ウララ:「あなたは確か、、」サトシ:「ウララ?」


1 : 17/05/22 00:46:32 ID:Q3QYdrpA 名前× NGID× m 報告


ウララ:「確かヒカリさんと同行していた、、」




この日、ウララはカントー地方の
ポケモンコンテストに参加する為カントーに来ていた。
819 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/02 20:55:14 ID:0kCglyHQ [1/2] 名前× NGID× 報告
ムサシ「全く、、どうしてこう毎日、温泉で会うのかしらねっ」

ウララ「それはこっちのセリフですわっ、、それよりお姉さまっ、今日は本当にありがとう、、」

ムサシ「ったくー、、ホントよっ。アンタのせいでこっちは1年分の働きをした気分なんだからっ」

ウララ「そうですわねっ、、本当に、おねえさま達が無事で良かった」(喜ぶウララ)

ムサシ「、、ふんっ、、本当は手助け料として何か請求したい気分だけど、、アンタもまぁ頑張ったんじゃない?」

礼を言い安心するウララを見て、ムサシも満更ではない様子だった。

ムサシ「それよりアンタ、肝心な事はどうしたのよ?」

ウララ「えっ?」

ムサシ「えっ?じゃないわよっ。アタシが祭壇からアンタを無人島に行かせた後、ジャリボーイとはどうなったの?」

ウララ「なっ!!」(動揺するウララ)

ムサシ「なに今更動揺してんのよっ、、海でジャリボーイに抱きついたくせにっ」

ウララ「ちょっとお姉さま!!」ザァア(立ち上がるウララ)

ウララが慌てて立ち上がった後も、ムサシは冷静に質問を続けた。

ムサシ「で、どうなのよ?アンタが祭壇からジャリボーイを救出しに
行った後、アイツに何か伝えたの?」

ウララ「つっ、伝えたって言うかその、、、そうね、、伝えたわっ」

ムサシ「何て伝えたのよ?せっかくこのアタシが人生のアドバイスをしてやったんだから、アタシにはその結果を知る権利があんでしょーがっ。手助けしたお代はそれで勘弁してあげるわっ」

ウララ「なっ!、、はぁ」(一本取られるウララ)

ムサシ「ほれほれっ♪さっさと言えってのっ」

ウララ「、、、なら、聞いてもらおうかしら」


昨夜の露天風呂のやりとりから始まり、今日の一件を挟んだ2人(ウララとムサシ)の間にはいつの間にか姉妹のような関係が出来ていた。

ウララ「実はあの後、、、」

ムサシ「あの後?」

ウララはその後、サトシとのやりとりをムサシに話した。
820 : チム@クリティカット 17/08/02 22:08:11 ID:sGTNsaYc 名前× NGID× 報告
支援
821 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/02 22:12:45 ID:0kCglyHQ [2/2] 名前× NGID× 報告
男湯にて

コジロウ「ジャリボーイっ、シャンプー貸してくれっ」

サトシ「俺、シャンプーなんて持ってきてないぜ?備え付けのやつがあるじゃないか」

ニャース「ムサシに借りてくれば良いのニャ」

ピカチュウ「ピカピカッ」

ウララがムサシと湯船で話し込んでいる頃、サトシ達もコジロウとニャースと浴場で会い、並んで体を流していた。

コジロウ「さっき露天で呼びかけたけど、返事がなかったんだよ」

サトシ「じゃあウララと一緒に中の湯船に居るんじゃないか?」

コジロウ「えぇーっ、、じゃあ当分借りるのは無理か」

サトシ「なんで無理なんだ?」

ニャース「女同士の話は長いのニャッ」

サトシ「えっ、そうなのか?」

コジロウ「あいつ、コンテストガールの事を気にかけてたもんな、、仕方ないっ、今日は備え付けのやつで我慢するか」

コジロウは備え付けのシャンプーを使い髪を洗った。

サトシ「やべっ、、石鹸落とした」

ニャース「気をつけるのニャ」(爪で石鹸を止めるニャース)

サトシ「サンキューっ!」

コジロウ「ところでジャリボーイっ、、」

サトシ「ん?」

コジロウ「コンテストガールの事はもう大丈夫なのか?」

サトシ「えっ?」

コジロウ「だってほら、昨日ここで言ってただろ?コンテストガールには元気になってもらいたいって、、あいつ、もう大丈夫なのか?」

ニャース「昨夜ジャリボーイが話した客はニャー達だったのニャ」

サトシ「昨夜の、、あぁ、そう言う事かっ!そうだなー、、ウララは、きっともう大丈夫だっ!あいつ、さっき笑ってたんだ!」

コジロウ「ほう」

ニャース「なら良かったのニャ」

コジロウ「よしっ、、せっかくだし、みんなで露天にでも行くか!」

サトシ「そうだな!」

特に深い話題にならない男子組は、ささっと露天風呂に向かった。
822 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/03 00:29:27 ID:vrk/6LzM [1/3] 名前× NGID× 報告
女風呂にて

ムサシ「ふぅん、、洞窟の中で約束を」

ウララ「、、一応、自分の伝えたかった事は伝えたつもりよ?」

ムサシ「自分の隣に居て欲しい、、か」

ウララ「、、、あまり私の言った事を繰り返し言わないで?聞いてて凄く恥ずかしいわっ」(顔をそらすウララ)

ムサシ「それで、ジャリボーイは何て答えたの?」

ウララ「えっ?、、そうね、、、サトシさんは、約束するって言ってくれたわっ。守れたかどうかは別ですけど」

洞窟で約束を交わした事、夕陽の景色を見渡して微笑み合った事、夜空の星を見て叫んだ事、、ウララは今日の出来事を全てムサシに話した。

ムサシ「単刀直入に言うわよ?」

ウララ「、、、えぇ」

ムサシ「、、アンタ、詰めが甘いっ!甘すぎるわっ!」

ウララ「なっ!」

ムサシはウララに指をさし、指導するかのように答えた。

ウララ「詰めが甘いって、、私はおねえさまに言われた通り、自分の伝えたい事を伝えただけですわっ!」

ムサシ「だから、その''伝えただけ”ってのが甘すぎんのよっ」

ウララ「えっ?」

ムサシ「素直になって気持ちを伝えた事は認めるわっ。でも、それだけじゃ足りないわっ」

ウララ「、、足りない?」

ムサシ「あのジャリボーイの事よっ?アンタの伝えた事が”約束を守って欲しい”ってだけなら、アイツはきっと”俺は交わした約束を守るぜ!”みたいな感じで、ただ了承して終わるだけよ絶対っ」

