【SS】凍りついた心

…私はロコン、アローラの姿で性別は♀、そしてとある人が普段近寄らない公園でいろいろなポケモンと暮らしていた。この前までは…

…私達が一番警戒していたもの、それは人間。人間は「モンスターボール」と呼ばれるものを使ってポケモンを捕獲するらしい…

…そのボールの中に入れられ捕獲されると主人への敵意を失い強制的に支配されてしまうとウワサされる…

…トレーナーには「ポケモンと心を通わせ共に戦う者」「ポケモンの」と共に演技をする者」「ポケモンと協力して働く者」と様々らしい、これならトレーナーに捕獲されるのもアリかと思っていた。だけど…

…トレーナーの中にはポケモンを強制的に戦わせたり、自分を私利私欲のために利用するトレーナーがいるらしい…


…こんなことを聞いていたため、私が住んでいた公園では人間を恐れているポケモンが多かった…

しかしある日…

アママイコ「みんなー！おはよー！」

アシマリ「おはよう！」

イーブイ「おはよー！」

アロコン「あら？３匹ともおはよう！」

…ワイワイガヤガヤ…

イーブイ「それで、ロコンは今日はどうするの？」

アロコン「私は少し離れた別の公園に遊びにいこうと思うわ」

アシマリ「そうなの？じゃあ気を付けてね！」

アロコン「うん。いってくるわ！」

アママイコ「いってらっしゃーい！」

［道路］

アロコン「やっぱりここは人間も多いから危険ね…」ﾃｸﾃｸ

アロコン「まぁもしゲットされそうになったら逃げればいいし、最悪捕獲された場合は公園の友達には悪いけどそれはそれで楽しそうだし♪」ﾃｸﾃｸ

…5分後

アロコン「そろそろつくかしら…」ﾃｸﾃｸ

アロコン「ふふっ、少し寄り道していこうかな♪」

…今思えばこれが間違いだった、私は裏路地に入っていった…

某アロキュウ×夜ガルガンSSのものです。
あまり自信作ではありませんが頑張ります。
よろしくお願いいたします。

因みに今日中に完結予定

支援

番外編みたいな感じ？
支援

>>6
あの話とは関係ないですね〜！

でも別のSSと関連付けるつもりです。

［人気のない裏路地］

廃人（デブ）「ふふっ、今日も珍しいポケモンを見つけようかなぁ…」ﾆﾔﾆﾔ

アロコン「〜♪」ﾃｸﾃｸ

廃人「ん？何か白いのがこっちに来るぞ…」

アロコン「〜♪…！？」

廃人「アロコンか〜可愛いなぁ…」ﾆﾔﾆﾔ

アロコン「に、人間！？しかもキモい…」

廃人「ゲットしちゃおぅ…」ﾆﾔﾆﾔ

アロコン「まさか捕獲される！？」

廃人「いけぇキノガッサ！」

キノガッサ「よっしゃぁ！…おやおや、かわいい子だな〜」

アロコン「くっ、こんな人間にはゲットされたくない…戦わなきゃ」


…あられが降り始めた…

廃人「何っ！まさか隠れ特性雪降らしか？………ふふっ、はははっ、はーっはっはー！これは珍しい…確実にゲットしなくてはな…」ﾆﾔﾆﾔ

キノガッサ「マスターこれはヤっちゃっていいっすか？」

廃人「確実にゲットするぞ」

キノガッサ「ちぃーっす！」

アロコン「いけえっ！『フリーズドライ！』」ﾋﾞｭｰ

キノガッサ「くえーっ、効きませんな〜」

キノガッサ「ほらほらくらえっ！『みねうちっ！』」ﾊﾞｼｯﾍﾞｼｯ

アロコン「ううっ、痛いよぉ」

キノガッサ「へっへっちょっと触らせろよ」ｻﾜｻﾜ

アロコン「やめて！変態！」

廃人「おい！キノガッサ何してんだ！さっさと決めろ！」

キノガッサ「すいませんマスター、ほらとどめだ！『キノコのほうし！』」ｻﾗｻﾗｻﾗ

アロコン「えっ、ちょっ、うっ……」ﾊﾞﾀｯ

廃人「よし！眠ったな」

廃人「せっかくだからなオシャボに入れてやるよ！いけっラブラブボール！」

ピュー！ｺﾛｯ、ｺﾛｯ、ｺﾛｯ、カチッ！

廃人「よし、さすが、寝てるだけあって簡単に捕まったな！」

…これが地獄の始まりだった…

その夜……

アロコン「うっ、うん、うーん」ﾊﾟﾁｯ

アロコン「あれここは？」

アロコン「えっと…確か私、さっき気持ち悪いトレーナーに捕まって…、じゃあ私今捕獲されてるの！？じゃあここはモンスターボールの中？」

アロコン「どうしよう……」


そのとき公園では…

アママイコ「アシマリ！アシマリ！」

アシマリ「どうしたの？こんな時間に…」

アママイコ「アロコンがまだ家に帰ってないらしいのよ…」

アシマリ「え？そんな…もしかしたらなんかあったんじゃ…」

アママイコ「どうしよう…アロコンがいなくなったら…うっ、うっ、うぇーーん！」

次の日廃人の家で…

廃人「ふふっ、そろそろお目覚めかな…出てこい！」

アロコン「！？」

廃人「フフフ、可愛いなぁ〜！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

アロコン「や、やめて、触らないで！」ﾊﾞｼｯ

廃人「おやおや、捕獲したと言うのに素直じゃないな〜」

アロコン「やめて！来ないで！」

廃人「俺に従わないなんて可愛くねぇな！」ｷﾞﾛｯ

廃人「野郎共！コイツに教えてやれ！俺の恐ろしさを！」

ガブリアス「ガブルルルル」
ミミッキュ「……」
ルカリオ「ふふっ、可愛い可愛い」
ハッサム「触れたい、食べたい、ヤりたい」

アロコン「ひえぇぇ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

廃人「ヤっちまえ！野郎共！！」

野郎共「オーっす！！」

る、ルカリ↑オぉおおおおおぉぉ↓！！！

この話は〔夜ガルガン「アロキュウ！あの…」〕とは無関係ですからね！
あっちの話のキャラクターも出ますが明らかにキャラ違いますよ

因みに私、高校生にも関わらずエロいのがよくわからないのでここはご想像にお任せします。

一週間後…

あれから私はマスターのポケモンたちに色んなことをされて、考え方まで変えられた、つまり洗脳されたのだ。さらにマスターは私の能力をリゾートだが凄い特訓だがで高めてくれた。

