【SS】GWのせいでトレーナーにかまってもらえないポケモン達が...

５月3日の昼下がりのこと

カプ・テテフ「GWだからってご主人がMHXXばっかやっててヒマだなぁ...」

カプ・コケコ「俺のマスターもFEばっかやってるぜ...」

カプ・ブルル「我が主は3DSすらやっておらん。Vitaでブルリフしかやらぬ」

カプ・レヒレ「あなたたちはまだマシですよ。私のご主人様なんか××ですよ？」

コケテフブル「「「なんかすみません」」」

カプ・テテフ「まあ、実際暇じゃない？」

カプ・コケコ「確かにな。WCSシニア予選が終わって解放された気分なんだろ」

カプ・レヒレ「ボーマンダ先輩から聞いた話ですけど、発売後半年くらいは...」

カプ・ブルル「飽きる奴が多いという事であろう？我はヒードラン殿から聞き及んだ」

カプ・コケコ「ポケモンは追加コンテンツが出ない対戦ゲーだしな」

カプ・ブルル「追加コンテンツ出すようなものではないしな。仕方ないであろう」

カプ・レヒレ「あと数か月すれば復帰する人が増えるらしいですね」

カプ・コケコ「数か月か...新入りの俺らにはつらいハードルだよな」

カプ・テテフ「じゃあ...」

マリオカートがいないだと……？

カプ・テテフ「人生ゲームでもしない？」

カプ・コケコ「なんだそれ？」

カプ・テテフ「私のご主人が最近福引でもらってきたとか言ったたんだけどね」

カプ・テテフ「人間の人生を体験できるボードゲームらしくてね」

カプ・テテフ「ご主人はやる人がいないって押入れの奥にしまいこんでたんだよ」

カプ・コケコ「なかなか面白そうだな」

カプ・ブルル「しかしあちらの物はこちらでできないであろう。どうするのだ？」

カプ・レヒレ「そこが問題ですよね。ちょっと興味ありますが」

カプ・テテフ「それは大丈夫だと思うよ。コケコ、ちょっと手伝ってくれない？」

カプ・コケコ「内容にもよるけど...どうするんだ？」

カプ・テテフ「えっとね。ｺｼｮｺｼｮ｣

カプ・コケコ「なるほどな。分かった。ちょっと行ってくるぜ」

カプ・テテフ「いてらー」

カプ・ブルル「話が読めないのだが...」

カプ・レヒレ「私もです...」

１時間後...