ウララ「なっ!」

ムサシ「アンタの伝えた事にどんな意味があったのか、ジャリボーイはきっと気づいてないわっ、、アンタが言った、''ずっと隣に居て欲しい”って事の意味にねっ」

ウララ「でっ、でもサトシさんはあの時洞窟で、私の顔についていた土を拭き取ってくれたわっ!あれはきっと、私の心を理解してる証拠よっ!」

ムサシ「土なんて目に見えるもんでしょうがっ!顔についてる土が見えてもアンタの言葉に隠れた気持ちまでは見えてないわよっ」

ウララ「でもお姉さまっ、さっき一緒に夜空を眺めた時、私が日頃の感謝を言葉にして伝えたら、サトシさんは照れくさそうな様子でしたわっ!」

ムサシ「そりゃあ、いつも素直じゃないアンタが急に笑顔でお礼なんて言ったら、ジャリボーイもどう対応して良いか分かんなかったでしょーねっ」

ウララ「そっ、そんなっ!じゃあ私にどうしろって言うのっ!」

ムサシ「アンタ、今からポケモンになりなさいっ」

ウララ「えっ?」

ムサシ「うそよっ、、とにかく、アンタが自分の気持ちを伝えたなら、次はアイツの気持ちを聞くのが重要でしょ?」

ウララ「っ!!」
823 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/03 01:33:24 ID:vrk/6LzM [2/3] 名前× NGID× 報告
自分で考えてもみなかった事をムサシに言われ、ウララは大事な事に気付いた。

ムサシ「それに、一通りアンタの話を聞いたけど、アンタはまだ、1番重要な事をアイツに言ってないわっ」

ウララ「1番重要な事?、、それは何ですの?」

ムサシ「それはね、、”好き”って言う言葉よっ」

ウララ「なっ!なにを言い出すのよお姉さまっ!」ザバァ(立ち上がるウララ)

ムサシ「だってそうでしょ?1番大事な事を言葉にしないで、アンタ今後の関係をどうするつもりだった訳?」

ウララ「そんな言葉っっ、、私に言える訳ないわっ!!」

ムサシ「じゃあジャリボーイは何のためにアンタとの約束を守るのよっ、、ただ”ずっと隣に居て欲しい”だけだったら、アンタは大切な友達としての意味で捉えられてるかも知んないのよ?アイツを好きだから、アンタは隣に居て欲しいんじゃないの?」

ウララ「そっ、、それは、、」

ムサシ「いくらジャリボーイに”貴方は大切な人”って伝えたって、その言葉を言って関係をはっきりさせないと、ジャリボーイの中のアンタは一生”大切なお友達”で終わる、、アンタそれでもいいの?」

ウララ「、、、」(考え込むウララ)

ムサシ「まぁ、決めるのはアンタだからアタシがどうこう言うつもりはないけど、旅行が終わるまでに自分の中ではっきりさせた方良いんじゃない?」

ムサシに言われ、ウララはしばらく無言で考え込んだ。

そして、、、

ウララ「、、おねえさまっ」

ムサシ「ん?、、なによっ」

ウララ「、、、私、もう一度サトシさんに伝えてみるわっ」

ウララは自分の中で答えを出した。

ムサシ「、、、フンッ、、なら、ストレートに言いなさいよっ?」

ウララ「えぇ、、もし何かあったら、また相談に乗って頂けるかしら?」

ムサシ「、、、気が向いたらねっ」

ウララ「ありがとうっ♪さすがお姉さまねっ♪」

ウララとムサシはその後、湯船を出た。

824 : ォーグル@おとしもの 17/08/03 15:51:30 ID:hb5tHPg6 名前× NGID× 報告
しえん
825 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/03 22:41:08 ID:vrk/6LzM [3/3] 名前× NGID× 報告
30分後、、、

ロビーにて

ウララ達が温泉から出ると、ロビーでは先に上がっていたサトシ達がマッサージ機に座っていた。

サトシ「あ〜〜〜」

コジロウ「ふぅ〜〜〜」

ニャース「最高なのニャ〜〜」

ピカチュウ「ピカピカ〜〜」

ムサシ「ちょっとーっ、何アンタ達で占領してんのよっ」

ウララ「待たせたわねサトシさんっ」

コジロウ「おっ、、やっと上がったかムサシっ」(起き上がるコジロウ)

ニャース「今日はいつもより長風呂だったのニャっ」

ムサシ「まぁねっ」

サトシ「なぁウララっ、、お前、顔が赤いけど大丈夫か?」

ウララ「、、、少しのぼせただけよっ」(顔をそらすウララ)

サトシ「大丈夫か?」

ムサシ(ったく)

サトシ「それじゃあ、俺たちは部屋に戻るよっ」

コジロウ「おうっ」

ニャース「いい夢見るのニャっ」

ウララ「、、おやすみなさいっ」

2人はムサシ達に寝る挨拶を済ませると、部屋に戻った。
826 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/04 20:12:53 ID:Hmas/5Pw 名前× NGID× m 報告
部屋にて

サトシ「ウララっ、明日の日中はどうする?」

ウララ「そうね〜、、」(旅行雑誌に目を通すウララ)

サトシ「夜は夏祭りかぁ、、、俺、コイキング焼き(たい焼き)買いたいな」

ウララ「そうね〜、、」
(、、、”2人で行くならオススメ、恋が叶うバレンシアブリッジ”、、
恋が叶うですって!?)

ウララは雑誌に目を通し、気づくとデートスポットのコーナーを見ていた。

サトシ「ウララは何を買いたい?」

ウララ「、、恋が叶う、、、」(呟くウララ)
(”街から少し外れた場所にあるバレンシアブリッジ。夕暮時に橋の上で告白すると99%の確率で恋が結ばれると噂される事から”縁結びの橋”として有名。恋を叶えたい人におすすめ”、、これだわ!)

