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ルカリオ「ご主人がポケモンになった」

 ▼ 1 18/01/14 11:16:59 ID:iVnJbD1c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更新はしっかり、マイペースで行きます。


俺はカイル、一応『強い』トレーナーだ。どれくらいの実力かといえば、
チャンピオンに勝利なんて余裕、一撃で全てのポケモンを倒せるし、伝説のポケモンにも負けたこともない。
でも俺は基本的に表に出て本気を出したことがないのだ。目立ちたくないし。
チャンピオンなんて忙しいしめんどくて、できるわけない。
そんな18歳だ。
そして俺は、

ルカリオ「ご主人!走りに行こうぜ!」

ポケモンの言葉が理解できる。生まれつき、なのだ。
こいつは相棒のルカリオ、赤ん坊の頃から一緒にいる。脳筋なやつだ。

カイル「まあ、いいけどどこを走るか?」

ルカリオと俺は走り出す。朝の空気は澄んでいて冷たいが心地の良いものだ。
残念だが、ポケモンと人間は体力に差がありすぎる。追いつけるわけもなく、
ルカリオは行ってしまった。

俺もポケモンなら、もっと先に行けるのに、とついこの頃考えてしまうものだった。
 ▼ 49 ◆jqEwvBI1kc 18/01/23 11:13:52 ID:yESirPLE [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キリオ「なんか俺たちってさ」

ボーデ「?」

キリオ「ものすごいモブだよなぁ」

ボーデ「お、おう」


カイル(オニゴーリ)、ソウイチ(ギャラドス)、ミサト(メタグロス)の3人はエレベーターに乗り込んだ。

ソウイチ「懐かしいな、自分らが死んだ時のこと…」

今なぜその話を…。

ミサト「カイルお兄ちゃんはわからないと思うけど、なんか気づかないんだよね。痛みもないし」

(すまん、一回ばらばらになったんだよなあ)


ソウイチ「なあ、このエレベーターおかしい。五階分上がるのに一階分しか上がってない」

カイルたちは一度エレベーターを降りた。

ミサト「なんか居る?エスパータイプかしら?」

?????「バレてしまったね、やるじゃあないの銀髪少女コンピュータ」

ミサト「オーミね?姿を見せなさい」

オーミ「ふーん、青眼不良くんも居るのね…。それとあんたは!」

バチバチバチバチ!!!高圧な電流が辺りに流れた。


キリオ「お、おい!カメラが消えたぞ!」

ボーデ「あ、俺らの仕事終わったわ。お疲れさん」(※終わってません)


オーミ「ドクのやつから聞いたよ…。オニゴーリのバケモンじゃあないか?楽しめそうだぜ」ゴキゴキメキッ!!!

…来るぞっ!!!行くぞみんな!!!







 ▼ 50 ◆jqEwvBI1kc 18/01/23 11:27:51 ID:yESirPLE [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーミ「さあて、あいつのセリフを言ってみようかしら?」

オーミ「『果たして俺に手ェ出せんのか?』」

ドンッドン!!!

ミサト「命中率0。密度上昇を図り、バレットパンチを放ちます」

おい、大丈夫なのか?機械化してるぞ!

ソウイチ「本気出してんだろあんなことされちゃあ、まあ…」

それと、あいつ全然当てられてないけれど?!

ソウイチ「フーディンの能力の一つ『予知』、相手のパンチがどこに来るか全部見切れる」

じゃあ意味なくね。

ミサト「…初期プログラムを上回られまし…gameover 」ドサッ!

おいっ!!!

オーミ「機械ちゃんは弱いわね…。ほら次来たら?!」

ソウイチ「さっきはミスしたが、今回はやってやる!!!

…俺が参加する必要性…。

ソウイチ「龍の舞!!!」

オーミ「ガン積みしても」シュン!!!

ドガッ!
オーミ「抜かせない」

ソウイチ「う…。なんでやられ役…?」ドサッ!

オーミ「さあて、バケモンかかってきな!こっちも本気だ!」

…後悔しても遅えぞ。

オーミ「私は、ドクの野郎に『バトンタッチ』されたんだよ」

成る程、それでS6段階上昇してんのか?

オーミ「そう、つまりブーストしてない貴様に」シュン!!!

ドガガガガガッ!!!

オーミ「勝ち目は無い」


 ▼ 51 ◆jqEwvBI1kc 18/01/23 11:41:16 ID:yESirPLE [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーミ「どうした。もう無理か?」

キャラのかぶり方に絶望してんだよ。それにしても…


『痛み感じねえ』


オーミ「チッ、無反応かよそのまま死ねっ!」

ドガガガガガッ!!!

…うん。

オーミ「なんだ?!」

じゃあちょっと試すか。そっくりセリフ返すぞ。

『俺に手ェ出せんのか?』

オーミ「てめえ、喧嘩売ってんじゃねえ。舐めてんのか?!」ブチッ

オーミ「オラッ!!!」スカッ

おい、どうしたんだ?

オーミ(嘘だろ?!避けられるはずがないのに…!!!)

がっかりさせないでくれ。つーかお前、物理攻撃なんだな。

オーミ「クソガッ!!!」連続三色パンチッ!!!

スカッスカッスカッスカッスカッスカッスカッスカッスカッスカッ!!!

ヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッ!!!

オーミ「…マジでバケモンだな。ドクにも当てたこのラッシュが当たらないなんて。残像出せるとかチートかよ…」

どこ向いてる?

ドッゴーーーン!!!

オーミ「グワーーーッ!!!」
飛び散った肉片は辺りを紅く染め上げた。

ソウイチ「うーん…。またこのパターン?!」

ミサト「結局、お兄ちゃんが一番役に立たないじゃない!!!」

ソウイチ「…うん」しゅん

…この先に本物のエレベーターがあるっぽいな、行こう。


 ▼ 52 ◆jqEwvBI1kc 18/01/23 11:52:17 ID:yESirPLE [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ソウイチ「おいっ、ここに誰かいるぞ!!!」

ガチャ!!!

キリオ「お前ら…!!!無事だったんだな!!!」

ボーデ「再開できてよかった。それとソウイチ君、ミサトちゃん初めまして。ボーデだ」

キリオ「俺キリオだ」

ソウイチ「こいつら、どういう役回りだ?」

途中でお別れする役回りだ。

ミサト「なあんだモブかあ」

キリオ「納得しないでよ?!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここは?