今ではもうマスターの虜になってしまったのだ…

廃人「触らせてくれアロキュウ」

アロキュウ「分かりました。マスタ〜♪」

当然バトルでも活躍した…

相手トレーナーA「頼んだぞボーマンダ！」

ボーマンダ「おっす！」

廃人「アロキュウ、吹雪！」

アロキュウ「は〜い！」ﾋﾞｭｩｩｰ

ボーマンダ「ギャーー！！」ﾁｰﾝ

相手トレーナーA「よく頑張ったなボーマンダ！」

廃人「俺の勝ちだ！」

アロキュウ「勝ちました！マスター！」ｽﾘｽﾘ

廃人「…」

しかし一か月後…

アロキュウ「私にリフレしてくださ〜い！」ｽﾘｽﾘ

廃人「暇じゃねぇんだよ！！」ﾊﾞｼｯ

アロキュウ「す、すいません」

さらに……

相手トレーナーB「メタグロス、コメットパンチ！」

メタグロス「へい了解！くらえっ」

アロキュウ「うわーっ！！」 廃人「チッ！」


相手トレーナーC「ハッサム、バレットパンチ！」

ハッサム「うぇーいww」ﾊﾞｼﾊﾞｼ

アロキュウ「うわっ」

相手トレーナーC「よし！よくやった！」

廃人「使えねぇな！」

どんなことも上手くいかなくなってしまった…

ミミッキュ「……」

そして、捕獲されてから二ヶ月がたった…

アロキュウ「マスターが私に優しくしてくれない、私が弱いからだ…」

廃人「アロキュウ、今日のバトルは勝てよ！」

アロキュウ「はっ、はい」

バトルが始まり…残り一匹ずつ…

相手トレーナーZ「ガブちゃんいくぞ！」

ガブちゃん「がぶぅ！」

アロキュウ「よし！これなら勝てる！」

廃人「吹雪！」

アロキュウ「はい！」ﾋﾞｭｩｩｰ

相手トレーナーZ「たえろーー！」

ガブちゃん「俺の持ち物は気合いの襷だぜぇ」

相手トレーナーZ「ガブちゃん！毒づき！」

ガブちゃん「よっしゃあ！」

アロキュウ「うわーっ！！！！」


バトル後…ボックスの中で…

アロキュウ「どうしよう…また負けちゃった」

ルカリオ「落ち込んでる顔も可愛いなぁ〜」ﾆﾔﾆﾔ

ハッサム「また色々シたいなぁ」ﾆﾔﾆﾔ

アロキュウ「……」

ミミッキュ「…アンタ大丈夫か？」

アロキュウ「え？」

ミミッキュ「いや、負けたことそんな気にすんなよ…」

アロキュウ「うるさい！私は勝たなきゃいけないんだ！」

ミミッキュ「…」

更に一週間後…

アロキュウ「ううぅ…また負けちゃった…あぁ…マスターに甘えたい…」

アロキュウ「マスター、すいません。あ、あのリフレしてくれませんか？元気が出るんで…」

廃人「お前にはもう用はない！さっさと出てけ」

アロキュウ「えっ？」

廃人「うぜぇんだよ！とっとと失せろ！！弱いポケモンなんて要らねぇんだよ！！」

アロキュウ「………」

アロキュウ「ハイ」

とある公園…

アロキュウ「はぁ〜、私捨てられちゃったんだ。これからどうしよう…」

アロキュウ「私、マスターのこと好きだったのに…」ｼｸｼｸ

アロキュウ「私が弱いからいけないんだ！」ｲﾗｲﾗ

アロキュウ「こうなったらどんな手を使ってでも強くなって、マスターに認めてもらう！！」ｷﾞﾘｷﾞﾘ

ミミッキュ「あれ？お前は…」


アロキュウ「あら？貴方は…マスターのミミッキュ？」

ミミッキュ「そうか…お前も捨てられたんだな…」

アロキュウ「お前もって？」

ミミッキュ「俺も先週捨てられたんだ…」

アロキュウ「そうだったんだ…そういえばこの前は何かごめんね。励ましてくれたのに…」

ミミッキュ「別に気にしてないよ」

ミミッキュ「あのさ…今になって思うけどあのトレーナーは自分勝手な最低なトレーナーだったと思うよ」

