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SS

リーリエ「実は私…………ヨウさんことが………」

 ▼ 1 ズクモ@ジャラランガZ 18/02/20 01:20:43 ID:F3Mi2bwA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「ヨウさんのことが好きなんです……!」

ミヅキ「………………え…そうなの?いや、まぁ色々あいつにはスカル団とかほしぐもちゃんのこととか助けてもらったもんね。意外でもないか…」

リーリエ「はい…でもどうすれば振り向いてもらえるのでしょうか?」

ミヅキ「リーリエ可愛いんだしさ。デートに誘おうよ!」

リーリエ「で、デートですか…?」

ミヅキ「そうそう」

リーリエ「で、でもどう誘えば…いいのか…(頬を赤く染めて)」

ミヅキ「リーリエ可愛いし、男なんて >> 2 って口説けばイチコロだよ!」
 ▼ 14 ンキー@しろいハーブ 18/02/20 19:50:47 ID:IJwrDu4Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>13
そういう次元でも良くないか?
 ▼ 15 ョボマキ@ふしぎなきのみ 18/02/20 20:18:11 ID:AySmzjGU NGネーム登録 NGID登録 報告
>>10
なんで?
 ▼ 16 ビヨン@ふっかつそう 18/02/20 20:20:05 ID:w19gaagQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>15
18秒ずれてたら>>3になってた
 ▼ 17 ラッタ@ピッピにんぎょう 18/02/20 23:24:26 ID:F3Mi2bwA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
- 自身のお屋敷にて -

リーリエ「〜♪ ~♪」

鼻歌を歌始めるリーリエ。とても機嫌が良さそうだ。
鏡の前で何着も服を合わせて、どれがいいかと悩んでいる様子。
しかし、ここでリーリエは両手を合わせピンと閃いたように。

リーリエ「あ!そういえばお母さまの自室には化粧品がありましたね!」

ウツロイドとの事件はヨウとミヅキの活躍により終戦した。
リーリエはカントーに旅立ち、ウツロイドと融合したルザミーネの後遺症は酷くリーリエはハナダの岬にて『かつてポケモンと融合したことのあるマサキ』の元へ訪ね解決策を求めた結果、無事に解決できたのだ。
それ以来、親子間の溝は以前よりも浅くなり今では2人でショッピングへ出掛けるほどだ。

リーリエ「………少しお借りしましょう。化粧はどうするのかわかりませんが」
 ▼ 18 ラッタ@Zパワーリング 18/02/20 23:55:41 ID:F3Mi2bwA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
- 次の日 -

デート場所 …… の近くの茂みにて。

ハウ「ねー、何でこそこそ隠れなきゃいけないのー?」

ミヅキ「しっ、あまり声は出しちゃダメ!ヨウたちにバレちゃうでしょう!?」

ハウ「おれーお腹すいたよー」

ミヅキ「あとでマラサダ奢ってあげるから!少し我慢して尾行するわよ!」

ハウ「えー…… まぁおれも気になるけどさー2人がデートなんて珍しいもんねー」

ミヅキ「…静かにして、リーリエがきたわ」

ハウ「わー、ほんとー……………!!!!!」

ミヅキ「!!!!!」
 ▼ 19 ルーラ@ジャポのみ 18/02/21 00:46:58 ID:ZeZuf58k [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハウ「えっ、化粧濃っっっ!」

ミヅキ「え………リーリエ………今まで化粧なんかしてこなかったのになんで………」

- ハウオリシティ レストラン前にて -

ヨウ「リーリエ、まだかな(そわそわ)」

リーリエ「ぉーぃ」

ヨウ「あ、リーリエきた!(明るい笑みを浮かべて振り返り)」

!!!!!

ヨウ「………」(化粧濃い……)

リーリエ「……えへ!」

ヨウ「!?」(その化粧で笑顔向けられるとヤバい!怖い!)

