ご当地銘菓ハンター メイちゃん


1 : Q.E3mu26z6 17/04/19 19:06:41 ID:fp1Gpf0U 名前× NGID× m 報告
〜マサラタウン〜

僕達は今、カントーはマサラタウンに来ている。ご当地銘菓をコンプリートする旅だから本当はマサラには用ないんだけど、メイちゃんがどうしてもっていうから仕方なく……

メイ「さぁ、そんなわけでご当地銘菓ハンターメイちゃんが始まるよキョウヘイくん!」

「うん。そのタイトルだったら、僕いらないよね別に。」

メイ「ん?タイトルが不服なのかな?」

「不服と言うかなんと言うかね……」

メイ「う〜ん……一応もう一つ候補はあるんだけど、多分キョウヘイくんは気に入らないと思うんだよね〜……」

「気にいるか気に入らないかは聞いてみないと分からないし……一応言ってみてよ。」

メイ「絶対嫌だって言うと思うけどな〜。じゃあ言うよ?」

「うんうん。」

メイ「キョウヘイ・メイのラブラブカントー2……」

「ごめん。最初ので良いや。」

メイ「ほら〜。だから言ったじゃんか。こういうのを二度手間って言うんだよキョウヘイくん。」

「そもそもタイトルが…………いや、何でもないや。ごめんなさい……」

メイ「うん。わかればよろしい。」
29 : マワリ@グランドコート 17/04/23 21:41:26 ID:6/4WdAmY 名前× NGID× 報告
いいね
30 : Q.E3mu26z6 17/04/23 21:48:22 ID:ct1hFqic [1/2] 名前× NGID× m 報告
「あのさ……メイちゃん……」

メイ「ん?」

「急に変なスイッチ入るのやめてくれるかな……?」

メイ「いや〜、やっぱり私女優だからさ……一応……」

「いやぁ、それはそうなんだけどね……」

メイ「それにさキョウヘイくん。忘れてるでしょ?この旅はネタ探しの旅でもあるんだよ?ただデートしてるだけじゃないんだよ?」

「あぁ、そういえばそうだったね。デートなんかしてないけどね。」

メイ「つまり、さっきのも新ネタの一つなんだよ?「好きになった相手を化石にしたくなる女」っていう。」

「クソ気持ち悪いね……。ア〜デモアレカナ……メイチャントズットイッショニイラレルトカンガエタラ、ワルクナイカモネ。」

メイ「え……あ〜……そっかそっか……。へへへ……///」

ん……?あれ……?思ってた反応と違う……
31 : Q.E3mu26z6 17/04/23 23:05:15 ID:ct1hFqic [2/2] 名前× NGID× m 報告
メイ「そんな事より、そろそろ出発するよ!キョウヘイくん!!」

「了解です。」

……………………

〜ハナダシティ〜

「はい、到着しました。ハナダシティ。」

メイ「途中の「お月見山」とかいう山とは名ばかりの洞窟は全カットでお送りします。」

「まぁ、終始メイちゃんが悲鳴あげてただけだしね。それにしても、メイちゃんが暗いとこ苦手ってなんか意外……」

メイ「ギャップ萌えってやつだね!」

「はいはい、萌えた萌えた。さてと、そろそろハナダシティの紹介を……」

メイ「そうだな〜、やっぱり金○橋かな金○橋!!ハナダシティといえばね。」

「女の子が金○連呼しない。」

メイ「そうは言うけどさキョウヘイくん。正直、ゴールデンボールブリッジの方がいやらしくない?必死に誤魔化そうとしてる感じがさ。」

「あぁ……それはあるね……。そういう問題じゃないけどね。」
32 : Q.E3mu26z6 17/04/24 05:56:35 ID:DiJ6mplg 名前× NGID× m 報告
メイ「あとはアレだよね。預かりシステムの管理者だとかいう、マサキさん!」