サトシ「コイ?、、じゃあウララもかっ」

ウララ(恋が成熟したカップルの声もあるわ、、)

”ずっと好きだった幼なじみと一緒にバレンシア島に来て、夏祭りの開始前に橋の上で告白したらOKをもらいました。喧嘩もないし、一緒に居て幸せな毎日を送っています。(ホウエン地方出身S.Hカップル)

ウララ「ふぅん、、」

サトシ「ウララっ、どっか良い場所見つけたのか?」

”一緒に旅をしていた彼がやっと告白してくれました!普段は私の気持ちに気づかない彼だけど、2人で旅行に来てたまたま橋の上を歩いてたら彼が急に”話がある”って言って、、言葉が上手くまとまってなかったけど、彼なりに勇気を出したんだなって思いました!これが縁結びの効果ってコトね〜♪”(ジョウト地方出身K.Kカップル)

ウララ「なるほどねっ、、よし」

サトシ「なぁウララ、、1人で見てないで俺にも見せてくれよ!」

パンッ(雑誌を畳むウララ)

ウララ「あの、、サトシさんっ、、私、行きたい場所があるのっ」

サトシ「おっ、、どこだ!?」

ウララ「えっとね、、」
(やだっ、、雑誌を閉じたら急に、、)

ウララは雑誌を閉じてサトシを見つめた瞬間、緊張感に襲われた。

サトシ「教えてくれよっ!」

ウララ「あっ、、あのねっ、、、」(顔をそらすウララ)

サトシ「ん?」

ウララ「、、バレンシアブリッジ」(小声)

サトシ「え?今なんて言ったんだ?」

ウララはサトシから顔をそらし小声で答えたが、サトシには全く聞こえていなかった。

ウララ「だっ、、だからバレンシアっ!、、ブリッジ」(小声)

サトシ「バレンシアの後が聞こえないぜ?」
827 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/05 00:51:17 ID:Tm3D54lo 名前× NGID× 報告
ウララ「、、、」

サトシ「ウララっ、、」ジーッ

ウララ「なっ、、なによっ」プイっ(頬を染めるウララ)

間が空けば空くほど動揺して気まずくなるウララ。さすがのサトシも
様子に気づいたのか、頬を赤く染めるウララをジッと見つめた。

サトシ「お前、その顔、、、」

ウララ「っ、、なっなによっ。言いたい事があるなら、言えばいいじゃないっっ」

サトシ「お前、、そんな顔になるまで、、、」

ウララ「、、、っ」

”サトシに自分の感情を悟られてしまった”、、ウララは心の中でそう思った。

そして、、、


サトシ「温泉で上気(のぼ)せたのか?」

ガクッ(ウララ)

しかし、例え様子に気づいたとしてもサトシはサトシであり、ウララの気持ちまでを見抜く事は出来なかった。

サトシ「水を持ってくるから、TVでも見てちょっと横になってろよっ!」ピッ(TVをつけるサトシ)

ウララ「あっ、ちょっと」

テレビ(CM)「バレンシアすいすい水族館っ♪」

サトシがテレビをつけると、画面にはバレンシア水族館のCMが流れた。

テレビ「可愛いいジュゴン達が待ってるよっ♪」

サトシ「水族館、、、ウララっ!もしかして、明日行きたい場所ってこの水族館か!?」

ウララ「えっ?」

サトシ「そうなんだろ!?」

ウララ「あ、、えっ、ええ!そうよ水族館!さっき雑誌で目を通したら、急にジュゴンショーが見たくなったの!」

サトシ「やっぱりな!ウララってこういうの好きそうだもんな!」

気づかないサトシに便乗し、ヤケになって誤魔化すウララ、、

サトシ「じゃあ明日の日中は水族館に行こうぜ!」

ウララ「そうね!、、えっ?」

サトシ「楽しみだなーっ♪」

ウララ「ちょっ、ちょっと、、」

サトシ「そうと決まれば、今日はもう寝るかっ!」

ウララが誤魔化した結果、明日の行く先はバレンシア水族館に決定してしまった。
828 : リムー@まんたんのくすり 17/08/05 01:00:39 ID:GsVT14QU 名前× NGID× 報告
支援
829 : イホーン@ポイントマックス 17/08/06 02:49:59 ID:o6okTDpo 名前× NGID× 報告
shien
830 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/07 20:21:40 ID:9GovkipY [1/4] 名前× NGID× 報告
サトシ「ジュゴンショー楽しみだぜっ!」(布団に入るサトシ)

ウララ(しまった!、、サトシさんったら、すっかり水族館に行く気になってるわっ)

ポーン(ウララのモンスターボール)

プラスル「プラスルッ」
マイナン「マイナンッ」

ウララが唖然としているとプラスル達がボールから飛び出し、ウララの布団に入った。

ウララ「、、、」

サトシ「ウララっ、まだ寝ないのか?」

ウララ「、、、ふんっ!」ガバっ(布団を深く被るウララ)

サトシ「えっ?」

ピカチュウ「ピ?」

予定が予想外の結果になってしまい、ウララは恥ずかしさと悔しさでサトシに顔を見せられなかった。

サトシ「おいどうしたウララっ!俺、何かまずい事言ったか?」

ウララ「何でもないわっ!早く電気を消してっ」

サトシ「えっ?」

ウララの様子が気になりつつも、サトシはそのあと部屋の電気を消した。

サトシ「じゃあウララっ、、おやすみっ」

ウララ「、、、おやすみなさいっ」

サトシ「、、何かあったら言えよ?」
(なんで布団に潜ってんだ?)

ウララ「、、おやすみなさいっ」

2人はその後、特に会話もせずに朝を迎えた。
831 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/07 21:09:22 ID:9GovkipY [2/4] 名前× NGID× 報告
翌朝(6日目)

普段ならウララより先に起きて散歩に出かけるサトシだったが、この日は散歩に出かけずウララと同様、ベッドで寝ていた。

部屋にて

ピピッピピッ(目覚まし)

ウララ「、、う、、、ん」ピッ(目覚ましを止めるウララ)

サトシ「、、、海だ〜」(寝言)

ウララ「、、うーん、、、朝ね」バッ

目覚ましを止めると、ウララは起き上がった。

サトシ「、、、」スゥーッ

ウララ「まだ寝てるわね、、って、サトシさん?」

普段は明朝の散歩に出かけるサトシ。ウララはそのサトシがまだ寝ている事に気づき、少し驚いた。

サトシ「出たなロケット団、、タケシを離せっ」(寝言)

ウララ(、、、そうよねっ。昨日は疲れたんですもの、、もう少し寝かせてあげましょ)

サトシ「、、ピカチュウっ10まんボルト、、、」

ウララ「、、、」(サトシを見つめるウララ)

サトシ「、、ウララっ、今の内にタケシをっ」

ウララ「、、ふふっ♪」
(どんな夢を見てるのかしら)

寝言を言いながらピカチュウに寄り添って寝ているサトシに微笑み、ウララ洗面台に向かった。

サトシ「ウララっ、タケシは”やどりぎのたね”を覚えないぜ?」

ウララ(夢の中の私は何をしてるのかしら)

10分後、ベットから落ちたサトシは夢から覚め、2人は朝食を済ませて身支度をした。
832 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/07 22:34:28 ID:9GovkipY [3/4] 名前× NGID× 報告
外にて