カプ・コケコ「ただいまー」

カプ・テテフ「お帰り―。どうだった？」

カプ・コケコ「ああ。ばっちりだぜ。やっぱあいつすげえわ」

カプ・レヒレ「そろそろ説明してほしいのですが...」

カプ・テテフ「わかった」

カプ・テテフ「今日はこれで遊ぼうと思いまーす！」

カプ・テテフ「名付けてポケ生ゲーム！」

ブルレヒ「「ポケ生ゲーム？」」

カプ・テテフ「環境トップメタになるまでを体験できるボードゲームだよ」

カプ・コケコ「テテフに言われて、うちの島のドーブルに頼んで作ってもらったんだ」

カプ・テテフ「１から１０までのルーレットでマスを進みながらゴールを目指す」

カプ・コケコ「ゴールまでに使用者を最も稼いだ人が勝ちっていうゲームだ」

カプ・ブルル「語呂については突っ込まないのだな...だが面白そうだな」

カプ・レヒレ「そうですね。じゃあ早速やりましょうか」

カプ・コケコ「詳しいルールはドーブルが作ってくれたからそれに沿ってやっていこう」

カプ・コケコ「えーっと、まずは遊ぶ順番と銀行係を決めましょう」

カプ・レヒレ「銀行係ってなんですか？」

カプ・テテフ「使用者の数を管理するポケモンのことみたいだね」

カプ・コケコ「使用者はこのお札みたいな紙で数えるらしい。単位は百から一万までだ」

カプ・ブルル「なんか生々しいな...人を銀行で管理するのか...」

カプ・レヒレ「じゃあ私銀行係やりますね。順番はじゃんけんしましょうか」

カプ・テテフ「レヒレちゃんありがとう。じゃあ...」

一同「「「「最初はノーマル！じゃんけんポン！」」」」

カプ・テテフ「というわけで...」

カプ・テテフ「ブルル兄さん、コケコ、私、レヒレちゃんの順番でやっていこう！」

カプ・コケコ「今更だがなんで俺だけ呼び捨てなんだよ...」

カプ・レヒレ「脳筋の速攻アタッカーだからじゃないですかね」

カプ・テテフ「レヒレちゃんなかなかひどいこと言うねwまぁそんな感じかな」

カプ・ブルル「もういいか？それじゃあ我から行かせてもらうぞ」

カプ・レヒレ「ルーレット壊さないで下さいよ？鉢巻巻いてないですよね？」

カプ・ブルル「大丈夫だ。今はチョッキを着ておる」

コケテフレヒ(((あ、それ模様じゃなかったんだ...)))

カプ・ブルル「今絶対ひどいこと考えたいただろう...まあいい。6、だな」

カプ・コケコ「じゃあこの駒を6つ分進めてくれ」

カプ・ブルル「承知した。...と、マスに何か書いてあるな...」

カプ・ブルル「Twitterで話題になり使用者が1000人増える。ふむ、まぁ悪くないな」

カプ・レヒレ「じゃあ使用者1000人の札どうぞ」

カプ・テテフ「ちなみに最初の使用者は1000人からだよ」

カプ・コケコ「次は俺だな。えっと1だな」

カプ・テテフ「うわしょぼw」

カプ・コケコ「うるせえな...色違い配布されたのに使用者が増えない。ざまぁみろ」

カプ・コケコ「いやこれ絶対わざとだろ！！！ドーブルのやろぉ、島流しにしてやる」

カプ・レヒレ「そんなことしたらコケコさんも追放ですよ。そしてざまぁみろ」

カプ・コケコ「やっぱレヒレ口悪いな...まあいいよ。減らなかっただけまだマシだ」

面白い

カプ・テテフ「まぁコケコの色違いなんてどうでもいいけど次は私だね」

カプ・ブルル「確かにコケコの色違いとかどうでもいいな。性格固定だしな」

カプ・コケコ「お前ら覚えてろよ」

カプ・テテフ「私は...10だね。えっと転職マス？ルーレットで出た数によって」

カプ・テテフ「タイプが変わる。1から3がほのおで4から6がみず7から9がくさ」

カプ・コケコ「10はフェアリー...か。初期がノーマルだよな」

カプ・ブルル「ノーマル複合か単タイプかどちらになるのだ？」

カプ・コケコ「複合タイプになるみたいだな。」

カプ・レヒレ「これで今後の勝負が左右されるんですかね？」

カプ・テテフ「そうじゃないかな。じゃあルーレット回すね。ってまた10だ」

カプ・レヒレ「じゃあノーマルフェアリー複合ですね。駒にこのピンを指してください」

カプ・テテフ「次はレヒレちゃんの番だね」

カプ・レヒレ「ルーレットは...9ですね。えっと対戦マス？」

カプ・コケコ「相手をルーレットで決めて、勝った方が使用者をもらえるらしいな」

カプ・コケコ「バツグンは勝ち、いまひとつはまけ、等倍はじゃんけんらしい」

カプ・コケコ「勝ったらマスに書かれている分相手の使用者をもらえるらしい」

カプ・テテフ「ただマスに止まった人が負けても使用者は減らないみたいだよ」

カプ・テテフ「このマスは300人か。今の時点じゃちょっと多めだね」

カプ・レヒレ「そうですね。じゃあ一番使用者の多いブルルさん、勝負しましょう」

カプ・ブルル「よかろう。受けてたつ」

ブルレヒ「「最初はノーマル！じゃんけんポン！」」

カプ・レヒレ「私がみずでブルルさんがほのおをだしたので、私の勝ちですね」

カプ・ブルル「負けてしまったか...まあいい。そこまでマイナスにはならないな」

カプ・レヒレ「じゃあ300人もらいますね。両替して...これでOKです」

カプ・コケコ「1ターン目が終わったけど、結構面白いなコレ」

カプ・ブルル「そうだな。運も戦略性もあったなかなかいいな」

カプ・テテフ「私のご主人も友達がいれば楽しめたのかなぁ」

コケブルレヒ「「「.......」」」

カプ・テテフ「あっ、なんかごめんw」

Iターン目リザルト　　コケコ：ノーマル、1000人　テテフ：ノーマルフェアリー、1000人ブルル：ノーマル、800人　レヒレ：ノーマル、1300人

>>9
ブルル1700じゃね？

レヒレ口悪いどころじゃない

>>10
そうでしたw
Iターン目リザルト　　コケコ：ノーマル、1000人　テテフ：ノーマルフェアリー、1000人ブルル：ノーマル、1700人　レヒレ：ノーマル、1300人
ですね