「あぁ、確かにハナダシティを語るなら外せない人物だね。」

メイ「でしょ?それに聞くところによると、オーキド博士ほどじゃないけどポケモンの事も詳しいらしいんだ。だから、今から話聞きに行こうと思ってるの。」

「なるほどね……。それじゃ早速行こうか。金○橋の向こう側だったよね?」

メイ「キョウヘイくんったら……女の子の前で金○橋だなんて……もうちょっとオブラートに包まなくちゃ。」

「何だろう……すごく納得いかない。」

メイ「まぁまぁ、とにかく行くよ!」

「はいはい……」



こうしてマサキさんの家目指して出発した僕たちは、ほどなくして金○橋で意味のわからない足止めを食らうことになる。

「5人抜き出来なきゃ橋は渡らせない。」とかなんとかいう謎ローカルルールがそれ……

まぁ、結論から言えばメイちゃんの「こんな橋……私はいつでも落とせるんですよ?ふふふ……」であっさり突破出来たから、足止めってほどでもなかったんだけど。




なんていうかこう…………女の子って怖い。
33 : Q.E3mu26z6 17/04/24 07:11:33 ID:njIgIVbA [1/2] 名前× NGID× m 報告
メイ「着いた着いた……話のわかる人ばっかでよかったね!」

「あ……はい、そうですね……」

メイ「ん?なんでそんな余所余所しいの?泣くよ?」

「ごめん。……いや、謝ってはみたけどメイちゃんにも原因あると思うよ。今回は。」

メイ「そうかな〜?私はただ、「私を渡らせないと、橋落としちゃいますよ?ふふふ………」って言っただけだよ?」

「怖い怖い。まぁ、それは良いや……とりあえずマサキさんに……」

メイ「そうだね……目的忘れる前に入ろっか!…………ん?」

「どうしたの?」

メイ「いや……あれ……。なんだろう、ポケモンかな?なんか引きずって来てるけど……」

「ん〜?」

ポケモン?「ん?おぉ、お客さんかいな!ちょうど良かった!ちょっと助け……」

メイ「ちょっと待って。あれネズミかな?ネズミだよねキョウヘイくん!!」

「ん?あぁ、そうかもね。ウォーグル、吹き飛ばし……」

バサッ……バサッ……

ポケモン?「え……?ちょっ……待ち……」ピュー……
34 : Q.E3mu26z6 17/04/24 19:00:05 ID:GcvadblE [1/2] 名前× NGID× m 報告
メイ「キョウヘイくん……もう、ネズミいなくなった …?」

「いなくなったいなくなった。向こうの方まで飛んでったよ。」

メイ「そっか……良かった良かった……ありがとね、キョウヘイくん。」

「いいよいいよ。大したことじゃないし……」

メイ「ところでさ、あのネズミ……なんか喋ってなかった……?」

「ん〜……トキワの森で見つけた虫もシレッと喋ってたし、カントーのポケモンは喋るんじゃない?タブンネ。」

メイ「…………前から思ってたんだけどさ、キョウヘイくんってちょいちょい適当だよね。」

「そりゃね……誰かさんのおかげで程よく適当にやり過ごすって事をおぼえたからね……」

メイ「ん?誰かさんってだぁれ……?私と一緒にいる時に、他の女の子の話するなんて良い度胸して……」

「ヤカラか君は。心配しなくてもメイちゃんの事だよ、誰かさんって。」

メイ「なんだ……そっかそっか……///」

「うん。照れることではないと思うんだ。」
35 : Q.E3mu26z6 17/04/24 19:46:28 ID:GcvadblE [2/2] 名前× NGID× m 報告
メイ「そんな事は良いんだよキョウヘイくん。さ、入ろ入ろ。」

「あいよ。」

メイ「お邪魔しま〜す!マサキさ〜ん!…………あれ?」

「どうしたの?」

メイ「いや、鍵が開いてたからてっきり家にいるもんだと思ってたんだけど……留守みたい……」

「随分無用心だなぁ……。まぁ、留守なら仕方ない……出直してこようか。」

メイ「いや、帰って来るまで待たせてもらおうよ。防犯にもなるし、眠いし!」

「ん?ごめん何て言った?防犯にもなるし……?」

メイ「眠いし!そういうわけだから、6時間経ったら起こしてね!よろしく!」

「え……」

メイ「zzz……」

「もう寝てるし……」
36 : Q.E3mu26z6 17/04/24 20:59:57 ID:njIgIVbA [2/2] 名前× NGID× m 報告
メイちゃんは1回寝ると中々起きないし、あんまりすぐ起こすと絶望的に機嫌も悪い。

