【寒い日SS】伊達「一番興奮すんのはポケモンとスキーしに行く時だよな」富澤「間違いない」

伊達「どうもサンドウィッチマンです」

富澤「よろしくお願いしま〜す」

伊達「世の中興奮することいっぱいあるけどやっぱり一番興奮すんのはポケモンとスキーしに行く時だよな」

富澤「間違いない」


伊達「うわ寒いな〜！こんな寒い日はスキーでもして体暖めてえな〜！」

伊達「あれ、昨日まで何もなかったのにあんなところにスキー場ができてる」

伊達「興奮してきたな」

伊達「ちょっと入ってみるか」ｳｨ-ﾝ

富澤「いらっしゃいませー！こちらキッサキスキー場になります！」

伊達「おお」

富澤「何しに来たんですか？」

伊達「スキーだろ」

おもしろい
最近ほんとサンドにハマったわ

脳内再生余裕

伊達「そうじゃなくてこの前さ、いつも通りポケモン達に餌与えようとしたんだけど」

富澤「はい」

伊達「なんか知らないけどなかなか食べてくれないのよ」

富澤「はいはい」

伊達「何でだろって思って貯蔵庫見てみたら中にあったはずの木の実が全部なくなっててさ」

富澤「はいｗ」

伊達「よくよく見たらポケモン達の口が思いっきりモゴモゴしてんのよｗ」

富澤「はいはいｗ」

伊達「で、俺が注意しようと思った瞬間にそいつら木の実を口からリバースしやがってさｗｗ」

富澤「うっはっはっはっはｗｗｗｗ」


富澤「ちょっと何言ってるか分かんないｗｗｗ」

伊達「何で分かんねえんだよ！」

おもしろい 支援

伊達「お前さっき普通に笑ってただろうが」

富澤「ちなみにお客様の手持ちのポケモンは何がいるんですか？」

伊達「今の手持ちはアサナンとズバットだね〜」

富澤「じゃあ略して朝ズバですね」

伊達「やかましいわ」

富澤「レンタルのスキーセットはご利用されますか？」

伊達「え、レンタルとかできるの？」

富澤「はい、しかも今ならお客様限定でスキー板もお付けしますよ」

伊達「全員に寄越せよ」

富澤「どうされますか？」

伊達「まあせっかくだし使ってみようかな〜」

富澤「かしこまりました、それでは時間になりましたらこちらのブザーでお知らせしますので少々お待ちください」

伊達「これが鳴るの？」


ビィィィィ！！


富澤「お待たせしました」

伊達「早過ぎるだろ」

富澤「ではですね、こちらにお客様とトレーナーの名前をご記入ください」

伊達「どっちも俺じゃねえか」

富澤「それと万が一の時の為にこちらに電話番号と住所をお願いします」

伊達「あ〜住所ね」

富澤「なんだったら僕が書きますよ」

伊達「何でお前が知ってんだよ」

伊達「それくらい自分で書くわ」ｶﾘｶﾘ

富澤「あれ、お客様って結構達筆なんですね〜！」

伊達「そうか？普通こんなもんじゃね？」ｶﾘｶﾘ

富澤「いやでもかなり綺麗な方だと思いますよ？」

伊達「別にそんな事ねえと思うけどな〜」ｶﾘｶﾘ

富澤「ここの跳ね方とかなかなか上手ですよ〜！」

伊達「そんなに上手いか〜？」ｶﾘｶﾘ

富澤「今まで色んな方を見てきましたけどお客様程はなかなかいませんよ〜！」

伊達「んなこと言ってテキトーに褒めてんじゃねえの？ｗ」ｶﾘｶﾘ

富澤「あ、ごめんなさいペンまだでしたね！」

伊達「どうやって書いてたんだよ！」

伊達「調子こいてカリカリカリカリやってたわ！」

富澤「えっと『伊達』様ですね、それでは手持ちのポケモン達のサイズを測りますので一旦脱いでもらっていいですか？」

伊達「何で俺が脱ぐんだよ」

富澤「僕が脱ぎましょうか？」

伊達「もっと嫌だよ」