面白い
支援

カプ・コケコ「あ、今説明書読んでて気づいたんだけどさ」

カプ・テテフ「どうしたの？」

カプ・コケコ「HPっていうシステムがあるらしくてさ、

対戦マス負けるとそのHPが引かれていって、0になるとゲームオーバーらしい」

カプ・コケコ「初期HPは3で負ける度に1減っていく」

カプ・コケコ「ポケモンセンターに止まると回復したり、

努力値マスで最大値が上がったりするらしい」

カプ・コケコ「HPが減るのは、使用者同様仕掛けられた側のみ」

カプ・コケコ「HPによってゴールした時にボーナスもらえたりすることはない」

カプ・ブルル「ふむ...我は使用者は多くても、HP危ういな」

カプ・レヒレ「どう考えても、対戦マス止まった人が圧倒的に有利になるルールですね」

カプ・テテフ「うん、そうだね。つまり...」

一同((((このゲームは、ただのボードゲームじゃない、立派な対戦ゲーだ！！))))

カプ・ブルル「じゃあ我から2ターン目を始めるぞ」

今ここに、4匹にポケモン達の壮絶な戦いの幕が、本当の意味で下ろされたのだった。

2ターン目

カプ・ブルル「我は...4だな。テテフと同じ転職マスか。もう一度...7だな」

カプ・コケコ「じゃあ、ブルルは草ノーマルタイプだな。弱そう...」

カプ・ブルル「実際の対戦ではな。我は草フェアリータイプを目指すことにする」

カプ・テテフ「うーん、私はゴーストとか悪とか竜とか面白いのがいいかな」

カプ・レヒレ「必ず止まるマスじゃないので、運要素も強いですね」

カプ・コケコ「じゃあ次俺いくぜ。俺は...4だな。えっと...」

カプ・テテフ「努力値マスって書いてあるね。どういう意味があるの？」

カプ・コケコ「さっきも少し説明したが、努力値によって能力の最大値が変わる」

カプ・コケコ「ただこのゲームは能力はHPしかないみたいだな」

カプ・テテフ「ちょっともったいない気もするよね。もう少し多くても...」

カプ・ブルル「さすがにそこまでするとイッチが大変なのだろう」

カプ・レヒレ「そうですね。イッチはGWボッチの寂しい人ですからね」

カプ・テテフ「それ関係なくない？まあ事実だけどw」

カプ・コケコ「お前らイッチイジリやめろや」

カプ・コケコ「で...ルーレットが1から4で1UP、5から8で変化なし、

9はマイナス1、10は＋2．って、マイナスもあるのか...」

カプ・コケコ「そらっ...お、やった10だ。だから俺はHP5だな」

テフブルレヒ「「「コケコのくせに」」」

カプ・コケコ「お前ら俺をいじるときは本当息ぴったりだよな...」

カプ・テテフ「次は私だね。えっと5だ。フレンドリィショップマスだ」

カプ・コケコ「使用者を支払うことでアイテムが買えるみたいだ」

カプ・テテフ「じゃあ100人支払って傷薬を買おうかな。HPが1回復するらしい」

カプ・レヒレ「やっぱり戦略が重要そうですね。えっと私は5で...」

カプ・テテフ「パートナーマスだね。人によってもらえるパートナーが違うらしい」

カプ・コケコ「俺はデンジュモクとアロライ、テテフはバシャとナット、

ブルルはドランドラン、レヒレはマンマンみたいだな」

カプ・コケコ「使用者100人でどちらか1匹をもらえる」

カプ・ブルル「パートナーがいると戦闘で有利になるのか？」

カプ・コケコ「そうみたいだな。その辺はまた後で説明するよ」

カプ・レヒレ「じゃあ私は100人でマンダさんをもらいましょうか」

カプ・テテフ「第一シーズンからの相棒だもんね」

カプ・レヒレ「はい。それにブルルさんから勝ち取った使用者もいますし」

カプ・コケコ「使用者の管理が結構大変そうだな...」

カプ・ブルル「やはり使用者を支払うとか生々しいな......」

カプ・コケコ「とりあえず2ターン目も終わりだな」

カプ・テテフ「説明もそれなりに終わったから、本格的に遊べるって

イッチが喜んでたよ」

カプ・レヒレ「今まだ説明と罵倒ばかりでしたものね。罵倒はもっとしたいですが」