仕方ないから、とにかくしばらくは放っとくとして……

「さてと……何して時間潰そうかな……」

悪魔キョウヘイ「何をヤるもクソもねぇだろ……目の前に女が無防備でいるんだぜ……?」

「あ〜……そういえば、さっき化石がどうのこうの言ってるお兄ちゃんいたな……お月見山に……」

悪魔キョウヘイ「おいおい……自分の気持ちに素直n……」

「化石の一つも持って帰っとけば、無理やり起こしてもそんなに荒れないかな……」

悪魔キョウヘイ「お前、さっきk……」

「譲って貰えるかはわかんないけど……行くだけ行ってみるか……」

悪魔キョウヘイ「お…………」

ガチャ……バタン……

悪魔キョウヘイ「」

天使キョウヘイ「どんまい」

悪魔キョウヘイ「」
37 : Q.E3mu26z6 17/04/24 23:04:05 ID:RQy0VTio 名前× NGID× m 報告
〜3時間後〜

「ただいま〜……」

メイ「zzz……」

「まだ寝てるのか……そんで、まだ帰ってないのかマサキさん……」

僕は、お月見山での化石争奪戦を終えてマサキさんの家に帰ってきた。最初は普通に譲ってくれるって話だったのに「女の子へのプレゼントです」って言ったら何故かバトルする羽目に……しかも30人抜き。

「それにしても……」

メイ「zzz……」

「やっぱり、黙ってたら普通の可愛い女の子なn……」

メイ「ん?誰のこと?」

「!!! び………くりした……起きてたんだ?」

メイ「起きてたよ?キョウヘイくんが帰ってくるちょっと前に。」

メイ「いやね、寝たふりしてたらキョウヘイくんがうっかり恥ずかしい事言うかな〜と思ってたんだけど……」

メイ「まさか、「可愛い」なんて爆弾発言が飛び出すなんてね……。へへへ……」

あぁ……これはアレだ。しばらくイジられるやつだ……「いや〜良い映画のネタが出来たな〜♪」とかそういう……

メイ「いや〜、良い映画のネタが出来たな〜♪」

………ほらね……
38 : Q.E3mu26z6 17/04/25 07:02:19 ID:Sj6Jm2GU 名前× NGID× m 報告
メイ「それはそうとさ、どこ行ってたの?キョウヘイくん。」

「ん?あぁ……これもらいに行ってたんだよ。貝の化石。メイちゃんにあげようと思って。」

メイ「え?くれるの?」

「うん。化石好きなんでしょ?」

メイ「良いねぇ……女の子にサラッとプレゼントできる男……。出来る男だねキョウヘイくん。」

「どうも。」

メイ「でも、貰いっぱなしじゃ悪いよね……やっぱり。なんかお礼……」

「いや、そんなのいいよ。」

メイ「いやいや……それじゃあメイちゃんの気が収まらないよ。何が良いかな〜……そうだ!チューとk……」

「いらない。」

メイ「早くない?せめて最後まで言わせて欲しかったな〜……」

「いやだって、最後まで聞いても聞かなくても結果は一緒だし……」

メイ「はぁ〜……昔は「チュ……チューなんて……恥ずかしいよぉ……///」なんて言ってたのに……変わっちゃったねキョウヘイくん……」

「シレッと嘘つくのやめてくれる?」
39 : Q.E3mu26z6 17/04/25 17:49:51 ID:H80vZfHs 名前× NGID× m 報告
〜クチバシティ〜

「はい、そんなわけで……やって来ましたクチバシティ。」

メイ「クチバ シティなのか、クチバシ ティーなのかで3日は議論出来るね!」

「出来ないし、すごくどうでも良い。」

あの後1日待ってみたけど、結局マサキさんは帰って来なかった。

で、これ以上待っててもラチがあかないってんで……ぼくたちは仕方なくハナダシティを後にした。

よく考えたら、全然知らない人の家に無断で1泊するってどうなんだろうか……

「ほら、メイちゃん……いつも通り、街の紹介しなきゃ。」

メイ「う〜ん…………これといって特徴がないのが特徴だよ!!」

「やめて差し上げろ。」

メイ「だって……本当に特に……」

「あるでしょ。ほら、ジムリーダーが外国人とかさ……」

メイ「うん。じゃあそれで。」

「雑か。」
40 : テルグマ@かるいし 17/04/25 18:48:05 ID:jbPyoE0M 名前× NGID× m 報告
しえん
41 : Q.E3mu26z6 17/04/25 22:58:40 ID:Z16XHn3g [1/4] 名前× NGID× m 報告
「あぁ、そうだ……サント・アンヌ号があるよ。クチバシティと言えば。」

