【ss】 セレナ(17)「ぁあっ……やだっ! だめぇっ……///」


1 : ャノビー@さらさらいわ 17/03/10 00:10:57 ID:JHLXcwmU 名前× NGID× 報告

やあ (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このスレタイを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このスレを立てたんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。















シトロン「……そうですか。それじゃあ僕の妄想力がそれをひっくり返しちゃいましょうかねぇ?」
272 : ビビール@ふといホネ 17/07/12 20:59:38 ID:McFZmrZ2 名前× NGID× 報告
今北産業

ってか、サトセレ多いな
273 : ーケン@エレキブースター 17/07/13 18:54:32 ID:1Nd5Z3/o [s] 名前× NGID× 報告
支援
274 : ビシラス@フレンドボール 17/07/17 14:44:23 ID:v.7UAPYY 名前× NGID× m 報告
支援
275 : ーミラー@はかせのてがみ 17/07/21 23:03:37 ID:dgwMAYHc 名前× NGID× 報告
支援
276 : ンパッパ@マグマのしるし 17/07/27 03:28:09 ID:Mm39i0nQ [1/8] 名前× NGID× 報告


 翌朝 ― AM8:30


セレナ「ふわぁ〜……んん」

ミルフィ「あら、また寝坊?」

セレナ「ん……おはよ」

ミルフィ「ほら、しゃきっとしなさい。貴方がそんなんじゃ応援してくれるファンが離れてくわよ?」

セレナ「ぅん……わかって……ふぁぁ……」


ミルフィ「……それで、昨日は彼とどうだったのかしら?」ニヤニヤ

セレナ「んん……? ぅんぅ……ん……ぅぅん? って、ミルフィっ!?」ビクッ

ミルフィ「えぇ……もしかして今まで気づいてなかったの」


ミルフィ「どうせ昨夜は彼氏が寝かせてくれなくて、日が昇り始めた頃に寝て、ギリギリに起きて、睡眠不足で、少しだけでも寝ておこうなんて感じだったりして」

セレナ「」ギクッ

ミルフィ「あれ、もしかして図星? じゃあじゃあ、もしかしてセレナ達ってそこまで行って……!」ワクワク

セレナ「ああぁぁっーー!! ミルフィ!!」ドンッ
277 : ロデスナ@ねばねばこやし 17/07/27 03:31:48 ID:Mm39i0nQ [2/8] 名前× NGID× 報告

ミルフィ「な、何よ急に?」

セレナ「聞いたわよ? 貴方がサトシを私の元に呼んだって! それに何で貴方がサトシの携帯の番号を知ってるのよ!!?」ギロッ

ミルフィ「はぁ……サトシから聞かされてないの? 貴方の元に呼んだのは私の提案じゃなくて、彼から頼まれたからしただけなのよ?」

セレナ「えっ……サトシが? ミルフィに頼んで……?」

ミルフィ「えぇ、数日前に彼から電話かかってきてね……」

____________________________________________________________
______________________________________________________________________


ミルフィ「サトシ!? 久しぶりね。でも、何で私の携帯の番号知ってるの?」

サトシ『あぁ、ユリーカから聞いたんだ。勝手に聞いたのは悪いと思ってる。それでお前に頼みがあるんだ』

ミルフィ「まだ私の抗議を言ってないんだけど……それで頼みって?」

サトシ『あぁ、セレナに会いに行こうと思うんだけど、セレナってそっちにいるか?』

ミルフィ「えぇ、今パフォーマンスのレッスンしてるけど、変わる?」

サトシ『あ、それならいいんだ。実は内緒で行ってビックリさせたくてさ、それでセレナに空いてる時間を作ってほしいんだ』

ミルフィ「ふぅ〜ん……サプライズをしたいって事ねぇ。何? 特別な人には特別な会い方をしたいってわけ?」ニヤニヤ

サトシ『へっ? いや、そ、そういう事じゃないんだ。ただ、セレナって驚かせた分、凄く喜んでくれるから、そ、その、うまく言えないんだけど……』タジタジ
278 : ャラドス@いわのジュエル 17/07/27 03:37:29 ID:Mm39i0nQ [3/8] 名前× NGID× 報告

