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SS

【SS】ポケットモンスターXY&Zumi

 ▼ 1 XtLLcXE2eI 21/02/03 09:56:32 ID:g8MMYTQE [1/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※昔ここで書いたやつのリブートです。



 ── この星の不思議な生き物

    ポケットモンスター……

    縮めてポケモン!



 ── かつて芸術の都を駆け巡り

    伝説となった1人の男の

    秘められし物語が蘇る──!!




 ズミ「部屋を明るくして画面から離れて見てね」



♪〜壮大なBGM



   【SS】ポケットモンスターXY&Zumi


 
 ▼ 2 XtLLcXE2eI 21/02/03 09:57:34 ID:g8MMYTQE [2/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
──10年前、カロス地方

ミアレ空港


 ヒコウキ「ブーーーーン」

 スーツケース「ガラガラガラ」

 アナウンス「ツヅイテノトウジョウグチハー」



 ズミ「…………」



 ズミ(13)「ただいま、カロス」



 ポンッ

 ブロスター「ブロロッスター!」


 ズミ「どうしたの? 勝手に出てきて」

 ズミ「荷物なら持たなくてもいいよ」


 ブロスター「ブンブン,ブロロロォゥ」
 
 ▼ 3 XtLLcXE2eI 21/02/03 09:58:25 ID:g8MMYTQE [3/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「久しぶりに故郷の空気を吸いたいって?」

 ズミ「2年ぶりだもんね、いいよ」


 ブロスター「o(^o^)o」


 ズミ「あれから2年か……」

 ズミ「ねえブロスター、今の僕たちなら」

 ズミ「今なら、あの人にリベンジできるかな……?」




 ズミ「……うん、大丈夫だよね」

 ズミ「僕たち、強くなったもんね」
 
 ▼ 4 XtLLcXE2eI 21/02/03 09:59:14 ID:g8MMYTQE [4/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガンピ「オッス! 久しぶり!」

 ズミ「剛田……! 久しぶり」


 ガンピ(28)「さんを付けんか年上やぞ」


 ズミ「いやー、格好が幼いっていいますか」

 ガンピ「えっ、格好いいってか?」

 ズミ「言ってないっす」


 ガンピ「まあいいや、久しぶりの故郷はどうだ?」


 ズミ「ジパングより少し寒いかなってとこですね」

 ズミ「あとは特に代わり映えのないと言いますか」
 
 ▼ 5 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:00:00 ID:g8MMYTQE [5/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガンピ「……またすぐ旅に出るのか?」

 ズミ「ええ、近くのホテルで一泊したらすぐに」

 ズミ「2年前のバッジじゃリーグ出られないんで」

 ズミ「また一周し直しです」

 ガンピ「そうか、手持ちはブロスターだけ?」

 ズミ「飛行機に持ち込めるのが一体だけですし」

 ズミ「あとの皆はジパングの、ジョウトってとこに」

 ガンピ「預けてますってとこか」

 ズミ「はい」

 ガンピ「いいなー、俺も和の国行きてえ」

 ズミ「貴方は仕事してくださいよ」

 ガンピ「はははっ、それもそうだったな」

 ズミ「公務員なんだからしっかりしてくださいよね」

 ガンピ「はははっ、すまんすまん」
 
 ▼ 6 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:00:41 ID:g8MMYTQE [6/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガンピ「旅するお前に押し付け」

 ガンピ「頼みたいことあるんだけど、いいか?」

 ズミ「押し付けるんですね」

 ガンピ「(´゚з゚)〜♪」

 ズミ「……まあいいでしょう、引き受けます」

 ガンピ「サンキュー心の友!」

 ガンピ「じゃあ明日、カフェで! またな!」ダッ!


 ズミ「行っちゃった……」

 ズミ「ったく、いつも強引なんだから」

 ブロスター「ブロッ! ブロッ!」

 ズミ「え、なに?」

 ズミ「あ……」


 ズミ「どこのカフェか聞いてねえ」
 
 ▼ 7 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:02:24 ID:g8MMYTQE [7/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
翌日


 カルネ「はじめまして! カルネです!」


 ズミ「」ポカーン

 ズミ(スカート短え)


 ガンピ「元子役のカルネちゃんだ」

 ガンピ「というわけで同行よろしくゥ!」


 カルネ(14)「よろしくお願いします!」


 ズミ「ナ,ナンデディスカ?」


 ガンピ「事務所の意向よ」

 ガンピ「今までのイメージとっぱらって」

 ガンピ「バトルも強い女優に育てたいんだとさ」


 カルネ「メガシンカつかってみたいです!」キラキラ
 
 ▼ 8 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:03:11 ID:g8MMYTQE [8/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「メガシンカ、か…………」


 ズミ「…………」


 ズミ「……いや、そうじゃなくて!」

 ズミ「何で僕なんですか!?」


 ガンピ「強いトレーナーを同行させてあげたいと」

 ガンピ「最初俺にお願いが来たんだが……」

 ガンピ「俺はポケベースの練習がしたい!!」


 ズミ「クソが!!!」


 ガンピ「安心しろ、報酬は出る」

 ズミ「……いくらですか?」

 ガンピ「プリ〇ュア声優との握手権」


 ズミ「是非やらせてください」
 
 ▼ 9 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:03:58 ID:g8MMYTQE [9/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「たおやかな雰囲気でとても素晴らしいですね」

 カルネ「たおやか?」

 ガンピ「急に元気なるやん」

 ズミ「2人でいたらパパラッチとか怖くない?」

 カルネ「ウチの事務所そーゆーの緩いから」


 ズミ「勝った」

 ズミ「勝確きました」

 ズミ「男女2人旅で何も起きない訳がなく」

 ガンピ「変なことしたらPTAから苦情くるから」

 ガンピ「って上から圧力かかってる」

 ズミ「(´・ω・)」

 ガンピ「急に元気無くすやん」
 
 ▼ 10 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:04:43 ID:g8MMYTQE [10/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「出発しよっか、ポケモンは?」

 カルネ「持ってないよ」

 ズミ「えっ」

 カルネ「これから貰いにいくの♪」ワクワク


 ズミ「えー」

 ズミ「……」

 ズミ「キラキラとワクワクだけでごり押されそう」

 カルネ「わくわく」

 ガンピ「お前ら全然話進めねえな」
 
 ▼ 11 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:05:20 ID:g8MMYTQE [11/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ポケモン研究所


 カルネ「ごめんくださーい」

 ズミ「さーい」


 プラターヌ(年齢不詳)「マーベラス!!!!!」


 ズミ「うわ、出たよ」

 カルネ「この人は?」

 ズミ「ポケモン博士見習いのマーベラス氏」

 カルネ「ポケモンくださいな♪」


 プラターヌ「Mr. Zumi!!!」

 プラターヌ「Japanのお土産くれ!!!」

 ズミ「……寿司なら握ってやる」

 プラターヌ「Oh!! I love SUSHI!!!」ヨダレダラー


 ズミ「やっぱこいつ苦手」
 
 ▼ 12 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:06:05 ID:g8MMYTQE [12/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 フォッコ「フォコ!」

 ハリマロン「リマ!」

 ケロマツ「ケツマロ」


 カルネ「可愛い〜っ!」キラキラ


 プラターヌ「WASABI!!!」ツーーン!!


 カルネ「ハリマロンにします!」

 ハリマロン「リマ〜♪」


 ズミ「うーん……」

 ズミ「ハリマロンならcv.生天目さんが良かったな」

 カルネ「何の話?」

 ズミ「何の話だっけ?」

 ハリマロン「キュンキュンキューーン」
 
 ▼ 13 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:06:48 ID:g8MMYTQE [13/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「それじゃ、シャラシティ目指して」

 ズミ「しゅっぱーつ」

 ハリマロン「リマー!!」


 カルネ「やっぱヒヨクシティ経由のが近いかな?」


 ズミ「…………」

 ズミ「……北のルートは荒野で初心者に向かない」

 ズミ「それにバッジ最低3つは持ってないと」

 カルネ「メガシンカ教えてもらえないのね?」

 ズミ「うん」


 カルネ「おっけ! じゃあ南西20キロ先!」

 カルネ「コボクタウン目指してしゅぱーつ!」

 ズミ「おー」カキカキ


 カルネ「何書いてるの?」

 ズミ「旅立ち前にレポート書いてる」カキカキ
 
 ▼ 14 XtLLcXE2eI 21/02/03 10:07:43 ID:g8MMYTQE [14/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
レポート

ズミ ミアレシティ
「自分の過去に挑戦するのは、怖い。向き合うのが怖いのか、過去に負けるのが怖いのか。どこか怯えている自分がいる。もし過去に克てたのなら、またあの日のように笑えるだろうか。その先に何が待っているかはわからないが、またここで旅を始める。見た人がお腹いっぱいになるような、満たされるような旅にできたら、いいな」

手持ち
ブロスター

バッジ 0個
 ▼ 15 XtLLcXE2eI 21/02/04 08:55:59 ID:thTMAfnk [1/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
5番道路 ベルサン通り


 ローラースケーター「!」ドンッ!

 ズミ「あたっ、大丈夫ですか!?」

 ローラースケーター「ごめんなさい、そちらこそお怪我は?」

 ズミ「無傷なんで平気です」

 ローラースケーター「無事で何よりです。失礼しました」スィーー


 カルネ「ズミくん大丈夫?」

 ズミ「大丈夫。てか僕年下なんで呼び捨てでいいです」


 カルネ「じゃあそっちも敬語禁止で!」

 ズミ「うぃーす」


 ズミ「……あれ?」

 ズミ「そもそも最初から無礼でしたごめん」
 
 ▼ 16 XtLLcXE2eI 21/02/04 08:56:48 ID:thTMAfnk [2/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「ズミとガンピさんって、長い付き合いなの?」

 ズミ「実家が近かったからよく遊んでたんだ」

 ズミ「古い仲で、良いライバルだよ」

 カルネ「バトルはズミの方が強いって聞いたよ」

 ズミ「確かに今まであの人に負けたことないけど」

 ズミ「昔の話だし、今はどうかなあ……」

 ズミ「彼は未だに実家から離れないけど」

 ズミ「ちゃんと鍛練してる本物の実力者だよ」

 カルネ「そうなんだー」


 ズミ「ところでさ」

 カルネ「ん?」

 ズミ「ハリマロン抱えたまま歩くの辛くない?」

 ハリマロン「リマー♪」

 カルネ「うん、ちょっと重いかな」

 ハリマロン「(;゚д゚)」
 
 ▼ 17 XtLLcXE2eI 21/02/04 08:57:36 ID:thTMAfnk [3/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「ズミは連れ歩きしないの?」

 ズミ「手持ちが小さいときはしてたかな」

 カルネ「ジパング全土巡ってたんだよね」

 カルネ「リーグとかにも出たことあるの?」キラキラ

 ズミ(キラキラ発動しました)


 ズミ「いつも良いとこまで行くんだけどさ」

 ズミ「優勝だけはどうしても出来なかったよ」

 ズミ「……勝ちたかったなあ」


 カルネ「……そっか」


 ズミ「……久しぶりに連れ歩きでもするかな」

 ズミ「出ておいで、ブロスター!」ポンッ
 
 ▼ 18 XtLLcXE2eI 21/02/04 08:58:37 ID:thTMAfnk [4/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「ウキッ?」

 ズミ「(´・ω・`)?」

 カルネ「ぶろすたーって猿だったんだ」


 ヒヤップ「ウキー」


 ズミ「なんやこの猿ゥ!!?」

 カルネ「あっ、違うんだ」

 ズミ「このボール、別のと入れ替わってる!!」

 ズミ「なにゆえ!!?」

 カルネ「あれじゃない? 引ったくりとか」

 ズミ「引ったくりぃ?」


 ズミ「あ」

 ズミ「さっきのローラースケーター!!」
 
 ▼ 19 XtLLcXE2eI 21/02/04 08:59:23 ID:thTMAfnk [5/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「待てー!! ポケモン泥棒ーー!!」


 引ったくり「げっ、バレた」

 引ったくり「こいつと遊んでやがれ!!」ポンッ!


