レッド「メガシンカ……か……」ミヅキ「余っちゃった」


84 : レセリア@アンノーンノート 17/09/14 21:02:43 ID:GRDEsbcw 名前× NGID× 報告
しえぬ
85 : Alt◆1cA0V6snZw 17/09/16 23:31:18 ID:iP9WHaH2 名前× NGID× 報告
保守
86 : ンドラー@ヨプのみ 17/09/21 21:59:46 ID:Pbu4W6VI 名前× NGID× 報告
保守
87 : ジロン@カビゴンZ 17/09/22 14:02:16 ID:ZLz5TZA2 名前× NGID× 報告
支援ネ
88 : ガバシャーモ@ぎんのこな 17/09/23 23:58:13 ID:kFfWxdoc 名前× NGID× 報告
しーえん
89 : ャランゴ@くろいメガネ 17/09/24 00:00:14 ID:kBdc1OjE 名前× NGID× m 報告
この人前にも一度一ヶ月くらい居なくなってたし待ってる
90 : ウオウ@カイロスナイト 17/09/25 06:55:56 ID:8S1L9upk 名前× NGID× m 報告
定期あげ
91 : mTQB7XkZdk 17/09/26 10:59:55 ID:/qRynmkY [1/22] 名前× NGID× m 報告
お久しぶりです。

この度、今使ってるスマホを替えることにしたので、データを消す前に今日まで書いてきた分を一旦投稿することにしました。

まだそれほど文章の見直しをしてないまま投下するので色々とおかしい部分があると思いますが、温かい目で見てくれると嬉しいです。
92 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:00:45 ID:/qRynmkY [2/22] 名前× NGID× m 報告
「オノノクス、エーフィに"ドラゴンクロー"!」

「タブンネ、"マジカルシャイン"!」

「オノッ!」

「タブッ!」

二人の指示と二匹の攻撃が、交差する。

「!」

レッドとカルムは、イッシュ代表コンビが互いに攻撃の照準を入れ替えたことに多少面食らったものの。

「させるな、エーフィ!」

「ゲッコウガ、ヤツを逃すな!」

「フィオッ!」

「ゲロッ!」

そうはさせまいと、すぐに対抗策を繰り出した。

エーフィとゲッコウガは駆け出し、それぞれタブンネ、またはオノノクスのもとへと向かっていく。

だが。
93 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:01:23 ID:/qRynmkY [3/22] 名前× NGID× m 報告
「……フィオッ!?」

「ゲロッ……!」

そこへ、タブンネのマジカルシャインが、立ち向かう彼らの視界を無情にも根こそぎ奪い去った。

その、圧倒的輝きを持つ光にて。

極光に照らされたエーフィとゲッコウガは、あまりの眩しさに目が眩み、動きを止めてしまう。

その隙にオノノクスとタブンネは、各々の立ち位置の変換を行い。

「オノッ!」

オノノクスは、エーフィのもとへ。

「タブッ!」

タブンネは、ゲッコウガのもとへ。

「オノォォォォッ!!」

そしてすぐ、未だ目映い光が雲海を包み込むなかで。

オノノクスは迅速にガラス面を駆け抜け、何も見えず戸惑っているエーフィに近付いていく。

「ノォックス!」

やがてエーフィとの距離を十分に詰めた彼は、次の瞬間、竜の蒼炎を宿せし鋭爪を思いっきりふり下ろした。
94 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:02:04 ID:/qRynmkY [4/22] 名前× NGID× m 報告
数股に分かれし刃の一撃は、殺傷という言葉の具現とも錯覚する程に高威力で。

「フィオオッ!?」

そしてこの攻撃が、エーフィの致命傷となった。

「フィッ……」

エーフィはまだ、この"ドラゴンクロー"に関して言えば耐え抜いていたのだが。

この後追い討ちをかけるかの如く襲ってきた"やけど"による持続ダメージが……。

「……フィオッ」

……最終的に、エーフィに止めを刺すこととなった。

力尽きたエーフィはその場で倒れ、地にひれ伏す。

「エーフィ!」

とうとうやられてしまった助っ人。

レッドは声を大にして、彼の名を叫んだが……。

……やがてエーフィのこの姿が審判の目に留まると。

「エーフィ、戦闘不能!」

無慈悲、しかし適切な判断が彼女の手によって下されたのだった。

「……エーフィ、よくやってくれた」
95 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:02:46 ID:/qRynmkY [5/22] 名前× NGID× m 報告
「ゆっくり休んでくれ」

