デデンネ「しっぽを回せば飛べるンネ」ｸﾙｸﾙ　ピカチュウ「ほう」

ピカチュウ「やってみよう」ｸﾙｸﾙ

ピカチュウ「飛べたわ」

デデンネ「これを利用してこの世界を破壊するンネ」

ピカチュウ「どうやってだ」

デデンネ「トゲデマルの大群を人が集まってるとこまで飛ばして落とすンネ」

ピカチュウ「なるほど、出来るな？」

トゲデマル「ピカチュウさんの頼みなら！」


ｸﾙｸﾙ

ﾋｭｰ

ｻﾞｸｯ


こうして世界は1週間で滅んだ

第1章〜完〜

エモンガ「そんなことしなくても飛べるエモ」

エモンガ「ピカカスのバーカｗｗｗ」

デデンネ「人類が滅んだンネ」

ピカチュウ「だいぶ早かったな」

デデンネ「さて」

ピカチュウ「ああ」

デデンネ「どちらが世界を治めるのに相応しいか」

ピカチュウ「戦いで決着をつけようではないか」


ｽﾞﾄﾞｰﾝ

ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｰﾝ


ピカチュウ「まさかぜったいほしょくかいてんざんを使うとは…ガハッ」

デデンネ「最後まで隠してた甲斐があったンネ、ぜったいほしょくかいてんざん」

ピカチュウ「ぜったいほしょくかいてんざんか…はは、負けたよ、世界はお前のものだ」

デデンネ「ありがとうぜったいほしょくかいてんざん…」

第2章〜完〜

ぜったいほしょくかいてんざんはやっぱりスゲーやぜったいほしょくかいてんざんは

デデンネ「人類が滅んでからだいぶ経ったンネ…」

トゲデマル「デデンネ様、反逆者によって城が攻め込まれています」

デデンネ「ほう…まあいい、好きにさせておけ」

トゲデマル「宜しいのですか？」

デデンネ「ああ」

エモンガ達「王よ！お前の首を討ちに来た！」ﾊﾞﾀﾝ

デデンネ「いいぞ、討ち取るがいい…やれるものなら、な」


ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｰﾝ


エモンガ「そんな…我が部隊が一瞬で…」

デデンネ「知恵のある生き物はいつしか自分を強いと思い込んでしまう…哀れな生き物よ」

エモンガ「王よ…あなたは…何故それほどの力を…」ﾊﾞﾀｯ

デデンネ「もう一度世界の再構築が必要になる日も遠くはないかもな…」

第3章〜完〜

トゲデマル「何者かが侵入してきます！」

デデンネ「好きにさせておけ…私のところに来次第始末する」

トゲデマル「分かりましぐっ！？」ﾊﾞﾀｯ

デデンネ「ほう…お前、何者だ？」

パチリス「お前を倒す者だ」

デデンネ「面白い…やってみろ！」


ｽﾞﾄﾞｰﾝ

ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｰﾝ

ｼｬｷﾝｯ

ﾄﾞｺﾞｵｵｵｵ


デデンネとパチリスの戦いは三日三晩続いた…

彼らの戦った後に残ったのは、塵のみだった…

第4章〜完〜

どうすんの？

デデンネ「はぁ…はぁ…」

パチリス「はぁ…はぁ…」

デデンネ「ふふ…ははは、ここまで心躍らされたのはあの時以来ぞ」

パチリス「心躍る…ねぇ、はは…こっちは死ぬ気で戦ってんだっつーの」

デデンネ「おや、そんな弱気で勝てるのか？私に」

パチリス「勝てるのかじゃねぇ…勝つんだよ！」


ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｰﾝ


パチリス「ぜったいほしょくかいてんざん…！？」

デデンネ「ぜったいほしょくかいてんざんを受けて立てる者はいない、終わりだ」

パチリス「ふ…はは、これを見ろ」

デデンネ「それは…気合いの襷！？」

パチリス「終わりだァ！」ｻﾞｼｭ

世界を治めし者は、王は、死んだ

第5章〜完〜

パチリス「王を倒した」

パチリス「世界は平和になった」

パチリス「はずだった」

パチリス「あの戦いで、みんな死んだ」

パチリス「俺と王の戦いに巻き込まれて、死んだ」

パチリス「俺が救いたかったものはなんだったんだ」

パチリス「俺が求めていたものとはなんだったんだ」

パチリス「誰か…教えてくれ」

パチリス「…ああ、誰もいない」

パチリス「誰も俺に道を示してくれない」

パチリス「もう…終わりにしよう」


ｻﾞｼｭ


守るべきものを守る為の戦いで、守るべきものを失った彼は、何を思ったのか

デデンネ「しっぽを回せば飛べるンネ」ｸﾙｸﾙ　ピカチュウ「ほう」〜完〜

嫌いじゃない

乙

ネタスレかとおもったら真面目なスレかと思ったらやっぱりネタスレ