【SS】ミヅキ「アローラの澄んだ青い海……。」


1 : ーダイル@ねばりのかぎづめ 17/07/29 19:22:00 ID:fSMzsRa2 報告

ーハウオリシティ ポートエリアー

ロトム「博士、遅いロね……。」

ミヅキ「本当だね~。何かあったのかな?」

アシレーヌ「きゅいぃぃ……。」

ミヅキ「ふふ、あなたも待ちくたびれた?ごめんね、もうちょっとだけ待ってね。」

ー今朝 1ばんどうろ ハウオリシティはずれ ミヅキのいえー

ミヅキ「うーん……、今日も良い天気!ロトム、今日は……?」

ロトム「今日は防衛戦もないし、特に予定は入ってないロト。最近ミヅキ忙がしかったから久しぶりに……」

ミヅキ「じゃあ今日は午前中にポケモンゲットしに行って、午後からは久しぶりにバトルツリーに行ってみようかな!」

ロトム「ロト……。あんまり頑張り過ぎるのも良くないロよ……。」

ミヅキ「平気、平気!体力には自信あるし、何より今のワタシはアローラチャンピオンだもの。頑張らないと!」

ロトム「……。と、ククイ博士から通信ロト!」

ミヅキ「ククイ博士から?なんだろ……、繋いで、ロトム。」
516 : ギア@ほしのかけら 17/11/08 21:17:40 ID:W9xQMgjQ [1/6] 報告

「ポケモンリーグは待ち構える四天王全員に勝つか、負けるまで外に出られない!

 ――それをわかって挑むのか!?」

ロトム「(そういえば、この人たちいたロトね。すっかり忘れてたんだロ。

     ……あんまりボクたちが話かけないから、痺れを切らして声をかけて来たんだロか?)」

リーリエ「――――っ!

     ……はい!――中で友達が待っていますから!!」

ガコン!ウィーン、ガシャン!

「通るのだ!必勝を期すのだ!」

リーリエ「(――この方々は、挑戦者が来るまでずっと、ここで待ってらっしゃるのでしょうか?大変ですね……)」

ロトム「行こうロト!」

リーリエ「――はい!」ガンバリーリエ

ーポケモンリーグ 中央の部屋ー

リーリエ「(――四つの道の先に、四つの部屋……それぞれの部屋で、四天王さんが待ってらっしゃるということですね……!

      島巡りを達成したいのなら――ミヅキさんと戦いたいのなら、どの道四天王さんとは、全員と戦わなければならない……

      ここは、左端の部屋から順番に行きましょう――)」

ロトム「……どの部屋に最初に挑戦するか、決まったんだロか?」

リーリエ「はい!――左端の部屋から順番に行こうと思います!!」

ロトム「わかったんだロ!」

リーリエ「……では、早速行きましょう!」

ロトム「レッツゴーロト♪」

________
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517 : dX3IS9Elqo 17/11/08 21:36:32 ID:W9xQMgjQ [2/6] 報告

――ワタシがアローラ地方の初代チャンピオンになり、ククイ博士の尽力の末、アローラリーグが本部公認の正式なリーグとして認められてからというもの、アローラの『ポケモンリーグ』は、その様相を大きく変えた。

リーグに入ると、まず挑戦者を待ち構える四つの部屋。それぞれの部屋で四天王全員を倒すと、『チャンピオンのま』への道が開かれる。……基本となるこの様式こそ変わらないが、なにを隠そう、一番様変わりしたのは他でもない、『チャンピオンのま』である。

……『チャンピオンのま』に観客席ができたのだ。

――とはいえ、観客席ができたといってもリーグ自体の場所は、以前と変わらぬ『ラナキラマウンテン』の山頂。当然、一般人が見に来れるような場所では、到底ない。……だが、直接足を運ぶことが出来ない一般人に向けても、テレビでの中継が行われている。

バトルが好きで、『ラナキラマウンテン』の山頂に辿り着けるような一握りの強いポケモントレーナーは、スタジアムで生のバトルを観戦して自らの糧とし、そして――そこに辿り着くことの出来ない一般人、まだまだ駆け出しのポケモントレーナーは、テレビで中継を見て、その場所に思いを馳せる……

今や『ポケモンリーグ』での防衛戦は、以前、ククイ博士がワタシに語った夢のとおり、世界に向けてアローラのポケモンバトルを発信するための、一大お祭りイベントとなっている――。
518 : dX3IS9Elqo 17/11/08 21:57:42 ID:W9xQMgjQ [3/6] 報告

ーポケモンリーグ チャンピオンのま 観客席ー

ハウ「――いよいよだねー、グラジオ!オレ、もう興奮しっぱなし!!」

グラジオ「ああ……」

ハウ「あ!ねえねえ見て、向かい側の客席ー!キャプテンのみんなもバトル見に来てるよー!!」

グラジオ「ああ……」

ハウ「……やっぱり、久々の防衛戦だからねー!グラジオも楽しみだったよねー?」

グラジオ「ああ……」

ハウ「さっきからグラジオ……足組んで、右目に手を当てて俯いたまま、『ああ……』ばっかりー。

   ――ホントにオレの話、聞いてるのー!?」

グラジオ「ああ……なあ、ハウ――」

ハウ「なにー?」

グラジオ「……どうしてオレたちが隣同士で座ってるんだ?」

ハウ「ええー!?だって、観客席で知ってる人探してたら、グラジオが独りでいたからさー!!一緒に見ようと思ったのー。」

グラジオ「(ここに来れるヤツは多くないとはいえ、それでもかなりの数のトレーナーが、アローラ中……否、世界中から集まっている……

      まさかこの人数の中から、ピンポイントでオレを発見するとはな……!)

     ――向こうの席でさっきお前の言った、キャプテンの連中と一緒に見てくればいいだろう。」

ハウ「えー、やだよー!遠いし……それにオレは、グラジオと一緒にミヅキとリーリエのバトルが見たいのー!!