ミルフィ「ふぅ〜ん?」

サトシ『な、何だよ?』

ミルフィ「……まぁ、いいわ。協力してあげるわ。〇×日に仕事終わりに遊びに誘うから、その帰路にあんたが付いて行ってあげなさい」

サトシ『おぉ、助かるぜ! ありがとなミルフィ』

ミルフィ「いいえ、どういたしまして。ま、あんた達にはいい加減収束付けてほしいし……」

サトシ『へ? 何か言ったか?』

__________________________________________________________________________________________________________
____________________________________________________________



セレナ「……さ、サトシが……そんな事を……///」

ミルフィ「まっ、あんた達だからいいものの、他人の恋の手伝いをするコッチの身にもなって欲しいわよね」


セレナ「……ど、どうしよう。ミルフィ、私、凄く嬉しい……///」ドキドキ

セレナ「サトシが私の為にそんな事考えていてくれたなんて……///」ドキドキ

ミルフィ「……ま、幸せもんよね。あんたは……」
279 : ェリンボ@ウタンのみ 17/07/27 03:42:51 ID:Mm39i0nQ [4/8] 名前× NGID× 報告

ミルフィ「……それで?」

セレナ「えっ?」


ミルフィ「……そんな手の込んだ会い方までして、付き合ってないだなんて事実聞かされると毎度頭も痛くなるわよ」

ミルフィ「あんたら二人がくっついてるだの、出来てるだの、知り合いの間じゃよく噂になってるけどさぁ」

ミルフィ「それでいい加減サトシに告白できたの?」


セレナ「え、……えっと……その、……今日から正式にお付き合いを……し始めました……///」


ミルフィ「……おめでとうセレナ! 片思いがようやく届いたのね」

ミルフィ(ふふっ、またイジりがいがありそうなネタが増えたわ)

ミルフィ(すぐにサナ達にも拡散しよっと♪)

280 : ローン@やみのいし 17/07/27 03:44:05 ID:Mm39i0nQ [5/8] 名前× NGID× 報告


 所変わってミアレシティの外れの施設


役員「……なるほど。これが連中らが必死に探し回っていた、時を止めるというイヤリングか」

サトシ「はい。俺も手を尽くせる限り探していたんですが、まさか俺の友人が持っているなんて思いもしなかったので」


 時を止めるイヤリング。緊急として一度だけ使ったが、よくよく考えてみたら恐ろしい物だ

 もしこれが悪の手に渡ったら時を止めてる間にどんな悪事を行うかと思うとたまったもんじゃない

 セレナから譲り受けたそれを、ポケモン協会で保管するために役員へと届けに来た


役員「ご苦労だった、これはこちらで預かっておく。聞くが、このイヤリングの効力をまさか使ってはないよな?」

サトシ「ギクッ……え、あの……は、はい。ち、ちなみに使うとどうなるんですか?」

役員「このディアルガの力を宿しているというイヤリングは、自分以外の物の時を止められる代償に、時空に歪みが発生する」

役員「時空の歪みが大きくなると、巨大な渦が発生し、飲み込んだものを消滅させてしまう。もっとも、余程多様しなければ渦は発生しないが」

サトシ(ほっ……よかった)
281 : ルリル@ジュナイパーZ 17/07/27 03:45:07 ID:Mm39i0nQ [6/8] 名前× NGID× 報告

役員「それと、時間を止めてた間の自分がした行動は全て映像として記録に残る」

サトシ「え”っ……!? そ、その映像って、誰でも見れるんですか?」

役員「あぁ、もちろんだ。こうしてイヤリングに手をかざしてイメージすれば頭の中に映像が……


 俺がイヤリングで時を止めてる間にした事って……

____________________________________________________________
______________________________________________________________________