ウララはこの日、青のラインが入った白のセーラーTシャツ・ミニスカートのセットを着ており、普段とは少し違うコーディネートでホテルの外に出た。

サトシ「ウララっ、、水族館ってどこにあるんだ?」

ウララ「先ずはバス停に行って、水族館行きのバスに乗りましょう?
バレンシアファームとは逆の方向にあるみたいねっ」

サトシ「そっか!じゃあ出発だ!」

2人はバス停まで歩く事にした。

道中にて

サトシ「オ、、オーダイル!」

ウララ「ル、、、ルージュラ」

ポケモンしりとりをしながらバス停に向かう2人、、

サトシ「どんな水ポケモンがいるか楽しみだぜっ!」

ウララ「そうねっ」
(サトシさんったら、さっきからポケモンの話ばっかりね、、)

サトシ「ラか”、、うーん、、、」

ウララ「、、はぁ」(タメ息)
(普段とは違うコーディネートをしてみたけど、やっぱり気づかないわよねっ)

サトシ「ラグラージ!''ジ”だぜ?」

ウララ「、、ジュゴン」

サトシ「ンがついたからウララの負けだぜっ!?」

ウララ「はいはい」(鈍感さに呆れるウララ)

サトシ「もう1回続きからやろうぜ!!ジ、、ジュプトル!」

ウララ「、、ルナトーン」

サトシ「おいウララっ!ルナトーンだったら”ン”がつくから、またウララの負けだぜ?しりとりのルールは知ってるよな?」

ウララ「はいはいっ」

サトシ「ウララって意外と”しりとり”弱いんだなっ!」

ウララ「ねぇサトシさんっ」

サトシ「ん?」

ウララ「、、今日の私、、どうかしら?」

ウララは”しりとり”をそっちのけでサトシに問いかけた。

サトシ「今日のウララ?」

ウララ「、、ええ」(少し緊張するウララ)
833 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/07 23:34:56 ID:9GovkipY [4/4] 名前× NGID× 報告
サトシ「、、あっ!そう言えばウララ!」

ウララ「なっ、なに?」(期待)

サトシ「今日の朝食、ウララ残してたよなっ!いつもなら完食するのに!」

ズゴッ(ウララ)

サトシ「ちゃんと食べられる分だけにしないと、タケシに言われるぜ?」

ウララ(なんでタケシさんを出すのよっ)

サトシ「俺がせっかくジャムで食パンにバタフリーを描いて渡したのに、残したのを見たらモンジャラみたいになってたじゃないか」

ウララ「一枚食べても二枚目三枚目ってサトシさんが渡してくるでしょう?私は”あと大丈夫”って、ちゃんと伝えたはずよ?」

サトシ「えっ?、、そうだったかなっ」

ウララ「他に何かない?もっとこう、見て分かるような事っ」
(もうっ)

サトシ「見てわかる?、、うーん、、、」

ウララ「、、、」

サトシ「、、、あっ!」(ウララを見つめるサトシ)

ウララ「なにっ?」(期待)

サトシ「そう言えばウララ、朝食の時に俺と間違って違うお客さんの席に座ってたよな!」

ボッ(赤面するウララ)

サトシ「盛り付けの場所から見てたけど、お客さんにすっげー謝ってたよなっ!」

ウララ「もうっ!そうじゃないでしょ!!どうして朝食の場面しか見てないのよっ!」

ヒントを与えても答えにたどり着かないサトシに、ウララは痺れを切らしてしまった。

サトシ「えっ、それも違うのか!?」

ウララ「もういいわっ!サトシさんに聞いた私が馬鹿だったわっ!」

サトシ「なっ、なんでそんな怒るんだよっ」

ウララ「知らないっ」プイっ

ピカチュウ「ピカッ」(呆れるピカチュウ)

サトシ「待てよウララっ!今日のウララ、歩くの早いよなっ!」

ウララ「ふんっ!」

サトシ「

サトシはその後も答えを当てようとしたが、そうこうしてる内にバス停へ辿り着き、2人はバスに乗った。
834 : ドシシ@パワフルハーブ 17/08/08 00:13:44 ID:CYrTQatw 名前× NGID× 報告
支援
835 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 12:21:22 ID:BDt6w9Ac [1/6] 名前× NGID× 報告
そして、移動する事30分。2人はバレンシア水族館に到着し、館内に入った。

バレンシア水族館(館内)にて

サトシ「すげー!どこを見ても水ポケモンばっかりだ!」

2人が受け付けを済ませ館内に入ると、上下左右が透き通ったガラス張り(水槽)の道になっており、ガラスの向こうには沢山の水ポケモン達が泳いでいた。

ウララ「ジュゴンショーは午後の1時30分ねっ。今は11時00だから、昼食を除いても1時間半は時間あるわっ」

サトシ「じゃあ色々見よう!ウララっ、この水族館には何があるんだ!?」

ウララ「えぇっと、、一階が海のポケモンコーナーで、二階が川に住むポケモンコーナーと水ポケモンとの触れ合いコーナーがあるわねっ。ジュゴンショーは二階で行われる見たいだわっ」

サトシ「へぇー!色々あるんだなっ!じゃあ最初は一階を見ようぜっ!」

ウララ「そうねっ♪」(パンフレットをしまうウララ)

パンフレットをしまうと、2人は一階の海のポケモンコーナーを見て回った。


サトシ「ウララっ、あのパールル、真珠を持ってるぜっ!?」

ウララ「ホントだわっ、、光ってて、とても綺麗ねっ♪、、見てサトシさんっ!ミロカロスが居るわよっ!」

サトシ「ミロカロスだ!」

ウララ「美しいわねっ♪」(見とれるウララ)

何だかんだで水族館を楽しむウララ。2人は鑑賞しながら館内を歩いていると、いつの間にか”古代の海コーナー”と言う場所にたどり着いた。

古代の海コーナーにて

カブト「カブッ」

オムナイト「オムオムッ」

ジーランス「、、」

サトシ「化石ポケモンがこんなにっ!」

ウララ「ここは古代の海コーナーねっ、、神秘的だわっ♪」

サトシ「”アバゴーラと記念撮影”?」(看板を見るサトシ)

ウララ「、、あれじゃない?」

ウララが通路を指さすと、その先には風船を持つアバゴーラと係員が立っており、他のお客さんに風船を配っていた。

サトシ「ホントだ!しかもあれ、本物のアバゴーラじゃないか!?」

ウララ「サトシさんっ!私、あのアバゴーラと一緒に写真を撮りたいわ!」

サトシ「そうだな!行ってみようぜっ!?」

2人は他のお客さん達が写真を撮り終わって去った後、アバゴーラのもとへ駆け寄った。

836 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 13:06:08 ID:BDt6w9Ac [2/6] 名前× NGID× 報告
サトシ「すいませーん!」