リーリエ「あ、あの……どうでしょうか…?今日の私……張り切ってみたんですが……」

ヨウ「え…………」
(いや、正直リーリエは可愛い。服も可愛い。ただ化粧がケバい……どうって言われても…これは……でもそんなハッキリ言ったら傷つくし褒めるか…?いや…それじゃあ、リーリエがこれからも同じような化粧をしてしまう…ここはハッキリ言わないと)

ヨウ「………悪いけどさ、正直全然可愛くないと思う……化粧ケバいし何か化粧下手なおばさんみたい………どうしたの?リーリエ…おかしいよ?」
(リーリエ…ごめん…リーリエのことは好きだけどハッキリと言わせてもらう…!!!)
 ▼ 21 リムー@ウルトラネクロZ 18/02/21 00:50:59 ID:ZUYOmou2 NGネーム登録 NGID登録 報告
素直なヨウさん
 ▼ 22 ガゴリラ◆/CAT5Vbi8Q 18/02/21 01:04:52 ID:2wSksI3k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 23 ルー@ソクノのみ 18/02/21 02:49:08 ID:06bXRnZQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「え…………」

ヨウは今の今まで女の子にモテた試しがない!
そのためデリカシーもなく、似合っていないことを伝えようにも不要な言葉まで伝えてしまったのだ。
ショックを受けたリーリエは瞳から雫が一滴落ち、その場から去ってしまう。

ヨウ「あ………!リーリエ…!?」

こうしてデートは始まる前に終わってしまった。
そして一方ミヅキたちは……

ミヅキ「あ…!」

ハウ「リーリエどっか行っちゃった…!」

ミヅキ「………ちょっとリーリエ追いかけてくる!」

ハウ「うええ!? いや、いいけどさー…!」

リーリエが走ったポートエリアへとミヅキは急いで足を運ぶ。
ハウはというと置いていかれてしまったため、ヨウに話を聞きに行くことにしたようだ。

- レストラン前 -

ヨウ「…………(唖然)」

ハウ「あ、ヨウーどうしたのー?」

ヨウ「あ、ハウ。ハウこそ一人で何やってるの?」

ハウ「うえ!?…えー…あー…あ、マラサダショップ行ってたよー」

ヨウ「相変わらずマラサダ魔人だなーハウは」

ハウ「あははーマラサダ美味しいからね。ヨウは何してるの?」

ヨウ「え…あ…実はさリーリエにちょっと厳しく言ったせいでリーリエ泣いちゃって…」

ハウ「そうなんだー…」

ヨウ「俺…どうしよう…好きな女の子に嫌われたら…」

ハウ「…ん?ヨウリーリエのこと好きなの?」

ヨウ「…あっ、え、いや、違うよ?」

ハウ「ふーん」(へえー両思いなんだー…)

ヨウ「な、なんだよその反応は」

ハウ「いや、ヨウはリーリエのこと好きだからほしぐもちゃんといいスカル団の時と言いルザミーネさんの時と言いリーリエのこと積極的に守ってたんだなーって」

ヨウ「(ギクッ)」

ハウ「ヨウって何だかんだわかりやすいよねー」

ヨウ「あはは…あは……」
 ▼ 24 レビィ@ルナアーラZ 18/02/21 03:09:34 ID:06bXRnZQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「うっ…ひっく……ひっく…」

ミヅキ「……リーリエ」

リーリエ「…あ」

海を眺めながら丸く蹲るリーリエ。
リーリエは背後に熱量を感じ振り返るとそこにはミヅキの姿が。
しかし、泣き顔を見られたくないのかすぐに顔の向きを逸らしてしまう。

ミヅキ「……そんなに泣いてどうしたの?」

リーリエ「…泣いてません」

ミヅキ「私で良ければ話聞くよ。友達でしょ?力になるよ」

リーリエ「…ヨウさんに化粧似合ってないって。化粧下手っておばさんみたいって…ケバいって……」

ミヅキ「う、うわぁ…酷いねその言い草」(ヨウのやつ…似合ってないことは確かだけど言い方ってものがあるでしょ…ただでさえ繊細な女の子なのに…)

リーリエ「それがショックで…うううっ…ひっ、ひっ、悔しくて…」

ミヅキ「(そっとハンカチを取り出して涙を拭ってあげ)リーリエはヨウに褒めてもらいたくて化粧したんだよね。リーリエなりに頑張ったんだよね。わかるよ。だからさ、今度はヨウのやつを見返してあげようよ。私が化粧の仕方を教えるからさ」

リーリエ「…!いいんですか!」

ミヅキ「もちろん!友達じゃん!」

リーリエ「あ、ありがとうございます…」

( ミヅキさん …… …… 本当にお優しい方ですね……

思えば 、ほしぐもちゃんが橋で襲われているあの頃も

何も言わず助けてくれました 。 お母さまのあの一件時も

スカル団に絡まれてる時も 私が何もできず落ち込んでいる時も

ミヅキさんは 私の傍にいてくれて いつだって励ましてくれ …… )