カプ・ブルル「お主やっぱりSだな...」


2ターン目リザルト
コケコ→使用者1000人、HP5、ノーマル
テテフ→使用者900人、HP3、ノーマルフェアリー、きずぐすり持ち
ブルル→使用者1700人、HP2、ノーマル草
レヒレ→使用者1200人、HP3、パートナーメガボーマンダ

3ターン目
カプ・ブルル「ルーレットは...6だな。対戦マス...」

カプ・コケコ「誰と対戦するんだ？」

カプ・ブルル「そうだな...レヒレはパートナーがいるから厳しいであろう」

カプ・ブルル「テテフのアイテムがあるから消費が少ないだろうし、コケコだな」

カプ・コケコ「よし。受けて立つ。じゃあ最初はグーじゃんけんポン！」

カプ・ブルル「我は草でコケコは水だから我の勝ちだな。このマスは400人だ」

カプ・レヒレ「当銀行をご利用いただきありがとうございます。コケコさん」

カプ・コケコ「レヒレうぜぇ。クソこれやっぱり仕掛けられた側は結構厳しいな」

カプ・コケコ「で、次は俺の番だな。......７か。

某有名実況者が使った型が話題になって、使用者700人増える」

カプ・テテフ「これはコケコじゃないでしょwあとTwitterとの拡散力の差がリアルだね」

カプ・ブルル「ブルルドランドランなどもTwitter発祥だからな」

カプ・テテフ「じゃあ私いくよ―。...3だね。バンク解禁で使用者100人が減る」

カプ・テテフ「ってこれも私じゃないね。使用率ほとんど変わってないよ私」

カプ系はキャラ分けしやすいからこの手のSSに向いてて良い
あとBBSでブルリフの名前見るとは思わなかった

>>19
イッチはガストブランドをこよなく愛しているのでどうしても入れたかったですw
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カプ・テテフ「まあ100人ならって思うけど、今はちょっと痛いかなー」

カプ・レヒレ「まぁ、テテフちゃんはうんいい方なので大丈夫だと思いますよ」

カプ・コケコ「なんでテテフには優しいんだよ...」

カプ・レヒレ「だって私腐って」「ストップ！！！！！」」

カプ・テテフ「なんかそれ以上聞きたくない！！！」

カプ・ブルル「ふむ、Sな腐女子とは分かっておるな...」

カプ・レヒレ「同士がいましたか！」

ブルレヒ　ガシッ！

カプ・コケコ「ここ数行でキャラが崩壊していくな...」

カプ・テテフ「私だけキャラが立ってない気がするんだけど大丈夫かなぁ...」

カプ・コケコ「言うな...俺もだ」

カプ・テテフ「コケコはいいよ。いじられキャラがあるじゃん」

カプ・コケコ「その認識はなんかむかつく。てかこのレス全くゲーム進んでなくね？」

カプ・ブルル「まあ冗談はこのくらいにしておくとしよう」

コケテフ「「冗談に聞こえなかったんですが？」」

カプ・レヒレ「いやそんなことないですよ。ただのキャラ付ですって」

コケテフ「「その言葉が一番信用できない！」」

カプ・レヒレ「次は私の番ですねー。えっと、5ですねー」

コケテフ「「無視かよ！」」

カプ・レヒレ「WCSで不正が発覚1回休み...ってこれ未来予知ですか...」

カプ・ブルル「実際にありそうで怖いな。我らにとってはタダのとばっちりだろう」

カプ・テテフ「いやー、ただイッチがネタ思い浮かばなかっただけだと思うよ？」

コケブルレヒ「「「それは言っちゃいけない」」」

3ターン目リザルト
コケコ→使用者600人、HP4、ノーマル
テテフ→使用者800人、HP3、ノーマルフェアリー、きずぐすり持ち
ブルル→使用者2100人、HP2、ノーマル草
レヒレ→使用者1200人、HP3、パートナーメガボーマンダ、次のターンは休み

4ターン目

カプ・ブルル「イッチが書いてて気づいたんだがな」

カプ・コケコ「どうした？」

カプ・ブルル「我とテテフの進んだマスは18だが、3ターン目の効果が違うのはなぜだ」

コケテフレヒ(((やっちまったー......)))