   ねえ!良いでしょグラジオー!!?」ブンブン

グラジオ「わかった!わかったから、肩を掴んで揺らすんじゃない!!」

ハウ「……やったー!ありがとうグラジオ!!」ニカッ

グラジオ「(フッ……なにやってやがる、オレ……!)」

ハウ「ねえねえ、グラジオはどっちの応援するのー?」

グラジオ「――そういうお前はどうなんだ。やはり両方、か……?」

ハウ「オレ?オレはねー!――」
519 : dX3IS9Elqo 17/11/08 22:18:41 ID:W9xQMgjQ [4/6] 報告












ハウ「ミヅキ!!」

グラジオ「フッ……ちょっと意外だな……」

ハウ「意外?……なにがー?」

グラジオ「お前なら、『どっちを応援すれば良いのー!?』とか、『二人とも、頑張れー!!』とか……

     そんな甘いことを言うと思ったからな……。」

ハウ「(スゲー!グラジオのオレの声まね……もはや声帯模写レベル!!)

   ――もちろん、リーリエのことも大好きだし、頑張ってほしいよー!けどねー……

   チャンピオンを――ミヅキを倒すのは、オレだからねー!!

   ……だから、今回は悪いけど、リーリエの応援は出来ないなー。」

グラジオ「そうか……」フッ

ハウ「――で?」

グラジオ「……なんだ?」

ハウ「『なんだ?(右目に手を当てるポーズ)』

   ……じゃないよー!グラジオはどっちなのー!!?」

グラジオ「(フッ……ハウもあの構えを会得していたとはな。相変わらず、侮れないヤツだ……!)

     オレか。そうだな、オレは――」

――デデデデデデデデデデデデデデデデ!デデデー、デデデー、デデデー、デデデー、デデデー、デデデー、デーデーデーデー……デデデー、デデデー、デデデー、デデデー、デーー……デン!!

グラジオ「――っと、来たようだな……」
520 : トモシ@ディフェンダー 17/11/08 22:22:05 ID:GZiqfwSk 報告
支援ね
521 : dX3IS9Elqo 17/11/08 22:41:04 ID:W9xQMgjQ [5/6] 報告

ブシャー!ブシャー!

「さあーー!満を持して、ついに……!!チャンピオンの入場だーー!!!!」

ワー!ワー!

ハウ「――ミヅキだーー!!」

****

ミヅキ「……。」テクテク

「――真剣な面持ちで、一歩一歩、ゆっくりと……チャンピオンが、玉座へと歩んで行きます!!」

――スッ

「そして今!ついに玉座へと、その腰を下ろしたーー!!」

ワー!ワー!

「……チャンピオンはこのまま挑戦者の登場、もしくは敗北の一報が届くまでの間、玉座にて、その瞬間を待つこととなります!!」

****

ハウ「――ミヅキなんだか、いつにも増して気合い入ってるみたいだねー!」

グラジオ「……そうか?オレには『久しぶりだし、相変わらず大袈裟すぎて恥ずかしい!』……とか思ってそうに見えるがな。」

ハウ「えー!?そんなことないよー!!」

グラジオ「フッ、オレより付き合いの長いお前がそう言うのなら、そうなのかもな……」

ハウ「あ!でも――」

グラジオ「なんだ?」

ハウ「前、ミヅキ――」

『や、やっと挑戦者が来てくれた……!ハウ、ありがとう……!!

 ――ワタシね、ハウ。一日中この椅子に座って挑戦者を待ってると、思うことがあるんだ。

 『勇者を待ってる時の魔王もこんな気持ちなのかな』って……』

ハウ「――って言ってたよー!」

グラジオ「(なんだそれ……)」

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522 : 日はここまで◆dX3IS9Elqo 17/11/08 23:09:26 ID:W9xQMgjQ [6/6] 報告

ーポケモンリーグ 四天王の部屋・1ー

「――ハラハラさせますぞ!」

リーリエ「……ハラさん!!

     なるほど!ハラさんのお名前と、ハラハラのハ「島キングにして、四天王のハラですな。」

ハラ「では……本気の本気、鬼のハラで行きますかな!」

リーリエ「は、はい!――よろしくお願いします!!」ペコッ

「してんのうの ハラが
 しょうぶを しかけてきた!」

「 リーリエ vs ハラ 」

ハラ「ほう、ほうほう!ワシは一人目でしたか。――『ポケモンリーグ』における現在のポケモンバトルの、ルールはご存知ですかな?」

リーリエ「――ククイ博士からお聞きしました。3vs3でのシングルバトル……ですよね?」

ハラ「その通りですぞ。――ワシの大試練の時と、同じルールということですな!

   わかっているのでしたら、話は早いですな……では、始めますぞ!!」

リーリエ「……!」ゴクリ……

カチッ
523 : dX3IS9Elqo 17/11/09 20:58:09 ID:eAJAICO2 [1/5] 報告

「「お願いします!キュウコンさん!! ポーン
  出番ですぞ!オコリザル!!」」  ポーン

パカーン!

「「コーーン!!  スタッ
  ウキーー!!」」スタッ

キュウコン「……コーーン!!」バッ

「あられが ふりはじめた!」

リーリエ「――キュウコンさんの特性、『ゆきふらし』です!」ニヤリ

ハラ「ほう……これまた厄介な……!」

リーリエ「(よし……!) まずはキュウコンさん、『オーロラ「『かわらわり』ですぞ!!」ベール』です!!

     …………!」

キュウコン「……コーーン!!」バッ

ピカー!

オコリザル「グッ) ……ウキッ!」スパーン!

パリーン!

キュウコン「――――ッ!?」バシッ

ロトム「……せっかく展開した『オーロラベール』を割られてしまったうえに、キュウコンの体力が半減……実質、この行動順が、キュウコンの体力を減らすだけの無駄になってしまったんだロ……。」

ハラ「――そう来ると思いましたから、キュウコンのスピードを利用させてもらいましたな。」

リーリエ「くっ……ですが、一矢報います!『あられ』のダメージを受けていただきます!!」

バシバシバシ

「あられが オコリザルを おそう!」

ハラ「転んでもタダでは起きない……中々の闘志ですな!」

リーリエ「(ワタシの判断ミスで大きなダメージを……ごめんなさい、キュウコンさん……!)