リーリエ「あ、あれ……?」

ミヅキ「?……どうしたの?リーリエ?」

リーリエ「…あ、いや、何でもありません……」
(? …… ?? ……?? 何か胸のあたりが変な感覚…)

リーリエは紅葉のように赤く染めた頬を無意識にミヅキに見せないように、 2人で元来た道を引き返していった .. _________ 。
 ▼ 25 ルジーナ@トレジャーメール 18/02/21 06:18:33 ID:y0SWn/DE NGネーム登録 NGID登録 報告
kmstw
 ▼ 26 マージョ@スーパーボール 18/02/21 17:34:02 ID:ZeZuf58k [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
- 後日 -

リーリエ「ミヅキさんに出会ってから胸の鼓動が止まりません…… 私どうなったのでしょうか…」

リーリエ「早くミヅキさんに会いたいなぁ…でも何か胸のあたりがモヤモヤします……」

リーリエ「こうなったら >>28 さんに聞くとしましょうか!」
 ▼ 27 ノプス@とうめいなスズ 18/02/21 17:36:06 ID:fVqf3YhE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アクジキング
 ▼ 28 ングマ@スチールメモリ 18/02/21 17:36:16 ID:MSBsAJ.k [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨウ
 ▼ 29 ードラ@マスターボール 18/02/21 17:43:40 ID:p.KvY3YI NGネーム登録 NGID登録 報告
ヨウさん当て馬さん
 ▼ 30 ブルモ@いいつりざお 18/02/21 17:50:32 ID:ZNS83B.c NGネーム登録 NGID登録 報告
久々にまともなリーリエを見た
 ▼ 31 ルビル@こころのしずく 18/02/21 17:51:12 ID:MleiWXp. NGネーム登録 NGID登録 報告
いつの間にか百合展開になってる…
きっしょ
 ▼ 32 ロトック@ドラゴンジュエル 18/02/21 17:56:39 ID:MSBsAJ.k [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>31
同性愛がキモいとかふざけんな
人の愛をバカにすんじゃねえ
 ▼ 33 ウオウ@もくたん 18/02/21 18:01:37 ID:0LKBwbF2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
えへ!
 ▼ 34 ピアー@ロックメモリ 18/02/21 18:35:20 ID:ZeZuf58k [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「そう!この胸のモヤモヤの理由をヨウさんに聞いてみるとしましょう!」

- ハウオリシティの喫茶店内にて -

ヨウ「あ、リーリエ!」

リーリエ「アローラ、ヨウさん。……この前はごめんなさい」

ヨウ「う、ううん…俺もこの前は言いすぎたから…さ」

リーリエ「ありがとうございます…実は今日呼び出した理由は…」

ヨウ「!」

リーリエ「相談事がありまして、ヨウさんに聞いてもらえれば…なと」

ヨウ「えっ」(この前のデートの続きは?)


モテ期は終わり、いつの間にフラれるヨウであった。
 ▼ 35 ノアラシ@あやしいカード 18/02/21 19:12:24 ID:i7ENqWsU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
男の嫉妬は見苦しいぞ。祝福してやれ、ヨウくん
 ▼ 36 オー@ムシZ 18/02/21 19:43:22 ID:VAyQF3Pc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんだよ百合かよ
 ▼ 37 ーランド@ロゼルのみ 18/02/21 20:09:51 ID:ZeZuf58k [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……………

……………

ヨウ「ミヅキのことを考えると胸の鼓動が早くなり、ドキドキする?」

リーリエ「はい…そうなんです…」

ヨウ「なるほど…それじゃあアレに間違いないな」

リーリエ「アレ……?」

ヨウ「いいか?リーリエ。それは«恐怖心»だ」

リーリエ「キョーフシン」

ヨウ「確かにミヅキは怖い。僕もあいつのアマサダを食べた時、どれだけ怒られたことか…!!だからリーリエもミヅキを怖がっていてそのため心臓の鼓動が早くなり、恐怖心によりドキドキするんだろう」

リーリエ「ワタシガミヅキサンヲコワガッテイル」

(なるほど…? 私はミヅキさんが怖かったんですね……

意外なことに 気づいてしまいました…… )
 ▼ 38 イゼル@ふといホネ 18/02/21 20:10:30 ID:ZeZuf58k [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨウの一人称を俺→僕にさせていただきます。
 ▼ 39 タモン@シャドーメール 18/02/21 20:42:16 ID:ZeZuf58k [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その後ヨウと別れたリーリエ。

