに行った方がいいだろうか……いや、やめておこう。もしそれで起こしてしまったら本末転倒だからな。

……アシマリ、起きろ。」ユサユサ


アシマリ「……ォオン……?」ショボショボ
127 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/11 00:18:54 ID:bVsSf.Bk [2/4] 名前× NGID× 報告
スイレン「そろそろ行ってくるから留守番を頼む。」


アシマリ「オォン。」ビシッ


スイレン「頼むぞ。……そうそう、分かってると思うが、帰りも窓からだからな。くれぐれも私が帰って来た時に、泥棒と間違えたりするなよ。じゃ、行ってくる。」

 バッ……スタッ……

アシマリ「オォン……(行ってらっしゃい……気を付けて……)」








128 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/11 00:25:55 ID:bVsSf.Bk [3/4] 名前× NGID× 報告
 〜ハウオリスタジアム〜

カキ「…………………………………………」

 ヒュオオォ……ビュオォォッ!!

カキ「…………来たか。」

 ザッ

スイレン「待たせたな。カキ……」

 ブンッ!!

スイレン「!?」パシッ! パシッ!


スイレン「!!これは……」


カキ「そう、ボーマンダとニョロボンの入ったモンスターボールだ。感謝するがいい。最後にお前に返してやろうと……」
129 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/11 00:28:03 ID:bVsSf.Bk [4/4] 名前× NGID× 報告
 ビュン! ビュン!

 パシッ! パシッ!

カキ「……何のつもりだ。」


スイレン「悪いが、私には私なりのケジメのつけ方がある。即ち、お前を倒して取り戻すということだ!」ビッ!


カキ「…………………………………………」


スイレン「どうした?カキ。誰にも邪魔されず私と戦うために、わざわざこんな時間に、ここまで呼び出したのだろう?何を突っ立って……」


カキ「…………フッフッフッフッ……ハーッハッハッハッハッハッ!!」


スイレン「……何が可笑しい。」
130 : ライオン@しずくプレート 17/06/11 09:59:40 ID:L/PANSMU 名前× NGID× 報告
支援
131 : ンリュウ@やすらぎのすず 17/06/19 22:51:12 ID:8HsSNI.A 名前× NGID× 報告
あげ
132 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/24 00:03:37 ID:amn7UoBU [1/3] 名前× NGID× 報告
カキ「何が可笑しいかだと!?フン!これが笑わずにいられるか!!

何故なら貴様は、これでボーマンダたちを取り戻す機会を永遠に失なったのだからな!!」


スイレン「それはどういう意味だ。」


カキ「決まっている。この俺が今から貴様を、トレーナーとして再起不能になるまで徹底的に叩きのめしてやるからだ!」


スイレン「フッ、そこまで恨まれるようなことをした覚えはないがな。」


カキ「黙れっ!!」


スイレン「!」
133 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/24 00:04:39 ID:amn7UoBU [2/3] 名前× NGID× 報告
カキ「俺は許せんのだ!去年俺に敗れて以来、トレーナーとして堕落の道を歩み続けていった貴様がな!!」


スイレン「…………………………………………」


カキ「やはりあの時に徹底的に潰しておくべきだったか……。貴様がつまらん情を起こしたがために、俺に敗れ去ったあの時に…………。」


スイレン「……つまらん情だと?聞き捨てならないな。お前はポケモンの命が取るに足らないものだとでも言うつもりか。」


カキ「そうだ!俺たちの真剣勝負に比べれば、有象無象のポケモンの命など、まったくもって取るに足りん!!」


スイレン「……そうか、よくわかった。それがお前の本音なのだな。」


カキ「そうだ!何か文句があるか!」
134 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/06/24 00:05:28 ID:amn7UoBU [3/3] 名前× NGID× 報告
スイレン「……大いにある。だがその前にまずお前を倒さなくてはな。」


カキ「ほう、流石に俺の性格がよくわかっている。だが悲しいかな、ボーマンダもニョロボンもいない今のお前では、精々俺のポケモンたちに掠り傷を負わせるのが精一杯だ。

全く……大人しく受け取っておけばよかったものを。そうすれば万に一つの勝機があったかもしれんのになあ?」


スイレン「それはどうかな?やってみないことにはわからんぞ。」


カキ「フハハハハハハハ!面白い!ならば見せて貰おうか!ボーマンダたちのいない今のお前が、このキング相手にどれほど足掻くことが出来るのかを!