     ……ここから巻き返してみせます!『ムーンフォース』です!!」

****
524 : dX3IS9Elqo 17/11/09 21:11:18 ID:eAJAICO2 [2/5] 報告

「オコリザルは たおれた!」

ハラ「お疲れさまでしたな、オコリザル……(ポヒュン

   ワシのオコリザルを一撃で倒すとは……さすがですな!」

リーリエ「ナイスです!キュウコンさん!!」

キュウコン「コン♪」

ロトム「これで形成逆転ロトね!」

ハラ「まだまだここからですぞ!(カチッ

   ――頼みましたぞ!ハリテヤマ!!」ポーン

パカーン!

ハリテヤマ「ハリーーテ!!」ズシーン!

リーリエ「よーし、今度こそ!キュウコンさん、『オーロラ「『ねこだまし』ですぞ!!」

     ぐっ……また……!」

ハリテヤマ「……ハリ!」パーン!

キュウコン「」ビクッ

ロトム「……キュウコン、体力危険域ロト!」

ハリテヤマ「……ッ!」ボウッ

「「!!?」」
525 : dX3IS9Elqo 17/11/09 21:46:56 ID:eAJAICO2 [3/5] 報告

リーリエ「行動を終えたハリテヤマさんが、『やけど』を……!?」

ロトム「『かえんだま』――戦闘に出た最初の行動の後、持っているポケモンが『やけど』を負う道具なんだロ……!ハリテヤマの特性、『こんじょう』のためロトね……!!」

ハラ「その通り!これでハリテヤマは、さらに力強くなりましたぞ!!

   ――もっとも、行動を終えるたびに少しずつ体力を削られる……諸刃の剣ですがな。」

リーリエ「そこまでのリスクを冒して攻めてくるなんて……!」

ハラ「『攻撃は最大の防御』と言いますな。それに――ワシのハリテヤマはその程度のダメージで音を上げるほど、柔な鍛え方はしておりませんぞ!」

ハリテヤマ「ハリ……」コクッ

リーリエ「(くっ……今さら『オーロラベール』を使っても、キュウコンさんの残りの体力では、パワーアップしたハリテヤマさんの攻撃は、きっと耐えられない……

      なら!三度目の正直、こちらも『攻撃は最大の防御』です!!――もう一度、『こうかは ばつぐん』の『ムーンフォース』で……!)

     ――キュウコンさん!『ムーン「『バレットパンチ』ですぞ!!」

     ……またまた!?」

ハリテヤマ「……ハリッ!」バッ

ガガガガッ!

キュウコン「ギュ……ッ!!」ズバーン!

「こうかは ばつぐんだ!」

キュウコン「……コ……ン……」バタッ

「キュウコンは たおれた!」

リーリエ「キュウコン、お疲れさまでした。休んでいてください……(ポヒュン

     (カチッ) ――お願いします!フシギバナさん!!」ポーン

パカーン!

フシギバナ「バナーー!!」ズシーン!

ハラ「またこの2体のポケモン……この間訪ねて来られた時、そして――大試練を思い出しますな。……ですが!

   ――あの時と状況は違います。あの時の戦略は、今のハリテヤマには通用しませんぞ!」

リーリエ「確かに、『ねむりごな』と『やどりぎのタネ』は、フシギバナさんの得意とするワザです。……ですが!

     ――ワタシのフシギバナさんは、それだけではありません!!」

ハラ「ほう!では、それをお見せ願えますかな?」

リーリエ「臨むところです!行きますよ、フシギバナさん!!」

フシギバナ「バナバーナ!」コクッ
526 : dX3IS9Elqo 17/11/09 22:15:35 ID:eAJAICO2 [4/5] 報告

リーリエ「――『エナジーボール』です!」

フシギバナ「キュイーン……) ――バナッ!!」バッ

ビューン!

ハリテヤマ「……!」バシッ

ロトム「ハリテヤマの体力を半分以下まで削ったんだロー!」イエーイ

リーリエ「フシギバナさんは、攻撃だって得意です!そして――」

ハラ「『ストーンエッジ』ですぞ!!」

ハリテヤマ「……ハリーテー!!」バッ

ズガーン!

フシギバナ「……ッ!(バシッ

      ――バナ!!」フンスッ

ハラ「ほう……!」

リーリエ「――体もとっても丈夫です!ちょっとやそっとじゃ、倒れません!!」

ハラ「なるほど、お見事ですな!!」

フシギバナ「バナ〜♪」ドヤッ

ハラ「(――そろそろ『あられ』の止む刻限……)」

バシバシバシ

ハラ「!?」

リーリエ「――『あられ』はまだ止みません!キュウコンさんの持っていた道具、『つめたいいわ』のおかげです!!

     ……ハリテヤマさんには『あられ』と『やけど』……2つのダメージを受けていただきます!」

ハラ「やりますな……!ですが、『あられ』はそちらのフシギバナにもダメージがある……気をつけた方がよろしいですぞ。」

フシギバナ「バナ……!」

リーリエ「……!」

ハラ「――ハリテヤマ!『バレットパンチ』ですぞ!!」

「「!!」」

ガガガガッ!

リーリエ「(――フシギバナさん……!)」
527 : 日はここまで◆dX3IS9Elqo 17/11/09 22:56:26 ID:eAJAICO2 [5/5] 報告












――ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン……

リーリエ「――耐えてくれましたね!フシギバナさんの特性、『しんりょく』でパワーの上がった『エナジーボール』……

     これでトドメです!!」

ビューン!

バシッ

ハリテヤマ「……ハリ……テ……」バタッ

「ハリテヤマは たおれた!」

ハラ「ご苦労さまですぞ、ハリテヤマ。(ポヒュン

   ついにやられてしまいましたな!――ですが……」

バシバシバシ

「あられが フシギバナを おそう!」

フシギバナ「……バ……ナ……」バタッ

「フシギバナは たおれた!」

リーリエ「――ありがとうございました、フシギバナさん……(ポヒュン

     お互い最後の一体……決着を着けましょう!ハラさん!!」

ハラ「……臨むところですぞ!!」

カチッ
528 : dX3IS9Elqo 17/11/10 21:40:00 ID:2rxkHWXM [1/8] 報告

「「ボーマンダさん!お願いします!! ポーン
  ケケンカニ!頼みましたぞ!!」」 ポーン

パカーン!

「「   グオオオオオ!!      イカクガオー
  ファッ、ファッ、ファッ……!!」」ズシーン!