「フィオッ……」

レッドは、エーフィの奮戦を称えた。

よくぞここまで、と。

ゾロアークを倒し、連戦のメガタブンネ相手にもかなりの善戦ぶりを見せたエーフィ。

彼のこのバトルにおける功績はとても素晴らしいと言える。

エーフィが応えてくれた分、レッドもまた、彼に応えなければならないだろう。

このバトルに勝利して。

「……お前が頼みだ」

「いくぞ!」

レッドは、次の闘士に全ての希望を託し、モンスターボールを放った。

「"フシギバナ"!!」

リザードン、カメックスと並ぶカントー御三家の一角。

草木をその背に生い茂らせ、巨体を揺らして地に降り立つ。

怪力と毒の技で敵を一掃する、蛙の如き巨獣。
96 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:03:38 ID:/qRynmkY [6/22] 名前× NGID× m 報告
"フシギバナ"。

「フッシィ!」

この瞬間、フシギバナの特性が発動する。

あのハンター戦でも猛威をふるった"ようりょくそ"だ。

この効果により、晴れの場では、フシギバナの素早さは二倍にまで膨れ上がる。

雲海は、太陽の光が強く差し込む戦場。

故に、"ようりょくそ"を持つフシギバナと雲海の相性は抜群である。

"ほのお"の火力が晴れによって飛躍的に高まるリザードンを出すという手もあったが……。

("ほのお"の威力が高くなるとはいえ、相手がそれを半減する"ドラゴン"じゃそれほどの恩恵は受けられない)

(なら、圧倒的なスピードからの"ヘドロばくだん"で攻めることができるフシギバナの方が勝手が良いだろう)

そうしなかったのは、オノノクスとのタイプ相性を考えた上での判断。

「さあ、覚悟しろ!」

「フシィ!」

満を持して、レッドとフシギバナは出撃する。

栄光を勝ち取るために。
97 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:04:16 ID:/qRynmkY [7/22] 名前× NGID× m 報告
「オノノクスに、"ヘドロばくだん"!」

「フシィ!」

そして美しき花々から放たれるは、妖しき紫紺の猛毒爆弾。

戦慄を纏いし竜に狙いを絞り、砲撃を開始する。

響いた爆音の先にいるオノノクスはこれに対し。

「"ドラゴンクロー"で弾き返して!」

「オノォ!」

避けずに、敢えて迎え撃つ。

先程もエーフィを葬った竜の奥義・"ドラゴンクロー"が、迫り来る毒の玉を引き裂かんと唸りをあげた。

そして毒に触れた爪は、瞬く間にそれを容易く貫いていき。

「オノォッ!」

彼の視界を覆おうとした"ヘドロばくだん"を、見事細切れにしたのだった。

恐るべき竜の力。

「フシィ……」

かたや、己の渾身を放ったつもりだったフシギバナ。
98 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:04:50 ID:/qRynmkY [8/22] 名前× NGID× m 報告
思わぬ強敵の登場に、ふと彼の額を冷や汗が伝う。

だが、フシギバナはこの程度の局面を過去に幾度となく経験し、そしてその度に乗り越えてきている。

そう簡単には狼狽えない。

逆境を、力に変えていく。

「まともに攻めても攻略はできない」

「オノノクスはかなり手強い敵だが……手は残されている」

レッドもまた、勝ち筋を見失ってはいない。

「ならこれでどうだ!"ねむりごな"!」

「フシィ!」

フシギバナはここで、自らの背中に乗っている巨大な花から、大気に向けて花粉を放射した。

"ねむりごな"である。

"ねむりごな"は、吸引した者の眠気を誘う特殊な花粉。

レッドは、オノノクスを眠らせてから攻略をするつもりだ。

だが、この技は効果こそ強力だが、命中率が悪い。

「オノノクス、避けて!」
99 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:05:18 ID:/qRynmkY [9/22] 名前× NGID× m 報告
「オノォ!」