カプ・テテフ「えー、イッチから伝言を預かりました」

カプ・コケコ「今後気を付けますので、ご理解くださいm(_ _)m」

カプ・レヒレ「とのことです。私たちも気を付けますのでご容赦ください＞＜」

カプ・ブルル「では再開しようか。ルーレットは3だな」

カプ・テテフ「リザとマンダが多すぎて出しにくい。使用者500人マイナス」

カプ・ブルル「なぜか他人事に聞こえないな...」

カプ・コケコ「ブルルはそこまで減ってないから大丈夫だろ」

カプ・レヒレ「増えてもいませんがね」ﾎﾞｿｯ...

カプ・ブルル「」

カプ・コケコ「じゃあ次俺行くぜ。ルーレットは8。試練マス、だな」

カプ・テテフ「ルーレットで1から8は失敗、9と10は達成らしいね」

カプ・コケコ「ああ。達成した場合は自分のタイプのZクリスタルがもらえる」

カプ・レヒレ「説明書によると達成した場合は任意で、誰かと対戦できるらしいです」

カプ・ブルル「Zクリスタルは自分のどちらのタイプでも選べるようだな」

カプ・コケコ「とりあえず回すぜ。...9成功だから。ノーマルZをゲットだな」

カプ・テテフ「ゲームのZクリスタルゲットした時のやつ絶対大げさだよねw」

カプ・コケコ「俺はあの様子空から見てたけど、めっちゃ寒かった...」

カプ・ブルル「それくらい価値のあるものというものだろう」

カプ・コケコ「うーん、じゃあレヒレ対戦しようぜ」

カプ・レヒレ「いいですよ。パートナーがいるはどうなるんですか？」

カプ・コケコ「あいこ以上が勝ちになるみたいだな」

カプ・テテフ「あと一体につき一回負けてもやり直しできるみたい」

カプ・コケコ「じゃあじゃんけんしようぜ。俺はこのZ技使うぜ」

カプ・レヒレ「Zワザを使うとどうなるのですか？」

カプ・テテフ「Zクリスタルはなくなるが、じゃんけんなしで確定勝利になるらしいよ」

カプ・コケコ「ああ、確定勝利だからこのマスの1000人いただくぜ！！！」

カプ・レヒレ「なるほど...ここではさすがに痛いですね...」

カプ・テテフ「しかもZワザはクリスタルさえあれば何度でも使えるらしいね」

カプ・ブルル「ポケ生ゲームに移植する際に使いやすくしたということだな」

カプ・テテフ「じゃあ次私の番いくねー。...とその前にまた謝罪があります」

カプ・コケコ「またかよ...」

カプ・レヒレ「イッチからの伝言です。えっと>>22の件についてですが、」

ブルルさんは16で、テテフちゃんは18マスだったそうです...」

カプ・ブルル「完全に謝り損だな...」

カプ・テテフ「申し訳ないと、イッチも反省しているようです」

カプ・コケコ「あと、対戦マスのルールが>>8ではルーレットで相手を決めるのに、

なんか勝手に指定しています。こちらについても本当に申し訳ないとのことです」

カプ・テテフ「まぁ、たかがSSだしあんまり気にする必要もないと思うけどねww」

コケブルレヒ「「「それを言ったらダメだろ...」」」

イッチ「本当に気を付けます」

カプ・テテフ「えー、もう一つ伝えしなくてはならないことがあります」

カプ・コケコ「今度はなんだよ...」

カプ・テテフ「イッチが今後余り確時間を取れないとのことで、

ここからは良い所に行くまでダイジェストだお送りします。とのことです」

カプ・レヒレ「大丈夫なのでしょうか...」

カプ・ブルル「まぁ、正直言って全部のターン考えるとかエグイしな」

カプ・コケコ「それ言っていいのか？」

カプ・テテフ「それでは、ダイジェストをどうぞー」

　といわけで、ダイジェストを担当させていただきます、ドーブルと申します。中継用のカメラは、昨夜マッシブーンが忍び込んで取り付けてきてくれました。

マッシブーン「ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...(テッカグヤに頼まれた...)」
マッシブーン「ジョージョー...(プロテインくれたからやってきた...)」

　テッカグヤに頼んで、映像を私のスマホからも見れるようにしてもらったので、これで実況していこうと思います。
マッシブーン「ズゴ...(テッカグヤ、ブルルのことが好きらしい...)」

　なんかよく分からない恋模様が展開されているみたいですね...まそれはさておいて次レスからダイジェスト編開幕！！

マッシブーン「ジョー...(ダイジェストの予告必要か?...)