ケケンカニ「……!」シューン

ロトム「……!ドラゴン・ひこうと、かくとう・こおりタイプ――

    互いに互いが、一致ワザで弱点を突けるポケモン同士なんだロ……!」

ハラ「ですが、スピードではボーマンダが遥かに上……」

リーリエ「対するケケンカニさんのこおりタイプは、ボーマンダさんが最も苦手とするタイプ……」

ロトム「『いかく』で攻撃力を下げたとはいえ、攻撃を受ければ到底耐えられない……」

リーリエ「――つまり!ボーマンダさんが一撃でケケンカニさんを倒せれば、ワタシの勝ち。そして……」

ハラ「攻撃を凌げればワシの勝ち……ですな。

   ――さあ!かかってくるのですぞ!!」

リーリエ「臨むところです!!

     ――行きますよ!ボーマンダさん!!」キラーン!

ボーマンダ「グオオオオオ!!」バッ
529 : dX3IS9Elqo 17/11/10 22:05:36 ID:2rxkHWXM [2/8] 報告

ケケンカニ「……カニ!」バッ

ガブガブガブ!

ロトム「……!――あれは、『バコウのみ』ロト!!

    『こうかは ばつぐん』のひこうタイプのワザのダメージを、半分にするきのみなんだロ!」

リーリエ「……構いません!!」

バッ!バッサァ……スッ、ビシッ!

リーリエ「――これがワタシたちのゼンリョクです!『ファイルダイブクラッシュ』!!!」

ボーマンダ「……グオオオオオ!」バサバサ

ビュオォォォ……!

キラーン!

ロトム「(――天井高いんだロ……!)」

ボーマンダ「――グオオオオオ!!!!」バッ

ゴオォォォォ!

カッ!

ケケンカニ「……ッ!」ズバーン!

ズゴオォォォォ!

「「「……!」」」ゴクリ……
530 : dX3IS9Elqo 17/11/10 22:26:01 ID:2rxkHWXM [3/8] 報告












――バタッ

「ケケンカニは たおれた!」

ハラ「……アローラを巡ったことで備わった、強さを感じましたな。」

リーリエ「――〜〜〜〜〜〜!!

     ……や、やりましたね!!!!」

ロトム「リーリエの勝利ロトーー!!」イエーイ

「してんのうの ハラとの
 しょうぶに かった!」

ハラ「新しいもの、古いものがバランス良く混じってこそ、次なるものが生まれる……若者のキミとジジイのワシが戦い、そう感じましたな!

   ――さあ!次の部屋へと進むのですぞ。

   ……四天王を倒していくのは、島巡りに通じていますな!」

リーリエ「ハラさん……ありがとうございました!!」ペコッ

________
____
__
_
531 : dX3IS9Elqo 17/11/10 22:46:44 ID:2rxkHWXM [4/8] 報告

ーポケモンリーグ 四天王の部屋・2ー

「――ようこそ!岩の間へ!!」

リーリエ「……ライチさん!!」

****

ロトム「――ここで、ボクから一つアドバイスなんだロ。一度入ったら出られない『ポケモンリーグ』、当然、ポケモンがレベルで覚えるワザを忘れさせてしまったら、もうリーグ中は使えない……

    けど!――『わざマシン』で覚えさせるワザは別だロ。」

リーリエ「そうか、そう……ですね!『わざマシン』のワザ同士なら、忘れさせてもまた覚えさせることが出来ますね!!」

ロトム「――ロト!(コクッ

    いわタイプの使い手のライチに合わせて、ワザを見直してみても良いんじゃないかロ?」

リーリエ「ありがとうございます!ロトムさん!!

     ……よ〜し、早速――!」

****

リーリエ「……お待たせしました、ライチさん!」

ライチ「来たね、リーリエ!

    ……ライチさんも遠慮なし!いわタイプのポケモンでガンガンやっちゃうからね。」
                ガン
リーリエ「なるほど!いわタイプの岩と、ガンガンのガ「キミ、柔なポケモンだと一撃でいっちゃうからね!」

     は、はい!――よろしくお願いします!!」ペコッ

「してんのうの ライチが
 しょうぶを しかけてきた!」

ライチ「……前置きはなし!早速行くよ!!」カチッ

リーリエ「――はい!」カチッ
532 : dX3IS9Elqo 17/11/10 23:14:20 ID:2rxkHWXM [5/8] 報告

「「お願いします!キュウコンさん!! ポーン
   頼んだよ!ギガイアス!!」」  ポーン

パカーン!

「「 コーーン!!  スタッ
  ギガァーー!!」」ズシーン!

キュウコン「……コーーン!!」バッ

リーリエ「キュウコンさんの特性、『ゆきふ「ギガァーー!!」バッ

     …………!?」

「すなあらしが ふきはじめた!」

リーリエ「ど、どうして……!」

ライチ「――ギガイアスの特性、『すなおこし』。バトルに出た時、場の天候を『すなあらし』に変えちまうのさ!」

ロトム「天候を変える特性のポケモンが複数同時に繰り出された場合、すばやさの速いポケモンから順調に特性が発動していく……

    つまり、最終的には一番遅いポケモンの特性が優先されるんだロ……。」

リーリエ「くっ……!

     (これでは、『オーロラベール』を使うことが出来ない。……仕方ありません、ここは――!)

     ――キュウコンさん!『ふぶき』です!!」

キュウコン「――コーーン!!」ゴオォォォォ!

ギガイアス「ギガ……ッ!」バシッ

リーリエ「よーし、大ダメージで……!?」

ギガイアス「……ギガ!」ピンピン

ロトム「――3割近くしか体力を削れなかったんだロ……。」

リーリエ「(いわタイプのポケモンさんが硬いのは覚悟していましたが、まさか特殊攻撃でもほとんどダメージを与えられないなんて……!)」

ライチ「……岩タイプのポケモンは『すなあらし』の中でなら、とくぼうがアップするからね。そう簡単には倒せないよ!

    ――ギガイアス!『ストーンエッジ』!!」

リーリエ「!!――キュウコンさ「ギガァーー!!」バッ

ズガガガガガ!
533 : dX3IS9Elqo 17/11/10 23:31:41 ID:2rxkHWXM [6/8] 報告

キュウコン「――――ッ!!」ズバーン!