トメリ「素晴らしい。さすがだよカイル君!!!」

ソウイチ、ミサト「お前…!!!」

トメリ「やあ失敗作。まあ、今ではまだマシな個体かな?」ニヤニヤ

なあ、お前目的はなんだ?こんなこと、なんかなくちゃあできねえよな…?

トメリ「目的…?世界の支配。きっかけは…あの日のことだった…」

 ▼ 53 ◆01HI9JXepQ 18/01/24 22:32:21 ID:9uvGu6Z6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
私は変えたいと……世界の理不尽さをねえ?

『また金貸してくれよう』そう言ってカツアゲする友達

『なんだ?!そんな口利きやがって?!』よくわからない理由で暴力を振るう友達

『やめて!!!』
『うるせえ!!!』
父親の家庭内暴力…

うんざりしてた。俺の居場所はねえ…。

なら作ろうって決めた。俺みたいな人間はいくらでもいる。
そいつらの為に…必要不可欠だと。


トメリ「母が殺された日だよ、俺がそれを決意したのは」

それがどうして今の実験につながった?!答えろ。

トメリ「簡単だよ。まず、世界の支配に不可欠なこと…『チカラ』すなわちポケモン…。それを取り込めば、最強の人間となれる!!!」

ソウイチ「無茶な理由だぜ…。なあ、それだけじゃあないだろう?顔に書いてある

トメリ「俺の目指すところ…それは!!!」


トメリ『絶対悪!!!』


キリオ「絶対悪だって?」

ボーデ「つまり…それはどういうこと?」

トメリ「すべての人をその場に居合わせないでも恐怖させる…そんな存在に!!!」

ミサト「それって、意味ないんじゃないの?!本末転倒じゃない?」

トメリ「ちっちゃな嬢ちゃんだと思ってたが…。なら聞こう。貴様たち、世界を平和にできるか?」

「世界は非情!!!一人一人いじめられてるガキ全員助けられるか?!」

「裏で賄賂で繋がる世界を壊滅させられるか?!」

「貴様たちが抱いている平和は平和じゃあねえ!!!強く傲慢で腹黒い人間がはびこり、正しくいい人たちがバカを見る世界!」

「強きものは金に溺れ、弱きものが少ない金に泣く…。なあ貴様ら、これが平和か?どうなんだ?!」

「この世界変えるには誰かが手ェ汚さなくちゃあなんねえ!綺麗事だけじゃあ世界は崩壊する!!!」

「そんなに邪魔したいなら…俺を止めてみせろ!!!最終章だぁぁぁぁぁ!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

何かが…来る、やばい奴が!!!

トメリ「私の最高傑作!!!被験体18!!!」


????「黙ってろ、おっさん…」スパーーーーん!!!
トメリ「う…お…。なんでだ、ヴェルト…」ドサッ!!!
 ▼ 54 ◆01HI9JXepQ 18/01/24 22:47:01 ID:9uvGu6Z6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キリオ「お、おい…。お前ナニモンなんだ?」

ヴェルト「ああ、ヴェルトという。こいつの話聞いてただろ?んじゃあ、ここからは」


『倒してみろよ…俺たちを!!!』ゴキゴキメキッ!!!

ヴェルト「奥に来いよ。来れたら、ね?」ヒュン

ガウガウガウガウ!!!

キリオ「ゾンビポケモンたちか?なんて数だよ!」

ボーデ「ゴタゴタ言ってないでやるぞ!!!」

キリキザン!ヒードラン!

ポンッポンッポンッ!!!

ルカリオ ラティアス「ご主人!!!」
ミミッキュ「ご主人、俺らでなんとかする。先に変身できる奴らといけ」

…信じてるぞ。頼んだ!!!

ミミッキュ「てめえら、行くぞ」ニヤリ

ミミッキュの剣の舞!!!Aが6段階上昇した!!!

ミミッキュ「ためらうな、皆殺しだ」

3匹「応!!!」

ソウイチ「ミサト!!!カイルと一緒に奥行くぞ!!!」

ミサト「わかった、お兄ちゃん!!!」


なあ、さらわれた女性はどこに行ったんだ?!

ソウイチ「もしかして…」

ミサト「ルミコお姉ちゃんのこと?どこかに逃げて、戻ってきたらしいけど…」

二人は首を振った。


 ▼ 55 ◆jqEwvBI1kc 18/01/25 20:44:32 ID:dqyZ54bM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
たどり着いた先は、明るい光で満たされた広い区間だった。

ヴェルト「君ら3人か。じゃあ…」

ズジャッ!

ヴェルト『テメエラノジツリョクミセテミヨ』

ラティオスか!

ミサト「さっきはミスしたけれど…今回は!」
高速移動!!!

ソウイチ「初手竜舞!威嚇を添えて!」グワングワン!ガオーー!!!

ヴェルト「……」


ドガッドガッ!!!

ミサト「」
ソウイチ「」

おいっ!一瞬でやられてるじゃないか!

ヴェルト「あれれ…。一発…?あと一人だけか?」

おいおい…。随分楽しませてくれる演出すんじゃねえか!



 ▼ 56 ◆jqEwvBI1kc 18/01/25 21:37:51 ID:dqyZ54bM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一方その頃…

ミミッキュ「ラティアス、俺を乗せて飛び回れ」シャキンシャキン!!!

ラティアス「わ、わかった!」ヒューン!

ミミッキュ「ルカリオ、当たらんよう気をつけろ。当てない保証はない、当たったら一撃で死ぬ」

キーーーーン!!!

ミミッキュ「ゾンビども…。久し振りに運動不足の解消役となれ…」
彼の手から特大の触手が飛び出し、より大きなオーラに包まれた。

『shadowcrow!!!』

シャシャシャシャシャシャ!!!

バサバサバサ…。

キリオ「嘘だろ?」


ヴェルト「グオアーッ!!!」
どバッ!!!
彼の周りは紅く染まった。彼の血は 光をよく反射して とても美しかった。

…耐えるとは流石だな。シュウゥゥゥゥ…

ヴェルト「俺も男だ。世界を救う使命を…俺は果たすぐらい強く…!」
メキメキメキメキメキメキ!!!