メイ「そっか、それがあったね。私たちの思い出の船なのに、すっかり忘れてたよ。」

「ん?サント・アンヌ号乗った事なんかあったっけ?」

メイ「え?忘れちゃったの!?」

「う〜ん……」

メイ「……………………」

「え〜っと…………」

メイ「…………」

「ごめん……思い出せないや……」

メイ「そうだよね……キョウヘイくん、色んな女の子とイチャイチャしてるもんね……。私との思い出なんか必要ないもんね……」

「いや……別にそう言うわけじゃ……」

メイ「本当に?じゃあ、2度と忘れられない様に……じ〜っくり思い出させてあげる……ふふふ……」

「怖い。」
42 : Q.E3mu26z6 17/04/25 23:28:04 ID:Z16XHn3g [2/4] 名前× NGID× m 報告
メイ「あれは10年位前かな……」

「うんうん……」

メイ「私はね、家族旅行でサント・アンヌ号に乗ってたんだけど……」

メイ「運の悪いことに、幼稚園のいじめっ子のグループも同じ便に乗っててね……」

「絶望的に運が悪いねそれは……」

メイ「しかも、船の中を探検してる時に鉢合わせちゃって……」

「うわぁ……」

メイ「あぁ、これはもうダメだ……終わった……と、思った時に颯爽と現れて助けてくれたのがキョウヘイくんだったの。」

「う〜ん……そうだっけ?」

メイ「私は思ったよね。あぁ……この人は、私の王子様なんだ……」

メイ「将来は、この人をお家に閉じ込めてず〜っと一緒に暮らそう……///」

メイ「って。」

「なんで、昔の方が思考がハードなのかな。」
43 : Q.E3mu26z6 17/04/25 23:47:33 ID:Z16XHn3g [3/4] 名前× NGID× m 報告
メイ「と、まぁ……これが私たちの出会いの物語なんだけど……どう?思い出した?」

正直全く覚えてないし、思い出せない。

ただ、それを素直に言うべきか「思い出した」と嘘をつくべきか……それが問題だ……

「う〜ん……」

メイ「ん?」

「ごめん……やっぱり思い出せないな……」

メイ「そっか……まぁ、そりゃそうだよね……」

「いや……s……」

メイ「だって、全部嘘だからね。」

「は?」
44 : Q.E3mu26z6 17/04/25 23:59:47 ID:Z16XHn3g [4/4] 名前× NGID× m 報告
メイ「いや〜、「思い出したよ!」とか言いだしたらどうしてくれようかと思ってたんだけど……」

メイ「さすがキョウヘイくん!正直者!」

「いや、あの……」

メイ「でもさでもさ、今考えたにしては中々完成度高かったと思わない!?」

「うん……それは良いんだけどさ、何のための嘘だったの?」

メイ「ほら、海に来ると開放的な気分になるじゃない?」

「まぁね。」

メイ「だからこう、私の「キョウヘイくんを困らせたい」っていう気持ちも開放されたんだよ。ふふふ……」

「迷惑。」
45 : Q.E3mu26z6 17/04/26 00:35:02 ID:77hfTL1k 名前× NGID× m 報告
〜シオンタウン〜

「はい……やって来ましたシオンタウン……」

メイ「なんかあったら、とりあえず「幽霊のせいなのね。そうなのね!」って言っとけば許されるハートフルな街だよ!」

「違う意味で許されなさそうだけどね。」

あのくだりの後、僕たちは「一応」おちゃを求めてクチバシティを探索して……

結局見つからなくて、すぐにクチバを出て……

イワヤマトンネルとかいう暗いだけの洞窟を抜けて、今は幽霊の町シオンタウンに来ている。

「ところでさ……この街紹介は、今後もずっとやってくの?」

メイ「そりゃそうだよ。これやらなきゃ企画っぽくないでしょ……?」

「そうなんだ。そっかそっか……」

メイ「さてと、それじゃあ早速おちゃ探しを……」



少女「ねぇ……あなた……幽霊を信じる……?」
46 : Q.E3mu26z6 17/04/26 07:16:10 ID:d/ihrSaE 名前× NGID× m 報告
「ん?なんて?お嬢さん。」