「こうかは ばつぐんだ!」

キュウコン「……キュウ……」バタッ

「キュウコンは たおれた!」

リーリエ「ごめんなさいキュウコンさん。ゆっくり休んでいてください……(ポヒュン

     (カチッ) ――お願いします!ラプラスさん!!」ポーン

パカーン!

ラプラス「ラプーー!!」ズシーン!

リーリエ「『なみのり』です!!」

ラプラス「……プラーー!!」ザバアァァァン!

ギガイアス「ギガ!?――ッ!!」ズバーン!

リーリエ「(――お願いします、倒せていてください……!)」












534 : dX3IS9Elqo 17/11/10 23:46:54 ID:2rxkHWXM [7/8] 報告

――ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン……

リーリエ「……ッ!!」

ライチ「――後一歩、届かなかったみたいだね。……ギガイアス!『ストーンエッジ』!!」

****

「ラプラスは たおれた!」

リーリエ「ぐっ……!お疲れさまでしたラプラスさん。休んでいてください……(ポヒュン

     (――まさかキュウコンさんだけでなく、ラプラスさんまで一撃でやられてしまうなんて……!)」

ロトム「マ、マズいんだロ〜〜!ギガイアスはもう体力が残り僅かとはいえ、ライチにはまだ体力満タンの控えポケモンが2体……

    対するリーリエは、もう次のポケモンが最後ロト〜〜!!」

リーリエ「――ですが!まだ負けたワケではありません!!

     ワタシにはまだ……このポケモンさんが残っています!」カチッ

ライチ「(へぇ……また逞しくなったみたいだね……!)

    良いね!なら、見せてごらんよ!――その最後の一体のポケモンをさ!!」

リーリエ「ええ!……行きます!!」
535 : テトプス@あかいビードロ 17/11/10 23:49:03 ID:2rxkHWXM [8/8] 報告
USUM発売までに、せめてチャンピオン戦までは終わらせたい……今日はここでおしまいです。
536 : ノワール@ジュナイパーZ 17/11/11 00:11:31 ID:EdiMt0QM 報告
支援!
537 : dX3IS9Elqo 17/11/11 21:11:10 ID:ld9iR/W2 [1/7] 報告

リーリエ「――フシギバナさん!!」ポーン

パカーン!

フシギバナ「フッシーー!!」ズシーン!

ライチ「フシギバナ……あの時進化したポケモンかい。

    ――確かにくさタイプはいわタイプ相手に相性は良いけど……はたして、この状況を覆せるかい?」

リーリエ「……出来ます!行きますよ、フシギバナさん!!」

フシギバナ「バナバナ!!」コクッ

リーリエ「まずは『エナジーボール』です!」

****

「ギガイアスは たおれた!」

ライチ「お疲れさま、ギガイアス……(ポヒュン

    ――よくやったわね!」

バシバシバシ

フシギバナ「……ッ!」

ロトム「フシギバナに『すなあらし』のダメージ……徐々に体力を奪われてしまうんだロ……!」

ライチ「カチッ) ――2番手、行ってきな!ダイノーズ!!」ポーン

パカーン!

ダイノーズ「ノーズ!!」フワリ

リーリエ「また硬そうなポケモンさんが来ましたね……!」

ライチ「ああ、そうさ!アタシのダイノーズはとっても硬いよ!!

    ――さあ!ダイノーズの攻撃……さらに『すなあらし』のダメージに耐えつつ、この護りを崩せるかい!?」

リーリエ「(ライチさんにはまだ最後のポケモンさん……おそらくはルガルガンさんでしょう――が、残されています。

      ここで大きく体力を減らされてしまえば、到底ルガルガンさんと戦うことは出来ません……なら――!)

    ――フシギバナさん!『ねむりごな』です!!」

ライチ「な!?」
538 : dX3IS9Elqo 17/11/11 21:26:16 ID:ld9iR/W2 [2/7] 報告

フシギバナ「……バナ!」ボフッ

パラパラ……

ダイノーズ「……!?――ZZZ」

ライチ「くっ……だが、『すなあらし』のダメージを受けてもらうよ!」

バシバシバシ

フシギバナ「……バナ!」グッ

リーリエ「……まだ大丈夫ですね?フシギバナさん!」

フシギバナ「バーナ!」コクッ

リーリエ「ニコッ) ――ありがとうございます!まだまだ行きますよ!!

     ……『やどりぎのタネ』です!」

フシギバナ「フッシ!」ポポポポーン

ワサワサ

ライチ「――目を覚ましな!ダイノーズ!!」

ダイノーズ「ZZZ」

ライチ「っ……!

    ――だが!アタシのギガイアスには『さらさらいわ』を持たせてある……まだ『すなあらし』のダメージを受けてもらうよ!!」

リーリエ「ですが!――『やどりぎのタネ』で体力を吸収させていただきます!!」

ロトム「……!『すなあらし』のダメージを、『やどりぎのタネ』の吸収量が上回っている……僅かに体力が回復したんだロ!!」

ライチ「やるじゃないリーリエ……!」
539 : dX3IS9Elqo 17/11/11 22:00:00 ID:ld9iR/W2 [3/7] 報告

リーリエ「(問題はここからです……!たとえ今は回復出来たとしても、ここでダイノーズさんから攻撃を受けてダメージを負ってしまっては、結局、ルガルガンさんには勝てません。つまり――!

      ここでまだダイノーズさんに目覚められては駄目、ダイノーズさんには時間いっぱい寝ていてもらう……それが!勝利の為の第一条件です……!)

     ――フシギバナさん!『エナジーボール』です!!」

フシギバナ「シュワワワ……) ――バナ―ナ!!」バッ

ビューン!

バシッ

ロトム「……体力を2割近く削ったんだロ!」

ライチ「――さあ!ダイノーズ……そろそろ起きる時間さ!!」

リーリエ「(お願いします、まだ起きないで……!)」












――ZZZ

リーリエ「……よし!」ガンバリーリエ

ライチ「!!……なかなかもってるわね、リーリエ……!」

ロトム「(相変わらずの強運なんだロ……!)