リーリエ「そっか…私、ミヅキさんのことが怖かったんですね……」

ミヅキ「おーい!リーリエ〜!」

リーリエ「ひっっ、ミヅキさん…!」

ミヅキ「ど、どうかしたの?リーリエ」

リーリエ「い、いえ……」

ミヅキ「そ、そう?あ、そういえばさ、マラサダ買ってきたんだけど一緒に食べない?」

リーリエ「…えーっと……」

ミヅキ「…?リーリエ?」

リーリエ「やっ……触らないで」

ミヅキ「えっ………」

リーリエ「あ、ごめんなさい…私……」

自分の気持ちを恐怖心と勘違いしてしまったリーリエは、ミヅキに顔は見せずそのままその場から立ち去ってしまう。

ミヅキ「り、リーリエ……私何かしたかな………?」
 ▼ 40 カタンク@コオリZ 18/02/21 20:43:44 ID:Lw4fnR.A NGネーム登録 NGID登録 報告
>>31
レズはホモだからね
 ▼ 41 ンノーン@ドラゴンメモリ 18/02/21 20:52:07 ID:JLXT/UWk NGネーム登録 NGID登録 報告
もはやなんな泥沼の状態になってきたぞ………

そうだ、リセットしよう
 ▼ 42 ギギギギネブラ◆AUTovP9/6Y 18/02/21 20:55:34 ID:wKK2iNjg NGネーム登録 NGID登録 報告
>>41
はい絶版
 ▼ 43 リープ@ヨロギのみ 18/02/21 21:19:47 ID:ZeZuf58k [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミヅキ「てことなんだけど……私リーリエに避けられてるみたいなの……」

グラジオ「………なるほど」

マラサダショップにて席へ座る2人。
ミヅキはリーリエの件を兄のグラジオに相談しているようだ。

ミヅキ「私……リーリエに嫌われたら……ぐすん」

グラジオ「ミヅキ、泣いても何も変わらないぞ。お前が泣いたってリーリエの機嫌がよくなるわけても避けられている原因がわかるわけでもない。だからまずは原因を探るんだ」

ミヅキ「わかってるぅぅ…わかってるよぉ…!でもぉ…!(大粒の涙を流して)」

グラジオ「……!泣くなよ…!」

ハウ「あれー?グラジオー?ミヅキー?」

グラジオ「…ハウか」

ハウ「どうしたのー?」

ミヅキ「ぐすんっ…実はリーリエと避けられてて…嫌われてるのかな…私……」

ハウ「そんなことないよー!リーリエにとってミヅキは恩人だもん!リーリエのこと大好きだと思うよー!」

ミヅキ「そ、そうかな…?」

ハウ「うんー!だから大丈夫だよミヅキー!」

ミヅキ「! ……ありがとう!そうだよねー!またリーリエに話しかけてみるー!」

グラジオ「……………フッ」
(なるほどな…………………………………………………………

























そ う い う の で よ か っ た の か 。)
 ▼ 44 マクロー@スピーダー 18/02/21 22:25:56 ID:E6Cuwf5E NGネーム登録 NGID登録 報告
すでに、スレ板が割れた
 ▼ 45 クノシタ@こわもてプレート 18/02/21 22:33:27 ID:KCRh3d4s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スレタイ詐欺かな?
いいぞ!もっとやれ!
 ▼ 46 ーベム@きよめのおこう 18/02/22 04:18:24 ID:vIZ72XG6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
- 一方、その頃リーリエと言えば -

リーリエ「…」
(いえ、冷静に考えてミヅキさんへのドキドキが恐怖心なはずがありません。
なのにあんな態度……ミヅキさんに対して失礼です。
今度、直にあって謝りましょう…!)

リーリエ「…あ、電話…かけようかな…」

Prrrrrrrr!!!

『もしもし、ミヅキです…!リーリエ…だよね?』

リーリエ「はい、リーリエです!」

『よかった…!それで何か用かな?』

リーリエ「えっと、明日空いていますか…?もし良かったら遊びに…」
(その時にこれまでのことを謝りましょう)

『…あー、ごめんね。明日はイリマくんに呼ばれてるんだ…ごめんリーリエ、また今度でいいかな?』

リーリエ「は、はい…それでは仕方ありませんよね。また今度…」

『ごめんね!またね!』

プチッ(電話をきる音)

リーリエ「…明日会えなくても、すぐに機会はありますよね…」

リーリエ「…………早く誤解を解きたいなぁ…電話で言えば良かったかな…」
 ▼ 47 ーディン@ももいろはなびら 18/02/22 15:28:43 ID:vIZ72XG6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
- 次の日 -