書類通りか。…おぞましいな、二体の掛け合わせ。

ヴェルトの体は、腕が鎌、巨大な羽、足は宙に浮き、恐ろしく長い牙と締まった顔つきに変化を遂げた。

ガブリアスとラティオス

ヴェルト「俺はもともと孤児だ、山で食べ物をとって細々と頑張っている時に見つけられ強くなれた…!!!」
ヴェルト「君は素晴らしい肉体を持つと…。二種類のポケモンの遺伝子を取り込んで最強の戦士になった!」

ヴェルト「俺は負けられない!!!俺しかできない!!!」

どうしてそんなになっても粘るのか。今のカイルには理解がしづらかった。

 ▼ 57 ◆jqEwvBI1kc 18/01/25 21:49:00 ID:dqyZ54bM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なあ、なんでそんなに頑張り…!

さっきの俺と同じなのか?

カイルは気がついた。ヴェルトの持つ巨大なオーラに。

ヴェルト「攻撃、体力は基本ガブリアス。素早さやとくこうはラティオスだ!俺は」

『ヒーローになってやるっ!!!』剣の舞!!!

おいおい…どっちが悪役だ?

その時カイルは気がついた。彼の目にこもる決意、何かを守ろうという決意だ。

(話を聞くか!足を止めよう)

れいとうビーム!!!

ヴェルト「簡単に避けられる!甘い甘い!!!」

彼の覇気はすごいもので、それが生物では出せない反射スピードを生み出したのだろう。

ヴェルト「逆鱗!!!」

ドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴン!!!

ヴェルト「まだまだまだまだ!!!」

痛みをとうに超えたカイルにとってもそれは恐ろしい威力だった。


『胸に力を込める』

『落ち着いて』


…だよな、おばあちゃん!!!

スカッスカッスカッスカッスカッスカッスカッスカッ!!!

ヴェルト「嘘だろ?残像…?!」

よし、今だ。
カチーン!

ヴェルト「俺の…負け…?」

さあて…話を聞かせてもらおう。君はなんか隠してるよね?
 ▼ 58 ◆jqEwvBI1kc 18/01/26 21:17:53 ID:dlBCx97U [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トメリ「ここまでか…?何故だ?!いいことをしようと努力しても報われないのか…」

キリオ「諦めろよ」

トメリ「黙れ小僧。はあ…」

ふふふふふふ…。

ボーデ「何がおかしい?」

ははははははははは!!!

トメリ「あはははは…。仕方ない、か。甘い、甘い!まだ俺は終わらない!!!」

トメリは懐からよく分からない試験管を取り出した。

キリオ「なんだ、それは!!!」

ルカリオ「あれからなんかよく分からない強いオーラを感じる」
ラティアス「ゲームに出てきそうな」
ミミッキュ「なんかに変身する薬だろ。戦闘準備するか」爪研ぎ

おいっ、待てっ!!!

トメリ「なんだ…。やられたのか最高傑作は」
ニヤリと得体の知れない笑いを浮かべた。
 ▼ 59 ◆jqEwvBI1kc 18/01/26 21:43:59 ID:dlBCx97U [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お前…なんで最初から言わなかったんだ?

トメリ「何をだ?俺は全てを話したぞ…?」

ヴェルト「トメリのおっさん…いい加減話とかないとな、多分勝てねえぞ?」
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トメリ「このモーンという研究者…。素晴らしいな、ウルトラホールにウルトラビースト…」

トメリは憧れて晴れて研究者になった。


しかし、事件が起こった。

研究者の仲間『おいっ、まずいぞ!!!」

トメリ「なっ…。ウルトラホールが開く?」

研究者の仲間「ウルトラビーストの推定脅威指数は最大レベル、恐ろしくつよい…。町などはすぐに破壊され、このままだとアローラは…。なんとか封じ込める方法を!」


トメリ「これで、後先5年は耐えられるがそれ以降は無理だ…。それまでになんとかしないと」

しばらくして…
トメリ「この、『ドクロ団』とかいう組織…。ポケモンの保護活動…。いい踏み台だ!これの陰で実験を行おう!!!」

トメリが考えたのは、ポケモンの力を人間に移すこと。人間の方が知能が高く、効率が良く闘えるのだ。


トメリ「私が2代目だ!!!」

トメリ「研究資金を!急がないと間に合わない…。実験対象を!!!」

トメリは実験対象が亡くなると決まって大泣きした。

トメリ「…ごめんな…。世界を…救わなくちゃあ、いけないんだ…恨まないで…くれか」グスッ


そして実験の成功。
そんな時に起きた一つに事件。
トメリ「被験体1?何故逃げ出してしまったんだ!!!彼女は希望の星なのに!!!急いで連れ戻してくれ!!!」
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トメリ「あと1、2日後…。恐れていた日が来る!!!」

ミサト「どうして隠したの?!そんなこと…私たちも知らなかったのに!」

トメリ「言える訳がない!!!君たちの苦しむ顔…みたくないのにっ!!!恐ろしいポケモンとの闘いだぞ?!」

おいおい、めちゃくちゃいいやつじゃないか。お前、最初からおかしいと思ってたぞ。

キリオ「本当だな。じゃあなんであんなこと言ったのか?」

トメリ「…あれも本心だ。取り敢えず、俺らはやらなくてはならない」

ソウイチ「お前に協力する。この件に関してはな」

もちろんだ。
ミサト「弱いけど、サポートするよ!」キリオ、ボーデ「もちろん協力するぞ」

 ▼ 60 ◆jqEwvBI1kc 18/01/26 22:13:37 ID:dlBCx97U [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まさかこうなるとはな…。

キリオ「そういえば、さらわれた女性はどうなった?」

トメリ「今は眠っている…。ルミコはつよい子だ。今日はホールは問題ない、明日日輪の祭壇に集まってくれ」
トメリが言うにウルトラホールはそこに開くらしい。


カイルが向かったのはおばあちゃんの元である。
おばあちゃん「来たわね…。じゃあ、話してあげましょう」

ユキメノコ「こっちの姿になって話した方がいいかもね…。まずはこれから話してあげましょう」
おばあちゃんは写真を取り出した。

ユキメノコ「これは私の家族…。家を出るきっかけは…懐かしいわね。まずは私が何故こうなったのかを教えてあげる」
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ユキメノコ「痛い!!!くそお…」
当時いじめられていたユキメノコは、いじめっこ達に仕返しするのが夢だった。

ユキメノコ「強く…強く!!!」
あっという間に100レベルになったが、自分は凡人。ユキメノコの火力は低く、全く意味をなさない。

ユキメノコ「個体値アップ…」
そんな時出会ったとあるフーディン。人間から教わった個体値上げのトレーニングを受け、更に強くなった。

足りない…。そう気がついたのは、犯罪ポケモンに襲われ、ユキメノコを庇った友達が殺害された時だ。

ユキメノコ「嘘…。私を庇って!!!何か言ってよっ!!!」
うわああああああああああああああああああああああああああ!!!