    ――再び体力を吸収したことで、フシギバナの体力がほぼ満タン近くまで回復したんだロ!」イエーイ

ライチ「……だが、今回の行動順で、ダイノーズは今度こそ目を覚ます。そして――

    『エナジーボール』、『やどりぎのタネ』で半分ちょっとまで削れてるとはいえ、フシギバナのパワーじゃダイノーズの残りの体力を一撃で削り切るのは不可能……

    今度こそ攻撃を受けてもらうよ!!」

リーリエ「……!」
540 : dX3IS9Elqo 17/11/11 22:27:41 ID:ld9iR/W2 [4/7] 報告

ライチ「――ダイノーズ!『ラスターカ「『まもる』です!!」ノン』!!

    ……なんだって!?」

ダイノーズ「……ノズ!(パチッ

      ――ノーズ!!」ビビビビビ

フシギバナ「バナ!」キンッ!

ロトム「ナイスガードロト〜!」イエーイ

リーリエ「(『ヘドロばくだん』はいわタイプの使い手のライチさんには通じ難いと思って、バトル前にワザを入れ換えておいて正解でした……

      ロトムさん、ありがとうございます……!)」

ロトム「――これでフシギバナの体力は全快、対するダイノーズの体力は4割強まで減少……盛り返してきたロトね!」

リーリエ「(今回の行動順が終わった時、『すなあらし』が止みます……。つまり、もう継続でダメージを受けることはない……

      ライチさんほどの相手に、同じ手は2度は通じないでしょう。『ねむりごな』も次は避けられてしまうかもしれません……時間稼ぎも限界ですね。

      ――削り切れるかはわかりませんが、勝負するならここです……!)

     ……フシギバナさん!!」キラーン!

「「!!」」

フシギバナ「――フシ!!」バッ

バッ!スッ……ググググ、ビシッ!

リーリエ「これがワタシたちのゼンリョクです!――『ブルームシャインエクストラ』!!!」

フシギバナ「フシ……」バッ

キラーン!ブワァァァ……

フシギバナ「バーーナーー!!!!」カッ

ズゴォォォォォ!!

ダイノーズ「……………………ッ!!」ググッ

ライチ「……耐えるんだよ!ダイノーズ!!」

ダイノーズ「――――!!?」バシッ

ズシャァァァ……

「「「……!」」」ゴクリ……
541 : dX3IS9Elqo 17/11/11 22:44:00 ID:ld9iR/W2 [5/7] 報告












――バタッ

「ダイノーズは たおれた!」

リーリエ「……………………よしっ!!」グッ

フシギバナ「バナバーナ!!」ドヤッ

「すなあらしが おさまった!」

リーリエ「お互いに体力は満タン……ライチさんのポケモンさんを有利にしていた『すなあらし』も収まりました……追いつきましたね!!」ガンバリーリエ

ライチ「――まだまだこっからさ!(カチッ

    頼むよ!ルガルガン!!」ポーン

パカーン!

ルガルガン「ガウウウ……!」スタッ

リーリエ「(やっぱり、ルガルガンさんで来ましたね……!)」
542 : dX3IS9Elqo 17/11/11 23:08:36 ID:ld9iR/W2 [6/7] 報告

ライチ「――確かにポケモンの体力、残りの数では互角だけど……

    アタシにはまだ、ゼンリョクが残されているのを忘れていやしないかい!?」キラーン!

ルガルガン「ガウ!!」バッ

リーリエ「――忘れてなんかいません!フシギバナさんならきっと耐えてくれる……

     そして!『しんりょく』でパワーアップした『エナジーボール』で、ルガルガンさんを倒します!!」

ライチ「……言うじゃない!なら――行くよ!!」

バッ!スッ……ガシーン!ムキーン!

ライチ「轟け、命の鼓動!天地を貫く岩の響きよ!――ルガルガン、『ワールズエンドフォール』!!!」

ルガルガン「ワオオオオン!!」ゴオォォ!

ピョン

ゴゴゴゴゴゴ……ガシーン!

ズズズズズ……!

ドンッ!

ルガルガン「――ガウッ!」バッ

ズゴゴゴゴゴ!

ズシーン!!

フシギバナ「……ッ!!」バシッ

リーリエ「(――フシギバナさん……!)」
543 : 日はここまで◆dX3IS9Elqo 17/11/11 23:24:25 ID:ld9iR/W2 [7/7] 報告












――ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン……

ライチ「宣言通り、か……。(フフッ

    ――さあ!来なさい、リーリエ!フシギバナ!!」

リーリエ「……フシギバナさん!!」

フシギバナ「シュワワワ……) ――バナッ!!」バッ

ビューン!

ルガルガン「ウガッ……!」ズバーン!

「こうかは ばつぐんだ!」

ルガルガン「……キュー……ン……」バタッ

「ルガルガンは たおれた!」

ライチ「――ホント素敵ね、あなたもポケモンも……」

リーリエ「か、勝てました……!」ヘナヘナ

――ペタン!

ロトム「ギ、ギリギリ勝利ロト……!」

「してんのうの ライチとの
 しょうぶに かった!」

ライチ「アーカラで出会ったころの面影、見当たらないね。島巡りで心に残る経験を刻んだのかい?

    ……ほらほら、後2部屋あるんだろ?――さあ、次に進むといいよ。」

リーリエ「ライチさん……ありがとうございました!!」ペコッ

________
____
__
_
544 : dX3IS9Elqo 17/11/12 19:34:32 ID:ZH12LCas [1/4] 報告

ーポケモンリーグ チャンピオンのま 観客席ー

ハウ「――スゲー!リーリエ!!

   ……まさかあそこから逆転するなんてー!!」

グラジオ「……中々やるようになったようだな。」

「お、いたいた!ぉーぃ、ハウ!!」

ハウ「あ……ククイ博士ーー!?」

ククイ「やあ、ハウ!……と、キミは――?」

グラジオ「グラジオだ。

     ……あなたとお会いするのは、これが始めてではないハズだが?以前、『ロイヤルドーム』で――」

ククイ「誰か他の人と勘違いしてやいないかい?キミと会うのは、今日が始めてのハズだぜ!」

グラジオ「(……なるほどな。あの姿は、世を忍ぶ仮の姿というヤツか……。フッ、悪くない……!)

     ――失礼した。確かにオレの勘違いだったようだ……。」

ククイ「誰にでも勘違いはあるからね!気にしなくていいぜ!!