ミヅキ「…思ったよりイリマくんの用事すぐ終わったなぁ」

ミヅキ「こんなことならリーリエと遊ぶ約束すればよかった。…ん?」

ミヅキ「あれは……おーい!」

スイレン「!……ミヅキさん」

マオ「あ!ミヅキじゃーん!」

ミヅキ「久しぶり2人とも!元気にしてた!」

スイレン「ええ、私は変わりなく。ミヅキさんもお元気そうで何よりです」

マオ「私も超元気だよ - !」

ミヅキ「2人は何してたの?」

スイレン「イリマさんの家へと行く途中だったんです」

ミヅキ「そうなの?」(スイレンたちも呼ばれてるんだ…)

マオ「あ!ねぇねぇミヅキ!まだ約束の時間まであとちょっとあるからさ、どうせなら喫茶店でお茶していかない?」

ミヅキ「!…それいいね!賛成!」

スイレン「あらあら いきのいいお二人さん。マオ、遅刻しても知りませんよ」

マオ「大丈夫大丈夫!じゃあ、レッツラゴー!」
 ▼ 48 イコグマ@オニゴーリナイト 18/02/22 15:37:39 ID:WWRztm02 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シエン
 ▼ 49 ッカグヤ@じゅうでんち 18/02/22 22:30:39 ID:vIZ72XG6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミヅキ「う ~ ん!ここのパンケーキ美味しい!」

スイレン「ですね、頬っぺが蕩けそうです」

マオ「でしょでしょ!ここのは私一押しなんだ!」

ミヅキ(んふふ、今度リーリエにもこの店教えてあげよっと…!)


リーリエ「……ミヅ、キ…さん………?」

ミヅキ「………あっ…リーリエ……」

リーリエ「今日はイリマさんへ用事があるって……」

ミヅキ(あ……そういやリーリエにはそう言ってたんだ…でもこの状況はちょっとまずい…?)

ミヅキ「い、いや違うの!思ったより早く終わってね」

リーリエ「………………つき…」

ミヅキ「…え?」

リーリエ「ぐすっ……ミヅキさんの嘘つき!もう知りません!」

ミヅキ「ちょ、待って!!リーリエ!!!!」

マオ「…わ、私たち悪いことしちゃったかな……?」

スイレン「何かすれ違いがおきてるみたいですね」
 ▼ 50 メグマ@ウルトラボール 18/02/23 15:29:13 ID:PL3tfZKY NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「だ、大丈夫ミヅキ…?」

ミヅキ「き、嫌われた…リーリエに…嫌われた…」

スイレン「重症のようですねこれは」

ミヅキ「ど、どうしよう……」

マオ「何かあったの?私たちの責任でもあるし私たちも誤解解くよ…?」

ミヅキ「う、ううん…大丈夫。でも暫く1人にして欲しい、かな…」

スイレン「ミヅキさん…」

マオ「ミヅキ……」

とぼとぼと帰る負のオーラに包まれる小さな背中。
どんよりとした気分でミヅキは自宅へと戻る。

そして後日、ハウやヨウたちと遊ぶことになったのだ。

ミヅキ「ハウ、ヨウ、何か久しぶりだね」

ヨウ「よっ!」

ハウ「アローラ〜ミヅキ~」

ミヅキ「!」

リーリエ「…」

ミヅキ「…」(リーリエも来ていたんだ…)

ハウ「?…どうしたの2人とも?」

リーリエ「…いえ、何でもありません」

ミヅキ「…」
 ▼ 51 グマッグ@ルガルガンZ 18/02/24 05:56:13 ID:GgadQJ1I [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミヅキ「あのね、リーリエ誤解なの」

どうにか2人きりになる機会を作り、誤解を解こうとするミヅキ。
リーリエは目を合わせず相変わらずむっとしている。

ミヅキ「イリマくんの用事が思ったより早く終わってね、たまたまマオたちと会ってお茶に誘われちゃって」言い訳はいいです」

ミヅキ「え?」

リーリエ「言い訳なんか…聞きたくありません……」

ミヅキ「……」

状況を説明しようにも途中で遮られ、リーリエは相当怒っているようだ。
謝罪をする時、本来は言い訳はするものではない。全力で自分の非を認めて全力で謝罪をして許してもらえた後、自分の言いたかったことを伝えるとより効果的に伝わるものだ。
然し、ミヅキにはそんな余裕はなくただただあの事は誤解ということを伝えたいという気持ちが優先してしまった結果、更に二人の間の溝は深まっていく……。