富澤「とりあえず手持ちのポケモンをモンスターボールから出してもらえますか？」

伊達「はいはい分かったよ、ゆけっアサナン！ズバット！」


ボンッ！


富澤「あ〜やっぱり可愛らしいですね〜！」

伊達「だろ？」

富澤「綺麗なケツ毛してますね〜」

伊達「どこ見てんだよ」

もうこれが賞を取るってわかりきってんな

伊達「もっと容姿を褒めろよ」

富澤「鮮やかな金髪ですね〜！眼鏡も似合ってますよ！」

伊達「俺じゃねえか」

富澤「それじゃあポケモン達のサイズ測っていきますね〜」

伊達「おう早くしてくれよ」

富澤「あれ、このアサナン凄く毛並みが綺麗ですね〜」

伊達「まあ美容には気を使ってるからな」

富澤「やっぱり”伊達”にポケモンブリーダーやってる訳じゃないんですね〜！」

伊達「………」

富澤「あれ？スキーだけに滑っちゃいましたね！」

伊達「うるせえよ」

富澤「何とか二匹とも測り終わりました〜」

伊達「どう？サイズ合ってた？」

富澤「はい、サイズは合ってるんですけど僕の好みじゃないです」

伊達「知らねえよ」

富澤「あとやっぱりズバットに手がないんで〜」

伊達「あ〜やっぱりスキーは難しいか」

富澤「足をストックにしましょう」

伊達「削れるわ」

富澤「あとはアサナンが吐血する前に滑らないとですね」

伊達「何があったんだよ」

富澤「ちなみに伊達って何サイズなんですか？」

伊達「何で急に呼び捨てなんだよ」

富澤「やっぱりXLですかね？」

伊達「まあ最近太ってきちゃったしな」

富澤「転がった方が速そうですもんね」

伊達「はっ倒すぞ」

富澤「ちなみに伊達様はスキーの経験はあるんですか？」

伊達「あ〜俺ね小さい頃に少しやってたんだけどもうほとんど忘れちゃってんだよね〜」

富澤「そうなんですか、実は僕こう見えて何回か賞取ったりしてるんですよ」

伊達「へ〜やっぱり上手いんだ」

富澤「もしよければ軽く滑り方をレッスンしましょうか？」

伊達「あ、本当に？それは助かるわ」

富澤「じゃあ担当の人呼んできますね〜」

伊達「お前じゃねえのかよ！」

富澤「すいません担当の人がいなかったんでやっぱり僕がやりますね」

伊達「ああ、いなかったんだ」

富澤「なんかちょっと出掛けてるみたいで」

伊達「おう」

富澤「3日間ぐらい帰ってこないんです」

伊達「大丈夫かよ」

富澤「あとお客様は当店のポイントカードをお持ちですか？」

伊達「いや、持ってないね」

富澤「今なら当店限定のオリジナルグッズも付いてきますが」

伊達「何が貰えるの？」

富澤「アサナンのケツ毛」

伊達「お前さっき抜いただろ」

富澤「もちろんこれだけじゃないですよ？他にもオニゴーリやユキノオーのフィギュアだったり」

伊達「お〜いいじゃない」

富澤「一番のオススメは当店特製のどんな急斜面でもへっちゃらなハイテクスノーボード！」

伊達「おお！」

富澤「のフィギュア」

伊達「滑れねえじゃねえか」

富澤「後はギガイアスの形をした雪ソリですね」

伊達「痔になるわ」

富澤「ポイントカード自体は無料で作れますがどうします？」

伊達「まあ無料なら一応作っとくわ」

富澤「かしこまりました、ではお会計のほう大人一人とポケモン二匹で合計6000円になります」

伊達「あいよ、じゃあちょうど6000円で」

富澤「1000円のお返しです」

伊達「5000円じゃねえか」

面白いw

優勝確定じゃないか

だめだ面白いwww

脳内再生余裕ｗｗｗ

草

面白いw

優勝ってなんのことや？

>>35
暑い日、寒い日ssの賞じゃね？