少女「ねぇ、お兄さん……あなた、幽霊を信じる……?」

「う〜ん……そうだね、いるんじゃないかな。幽霊……」

少女「ふ〜ん……信じる人っているんだ。」

「えっ……」

少女「じゃあ、お姉さん。あなた、幽霊を信じる……?」

メイ「ん〜、私は信じてないな〜……幽霊は。」

少女「あはは、そうよね。あなたの肩に白い手が乗ってるのなんて……私の見間違いよね……」

メイ「え……?この手は幽霊じゃないよ?」

少女「え…………」

メイ「この手はね……私が過去に犯した罪を忘れないために、戒めとして乗せてるの……もう……2度と人を殺めたりしないように……」

少女「」




「大人げないよメイちゃん。」

メイ「あ、やっぱり?」
47 : Q.E3mu26z6 17/04/26 20:54:39 ID:8y4lJkZU 名前× NGID× m 報告
少女「あなた……人を殺したっていうの……?」

(あ、乗って来ちゃった。)

メイ「えぇ……生きるために仕方なくね……」

少女「どんな事情があっても、人を殺して良い理由にはならないわ!」

(ごもっともです。)

メイ「貴女みたいに何でも持ってる守られたお嬢様に、私の人生を理解してもらえるなんて始めから思ってないわ……」

(チャンピオンで人気女優でオーナーか……確かに理解しがたい。)

少女「貴女と話してても時間の無駄ね……ジュンサーさんを呼ぶわ……。塀の向こうでしっかりと罪を償うことね……」

メイ「呼ぶのは結構だけど、誰がジュンサーさんに私の罪を説明するのかしら……?」

少女「ど……どういう意味……?」

メイ「確かに私は後悔してる……2度と同じ過ちを繰り返したくない……。でも、貴女が私の邪魔をするなら仕方ない……そういう意味よ……」

少女「や……やめて……」

メイ「…………さよなら……」

少女「いやぁぁぁぁぁぁ!!人殺しぃぃぃぃぃぃ!!」ダダダダ……

メイ「あ、行っちゃった……。ちょっとやりすぎたかな?キョウヘイくん。」

「あれを「ちょっと」って言うなら、そうだね。」
48 : ルフーン@ふしぎなきのみ 17/04/26 21:20:09 ID:xVyY5oBA 名前× NGID× 報告
支援
49 : Q.E3mu26z6 17/04/27 00:00:40 ID:c45Z6kAQ [1/3] 名前× NGID× m 報告
〜ポケモンタワー〜

メイ「やっぱりこう……お墓って何となく怖いね……」

僕たちは今、ポケモンタワーを登っている。

命について考える良い機会だって、「フジ老人」なるおじさんに熱心に勧められて断りきれなくて……

「前から思ってたけどさ、メイちゃんって意外と怖がりだよね。」

メイ「そんな事言って、実はキョウヘイくんも怖いんでしょ?素直じゃないんだから……」

「いや、別n……」

メイ「そんなに怖いんだったら、外に出るまで手繋いでてあげても良いよ?」

……こういう「素直になれない女の子」的なのって需要あるんじゃないかな……流石女優、意識せずに演技の幅を広げている……

「うん……じゃあ、手繋ぐ……?」

メイ「え……?そんないきなり言われても、私にも心の準備ってものがさ……」

「なんなんだ君は。」
50 : Q.E3mu26z6 17/04/27 00:37:55 ID:c45Z6kAQ [2/3] 名前× NGID× m 報告
メイ「それにしても……」

祈祷師「……ギ……グググッ……!!」

祈祷師「……ケケーッ!」

祈祷師「イッ……ショ……二……ノロ……ワレ!」

祈祷師「フフフッ……!……カテ……ルカーッ!」

祈祷師「オ……マ……エモ……ナカ……マニッ!」

祈祷師「……タマ……シ……イ……ヨ……コセッ!」

祈祷師「ぞ……ゾゾ……ンビーッ……!」

祈祷師「……チ……二……ウエッ!……テ……ルッ……!」

祈祷師「カッ……ナ……シッ!……バ……リッ!」

メイ「この劇団の人たち、熱心だよね!わざわざこんなとこまで来て練習するなんて!」

「うん。仮に劇の練習なんだとしたら、内容が悪趣味すぎると思うよ。」
51 : Q.E3mu26z6 17/04/27 00:56:43 ID:c45Z6kAQ [3/3] 名前× NGID× m 報告
>>50

訂正

「イッ……ショ……二」→「イッ……ショ……ニ」

「……チ……二」→「……チ……ニ」
52 : Q.E3mu26z6 17/04/27 07:13:50 ID:txTP7soc 名前× NGID× m 報告
「っていうか、メイちゃんこういうのは平気なんだね。」