女性係員「はい?」(赤髪でサングラスをかけている女性係員)

ウララ「私達も記念日撮影をお願いしたいんですのっ♪」

女性係員「ええ勿論っ♪お待ちしておりましたわ♪」

サトシ・ウララ「え?」

2人が話しかけると係員はまるで待っていたかのように歓迎した。

女性係員「では、お二人ともアバゴーラの前にお立ち下さいませ♪」

サトシ「はいっ!」

ウララ(何かしらっ、、これじゃまるで”デート”みたいだわ)

旅行に来てサトシと一緒に色んな場所へ出かけたウララだったが、この水族館を境に2人での行動を意識するようになっていた。

女性係員「あらっ、、カメラの調子が悪いわねっ」

サトシ「どうしたんですか?」

女性係員「ちょっとカメラの調子が急に、、」

記念日撮影をしようとすると、突然カメラが故障した様子だった。

女性係員「困りましたわーっ!これではお客様に写真を提供できません!こんな事を館長に知られたら私はクビ、、せっかく手についた仕事だったのにぃぃい!」(嘆く女性係員)

ウララ「あ、あのっ」

サトシ「大丈夫ですか?」

女性係員「せめて、、せめて他のカメラがあったのなら、、、」

アバゴーラ「アバゴッ」(寄り添うアバゴーラ)

ウララ「どうしましょうサトシさんっ」(ひそ)

サトシ「何か俺たち以上に困ってるっぽいな、、俺、他のカメラを買ってくるからウララはここで待っててくれないか?」(ひそ)

ウララ「えっ、、大丈夫ですの?」(ひそ)

サトシ「任せとけって」(ひそ)

嘆く係員達を見たサトシは、別のカメラを買ってくる事にした。

サトシ「あの、、カメラなら俺が買ってきます!だから心配しないで下さいっ」

女性係員「シクシク、、えっ?」

サトシ「他のカメラがあれば大丈夫ですよねっ?俺、買って来ます!」

女性係員「なっ、、なんと言う救いの言葉!それなら私はこの仕事を続けられるわ!良し、買いに行きましょ買いに行きましょ!」

ウララ「ちょっ、ちょっと!」

サトシ「すぐ戻るからウララはそこで待っててくれ!」

サトシはそう言い残すと係員と一緒にカメラを買いに行き、ウララはアバゴーラと一緒にその場で待つ事にした。
837 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 16:27:51 ID:BDt6w9Ac [3/6] 名前× NGID× 報告
ウララ「もうっ、、サトシさんったら、、、」

離れたサトシに対し少々不満気な様子になるウララ。

すると、、、

アバゴーラ「、、、おいっ」

ウララ「、、、?」(周囲を見渡すウララ)

突然、アバゴーラがウララに話しかけた。

ウララ(聞き間違いかしら、、、)

空耳だと思い、床を見つめながら再びサトシを待つウララ。

しかし、、、

アバゴーラ「、、おい小娘っ、、聞こえているだろ?」

ウララ「!?」(異変に気付くウララ)

アバゴーラは引き続きウララに話しかけ、さすがにウララもその声が後ろにいるアバゴーラから聞こえてくる事に気付いた。

ウララ「、、、」(アバゴーラの方を振り向くウララ)

アバゴーラ「やっと気付いたか」

ウララ「、、アバゴーラ?」

アバゴーラ「そう、、俺はどうみてもアバゴーラだっ」

ウララ「、、、」

ウララは旅行に来て2回も人間の言葉を話すポケモンを見ていた為、喋るアバゴーラに対しさほど驚かなかった。

ウララ「貴方、中々の芸を持ってるわねっ」
(おねえさまのニャースと言い、アーシア島のヤドキングと言い、一体どうなってるのかしらっ)

アバゴーラ「一つ聞きたい事がある」

ウララ「えっ?」

アバゴーラ「お前、あの少年に気があるんだろ?」

ウララ「!?」

アバゴーラ「長年生きていれば人間の心なんてお見通しだっ。いつ想いを伝えるんだ?」

ウララ「なっ、何を言い出すのよ貴方!」

アバゴーラ「まぁそんな慌てるなっ。他の客にバレるじゃないか」

ウララの心を見抜いているアバゴーラに対し、ウララは動揺を隠せずにいた。

アバゴーラ「一つ良い事を教えてやろう」

ウララ「えっ?」

アバゴーラは風船を片手にウララにアトバイスをしようとした。
838 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 19:34:18 ID:BDt6w9Ac [4/6] 名前× NGID× 報告
アバゴーラ「水族館に来たなら、先ずは手を繋げ」

ウララ「なっ!!」

アバゴーラ「ただ歩きながら水槽を眺めていてもつまらんっ。どうせなら手を繋いで館内を歩けっ、、」

ウララ「、、、」

アバゴーラ「ちなみに、時には足を止めて水槽のポケモンに興味を示すと、会話が盛り上がるし手を繋ぐ時間が長くなるぞっ」

ウララ「手を繋いでも、きっとあの人は深く考えないわっ」

アバゴーラ「相手がどうこうかじゃない、、問題は、”お前がどうしたいか”だっ」

ウララ「!!」

アバゴーラ「相手に気づいて欲しいなら、先ずは自分からアクションを起こせっ、、相手からのアクションをただ待ってるだけの恋愛ほど、つまらん恋はない、、写真を撮ったら手を繋いで二階に行け」

ウララ「アバゴーラ、、、」

やけに詳しいアバゴーラのアドバイスに、ウララは、、

ウララ「、、貴方、人間みたいな事を言うわね」

アバゴーラ「俺はアバゴーラ、、ポケモンだっ」

ウララ「んん?」(怪しむウララ)

ウララはやたら人間を知っているアバゴーラに疑問を思い、アバゴーラに手を伸ばした。

アバゴーラ「何だ?」

ウララ「、、貴方、ホントは中に人間が入ってるんじゃないの?」

アバゴーラ「俺を人間と一緒にするなっ、、俺はムサ、、ウォッホン、、、さっきの係員と一緒に雇われてる、ただのアバゴーラだ」

ウララ「嘘おっしゃい!ホントは中に人が入ってるんでしょ!サトシさんは本物って言ってたけど、私の目は誤魔化せないわ!」

ウララはそういうと、両手でアバゴーラの頭を掴んだ。

アバゴーラ「やめろっ、他のお客さんに見られるぞっ」

ウララ「絶対に正体を暴いてみせるんですから!」

2人が通路でもみ合いをしていると、しばらくしてサトシと係員が戻ってきた。

サトシ「おっ、おいウララっ何やってんだよっ!」

女性係員「おぉお客様!」

ウララ「サトシさんっ!このアバゴーラ、私に勝手な事ばかり言うの!凄く失礼だわっ!」

アバゴーラ「アバゴッ!!」(両手を広げるアバゴーラ)