セレナ「……ん? あれ……? 人の気配が消えた?」

セレナ「サトシ……一体何が起きたの?」

サトシ「……セレナ、その耳に付けてるイヤリング……」


サトシ「それは多くの悪の結社らが探していて、時を止める事ができるという伝説の品物なんだ。まさかセレナが持っているなんて……」

セレナ「時を止める!? で、でもヒカリはお店で買ったって言っていたんだけどな……」

282 : ギア@ジュナイパーZ 17/07/27 03:46:22 ID:Mm39i0nQ [7/8] 名前× NGID× 報告

サトシ「……なぁ、セレナ」

サトシ「今からここでオ○ニーしてみてくれないか?」


セレナ「……ね、ねぇ……ホントにしなきゃダメなの?」

サトシ「あぁ、頼むよ。俺、セレナが1人でしている時のを見てみたいんだ」


サトシ「それじゃセレナ、始めてくれよ」

セレナ「ちょっと待ってよ! さっきみたいに人が来たらどうするのよ!? 見つかったら今度こそ終わりよ?」

サトシ「だから今は時が止まってるから平気だって。解除も任意だって聞いたし、この世界には俺らしかいないんだからさ?」


セレナ「うっ……ぅうん……ふぅ……」

セレナ「ぁっ! やぁぅっ……やぁっ……さとし……///」


サトシ「うわっ、ビッシャビシャだなぁ。目で見るより予想以上に濡れてたんだな……」

セレナ「あ、あぁぁぁっ……///」

______________________________________________________________________
____________________________________________________________
283 : ノプス@せいしんのハネ 17/07/27 03:47:30 ID:Mm39i0nQ [8/8] 名前× NGID× 報告

 頭から血の気がサァーと引く

 役員の言っている事が正しいならば、イヤリングに残ってる映像はセレナの自慰と行為を見つめる自分

 そんな物が上の人らに見られてしまったら取り返しが付かなくなる

 いや、そんな事よりも自分の彼女の乱れた姿が公開されてしまう事に何よりも怒りと焦りを感じ


サトシ「っ……」


役員「お、映像が浮かんできた! ん? あれこれは……

サトシ「ピカチュウっ! やるぞっ!!」

ピカチュウ「ぴ、ぴかぁ?」


 ― バリリッ!


役員「ひぃっ! な、何を!?」


サトシ「何としてでもイヤリングを取り返すんだっ! いけっ!!」

ピカチュウ「ぴぃ……か??」
284 : リュウズ@ねばりのかぎづめ 17/07/27 03:48:32 ID:BrIzIYDY 名前× NGID× 報告
待ってたぜ
285 : シコ@ハガネールナイト 17/07/27 04:21:47 ID:x6wM.OUw 名前× NGID× 報告
ハラハラしますぞ
286 : ンジュモク@かざんのおきいし 17/07/27 06:02:31 ID:XJBqDu5Q 名前× NGID× 報告
おお!待ってた!
支援
287 : リル@くろぼんぐり 17/07/30 01:08:21 ID:85jzhWwE [1/6] 名前× NGID× 報告


 お昼頃、ミアレの何件かあるカフェの一軒、テラス席の一つにセレナの姿があった


ミルフィ「それでは第一回、報告会を始めます」


 2人はお昼休憩中、外出して”お友達”も誘ってカフェへとランチへ来ていた


ミルフィ「えぇ、まずは皆さんから祝いの言葉を献上したいと思います! では、皆さんどうぞ!」

ユリーカ「セレナっ、おめでとう! ようやく堂々とサトシとイチャイチャできるね」

サナ「サトシが初恋で、離れていてもずっと思っていて、再開して告白だなんてロマンチックすぎるよ!」

セレナ「あ、ありがとう……け、けど、まだあんまり実感なくて……ってそれよりも……」ソワソワ

ミルフィ「この幸せ者さん。ちゃんと上手く付き合ってきなさいよぉ?」ツンツン


 顔を真っ赤に染めた彼女の頬にからかうミルフィの指が突き刺さる


セレナ「あ、あの、ちょっと待って! ミルフィにサトシと付き合ったって言ったのはほんの数時間前よ? 何で数時間後にはみんなに広まって、みんなが集まってるのよ!?」ダンッ