ユキメノコは更に強くなることを目指した。友達のため所謂ヒーローになった。だが、経験値は非常にもたまらない。
そして非常にも犯罪ポケモンは誰もがものすごくつよい。

ユキメノコ「うぼっ」ドバッ
吐血など数え切れない。
ユキメノコ「体が…動かない…」
組織など治ってもすぐに壊れる。


そして月日は流れ、大きな事件が起こった。ルギアがダークサイドに取り憑かれたらしい。

ユキメノコ「あんたがルギア?」

ダークルギア「この世の全てを一から作り直す!!!」

ユキメノコ「気持ち悪い、何がだよ」キュイーン!!!

『冷凍パンチ』

ドッゴーーーン!!!

ダークルギア「ぐっはあ!!!」
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 ▼ 61 ◆jqEwvBI1kc 18/01/27 17:40:12 ID:M1ZVygJM [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユキメノコ「それ以来、私の仕事が増えて…。偶然出会ったのがおじいちゃんだったのよ!」

ユキメノコ「それから何やかんやあってさっきのフーディンに人間に変身する方法を教えてもらって現在に至ってるわ。もちろん、おじいちゃんは知っているよ」

なるほどな。

ユキメノコ「全盛期からは弱くなっちゃってるけど」
シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン!!!

おばあちゃんの残像が33つ現れた。

ユキメノコ「今は光速を超えるのも難しいのよ…。昔なんて余裕だったのに」

ばあさんナニモンだよ?

ユキメノコ「そんなことより鍛えに来たんでしょ?かかって来なさい、私の孫!!!」

キャラぶれにもほどがあるんだが…。そうとなれば!!!メキメキメキメキ

シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン!!!

くっ、32つまでしかだせない!!!

ユキメノコ「来ないならこっちから行くよ!!!」キュイーン

ばあさんには負けたくねえな。キュイーン

『冷凍パンチ!!!』
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!


ユキメノコ「私も老いたねえ…」

嘘だろ…?!ギリギリじゃないか!!!勝てたのが奇跡だ。ホント

ユキメノコ「さあて、そろそろ帰りなさい」にやり

ナニモンだよ。カイルは少し笑った。

ユキメノコ「そうだ。カイル、元々意見の違う人は警戒することね」




 ▼ 62 ◆jqEwvBI1kc 18/01/27 17:48:45 ID:M1ZVygJM [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌日

キリオ「よーしついたぞお」

ボーデ「リザードンの力ってすげー」(所要時間15秒以下)


トメリ「ああ、開くぞ!!!」

神殿から出て来たのは…黒いポケモンだった。

見たこともない。ただ恐ろしさとオーラを感じた。

おい、お前。

ネクロズマ「このネクロズマに話すことがあるか、人間…」

お前、よく知らんが異世界から来たらしいな。何故こちらに来る?

ネクロズマ「…」

『そこに光があるから』
『お腹が空いたから』

…そうか。

ネクロズマ「そしてこれは復讐…。私のことを利用し、無理に使うことで私は身体の大部分を失った…!!!」

許せぬまじ気!!!

ネクロズマは一声吠えるとともに念を高めた。

ドカンドカン!!!

ミサト「お兄ちゃん危ない!!!」ガバッ

ソウイチ「うわあ、なんだこれは?!」



 ▼ 63 ◆jqEwvBI1kc 18/01/27 18:02:22 ID:M1ZVygJM [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴキブリ型のポケモン、クラゲのようなポケモン、とてつもなく小さな折り紙…。

ネクロズマ「フェローチェ、ウツロイド、カミツルギ!!!やってしまえ」

三匹「仰せのまま」シュバッ!!

一方その頃…

アーカラ上空

?????「助…け…」

ヒュー…………。

どカーーーーーーーーーーん!!!

モブ「なんか墜落したぞ!!!」


ミサト「お兄ちゃん、あのクラゲっぽいのたおそう」メキメキ

ソウイチ「他のやつを頼むぞみんな!!!」メキメキッ

キリオ「よし、じゃああのちっこいの!!!よく燃えそうだな、ボーデ!!!」

ボーデ「ゴキブリは頼むぞ、カイル!!!」

ゴキブリは苦手だが仕方ない。メキメキメキメキ!!!

残像!!!
シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン!!!

32個の残像で攻撃に入る。

フェローチェ「見たことないポケモン…。人間になんか改造したのかしら…?改造…」
フェローチェの顔は上気した。

フェローチェ「うわあああああああああああああああああああ!!!」

なんだ?!




 ▼ 64 ◆jqEwvBI1kc 18/01/27 20:31:50 ID:M1ZVygJM [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フェローチェ「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!!」

恐ろしい殺気と恐ろしい速さだ。ものすごく強いのだろう。残像も見える。ポケモンなのか疑わしいぐらいに。
まあでもガブリアスですらマッハ2出るらしいから考えられなくはない…?

フェローチェ「土に還りな」

『飛び膝蹴り』

どカーーーーーーーーーーん!!!

グハッ!!!避けられなかった…。
あれだけの残像を正確に読み切るとは…!

フェローチェ「れいとうビーム」
ババババババババババババ!!!

カチーン!!!氷の放射物は真ん中で停止した。

フェローチェ「ちっ…」

悪いな、氷は本業だ。しかし、お前本当にポケモンか?強すぎだろ、なんちゅう破壊力だよ。

フェローチェ「あんたも人間かポケモンかわからないじゃない?!お互い様だろって」
フェローチェの足が紫色に染まった。

フェローチェ「当たったら猛毒になる『毒突き』。もうあんたに勝機はない」

ババババババババババババババババババババババババ!!!

煙が巻き起こり、カイルの姿は見えなくなった

フェローチェ「終わったか。手を煩わせやがって…」

誰が終わったと?

フェローチェ「馬鹿な…!!!私はSが6段階上昇しているのに!!!」

俺はお前を知らない。だがポケモンなら、

フェローチェ「ぐわあっ!!!」ドゴーン!!!