いけっ、ダイノーズ!!」ヒュン


ダイノーズ「ノーズッ!!」


カキ「さあチャレンジャー!お前も早くポケモンを出せ!わざわざ先に出してやったのだ。精々コイツに少しでも相性のいいポケモンを……」
135 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/02 00:21:30 ID:PNfbpj/U [1/4] 名前× NGID× 報告
スイレン「いけっ、ヨワシ!」ヒュン!


ヨワシ(単独の姿)「……ヨワ……シ……」


カキ「ヨワシか……フン!確かに今の貴様には似合いのポケモンだな!」


スイレン「ヨワシの特性発動!さあ、みんな集まれ!力を合わせてカキを倒すぞ!」

 ゴゴゴゴゴゴッ……ドパアァッ!!

ヨワシ(群れた姿)「グオオオオオオッ!!!」


カキ「笑わせるな!!たかが烏合の衆に何ができる!!すぐに身の程を思い知らせてくれるわ!!!

行くぞ、ダイノーズ!!!」クワッ!!!


ダイノーズ「ノーズッ!!!」
136 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/02 00:25:31 ID:PNfbpj/U [2/4] 名前× NGID× 報告
カキ「ダイノーズ!10万ボルト!!」


ダイノーズ「ノーズッ!!」バリバリバリッ!!


スイレン「ヨワシ!地面に向かってハイドロポンプ!」

 ブオオオォオオッ!!!

カキ「バカめ!空中では身動きが取れまい!ダイノーズ、宙に向かって最大パワーの10万ボルトだ!!」


スイレン「!」

 バリバリバリッ!!

ヨワシ「グオオオッ!!!…………」

 ギュゴゴゴゴゴッ……ポンポンポン!

単独ヨワシA「……ヨワシィ……」


単独ヨワシB「……ヨワシィ……」


単独ヨワシC「……ヨワシィ……」

(以下省略)
137 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/02 00:27:58 ID:PNfbpj/U [3/4] 名前× NGID× 報告
カキ「フハハハハハハ!!散れ散れ散れい!雑魚共!!所詮貴様ら如きがいくら集まろうと、絶対的強者の前では為す術がないのだ!!!」


スイレン「……それはどうかな。」


カキ「なに?」


スイレン「今だヨワシ!」

 パクッ!パクパクパク……

カキ「何っ!あれは……ウイの実!いつの間にあんなものを……」


スイレン「フッ、そう驚くことでもないさ。ヨワシたちが魚群を形成して姿を変える直前に、私が群れの中央に向かってこっそり投げ入れたんだ。それが魚群が散り散りになったことで外に出てきた、というわけさ。」


カキ「!そうか、あの光った時に……」

 ゴゴゴゴゴゴッ……ドパアァッ!!

ヨワシ(群れた姿)「グオオオオオオッ!!!」
138 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/02 00:30:46 ID:PNfbpj/U [4/4] 名前× NGID× 報告
スイレン「その通りだ。さあヨワシ!!カキにお前の力を見せてやれ!!最大パワーで地震だ!!」


ヨワシ「グオオオオオオッ!!!」


カキ(クッ、この距離では防御も回避も間に合わん!ならば……)


カキ「ダイノーズ!大爆発!!」


ダイノーズ「ノーズ!!!」カッ!!!


スイレン「!?なにっ……くっ……」

 ドガアアアアァァァン!!!!!

 ズザッ!!……ザザザザッ!!