サトシ「アバゴーラが嫌がってるじゃないか!」

アバゴーラ「アバゴッ!!アバゴォラ!」

ウララ「なにこんな時だけ普通に鳴いてるのよっ!」

サトシ「とりあえず手を離すんだっ!」(ウララを引き離すサトシ)
839 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 22:56:04 ID:BDt6w9Ac [5/6] 名前× NGID× 報告
その後サトシはウララを落ち着かせ、事情を聞いた。

サトシ「ウララっ、俺が居ない間に何があったんだ?」

ウララ「何って、、私に話しかけて来たのよ?このアバゴーラは着ぐるみよ絶対っ!きっと中に人が入ってるわ!」

サトシ「このアバゴーラが着ぐるみ?」

アバゴーラ「アバゴォラ!」

サトシ「どうみても本物のアバゴーラじゃないかっ!」

ウララ「だから違うのっ!このアバゴーラは人の言葉を、、」

女性係員「お客さま(ウララ)このアバゴーラは正真正銘、我が水族館のポケモンでございますわっ」

ウララ「でもさっき私にっ!」

女性係員「ささっ♪気をとりなおして記念日撮影しましょ♪」

サトシ「ウララっ!写真撮ろうぜっ!」

サトシはウララの手を引き、アバゴーラの前に立った。

女性係員「それでは、ハイッチーズ♪」カシャッ(カメラ)

サトシ「ありがとうございます!」(カメラを受け取るサトシ)

色々と気になる点がありつつも、2人は写真を撮った。

女性係員「それでわ引き続き当館をお楽しみ下さいませ♪」

ウララ「、、、ありがとうございます」

アバゴーラ「アバゴッ」(2人に風船を渡すアバゴーラ)

ウララ「、、、」ジーッ(アバゴーラを見つめるウララ)

サトシ「ウララっ、次いこうぜっ!」

ウララ「え、えぇ」

2人は古代の海コーナーを後にし、二階に向かった。







女性係員「、、、行ったわね」(サングラスをはずす係員)

アバゴーラ「ふうっ」スポッ(頭を取り外すアバゴーラ)

ムサシ「'”ふぅ”じゃないわよっ!危うく正体がバレそうになったじゃないのっ!」

コジロウ「しょうがないだろっ!あのコンテストガール、妙に勘が鋭かったんだ!」

係員とアバゴーラの正体は、ウララ達の後を追って水族館に来ていたムサシ達だった。

840 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 23:31:35 ID:BDt6w9Ac [6/6] 名前× NGID× 報告

ムサシ「それで、あの生意気娘にアドバイスしたの?」

コジロウ「あぁ!ちゃんと手を繋ぐように言っておいたぜ!?」

ムサシ「ふぅん、、アタシが想像したアドバイス(男性視点の考え)とちょっと違うけど、まぁ良しとするわっ」

コジロウ「それにしても、まさかコンテストガールがあのジャリボーイに気を持つとは思っても見なかったぜ」

ムサシ「アタシだって最初はそう思ったわよっ」

コジロウ「それにしても、ムサシもカッコイイとこあるじゃないかっ。”コンテストガールがジャリボーイに告白出来るように後ろからバックアップしよう”だなんてなっ」

ムサシは昨夜の温泉でウララの話を聞いた後、ウララを後ろからサポートする事を決意しコジロウとニャースに事情を説明していた。

ムサシ「ふんっ、、まぁアタシも女だし?恋する乙女の気持ちが分からんでもないわっ、、ただそれだけよっ」

コジロウ「それで、俺たちはこれからどうすんだ?コンテストガールにアドバイスした以上、もう役目は終わったはずだが、、」

ムサシ「そろそろニャースが夏祭りの出店準備を終える頃ねっ。一旦戻るわよっ」

コジロウ「ああ!」

ムサシとコジロウはニャースと合流する為、水族館を出る事にした。


一方その後のウララ達は、、、

二階にて

サトシ「ウララっ!シェルダーだシェルダー!」

ウララ「殻の中はどうなってるのかしら!!」

サトシ「どれどれ、、、いてっ!!」(挟まれるサトシの手)

ピカチュウ「ピカピッ!!」

ウララ「サトシさんっ!!」

2人は水ポケモンと戯れるコーナーでポケモン達と触れあっていた。

ウララ「ミニリュウだわっ!可愛いいわねっ♪」

サトシ「このキングラー!俺の持ってるキングラーにすげー似てる!」

2人は二階でポケモン達と触れあった後、昼食をとってジュゴンショーを見た。館内を堪能し、気づくと時刻は午後の2時を回っており、2人は夕方の夏祭りに備えホテルに戻る事にした。
841 : リテヤマ@しずくプレート 17/08/09 11:03:04 ID:wGxW6kmU 名前× NGID× 報告
支援
842 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/09 19:51:54 ID:HrZ./rPI [1/2] 名前× NGID× 報告
15:00〜ホテル(部屋)にて

サトシ「あと1時間で夏祭りが始まるなっ!」

ウララ「そうね♪私ちょっとシャワーを浴びてくるわっ」

サトシ「ウララはシャワーを浴びるのかっ、、ならちょうど良かった」

ウララ「えっ?」

サトシ「実はさっきロビーでコジロウに会ってさっ。ちょっと部屋に呼ばれたんだよっ」

ウララ「コジロウさんに?」

サトシ「あぁっ!なんか、俺に用があるみたいでさっ。”1時間くらい時間を作ってくれ”って言われたんだ」

ウララ「ふぅん、、そうなの」
(なら、私にとっても丁度いいわね)

サトシ「だからちょっと行ってくるよ!」

ウララ「わかったわっ、、ねぇサトシさんっ」

サトシ「ん?」

ウララ「だったら、夏祭りの待ち合わせをしましょう?実は私も1時間くらい準備があるのっ」

サトシ「ウララもか?、、いいぜっ!待ち合わせ場所はどこにする?」

ウララ「そうねぇ、、夏祭りの場所がバレンシア公園だから、公園前の入り口にしましょう?公園までの道は分かるかしら?」

サトシ「レストラン街をずっと真っ直ぐ行った先にある、街から少しはずれたとこだろ?」

ウララ「そうよっ。真っ直ぐ行けば着くみたいだから、16時に来てくれるかしら」

サトシ「いいぜっ!じゃあ16時にバレンシア公園前で!」

サトシはウララと約束すると、部屋を出てコジロウがホテルのバイトで使っているスタッフルームに向かった。




ウララ「ふぅ、、私も準備しないとっ」(クローゼットを開けるウララ)

