スイレン「中日ドラゴンズ？」

ククイ「よしお前ら！明日はポケベースだぞ！」

サトシ「うおおお！俺楽しみだぜ！」

ピカチュウ「ピカピカチュウ！」


ここはアローラ地方のポケモンスクール。
なぜ騒がしいかというと明日はポケベースなのだ。

ポケベースとは簡単に言えばアローラ地方の野球。
人とポケモンが行うスポーツだ。

ククイ「各自 練習しとけよ」

スイレン「……よし」

カキ（明日こそは……スイレンを抑えてやる……っ！）

時代は阪神よ
大和を出ていかないようにするしかないわね

>>30
ハメさん・・・

中日ファンなので楽しみです！

ゲレーロ大好きだから出してくれぃ！
ビシエドも

中日は応援歌も好き

特にサウスポーと平田

広島、横浜＋中日かヤクルトでAクラスを独占して欲しい賭博と334テメーらは駄目だ

例の画像貼っときますね〜
ちな元鷹組好き

中日ドベゴンズ？

森繁「えー 久しぶりだな皆。今日から春季キャンプだ。各自今シーズン満足がいく年になるよう、頑張ってほしい」

皆「ハイッ」

森繁「じゃあ練習を始めてくれ」

〜

スイレン（ええ……なにすればいいんだろ。あの人にきいてみよう、優しそうだから）

スイレン「あの、先輩」

バルデス「me?I want help you.」

スイレン「あ、いえなんでもないです」

スイレン（何言ってるか分かんなかった……）


スイレンは何をすればいいのか分からなかった。
まだ１９歳だから仕方ない。
しかしもう一人困っているのがいた。

藤嶋（どうしよう……）

プロ野球選手も関わるｓｓを見たかったので有難いです！！

藤嶋（先ずはランニングからかな……とりあえず東邦と同じ練習をしよう）

藤嶋は東邦高校という愛知の高校出身なのだ。
ちなみに甲子園にも出場している。

スイレン「……」

藤嶋（あいつは俺と同じ高卒ルーキーだったよな。練習誘ってみるか。 女子がついてこれるかは分からないが）


藤嶋「あの、一緒に練習しません？」

オワゴンズさっさと灯火になれ

スイレン「あ。藤嶋健人君だよね、練習やろう」

〜ランニング〜

藤嶋「じゃあまず2キロでいいか？」

スイレン「うん。そんなもんだと思う」


藤嶋「いやー 高卒俺だけじゃなくて良かったわ。19だよな？」

スイレン「ううん10」

藤嶋「ファッ！」

スイレン「だけどこっちとむこうだったら年齢の数えかたが違うらしくてね」

藤嶋「びびったぁ……」


今年入団した同期でも年齢が違う。例えば柳が23でも、藤嶋は19なのだ。高卒 大卒 社会人での選手の使いかたも違ってくる。

高卒はしっかりと育てる
大卒は一軍で経験を積ませる
社会人は即戦力

といった感じだ。

スイレン「私本当は50歳なんだ」

藤嶋「マジでか！？」

スイレン「ウソです」

藤嶋「ウソかい！」

〜

藤嶋「ふぅ……午前はこんなもんでいいか」

スイレン「そうだね」

藤嶋（なんだこいつ……この小さい体で東邦の基礎メニューについてくる……）

藤嶋「分からない……」

福谷「分からないと聞いてとんできたぜ」

藤嶋「うわぁ！」

スイレン「先輩 お疲れ様です」

福谷「おう。それで、何が分からないんだ？」


彼は福谷浩司。中日のインテリセットアッパーだ。
セットアッパーとは簡単に言えば8回を投げる人である。


藤嶋「スイレンはこの体でどうして東邦の基礎トレについてこられるのですか？」

福谷「ああ、慶応に任せておけ」

藤嶋「はあ……」

スイレン「ケイオー？」

福谷「分かったぞ！」

藤嶋「本当ですか！？」


福谷「スイレンの体の秘密は強靭すぎるインナーマッスル、つまり体幹だ。釣りをやっていたな？」

スイレン「はい、釣りは大好きです！」

藤嶋「さすが慶応ですね」

福谷「まあな」


スイレン「ケイオーって何？健人」

藤嶋「慶応は、日本のスゲー頭良い奴が入る大学。福谷さんは慶応大学出身なんだ」

スイレン「だからか……」

藤嶋「よく釣りが好きなんて分かったよな……」





左側 福谷
右側 藤嶋

今日はコメ返して終わります

>>28
ありがとうございます
>>30
ら……来年から
>>32
こっちは平田と大島引き留めたから頑張れー
>>34
ナカーマ
>>35
外国人野手が好きなのね、僕は外国人なら投手かな
>>36
竜の主砲よ目覚めろだっけか？
>>37
大松「Ａクラスは3つだぞ？」
>>38
サンクス
>>39
貴様ハメカスか？