耐久が高いわけないだろう?種族値的に (シュゥゥゥ…。)

 ▼ 65 ◆jqEwvBI1kc 18/01/27 20:52:33 ID:M1ZVygJM [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一方…

ウツロイド「じぇるるっぷ…」

ミサト「この子なんか可愛いね」

ソウイチ「敵だぞ」

ミサト「地震!!!」

ウツロイド「」

ソウイチ「は?!」


カミツルギ「…」シャキンシャキン!!!

キリオ「なんちゅう火力だ!!!むしろ仲間にしたいぐらいだな、キリキザン!!!辻斬り!!!」

ボーデ「同感だ。ガブリアス炎の牙!!!」

シュパッ、がぶっ!!!

スカッスカッ。

キリオ「かわすのも早え!!!すげえな、こいつ!!!」

ボーデ「ヒードラン行ってこい!!!マグマストーム!!!」

ヒードラン「ゴキブロスは強い」ドゴーン!!!

カミツルギ「」


ネクロズマ「くぅ、やるじゃないか…。こうなったら!!!」ピカーン!!!

神秘的な光がネクロズマを包む。黄金の光から現れたのは

ウルトラネクロズマ「ふあっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!」

『災厄』だった。

 ▼ 66 ◆jqEwvBI1kc 18/01/27 21:03:59 ID:M1ZVygJM [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウルトラネクロズマ「力がみなぎるなあ。さあて愚かな人間どもの掃除だ」

フォトンゲイザー!!!

キリオ「キリキザン、受けろ!!!」

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…。

ウルトラネクロズマ「見破るとは流石だな…。まあいい、これでどうせ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

ミサト「なにあれ?!」

ウルトラネクロズマ「くだけ散りな…。龍星群!!!」

ヒューンヒューンヒューンヒューンヒューンヒューンヒューンヒューンヒューン…。

まずいぞ、どうしたら!!!

ポンッ!!!ポンッ!!!

キュウコン「トレーナーが困ってるようなら」
ミミッキュ「助けるのが手持ちってもんよ」

キュウコン「オーロラベール!!!」

ミミッキュ「カイル、防塵ゴーグルをくれ」

…お前まさか!!!

ミミッキュ「怪我しねえよ。じゃあ行ってくる。キュウコン、てめえはマジカルシャインとかで相殺の補助をしろ」

キュウコン「う、うん!」

ミミッキュ「おらっ!!!」
ミミッキュは天高く飛んだ。
 ▼ 67 ◆jqEwvBI1kc 18/01/27 21:23:24 ID:M1ZVygJM [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミッキュ「剣の舞シャドークロー…!!!」

ドガガガガガガガガガガガガガガ!!!

ウルトラネクロズマ「嘘っ?!」
ミミッキュが跳ね返した龍星群の岩はほとんど全てウルトラネクロズマに命中した。

キュウコン「マジカルシャイン!!!」
キラキラキラキラ

ドドーン

ウルトラネクロズマ「う…お…。メテオドライブ…」

キリキザン「」

キリオ「キリキザン!!!」

『終わりだ』

ゴウーーーーーン…。

ソウイチ「おいおい、なんだあの光?!」

『天焦がす滅亡の光』

ドッカーーーーーーーーーン!!!

ポニ島には厚く暗い雲がかかり、他の島から見ても『非常事態』に見えた。





 ▼ 68 ◆jqEwvBI1kc 18/01/28 09:55:23 ID:rxqaQwUk [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シュウゥゥゥゥゥ…。

ゴハッ…。

ソウイチ「カイル?!」

ウルトラネクロズマ「人間…。仲間を庇ったのか。かっこいいと思うか…」

(くそお、ポケモンじゃねえこの火力…!!!冷凍ビームで弱めた上、キュウコンのオーロラベールの効果もあってこれ…?神かこいつ)

ウルトラネクロズマ「輝き様の力をしても、一人か…。まあいい、攻撃すれば勝ちだとわかった」

ウルトラネクロズマ「プリズムレーザー」キュイイイイーン…

ガバッ!!!

ウルトラネクロズマ「なにいっ?!」
ボーデ「カイル…大丈夫かその傷?!」

カイルはものすごい重傷を負っていた。

だが、皆を守ろうという最後のあがき…。彼には理性など存在していなかった。

スタッスタッスタッスタッ…。

ウルトラネクロズマ「まだ寄るか愚かな奴め!!!調子に乗るんじゃあ」キュイーン!!!

ウルトラネクロズマ「ねえええええぇぇぇ!!!」

ドバーーーーーーン!!!プリズムレーザーが発射された。

あめえんだよ…
カチーーーーーーーーーん!!!

ウルトラネクロズマ「冷凍ビームで凍らせた…?!俺のプリズムレーザーが…?!」

ミサト「オニゴーリお兄ちゃん…」

キリオ「カイル!!!やれーーー!!!」キリオは絶叫した。

実はあまり体力のないウルトラネクロズマにとって恐怖であった。過去にプリズムレーザーで吹き飛ばなかった敵は一匹もいない。
それをたかが冷凍ビームで凍らせた。ものすごい重傷を負っているにもかかわらずものすごい殺気を放つ異常者…。カイルの存在は、異世界の光ですら戦慄させた。

ウルトラネクロズマ「くるなーーーーーー!!!」龍星群!!!

だから…あめえんだよっ…

カイルは天高く空に指を掲げた。

『シャドーボール』

ドガガガガガガガガガガガガガガ!!!
龍星群の岩は全て相殺された。
 ▼ 69 シコ@ひかりのいし 18/01/28 10:06:06 ID:kWvrhboQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 70 ーブル@バンジのみ 18/01/28 10:07:39 ID:kWvrhboQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 71 ◆jqEwvBI1kc 18/01/28 10:27:18 ID:rxqaQwUk [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トドメだよ…。

意識のない異常者が来る。ウルトラネクロズマは恐怖のあまり逃げ出すことを考えた。

逃げるな…よ…?

逃さない…よ。

彼の手に氷のオーラが纏われた。

『連続冷凍パンチ』

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

ウルトラネクロズマ「ぐっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ドゴーン…。

ウルトラネクロズマは元の姿に戻った。

ネクロズマ「逃げ…」

その時だ。
ヒューーーーん!!