サトシが部屋を出ていったのを確認すると、ウララはクローゼットを開け、中から透明なビニルに入っている浴衣を取り出した。


ウララ「、、ちょっと緊張感するわ」(ビニルをはずすウララ)

実はこの浴衣、VIPルームに滞在する旅行客のオプションであり、サトシがロビーでコジロウと話し込んでいる間にウララが下の受け付けから借りてきた代物だった。そして、この浴衣を借りる事になったのには昨夜の温泉でのやりとりが関係していた。
843 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/09 20:05:34 ID:HrZ./rPI [2/2] 名前× NGID× 報告
[昨夜の温泉でのやりとり]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ムサシ「いい?夏祭りに行くなら浴衣着なさい浴衣っ」

ウララ「浴衣?、、そんなもの持ってないわっ」

ムサシ「アンタ達VIPルームに滞在してるんでしょ?アタシがバイトして得た情報だと、VIPルームの客は無料で貸し出し出来るみたいよっ。それ着て行きなさいっ」

ウララ「それは本当ですの?」

ムサシ「現に住み込みでバイトしてる私が言うんだから、本当よっ。3着くらいあるから、時間見つけて明日取りに行きなさいっ」

ウララ「おねえさま、、」

ムサシ「、、ふんっ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウララ「、、さすがお姉さまよねっ」

元々、夏祭りに行くと決まった時にウララは浴衣を着たいという願望が密かにあり、ムサシの言葉は素直に嬉しかった。

ウララ「、、さてっ、準備するかしら♪」



ウララは浴衣を見て微笑みを浮かべた後、シャワールームに向かった。
844 : ドキング@もくたん 17/08/10 02:43:33 ID:bpWCBGNU 名前× NGID× 報告
支援
845 : ガガルーラ@メガバングル 17/08/11 06:25:06 ID:7mvX2pog 名前× NGID× 報告
支援
846 : ルンゲル@がくしゅうそうち 17/08/12 02:22:53 ID:ZTLqyAlQ 名前× NGID× 報告
しえん
847 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/12 19:33:04 ID:G/at89eE 名前× NGID× 報告
一方その頃サトシは、、、

スタッフルーム前にて

サトシ「ここか、、」コンコン(ドアをノックするサトシ)

サトシはコジロウがいるスタッフルーム前に来ると、ドアをノックした。

ガチャッ(開くドア)

コジロウ「ようっ」

サトシ「コジロウっ、約束通り来たぜ!」

コジロウ「まぁ入れよっ」

コジロウに誘導され、サトシは部屋に入った。

ルーム内にて

サトシ「ムサシとニャースは一緒じゃないのか?」

コジロウ「ムサシ達は夏祭りの準備でちょっと出ていてなっ、、出店の準備をしてるんだっ」

サトシ「そうなのか?」

コジロウ「あぁっ!輪投げをやるんだっ!お前は夏祭りに行かないのか?」

サトシ「夏祭りならウララと一緒に行くぜっ!この後、4時にバレンシア公園で待ち合わせなんだっ」

コジロウ「なるほどっ」
(って事はムサシの計算通り、今頃コンテストガールは浴衣の着付けをしてる訳か)

サトシ「それで、用って何だ?」

コジロウ「えっ?あぁ、、まぁ何と言うか、ちょっと手伝って欲しい事があってなっ」

サトシ「手伝って欲しい事?」

コジロウ「あぁっ、、ほらっ、俺達ここで住み込みのバイトしてるだろ?清掃員のバイトなんだが、夏祭りの準備でムサシとニャースが居ないからお前に手伝って欲しいんだっ」

サトシ「そういう事かっ!いいぜっ!どこ掃除するんだ?」

コジロウ「掃除じゃないさっ、、この山のように積まれているダンボールをしまうだけだっ」

コジロウが指を指した場所には、20個程の大き目ダンボールが山積みになっていた。

サトシ「なんだ!それなら簡単だな!」

コジロウ「しまう場所は教えるから、手伝ってくれっ」

サトシ「おうっ!」

サトシはコジロウの手伝いをし、2人はダンボールを運んだ。

848 : ードラ@ながねぎ 17/08/13 05:04:40 ID:so.Mg.Mw 名前× NGID× 報告
支援
849 : ンパッパ@アブソルナイト 17/08/13 07:19:08 ID:W03cChnc 名前× NGID× 報告
支援ですぅ
850 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/13 14:09:19 ID:wP2cd0/Y [1/3] 名前× NGID× 報告
そして30分後、、、

サトシ「ふぅーっ、、終わったぜっ!」

コジロウ「やっぱ2人だと早いなっ」

サトシの頑張りにより、作業は早めに終わった。

サトシ「じゃあ俺はそろそろ行くぜ?」

コジロウ「ああ待てっ、、せっかく手伝ってもらったんだっ。お礼をさせてくれっ」

サトシ「えっ?」

サトシが戻ろうとすると、コジロウは作業員用のロッカーをあけ、何か取り出した。

コジロウ「夏祭りに行くんだろ?だったらこれを着ていけよっ」

サトシ「これは、、浴衣?」

コジロウ「ああ!男性用の浴衣だっ」

コジロウが取り出したものは、男性用の浴衣(グレー)だった。

コジロウ「これを着てあのコンテストガールと一緒に夏祭りを楽しんで来いっ」

サトシ「え?」

コジロウ「そっちにシャワールームがあるから10分でシャワーを済ませるぞっ。着付けは俺が手伝ってやるっ」

サトシ「ちょっと待ってくれっ、、俺まだ着るって言ってな、、」

コジロウ「時間がないぞっ!急げっ!!」

サトシ「えっ?、、お、おうっ」

半ば強引に浴衣を強要されたサトシはその後シャワールームに向かい、シャワーを浴びた。

851 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/13 21:21:48 ID:wP2cd0/Y [2/3] 名前× NGID× 報告
そして時刻はPM16時、、浴衣を着たサトシは約束通りバレンシア公園の前に到着し、次々と人が公園に入って行く中ウララを待った。

バレンシア公園にて

サトシ「だんだん人が入ってきたなっ」

市長「夏祭りは好きかぁ〜!」(放送)

お客「おぉ〜!!」

サトシ(あっ、市長の声だ)

司会者「これより、”わっしょい激アツ!花火大会&夏祭り”を開催します。花火は20時に開始となりますので、お祭りを楽しんだ後は是非とも砂浜へお越し下さい」(放送)