スイレン「くうぅぅっ……ヨワシイィィッ……!!」ザザザッ……
139 : ーデリア@こおったきのみ 17/07/11 14:58:00 ID:VCiv3/9M 名前× NGID× 報告
保守
140 : ャビー@あさせのしお 17/07/11 23:57:37 ID:KaskB7YY 名前× NGID× 報告
あげ
141 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/15 00:30:11 ID:d8CKV2lw [1/3] 名前× NGID× 報告
 モクモクモク……

ヨワシ(単独の姿)「……ヨ……ワ…………」ピクピク……


ダイノーズ「ノー…………ズ……………………」


スイレン「ヨワシ!!しっかりしろ!大丈夫か?」


ヨワシ(単独の姿)「ヨ……ワシ…………」コクッ


スイレン「すまない、無茶をさせ過ぎたな。戻ってゆっくり休んでくれ。」ヒューン


カキ「フン!ヨワシ如きと相打ちになるとはな……戻れ。」ヒューン


スイレン「……………………」


カキ「なんだ。何か文句でもあるのか。」
142 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/15 00:33:25 ID:d8CKV2lw [2/3] 名前× NGID× 報告
スイレン「いや……」


カキ「ならばさっさと次のポケモンを出すがいい!……最も、何を出そうが、全てこやつの餌食にしてくれるがな!!

ゆけっ、ボーマンダ!!」ヒュン!


ボーマンダ「グワアァッ!!」


スイレン「ボーマンダ……!!」


カキ「さあどうした、スイレン!早く次のポケモンを出したらどうだ!」ニヤッ


ボーマンダ「………………………………」
143 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/15 00:35:08 ID:d8CKV2lw [3/3] 名前× NGID× 報告
スイレン「ゆけっ、カポエラー!」ヒュン!


カポエラー「カポエェッ!」スタッ


ボーマンダ「………………………………」


カポエラー「カポ……」タジタジ


スイレン「怯むな、カポエラー。大丈夫だ。私を信じろ。」


カポエラー「カポ……」


カキ「ふははははははは!!伝わる……伝わるぞスイレン!貴様らの揺れが!!

……全く、つまらないプライドを捨て、大人しくボーマンダを受け取っておけばよかったものを……」
144 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/17 22:16:40 ID:YGrJ1RUc [1/7] 名前× NGID× 報告
スイレン「お前はお喋りが過ぎる!勝利の余韻に浸るには、まだ早いんじゃないのか。」


カキ「強がっても無駄だ。俺にはわかる。何故なら貴様は仲間を傷つけることが出来ん。そんなことをするくらいなら、自分が傷つけばいいと思っている。」


スイレン「……………………。」


カキ「いい加減悟れ!スイレン!情けは己を弱くするだけだ!俺を見るがいい!情けを捨て、自ら修羅の道を歩み、その結果キングの座を手に入れた!

何かを得ようと欲するならば、何かを捨てねばならん!お前も俺を超えたいのであれば、情けを捨て、修羅の道を歩め!!」


スイレン「断る。」


カキ「フッ、やはりそうか。ならばもう何も言うまい。全力で貴様らを叩き潰すのみだ!行くぞスイレン!」


スイレン「来い……お前の言う、捨てるべきものがどれだけの力を持っているか証明してやる……!!」








145 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/17 22:18:06 ID:YGrJ1RUc [2/7] 名前× NGID× 報告











…………リエ…………


リーリエ「…………………………………………。」


…………リーリエ…………リーリエ…………


リーリエ「……ぅ……うぅん…………」パチッ


リーリエ「!ここは……森の中!?わ、私、さっきまで部屋で寝ていたはずなのに…………いつの間に…………。」


リーリエ、ここはアナタが普段暮らしている世界とは違う世界だよ。最近来なくなったから忘れてしまったのかい?