今日の試合で鈴木しょうたを覚えました

慶應

慶応

どっちだっけ？ まいっか

藤嶋「午後は少しブルペン投げたいな……」

スイレン「ブルペンってなに？」

藤嶋「ああ、ピッチャーがピッチング練習するとこ」
（画像1）

スイレン「じゃあ私どうしたら良い？」

藤嶋「なんで？」

スイレン「自分でメニューとか考えられないし」

藤嶋「うーん……教育係の野手が必要だな」


京田「ようお前ら なんか困ってるのか？」

藤嶋「あ。京田さん！」


彼は京田陽太。藤嶋やスイレンと同期入団した野手。
しかし大学出身なので先輩なのだ。
（画像2）


京田「スイレンは練習メニューを組めないのか……」

スイレン「はい。まともな練習したことなくて……」

京田「よし、俺についてこい！」

スイレン「はい！」


藤嶋「じゃあ頼みますね」

京田「おう」

野球知らない人のために画像付きでお送りしますね

京田「スイレン何やりたい？」

スイレン「お任せします」

京田「そうか……じゃあ守備練習でいいか」

……


京田「じゃあこんな風に腰落として胸張れ」

スイレン「それだけ？」

京田「うん。とりあえず3分でいいな」

〜

スイレン「これだけ？」

京田「ハァ……ハァ……うん」

京田（そういえば何か言ってたな）


〜さっき〜

藤嶋「あ、あとスイレンは基礎体力はそこそこあるので
技術を鍛えてあげた方がいいと思います」

支援

ジワるなぁ

支援

35億めちゃすこ

京田「よし、じゃあ次はグラウンドに出るか！こんないい天気の日に部屋に籠ってトレーニングしてたらほぼニートと一緒だな」


スイレン「そういえば外で練習してなかった」

午前はずっと藤嶋と室内トレーニングルームで走ったり鍛えたりしてたからだ。

京田「いいかスイレン。外と中じゃあ環境は大きく違うんだ。確かに室内で集中してトレーニングに打ち込むのも大事だが、それではドーム球場は別としてスタジアム球場に対応出来ない」
（画像1 ドーム 画像2 スタジアム）