 ジャラランガ「ジャラララララララ」


 ズミ「……初めて見るポケモンだ」

 カルネ「凄く強そう」


 ジャラランガ「ジャラー!!!」ズビー


 チュドーン!!!


 ズミ「うわっ!」

 カルネ「きゃあっ!」


 ズミ「人に向けて技打ったらアカンやろがーー!!」
 
 ▼ 20 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:00:20 ID:thTMAfnk [6/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「ハリマロン、“ミサイル針”!!」

 ハリマロン「キュンキュンキューーン!!」ズドドドッ!!


 キンキンキンキンッ!!


 ジャラランガ「キカヌワー!」キンッ!


 カルネ「なんで!? 全然効かない!」

 ズミ「硬い鱗で身を包んでいるんだ。針は通らない」


 ズミ「くそっ、どうすれば…………」



 ヒヤップ「ウキッ!」

 ズミ「お前……」


 ズミ「…………」


 ズミ「“ハイドロポンプ”だ! 足元を狙え!」
 
 ▼ 21 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:01:05 ID:thTMAfnk [7/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「キーーーーッ!!!」ドッ!!!


 ドシュッ!


 バッシャアアァァァァン!!!


 ドシャアッ!!

 ジャラランガ「ウワッ,オレキレイズキナンダヨ」ドロドロ



 カルネ「地面を抉って泥を……!」


 ズミ「撃ち尽くすぞ! 腕、胴、尾、頭の順に狙え!」

 ズミ「威力より命中に重きを置いて」

 ズミ「泥を避けて鱗の隙間を狙ってくれ!」


 ズミ「“ハイドロポンプ”!!」

 
 ▼ 22 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:01:51 ID:thTMAfnk [8/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ジャラランガ「マイリマシタ……」ベチャー

 ヒヤップ「ドヤッ」


 カルネ「凄い、勝っちゃった……」

 ズミ「トドメは刺してないから、動きを止めただけ」

 ズミ「泥水で鱗の鎧を重くして、ぬかるみに沈めた」

 カルネ「なるほど」


 カルネ「君、小さいのに強いねー!」

 ヒヤップ「ウキキキキキッ」

 ズミ「相手が見かけ倒しだったって言ってる」

 カルネ「ポケモンの言葉わかるの!?」

 ズミ「水タイプだけならなんとなく」

 ヒヤップ「ウキッ!?」

 ズミ「だから日本語でok」
 
 ▼ 23 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:02:40 ID:thTMAfnk [9/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「マジで言ってんのそれ?」

 カルネ「ジパング語じゃなくて?」

 ズミ「日本語は全宇宙共通言語」

 カルネ「なっとく」

 ヒヤップ「納得すんな」




 ズミ「和んでる場合じゃねえ!!」

 ズミ「泥棒逃げちゃったよ!!」

 ヒヤップ「情緒不安定?」

 ズミ「うわー最悪どうしよー……」

 カルネ「とりあえずその子連れてったら?」


 ヒヤップ「仲間になりたそうにこちらを見ている」


 ズミ「……一緒に行こっか」
 
 ▼ 24 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:03:21 ID:thTMAfnk [10/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
コボクタウン ポケモンセンター


 カルネ「どうだった?」

 ズミ「警察曰く、新手のポケモンハンターの仕業だと」

 ズミ「トレーナーの強そうなポケモンと」

 ズミ「その辺で捕まえた適当なポケモンを」

 カルネ「気づかないうちに交換装置にかけちゃうんだ」

 ズミ「外道め!!」


 ズミ「……あれ、知ってた?」

 カルネ「この間テレビで見た」

 カルネ「犯人不明だし、注意するよう言ってたよ」

 ズミ「マジかぁ……」


 ズミ「ブロスター……」

 カルネ「災難だったね……」


 ズミ「……仕方ない、後は警察に任せよう」

 ズミ「今は今やることに集中してっ……と」パソコンカタカタ

 ズミ「あれ?」
 
 ▼ 25 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:04:19 ID:thTMAfnk [11/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「お前「あれ?」多くない?」

 カルネ「どうしたの?」

 ズミ「ジョウトから仲間が送られてこないんだけど」

 ズミ「てか、ジパングの預かり所と連絡とれない」

 カルネ「もしかして、ジパング鎖国したせいかな?」

 ズミ「なにそれ」

 カルネ「テレビ見て」

 ズミ「テレビ見ます」


 プライム・ガースー『鎖国シマース』

 ペリー『おめおめと帰ってきました』


 ズミ「なにこれ」

 ヒヤップ「実際に存在する人物とは一切関係アリマセン」
 
 ▼ 26 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:05:23 ID:thTMAfnk [12/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「なにゆえこうなった」

 カルネ「マリオ提督が白船で来航したらね」

 ズミ「誰それ? イッシュのペリーさんのこと?」

 カルネ「忍者に手裏剣投げられたんだって」


 ズミ「そっかぁ、なめられペリー……」


 ズミ「わけがわからないよ」

 カルネ「私もわかんない」


 ズミ「これからジム戦どうしよう……」

 カルネ「またその子と一緒に戦ってみるとか?」


 ヒヤップ「やる気に満ちた目でこちらを見ている」


 ズミ「………」

 ズミ「糸目じゃん」
 
 ▼ 27 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:06:05 ID:thTMAfnk [13/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
コボクジム


 事務の人「流石に10連敗はヤバすぎっすよ」

 ジムリーダー「リーグにバレたら消されるよね」


 ズミ「たのもー」

 カルネ「もー」


 事務「挑戦者来ました」

 ジムリ「絶対勝たなアカン」


 カルネ「ズミはここ来るの初めて?」

 ズミ「初見どすえ」


 ジムリ「バッジとルールは?」

 ズミ「0個。1vs1でお願いします」

 ジムリ「あいよ」


 ジムリ(ルーキーやな、あざっす!)

 事務「バトル開始!」
 
 ▼ 28 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:06:54 ID:thTMAfnk [14/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ジムリ「トリミアン!」ポンッ

 トリミアン「ぼさぼさ〜」

 ズミ「ヒヤップ!」

 ヒヤップ「そいつトリミングしたれや!」

 トリミアン「金が無いねん!」

 ヒヤップ「……ごめん」

 ジムリ「先手必勝、“ギガインパクト”!!」

 トリミアン「勝負急ぎすぎー!!」ドドドドドッ!!!


 ズミ「…………」


 ズミ「今だっ! “ハイドロポンプ”!」

 ズミ「全開っ!!!」


 ヒヤップ「まずは洗い流しますね」ブシャッ!!!

 トリミアン「ごぼぼぼぼぼぼぼ」
 
 ▼ 29 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:07:56 ID:thTMAfnk [15/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「真っ正面から至近距離で……!」

 ジムリ「迎え撃つだと!? ぐぬぬ……」

 ジムリ「ならば“ものまね”で対抗するぞ!」

 ズミ「腹の下に潜り込め!」

 トリミアン「”ハイドロポンプ“!……ん?」ドボボボボボ

 ヒヤップ「当たり前のようにタマゴ技出すじゃん」

 トリミアン「当たらん……てかお前もだろ!!」

 ヒヤップ「そうだった」

 ズミ「背中に回って”居合い切り“!!」

 ヒヤップ「本日はどうなさいますかー?」スパパッ

 パラッ……

 トリミアン(キングダムカット)「サッパリしました」

 ジムリ「スタイリーーッシュ!!?」


 ジムリ(妙だな、腹から攻撃すれば勝てた所を……)

 ジムリ(こいつらもしかして……)


 ズミ「サービスしときました」

 ヒヤップ「お代はいらへんで」

 ジムリ「美容師だったのか!!!」


 ズミ「へ?」
 
 ▼ 30 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:08:41 ID:thTMAfnk [16/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ジムリ「“アイアンテール”!!」

 トリミアン「浦賀来航チョーーーップ!!」ソヤアアアアア


 ズミ「そろそろ終わりにしよう」

 ズミ「“居合い切り”! 眉間を突け!」

 事務「えぐっ」


 ヒヤップ「チェックメイト」ピュッ

 トリミアン「(;゚∇゚)」

 ヒヤップ「峰打ちじゃ」

 トリミアン「……参りました」ペタン


 事務「……トリミアン戦闘不能」

 事務「よって勝者、チャレンジャー」


 ジムリ「スヌーーーピーーーー!!!」
 
 ▼ 31 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:09:41 ID:thTMAfnk [17/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「よくやった。お疲れ」

 ヒヤップ「どんなもんでい」

 ジムリ「おめでとう。シャトーバッジを君に」

 ズミ「ありがとうございます」

 カルネ「しゃとー?」

 ズミ「城のこと」


 カルネ「それにしても凄いね、息ぴったり」

 ズミ「なんかこいつ初めて会った気がしないんだ」

 ヒヤップ「それな」

 カルネ「あと、ズミって美容師だったの?」

 ズミ「違います」

 カルネ「じゃあなんで相手を綺麗にしてたの?」

 カルネ「トドメも毛並みを乱さないようにしてたし」

 ズミ「うーん……」

 ズミ「見えるもの全て美しくあってほしいから?」

 カルネ「ほー」


 ジムリ「続いてのお相手は?」

 カルネ「はいはーい! 私お願いします!」

 ハリマロン「胸のドキドキ、止まらないよ!」

 ジムリ(こんどこそ、勝たなければ……!!)
 