    ……ボクはククイ。ポケモン博士だ!よろしく、グラジオくん!!」

グラジオ「ああ。よろしく、ククイ博士。」

ククイ「二人とも、隣良いかい?」

「「良いよー!
  ああ……」」

ククイ「状況は――

    おお!リーリエ……四天王を二人突破したんだね!!」

ハウ「うん!スゴいんだリーリエー!!

   自分は残り一体、相手は3体のピンチから、ライチさん相手に逆転したりー……

   とにかく!スゴいんだよー!!」

グラジオ「フッ……」

ククイ「さすが、ボクに勝っただけのことはあるね!」

ハウ「えー!?博士にーー!!?

   ……スゲー、リーリエ!博士だって、ミヅキに負けないくらい強いのにさー!!」

ククイ「ミヅキに負けないくらいは大袈裟だけどね。――けど、リーリエが凄く強くなっているのは事実さ。

    ……これは、ひょっとしたらひょっとするかも――!」
545 : dX3IS9Elqo 17/11/12 19:57:14 ID:ZH12LCas [2/4] 報告

ハウ「えー!?それはオレが困るよー!!

   ねえ!ミヅキは負けないでしょ!?負けないよね、グラジオー!!?」ブンブン

グラジオ「負けない!負けないだろうから、肩を掴んで揺らすんじゃない!!」

ハウ「……やったー!ありがとうグラジオ!!」ニカッ

グラジオ「(フッ……なにやってやがる、オレ……!)」

ククイ「ハハハ!……対するミヅキは――」

****

ミヅキ「……………………。」

****

ハウ「――ミヅキ、さっきからずっとああやって、目を瞑って黙ったままでさー。……リーリエの試合、気にならないのかなー?」

グラジオ「……博士の言う通り、リーリエはかなり実力をつけてきている。それは伴に旅をしたミヅキもよく知っているハズだろう。

     大方、リーリエなら自分のところに辿り着くと信じて、バトルに向け精神を集中している……といったところじゃないか?」

ククイ「どうかな?ミヅキのことだから、昨日の夜楽しみで眠れなくて、待っている間に寝てる……なーんてのもありえるぜ。」

「「(   ありそうー。
   フッ……悪くない……!)」」



「(――寝てないよ!!)」



「「「 ご、ごめんー!
    ……すまない。
   おっと!悪かったね!」」」

「「「……!!?」」」

ハウ「――そういえば……結局、グラジオはどっちなのー?」

グラジオ「そうだったな……」
546 : dX3IS9Elqo 17/11/12 20:06:31 ID:ZH12LCas [3/4] 報告












グラジオ「――リーリエ。実の妹だからな……。」

ハウ「えー!じゃあ、博士はー!!?」

ククイ「――ボクもリーリエだね!……カワイイ助手だからね!!」

ハウ「えー!二人ともリーリエなのー!!?

「「それに……」」」

ハウ「?」

「「アイツなら、オレの応援がなくとも大丈夫だろう……。
    彼女に応援は必要なさそうだからね!!」」

________
____
__
_
547 : 日はここまで◆dX3IS9Elqo 17/11/12 20:24:17 ID:ZH12LCas [4/4] 報告

ーポケモンリーグ 四天王の部屋・3ー

「はーい!古代のプリンセス、アセロラちゃんです!」

リーリエ「……アセロラさん!!

     …………。」

アセロラ「――『四天王さんもいよいよ3人目!ハラさん、ライチさんときて、次はやはりクチナシさんでしょうか?

     ……って、アセロラさん!?意外です!意外過ぎます!!』

     ……なーんて表情をしているね!リーリエちゃん!!」

リーリエ「(心を読まれた!?) す、すみません……。」

アセロラ「いいのいいの!……クチナシおじさんね、カプに選ばれたならともかく、人に選ばれての四天王はゴメンなんだってー!」

リーリエ「なるほど……それでアセロラさんが代わりに選ばれたのですね。」

アセロラ「うん!だから……アセロラね、おじさんの分も戦っちゃうよー!!

     ――おじさん!草葉の陰からアセロラのこと……見守っていてね!!」

リーリエ「……草葉の陰て。」

「してんのうの アセロラが
 しょうぶを しかけてきた!」

「 リーリエ vs アセロラ 」

アセロラ「……じゃ、早速行くよー!」

リーリエ「はい!よろしくお願いします!!」ペコッ

カチッ
548 : ルヴァディ@たんちき 17/11/19 14:50:22 ID:U.a7MxAc 報告
支援
549 : クラビス@あかいくさり 17/11/21 02:15:21 ID:HkxRwS9Y 報告
支援
550 : dX3IS9Elqo 17/11/22 21:34:40 ID:yoybmNNs [1/2] 報告

「「お願いします!ブラッキーさん!! ポーン
   よろしく!ユキメノコ!!」」  ポーン

パカーン!

「「  ラキ!!  スタッ
  メノーー!!」」フワリ

アセロラ「(ま、さすがにもう先発キュウコンでは来ないよね……。)

     ……ん?」

リーリエ「……!」ドヤァ

アセロラ「(……めっちゃドヤられてる!)

     ――降らせてもらえないのなら、自分から降らせちゃうよー!……ユキメノコ、『あられ』!!」

ユキメノコ「……メノーー!」バッ

キラキラ……

「あられが ふりはじめた!」

リーリエ「くっ……ブラッキーさん!『しっぺ「かわしてユキメノコ!」がえし』です!!

     …………っ!」

ブラッキー「ブラッ!」シュバババ!

ユキメノコ「……メノッ!」サッ

アセロラ「よし!――続けて『ふぶき』よ!!」

ユキメノコ「メノッーー!!」ゴオォォォォ!

ブラッキー「ガッ……!」バシッ

ロトム「……体力を3割近く減らされたんだロ!」

アセロラ「(わかってたことだけど、やっぱり硬いわね……。なるべく『ゆきがくれ』で攻撃をかわしつつ、なんとか――)」

リーリエ「では、これはどうですか?――ブラッキーさん!『だましうち』!!」

アセロラ「!!」

ブラッキー「ラキッ!」ドカッ!

ユキメノコ「……!?」ズバーン!