スイレン「へぇ……球場は外と中があるんだ」

京田「まあ、そういうことだ。外行くぞ」

〜

スイレン「土が綺麗」

京田「そうだな。さ、スパイクに履き替えろ」

スイレン「すぱいく？」

京田「お前 スパイクもってねぇのか！？」

スイレン「うん」


スイレンはそれまで遊びの野球しかやってなかったので
野球道具はバットとグローブとユニフォームと球しか
持ってないのだ。

京田「スパイクはこれだ。俺がはいてるこれ」
（画像3の一番でかいのが京田）

長い間サボってごめんね

ビシエド骨折でシーズン終了やなw

福谷「なんだ、スイレン。野球道具がないのか」

スイレン「あ、福谷さん」

福谷「しゃーないな、俺が買ってやるよ」

京田「ハハッ、良いじゃん驕ってもらえよ」

スイレン「いいんですか？」

福谷「おう、先輩だからな一応」

スイレン「ありがとうございます」ﾍﾟｺ

福谷「それよりお前、バッティングはどうだ？」

スイレン「え？ ええ、パワーはそれほどですね。何回か学校のグラウンドではホームランしたことはあります」

福谷「二人とも、俺の球打ってみるか？」

スイ京「ええ……」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

福谷「で、これが木下拓也君だ。キャッチャーをやってくれるぞ」

木下「まあよろしく」

京田「ハイ」


福谷「じゃ、まず京田からでいいか。ほら立て」

京田「ウス」

スイレン「頑張って下さい」

京田「おう。まかせとけ」


木下（まったくあいつは……森監督に怒られたらどうすんだよ……ってほら、こっち見てる）

森繁「あれは？」

波留「え？ 福谷対ルーキー二人ですかね？」

森繁「ハハハ、面白そうだな」

波留「ええ……」


森繁「おい！お前ら！一回ストップだ！」

木下「ほら」ﾎﾞｿｯ

左から

木下拓也、 森繁（監督）、 波留（打撃コーチ）

福谷「森監督！お願いします！やらせてください！」

木下（何でこんな必死なんこいつ？）

森繁「ああ、それはええんや。けどな……ルーキー2人」


京田「俺ら？」ﾎﾞｿｯ

スイレン「そりゃそうですよ……」ﾎﾞｿﾎﾞｿｯ


森繁「福谷からヒット打ったら開幕一軍、」

京スイ「ほんとですか！？」

森繁「ただし打てなきゃ今年はずっと二軍な。やりたくなかったらやんなくてもええで」

波留「まーたむちゃくちゃな……」


スイレン「どうするんですか？」

京田「やるしかないやろ こんなん」

スイレン「賛成です」

京田「最初はスイレン、行け」

スイレン「は、はい……」

京田「そんなに緊張するな、気負わず行け！」


福谷「最初はスイレンか、俺の球が打てるか？」

森繁「あ、両方に打たれたら木下と福谷が開幕二軍な」

木下（ええ……俺も？）


〜ブルペン〜

桂「なかなか良いぞ藤嶋。良いものを持ってる」

藤嶋「あざっす！桂さんに受けてもらえるなんて光栄です！」

桂「ハハハ。俺なんて肩だけの捕手だよ」

藤嶋「いえいえ！謙遜しすぎッスよ！」


岩瀬「おいお前ら、面白いもんやってるぞ。こいよ」

藤嶋「岩瀬さん、どうしました？」

桂「あれは……浩司と拓也とスイレンだっけ？」

藤嶋「京田さんも……」


岩瀬「ルーキーが福谷と勝負して勝ったら一軍だってよ」

桂「ファッ！」



左から
桂（木下、福谷と同学年） 岩瀬

藤嶋（俺が東邦高校で得た物は何も意味がない。唯一意味のあるものは強さのみ。）

桂「藤嶋。スイレンとお前の高校時代……ああスイレンは一応小学校か」

岩瀬「うん」


桂「スイレンとお前の高校時代を比べたら雲泥の差だな。でもな、あいつはチャンスを手に入れた。

このチャンスをいかせたらそれはあいつの実力だ。
森監督も簡単に達成できる試練を高卒ルーキーに
与えないだろ？」

藤嶋「……」


岩瀬「そんなに落ち込むなよ」

桂「お前にもいつかチャンスはくるさ。ここは……
チームメイトを応援しよう」

藤嶋「ハイ！」

藤嶋（頑張れスイレン……っ！）

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


福谷「よし、いくぞ！ 慶応大学の力をみせてやる！」


木下（だっせ。 ま、真面目にリードしてやるか。
スイレンはこの状況なら絶対に打ち気になってるから
スライダーにしとくか）

福谷（ま、安定行動だな。ポケモンに例えるとチャンピオン戦の前に回復しとこっていうかんじだな）


福谷が第一球を投じた。


シュルルル バン！


スイレン「ふぇぇ……何これ……」

京田「あ、監督。スイレンにアドバイスはしても？」

森繁「別に構わんぞ」


京田「どうだった？」

スイレン「打とうとしたら……ボールが動いて……」


京田（こいつ……曲げを知らないだと……っ！）

京田「なあスイレン。お前曲げって知ってる？」

スイレン「マゲ？」

京田「はぁーあ……こっからかよ……。いいか？
プロ野球の投手はな、変化するボールを投げてくるんだ。それが曲げ」

スイレン「打てないじゃないですか！？そんな……」

京田「いいか 次もさっきと同じスライダーっていう曲げがくる。だからとりあえず次はバットを振るな」

スイレン「はい！」


スイレン（ほんとに振らなくていいのかな……）


福谷「もういいのか？」

スイレン「はい！」


木下（じゃ、次もスライダーで。正直真っ直ぐでいいけどこれも後輩を育てるためだ）


福谷がボールを放った。ストライクゾーンまっしぐらのボールはスイレンのからだの前でボールゾーンに曲がった。

波留「ボール！」


京田「よし！」

スイレン「すごい！京田さん！」

阪神はメッセンジャーの離脱が痛い

京田「よし！じゃあ次だ！こい！」


スイレン「次はどうしますか？」

京田「次も振るな。」


木下（次は……インハイボールの真っ直ぐだ。うまくいけば撃ち取れる可能性もある）


福谷が頷いた。

福谷「ふん！」

ズバーン！


波留「ボール！」

スイレンが京田の元に駆け寄る。


京田「いいか、次で決めろ。外低めの150キロ超えの真っ直ぐで決めにくる。」

スイレン（150……カキのゼンリョクでも120なのに）

京田「少しベースを踏んでも構わない。おもいっきり踏み込まないとお前のちんちくりんな体じゃあ……」

スイレン「……」ｺｸﾘ

京田「ここが、お前ののターニングポイントだな。」


木下（さてと……スライダーと真っ直ぐの出し入れで三振とりたいな。 ここは外低めに真っ直ぐだな）

福谷（俺の剛球は打たせないぞ）

木下（ストライク入れろよ頼むから）

僕は中学三なので受験勉強しますね。
上げなくても四月に自分でスレ建てるので大丈夫です。
また会える日を待ってますね