ミサト「網?」

ネクロズマ「動けない!!!」

トメリ「主役は遅れて来るってね…。ご苦労だよ」

ソウイチ「お前…ってえルミコ姉?!」

ミサト「ルミコ姉ちゃん来たの?!」

ルミコ「…」

ルミコ「敵」

トメリ「さあて〜、実験開始…」ブスッ
トメリはネクロズマに注射した。
 ▼ 72 ◆jqEwvBI1kc 18/01/28 10:41:09 ID:rxqaQwUk [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネクロズマ「なにを…」

トメリ「おおっと。次はあいつらかな」

トメリは戦闘不能のUB三体の何かを採取した。

トメリ「さあてと全ての準備が整ったよ。」

ソウイチ「お前、協力してたはずだろう?!一体なにをするんだ?!」

トメリ「こんな簡単な手に…。最初から『噓』だったんですよ…おばかさん」

ソウイチ「なにをする気だ?!」

トメリ「見ていなさい…これから『私』ガ『私』じゃあ無くなるところを…」
トメリはさっき採取したよくわからない液体を混合した。

トメリ「綺麗な『黒』…。じゃあルミコ、腕を出して」

ルミコ「…」すっ
ブスッ。ルミコの腕から何かを採取した。

トメリ「これをこの薬品の中に入れる…。そしてこれをあげてさっきのと混ぜる」

トメリが作り出したのは、全てを飲み込むような『真っ黒な』液体だった。微量だが、それは確かにオーラを放っていた。

トメリ「フハハハハハハ!!!世界の恐怖による支配…平和をもたらす!!!」ブスッ!!!

みんな「!!!」

トメリ「オニゴーリ…お前はまずサヨナラダ」どカーーーーーーーーーーん!!

カイルはトメリの蹴りで天高く吹き飛ばされ、見えなくなった。

トメリ「さあて、誰でも」

『カカッテコイ』メキメキメキメキメキメキゴキゴキっ!!!

 ▼ 73 ◆jqEwvBI1kc 18/01/28 10:56:55 ID:rxqaQwUk [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒューーーーーーーーーーン…

どカーーーーーーーーーーん!!!

モブ「また何か降って来たぞ!!!」


カイルは意識がなく、深い眠りに落ちていた。

『起きてください…死んでないですよね…?』

誰かの声で目覚めた。

なんだ…誰…?

目を開けるとそこにいた。緑色の胴体。浮かぶ二本の筒…?

テッカグヤ「目を覚ましたんですね…安心しました!!!」

誰?

テッカグヤ「テッカグヤです。私もここに落ちて来ました。それでしばらくして気づいてぼんやりしてたらあなたが降って来たので…」

助けてくれたのか。ありがとう。君は敵じゃあないんだね。

カイルは知らないが、このテッカグヤはものすごく小さく、人間と同じくらいの背丈だった。

テッカグヤ「敵なんて…まあ異世界から来ましたけど。あなたってよく考えたら不思議…。あなたポケモンの言葉使えるんですね」

ああ、まあな…。生まれつきだ。

テッカグヤ「それよりあれ。あの遠く離れた島。何かまずい気がするのですけれど…」

…っ!!!

トメリ「恐怖による世界の支配!!!」

ユキメノコ「元々意見の違う人は警戒するべきね」

くそお…!トメリの奴め!!!

テッカグヤ「トメリ…?!よければその話聞かせてくれませんか?!」


一方
トメリ?「オワリカ…。ふむ、ツヨイ…」

みんな「」

ネクロズマ「お主…あの時の…!!!」

トメリ?「マダ意識アルノカバケモノ…。そうだよ」シュパッ

ネクロズマ「」

トメリ「ススモウ。ルミコも来い」

ルミコ「…」コクっ
洗脳されたルミコにとって、トメリ以外の違人間は敵に見えていた。
 ▼ 74 ◆jqEwvBI1kc 18/01/28 11:10:15 ID:rxqaQwUk [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…というわけだが。

テッカグヤ「私たちの世界に昔来てよくわからない計画のこと、その準備を進めるだの…その時私が実験台に…」

そうか。異世界のポケモン達を、その力を手に入れようとした訳か。

テッカグヤ「ええ、その時はネクロズマリーダー直々に追い払ってくれたんですけれど…」

つまり、暴走してこちらの世界に来て作ったポケモン化した人間で弱らせ、全てを裏切り自らが世界を支配…。

テッカグヤ「でも、なんで私はここにいるのでしょう…。ネクロズマリーダーはみんなで同じところに行くと言ってたのに…」

その頃
ネクロズマ(テッカグヤを別の場所に送って正解だった。いざというときの保険…。あいつは普通よりものすごく小さいが、パワーは通常の五倍はある。頼むぞ)

トメリ「まずはアーカラだ。イクゾ」


とにかく、トメリを倒さないといけないんだ。

テッカグヤ「わ、私も、手伝います!!!私が小さくなっちゃったのあいつのせいなんで復讐してやりたいです!!!」

ありがとう…。ところでここは…。

カイルは見回すとそこは庭園だった。

(アーカラ島か!!!)

 ▼ 75 黒◆jqEwvBI1kc 18/01/28 16:10:08 ID:rxqaQwUk [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トメリは空を飛んでいた。

トメリ「虫だらけ。今すぐ駆逐しないとかわいそうだな」

ルミコ「…」

まずは掃除。世界のためには犠牲はつきものだ。

トメリ「軽〜く」ウィィィィーン…
ヒョイッ

ドバーーーーーーン!!!

モブ「うわー!!!」

モブ「なんだ、ポケモンか?!」

…!!!来たのかここに?!

テッカグヤ「あれは…。少しムカつきますねぇ…」

ポンッポンッポンッポンッポンッ!!!

カイルの手持ち「主人!!!」

みんな…!!!俺と最後まで戦ってくれるのか?!

ルカリオ「何言ってんだ、ご主人。俺たちは」

『ご主人の手持ち』だろ?

ミミッキュ「カッコつけんな、ぶっ飛ばすぞ」剣の舞

ルカリオ「おお、あいつらをな!!!」

シャンデラ「馬鹿なこと言ってないで…。そうだご主人、ご主人もポケモンになったのならこれを」
シャンデラは『ふっかつそう』を取り出した。

ありがとうシャンデラ。




 ▼ 76 ◆jqEwvBI1kc 18/01/28 16:22:50 ID:rxqaQwUk [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>75
名前ミスったあ…


トメリ「おやおや、まだ生きていたのですか?本当に鬱陶しい虫。それとそっちは…」

テッカグヤ「…!!!」

トメリ「実験ミスのテッカグヤさんじゃあないか?小さくなって動きやすいだろ?!」にたあ

トメリ「まあいい。ルミコ、まずはあなたが行きなさい」

ルミコ「敵。殺す」メキメキメキ…

チャーレムに変化したルミコは技を繰り出した。

『飛び膝蹴り』

ドゴーーーーーーーーーン!!!

