フェローチェ「何よアンタ」ベベノム「？」

ベベノム「」フワフワ
フェローチェ「何でついてくるのよ……」
ベベノム「？」
ウツロイド「やっほーフェロちゃん！って何その子？」
フェローチェ「何だか知らないけどついてくるのよ」
ウツロイド「へ〜かわいい〜！この子まだ小さいし迷子かも」
フェローチェ「めんどくさい…じゃあウツロイド、この子を親の所まで連れてってよ」
ウツロイド「いいよ〜ほらこっちおいで」
ベベノム「」フワッ
ピトッ
フェローチェ「！？」
ベベノム「あしょぼ！」
フェローチェ「はぁ！？」
ウツロイド「へぇ〜この子フェロちゃんに懐いてるね」
フェローチェ「勘弁してよ…」
フェローチェ（子どもはキライなのに…)ブツブツ

マッシブーン「むん！むん！」ﾌｯｷﾝ ﾌｯｷﾝ

フェローチェ(一番会いたくないヤツに会っちゃった……)ﾊｧ

ベベノム「……！」ｷﾗｷﾗ

ﾋﾟｭ-ｯ

マッシブーン「お？何だ何だ？」ｽｸｯ

ベベノム「う〜♪」ｸﾙｸﾙ

マッシブーン「おっ！フェローチェ！」

フェローチェ「」ｷﾞｸｯ

マッシブーン「この子どもはどうしたんだ？」

フェローチェ「迷子よ」

マッシブーン「なるほど……それで」

フェローチェ(そういえば……何でベベノムはマッシブーンの方へ飛び出したのかしら……筋肉に反応したとか？)

ベベノム「」ｼﾞ-ｯ

マッシブーン「ん？どうした？」

ベベノム「いっしょ、いっしょ♪」ﾁｮﾝﾁｮﾝ

マッシブーン「おお！そうだな！お前の頭の針と俺の口、同じトンガリだな！」

ベベノム「♪」ﾆｺﾆｺ

フェローチェ(……納得)

マッシブーン「フェローチェ、確かお前子どもが苦手なんじゃなかったのか？」

フェローチェ「そうだけど……色々あってあたしが連れて行く事になったのよ」

マッシブーン「ふむふむ。そうか」

ベベノム「ねーねーあしょぼ〜♪」

マッシブーン「おう！いいぞ！おにーさんが遊んでやろう！」

ベベノム「わ〜い♪」

マッシブーン「ははは！高い高〜い！」

ベベノム「たか〜い！」ｷｬｯｷｬｯ

フェローチェ(ふーん……アイツただの筋肉バカかと思ってたけど……結構面倒見のいい所もあるのね。見直したわ。……ちょっとカッコいいかも)

マッシブーン「わはは！」

ベベノム「きゃっきゃっ♪」

フェローチェ(って、何考えてんのよあたし！アイツをカッコいいとか……有り得ない！///)

支援

ヤッシブーンにＤ振りはありえないｗｗｗｗｗ

支援

今日フェローチェでポケモナーに目覚めかけたからやめろ…やめてくれ…

マシフェロいいぞ

良いぞー

マッシブーン「ははは！お前はホントいい子だなあ！」

ベベノム「……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アーゴヨン「よーしよーし……アナタはホントにいい子ねぇ……さあ、ゆっくりおやすみ」

ベベノム「くー……」ｽﾔｽﾔ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ベベノム「う、うえぇ……」ｼﾞﾜｧ

マッシブーン「えっ！？」

ベベノム「うああぁぁぁ〜〜ん！」

マッシブーン「あわわ！何だ何だ！？」ｵﾛｵﾛ

ベベノム「ああぁぁ〜ん！ママぁ〜！」ﾋﾟ- ﾋﾟ-

フェローチェ「『ママ』……！？」ﾊｯ

マッシブーン「ママ？そうか！母親が恋しいのか！しかしこればっかりはどうしようも……」

フェローチェ「」ｽｯ

ｷﾞｭｯ

ベベノム「……！」

マッシブーン「！」

フェローチェ「大丈夫よ……ちゃんとアナタのお母さんの所へ連れて行ってあげるから……」ﾄﾝ ﾄﾝ

ベベノム「……ひっく、ひっく……」

マッシブーン(おお〜！流石フェローチェだな！)