メイ「私も一応女優だからね〜。ホラー系の演技には理解があるんだ!」

「ふ〜ん……」

メイ「…………あ!閃いた!この人達とキョウヘイくんでコラボしてホラーの映画作ろうよ!」

「……この人達が良いなら、僕は(諦めてるから)良いけど……内容は?」

メイ「街を襲うホラーな集団に、キョウヘイくんが1人果敢に立ち向かうとか。」

「僕は何でそんな損な役回りになってるの?」

メイ「う〜ん……キョウヘイくんが密かに想いを寄せる女の子が、逃げ遅れて云々……」

メイ「流石のキョウヘイくんも、初恋の子位いるでしょ?その子をイメージしてさ……」

「う〜ん……僕の初恋は、メイちゃんだったと思うよ。多分……」

メイ「え……? あぁ、なんていうか……ありがとうございます(?)」

「え、うん……どういたしまして(?)」

メイ「…………あのさキョウヘイくん……」

「ん?」

メイ「今すごい恥ずかしいんだけど、どうしてくれるの?」

「多分僕はその倍恥ずかしいから、それでチャラにならないかな?」
53 : Q.E3mu26z6 17/04/27 17:33:01 ID:anTauDZw 名前× NGID× m 報告
メイ「一応言っとくけどならないよ?」

「あぁ、やっぱり?」

メイ「あ〜あ、熱い熱い……キョウヘイくんのせいで熱いな〜……」

「普段のノリがノリだからイケると思ったんだけどね。こんな空気になるとは夢にm……」

祈祷師「おい!お前たち!そんなところでウロウロしていないで、早く結界に入るんだ!」

メイ「…………よかったねキョウヘイくん。空気読めないおじさんのおかげで、流れが変わったよ?」

「空気読めない人に感謝したのなんか、生まれて初めてだと思うな。」

祈祷師「生まれ〜て〜は〜じめ〜て〜!!!」

メイ「うるさい。」

祈祷師「」

「そして古い。」

祈祷師「」
54 : Q.E3mu26z6 17/04/27 19:26:37 ID:k9CI3Sx6 名前× NGID× m 報告
祈祷師「そんな事はどうでも良い!早く結界に……」

「さっきから結界結界って、何の話をしてるんですか?」

祈祷師「そんな事も知らないのか!!今、このタワーには悪霊が大量発生している!その悪霊から身を……」

メイ「その悪霊にやられちゃったら、どうなるんですか……?」

祈祷師「私の仲間たちのように、正気を失い奇声をあげながら彷徨う事になる……」

メイ「あの人達、犠牲者だったんだ……劇団じゃなかったんだね……」

「本当に劇団だったら、それはそれで嫌だけどね。」

メイ「そうかな〜?個性派劇団って感じで良くない?」

「個性的すぎると思うよ。さすがに。」

メイ「え〜?」

祈祷師「え〜い!!良いからさっさt……」

ここで突然僕の意識は途切れた。

いや、厳密には意識はあるんだけど何も見えないし聞こえない……そんな状態。

で、次に僕の目が見えるようになった時そこにいたのは……
55 : Q.E3mu26z6 17/04/27 22:38:50 ID:7O4ePYps [1/2] 名前× NGID× m 報告
黒っぽくて丸っこい物体。

いや……丸っこいというか丸。完全な丸。

(なんだこれ……)

???「あ、すいません……ちょっと宜しいですか?」

「あ、喋った。」

???「そりゃあ喋りますよ。生きてるんですから……あ、生きてはいませんでした。」

「?」

???「申し遅れました。私、一応悪霊やってます。アク・リョーと申します。」

「悪霊って言ったら、さっきのおじさんが言ってたアレか。」

アク・リョー「よく分かりませんが、多分それです。」

「って事は……僕、悪霊にやられちゃったのか。参ったな……」

アク・リョー「あぁ、それなんですがね……ちょっと複雑でして……」

「?」
56 : Q.E3mu26z6 17/04/27 22:57:43 ID:7O4ePYps [2/2] 名前× NGID× m 報告
アク・リョー「私たち今、「これであなたも立派な悪霊!取り憑きスキル向上セミナー」の実技講習中でして。」