なので、簡単にかわされてしまう。

オノノクスはバックステップで軽やかに"ねむりごな"から距離を取り、安定感のある回避を見せた。

しかし、フシギバナの行動はこれで終わらない。

「そこだ!」

レッドは、ここから更なる指示を繰り出す。

「フシギバナ、オノノクスにもう一度"ヘドロばくだん"!」

「フシィ!」

再び"ヘドロばくだん"。

禍々しき猛毒の弾丸が再来する。

「避けてる時の隙を狙ったのね……だけど!」

「そのくらい、オノノクスなら簡単に対処できるんだよっ!」

と、アイリスはレッドの狙いを看破した上で、この"ヘドロばくだん"を防ぐことを宣言した。

その豪語の矢先。
100 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:05:44 ID:/qRynmkY [10/22] 名前× NGID× m 報告
「オノッ!!」

言葉が、現実になる。

オノノクスはバックステップの着地時に、踵に思いきり力を込めた。

すると急ブレーキがかかり、オノノクスの上半身に大きな反動が発生する。

それをバネにしてオノノクスは、両腕を前方に突き出した。

そしてフシギバナの"ヘドロばくだん"はその瞬間、彼の腕と激突。

刹那、強い衝撃が爆弾全体を伝い、刺激する。

それによって"ヘドロばくだん"は内部組織を拡散され、やがて散り散りに消滅してしまった。

「オノォ」

オノノクスが、勝ち誇ったような笑みを見せる。

だが……。

「フシッ!」

……そんな彼の背後には既に、フシギバナの影があった。

「オノッ!?」

オノノクスは気付いていなかった。
101 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:06:15 ID:/qRynmkY [11/22] 名前× NGID× m 報告
いや……気付く暇がなかったと言う方が正しいか。

フシギバナが、自らの後方にいつの間にか回り込んでいたことを。

「早い!?」

その速度は、アイリスの目にも留まらない程。

晴れの状況下では、フシギバナはまさにスピードスター。

他の追随を許さない驚異の早業が炸裂する。

「そこだ、"ねむりごな"!」

「フシッ!」

そして見事に敵の不意を突いたレッドは、すかさず"ねむりごな"を指示。

睡魔を呼び寄せる魔性の粉を、オノノクスに撒き散らす。

「オノォッ……!」

これをまともに食らったオノノクスは、顔面を咄嗟に手で覆い隠し、一瞬うずくまった。

その後すぐに体を動かして、必死に粉を振り払おうとするも、技は既に命中しているので無意味。

「……オノッ……!」

オノノクスを、強烈な眠気が襲う。
102 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:06:49 ID:/qRynmkY [12/22] 名前× NGID× m 報告
「……Zzz」

やがてオノノクスは、眠ってしまった。

「オノノクス!!」

アイリスは大声をあげて、彼を起こそうとする。

だが、オノノクスの瞼は固く閉ざされていて、目を覚ます気配が全く無い。

深い眠りに堕ちてしまっている。

"ねむり"状態になったポケモンは、しばらくの間行動が完全に停止する。

その隙に敵ポケモンから袋叩きに遭えば、致命的なダメージは免れない。

オノノクス、万事休す。

……すると、そこへ。

「タブンネ、頼む!」

「タブゥ!」

アイリスとオノノクスのピンチを察知したNが。

「"いやしのすず"!」

タブンネに、その技を繰り出させた。
103 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:08:07 ID:/qRynmkY [13/22] 名前× NGID× m 報告
瞬間、あたりを柔らかな桃色の波紋が突き抜ける。