 ▼ 32 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:10:50 ID:thTMAfnk [18/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ジムリ「ショボーン」


 カルネ「やったね! ハリマロン!」キャッキャッ

 ハリマロン「キュンキュンしちゃったね!」キャッキャッ


 ズミ「おめでとう」パチパチ

 ヒヤップ「おめでとう」パチパチ

 カルネ「ありがとう!」

 ヒヤップ「全てのチルドレンに、おめでとう」

 ハリマロン「やめい」

 ズミ「日も落ちてきたしポケセンで休もうか」

 カルネ「そうね。じゃ、ありがとうございましたー」

 ズミ「たー」



 事務「ヤバいっすね」

 ジムリ「バレなきゃセーフ」

 リーグの人「やあ」

 ジムリ「/(^o^)\」
 
 ▼ 33 XtLLcXE2eI 21/02/04 09:11:54 ID:thTMAfnk [19/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
レポート

ズミ コボクタウン
「理不尽が嫌いだ。人為的に引き起こされるものも、自然の脅威によるものも、胸くそ悪くて反吐が出る。しかし自分は、誰かを理不尽な目に合わせてないだろうか? 不用意に傷つけていないだろうか? そんな思考が頭ん中ぐるぐる回って、眠れない。後頭部で脈打つ音が、五月蝿い」

手持ち
ヒヤップ

バッジ 1個
 ▼ 34 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:47:06 ID:6cykzjEI [1/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
パルファム宮殿


 カルネ「しゅご〜い!」キラキラ

 ハリマロン「胸のドキドキ以下略」

 カルネ「この重厚で絢爛な、ベルサイユって感じ!」

 ヒヤップ「急に難しい言葉出すな」


 ズミ「凄いはしゃぎようだね」

 カルネ「だって、ずっと来たかったんだもん!」

 ズミ「ここに来るのは初めて?」

 カルネ「ううん、3回目!」


 ズミ「…………」

 ズミ「ディズ〇ーランドかよ」

 ヒヤップ「やめろ消されるぞ」
 
 ▼ 35 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:48:25 ID:6cykzjEI [2/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「おめーはこーゆーとこ苦手?」

 ズミ「いやー、前に旅したときにも来たし」

 ズミ「そもそも観光が目的の旅じゃないしなあ」

 ヒヤップ「冷めとんのー」


 カルネ「キャッキャッ」

 ハリマロン「キャッキャッ」


 ヒヤップ「ここの庭園の造りとかパナくね?」

 ズミ「いやー、維持費とか大変そうだなって」

 ヒヤップ「何にだったら興味示すんだワレ」

 ズミ「cv.福圓さんのお姫様とかいないかなって」

 ヒヤップ「お前そればっかだな」
 
 ▼ 36 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:49:18 ID:6cykzjEI [3/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

 
 ヒヤップ「なあ、素朴な疑問なんだが」

 ズミ「なに猿」

 ヒヤップ「コボクタウンってジム置けるほど」

 ヒヤップ「デカイ町じゃなくね?」

 ズミ「カントーにはグレンタウンってとこがある」

 ヒヤップ「じゃあいいか」

 カルネ「昨日あの後コボクジム潰れたって」

 ズミ「えっ」

 ヒヤップ「えっ」

 カルネ「ジム潰れたって」

 ズミ「マジかぁ…………」


 カルネ「気を取り直して、あっちの展示見に行こう!」

 ズミ「ここで終日過ごすのはしんどい」

 カルネ「まだまだ、夜は花火見て! 一泊するよ!」

 ズミ「そんな金あんの?」

 カルネ「事務所がペアチケットくれた」

 ズミ「太っ腹」


 ズミ「ん? 同じ部屋……?」
 
 ▼ 37 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:50:00 ID:6cykzjEI [4/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



 カルネ「すー……、すー……」


 ズミ「何も起きないはずがなく」

 ヒヤップ「親御さんビックリするでしょーがコラ」


 ズミ「(・_・`)」

 ヒヤップ「すげえ悲しそうな顔するやん」


 ズミ「あんまりだと思う」

 ヒヤップ「なにがだよ」
 
 ▼ 38 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:50:37 ID:6cykzjEI [5/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
翌朝


 アナウンス「パルファム発〜バトルシャトー行き」

 アナウンス「遊覧船出発いたしま〜す」

 汽笛「ボーーー」


 カルネ「わーい」

 ハリマロン「水面に輝く眩い太陽がキラキラと」

 ヒヤップ「爽やかな風通る、清々しい朝のことでした」

 ズミ「そんな気分じゃねえ……」ゲッソリ


 ハリマロン「乗り物酔い?」

 ヒヤップ「それは君」

 カルネ「どうしたの? 寝不足?」

 ズミ「ナンレモナイレス……」ゲッソリ


 カルネ「遊覧船が楽しみで眠れなかったのね!」

 ズミ「好意的解釈どうも」
 
 ▼ 39 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:51:53 ID:6cykzjEI [6/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 モブφ「ウワー」

 モブε「ナンダコイツハー」


 カルネ「なんか向こうが騒がしいね」

 ズミ「酔っぱらいでも騒いでるんじゃない?」


 モブσ「タベモノヲトラレタゾー」

 モブζ「ソッチイッタゾー」


 カルネ「こっち来るみたい」

 ヒヤップ「モブの名前のクセ強くすんな」


 ガシャーン!


 コアルヒー「くわあああああああああああ」

 ズミ「うわああああこっち来んな」


 ベリッ


 ヒヤップ「嫌な音したよ今」


 ズミの髪の毛「サヨナラ……」ハラリ……

 ズミ「ぎゃああああああああああああああ」
 
 ▼ 40 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:52:56 ID:6cykzjEI [7/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
7番道路 リビエールライン


 コアルヒー「くわっ♪」

 ズミ「悔しかったので捕獲した」

 ヒヤップ「よかったじゃん」

 ズミ「何も良くねえ」

 ヒヤップ「今のは鳥に言った」

 ヒヤップ「ヅミが捕獲したお陰で騒動も収まったし」

 ズミ「ヅラって言おうとしたよね?」

 コアルヒー「くわっくわっ!」

 カルネ「お腹すいてたのかな?」

 ズミ「その割には分けてあげた飯食わないね」

 コアルヒー「くわっくわっくわっくわっ!!」

 カルネ「何か訴えてるみたい」

 ズミ「五月蝿いので日本語でok」

 コアルヒー「にほんごであそぼ」
 
 ▼ 41 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:53:58 ID:6cykzjEI [8/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ラルトス「…………」

 カルネ「ついていくと、花畑に巣が!」

 ズミ「どこから拐ってきたんだ?」

 ヒヤップ「自分好みに育てるやつだ」

 コアルヒー「その手があったか!!」

 ハリマロン「今のは怒りなさいよ」


 ラルトス「…………」


 カルネ「この子、ケガしてる……」

 ズミ「見して」

 ヒヤップ「DVは流石にダメだって……」

 コアルヒー「飲酒のストレスで……」

 ハリマロン「だから否定しなさいよ」


 ズミ「ブラックジョークはやめろ」

 ヒヤップ「ごめんなさい」

 コアルヒー「ごめんなさい」


 ヒヤップ「最初に言い出したのお前じゃん」

 ズミ「ごめんなさい」
 
 ▼ 42 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:55:33 ID:6cykzjEI [9/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「これ、人に付けられた傷だ……」

 ヒヤップ「胸糞」

 コアルヒー「人間嫌い」


 コアルヒー「こいつ、人に捨てられてるの見たんだ」

 コアルヒー「バトルで弱いからいらねえって」

 ズミ「……って、言ってる」

 カルネ「酷いことする人がいるね……」

 カルネ「許せないよ…………」

 ズミ「……………………うん」


 カルネ「どんな事情があっても、育成放棄なんて」

 カルネ「ましてや、傷つけるだなんて……」


 ズミ「……………………」


 カルネ「とっておきだけど、これ使っちゃう!」キュポッ

 コアルヒー「そ、それは、回復の薬!」

 ヒヤップ「最上位のトレーナーしか買えないやつや!」

 ハリマロン「貰い物だね」

 カルネ「えーい」
 
 ▼ 43 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:56:30 ID:6cykzjEI [10/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ラルトス「…………♪」

 カルネ「元気になって良かったね♪」

 コアルヒー「人間様最高」

 ヒヤップ「よく軽いって言われない?」


 カルネ「良かったら君も、私たちと一緒に来ない?」

 ズミ「少なくとも飯には困らせないよ」


 コアルヒー「カモーンヌ」

 ラルトス「…………」

 カルネ「え? なに?」


 ラルトス「ぼくと契約して、魔法少女になってよ」

 コアルヒー「それ一番言っちゃダメなやつ」
 
 ▼ 44 XtLLcXE2eI 21/02/05 09:57:18 ID:6cykzjEI [11/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
レポート

ズミ 7番道路 リビエールライン
「許してくれるだろう、許してもらえなくてもいい、そんな自分勝手を押し付けて、誰かを傷つける。こちらにどんな事情があれ、相手には関係ない。彼は僕を許してくれただろうか? それとも二度と許してくれないだろうか? 僕が同じ立場なら、許せるだろうか? 許せないという感情は、辛いだけだろうか?」

手持ち
ヒヤップ コアルヒー

バッジ 1個
 ▼ 45 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:05:18 ID:7tQ.H0Kw [1/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ショウヨウジム


 カルネ「“サイコショック”!」

 ラルトス「もう何も怖くない!」ティロ・フィナーレ!


 チュドーン!


 ヒヤップ「ティロ……? 何語?」

 コアルヒー「立てちゃいけないフラグ」

 ズミ「ちゃんと観戦しなさいよ」


 チゴラス「…………」


 カルネ「やった……やってない!?」

 ザクロ「よく耐えた。“噛み付く”!」

 チゴラス「シャルロッテ!」ガブリンチョ!

 ラルトス「」

 カルネ「あ」

 ズミ「あ」

 ザクロ「衝撃の開幕」

 コアルヒー「マミってる?」

 ヒヤップ「検索するときは注意ね」
 
 ▼ 46 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:06:06 ID:7tQ.H0Kw [2/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 審判「ラルトス戦闘不能! ジムリーダーの勝ち」

 カルネ「お疲れ、大丈夫?」

 ラルトス「円環の理に導かれ……」


 コアルヒー「作品見たことあるの?」

 ヒヤップ「無い」


 カルネ「負けちゃった〜」

 ザクロ「いい勝負でした。またの挑戦を待ってます」

 カルネ「ありがとうございましたー」


 ズミ「惜しかったね」

 カルネ「悔しい〜ウォールバッジ欲しい〜」

 カルネ「ズミは終始圧倒して勝っちゃったね」

 ズミ「相性有利だしまあね」


 ズミ「それにしても彼、新人のジムリーダーなのに」

 ズミ「いいセンスして優秀だったな……」

 ズミ「僕と年も近いのに、ちゃんと仕事して……」


 ズミ「………………」


 コアルヒー「おまけに彼女持ちだって」

 ズミ「イラッ」
 
 ▼ 47 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:06:48 ID:7tQ.H0Kw [3/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「気晴らしに、コウジンタウン行こっ!」

 ズミ「旅のルートから外れるよ?」

 カルネ「化石掘りツアー行きたい!」

 ズミ「戦力強化?」

 カルネ「やってみたかっただけ!」

 ズミ「うーん」

 カルネ「水族館も見たい!」

 ズミ「それは僕も見たい」

 カルネ「決まり! 行こ!」

 ズミ「あれ〜」


 コアルヒー「尻に敷かれ始めたか」

 ズミ「そろそろクチバシ縛るぞ」

 コアルヒー「体罰で訴えますよ?」

 ズミ「ぐぬぬ……」
 
 ▼ 48 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:07:29 ID:7tQ.H0Kw [4/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
コウジン水族館


 ズミ「あれから何日経った?」

 ヒヤップ「展開カットって便利」


 オクタン「コイツガオレノキリフダ」

 ランターン「ゼットンヨリツヨイ」

 ネオラント「ジミ」


 カルネ「わあ〜」キラキラ

 ズミ「……………」


 ズミ「ねえ、カルネ」

 カルネ「どうしたの? 難しい顔して」


 ズミ「……どうして君は、そんなにいつも」

 ズミ「見るもの全てに目を輝かせていられるんだい?」
 
 ▼ 49 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:08:10 ID:7tQ.H0Kw [5/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「うーん、何でって言われても」