「こうかは ばつぐんだ!」

ロトム「体力を6割近く、大きく減らしたんだロー!」イエーイ

アセロラ「(まさか、必中ワザを持ってたなんてね……。仕方ない!ゴメンね、ユキメノコ。ここは――)」

ユキメノコ「……。」コクッ

アセロラ「(……!ありがとう、ユキメノコ!!)」
551 : 日はここまで◆dX3IS9Elqo 17/11/22 21:57:06 ID:yoybmNNs [2/2] 報告

リーリエ「決めますよ、ブラッキーさん!『だまし「『みちづれ』!!」うち』!!

     なっ……!」

ロトム「マ、マズいんだロ!『みちづれ』は相手の攻撃で倒されると、文字通り相手を道連れにしてしまうワザ――!!」

リーリエ「そんな……ブラッキーさん!」

ブラッキー「ブラッ!」ドカッ!

ユキメノコ「……ッ!」ズバーン!

ユキメノコ「……メ……ノ……」バタッ

「ユキメノコは たおれた!」

ブラッキー「……ラキ!?」

――バタッ

「ブラッキーは たおれた!」

「「  ……ありがとね、ユキメノコ。     ポヒュン
  お疲れさまでした、ブラッキーさん……!」」ポヒュン

アセロラ「――その子はワタシの選んだメンバーとは相性が悪いからね!『みちづれ』にさせてもらったわよ!!」

リーリエ「くっ、迂闊でした……!ですが、まだ2vs2――勝負はここからです!!」

カチッ

「「お願いします!ラプラスさん!! ポーン
   頼んだよ!シロデスナ!!」」 ポーン

パカーン!

「「ラプラーー!!  ズシーン!
  デスナーー!!」」ボコッ!

リーリエ「――!ここでエースのシロデスナさんを……?」

アセロラ「……リーリエちゃんの言う通り、ここが勝負どころだからね……この子で行っちゃうよー!」

リーリエ「臨むところです、ラプラスさん――!」

ラプラス「――ラプ!」コクッ

リーリエ「(相手は強敵ですが、天候はラプラスさんに有利な『あられ』です……!一気に攻めます!!)」
552 : ルビル@ハガネールナイト 17/12/05 20:39:37 ID:vZAOSv8A 報告
支援あげ
553 : dX3IS9Elqo 17/12/06 21:14:03 ID:TK3WNWwQ [1/3] 報告

リーリエ「行きますよ、ラプラスさん!……『ふぶき』です!!」

ラプラス「……プラーースッ!!」ゴオォォォ!

シロデスナ「デス、ナ……ッ!」ズバーン!

「こうかは ばつぐんだ!」

リーリエ「……よし!大ダメージです!!」グッ

ロトム「体力を4分の1近くまで削ったんだロ!!」イエーイ

シロデスナ「……デーースーーナーー!!!」ギュイーン!

「「!!?」」

リーリエ「……攻撃を受けたシロデスナさんがパワーアップした……!?」

ロトム「あれは……『じゃくてんほけん』ロト!!」

アセロラ「ふふん!その通り!!」

リーリエ「『じゃくてんほけん』――ですか……?」

ロトム「『じゃくてんほけん』はその名の通り、弱点の攻撃を受けた時にポケモンがパワーアップするアイテムなんだロ!」

リーリエ「そんなアイテムがあるのですね……。

     で、ですが!……次のラプラスさんの攻撃が決まれば、そのパワーアップも――」

アセロラ「シロデスナ!……『すなあらし』!!」

リーリエ「!!」

シロデスナ「デスナーー!!」ゴオォォォ!

ザアァァァァ……

リーリエ「ぐっ……これは、あの時の……!」

アセロラ「さあ!――勝負はまだまだここからだよ!!」
554 : dX3IS9Elqo 17/12/06 21:32:41 ID:TK3WNWwQ [2/3] 報告

リーリエ「(落ち着いて……トレーナーのワタシが同様しててはいけません……!

      『すながくれ』があったとしても、必ず回避されるワケではありません……。それに、ここで当てられれば、こちらの圧倒的有利……ラプラスさんなら、きっと!!)

     ――ラプラスさん!『なみのり』です!!」

ラプラス「ラプーー!!」ザバアァァァン!

アセロラ「……今だよっ!かわして、シロデスナ!!」

シロデスナ「――デスナ!!!」バッ

リーリエ「消えた……!?」

サッ

アセロラ「……回避成功ね!」フフン

リーリエ「くっ……!」

アセロラ「さあ!反撃行くよ、シロデスナ!!

     ――『ギガドレイン』!!」

シロデスナ「……デスナー!」ギュオォォォ!

ラプラス「ラプッ……!」ズバーン!

「こうかは ばつぐんだ!」

キラーン!

ロトム「ラプラスの体力、3割近くまで減少……対するシロデスナには、6割近くまで回復されてしまったんだロ……。」

リーリエ「くっ……まだ行けますか!?ラプラスさん!!」

ラプラス「……ラプ!」コクッ

リーリエ「……ありがとうございます!」
555 : 日はここまで◆dX3IS9Elqo 17/12/06 21:49:57 ID:TK3WNWwQ [3/3] 報告

リーリエ「……今度こそ決めます!『なみのり』!!」

ラプラス「ラプーー!!」ザバアァァァン!

シロデスナ「……スナッ!」ズバーン!

リーリエ「よし!命中です!!」ガンバリーリエ








――ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン……

「「!!」」

アセロラ「――シロデスナ!『ギガドレイン』!!」

シロデスナ「スナーー!!」ギュオォォォ!

ラプラス「ガッ……!」ズバーン!

「こうかは ばつぐんだ!」

キラーン!

ロトム「ああ……またシロデスナの体力が、3割近くまで回復したロ……」

ラプラス「プラ……ス……」バタッ

「ラプラスは たおれた!」

リーリエ「お疲れさまでした、ラプラスさん……」ポヒュン

アセロラ「……当てる方に意識が行きすぎて、威力が足りてなかったみたいだね……!」ニヤリ

リーリエ「くっ……!

     カチッ) ……よろしくお願いします!フシギバナさん!!」ポーン

パカーン!

フシギバナ「……フッシー!!」ズシーン!

アセロラ「ついにその子が来たね……!」


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