支援

〜ダイジェスト編〜
　
　4ターン目、コケコがZワザを使ってレヒレに痛手を与えました。その後テテフはコツコツと使用者を増やし、レヒレは休みでした。続く5ターン目、4人の守り神はコース分岐点までやってきました。

　ルーレットの結果、コケコとブルルは博打コース、テテフとレヒレは堅実コースへと進むことになりました。
マッシブーン「ズゴジョー...(テテフが嫌がってた...レヒレはうれしそうだった...)」

　ブルルは博打コースで大山を当て、使用者を荒稼ぎしました。しかし、博打コースも大詰めというところで、賭けで負けて大破産しました。しかし、パートナーのドランドランを味方につけました。使用者の数は2位です。

　コケコは初っ端から賭けに負け、使用者がマイナスに突入しています。その上レヒレとテテフから対戦マスで集中攻撃を受け、使用者は減り、HPも残すところ1となってしまいました。使用者の数は最下位です。

　テテフは試練達成でZクリスタルをゲットしました。そのうえ、使用者の増えるマスを着実に踏んでいき、トップに躍り出ました。1度だけコケコから対戦マスで反逆を受けるも、きずぐすりで回復しダメージは少なかったです。しかし、堅実コースの出口付近でどくどくのマスを踏んでしまい、少し痛手を受けました。

　レヒレは堅実コースに進むものの、うまく使用者マスを踏めず、あまり調子がいいとは言えません。とはいえ、ポケモンセンターでコケコから受けたダメージを回復することはできました。マンムーもパートナーとしてなかっまにつけました。使用者の数は3位です。
マッシブーン「ズゴゴッ...(なんかリアルだな...)」

　全員が、分岐ルートを終えて共通ルートに戻ってまいりました。勝負も終盤です。ブルルとレヒレは4度の決戦を経て、お互いにHP1へと追い込まれてしまいました。
マッシブーン「ジョ...(パートナー持ち同志は、リスクもデカい...)

　コケコはさらに使用者の数が減り、とうとうマイナス5000の大台に乗りました。
マッシブーン「ズ、ズ、ゴ、ゴ...(どうやったらそうなる...)」

　テテフはエリート街道を爆進し、使用者は100000万人を超えましたが、毒のダメージでHPが2になってしまいます。
マッシブーン「ゴゴゴゴゴゴゴゴ...(火力インフレとはまさにこのこと...)」

　ここまで、ダイジェスト編を送りしてきましたがいかがだったでしょうか？
マッシブーン「ズゴシャー...(なかなかいい展開...)」

　勝負も最終局面、次レスからは通常進行でお送りします。実況席からドーブルと、
マッシブーン「ジョズゴー...！(マッシブーンでした...！)

ラスト2ターン

カプ・テテフ「なんだったのあの茶番...」

カプ・ブルル「イッチの趣味だろう。何も言うな」

カプ・レヒレ「イッチは筋肉が大好きなそうです」

カプ・コケコ「クソどうでもいい情報だな...」

カプ・ブルル「そろそろ再開するぞ。我は....7だな。ふむ...ドロボウマス」

カプ・コケコ「ルーレットで偶数を出せば好きな相手の使用者の半分をもらえるぜ」

カプ・ブルル「では...6。成功だな。テテフ、使用者を頂くぞ！」

カプ・テテフ「さすがにこのタイミングじゃつらい...でも私は絶対負けない！」

カプ・コケコ「ここに来て無駄に主人公キャラ出してきたな。俺は...よっし10だな」

カプ・コケコ「博打マス...ってまたかよッ！もう使用者いないって...」

カプ・レヒレ「なんですかこのマス！コイントスを当てれば1000万人もらえる！？」

カプ・ブルル「失敗したら、マイナス1000万人...インフレにもほどがあるな...」

カプ・コケコ「俺は表をだす！うぉぉぉぉぉぉッ！」って裏かよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！」