 カルネ「私田舎生まれで、そこから芸能界育ちだから」

 カルネ「こーゆー外の旅に憧れてたのかな?」


 ズミ「そっか、出身どこだっけ?」

 カルネ「アサメタウンってとこ生まれ。知らない?」

 ズミ「そっち側には行ったことないかな」

 カルネ「何もないとこだけど、良いとこだよっ」

 ズミ「じゃあ興味が湧いたら立ち寄ってみるよ」

 ヒヤップ「行かないヤツの台詞」

 ズミ「…………」

 ヒヤップ「ごめん」


 ズミ「何か、そうじゃなくて」

 ズミ「汚れを知らないっていうか、純粋すぎる」

 ズミ「って感じが凄いと思う」
 
 ▼ 50 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:08:46 ID:7tQ.H0Kw [6/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「あら、別に汚れを知らないわけじゃないよ?」

 ズミ「へ?」

 カルネ「これは母からの教え」

 カルネ「色んな欲が渦巻く芸能界で生きるために」

 カルネ「あること全部楽しみなさいって」


 ズミ「……そっか、なんか素敵だなって」

 カルネ「へへっ、ありがとっ」

 ズミ「母さんも役者を?」

 カルネ「うん。あんまり売れてないけどね」


 カルネ「ズミの両親は何やってる人なの?」

 ズミ「パッパはアーティスト、マッマはシェフ」

 カルネ「いや、呼び方」

 ズミ「2人とも、拘りの強い人でさ」

 ズミ「納得のいく作品が完成するまで、探究し続ける」

 ズミ「それまで家に帰らない。そんな両親だよ」
 
 ▼ 51 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:09:49 ID:7tQ.H0Kw [7/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「じゃあ、ズミが水タイプに拘るのも?」

 ズミ「旅して一番魅せられたのが水タイプだったから」

 ズミ「1つの道を極める強さ、それを求めてるんだ」

 カルネ「そっか、そーゆーのもあるよね」


 ズミ「カルネには、無いの?」

 カルネ「私は、拘ることに拘らないようにしている」

 ズミ「というと?」

 カルネ「例えば、1つのことに絞って努力したらさ」

 カルネ「それに関しては凄く強くなるじゃん?」

 ズミ「それは勿論」

 カルネ「でも、他のことが疎かになっちゃあさ」

 カルネ「それ以外のこと、出来なくなっちゃわない?」

 ズミ「…………」
 
 ▼ 52 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:10:28 ID:7tQ.H0Kw [8/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「世界って、広いじゃん!」

 カルネ「そして色んな可能性に満ちてるし!」

 カルネ「得意不得意も、好きも嫌いも」

 カルネ「沢山探したら、沢山見つかると思うんだ」

 カルネ「だから、拘るより多くを経験したいかなって」


 ズミ「…………」


 ズミ「たぶん君は、僕より強くなるよ」


 カルネ「へ?」

 ズミ「ポケモンバトル。将来的にきっとね」


 カルネ「ほんと!? う〜ん、強くなりたい!」

 カルネ「なる! 絶対なる!」


 ズミ「コウキョウノバデハオシズカニ……」

 カルネ「スイマセン……」


 ズミ「まずはショウヨウジムにリベンジだね」

 カルネ「うん! 特訓付き合って!」
 
 ▼ 53 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:11:31 ID:7tQ.H0Kw [9/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
8番道路 ミュライユ海岸 海サイド


 コアルヒー「水着回はー?」

 ヒヤップ「ありません」

 コアルヒー「(・_・`)」

 ヒヤップ「トレーナーに似た?」


 カルネ「お願いしまーす!」

 ハリマロン「フラーイ!」


 ズミ「カモンッ」ポンッ


 カメテテL「はじめ」
 カメテテR「まして」


 カルネ「あれ? ジパングの鎖国解けたの?」

 ズミ「いや、僕も初見。さっきそこで捕まえた」

 カメテテL「扱い」
 カメテテR「悪い」
 
 ▼ 54 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:12:11 ID:7tQ.H0Kw [10/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「図鑑でも見たことないから、新種かなって?」


 カメテテL「見た目キモクナーイって避けられて」
 カメテテR「調査進んでないだけ」


 ズミ「えっ、お前ら最高にイケてんのに?」


 カメテテL「感謝。このトレーナーの元なら」
 カメテテR「進化しても許されるかもしれない」


 コアルヒー「お前ら進化するとどーなんの?」


 カメテテL「一族に禁じられているため」
 カメテテR「前例を見たことがない」


 ヒヤップ「それもう幻のポケモンじゃん」


 ズミ「うん、一緒に強くなろう」


 カメテテL「最」
 カメテテR「高」


 カルネ「ぉーぃ。そろそろ始めていいー?」


 ズミ「嗚呼、バトル開始だ!」
 
 ▼ 55 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:12:57 ID:7tQ.H0Kw [11/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「“ミサイル針”!」

 ハリマロン「ホーリーソード!」ズキュキュキュキュキュ


 コアルヒー「お?」


 ズミ「砂を巻き上げろ!」


 カメテテL「ジリジリ照らす太陽の下」ザッザッ!
 カメテテR「白い砂が潮風に誘われていた」ザッザッ!


 カルネ「狙いが定まらなくて当たらない……?」

 カルネ「じゃあ接近戦! “体当たり”!」


 ハリマロン「イイキニナラナイデ!」ダッ!


 ズミ「両の頭の間に誘導」

 ズミ「狙うは胴だ。“殻で挟む”!」


 ギシィ……


 ハリマロン「アァ゛ーーーー」


 コアルヒー「マナチャン以外もやるんだ」

 ヒヤップ「ハートよりソードのほうが好きなんだって」

 コアルヒー「ニワカのくせに生意気な」
 
 ▼ 56 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:13:50 ID:7tQ.H0Kw [12/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「ただ技を打つだけじゃダメだ!」

 ズミ「トレーナーは最前線で戦うポケモンの代わりに」

 ズミ「広い視点で状況を把握し、指示を出す!」

 ズミ「その際に重要なのは順に」

 ズミ「こちらの状態はどうか!」

 ズミ「相手の状態はどうか!」

 ズミ「場の状態はどうかの大きく分けて3つだ!」


 ヒヤップ「あいつバトルになると強気だよな」

 コアルヒー「イキリヲタクって感じ」

 ズミ「出番やらねーぞ」

 ヒヤップ「ごめん」

 コアルヒー「なさい」


 カルネ「わかったー! やってみるー!」


 カルネ「状況…………」


 カルネ「……ハリマロン! “ツルの鞭”は出せる?」

 カルネ「カメテテの岩に叩きつけて!」
 
 ▼ 57 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:14:32 ID:7tQ.H0Kw [13/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ハリマロン「シュゴーイ!」ビシィッ!

 カメテテL「危」パッ
 カメテテR「ない」パッ


 ズミ「ナイス脱出だ。ここまでにしよう」


 カルネ「お疲れ〜調子はどう?」

 ハリマロン「普通に喋らせて欲しいかな」

 カルネ「あっ、私ポケモンの言葉わかんないや」

 ハリマロン「畜生」


 ズミ「お疲れ。ゆっくり休んでくれ」シュゥゥン……


 カメテテL「ボールにしまう描写初めttttt」シュゥゥン
 カメテテR「最後まで喋rrrrr」シュゥゥン


 ズミ「少し休んで、次はダブルバトルだ」

 カルネ「ショウヨウジムの対策ね」


 ヒヤップ「でばん」

 コアルヒー「でばん」

 ズミ「ご飯かよ」

 ズミ「ダブルとかで複数匹を指示するときは──」
 
 ▼ 58 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:15:14 ID:7tQ.H0Kw [14/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ショウヨウジム


 カルネ「たのもーっ!」

 カルネ「リベンジしに来ましたーっ!」


 ザクロ「この短期間で強くなられたのを感じます……」

 ザクロ「私も全力でお相手しよう……!」


 カルネ「行くよっ! ハリマロン! ラルトス!」


 ハリマロン「キュピラッパー」

 ラルトス「キュッブィ」


 ズミ「その鳴き声でええんか?」


 審判「バトル、開始ッッ!!」


 ヒヤップ「カルネの戦い映されると思う?」

 コアルヒー「カットだと思う」

 カメテテL「僕もそう」
 カメテテR「思いますね」
 
 ▼ 59 XtLLcXE2eI 21/02/06 12:16:14 ID:7tQ.H0Kw [15/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
レポート

ズミ ショウヨウシティ
「他人の持つ“良さ”が羨ましい。自分が持つ“良さ”に自信が無いわけじゃないが、つい自分にもその力があればと思ってしまう。嫉妬してるわけじゃあない。寧ろ、人の良いところに敬意を払えるのは良いことだ。そのはずなのに、無い物ねだりばかり。僕は一体、どんな自分になりたいんだろう?」

手持ち
ヒヤップ コアルヒー カメテテ

バッジ 2個
 ▼ 60 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:24:07 ID:7KDk8IOg [1/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
10番道路 メンヒルロード


 ズミ「相変わらず石ばっか」

 カルネ「なんか不思議な感じ」

 ズミ「ホウエンのあの人が見たら狂喜乱舞しそう」

 カルネ「誰のこと?」

 ズミ「うぃっしゅ」


 ハリマロン「道中暇だし、歌っていい?」

 ラルトス「音痴ネタ?」

 ヒヤップ「歌詞発すると神に消されるらしいよ」

 カメテテL「なにそれ」
 カメテテR「こわっ」

 コアルヒー「カメテテどうやって歩いてんの?」


 ズミ「君たちそろそろボール戻ろっか」
 
 ▼ 61 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:24:58 ID:7KDk8IOg [2/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「俺だけ残ってしまってすまんな」

 ズミ「公平にじゃんけんで勝ったなら仕方ない」


 ルチャブル「バーーーーカ!」

 エモンガ「エモーーン! シケイ!」

 オタマロ「マユゲ」

 ゴビット「ポケモンカンガナイヨネ」


 カルネ「ここら辺変わったポケモン多いね」

 ズミ「イッシュで確認されるポケモンが多いみたいね」

 ズミ「ここら辺3000年前の戦争に関する土地だし」

 カルネ「ふーん」


 ヒヤップ「“ズミ”ってずっと見てると」

 ヒヤップ「“ゴミ”って見えてくるよね」

 ズミ「人をおちょくってるとぶっ飛ばすぞ」
 
 ▼ 62 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:25:49 ID:7KDk8IOg [3/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「ちょっと待て」

 オタマロ「ナ,ナンディショウ……?」

 ズミ「カロスにオタマロ生息してないだろ」

 オタマロ「き、気のせいですよ」

 ズミ「僕は全水タイプの生息地を把握している」

 ヒヤップ「カメテテの存在知らなかったやん」

 ズミ「君はどこから来た?」

 オタマロ「ここの生まれです」

 ズミ「…………」

 オタマロ「すいませんガラルから密航してきました」

 ズミ「観光客の荷物に紛れたのか。仲間は?」

 オタマロ「お見通しで。私1匹です」

 ヒヤップ「生態系監視伝説、仕事してない説」


 カルネ「ここらへん水気がないのによく平気だね」

 ズミ「両生類型だから草むらにいれば平気なんだ」

 ズミ「それよりこれはマズいぞ……」
 
 ▼ 63 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:26:40 ID:7KDk8IOg [4/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「なんかマズいの?」