富澤「あと当店でお買い上げ頂いたのでサービスとしてこちらをお付けしますね」

伊達「何これ？」

富澤「レシートです」

伊達「レシートじゃねえか」

富澤「それとですねこちらのポイントカード実はスタンプ式になっておりまして」

伊達「あ〜、あの一回買う毎に一回押すやつ？」

富澤「いえ1円毎に一回押すやつです」

伊達「日が暮れるわ」

富澤「使わないとなるとポイントは溜まりませんが？」

伊達「まあそれはいいや」

富澤「かしこまりました」ﾋﾞﾘｯ

伊達「何で破いたんだよ」

富澤「それではお会計も済ましましたしそろそろスキーの練習を始めましょうか」

伊達「おお、やっとか」


ガラガラッ


富澤「いや〜それにしても外は寒いですね〜！」

伊達「ウェアー着てもやっぱり寒いもんは寒いな」

富澤「あれ、アサナンはあまり寒そうじゃないですね」

伊達「まあコイツは普段雪山とかで修行してるからな」

富澤「テンガンさんでしたっけ」

伊達「テンガンざんだろ」

富澤「そういえばズバットも普段洞窟とか寒いところにいますよね〜」

伊達「まあこいつは群れで身を寄せ合って工夫して体温を暖めたりするからな」

富澤「僕も昔、家がない時は身を寄せ合って工夫してあったまってましたね」

伊達「何の話だよ」

富澤「それじゃあ今から基礎的なことをいくつかレクチャーしていきますね」

伊達「おお、どんと来い」

富澤「じゃあまずは姿勢を低くしてください」

伊達「こうか？」

富澤「はい！そのままゆっくり僕に近付いて来てください」

伊達「こんな感じ？」

富澤「そうです！そうです！今度は頭も下げちゃって！」

伊達「これでいいの？」

富澤「その調子！その調子！次はもっと頭を低くして！」

伊達「もっと低く！？」

富澤「いいね！いいね！そこから膝をついて！」

伊達「こう？」

富澤「さあ僕の靴を舐めてください！」

伊達「どういうことだよ！」

それっぽくて草

もう時間ないけど大丈夫ですか？

伊達「ふざけんなよ！レクチャーする気ねえだろお前！」

富澤「ここからが面白いのに！」

伊達「何が面白えんだよ！」

富澤「申し訳ございません！お詫びと言ってはなんですがこちらのスキー1日無料券を！」

伊達「手遅れだわ」

富澤「じゃあもうどうしたらいいんですか！？」

伊達「知らねえよ！とりあえずもう俺は帰るからな」

富澤「え、何で帰っちゃうんですか！」

伊達「他のスキー場探すんだよ」

富澤「あ、じゃあ近くのスキー場の行き方を僕がレクチャーしますね！」

伊達「もういいぜ☆」

伊達&富澤「どうもありがとうございました〜」



〜完〜

この無理矢理終わらせました感よ

乙！

これにて完結です
このSSはこちらの企画に参加しております
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=633896

企画者様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです……
少なくとも次回以降はもう少し余裕を持って企画に参加したいと思っております

乙です！！
流石です面白かった！

乙

もう大好きw
乙です

伊達がぶっ叩いてるところが想像できるわ

キレッキレでクソ笑いましたwww
乙です！

草
小ネタだがタケシのサンドイッチの画像探そうとして「タケシ サンドイッチ」で検索かけたら富澤出てきて草だぞ

面白かったです！
今回の企画の結果はもう見えたな…

>>49
伊達は叩かないぞ

ワロタw
普通におもろいやんww乙やわ