「……オノッ!」

そうしたらなんと、オノノクスが目を覚ました。

「何!?」

タブンネの放った"いやしのすず"は、使った者の仲間全員にかかっている状態異常を治すという強力な技。

これによって、先程まで眠りに就いていたオノノクスは、刹那の睡眠を切り裂いて覚醒へと至った。

そして。

「オノォッ!!」

目覚めしオノノクスは、そこからアイリスの指示を待たず、すぐさま背後のフシギバナに向かって振り向き様のパンチを食らわす。

「フシャァ!?」

彼のカウンター攻撃は見事にヒット。

フシギバナの巨体が衝撃に押し出され、二匹間の距離は再び広がった。

「なんてことだ……あんな技を隠し持っていたなんて」

ようやく判明したタブンネの第四の技が、よりにもよってこの技とは……と、レッドは思った。

これだと、カルムのゲッコウガがタブンネを倒さない限りは、オノノクスを眠りにすることは困難である。

しかしそのゲッコウガは、現在タブンネに苦戦を強いられていた。

「ゲロッ……」
104 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:08:49 ID:/qRynmkY [14/22] 名前× NGID× m 報告
晴れのフィールドは、"みず"のゲッコウガにとって厳しい環境。

"みず"タイプの技が永続的に半減されるために、本来の火力を出せないでいる。

しかしそれでも、なんとかボスゴドラまでは突破できたのだ。

タブンネだって倒せるハズだ。

だが如何せん、連戦によるスタミナの消耗が激しい。

「くっ……"かげぶんしん"!!」

「ゲロォ!」

分身を幾つも作り、敵を翻弄する作戦に出ようとする二人。

しかし……。

「……ゲロォッ」

既にゲッコウガは、もう片手で数えられる程度の数の分身しか作れない。

「そんな……」

長期戦が仇となった。

カルムとゲッコウガは、絶体絶命のピンチに追いやられる。

「終わりだよ」
105 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:09:16 ID:/qRynmkY [15/22] 名前× NGID× m 報告
Nは、フィニッシュサインを決める。

「タブンネ、ゲッコウガに"マジカル____」

「させるかぁぁっ!!」

「_____!!」

……そのとどめの宣言を遮ったのは、レッドの声だった。

「フシギバナ、タブンネに"ヘドロばくだん"!!」

「フシャァ!!」

「タブッ!?」

レッドはカルムのゲッコウガを助けるべく、タブンネが"マジカルシャイン"を放つ直前のギリギリのタイミングで、フシギバナに攻撃の指示を繰り出した。

だが、これはかなり危険な策だ。

今この状況でオノノクスから注意を逸らしたら、フシギバナは無防備の状態で彼の攻撃をまともに受けてしまうことになる。

「甘いね!お兄さん!」

「オノノクス、フシギバナに"ドラゴンテール"!!」

……しかし。
106 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:09:48 ID:/qRynmkY [16/22] 名前× NGID× m 報告
「甘いのは……君の方さ」

「えっ!?」

レッドはアイリスにそう言い放つと、次の瞬間……。

「フシギバナ____」

「____やっぱりオノノクスに撃ってくれ!」

「フッ……フシ!」

……なんと。

「フシャァ!!」

攻撃の宣言をした刹那、その対象となるポケモンを咄嗟に"すり替えた"。

そしてフシギバナは機転を利かせ、このレッドの注文に素早く対応してみせる。

タブンネの居る方角を向いて溜められていた"ヘドロばくだん"のエネルギーを、体を回転させることで方向転換。

矛先を変えて、その猛毒の爆弾は放たれた。

「オゥ……」

「……オォォォッ!!」
107 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:10:09 ID:/qRynmkY [17/22] 名前× NGID× m 報告
鮮烈な酸の痛撃が、見事にオノノクスに命中。

「オオッ……オオッ!」

「そ、そんなのズルいよー!」

"タブンネに"と言っておきながら、その直後に攻撃対象の変換を行い騙し討ちをしたレッドの作戦を、アイリスは卑怯だと真っ向から非難する。

しかし、当のレッドに悪びれている様子は全くなく……。

「ふふっ」

「騙される方が悪いのさ!」

寧ろ堂々とアイリスにそう言い切って、批判を跳ね返した。

「うぬぬぅ〜っ」

"汚い"。

アイリスは、胸中にてその言葉を秘める。

「アイリス!!」

一方、彼女達の危機にNは、眼前の敵から反射的に目を逸らしてしまう。

その瞬間を、カルムは見逃さなかった。

「!!」

一瞬の隙に、狙いを定める。
108 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:10:46 ID:/qRynmkY [18/22] 名前× NGID× m 報告
「ゲッコウガ!!"れいとうビーム"!!」