 ズミ「繁殖力の高い外来種は害と見なされることが」

 カルネ「それって……」

 ズミ「見つかれば良くて強制送還」

 ズミ「悪くて、強制処分……」

 カルネ「そんな……」

 ヒヤップ「胸糞」


 オタマロ「そんな、そんなのあんまりですよ!!」

 オタマロ「私はただ、自由に生きたいだけなのに!?」

 オタマロ「人間は何て勝手なんですか!!」

 オタマロ「生物が新天地を求めて何が悪いんすか!?」


 ズミ「………………」

 カルネ「……そうだ!」

 カルネ「水族館なら保護してくれるんじゃない?」

 カルネ「コウジンタウンに戻ることになるけど」
 
 ▼ 64 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:27:30 ID:7KDk8IOg [5/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 オタマロ「私は風のように気ままに生きたい」

 オタマロ「自身の意思を最優先したい」

 オタマロ「だから誰からも縛られたくない」

 オタマロ「自分勝手なのは百も承知だが!」

 オタマロ「故郷も捨てた、理解してくれるか……?」


 ズミ「って言ってるけど……」

 カルネ「そっかー、そうだよね」

 カルネ「自分の生きたいように生きるのが、良い!」

 カルネ「うんうん、それが最高!」

 オタマロ「お嬢……」


 カルネ「でもね、君が行く先々で子孫を残したら?」

 オタマロ「……どうなると言うんです?」


 カルネ「元あった生態系が崩れちゃうよね」

 カルネ「それは、他の誰かの自由を奪っちゃうじゃん」

 カルネ「君にとって他人でも」

 カルネ「その相手からみたら本人」

 カルネ「それは互いに同じで」

 カルネ「奪われたくない気持ちも同じじゃない?」
 
 ▼ 65 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:28:22 ID:7KDk8IOg [6/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ(その理不尽は自然の理で、人間も例外じゃない)

 ズミ(カルネの言うことは綺麗事。だけど……)


 カルネ「私は皆と手を繋いで、笑って生きたい!」


 ズミ(そんな理想叶えられたら…………)

 ヒヤップ「約ネバ読んだ?」


 オタマロ「私は、どうすれば……」


 ポンッ


 ラルトス「…………」

 カルネ「ラルトス……!」


 ラルトス「ぼくと契約すれば、どんな願いも叶えよう」

 ヒヤップ「そうじゃねえだろ」


 ラルトス「彼らとの旅は退屈しない」

 ラルトス「君が描く自由も、きっと見せてくれるよ」
 
 ▼ 66 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:29:07 ID:7KDk8IOg [7/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「通訳疲れる」

 ズミ「来るか?」ボール


 オタマロ「…………」

 オタマロ「ゲットされるなら、お嬢のほうがいい」

 ズミ「」

 ヒヤップ「まあそうなるよね」


 ズミ「どうする?」

 カルネ「ごめんちょっとヴィジュアルが……」

 オタマロ「」

 ヒヤップ「まあそうなるよね」

 ラルトス「全然黙らねえなこの猿」
 
 ▼ 67 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:29:50 ID:7KDk8IOg [8/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
セキタイタウン


 ズミ「新しい仲間も増えたところで」

 ヒヤップ「5世代ばっかやな」

 オタマロ「イッシュ行ったことあるの?」

 ズミ「ない」


 ズミ「この町でっかい石くらいしかないし」

 ズミ「一泊して、明日洞窟を抜けよう」


 カルネ「ここなんてパワースポット?」

 ズミ「とりあえず拝んどくか」


 なんかデカイ人「…………」


 ズミ「わああああああ」

 カルネ「わああああああ」
 
 ▼ 68 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:30:32 ID:7KDk8IOg [9/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 なんかデカイ人「驚かせてすまない」

 なんかデカイ人「あるポケモンを探していてね」


 カルネ「どんな子ですか?」


 なんかデカイ人「黒い華を持つポケモン」

 なんかデカイ人「私の大事な家族なんだ」


 ズミ「カロス南西巡ったけど見てないですね」

 カルネ「お役に立てなくてすいません」

 なんかデカイ人「そうか……」


 なんかデカイ人「……………………」


 ズミ「な、何ですか?」


 なんかデカイ人「金髪の少年、君は」

 なんかデカイ人「永遠の命についてどう思う?」
 
 ▼ 69 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:31:11 ID:7KDk8IOg [10/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

 ヒヤップ「ヅラが気になったのかと思った」

 
 ズミ(急に何の話だ……?)

 ズミ「永遠の命……、わからないけど……」

 ズミ「多分、虚しくなると思います」


 なんかデカイ人「……そうか。すまない」

 なんかデカイ人「つまらないことを聞いたな」

 なんかデカイ人「終わりなき旅を続けるなら」

 なんかデカイ人「またどこかで会うだろう」


 カルネ「……行っちゃった」

 ズミ「何だったんだ?」


 カルネ「今の人、凄いおっきかったね」

 ズミ「たぶん元バスケ部だったんだろ」
 
 ▼ 70 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:31:59 ID:7KDk8IOg [11/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
映し身の洞窟


 カルネ「壁が鏡になってるんだー」

 ズミ「床も鏡張りなら良いのに」

 ヒヤップ「下心全開の男は嫌われるぞ」

 ズミ「詰んだわ」


 メレシーa「そこの人間、何か催し物をやれ」

 メレシーb「姫が退屈しておる」


 ズミ「なんか来た」

 ヒヤップ「通訳が大変になりそう」


 メレシーc「報酬は出す」

 メレシーd「ついてきやがれ」

 ヒヤップ「今更だけど全体的に口悪いな」
 
 ▼ 71 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:33:12 ID:7KDk8IOg [12/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ディアンシー「退屈ですわ」

 ズミ「初見のポケモンにエンカウントしすぎや」

 カルネ「可愛いーっ!」キラキラ

 ズミ「やると思った」

 ヒヤップ「包容力の無い男は以下略」

 ズミ「うわーん」

 ディアンシー「あら、コメディアンですの?」

 ズミ「違います。あれ?」

 ズミ「水タイプじゃないのに言葉わかる」

 カルネ「私も」

 ディアンシー「人間の言葉で喋っていますわ」

 ヒヤップ「ありがたい」

 ディアンシー「家臣の通訳はしませんわ」

 ヒヤップ「おのれ」

 ズミ「無礼を働くな猿」
 
 ▼ 72 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:33:56 ID:7KDk8IOg [13/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「報酬に“水の石”とかありますか?」

 メレシーe「変な銀髪の金持ちが」

 メレシーf「狩り尽くしちゃったから無いよ」

 ヒヤップ「だって」

 ズミ「大誤算」

 メレシーg「報酬に、この不思議な石」

 メレシーh「サーナイトナイトを差し上げよう」

 メレシーi「ラルトスの進化系サーナイトの」

 メレシーj「メガシンカに関わるらしい」

 メレシーk「ちなみに姫は歌が好き」

 メレシーl「綺麗な歌で高得点」


 ズミ「何て言ってる?」

 ヒヤップ「かくかくしかじか」

 ズミ「だそうです」

 カルネ「えっ、それ欲しい!」

 ヒヤップ「都合の良い展開だが説明長え」

 カルネ「私歌います!」

 ヒヤップ「待て、歌ったら消され──」
 
 ▼ 73 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:34:34 ID:7KDk8IOg [14/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「消されたか……」

 ディアンシー「感動しましたわ……」

 ズミ「ちなみに今の歌は?」

 カルネ「アホガールopが気づかないうちにファフナーになる」

 ズミ「せめてポケモンの歌にしなさいよ」

 メレシーm「次、金髪のヅラ」

 メレシーn「姫様を笑わせるのだ」

 ズミ「なんて?」

 ヒヤップ「ヅラずれてるって」


 ズミ「……モノマネやります!」

 カルネ「ザワザワ」


 ズミ「映画クレヨン〇んちゃん」

 ズミ「バカうまっ! B級グルメサバイバルで」

 ズミ「グルメッポーイが焼きそばを食べるシーン」

 ヒヤップ「中の人違うじゃん」

 ズミ「お願いします」
 
 ▼ 74 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:35:40 ID:7KDk8IOg [15/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「フゥー……フゥー……」


 ズミ「そんなものぉ……食べてはダメだっっ!!」


 ズミ「…………」

 ズミ「ヒエッ」

 ズミ「ぃ要らん!」

 ズミ「私はB級グルメなんか」

 ズミ「この世から消し去ってやる!」


 ズミ「ホォ……オオ……オオオオ……」汗ダクダーク


 ズミ「ぁイヤッ!」

 ズミ「私はA級グルメ機構最高……アーーーーン」

 ズミ「……」

 ズミ「あむっ!」

 ズミ「…………」モグモグモグモグ

 ズミ「…………」ゴックン

 ズミ「…………」涙ポロポロポロ

 ズミ「♪〜感動的なBGM」

 ズミ「ウッウッ……ウッウッ……グスッ……」

 ズミ「やっぱり……」膝ガクッ

 ズミ「やっぱり……!」

 ズミ「美味いじゃないかぁ……!」

 ズミ「アッアッウッ……グスッ……」


 ズミ「……以上です」
 
 ▼ 75 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:36:36 ID:7KDk8IOg [16/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「感動のシーンなのに……」

 メレシーo「……………………」

 メレシーp「……………………」

 メレシーq「……………………」

 メレシーr「……………………」

 メレシーs「……………………」

 メレシーt「……………………」

 メレシーu「……………………」

 ズミ「ハズカシイ……」

 メレシーv「……………………」

 メレシーw「……………………」

 メレシーx「……………………」

 メレシーy「……………………」

 メレシーz「……………………」

 ディアンシー「ブホォw」

 ヒヤップ「オチで台無しにしていくスタイル」
 
 ▼ 76 XtLLcXE2eI 21/02/08 10:37:33 ID:7KDk8IOg [17/17] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
レポート

ズミ 映し身の洞窟
「生きる。命。軽々しく扱いたくない。永遠に続かない、いつか終わりが来るからこそ、絶対大事にしたい。命を脅かす存在は許せない。ただ、生きるためには、必ず誰かの犠牲を払ってる。そんな世の理が、気持ち悪い。僕たちは、何のために生きるのだろう? わからない。それでも、生きたい。終わりたくない」

手持ち
ヒヤップ コアルヒー カメテテ オタマロ

バッジ 2個
 ▼ 77 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:05:09 ID:PoikfG5k [1/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
シャラシティ マスタータワー


 ズミ「メガシンカオヤジことメガジさんでーす」

 メガジ「そんな名前じゃないんだけどなあ」

 カルネ「メガシンカ教えてくださいなっ♪」

 コアルヒー「行動力の女」

 ズミ「また勝手に出てきよって」

 コアルヒー「今回の連れ歩き枠」

 ズミ「じゃあ許す」


 メガジ「メガシンカの継承には条件が……」

 カルネ「このタワー登ってもいいですか?」

 メガジ「認められた人以外ダメ。てか聞いて」

 メガジ「まずはメガシンカの歴史から──」
 
 ▼ 78 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:05:44 ID:PoikfG5k [2/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 メガジ「なぜ飛ばしたし」