サトシ「花火は公園の砂浜でやるのか、、」

市長「ゴミはちゃんとゴミ箱に捨てるように!以上!」

サトシ「そろそろウララが来る頃だな」ゴゾゴゾ(ポケットからメモ紙を取り出すサトシ)

園内放送を聞いた後、サトシは突然ポケットからメモ紙を2枚取り出した。

サトシ「それにしても、、」(紙に目を通すサトシ)

夏祭りに向かう際にコジロウから受け取ったメモ紙。1枚目に書かれていた内容とは、、、

一、合流したら先ず、浴衣を褒める事。
※すげー似合ってるぜ!←ではなく、浴衣姿も綺麗だよ(good)

一、1人で勝手に歩かない事。(相手を1人にしない)

一、相手の要求は素直に受け入れる事(行きたい場所や買う物)

一、適度に休憩する事。(歩きっぱなしだと疲れるだろ?)

一、手を繋げっ。(必須)
※お前の場合、言葉は「はぐれたら心配になるだろ?」がベスト



サトシ「何でこんなの渡したんだろ」
(真ん中の3つはともかく、一番上と下はどんな意味だ?)

1枚目のメモ内容、それはコジロウが考えたデート(夏祭り)の約束だった。

サトシ「もう1枚の方は”会話編”か、、どれどれ」
(そもそもウララは浴衣で来るのかな、、)

サトシが2枚目のメモ紙に目を通すと、、、

ウララ「サトシさん、、お待たせっ」

サトシ「相手がいちご飴を買ったら先ず、、、おうウララっ、やっと来たか、、ウララ?」

メモ内容を読んでいるとウララが到着し、サトシは二度見してウララに気づいた。

ウララ「ちょ、ちょっと遅くなってしまったわねっ、、」(もどかしそうにする浴衣ウララ)

サトシ「ウララ、、」(浴衣ウララに驚くサトシ)

ふんわりとした赤髪をうなじ(後ろ)で結っているお団子スタイル。白地に薄ピンクの花柄模様、そして帯を鮮やかな赤色で締めている浴衣ウララを見て、さすがのサトシも普段と違うウララの姿に目を丸くした。
852 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/13 21:30:49 ID:wP2cd0/Y [3/3] 名前× NGID× 報告
ウララ「なっ、、なに?」(目をそらすウララ)

サトシ「えぇっと、、浴衣姿も、綺麗だよっ」(goodポーズ)

ウララ「えっ、、」

サトシ「浴衣姿も綺麗だよっ、、綺麗だぜっ!」(good)

ウララ「あっ、、ありがとう//、、サトシさんもそのっ、、凄く似合ってるわよっ」

サトシ「え?本当か?」

ウララ「ええ本当よっ!素敵だと思うわっ、、いつも以上に、、、」

サトシ「そっか!ありがとう!」
(とりあえず、これで良いんだよなっ)

ピカチュウ「ピ?」

ウララ「、、とりあえず、公園の中に入りましょ?」

サトシ「そうだなっ!」

ウララ(サトシさん、いま”浴衣姿も”って、、)

サトシの言葉を聞いたウララは少し俯きながらも微笑みを浮かべ、2人はそのまま公園内に入って行った。

853 : ガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/14 00:47:56 ID:veo0Mdhs 名前× NGID× 報告
公園内にて

お客1「お好みボー下さーい」

子供1「ママーおもちゃ買って〜」

公園内には様々な屋台が並んでおり、既に沢山の人で賑わっていた。

サトシ「すげー人だなっ!」

ウララ「ホントね、、お店も沢山並んでるし、どこから見るか迷うわねっ、、、あっ!見てサトシさんっ!いちご飴よいちご飴!」

サトシ「え?」

ウララはいちご飴の店を発見した。

ウララ「私、いちご飴買うわ!」

サトシ「いちご飴だな!よし!」

いちご飴の店に立ち寄る2人、、、

店主「毎度ありーっ!」

ウララ「やっぱいちご飴よねっ♪」

サトシ「なんかウララが貰ったやつの方が大きい気がするぞっ」
(確かいちご飴を買ったら何か言うんだったな)

サトシはウララにバレないようこっそりメモ紙を取り出し、内容を確認した。

ウララ「気のせいじゃない?大きさはだいたい一緒よ?♪」

サトシ(いちご飴を買ったら先ず、”いちご飴を食べる女子は可愛いと思うぜ!”と言うべし、、え?)

ウララ「サトシさん、どうしたの?」

サトシ「ん?、、あぁっ、いちご飴は可愛いと思うぜ!?」

ウララ「え?」

サトシ(あれ?俺なんかまずい事言ったかな)

内容を間違えた事に気付かないサトシはウララのぽかんとした表情が気になりつつも、ウララの返しを待つ事しか出来なかった。

ウララ「、、ふふっ♪サトシさんってポケモン以外にもそんな事思ったりするのね♪」

サトシ「え?あぁ、ははっ」
(ウララの奴、なんか様子がいつもと違うぞ)

普段ならサトシの発言に突っ込みを入れるか上手く流すウララだが、この時のウララは何故か笑顔で対応した。

ウララ「サトシさんっ、、いちご飴だけじゃ足りないでしょう?次はもっとお腹の足しになるものを探しましょう?」

サトシ「えっ本当か!?じゃあ早速探しに行こうぜ!?」
(まぁ良いかっ!何か楽しそうな様子だしっ)

ウララの様子が気になるサトシだったが、楽しそうに笑うウララを見て安心し、2人はいちご飴を食べながら再び歩いた。
854 : ルビル@ボスゴドラナイト 17/08/15 00:40:55 ID:0UrTaiNY 名前× NGID× 報告
しえん
855 : ーフィ@セシナのみ 17/08/16 03:31:05 ID:J8t6QnT2 名前× NGID× 報告
あげ
856 : ロボーシ@あかいいと 17/08/17 00:30:06 ID:VcAtGoyk 名前× NGID× 報告
しえん
857 : クリン@マスターボール 17/08/19 02:34:49 ID:oSy2N9m6 名前× NGID× 報告
あげ
858 : ノワール@アクZ 17/08/20 00:19:30 ID:gi2D4q2. 名前× NGID× 報告
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    ・「_(アンダーバー)」はAND条件。
    ・[]で文字を囲むと、その中のいずれか1文字と一致。
    ・[]で囲んだ文字を | で区切ると、それぞれをOR条件として動作。
    詳しくは、NGの設定方法を参照。

(画面No:2a)

(連投制限などに引っかかった時用)