ユリーカ「そりゃ、ミルフィに聞いたからね」

サナ「セレナのお祝い事なら直ぐにでも駆けつけちゃうわよ」
288 : ブカス@ピッピにんぎょう 17/07/30 01:10:55 ID:85jzhWwE [2/6] 名前× NGID× 報告

サナ「それで、昨日セレナの家に連れ込んだのよね? 連れ込んだって事はひょっとしてひょっとしたり?」ワクワク

セレナ「ぅっ……///」ギクッ

ユリーカ「おぉ? その反応はもしかして?」ニヤニヤ

サナ「会って、いきなりだなんて2人とも大胆すぎるよぉ〜」ニヤニヤ

セレナ「ちっ、違うからっ……そ、そんな、昨日はやましい事だなんてぇっ……!」フルフルッ

サナ「あら、私はそんなやましい事だなんて言ってないけど、セレナも天然よねぇ」

セレナ「うぅぅぅっ、ふえぇぇぇぇんんんっ……やだぁぁぁ……!!」

ミルフィ「はいはい、泣いて誤魔化そうなんて無駄よ。その眠そうな瞼を見れば誰だって想像付くわよ。」ポンポンッ


 顔を伏せて泣くセレナの頭をポンっと叩いてミルフィが宥める

 顔を上げさせると、今にも何かが沸騰しそうかなくらい顔を真っ赤にし、恥ずかしさが頂点に至ったセレナの顔を見ると、3人は苦笑いした


ユリーカ「けど、サトシもセレナも忙しいんだよね? これから遠距離恋愛って感じにしてくの?」

セレナ「あっ、それは……えっと、サトシから提案されたんだけど……」

サナ「うんうんっ」ワクワク

セレナ「どっ、同棲する事になりました……///」カアァ
289 : ンシカイオーガ@ナナシのみ 17/07/30 01:14:46 ID:85jzhWwE [3/6] 名前× NGID× 報告