「はぁ……」

アク・リョー「講習の内容が、このタワーにいる誰かに30分以上取り憑く。というものなんです。」

「よく分からないけど、凄く迷惑ですね。」

アク・リョー「それで、私も取り憑く相手を探していたわけなんですが……残っている祈祷師が結界に逃げ込んでいる彼しかいなくてですね……」

「ほうほう。」

アク・リョー「私……このままでは結界に入れないものですから、あなたに協力をお願いしようと一時的に取り付いた次第で……」

「このまま僕に30分取り憑いてクリア、とかじゃダメなんですか?」

アク・リョー「と……とんでもない!関係ない方に30分も取り憑くなんて、考えられません!」

「祈祷師の扱いの悪さ。」
57 : Q.E3mu26z6 17/04/27 23:41:32 ID:nL/E3zB2 名前× NGID× m 報告
「で?協力って具体的に何をすれば……?」

アク・リョー「えぇ……申し上げにくいんですが、少しだけ寿命を頂けないかと……」

「えっ……」

アク・リョー「もちろん無理にとは言いません。」

「一応お聞きしますけど、どれくらい……?」

アク・リョー「できれば、5秒ほど頂きたいのですが……」

「あぁ……そんなもんで良いんですか?てっきり1年とか持っていかれるもんだと……」

アク・リョー「とんでもない!私の都合で人様の寿命を1年もいただくなんて、考えられません!」

(「悪」とはなんだったのか……)

「それくらいなら別に構いませんけど……」

アク・リョー「本当ですか!?ありがとうございます!」

「で、僕の寿命使ってどうするんですか?」

アク・リョー「私達は頂いた寿命分の時間、今回で言えば5秒ですね……だけ「人間と霊の狭間」の存在になる事が出来るのです。」

「何それすごい。」

アク・リョー「この間は厳密には悪霊ではありませんから、結界にも入れるようになります。これを利用しようというわけです。」

「なるほどなるほど……それじゃあ早速……」
58 : Q.E3mu26z6 17/04/28 00:27:56 ID:hnOc42rw [1/2] 名前× NGID× m 報告
……………………

祈祷師「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

とんでもない悲鳴とほぼ同時に、僕は意識を取り戻した。

どうも(僕の体感では)5秒間だけ意識を失っていたらしい……

「うぅ〜ん……」

メイ「あ!目が覚めた?キョウヘイくん?」

「覚めた覚めた。おはよ……メイちゃん。」

メイ「ビックリしたよ!急に何の反応もしてくれなくなるし、挙げ句の果てには倒れちゃうし!」

「ごめん。色々あってさ。」

メイ「本当に心配したんだから!もし、キョウヘイくんがこのまま目を覚まさなかったらどうしようって……」

メイ「キョウヘイくんはメイちゃんの優秀な助手だから、いなくちゃ困るんだから!」

「どうも……」

メイ「あ、いや冗談だよ?本当に純粋に心配してたんだよ?」

「分かってる分かってる。ありがとね。」

メイ「いや、キョウヘイくん分かってない。私がどれだけ心配したか、今から3時間くらいかけてじっくり……」

「ごめん、病み上がり(?)だから変なスイッチ入るの後にしてくれる……?」
59 : Q.E3mu26z6 17/04/28 07:20:18 ID:hnOc42rw [2/2] 名前× NGID× m 報告
〜12番道路〜

ポケモンタワーでの一悶着を終えシオンタウンをひとしきり探索した僕たちは、今シオンタウン南の道路を歩いている。

メイ「でさ、キョウヘイくんが倒れちゃった後私は……」

ちなみに、メイちゃんはずっとこの調子。

宣言通り、既に3時間以上話している。時間にして5分程度の出来事をこれだけ引き伸ばせるんだから、さすがと言うか何と言うか……

メイ「それで…………聞いてる?キョウヘイくん。」

「聞いてる聞いてる。聞いてるから続け…………ん?」

メイ「ん?どうしたのキョウヘイくん?」

「いや……大した事じゃないんだけど、ここって「釣りの名所」なんだって。この立て看板にそう書いてある。」

メイ「釣りの名所かぁ……木の名産地なんだね!」

「ん?どういうこと……?」

メイ「鈍いなぁキョウヘイくん……「釣り→ツリー→木 名所→名産地 「木の名産地」だよ。」

メイ「女の子の口からこんな事言わせるなんて……大胆なんだから……キョウヘイくんったら///」

「ボケが回りくどいし強引だし、リアクションもおかしいし……ツッコミが追いつかないんだけど。」
60 : Q.E3mu26z6 17/04/28 19:46:44 ID:..kZlEeY [1/4] 名前× NGID× m 報告
〜セキチクシティ〜