フェローチェ「いい子ね……泣かないで……」ﾄﾝ ﾄﾝ

ベベノム「ぅぅ……」

フェローチェ「ね？」ﾆｺｯ

マッシブーン「……///」ﾄﾞｷｯ

マッシブーン(か………………かわいい………///)

ベベノム「ふー……」

フェローチェ「落ち着いたわね……ん？何よボーっとして」

マッシブーン「え！？あ、いや……！///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

マッシブーン(な、何故だ……何故俺はこんなに胸がドキドキしているんだ……？まさかフェローチェに……！？///)ｶｱｧｯ

フェローチェ「？」

おぉ！？

かわいい

ええぞ

つづけて

支援やで

ｺﾞｵｵｵｫｯ

フェローチェ「な、何？この音……」

ベベノム「あっ！ママ！ママ！」

〜〜上空〜〜

アーゴヨン「どこに行ったのベベノム……もっと遠くに行ってみましょう」

ｺﾞｵｵｯ

マッシブーン「あれは……アーゴヨン！」

フェローチェ「追いかけましょ！」

マッシブーン「おう！」ﾀﾞｯ

フェローチェ「ほら、ベベノムも！」ｸﾞｲｯ

ベベノム「あっ……！」

ﾀﾀﾀﾀｯ

マッシブーン「おーい！アーゴヨンーー！待ってくれーー！！」

フェローチェ「ダメだわ……全然聞こえてない……」

マッシブーン「！ 待った！」

フェローチェ「えっ？な……何この岩の山！？」

マッシブーン「妙だな……昨日までこんなもの無かったぞ？」

フェローチェ(回り道するしか……でもそんな事したら見失ってしまう……！)

マッシブーン「フェローチェ、ベベノム、下がっていろ」

フェローチェ「え？」

マッシブーン「はああぁぁ……！」

フェローチェ(一体何を……？)ｻｯ

マッシブーン「きあいパンチ！！」ﾌﾞﾝｯ

ドゴオオオンッ!!

メガシエンネ

ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

フェローチェ(か……………カッコいい……………///)

マッシブーン「よし！行くぞ！」ﾀﾞｯ

フェローチェ「え、ええ！」ﾀｯ

マッシブーン「アーゴヨンーー！ベベノムはここにいるぞーー！」

フェローチェ「アーゴヨンーー！」

マッシブーン「マズいな……どうしたら気付いてくれるか……」

ﾋﾟｼｬ-ﾝｯ　ﾊﾞﾘﾊﾞﾘｯ

マッシ・フェロ「！？」

アーゴヨン「ッ！？」ｷｷｯ

アーゴヨン「な、何かしら……下の方から……？」

フェローチェ「今の放電は！？」

デンジュモク「おお〜い！」

マッシブーン「デンジュモク！」

デンジュモク「よかった。アーゴヨンも気付いたみたいだ」

アーゴヨン「ベベノム〜〜〜〜〜！！」ｷﾞｭ-ﾝｯ

フェローチェ「えっ、ちょっと危な……！」

ｷｷｨｯ

アーゴヨン「ベベノム！」

ベベノム「ママぁ〜〜！」ｷﾞｭｯ

アーゴヨン「よかった……もう会えないかと思ったわ！ゴメンね……！ゴメンね……！」

ベベノム「ママ〜♪」

まさかのマシフェロできゅんきゅんしてるし感動のクライマックスじゃん

デンジュモクパイセンイケメン

ズガドーン「あっ、いたいた！」

テッカグヤ「みんな〜！」

ウツロイド「アーゴヨンに会えたー？」

カミツルギ「おっ！マッシブーンもいるぞ！」

ツンデツンデ「解決シタミタイダナ……」

フェローチェ「な……何でみんないるの？」

ウツロイド「あたしとカグヤちゃんでアーゴヨンの事探してたの。そしたらズガドーンとツンデツンデと〜あとカミツルギに会ったんだ！」

ツンデツンデ「オレ達モ一緒ニアーゴヨンヲ探シテタ……」

カミツルギ「ま、空飛んでたから、結局見つけるのに時間が掛かっちまったけどな」

ズガドーン「いや〜二人が会えてよかったよ〜」

アーゴヨン「あの……フェローチェさん」

フェローチェ「何？」

アーゴヨン「うちの子がたいへんお世話になったようで……ちょっと目を離した途端に飛んでいってしまってずっと探していたんです。ホントに何とお礼を申し上げたら良いのか……」