飛び膝蹴りは失敗すると反動を食らうんだよな?

ルミコ「くらいません。受け身を取る方法を人間は知っています」

厄介だな…。

シャンデラ「ご主人、ここは私たちに任せてくださいな」

…。頼むぞみんな!!!

ルカリオ「じゃあ本気出すか!!」かまえ
ミミッキュ「切り裂くか?フルボッコにするか?」
キュウコン「氷漬けになるか」ヒュオォォォ…
シャンデラ「燃えるか」ボーー!!!
ラティアス「流星の餌食になるか…」キュイーン…

カイルの手持ち「さあ、決めろ!!!」

ルカリオ「決まるねえ!!!」

テッカグヤ「あのっ、私も…」

ルミコ「…茶番やめろ」


トメリ「一対一…。しかし君は」メキメキメキメキメキメキゴキゴキ!!!

トメリ「私を超えることはできないのだから」ニヤリ

 ▼ 77 ◆jqEwvBI1kc 18/01/28 16:42:51 ID:rxqaQwUk [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…!!!
『冷凍パンチ』
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

いつもよりも打った。いつもよりも力強く。

だが

トメリ「痛いねえ…。まあでも」シュウうううウゥ…
トメリ『回復できるんだよ私』

自己再生…!!!

トメリ「そうだ。チャーレムの能力だ。やはりルミコの能力は強い…」

やるじゃないか

トメリ「ほらほら」
シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン!!!

残像を出しやがった。しかも俺より多い!!!

トメリ「心地いいなあ、空気の流れ…。フェローチェに加えウルトラネクロズマの速さ…。最高だよ」

関係ないか。
シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン!!!

人は成長する。今じゃあ42個まで制御可能だ。

トメリ「いいねえ、それでこそ潰し甲斐ある」ニヤリ

砕けろ、てめえ!!!

『冷凍パンチ』『ドレインパンチ』

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

(くそっ、パンチに当たっては体力を吸い取られる!!!当たらないように)

(君の動きは知っている。どんなに頑張っても)

無駄!
ドッゴーーーン!!!

トメリ「テレパシーだよ。甘いねえ、今のは手応えありかな」

ドサッ…


ルミコ「挑発には…勝てません…」ドサッ

ミミッキュ「主人は?!大丈夫かって…」

ラティアスシャンデラキュウコン「」
テッカグヤ「ホゲー…」ドサッ

ルカリオ「ミミッキュ行くぞ!」

ミミッキュ「知ってたわこの状況…」
 ▼ 78 ◆jqEwvBI1kc 18/01/30 20:03:16 ID:pFge3JEg [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トメリ「やっぱり所詮人間だもんな、てめえ」

負けてはならない…!!!負けたらアローラが、この世界が!!!

ルカリオ「ご主人!!!」

ミミッキュ「何やってんだ!!!俺たちの主人だろ?!手本見せろよ!!!」

示しがつかないか…ふふっ

トメリ「まだ立つのか?無意味なのに…」

そのセリフ飽きたぞ。

トメリ「ぼろぼろの貴様らが足掻いたって無駄…!!!今度こそ死ね」
連続ドレインパンチ!!!

『れいとうビーム』

パキーーーン!!!

トメリの足元は氷漬けになり、動きを封じた。
トメリ「なあっ?!テレパシーと異なる動きを?!なぜだ?!」

ルカリオ「俺の力が役にたったぜ!!!」

ルカリオは波動を感じたり、ある程度の波動を操作できるのだ。
テレパシーもある種の波動であることから、多少は変化させられる。

トメリ「まあ意味がない!!!私には超回復があり、いくら殴っても無駄!!!」

ほーう、じゃあこれはどうかな?

刹那、空気が湿り気温がどんどん下がり始めた。
トメリ「何をする気だ?!」

早くその口を塞いでやる。少し待ってろ。

シュオオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!

冷気が彼の左手に集まり始め、吹雪のようなものが舞い始めた。

カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ…。

ルカリオ「空気が凍った?!」

初めてだができたぞ。終わりだ、マッドサイエンティスト…。

『絶対零度』

トメリ「ハハハハハハハハハハハハハ!!!」



 ▼ 79 ◆jqEwvBI1kc 18/01/30 20:10:46 ID:pFge3JEg [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トメリ「人は愚かだな!下等なのに自分らが最高だと思ってやがるみたいだな!!!」

トメリ「殺すか?それもいい。だがな、人間の腐った自己愛…。醜い争い!!!」

トメリ「我々は頭のない下等生物たちにですら犯さない間違いに気づかけない!!!気に入らない少数意見は容赦なく殺す!!!」

トメリ「本当にそれでいいのか?貴様らはどこを目指す?」

『君らのゴールは終焉か』ドバーン!

カチカチカチカチカチカチカチカチ…。

世界の侵略を行おうとした一人は死んだ。

だがしかし…

『戦いは終わっていなかった』

ルミコ「うああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

メキメキゴキゴキっ…
 ▼ 80 ◆jqEwvBI1kc 18/01/30 20:30:51 ID:pFge3JEg [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルカリオミミッキュ「!!!」

ドッゴーーーン!!!

お前ら!

ルミコ「あはは…あはははははははは!!!」

ルミコ「ねえ?」

『あ・そ・ぼ?』

シュン!!!

速い…。見えなくなった!!!動きもあまり見えない。

でも

バシッ!
ルミコ「痛い」

連続で打てばだいたいなんとかなる、相手の動きも読めてきた。

ルミコ「そうか。じゃあさ、今から私覚醒するわ」

ヒョイッ。ルミコは小さな磨かれた石を上げた。

ルミコ「石よ〜、聖なる石よ。人外の我にも力を与え給え。メガ進化!!!」

キュイーーーーーーーーーン…ドバン!!!

ルミコ「うわぁぁぁぁ!!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!でも」

『気持ちいい!!!』

おいおい、こんな脳内麻薬どっばどばのやつと戦いたくないぞ…。
やるしかないけれど。

 ▼ 81 ◆jqEwvBI1kc 18/01/30 20:43:25 ID:pFge3JEg [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルミコ「たあ〜」
ピカーン☆

『静止へと導く鉄拳』(ドレインパンチ)

ドガガガガガガガガガガガガガガ!!!