サナ「キャアアァァー! 好きな人と一緒に住むなんて素敵っ〜!」キュンッ

セレナ「ちょ、ちょっとやめてよ! 私だって、まだ心の整理が出来てないのに!」

ユリーカ「もう決めちゃったんでしょ? 大丈夫だよ。セレナとサトシならすぐに慣れるよ」


 そんな説得力のないユリーカの言葉に抗議しようと彼女の顔を睨むと、彼女の先から誰かが全速力でこちらに走ってくる姿が見える

 その人物の顔を捉えると、セレナは嬉しいような、驚いたような、恥ずかしいような顔を順番に繰り替えす

 今、もっとも会いたくて、もっとも会いたくない人


セレナ「サトシっ!?」

ミルフィ「おっと……」ニヤッ

サナ「早速噂の彼が登場〜♪」ニコニコ

ユリーカ「ふふっ〜ん、セレナ顔真っ赤」ニヤニヤ

サトシ「セレナっ、緊急事態なんだ! 一緒に来てくれ!」グイッ

セレナ「きゃっ……!」


 事情も聞かず、彼はセレナの手を強引に引っ張るとそのままどこかへと逃げるように走り去っていってしまった

290 : シボン@サイキックメモリ 17/07/30 01:21:13 ID:85jzhWwE [4/6] 名前× NGID× 報告


セレナ「ええぇぇぇぇぇっっ!!? そのイヤリングで時を止めると映像が残る!?」

サトシ「まぁ、そういう事なんだ。俺も確認はしてないから一度、2人で見ておこうか」

セレナ「ちょっと待ってちょっと待って!! だ、ダメっ! そ、そんなの……///」ブンブンッ

サトシ「まぁ、いいからいいから……あっ、ピカチュウ、お前は見るな。向こう行ってろ」

ピカチュウ「ぴっ……ぴぃぃ?」キョトン


 2人はイヤリングに手をかざし、目を瞑ると2人の顔色はみるみる真っ青になった

 頭の中に映される映像は昨日、2人でイケナイ事をしてしまった光景がはっきりと浮かび上がっていた

 途端、2人は目を開け、サトシは困惑したような、セレナは今にも泣きそうな顔を浮かべてお互いを見つめる


セレナ「さとしぃぃ……ぅぅっ、グスッ……どうしよう! こんなの他の人に見られたら私っ……!」ウルウル

サトシ「落ち着けセレナ。イヤリングの効力を使った俺が悪いんだ。俺が何とかする」

セレナ「落ち着けるわけないよっ! でもっ、サトシは助けてくれたんだし、サトシが悪いわけじゃ……」


 サトシが必死に走ってた理由、背後から何人かの人が自分たちを追っている理由が今理解できた

 今は追っては来てないが、時間の問題なのかもしれない
291 : ーテング@トポのみ 17/07/30 01:24:53 ID:85jzhWwE [5/6] 名前× NGID× 報告

サトシ「この場を乗り切る方法が3つほどあるんだ。聞いてくれるか?」

セレナ「……本当に?」

サトシ「あぁ。まず1つ目なんだけど、シトロンに頼んでそっくりのイヤリングを作って貰い、本物は処分してしまう方法」

サトシ「2つ目はもう一度イヤリングの効力を使って映像を上書きしてしまう方法」

サトシ「3つ目はイヤリングを壊して、時間を巻き戻してしまう方法」


 これだけ選択肢があると少しホッとして心に余裕ができるが、実際は都合のいい話ではないようだ


セレナ「シトロンなら確かに作ってくれそうね! あ、でも、そのイヤリングって大事な所に厳重に保管されるんだよね?」

サトシ「……あぁ、万が一爆発したら終わりだな」


 というわけで、1つ目はかなりデンジャラスな賭けにもなるのでとりあえず却下


セレナ「それじゃ2つ目の映像を上書きしてしまうのは? あの映像が無くなるのなら私は賛成だけど」

サトシ「ただ、効力をまた使うと時空の歪みが広くなる。映像も上書きされる保証もない。それに協会の奴に冒頭だけ映像を見られてるから不自然に思われる」


 2つ目は安定性がまだ比較的高いが、問題を多く抱える為、選択に戸惑う
292 : シラム@トポのみ 17/07/30 01:26:35 ID:85jzhWwE [6/6] 名前× NGID× 報告

セレナ「……じゃあ、3つ目は?」

サトシ「このイヤリングには効力を使った時の時間が残ってるんだ。だからこれを壊してしまえば、その時間が放たれて、効力を使う前の時間まで戻してしまうんだ」

セレナ「じゃあ、私とサトシがトイレに隠れてた時の時間まで戻るって事?」

サトシ「そうなるな」

セレナ「それじゃ、意味ないじゃない! あの非常事態から避ける為に効力を使ったのに、またふりだしじゃないっ!」

サトシ「……だよな」

セレナ「……うん」


 どれを選択しても、デメリットしかない。絶望しかなかった2人は押し黙り、しばらく沈黙が続く

 途端、向かい風がビュオォっと2人を吹き付けると、指を滑らせた彼の手からイヤリングが降下する


 − バリンッ


セレナ「……えっ?」

サトシ「あっ……」


 地面に砕け散ったイヤリングを目を丸くして見つめていると途端、2人の視界は暗闇に包まれた
293 : シギバナ@ウイのみ 17/07/30 01:57:32 ID:U2tTpUGY 名前× NGID× m 報告
バッドエンドだけは止めてくれよ・・・
294 : ードラン@リンドのみ 17/07/30 02:00:10 ID:g8UIfh1E 名前× NGID× 報告
支援
295 : ルセウス@メダルボックス 17/07/30 07:03:33 ID:2z5BGQsI 名前× NGID× 報告
どうなるのか気になるわ
支援
296 : ズクモ@カムラのみ 17/08/02 02:33:06 ID:LbmFkcrQ [1/11] 名前× NGID× 報告