フェローチェ「い、いいわよ別に……」

ベベノム「おねーちゃ！」ﾌﾜｯ

フェローチェ「うん？」

ベベノム「あいがとー！」ﾆｺｯ

フェローチェ「もう迷子になっちゃダメよ？」ﾆｯｺﾘ

ベベノム「ん！」ｺｸｯ

マッシブーン(……ッ///)ｷｭﾝｯ

フェローチェ「ふふっ♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ベベノム「えへへ〜♪」

支援

アーゴヨン「皆さん本当に……ありがとうございました！」ﾍﾟｺｯ

マッシブーン「いやあ！なんのなんの！」

アーゴヨン「さあベベノム、お家に帰りましょ」

ベベノム「ばいばい！」

ウツロイド「じゃ〜ね〜！」

アーゴヨン「そうだわ。皆さん！今度ウチに遊びに来て下さいね！」

フェローチェ「ええ」ﾆｺｯ

ウツロイド「さよなら〜！」

マッシブーン「またな！」

ズガドーン「ベベノムちゃんまたねー！」

ﾋﾞｭ-ﾝｯ

フェローチェ(よかったわね。ベベノム……)

テッカグヤ「それにしてもビックリだわ。フェロちゃん随分ベベノムちゃんと仲良くなったみたいね」

フェローチェ「ま……まぁね」

マッシブーン「フェローチェはすごいぞ！俺よりずっと世話が上手いんだからな！」

フェローチェ「ちょっと！余計な事言わないでよ！！///」

マッシブーン「本当の事じゃないか！」

ウツロイド「あれ〜？二人共仲良いね。前はそんな風じゃなかったのに」

マッシ・フェロ「えっ……///」

フェローチェ「べ、別に……いつもの感じでしょ？ねえ？///」

マッシブーン「お、おおおお、おう！///」ｱｾｱｾ

ウツロイド「あー！怪しーい！ね〜何があったの〜？教えてー！」

フェローチェ「だから何でもないったら！///」

この後めちゃくちゃセックスした

テッカグヤ(あらあら……♪)ｸｽｸｽ

ズガドーン「ツンデー！帰ろー！」

ツンデツンデ「ソウダナ。ジャアナミンナ」

ウツロイド「ありがとね〜二人共〜」

テッカグヤ「私達も帰りましょっか、カミツルギ！」

カミツルギ「おう！」

ウツロイド「あっ、カグヤちゃんとカミツルギ一緒に帰るの？」

カミツルギ「家も近いしな！」

テッカグヤ「じゃあねー！」

ウツロイド「そっかー……じゃあ……」ﾁﾗｯ

フェローチェ「？」

ウツロイド「デンジュモク！一緒に帰ろっ！」ﾎﾟﾝｯ

デンジュモク「！///」ﾎﾞｯ

ウツロイド「どしたの？頭ピンクになってるよ？」

デンジュモク「イ、イヤ……///」

フェローチェ(デンジュモクって分かりやすいわね……)

デンジュモク萌え

アクジキング「暇−！」

子供苦手なのに子供に懐かれやすく面倒見がいいお姉さんって本当に性癖だからドストライクでした。組み合わせも全部かわいい！ほのぼのSSで癒される！

>>51
言われてみればぼっちで笑った

ウツロイド「フェロちゃんマッシブーンまたねー！ほら、いこいこっ！」ｸﾞｲｸﾞｲ

デンジュモク「？？」

マッシブーン「……」

フェローチェ「……」

マッシブーン「……俺達も帰るか」

フェローチェ「……そうね」

ﾃｸﾃｸ

フェローチェ「……マッシブーン」

マッシブーン「何だ？」

フェローチェ「その……ありがとね。いろいろと……」

マッシブーン「……へっ！？」

マッシブーン(あのフェローチェが……素直に礼を言っている！！？雨でも降るんじゃないのか……？)