 コアルヒー「多分どうでもいいからじゃね?」

 ズミ「って言ってます」

 メガジ「おのれ」

 カルネ「ズミはメガシンカ使えるの?」

 ズミ「……うん。まあね」

 ズミ「キーストーンもこのペンダントに入れて」

 ズミ「肌身離さずずっと持ってるよ」

 コアルヒー「ロマンチストか」

 ズミ「なんでだよ」


 メガジ「そういや、以前とは違う手持ちを連れてるが」

 メガジ「ギャラドスはどうしてる?」
 
 ▼ 79 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:06:35 ID:PoikfG5k [3/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「……………………」


 カルネ「なんかジパング鎖国のせいで」

 カルネ「今までの仲間と会えないみたいですよ」

 メガジ「そうか、災難だったな」

 メガジ「失礼なことを聞いてすまない」


 ズミ「ああ……、いや……」


 メガジ「君の継承のときの戦いはよく覚えてるよ」

 メガジ「君たちは良いコンビだった。実にね」


 ズミ「…………はい」


 カルネ「さっそくジム戦してもらっていいですか?」

 メガジ「孫におもちゃ買う約束してるし夕方でいい?」

 コアルヒー「ローラースケートは幼子には危ないからダメよ」
 
 ▼ 80 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:07:14 ID:PoikfG5k [4/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
夕方 マスタータワー前の浜辺


 ズミ「ジムは?」

 メガジ「建物改修中だからここで勝負しよ」

 コアルヒー「ロケーションに拘る奴ー」


 メガジ「最初はヅラくんでいいのかね?」

 ズミ「禿げネタやめてもらっていいですか?」

 コアルヒー「これ書いてる奴に言え」


 メガジ「ゴロンダ!」ポンッ

 ゴロンダ「上〇動物園で、僕と握手!」

 コアルヒー「できへんやろがい」


 ズミ「コアルヒー!」

 コアルヒー「あいよ」


 審判「ルールは2対2! バトル開始!」
 
 ▼ 81 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:07:52 ID:PoikfG5k [5/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ(相性は良い。地の利もある。体格は不利か……)

 ズミ「飛べ! 海の上を旋回だ!」

 ズミ「まずは顔、“バブル光線”!」


 コアルヒー「洗顔」アワアワー

 ゴロンダ「顔はやめてもらっていいですか?」サッサッ


 コアルヒー「当たらんな」

 ズミ「……遠いか? ならスピード上げて撹乱する!」

 コアルヒー「りょ」


 メガジ「“恐い顔”」

 ゴロンダ「プ〇さん」ハチミツ

 コアルヒー「ぎゃー! 権利関係が恐えー!」

 メガジ「“アームハンマー”!」

 ゴロンダ「カン〇ーパンダ」ボゴッ!

 コアルヒー「痛え!」ズジャッ!
 
 ▼ 82 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:08:37 ID:PoikfG5k [6/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 審判「ちょっと! “恐い顔”覚えないでしょ!」

 メガジ「今のは技じゃないもん顔芸だもん」

 メガジ「って言い訳しようと思ったら8世代で習得」

 審判「剣盾やってないのにいいの?」


 ズミ「大丈夫か?」

 コアルヒー「まだ飛べます」


 ズミ「いいぞ。夕陽を背に、“バブル光線”!」

 コアルヒー「ベタな演出」アワアワアワ!

 ゴロンダ「当たりません」

 コアルヒー「何でだよ!」

 ゴロンダ「パンダの目のクマが光を吸収して視界良好」

 コアルヒー「熊だけに、やるな……」

 ズミ「…………」
 
 ▼ 83 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:09:23 ID:PoikfG5k [7/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 メガジ「“波乗り”!」

 ゴロンダ「今の時代、パンダは海を渡れる者」サーフィーン

 コアルヒー「予想外。てかこっち来んなし」

 メガジ「“DDラリアット”!」

 ゴロンダ「ダンシングデブ!」ティエルノ!

 ズミ「……そうか! 海に潜れ!」

 コアルヒー「危ねっ」ボチャンッ


 ズミ「スゥ……」

 ズミ「“フェザーダンス”!!!」

 カルネ「海の中じゃ無理じゃない?」


 コアルヒー「ウインドミル」グルグルグル

 ゴロンダ「お見事」

 カルネ「できるんかい」
 
 ▼ 84 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:10:27 ID:PoikfG5k [8/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 審判「あれはブレイクダンスの代表技……!」

 メガジ「知っているのか……!」

 審判「風車の名を冠するぐるぐる回る技だ!」

 メガジ「羽散りそう」

 カルネ「絶対実物と違うよね?」


 ゴロンダ「足場が」グラグラ


 ズミ「“バブル光線”! 撒き散らせ!」

 コアルヒー「塩水混じりでしょっぺ」アワアワアワ


 パンパンパンッ(泡が弾ける音)


 ゴロンダ「顔が濡れて力が出ない」

 コアルヒー「塩パンだ!」
 
 ▼ 85 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:11:14 ID:PoikfG5k [9/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 メガジ「……気づいたのか」

 ズミ「ええ、咥えた葉っぱで相手の動きを読んでると」


 コアルヒー「えっ、違法なやつ?」

 ゴロンダ「合法!」


 ズミ「なので海水まぶして調子狂わせました」

 メガジ「流石は一度認めたトレーナー」

 カルネ「めっちゃ相手汚れてるけどいいの?」

 ズミ「ん?」

 カルネ「ほら、コボクジムのとき……」

 ズミ「そんな余裕無さそうなんで」

 カルネ「おーん」


 メガジ「“アームハンマー”!!」

 ズミ「“燕返し”ッ!!」


 ガキィンッ!!


 ズミ「今の状態なら力押しも勝てる。行けっ!!」
 
 ▼ 86 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:11:51 ID:PoikfG5k [10/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 コアルヒー「もしかして脱法?」

 ゴロンダ「違ああああああああああ」


 ドォォォォォォォン…………!!


 ズミ「公の秩序に反すること言わないでよ?」

 コアルヒー「ごめんなさい」


 審判「ゴロンダ戦闘不能! コアルヒーの勝ち!」


 ゴロンダ「おのれガッ〇ャマン……!」

 コアルヒー「こいつの声はヤッ〇ーマンだよ」

 ズミ「平成版」


 メガジ「よく頑張ってくれた、ゴロンダ」

 メガジ「ゆっくり休んでくれ」シュゥゥゥゥン……


 メガジ「行くぞ、チャーレム!」ポンッ
 
 ▼ 87 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:17:36 ID:PoikfG5k [11/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「チャーレム?」

 カルネ「チャーレム?」

 コアルヒー「チャーレム?」

 審判「チャーレム?」

 メガジ「チャーレム?」

 チャーレム「何でお前も驚いてんだよ」


 審判「バトル再開」


 メガジ「ズミ君の実力は申し分ない強さだ」

 メガジ「本来はジム戦で使わないが、いいだろう」

 メガジ「見せてあげよう、“メガシンカ”ッ!!」


 ビガッ!!!
 
 ▼ 88 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:18:14 ID:PoikfG5k [12/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「7色の光が神々しい……」

 カルネ「力が溢れ出て、命、爆発って感じ」


 メガジ「そのフレーズいいね。パクっていい?」


 メガチャーレム「存在を忘れてた人も多いと思うメガチャーレム」


 コアルヒー「へっ、メガシンカだが知らねーが」

 コアルヒー「俺様が捻り潰してやるぜ!」ナカユビタテチャウ


 メガジ「“跳び膝蹴り”」


 メガチャーレム「ド〇クエ6のハッサンの気分」ドゴッ!!!

 コアルヒー「」


 ズミ「コアルヒーーーー!?」
 
 ▼ 89 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:19:19 ID:PoikfG5k [13/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 審判「戦闘不能」

 ズミ「大丈夫かっ!?」

 コアルヒー「俺の……名前って……」

 コアルヒー「ジ・ア〇フィーみたいじゃね……?」

 ズミ「大丈夫だなっ」


 メガジ「次のポケモンを」


 ズミ(あの恐るべきパワー、どう対処するか……)

 ズミ「ヒヤップ、頼む!」ポンッ


 ヒヤップ「この先水際の戦いばっかだと予言しておく」

 ズミ「いきなり何言うとんの?」


 審判「再開」

 カルネ「テキトーになってない?」
 
 ▼ 90 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:20:08 ID:PoikfG5k [14/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「……………………」


 メガチャーレム「……………………」


 カルネ「見合ったまま動かないね」

 審判「互いに牽制してるんだろう」


 ズミ「………………退けっ!!」


 ヒヤップ「ほ?」

 ズミ「マスタータワーだ! 塔壁を登れ!」


 ヒヤップ「ブタモオダテリャキニノボル」ヨジヨジ

 メガジ「機動力で勝負するつもりか……追え!」

 メガチャーレム「お前豚じゃなくて猿じゃん」ヨジヨジ
 
 ▼ 91 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:21:39 ID:PoikfG5k [15/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「場外なんてルール無いからこの町全てが戦場」

 メガジ「よかろう」

 カルネ「暗〇教室読んだ?」

 審判「許可する」

 カルネ「ヤンキーマンガでもこんなことしないわ」


 メガジ「“影分身”だ!」

 メガチャーレム「今週のビックリドッキリメカ」シュババババッ!

 メガチャーレム メガチャーレム メガチャーレム メガチャーレム メガチャーレム

 ヒヤップ「作画コスト高くなる技使うなや!」


 ズミ「捕まったらアウトだ! 窓から窓へ跳べ!」

 ズミ「“アクロバット”!」


 ヒヤップ「パルクール」ピョンピョンピョーン

 カルネ「よく無茶ぶりに応えられるよね」
 
 ▼ 92 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:23:11 ID:PoikfG5k [16/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 メガジ「“ローキック”!」

 ズミ「前を向いたままでいい! 避ける方向は言う!」


 メガチャーレム「おしおきだべぇ〜」 ズミ「屈め!」
 メガチャーレム「おしおきだべぇ〜」 ズミ「右肩!」
 メガチャーレム「おしおきだべぇ〜」 ズミ「背中反れ!」
 メガチャーレム「おしおきだべぇ〜」 ズミ「開脚跳び!」
 メガチャーレム「おしおきだべぇ〜」 ズミ「転がれ!」
 メガチャーレム「おしおきだべぇ〜」 ズミ「走れ!」


 ヒヤップ「露骨にネタ増やしてるよね?」ゼェゼェ

 ズミ「よく避けた! 飛び降りるぞ!」

 ズミ「右から2体目! 股に“ハイドロポンプ”!!」


 ヒヤップ「ドロポン派」ヒューーーーーン……


 ドバッ!!!


 メガチャーレム「( 。゚Д゚。)」モラシタカ……

 ヒヤップ「気分はまるでゴ〇ゴ13」チャクチ!
 