アロキュウ「え…マスターのことバカにしないで！！！」

ミミッキュ「………アンタもいい加減目を覚ませ、聞いたことあるだろ？私利私欲のためにポケモンを利用したり、無理矢理戦わせたりする自分勝手なトレーナーもいるってこと…」

アロキュウ「聞いたことあるけど…マスターがそんなわけないじゃない！！」

ミミッキュ「もう一度言う！目を覚ませ！あのトレーナーは自分勝手にポケモンを戦わせるトレーナーだ。そして使えなくなればすぐ切り捨てる。俺やアンタみたいにな…」

ミミッキュ「俺なんて…新しいミミッキュがいるからいらない！なんて言われたんたぜ」

アロキュウ「うぅっ…確かにそうだったかも…」

ミミッキュ「バトルするなかで見てたが、アンタのトレーナーへの愛はホンモノだ。だけど、トレーナーはそれに答えなかった。別にアンタが悪い訳じゃないんだよ」

アロキュウ「ありがとう、なんか元気出てきた…」

ミミッキュ「それならよかったぜ」

ミミッキュ「…だからあのトレーナーのことは忘れて生きていくんだ」

アロキュウ「…うん。ありがとう…」


アママイコ「あれ？貴方は？」

アロキュウ「！？…なんだか見覚えのある顔…貴方！アママイコ？」

ミミッキュ「ん？知り合いか？」

アママイコ「そうよ！もしかして、貴方はアロコン？」

アロキュウ「そうよ…そっかここはあの公園だったんだ…夜だから全然気づかなかった…」

アママイコ「皆、心配してたのよ！急にいなくなるから！」

アロキュウ「トレーナーに捕まってしまったのよ。ごめんなさい…」

ミミッキュ「…」

アロキュウ「あのっ、こんなこと言っちゃいけないかもしれないけど、またここで暮らしてもいい？」

アママイコ「当たり前よ！私達友達じゃない！」

アロキュウ「うぅっ、ありがとう…本当にありがとう……」

アママイコ「ふふっみんなに明日知らせるわね！」

アロキュウ「うん…（元の場所に戻れた、自分の居場所が見つかった…ここからは、ミミッキュの言う通り彼のことを忘れて生きていこう）」

ミミッキュ「あのさ…邪魔じゃなきゃいいんだけど…俺もアンタらの仲間に加えてくれないか？」

アロキュウ「えっ！？」

アママイコ「アロキュウ、この子は？」

アロキュウ「私を捕まえたトレーナーのポケモンのミミッキュよ。」

ミミッキュ「今はもう逃がされたがな…」

アママイコ「いいよ！アロキュウのボーイフレンドでしょ？」

アロキュウ「なっ、そんな…///」

ミミッキュ「俺は別に……///」

アママイコ「じゃあ明日皆に挨拶してね！」

ミミッキュ「あ、ありがとう…これからよろしく頼む…」

アママイコ「うん！」

私はあれから彼の事はもう、気にせずミミッキュやアママイコ、公園のポケモン達と平和に暮らしている。

彼に捕まって過ごした二ヶ月と一週間の間、色んなことがあったけど、これもいい経験だったと私は思っている。

今は仲間を大事に成長していってるんだ！

>>7について詳しく説明します。関連付けるというのは1つの舞台でのSSをいくつも作っていくという個人的な企画です。

見てもらった方が分かりやすいと思いますが同じ公園を舞台にしたSSを書いていこうと思います。

http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=560362

http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=555052


しつこいようですがアロキュウ×夜ガルガンのSSとは無関係ですのでお気をつけください。