リーリエ「!この声……!ま、まさかここは……」
146 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/17 22:22:18 ID:YGrJ1RUc [3/7] 名前× NGID× 報告
 そうだよリーリエ。ここはポケモンの精神世界。思い出してくれて嬉しいよ……。


リーリエ「お久し振りです!チルタリス……私……私ずっと貴女にお会いしたかった……!この数年間というもの、何故だか、この世界に来たくても来られない日がずっと続いていたから……。

またいつもの場所にいらっしゃるのですか?今すぐそっちに……」


 リーリエ……私も早くアナタに会いたい……けれど今日アナタを呼んだのは、久し振りの再開を果たすためではない……。


リーリエ「?それでは一体何のために……」


 リーリエ……アナタは忘れてしまったかもしれないけれど……昔アナタは私と約束してくれた……。私が“巨悪”に囚われた際には、必ず助けてくれると…………。


リーリエ「!?まさか……チルタリス、貴女……捕まってしまったのですか!?」


 そう……今私は“巨悪”に囚われ、封印された状態にある……。今できることと言ったら、こうしてアナタに助けを求めるのが精一杯な状態なのだ……。
147 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/17 22:27:52 ID:YGrJ1RUc [4/7] 名前× NGID× 報告
リーリエ「チルタリス、今何処にいるのですか!?すぐに助けに行きます!」


ありがとう……今私の魂は、この森の向こうにある山に封印されている。まずは私の魂をそこから解放して欲しい。そしてその後、現実世界で囚われている私を探し出し、助けて欲しいのだが……リーリエ、どうやらアナタは一度現実世界に戻った方が良さそうだ……。


リーリエ「?何故……はっ!」ビクッ!


ヘルガー「グルルルル……」


バンギラス「グゴオオォォォッ!!」


キリキザン「キザッ!!」ギラン!!


リーリエ「いやあぁっ!!来ないでぇぇっ!!」


奴らは巨悪の手下……リーリエ、アナタを一度現実世界に戻す。奴らに見つかってしまった以上、もう私の力でアナタをこの世界に呼び出すことは出来ない。

だが安心して欲しい。アナタのパートナーであるロコン……彼女は私の分身だ。彼女の力を使えば、またいつでもこの世界に戻ってくることが出来る。


リーリエ「!?シロンが……チルタリスの分身?そんなこと……」
148 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/17 22:30:21 ID:YGrJ1RUc [5/7] 名前× NGID× 報告
ヘルガー「グアルルルルルルッ!!!」バッ!!


リーリエ「きゃあああぁぁあぁっっっ!!!」

 バチィィン!!

ヘルガー「きゃうん!!」ドサッ!


リーリエ「!?ヘルガーの体が……跳ね返った……?」


私の作ったバリヤーに弾き飛ばされたのさ。リーリエ、もうあまり時間が無い。今から私の言うことをよくお聞き。

現実世界に戻ったら、まずはアナタの兄……グラジオを探すのだ。そして二人でシロンと共にこの世界に戻り、私の魂を解放して欲しい。そして肝心の私の本体の場所だが……

 ミシッ!! ミシミシッ!!

バンギラス「グゴオォッ!!」バキッ!! バキキッ!!


リーリエ「!!バリヤーが……」
149 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/17 22:31:32 ID:YGrJ1RUc [6/7] 名前× NGID× 報告
!ここまでか……リーリエ、後は頼んだよ……!

 パリィィィン!!

バンギラスたち「グガアアァァァッッ!!!」


リーリエ「いやああぁ…………」フッ!


バンギラスたち「グガッ!?(消えた!?)」














リーリエ「あぁぁあぁあああぁっっっ!!!」ガバッ!!!

 シ〜ン……………………

リーリエ「はぁっ、はぁっ……も、戻って来られたのですね……元の……世界に…………。」
150 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/17 22:35:12 ID:YGrJ1RUc [7/7] 名前× NGID× 報告
リーリエ「でもどうしましょう……チルタリスの本体が今どこにあるのか聞けなかったわ……。」


シロン「……コォ〜ン?」


リーリエ「シロン……!そうだわ、シロン、貴女、チルタリスの分身なんですよね……チルタリスの本体が今どこにあるかわかりませんか?」


シロン「コォ〜ン?」


リーリエ「……わかりませんか……本当にこの子が、あのチルタリスの分身なのかしら……」


シロン「コ〜ン……」スリスリ


リーリエ「!そうだわ、それはそうと、まずは一刻も早くお兄様に連絡を取らなくては!えぇと…………お兄様の電話番号は……ありました!お休みのところ申し訳ないけれど、すぐに連絡を……」

 ズキッ!