 目を開けるとぼんやりとした白い壁が視界に入る

 肌寒く、腕には鳥肌が立っていた


「……ん? 何処だここ……」

「あ、あれ? 私、何で私トイレなんか……ってサトシっ!?」

サトシ「うぉっ、セレナっ!?」ドキッ

セレナ「ななななな、何でサトシが!!?///」


 正面から放たれた声にはっとし、目を見開く

 そこで視界ははっきりと映り、視界に入った人物は何度も会った顔

 彼女の腰掛ける物を見ると、すぐに辺りを見回し、自分の置かれた状況を把握すると血の気がサァ―と引く

 考えるより動く派志向である自分は気が付くと、すぐにこの場から逃げようとしていた


サトシ「ご、ごめんっ、すぐ出ていくか……

297 : ラッキー@ポイントマックス 17/08/02 02:35:00 ID:LbmFkcrQ [2/11] 名前× NGID× 報告

 「さっむうぅっ! ここのトイレ風入りすぎじゃあねぇのぉ」

 「お肌カサカサになっちゃうわぁん」


セレナ「っ……!?」

サトシ(誰かいる!?)


 扉の向こうから聞こえる第三者の声に怯み、開けかけていた扉を慌てて元に戻す

 再び2人きりになった2人は色々と整理が追い付かず、頭を抱えてうーんと悩ませていた


サトシ(思い出せ俺……今日は確か、セレナに告白する為にピカチュウも置いて、ミルフィに作戦立てて貰ってタクシーに乗ってたはず。え、じゃあ、何なんだこれは……)ドキドキ

セレナ(な、何でサトシがっ……一緒のトイレにいるの!?/// えっ……ちょっと待って。トイレに居るって事はもしかしてサトシにトイレしてる所見られてっ……!)ゾクッ


サトシ・セレナ(一体、どうなってるんだ(のよ)!?)


 ”あの時”、イヤリングが砕けて時間を止める前の時間まで戻った2人だが、どうやら記憶がないらしい

 その結果、2人の頭の中は混乱状態へと陥った

298 : ルマッカ@もうどくプレート 17/08/02 02:36:14 ID:LbmFkcrQ [3/11] 名前× NGID× 報告

 そうこうしてるうちに、”再び”同じ恐怖が訪れる


A子「……ん? あれぇ? ここのドア鍵かかってんけど、誰か入ってんじゃねぇ?」

B子「やだっ! 怖い事言わないでよぉん!」


セレナ「」ビクッ

サトシ(……やばいな)


 ここでセレナが声を漏らしてしまい、過ちをおかしてしまった

 その事を知らない2人はただただ恐怖を抱く



 コンコンッ――


セレナ(っ……!)ビクッ


A子「おーい! 誰か入ってるんかぁ?」


 これではまた同じ過ちをおかしてしまう
299 : ブリボン@ロゼルのみ 17/08/02 02:37:36 ID:LbmFkcrQ [4/11] 名前× NGID× 報告

サトシ(……あれ? そういえばこれって、夢の中で……)


 そこで何かを咄嗟に察知したサトシの体はセレナに寄り掛かっていた


 ドンドンドンドンッ――


セレナ「ひっ……むぐっ!!?」

サトシ(っぅ……急にごめん。謝るよ……)


 大きなノック音に驚きで声を漏らそうになるも、サトシが彼女の口を咄嗟に抑えた事で免れた


 ドンドンドンドンッ――


サトシ(くっ……だ、大丈夫だセレナ。すぐに終わる。だから頑張れよ)ヒソヒソ

セレナ(っ……)コクコク


 彼女に囁いて励ます彼の顔を見て必死でコクコクと頷く

 彼女の目元からは涙が溢れ出していた
300 : ガプテラ@かいがらのすず 17/08/02 02:39:58 ID:LbmFkcrQ [5/11] 名前× NGID× 報告