テフブルレヒ「「「ざまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」」」

カプ・テテフ「これでコケコは負け確だね！」

カプ・レヒレ「フェローチェに上から毒づきされたんでしょうね」

カプ・ブルル「それか鉢巻ナットのジャイロボールだな」

カプ・コケコ「」

カプ・テテフ「次私の番だね。えっと5で、色違い配信で使用者5000人UP！」

カプ・コケコ「俺との差がひどいな...」

カプ・テテフ「これでもブルル兄さんに奪われた分は取り返せないか...！

カプ・テテフ「でも毒のダメージがつらい...あとHP1か...10出さなきゃ負けだね...」

カプ・レヒレ「次は私の番ですね...えっと8で対戦マスですか」

カプ・コケコ「このマスは負けた方が全部使用者をあげるのか...」

カプ・レヒレ「テテフちゃんかブルルさんか...どちらにしろ勝てば私が1位。

でしたら、出来るだけ勝ち筋の多いブルルさん対戦お願いします！」

カプ・ブルル「よかろう。受けて立つ」

カプ・テテフ「パートナー2体持ってる同士だから、あいこだと仕切り直しじゃなくて」

カプ・コケコ「相打ちになるな。つまりここが二人の最後の勝負どころ！」

カプ・ブルル「ではいくぞ。覚悟はいいな、レヒレ」

カプ・レヒレ「ええ、行きますよ！ブルルさん」

ブルレヒ「最初はグー！じゃんけんポン！」

カプ・テテフ「２人ともみずをだしたね。つまり...」

カプ・コケコ「相打ち、だな。あと１ターンくらいってところでこんなのありかよ...」

カプ・ブルル「レヒレ、いい勝負だった。我はもう逝く...」

カプ・レヒレ「ブルルさん...あなたのような同志と相打ちとは残念です...」

カプ・ブルル「ありがとう、レヒレよ。そういってくれるとありがたい」

ブルレヒ「「次会うときは、コミケの会場だ！！」」ガクッ...

カプ・テテフ「ブルル兄さーーーーーーン！レヒレちゃん―ーーーー！」

カプ・コケコ「なんだ超展開...こんなのあんまりだろ...」

カプ・テテフ「せめて私たちだけでもゴールしようよ、コケコ」

カプ・コケコ「そうだな。それが俺たちのせめてものの餞別だ...」

カプ・コケコ「俺は...３で、使用者に変化はナシか。これでもう...」

カプ・テテフ「でもまだ...」

テテフちゃんをめっちゃ応援してる俺が居る…

支援

カプ・テテフ「まだ私が勝ちって決まったわけじゃない」

カプ・コケコ「それってどういう...あ...」

カプ・テテフ「気づいたみたいだね。さっきも言ったけど私は毒のダメージがある」

カプ・テテフ「毒のダメージは自分のターンが終わり次第、HPから1引かれる」

カプ・テテフ「私のHPは1、ゴールまでのマスの数は10、つまり...」

カプ・コケコ「10以外を出せば、テテフもゲームオーバーになることか...」

カプ・テテフ「そういうこと。確率は10分の1」

カプ・コケコ「なんで今そういうこと言うんだよ！まるで......」

カプ・テテフ「私も負けるつもりなんてないよ。勝負で手を抜くつもりはないよ」

カプ・テテフ「ただ。もし私がゴールできなくても、コケコはゴールしてよね」

カプ・テテフ「それが二人へのせめてもの餞別だと思うから」

カプ・コケコ「......そうだな。分かった。じゃあ俺の番だな。ルーレットは、9か」

カプ・テテフ「使用者に変化はナシ、だね」

カプ・コケコ「ああ、そして次はお前の番だ」

カプ・テテフ「うん。じゃあ、行くよ......っ！」

カプ・テテフ「ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ！」

カプ・コケコ「ルーレットは......！」

カプ・テテフ「..................................................................