リーリエ「!?この腕の痛みは……昼間と同じ……」

 パアァァァッ!!!

リーリエ「!?きゃあぁっ!!何ですか、この光はっ……!!」
151 : ブト@ミストシード 17/07/18 11:02:02 ID:Zf2h59hE 名前× NGID× m 報告
サトシはクロウポジになるのかな?
アークソみたいになら無いことを願ってます
支援
152 : ガヤンマ@インドメタシン 17/07/19 02:33:14 ID:qrzmuhLY 名前× NGID× 報告
支援
153 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/22 00:16:38 ID:OEgDp4XQ [1/3] 名前× NGID× 報告
 〜リーリエの腕が光り出す数分前〜


カポエラー「カ……ポ……」バタッ


スイレン「くっ……カポエラー、大丈夫か!」


カキ「これでわかっただろう、スイレン。俺の考えこそ正しいということが。結局そやつのしたことと言えば、精々ボーマンダにストーンエッジをかすらせただけではないか。最も、今更理解したところで遅いがな。なぁ?ボーマンダ。」


ボーマンダ「………………………………。」


カキ「フン、愛想の無い奴め。元のトレーナーに似たのだろうな……まあいい。スイレンよ、トレーナー生命を終える前に、何か言い残すことはあるか?この際だ、何でも聞いてやろう。」


スイレン「……では一つだけ言わせて貰おう。私は、あの日、お前とした約束を忘れたことなど一度も無い。」


カキ「!!なっ……」


スイレン「今までも、そしてこれからもな……。」
154 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/22 00:19:44 ID:OEgDp4XQ [2/3] 名前× NGID× 報告
カキ「ふざけるのも大概にしろ!!ならば何故強くなろうとせん!!」


スイレン「強くなろうとしているさ。ただその方法がお前と真逆なだけだ。」


カキ「そんな言い訳が通用するか!!ならばこの結果は何だ!!先鋒のダイノーズを倒し、ボーマンダに掠り傷を負わせたのが関の山では……」


スイレン「まだ負けたわけじゃない!!本当の勝負はここからだ!!」カッ!!


カキ(!!あの目は……かつて俺が唯一恐れた、全盛期の頃の奴の目だ……!!奴は……この期に及んでまだ希望を捨てていないと言うのか……!?

……クク、面白い……!!)


カキ「面白い……面白いぞスイレン!!ならば見事ボーマンダを倒してみせよ!!

飛翔しろボーマンダ!奴の上を取れ!!」


ボーマンダ「グガアッ!」バサアッ!!

 ズキイィィッ!!

ボーマンダ「ガアァッ!?」
155 : マサラ人3◆etyxjFp636 17/07/22 00:25:31 ID:OEgDp4XQ [3/3] 名前× NGID× 報告
カキ「どうした!?何故飛ばんのだ!?……むっ!翼の付け根に傷が……!」


スイレン「言ったはずだ。本当の勝負はここからだとな……掠っただけとは言え、効果抜群の技を喰らった以上、無事では済まん。

やれ!ジュナイパー!最大パワーで影縫い!!」


ジュナイパー「ジュナアァッ!」バサアァッ!!


カキ「!頭上を取られた!避けろボーマンダ……」


スイレン「遅いっ!」

 ギリギリッ……

ジュナイパー「ジュナアアァァァッ!!」バシュウウウゥゥッ!!!


ボーマンダ「グガアアァァァァッ!!」ドシュウウゥゥゥッ!!!


カキ「ボーマンダッ!」


ボーマンダ「……グガ……ガ…………」フラ……フラ……

 ドズゥゥゥン……!!

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    詳しくは、NGの設定方法を参照。

(画面No:2a)

(連投制限などに引っかかった時用)