A子「ちっ……あー面白くねぇ。お化けでもいたら面白かったのにぃ」

B子「怖い事いわないでよぉん。ほら、早くこんな所でましょでましょ」

A子「ったく……はぁぁ、時間使って損した」


 耳元には二つの足音が遠ざかっていき、やがて人の気配も消え去った

 ホッと息を吐くと、安心した表情を浮かべて彼女の口元を抑えていた手をゆっくりと離した


セレナ「ぷはっ! はぁっ、はぁっ……グスッ……も、もう行ったの?」ウルウル

サトシ「あぁ、もう大丈夫だ。急に悪かったな」

セレナ「グスッ……ううん。でもサトシのお陰でバレずに済んだもの。ありがとう」

サトシ「ん……でも、俺も咄嗟だったんだ。ここでセレナの口を抑えないとダメな気がした……そんな夢を見てた気がするんだ」

セレナ「夢? あ、それ、私も見たかもしれない。何か不思議な力を持ったイヤリングがあった夢……」


 共通した夢、それは時間を戻す前の2人の記憶そのものだった

 2人揃って共通した夢、それならば目が覚めるとトイレの個室にいた事も納得がつくかもしれないと心に思う事で落ち着く事ができた
301 : ナップ@ほしのすな 17/08/02 02:41:51 ID:LbmFkcrQ [6/11] 名前× NGID× 報告

セレナ「ふふっ、サトシと同じ夢かぁ……何だか嬉しいなぁ」クスッ

サトシ「っ……そ、それより、セレナ。あ、あの……手、離してくれないか……///」ムズムズ

セレナ「手? ……あっ、きゃあっ! ご、ごめんなさいっ!!///」バッ


 セレナの口元を抑えた時に寄り掛かった体を彼女に預けたのはよかった

 が、そこまでは予想してなかった。恐怖で自分の腰辺りにしがみ付いた彼女の手の片方は自分の”自身”を掴んでいた事に

 それに気づいた彼女は慌てて手を離した頃には、既にギチギチに膨らんでいた


セレナ「あ、あの、ごめんなさい! その、わざとじゃないの。その、あの時は怖くて、だって、その……///」カアァ

サトシ「……ダメだ。……セレナがその気にしたんだ。してもいいよな?」

セレナ「へっ……?/// だ、ダメよ! こ、こんな所、もしまた人が来たら……」モジモジ

サトシ「もう俺我慢できないっ……ふっ……」

セレナ「ふぅぐっ!? んっ……///」


 何かが吹っ切れたサトシはセレナと口付けを交わしていた
302 : リュウズ@たんけんセット 17/08/02 02:43:52 ID:LbmFkcrQ [7/11] 名前× NGID× 報告


セレナ「っはぁ……うぅぅ……///」ムスッ


 強引にキスをした事に怒り、涙目を腫らして睨む

 けど、顔を赤くして睨む彼女の顔はむしろ可愛く、サトシの興奮を余計にそそらせる


サトシ「パンツ脱がすぞ」

セレナ「あぁっ!? だ、だめっ ///」カアァ

サトシ「あれ……濡れてる。すげぇ量……」ヌチャ


 染みのついた下着の先の皮撫を撫でると中から嫌らしい液が流れ出す

 サトシはカチャカチャと音を立て、ズボンと下着を一気に下す

 そそり立った”ソレ”は限界まで達し、視界に入ったセレナを圧倒させてしまう


セレナ「こ、こんな、所で、考えるなんて、サトシの変態」

サトシ「先に手出したのはそっちだって」

セレナ「し、知らないもんっ!」ムスッ
303 : ツベイ@じゃくてんほけん 17/08/02 02:44:59 ID:LbmFkcrQ [8/11] 名前× NGID× 報告

サトシ「俺がそこに座るから立って貰ってもいいか?」

セレナ「……ホントにここでするの?」

サトシ「……もう我慢できないんだ」


 しぶしぶ立ち上がったセレナに代わり、サトシは便座へと座る

 そこに跨り、彼女は彼の肩に両手を付き、対面座位の体勢をとる


セレナ「……もしバレちゃったらサトシのせいだからね? 責任……とってよ」ボソッ

サトシ「大丈夫だって、絶対バレないから」


 そそり立ったソレを隠すように、彼女は大事な場所を近づけた


セレナ「いっ、入れるよ……?///」ドキドキ

サトシ「あぁ……」



____________________________________________________________
______________________________________________________________________
304 : ッフロン@むらさきのミツ 17/08/02 02:45:58 ID:LbmFkcrQ [9/11] 名前× NGID× 報告