「はい……やって来ましたセキチクシティ……」

メイ「野生のポケモンと触れ合える、サファリゾーンが名物だよね!」

「触れ合えるっていうか、一応捕まえる施設なんだけどね。」

メイ「え?でも、全然捕まらないって聞いたよ?」

「まぁ……ホイホイ捕まえられたら経営破綻するからね。しょうがないね……」

メイ「いやいや、それにしたってさ……」

メイ「特に珍しいラッキーなんか、超速の反復横飛びでボール躱しまくった後逃げていくって言うよ?」

「マジで?」

メイ「マジで。」
61 : Q.E3mu26z6 17/04/28 20:38:08 ID:..kZlEeY [2/4] 名前× NGID× m 報告
〜サファリゾーン〜

メイ「で、噂は本当かを検証するためにサファリゾーンに入ってみた訳だけど……」

「ラッキーとか何とか関係なく、そもそもポケモンが見つからないって言うね……」

メイ「つまんないな〜……ポケモン出て来てくれないと、500円払っただけになっちゃう。」

「ほんとそれ………………あ。」

ラッキー「ウヒョヒョ!!」

「言ってたら出たよ。ほらほら、ボール投げる投げる。」

メイ「早く終わらせたいのが見え見えだよキョウヘイくん……まぁ、良いか……えい。」ポイッ

ラッキー「ウヒョヒョ!!」シュバババ!!

メイ「……………………」ポイッ

ラッキー「ウヒョヒョ!!」シュバババ!!

メイ「気持ち悪いんだけど。」

「え?そっち?」
62 : Q.E3mu26z6 17/04/28 22:16:19 ID:tXk6RbXM 名前× NGID× m 報告
〜タマムシシティ〜

あの後、メイちゃんは色んなポケモンにサファリボールを投げた。

全部反復横飛びで躱された。

ヤケになったメイちゃんは、残ったサファリボールを全部僕に投げつけて来た。

反復横飛びで躱した。

殴られた。

で、今に至る。

「はい、到着しました。タマムシシティ…………あ。」

メイ「デパートとかマンションとかあって、カントーの中でもかなりの都会だね!」

メイ「私達の旅で考えれば程よく中盤だし、一番の都会って訳じゃないから程よく地味だし条件にピッタリ当てはまってるね!ついに「おちゃ」発見かm……」

ババァ「あら、私のおちゃを飲みに遥々いらして下さったの?」

メイ「」
63 : Q.E3mu26z6 17/04/28 22:52:00 ID:..kZlEeY [3/4] 名前× NGID× m 報告
ババァ「みなさん、私のおちゃを気に入って下さってねぇ。ちょくちょく他の街に出向いたりしていますのよ。」

メイ「」

「どうしたのメイちゃん?目標達成だよ?」

メイ「いや、その……過程に意味があるっていうか……」

「あぁ、見つけ方が気に入らない的な……?」

メイ「はい……」

「うん。まぁ、そこは同情するけどさ……何にしても、これで旅はおしm……」

メイ「何言ってるの?キョウヘイくん…………」

「ん?」

メイ「この企画は、地方の銘菓コンプリートの旅だよ……?」

「あぁ、そういえばそうだったっけ。って事は……」

メイ「そう、次はジョウト。……もちろんキョウヘイくんもだからね?スケジュール空けといてね?」

「はいはい……」

〜完〜
64 : Q.E3mu26z6 17/04/28 22:54:15 ID:..kZlEeY [4/4] 名前× NGID× m 報告
支援下さった方、ありがとうございました。

見返したら、地理がグッチャグチャになってて凄く気持ち悪かった。
65 : ヘッド@はねのカセキ 17/04/29 00:17:07 ID:1HZ2LhN6 名前× NGID× 報告
良かった!続編求む!
66 : ニョニョ@メンタルハーブ 17/04/29 07:04:05 ID:dNu9NFGk 名前× NGID× 報告
面白かったです。次回作も期待!
67 : イケンキ@ミストシード 17/04/29 09:33:45 ID:qPRMRLVM 名前× NGID× m 報告
ラブラブな共鳴が見たい…
68 : Q.E3mu26z6 17/04/29 18:03:36 ID:mhH4rbvQ 名前× NGID× m 報告
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=583630

これで貼れてるのかな?一応、続編です。

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