.......................................9だね」

カプ・コケコ「.............................」

カプ・テテフ「悔しいな。勝ちたかったな。勝てなくてもいいからゴールしたかったな」

カプ・コケコ「なんでそんなこと言うんだよ！もう一回、回していいから！」

カプ・テテフ「ゲームの世界に生きる私たちにとって、ルールは絶対。でしょ？」

カプ・コケコ「！」

カプ・テテフ「コケコ...あなただけでもゴールしてね...」

カプ・コケコ「いやだ！お前たちがいないなら、俺だってゴールしなくていい！」

カプ・テテフ「それも、ダメ。例え運勝ち、運負けでも、勝負の結果は変わらない」

カプ・テテフ「どんなに納得できなくたって、それを受け止めなきゃいけないんだよ」

カプ・コケコ「それでも！そうだったとしても！俺は...俺は...！」

？？？？？？「コケコよ...」

カプ・コケコ「！？誰、だ...？」

カプ・ブルル「我儘を言うな。コケコ」

カプ・コケコ「ブルル！！なんでここに？もう逝ったはずじゃ...」

カプ・ブルル「こんな状態の仲間を残していけるか」

カプ・レヒレ「私もいますよ」

カプ・コケコ「レヒレ！」

カプ・レヒレ「テテフちゃんが言った通り、どんな結果でも受け止めなきゃいけない」

カプ・ブルル「それがゲームだろう？」

カプ・テテフ「その結果を受け止められる人だけが、本当に強くなれるんだよ」

カプ・ブルル「だから、前を向け！」

カプ・レヒレ「何があっても進んで！」

カプ・テテフ「それが私たちにできる...」

テフブルレヒ「「「最大限の、『ゼンリョク』だから！」」」

カプ・コケコ「！...分かったもう俺は後ろなんて向かない」

カプ。コケコ「何があっても進み続ける！」

カプ・コケコ「これが俺にできるゼンリョクだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！」

　そうして、俺はゴールへ1歩足を踏み出したのだった。一人でゴールすることがこんなにさびしいことだとは知らなかった。

カプ・テテフ「じゃあね」

カプ・ブルル「さらばだ」

カプ・レヒレ「お元気で、コケコさん」

カプ・コケコ「.....................じゃあな、みんな！」

　みんなは消えていった。いくつもの小さな光になって。みんなの顔に後悔はなかった。むしろ嬉しそうに俺に笑いかけてくれた。

カプ・コケコ「勝負の結果に不満はなくても...後悔していなくても...」

カプ・コケコ「勝負が終わった後くらい、泣いてもいいよな...」

　俺は泣き続けた。長い間ずっと。それが環境トップメタ、カプ・コケコの最初で最後の涙だった。

ゲーム終了後

カプ・テテフ「で...このゲームってさ。絶対」

カプ・コケコ「ああ」

カプ・ブルル「うむ」

カプ・レヒレ「ええ」

一同「「「「クソゲーだったよな！！！！」」」」

カプ・テテフ「なんか最後空気に流されてたけど、テンションおかしくかったけど！」

カプ・コケコ「このゲームただのクソゲーじゃねえか！！」

カプ・ブルル「誰が二度とやるかこのようなゲーム！」

カプ・レヒレ「バランス調整も、何もない！もうやりたくないです！」

カプ・テテフ「なんだったんだよ今日は！もう解散！」


...そういって、守り神は分かれたのだった。しかし、翌日、そして次の日も、GWのせいでトレーナーにかまってもらえないポケモン達は。

　同じように1つの部屋に集まって、『ポケ生ゲーム』で、遊んでいたのだった。

いつまでも、みんなで笑いながら。

おわり

　というわけでお届けしてきました、SS「GWのせいでトレーナーにかまってもらえないポケモン達が...」でした。
　イッチの代わりに私ドーブルと、

マッシブーン「ズゴゥ...(マッシブーンが...)」

あとがきのようなものを担当させていただきます。

　いろいろグダグダなSSでしたがいかがでしたでしょうか？

マッシブーン「ジョ...(イッチはそこそこ満足してるとのことです...)」

　リアルの都合上、ダイジェストでお送りすることになったりして、キャラの掘り下げができなかったのが残念とも言っています。

マッシブーン「ズ...(また機会があれば書きたいって言っています...)」

　今度はカプ系定例会議みたいな感じでやろうかなー、などと考えているとのことです。

マッシブーン「ジヨ...(では最後に...)」

　イッチがこのSSで伝えたことは、全部本文に書いたつもりです。このSSを見た人は...

マッシブーン「ズゴゴゴ...(運ゲーするやつはポケモン辞めろとかいう)」

　不毛なスレを立てるのはやめてください、とのことです。それではこの辺で失礼させていただきます。私ドーブルと、

マッシブーン「ゴゴ...(マッシブーンが...)」

　お送りしました。読んでくれてありがとうございました！

乙でした