「ゲロォォ!!」

カルムにそう指示された時、ゲッコウガは既に"覚悟"を決めていた。

もはや、分身すら数体しか作れぬ程に彼の体力は枯渇している。

それを考慮すれば、恐らくこの攻撃が最後の一撃になるだろう。

その確信を基にして形成される、"捨て身の覚悟"。

「ゲロォォォッ!!」

ゲッコウガは、刺し違えるつもりだ。

刺し違えてでもタブンネだけは倒すという意志を、彼は固めていた。

この"れいとうビーム"に、残りの体力全てを注ぎ込んで。

何もかも、命までも賭して。

彼が放った渾身の"れいとうビーム"。

「ゲロォォォァァァッ!!」

それは、きらびやかなる白銀の吹雪となりて。

タブンネに、襲いかかった。

「タブッ!?」
109 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:11:14 ID:/qRynmkY [19/22] 名前× NGID× m 報告
絶対零度の永久凍土。

白き天使は誘われ、刹那の内に迷いこむ。

そして、宙を舞いし無数の雪は、彼女の気力を激しく貪っていき。

「タッ……タブゥ……!!」

タブンネの柔和な体を、鮮烈に痛みつける。

メガシンカが成した絆の奇跡も、この極寒の渦の中では無力だった。

やがて雪が失せ、寒風が過ぎ去った頃には。

「……タ……ブ……」

既にタブンネは、瀕死の状態だった。

「タブンネ、戦闘不能!」

……また。

「ゲッ……」

全ての力を出し尽くしたゲッコウガもまた、タブンネと同様地にひれ伏し、目を回して気絶してしまう。

「並びにゲッコウガ、戦闘不能!」

こうして二匹は同時に、試合続行不可能を言い渡されたのだった。
110 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:12:06 ID:/qRynmkY [20/22] 名前× NGID× m 報告
「タ……タブンネ!!」

カルムとNは、相討ちにて共に脱落。

これで勝負はついに、レッドとアイリスの一騎討ちに。

「オノォッ」

「フシャァ!!」

怒りに目覚めし戦慄の竜・オノノクス。

猛毒を携えし不可思議なる巨獣・フシギバナ。

重量級ポケモン二体による迫力ある一戦は、現状として晴れの恩恵を受けるフシギバナの方に分がある。

追い風は、レッドの背後にて吹いていた。

だが、一回戦の攻防でも逆境を乗り越えたオノノクスの、火事場の底力は侮れない。

下手に追い詰めていては、逆に強烈なしっぺ返しを貰う可能性がある。

ここは一気に攻めたてたいところだが……。

(……カルムのゲッコウガがやられてしまった以上、オノノクスに対して弱点をつける技がこちらには無くなってしまった)

(これはかなり手痛いぞ……)

"れいとうビーム"を使えるゲッコウガは、対オノノクスにおいてかなり有利に働くカードだった。
111 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:12:38 ID:/qRynmkY [21/22] 名前× NGID× m 報告
だが、そんな彼が失われた今、カロス代表に残された攻撃札はフシギバナのみ。

そして、"くさ"を半減するオノノクスにまともにダメージを与えられる技は、等倍威力の"ヘドロばくだん"しかない。

しかしそれでは、たかだか一撃や二撃でオノノクスを討つのは不可能。

最後の最後で、再び長期戦の予感が走る。

だが、ここさえ勝ち抜けば、いよいよ決勝への道が拓ける。

レッドは、ここで負けるわけにはいかない。

幸いこちらには、"ようりょくそ"による素早さ上昇効果がある。

残されている勝機を如何に信じ、そして如何に活かしていくか……だ。

(タブンネが居なくなった今なら、"ねむりごな"でオノノクスの眠りを狙える)