 ▼ 93 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:23:46 ID:PoikfG5k [17/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 メガジ「分身が消えたか……」

 カルネ「何で本体がわかったんだろ?」

 審判「分身には影が無いことを知っていたんだろ」

 カルネ「なるほど」


 ズミ「もう一度一気に駆け上がるぞ!」

 ズミ「“アクロバット”ッ!!」


 ヒヤップ「猿使いが荒え」タタタタタッ


 メガジ「あの塔古いんだから壊さないでよ?」

 メガジ「“跳び膝蹴り”!!」

 メガチャーレム「フラグ立てんなーー!!」ゴオッ!!!

 ズミ「顔に飛びつけ!」

 ヒヤップ「知ってた」ペチャ


 めこおっ!!!(マスタータワーの壁が凹む音)


 メガチャーレム「膝痛えーーー!!!」

 メガジ「先祖に怒られるゥ!?」
 
 ▼ 94 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:24:37 ID:PoikfG5k [18/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 審判「やっちまったな」

 カルネ「メガチャーレムは“自己再生”とか使わないの?」

 審判「レス数押してるからその展開はカットで」

 カルネ「メタいなぁ」


 ズミ「チャンスは一回だ! 全体重乗せろ!」

 ズミ「狙いは後頭部! “アクロバット”ッ!!!」


 ヒヤップ「ムーンサルトキック」デュクシ

 メガチャーレム「はげっ」


 審判「緊張感なくすなぁ」

 カルネ「メガチャーレムの回りの腕みたいなやつなんなの?」

 審判「あれどーやって活かせばいいんだろ?」

 カルネ「アクション監督も困るよね」


 ズミ「畳み掛けるぞ! 腹に蹴り込め!!」

 メガジ「指示のサツ意が高え」


 ドスッ!!!
 
 ▼ 95 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:25:13 ID:PoikfG5k [19/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 チャーレム「」

 ヒヤップ「勝てると思ってなかったわ」


 審判「チャレンジャーの勝ち」

 メガジ「テンション低いな。減給かな?」

 審判「ごめんなさい真面目にやります」


 メガジ「おめでとう。ファイトバッジだ」


 ヒヤップ「ヤッター」

 コアルヒー「ヤッター」

 ズミ「ヤッ〇ーマーン」

 カルネ「もういいよそれ」


 チャーレム「強いな、お前」

 ヒヤップ「強すぎてごめんね」

 チャーレム「イラッとした」

 ズミ「スポーツマンシップを怠るでない」
 
 ▼ 96 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:26:00 ID:PoikfG5k [20/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「凄い戦い見せられちゃったね……」

 ズミ「これでもギリギリだったよ」

 ズミ「あのパワー、1発でも攻撃を受ければ負けてた」

 カルネ「ほー……」


 ヒヤップ「仲直り」

 チャーレム「仲直り」

 コアルヒー「仲良しが一番」

 審判「めでたしめでたし」


 メガジ「次、ミニスカのお嬢ちゃん」

 カルネ「ミニスカ」

 ズミ「他に特徴無いんかい」


 メガジ「今日は疲れたから明日の夕方でいい?」

 コアルヒー「そこまで夕方に拘るのか」

 カルネ「はーい」

 ズミ「メガジさんありがとうございました」

 メガジ「だからワシの名前は──」
 
 ▼ 97 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:27:34 ID:PoikfG5k [21/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
翌夜


 カルネ「見てみて! ファイトバッジぃ!」

 ズミ「いよいよメガシンカの継承しに行くんだね」

 カルネ「ううん。それは止めることにしたの」


 ズミ「…………え?」


 カルネ「昨日のズミの戦いを見て、考えちゃってさ」

 カルネ「私、力を持つことを軽く考えてたかなーって」

 カルネ「あんなのまだ、使いこなせそうにないもん」

 カルネ「ほら、私まだまだ弱いし……」

 ズミ「…………」


 カルネ「……だから、私の旅は一旦終わりかな?」

 ズミ「えっ、ちょっと……」

 コアルヒー「急展開」


 カルネ「今朝事務所に相談したら、わかってくれて」

 カルネ「クノエジムで修行がてら働くことになったの」

 コアルヒー「いかがわしいとこ?」

 ズミ「……コアルヒー黙ってくれ」
 
 ▼ 98 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:28:43 ID:PoikfG5k [22/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「もう迎えが来るから、次の町でお別れだね」

 ズミ「……待って」

 カルネ「急でごめん! この旅ホント楽しかった!」

 ズミ「待ってよ!」

 ズミ「強くなりたいなら、まだ旅を続けようよ!」

 ズミ「君も、そのほうが……」

 カルネ「ごめん、もう決めたことだから……」


 ズミ「………………」


 ズミ「そうだ、明日はアズール湾巡りツアーに行こう」

 ズミ「海神の穴で伝説のポケモンも見れるらしいし」

 ズミ「とにかく、それから考え直しても……」

 コアルヒー「別れ際に女々しい男は嫌われ……」


 ズミ「五月蝿えっ!!!」

 コアルヒー「ビクッ」


 ズミ「………………」


 ズミ「……ごめん」
 
 ▼ 99 XtLLcXE2eI 21/02/09 10:29:53 ID:PoikfG5k [23/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
レポート

ズミ シャラシティ
「別れは辛い。あっさりしていても、失って初めて事の重大さに気づくなんてこと、ざらにある。過去は二度と戻らない。どんなに大事でも、輝かしくても、過ぎ去ってしまえば思い出と消えてしまう。ああ嫌だ。別れは辛い、怖い。もう何も失いたくない。もう何も」

手持ち
ヒヤップ コアルヒー カメテテ オタマロ

バッジ 3個
 ▼ 100 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:02:09 ID:dvmE7n7I [1/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 

   XY&Zumi 序


   最終話



冒険を始める


はい ←

いいえ

 
 ▼ 101 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:02:44 ID:dvmE7n7I [2/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
アズール湾


 アナウンス「前方に見えますのが、海神の穴」

 ヒヤップ「海神と書いてワダツミ」

 アナウンス「祠に滞在してるポケモンは」

 アナウンス「あぁー、ファイヤーです」


 ファイヤー「孵化要因」ホノオノカラダ


 ヒヤップ「伝説なのに扱いわっる」

 カルネ「すごーい! 目付き悪ーい!」キラキラ

 ヒヤップ「目付きの悪さならヅラも負けないぜ」

 ズミ「………………」


 ヒヤップ「いつもみたいにツッコまないのか」

 ズミ「……ああ、なんか気分乗らなくて」

 ヒヤップ「乗り物酔い?」

 ズミ「……違う」
 
 ▼ 102 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:03:32 ID:dvmE7n7I [3/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「……やっぱ昨日のこと引きずるよね」

 カルネ「ごめん。無理させちゃって」


 ズミ「……………………」


 ズミ「こちらこそ、ごめん」

 ズミ「結局僕のワガママに付き合ってもらってるし」

 ズミ「……その、迷惑かけてごめん」


 カルネ「ううん。旅は楽しいし良いの」

 カルネ「ただ、自分に不安になっちゃて……」


 ズミ「……………………」


 ズミ「ジム就いて特訓は実力を高めるのに最適」

 ズミ「クノエは君に合うし、良い判断だと思うよ」

 カルネ「そう? ありがとう!」
 
 ▼ 103 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:04:14 ID:dvmE7n7I [4/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「……ずっと一緒に、いられると思ってた」


 カルネ「え?」

 ズミ「僕達の関係は、あくまで仕事なのに」

 ズミ「いつか別れるのはわかってたのに」

 ズミ「楽しい時間が、ずっと続くと錯覚してた」

 ズミ「僕は、可笑しいのかな……?」


 カルネ「ううん。私も」

 カルネ「ついこの間までの日常って、何だっけって」

 カルネ「忘れちゃうほど、この旅が楽しかった!」


 ズミ「……そう言ってくれると、嬉しいよ」

 ズミ「最後に良い思い出、作ろう」

 カルネ「うん!」


 ヒヤップ(入りづれえ……)
 
 ▼ 104 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:04:45 ID:dvmE7n7I [5/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ(コアルヒーは何か昨日から)

 ヒヤップ(ボールの中で反省してるし)

 ヒヤップ(順番的に連れ歩くのお前らだろな2匹も)

 ヒヤップ(カメテテは会話の扱いづらさから辞退)

 ヒヤップ(オタマロは海水苦手だから辞退しよった)

 ヒヤップ(おまけに最後の思い出が……)


 ファイヤー「若い男女が目の前でお喋り」ニラミ

 ファイヤー「イチャついてんなら燃やしたる」ヒガミ


 ヒヤップ(あれじゃあなあ……)


 カルネ「なんかずっと睨んでるね」

 ズミ「近眼なんだよきっと」
 
 ▼ 105 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:06:01 ID:dvmE7n7I [6/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

 ドラセナ「もっと凄い伝説を見せてあげようか?」

 ズミ「貴女は……!!?」


 アナウンス「おーっと船内に現カロスチャンピオン」

 アナウンス「ドラセナさんが乗り込んできたーっ!!?」

 ズミ「えっ、勝手に乗り込んだの?」


 ドラセナ「なにゆえ私が2番目なのよ」

 アナウンス「出たーっ! 決め台詞!!」

 ズミ「それで良いんですか?」

 ヒヤップ「チャンプなのに2番目は矛盾」


 ドラセナ「私はこの決め台詞」

 ドラセナ「いつか私を打ち倒す者が現れると信じ」

 ドラセナ「言っている」

 ヒヤップ「2秒で考えたみたいな設定」
 
 ▼ 106 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:06:54 ID:dvmE7n7I [7/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カルネ「カッコいいー!! サインください!」

 ドラセナ「(16)さいっと……」カキカキ

 ヒヤップ「サバ読むってレベルじゃねえ」

 カルネ「ありがとうございます! 家宝にします!」

 ズミ「良い思い出できて良かったね」

 カルネ「うん!」

 ドラセナ「【SS】XY&Zumi ー完ー」

 ズミ「ご愛読ありがとうございました」








 ズミ「終わるかあっ!!!」

 ヒヤップ「ツッコミ復活して何より」
 
 ▼ 107 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:07:35 ID:dvmE7n7I [8/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「何してんですか!?」

 ドラセナ「私主役やりたいし……」

 ズミ「ダメです!! ここは譲れません!!」

 ドラセナ「ちぇー」


 カルネ「凄い伝説見せるってどーゆーことですか?」

 ドラセナ「やっと触れてくれた」

 ドラセナ「口笛ピィーーーッ!!!」


 (天が轟く音)ゴロンゴロゴロゴロ……


 アナウンス「急に悪天候ですねー。乱気流でしょうか?」


 (7色の光)ビガッ!!!


 メガレックウザ「きゅうり」


 ヒヤップ「いやおかしいだろ」
 
 ▼ 108 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:08:24 ID:dvmE7n7I [9/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ドラセナ「私に挑戦するなら、この子を倒しなさい」

 ヒヤップ「誰も勝てねえよ」

 ズミ「国際ルールで禁止じゃないですかね?」


 メガレックウザ「漢字だと胡瓜」

 ファイヤー「ぎゃー!!!」

 ヒヤップ「めっちゃビビるやん」

 ヒヤップ「そりゃビビるわぁ」


 ドラセナ「あなた達、見所がありそうね」

 ドラセナ「頂点で待ってるわ!」バッ!