セレナ「ふっ、ぅっ……ぅん……ぅふうっ!」

サトシ「ぅっ、ふぅっ……ふぅぅ」


 ”入れて”から10分程は経過しただろうか

 2人が初めて絶頂した後、”二度目”の行為を重ねていた


セレナ「ふぅ、ふぅっ……んんんぐっ! ふっ、ふぅぅぅぅんん!」


 手で口を抑えて必死に声を我慢する彼女を見上げるのは堪らず、興奮して激しく奥へと突く

 服の上から胸を揉んだり、キスをする事でセレナの反応は良くて、たびたび繰り返す

 首を横に振って「やめて」と言いたげな彼女は耐える事しかできず、目からは涙が止まらなかった


セレナ「んんっ……ふぅ……ぅぅ」


 静かな夜のトイレにはグチュリグチュリと水音がかき混ざる音だけが響く

 更に激しくなると、パンパンッと体の肉が重なり合った音も耳に入ってきた


305 : ゴジムシ@トロピカルメール 17/08/02 02:46:43 ID:LbmFkcrQ [10/11] 名前× NGID× 報告

サトシ「セレナ……俺もうイキそうだ。セレナは?」

セレナ「うぅぅんっ……んんっ……///」コクコク


 セレナは手で口を抑えつつも、首を縦に振る

 彼女も限界が近いようだ


サトシ「っ……そっか、じゃあ、俺もセレナがイッた声聞きたい」ガシッ

セレナ「ふぇっ? ぁっ……いやあぁっ!」


 セレナの両腕を強引に掴んで引っ張る事で、声を塞ぐ事は出来ず、とうとう彼女の声は漏れ出した


セレナ「手っ、離してよっ……んっ、ぁんっ! ぃやっ、声でちゃうっ……ぅぅ……///」カアァ

サトシ「っは、セレナ、俺もう、出るっ!」

セレナ「ぁぁっ、ぁんっ、私もっ、またイっちゃうっ……!?」ゾクッ



306 : ッサム@ミュウツナイトX 17/08/02 02:48:36 ID:LbmFkcrQ [11/11] 名前× NGID× 報告


 結局、声が外に漏れていたらしく、近くにいた女性に2人の行いはバレてしまった

 しかし、中にいた2人がセレナとサトシだと分かると、女性はそれぞれのファンだったらしく、2人の交際を応援してくれた

 お陰で交際と一部始終は秘密にしてくれて、世間に広がらずに済んだ

 砕け散ったイヤリングもなかった事になり、過ちはあったかもしれないけど問題も解決された未来へと進めた

 あれから半年が経った今も2人の交際は良向で、幸せな時を刻んでいった

 すこし変わった所と言えば……


サトシ「ただいま……あー、疲れた」

セレナ「あ、お帰り! ふふっ、お疲れ様。ご飯もお風呂も沸いてるけどどうする?」

サトシ「んー……セレナがいい」

セレナ「……サトシのえっち」プイッ

サトシ「今すぐやろうぜ。……ベランダで」


 性癖が少し特殊になった事である


 おしまい
307 : テトプス@エレクトロメモリ 17/08/02 03:01:14 ID:6gt0ce.I 名前× NGID× 報告
ありがとうございます
308 : マズン@ブレイズカセット 17/08/02 03:05:01 ID:iQsh2Y2E 名前× NGID× 報告
更新を楽しみにしていました(^ω^)
面白かったです
乙です
309 : ギルダー@コオリZ 17/08/02 03:16:38 ID:HMs1CXOU 名前× NGID× 報告
お疲れさまでした
サトシ君いつかパパラッチされちゃうぞ
310 : ョロモ@にがいきのみ 17/08/02 05:52:39 ID:mOnCec/k 名前× NGID× 報告
乙です!
面白かった!
311 : ガネール@ゴーゴーゴーグル 17/08/03 19:11:55 ID:QZWoQYmU [s] 名前× NGID× 報告
乙です