(ヤツさえ無力化できれば、勝ったも同然だ)

(焦らず、攻めていこう)

勝利への道標が、レッドの脳内にてうっすらと浮かび上がる。

オノノクスを、眠らせてから一気に叩くという作戦。

それこそが、現状において最もシンプルかつ確実な方法である。

だが、これを完遂するにあたり、レッドは一つの"注意点"に気付いた。
112 : mTQB7XkZdk 17/09/26 11:13:11 ID:/qRynmkY [22/22] 名前× NGID× m 報告
(……まずいな)

("ねむりごな"で眠らせるのは良いが……)

(……もし、眠らせる前に"ヘドロばくだん"の効果でオノノクスが"どく"状態になってしまったら)

……オノノクスは、眠らなくなる。

なぜなら、一体のポケモンにかかる状態異常は一つまでと決まっているからだ。

この制約のせいで、レッドは迂闊に"ヘドロばくだん"を撃つことができない。

しかし……。

(フシギバナの残りの技は、"ハードプラント"と"にほんばれ")

("にほんばれ"は意味が無いし、"ハードプラント"は使用後の反動が重い上に効果が今一つ)

(これじゃあ、まともに戦えやしない……)

……"ヘドロばくだん"以外の技が、ここにきて腐ってしまっている。

勿論、"ヘドロばくだん"を当てたからといってオノノクスが毒に侵される確率自体はそう高くはない。

だが、そうなるリスクは確かに存在している。

このリスクを避ける方法は、たった一つ。

"ねむりごな"を……いきなり当ててしまうことだ。

(どの道、あの子には既に俺の手の内が割れていることだろう)

(下手に隙を突こうとしても、返り討ちに遭うのが関の山だ)
113 : シャーモ@クチートナイト 17/09/26 11:54:49 ID:Ai7lwo4s 名前× NGID× m 報告
週更新にしたら安定するんじゃね?
支援
114 : ンパッパ@いかりまんじゅう 17/09/26 12:26:40 ID:pu9iau6s 名前× NGID× 報告
さすがの文章だわー
支援
115 : メイル@たいようのふえ 17/09/27 22:38:20 ID:DadVjos6 名前× NGID× 報告
ニンフィア残ってなかったっけ? 支援
116 : プリン@そうこのかぎ 17/09/28 19:32:14 ID:ztVcWpHw 名前× NGID× 報告
>>115
俺もそう思って確認した
メガボスゴに相性悪いからボールに戻しただけでまだ残ってるよな
117 : Alt◆1cA0V6snZw 17/10/04 00:15:07 ID:cVLgJvns 名前× NGID× 報告
保守
118 : スマス@マッハじてんしゃ 17/10/04 21:47:21 ID:kXjW.xGA 名前× NGID× 報告
ちょっと複雑でわからんくなってきた
119 : ーナイト@しんかいのウロコ 17/10/05 19:05:39 ID:jzi4t8xo 名前× NGID× 報告
(´∀`∩)↑age↑
120 : Alt◆1cA0V6snZw 17/10/08 02:14:37 ID:.kUkK1aM 名前× NGID× 報告
(∩゚∀゚)∩age
121 : Alt◆1cA0V6snZw 17/10/11 19:04:25 ID:bTf47W4. 名前× NGID× 報告
保守
122 : ェリム@おいしいシッポ 17/10/13 21:14:41 ID:Xy6r0.1g 名前× NGID× 報告
保守(´・ω・`)
123 : ウワウ@ウッディメール 17/10/16 09:55:05 ID:ObE11Ke6 名前× NGID× 報告
支援

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    【特殊な指定方法】

    ・「_(アンダーバー)」はAND条件。
    ・[]で文字を囲むと、その中のいずれか1文字と一致。
    ・[]で囲んだ文字を | で区切ると、それぞれをOR条件として動作。
    詳しくは、NGの設定方法を参照。

(画面No:2a)

(連投制限などに引っかかった時用)