なんていうスピード!避けるのに精一杯だ!!!

ルミコ「やるなあ。じゃあこれは見切れる?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

地面が揺れて…?石が宙に浮いた?

『悶絶☆改心を促す岩石群』(サイコキネシス)

ババババババババババババババババババババババババババババババ!!!

弾幕かよ!避けきれない!!!


ルミコ「ほらほら〜、早くしないと倒す前にやられちゃうよ〜」

冷凍パンチ!
シュン

ルミコ「打撃は効かないよ。テレポート使えるも〜ん」

冷凍ビーム!

ルミコ「避けれるよう」さっ

くそ!!!

ルミコ「油断はしちゃあダメだよねえ」

…!!!嘘だろ、いつの間に背後に…

ドッゴーーーン!!!

ルミコ「飛び膝蹴りぃ!」

もう…無理だ……………負けた……………


 ▼ 82 ◆jqEwvBI1kc 18/01/31 22:54:09 ID:jJtxWnGU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ふと、彼は胸元に入っているものを思い出した。

シャンデラがくれた『復活草』

齧るとこの世のものとは思えない苦さと、体の痛みが消える快楽さを感じた。それどころか何か力を感じた。

?!体が震えて…。

カイルの体に大きな変化が起きていた。それは意志が起こした奇跡…。

メガ進化した…のか?!

ルミコ「メガ進化?!どうやったのかわからんが…」

『関係ねえ、早く死ね」

飛び膝蹴りが飛んでくる。だが

ガシッ!!!

ルミコ「捕まれ…?!」
カイルは恐ろしい力で彼女を受け止めて、冷凍パンチをお見舞いした。

ドッゴーーーーーーーーーーーーン!!!!!!

ルミコ「ぐっはぁぁぁぁ!!!」

だが耐える。さすがにトメリの最終兵器の一人だとは思う。カイルにはただ、この人が混乱しているのか否かわからなかった。

ルミコは血を吐きながら、拳を作った。 震え、儚く終わりそうな拳を。

連続ドレインパンチ

ドガガガガガガガガガガガガガガ!!!

一発も当たらない…。前より遅い上、オニゴーリの特性で回避が上がっていたことも考えられる。

ルミコ「卑怯な奴だ…。怖いのか?私を殺せないのか?やってみろよ…」

錯乱しているようだった。やはりそうだ。なら

ヒョオオぉぉぉぉぉぉぉぉ…

左手を前に突き出し、口をキュッと結んだ。

〜すまない〜

『冷凍ビーム』

ババババババババババババババババババ…
 ▼ 83 ◆jqEwvBI1kc 18/02/04 12:19:05 ID:6AeKbvOk [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
事件は解決した。凍らされたルミコは解凍されたが、未だに眠り続けている。

ソウイチ、ミサトの二人はしばらくうちで預かることにした。力の制御などの理由もあるが。

また、テッカグヤは傷付いていたため、治療した。テッカグヤが「一緒にいたい」と言ったので捕獲した。

そして俺は…。

ルカリオ「じゃあ、行こうぜ!!!」


係員「エントリーのポケモンをどうぞ」

エントリーのポケモンは
『ルカリオ、ミミッキュ、キュウコン、ラティアス、シャンデラ』
テッカグヤは置いてきた。見たら驚かれたり、何より傷で治ってない箇所がある。

そして、

『オニゴーリ』

係員「はいっ、でもトレーナーさん、モンスターボールを五つしか持ってないようですが…」

いいんです。全く問題ない。

そう告げて入口を通過した。


観客席は満席だった。
司会「さあ〜、前回一時延期になった『アローラ全島大会!!!』inメレメレ!!!協会の相談により、また一からやり直しになったということで…」

司会の言葉は耳に入らない。俺は集中している。

一回戦は…キリオか。

司会「さあて〜一回戦は『キリオ』vs『カイル』〜!!!」

うおおーーーーーーーーー!!!
観客の声援が響く。

さて行くか…。

キリオ「行けっ、キリキザン!!!」



 ▼ 84 ◆jqEwvBI1kc 18/02/04 12:36:28 ID:6AeKbvOk [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
決勝戦!!!

司会「流星の如く勝負を決める…『カイル』!!!」
わああぁぁぁぁぁぁ!!!

司会「今大会のブラックホース『ボーデ』!!!」
わああぁぁぁぁぁぁ!!!

キリオ「あっさり負けた…」(´・∀・`)

ソウイチ「仕方ないよ、カイルは強いからな」

ミサト「二人とも頑張ってえ!!!」

ボーデ「決勝戦で当たれるなんて嬉しいな」

ああ、キリオみたいなモブじゃあなくてよかったな。

キリオ「誰がモブだ馬鹿野郎!!!」

ボーデ「行けっ、ガブリアス!!!」

ルカリオ、頼むぞ。


ボーデ「残り一体ずつ…頼むぞ!サーナイト!!!」

んじゃあ行くか。
メキメキメキメキ!!!

ソウイチ「おい、あいつ!!!」

ボーデ「自分で戦うのか?」

司会「なんと!!!どういうことだカイル選手?!オニゴーリ…?!のようになってしまいました!!!」
ざわざわざわざわざわざわざわざわざわ…

モブ「これはこれで面白い!!!いいぞお!!!」
うおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
観客席は熱気に包まれた。

ボーデ「全力で行くぞ!!!メガ進化!!!」

サーナイト「さぁあああああああ!!!」ドバーン!!!

…たまには目立つのも

『冷凍パンチ』

いいかもな。

ドッゴーーーーーーーーーーーーン!!!

カイルはニヤリと笑った。


終わり

 ▼ 85 クシー@グランドコート 18/02/04 12:37:42 ID:MXoaqv/2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
よかった
 ▼ 86 シギダネ@ももぼんぐり 18/02/04 12:38:45 ID:sJ1YEYeM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お疲れさまでした
 ▼ 87 ◆jqEwvBI1kc 18/02/04 12:48:03 ID:6AeKbvOk [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さて、終わりました…遅い更新ですいませんでした。
最後マンネリ化してきてしまった…。

次回以降、もっと感動できる作品書けるように頑張ろうと思います。

最後に絵です。もっと上手く描きたい。

こんなss読んでくださったBBSの皆さん、支援をくださった方々本当にありがとうございました!!!
 ▼ 88 ネネ@リリバのみ 18/02/04 13:53:25 ID:sJ1YEYeM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>87
お疲れさまでした
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