フェローチェ「アンタ今雨でも降るんじゃないかって思ったでしょ」

マッシブーン「……思いました」

フェローチェ「あたしだって礼くらい言うわよ。ベベノムとアーゴヨンを会わせる事が出来たのは……アンタがいてくれたからでもあるし……多分あたし一人じゃ出来なかったかもしれないわ」

マッシブーン「そ、そうか……」

マッシブーン(何だ何だ！？こんな素直なフェローチェ初めて見たぞ！？)

フェローチェ「だから……本当にありがと」ﾆｺｯ

マッシブーン(……///)ﾄﾞｷｯ

マッシブーン「……フェローチェ！」

フェローチェ「何？」

マッシブーン「その……あー……うーん……///」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

フェローチェ「どうしたの？」

マッシブーン「や……やっぱり何でもない！///」

フェローチェ「はぁ？何よ。今何か言おうとしたでしょ」

マッシブーン「いやいやいや何でもない！///」

フェローチェ「何よ気になるじゃない！いいから教えなさい！」

マッシブーン「ええと………す………





素直なお前もかわいいなと思って……///」

マッシブーン(しまったつい本音が///)

フェローチェ「………はぁ！？///」ﾎﾞﾌｯ

フェローチェ(〜〜ッ！///)

フェローチェ「バカーーッ！///」ﾄﾋﾞﾋｻﾞｹﾞﾘ!

ﾄﾞｺﾞｫｯ!

マッシブーン「いてえぇ！何でェ！？」

フェローチェ「もう知らない！///」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

マッシブーン(イテテ……やっぱりこういう事はダメだな俺……)

フェローチェ(ビックリした……告白されるかと思ったじゃない……！///)

ええ感じやんけ
支援

〜少し離れた所〜

ウツロイド「んも〜せっかく気を利かせて二人きりにしてあげたのにぃ〜ねえデンジュモク」

デンジュモク「エっ！？あァ、うん……」

デンジュモク(俺、好きな子と一緒にいるのに何やってんだろ……)

ウツロイド「でも……デンジュモクと一緒にいる理由が出来てよかったかも……」ﾎﾞｿｯ

デンジュモク(ッ！！？///)ｶｱｱｱｱｱｧｯ

デンジュモク「待ッてウツロイド、そレっテどウいう……///」

ウツロイド「ん〜？何でもなーい♪ほらほら早くしないと置いてっちゃうよー」ﾌﾜｯ

デンジュモク「えッ、チョっとウツロイド〜〜〜！？///」

デンジュモク(はぐらかされたああぁ〜！///)

ウツロイド(あー面白い♪デンジュモクってかーわいい♪)



テッカグヤ「今頃フェロちゃん達上手くいってるかしらね〜」

カミツルギ「まぁ、あの二人の事だからな。なかなか進展しないと思うぞ」

テッカグヤ「そうねぇ……でももしくっついたら実は私達も付き合ってるって言って驚かせましょ♡」

カミツルギ「ははっ！それいいな！」



マッシ・フェロ「はぁー……///」



〜洞窟〜

アクジキング「あ〜暇だぁ〜……今頃みんな何してんのかな……そういやおやつにとっておいた岩、何で粉々に砕けてたんだろな……まっ、いいか」



〜おしまい〜

乙！
めっちゃ面白かったぞ

　乙！

乙！また見たい

乙、また書いてくれ

沢山のコメントと支援ありがとうございます！
フェローチェとベベノムのほのぼのSSを書いてるつもりがいつの間にか恋愛SSになってしまった……ごめんよアクジキング……
>>43
>>52
ありがとうございます嬉しいです

良ござんす

>>59
>>60
時間があればまた書こうと思います
続きみたいな感じで

よかったですぞ

素晴らしい作品だった