ハウ「おーい、ミヅキーリーリエー」

ミヅキ「……。…はーい!」

ヨウ「買いたいものは補給できた。待たせてごめんな!」

ハウ「俺ねーゴージャスボールいっぱい買っちゃったもんねーゴージャスだよゴージャスー」

ヨウ「そんなにいるかよー」

ハウ「いるよー!ポケモンとたくさん仲良くなりたいもん!」

ヨウ「ははっ、だからってこんな量…なぁ、ミヅキ。お前もそう思うだろ…?」

ミヅキ「……………。………え?ごめん、聞いてなかった」

ヨウ「…どうした?ミヅキ?」

ミヅキ「…え、いや何でもない!ちょっと考え事してて!」

ヨウ「考え事なんてお前らしくないな」

ミヅキ「……そ、そうかな?…そうだよね、うん…」

リーリエ「…………(ふんっとそっぽ向き)」
 ▼ 52 ジャンボ@ジャポのみ 18/02/24 06:16:07 ID:GgadQJ1I [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「………」(早く終わったなら私に連絡してくれてもよかったのに……

そしたらすぐに飛んでいったのに… それになんですか 、 マオさんたちと遊んで……

それもあんな楽しそうに…… あんなに楽しそう………に……

今だって私のこと忘れてたなんてヨウさんやハウさんと 楽しそうに…

何かマオさんたちと楽しく遊んでるところを 想像すると

すごくムカムカします…… 何故だかわかりませんが………

私だってミヅキさんとあんな風に一緒にいたっ……

あれ……… 。 ……………………。)

リーリエ「私、もしかして……」

(もしかして ミヅキさんと一緒にいたかった…?)

(マオさんに嫉妬してる……?)

(だからミヅキさんにこんな八つ当たりみたいな真似を………)

リーリエ「はっ…」(八つ当たり…)

漸く自分のしてきた事が八つ当たりに近いものだと気づくリーリエ。

そして同時に嫉妬心が芽生えていることにも気づき始めたようだ。

リーリエ「………(下顎を一撫でして)」
(何で私こんなにマオさんたちと遊んでることに怒ってるんだろう…

別におかしい話でもないのに。私のお誘い蹴ったから?

いえ、多分私はあの出来事にモヤッとしていて 恐らく

そこについて怒っている………… 何故……?)

ミヅキさんと二人きりで一緒にいたかったな。

ふと、こんなことがリーリエの脳裏に過ぎる。

リーリエ「………」
(私、ミヅキさんと二人きりで…… 私、ミヅキさんのことが……)

リーリエ「ミヅキさん」

ミヅキ「ほえ?」

突然リーリエに声を掛けられ素っ頓狂な声をあげるミヅキ。
リーリエはミヅキの両手を掴み、息をすうっと吸っては…

リーリエ「私、ミヅキさんのことが好きです」

ミヅキ「」

リーリエ「私、ミヅキさんが他の女子といることに嫉妬していたみたいです!ごめんなさいこんな八つ当たりみたいな真似をして!私、ミヅキさんとふたりきりで遊びたかったみたいです!だからずっとモヤモヤしていたみたいなんです!今だって邪魔者のハウさんやヨウさんを消し去りたいぐらいです!ミヅキさん好きです!ミヅキさん大好きです!!!ミヅキさんとずっとずっと2人でいたいです!」

ミヅキ「(すごい真顔)」
 ▼ 53 レビィ@はいぶくろ 18/02/24 06:22:44 ID:GgadQJ1I [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
忘れてたなんて✖
忘れて◎

です。
 ▼ 54 ロベルト@こうらのカセキ 18/02/24 23:39:35 ID:GgadQJ1I [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハウ「……ヨウ」

ヨウ(俺の初恋が…………終わった……)

ミヅキ「り、リーリエ?どうしたの?」

リーリエ「だからごめんなさい。こんな私でよければこれからも仲良くしてください…!」

ミヅキ「う、うん…それは勿論私としても望んでいたことだけど…」
(さっきのあれは友達としての好き…なのかな…?)

ハウ「まー仲直りできてよかったじゃんー?」

リーリエ「はい!(にっこりと満面の笑みで)」

モヤモヤが晴れたリーリエと対照的にモヤモヤしてきたミヅキ。
ミヅキのモヤモヤが晴れるのはまだ先の話である。
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