 メガレックウザ「胡瓜運送」ピューーン


 ズミ「行っちゃった……」

 カルネ「凄い思い出になったね……」
 
 ▼ 109 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:09:14 ID:dvmE7n7I [10/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
上空


 メガレックウザ「胡瓜は97%が水分」


 ドラセナ「将来有望なトレーナーに会えて何より」

 ドラセナ「いずれ私に挑んでくるでしょう」

 ドラセナ「嬢ちゃんの方は文句無しだったね」

 ドラセナ「迷いは見えたけど」

 ドラセナ「このまま順当に強くなれるでしょう」

 ドラセナ「今のところはね」


 ドラセナ「坊やの方は……」




 ドラセナ「少し危ういかな」
 
 ▼ 110 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:10:37 ID:dvmE7n7I [11/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ヒヨクシティ


 カルネ「おーい、パキラーー!!」


 パキラ「ああ、やっと来た」

 カルネ「紹介するね、マネージャーのパキラ」


 パキラ(22)「さんを付けなさいよ。年上やぞ」
 

 ヒヤップ「大丈夫? サバ読んでない?」

 パキラ「なんか失礼なこと言われてる気がする」


 カルネ「こっちが旅に同行してくれたズミ」

 ズミ「どうも」

 パキラ「どうも」


 パキラ「……若いのに大変ねえ」

 ズミ「髪の話はしないでください」
 
 ▼ 111 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:11:25 ID:dvmE7n7I [12/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 パキラ「報酬の件ですが」

 パキラ「カルネがメガシンカを取得しなかったので」

 ズミ「無しですか」

 ヒヤップ「ブラック」

 パキラ「代わりに私がイ・イ・コ・ト」

 ズミ「結構です」

 パキラ「クソガキャア」

 ヒヤップ「放送できなくなんだろーがクソビ〇チ」

 ズミ「汚い言葉使わないでください」


 パキラ「まあ、女の子と旅できただけご褒美でしょ」

 パキラ「ねえ、クラボボーイ?」

 ズミ「クラボ?」

 ヒヤップ「DTのことじゃね?」
 
 ▼ 112 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:12:27 ID:dvmE7n7I [13/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 パキラ「……そろそろ時間よ」


 カルネ「……お陰で、凄い良い旅ができた」

 カルネ「楽しかった! ありがとう!」

 ズミ「………お、おう」

 カルネ「じゃあ、またいつかね……」

 ズミ「うん……」


 ズミ「…………」


 ズミ「……待って! 最後に……」
 

 ズミ「……最後に」

 ズミ「カルネと、握手だけさせてもらっていい?」

 パキラ「許可」

 カルネ「……ん」ギュ


 ズミ「……………………」

 カルネ「……………………」


 ズミ「………………」


 ズミ「……わーい! タオヤカサンと握手しちゃたでプルンス〜」

 ズミ「嬉しいなあ! もう手洗わね!」ピョンピョンピョーン


 カルネ「ごめんそれは引く」
 
 ▼ 113 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:13:44 ID:dvmE7n7I [14/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ロープウェイ内


 ヒヤップ「もう明日ジムに行っちゃうのか?」

 ヒヤップ「もっとこの町見て回ろうぜ」


 ズミ「………………」


 ヒヤップ「ちぇっ、シカトかよ」

 ヒヤップ「まあカルネもいないし、盛り上がらんか」


 ズミ「……大丈夫、きっと勝てるよね」


 ヒヤップ「ん、どした?」

 ヒヤップ「らしくもねえ弱々しい声だして」


 ズミ「ヒヤップもコアルヒーも十分強い」

 ズミ「僕も、昔より強くなったし……」


 ヒヤップ「床ばっか見てねえで外の景色でも見ようぜ」

 ヒヤップ「もしかして高いとこダメか?」

 ズミ「大丈夫、大丈夫……」

 ヒヤップ「お前今、めっちゃ震えてるぞ?」


 ズミ「……!」

 ズミ「……ちょっと冷えただけ、気にしないで」
 
 ▼ 114 XtLLcXE2eI 21/02/11 10:14:48 ID:dvmE7n7I [15/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ ヒヨクシティ
「積み重なった重圧に潰されそうだ。苦しい。怖い。何でだろう、僕が決めたことなのに。僕は自分で自分の首を絞めていたのか? そんな風に疑いたくない。その気持ちより、今はただ逃げ出したい。ここから、自由になりたい。
ああ、重くて苦しい。

泣き出してしまいたい。

怖い。

怖いよ……



誰か……




……………………誰か助けてっ!!!」

手持ち
ヒヤップ コアルヒー カメテテ オタマロ

バッジ 3個
 ▼ 115 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:11:28 ID:zRd6PF1k [1/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ヒヨクジム


 ヒヤップ「たのもーっ!!」

 ズミ「…………」


 ズミ「……お願いします」


 チョキ……チョキ……(ハサミの音)


 フクジ「君は……確か……」


 フクジ「バッジは?」

 ズミ「3つです」


 フクジ「そうか、あの時と同じか」

 フクジ「てっきり7つ揃えてくると思ったが……」

 フクジ「まあ良い、始めようか」

 ズミ「……はい」
 
 ▼ 116 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:12:05 ID:zRd6PF1k [2/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「なんだよこのオッサン、渋いな」


 ズミ「………………」


 ヒヤップ「お前も緊張しすぎじゃね?」

 ズミ「無駄口叩いてる余裕は無いよ。引き締めて」

 ヒヤップ「お、おう」


 フクジ「すまないが、今日は私以外出払っていてね」

 フクジ「審判のいない荒い試合になるが、いいかね?」


 ギラリ……(ハサミの光沢)


 ヒヤップ「デカイ刃物持ってんじゃん。おっかねぇ〜」


 ズミ「構いません。ルールは当時と同じで」

 フクジ「3vs3か、面白い」


 ヒヤップ「いや、公式戦で審判抜きはダメじゃね?」
 
 ▼ 117 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:12:40 ID:zRd6PF1k [3/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 フクジ「出番だ」ポンッ


 ゴーゴート「………………」


 ヒヤップ「何やこの地味なの、普通の動物かよ」

 ズミ「ヒヤップ」

 ヒヤップ「任せんしゃい」

 ズミ「相手は強い、用心して」

 ヒヤップ「確かにただ者じゃなさそーね」


 ゴーゴート「………………」


 ヒヤップ(めっちゃ見てくる……)


 フクジ「先手は譲ろう」

 ズミ「では、お言葉に甘えて……」


 ポチャン……


 ズミ「11メートル先の水溜まりを弾け!」

 ズミ「“ハイドロポンプ”!!」
 
 ▼ 118 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:13:18 ID:zRd6PF1k [4/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ(まずは撹乱か)ドッ!!!


 ────!!


 バッシャァァァァァァァン…………!!!


 ゴーゴート「………………」ビシャァッッ……!


 ヒヤップ(その隙に近くの蔦で移動……)ツーー!


 ズミ「狙いはわかるな? “アクロバット”!」

 ズミ「全力で斬りかかれ! “居合い切り”!!」


 ヒヤップ(蔦で勢いつけて翔んで回転加えて……)ヒュッ


 ──ギュルッッ!!


 ヒヤップ(その首、貰い受ける!!)シャァァァァァァッ!!


 ──ヒュッ!!
 
 ▼ 119 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:14:20 ID:zRd6PF1k [5/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 フクジ「いなせ」


 ガキィィィッ……!!


 ゴーゴート「…………甘い」

 ヒヤップ「角で!? 渾身の一撃なのに……」


 フクジ「押さえろ」

 ズミ「離れろ!」


 ヒヤップ「くっ……!」

 ガシィィンッ!!

 ゴーゴート「…………」ジリ……ジリ……

 ヒヤップ「グッ……アガッ…………!?」


 ズミ「ヒヤップ!」

 ズミ「…………その位置から“居合い切り”!!」
 
 ▼ 120 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:15:27 ID:zRd6PF1k [6/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「くそっ……!!」ビュッ!!

 ──ジャギッ!!

 ゴーゴート「………………」

 ヒヤップ「効いてねえ!? 顔に入ったのに……!?」


 フクジ「離して突き上げろ」


 ドスッ!!!


 ドサッ! ゴロゴロゴロ……


 ヒヤップ「ゴフッ……ゴホォ!!?」

 ズミ「ヒヤップ! 大丈夫か!?」

 ヒヤップ「ゲホッゲホッ…………アイツ、とんでもねえ……」
 

 フクジ「最初のコンボは良かったが、飛ばしすぎたな」

 フクジ「次のポケモンを──」


 ドシャッ!!!


 ヒヤップ「まだ終わってねえッ!!!」
 
 ▼ 121 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:16:07 ID:zRd6PF1k [7/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「ハァ……ハァ……」ゴオオオオオオ……


 フクジ「まだ立つか、大した根性だ」

 フクジ「纏うその紺碧、特性“激流”が出たと見た」


 ズミ「ヒヤップ……」

 ヒヤップ「ハァ……アア゛ッ!!」ゴオオオオオオ……

 ヒヤップ「取って置きのあの技やっぞッ!!」


 ズミ「…………」


 ヒヤップ「どうした!? 勝つんだろ!?」

 ズミ「……!!」


 ズミ「“アクアテール”ッ!!!」ビシッ!!


 ヒヤップ「ハア゛ッッ!!!」ヒュッ──
 
 ▼ 122 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:16:47 ID:zRd6PF1k [8/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
         ──ゴオオウッ
 ──ゴオオウッ

  ──ゴオオウッ
            ──ゴオオウッ
                ──ゴオオウッ
                 ──ゴオオウッ
          ──ゴオオウッ
    ──ゴオオウッ

      ──ゴオオウッ

 ヒヤップ「うおおおおオオオオッ!!!!」ゴオオオオ……

              ──ゴオオウッ
 ゴーゴート「…………」        ──ゴオオウッ
                     ──ゴオオウッ
 フクジ「あれだけの量の水竜巻を……!」
                ──ゴオオウッ
           ──ゴオオウッ

    ──ゴウッ!!

 ズミ「行っけええええエエエエエッ!!!!」

 ヒヤップ「くらえオ゛ラアアアアアア゛ッ!!!!」


 ──ゴオオオオオオオオオオッ!!!!!


 フクジ「来るぞ、“ウッドホーン”!」

 ゴーゴート「………………!」ビガッ!!!


 ドスッ!!!
 
 ▼ 123 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:17:44 ID:zRd6PF1k [9/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヒヤップ「ァ……ガハッ……!!」


 ドシャッ


 ヒヤップ「」


 ズミ「────!!」


 フクジ「中々の迫力だったな」

 フクジ「次のポケモンを」


 ズミ「………………お疲れ」シュゥゥゥン……


 ズミ「…………」


 ポンッ


 コアルヒー「猿のカタキは俺が打ーつ!!」

 ズミ「コアルヒー……」


 コアルヒー「おいおい、お前」

 コアルヒー「アホ面が真っ青になってんじゃねーか」

 コアルヒー「安心してこの俺様に任せとけいっ」


 ズミ「…………」
 
 ▼ 124 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:18:45 ID:zRd6PF1k [10/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 コアルヒー「ウチの大将が世話んなったなあっ!!」

 コアルヒー「だが俺はそうは行かないぜっ!!」


 ゴーゴート「………………」

 フクジ「先手を」


 ズミ「…………」

 ズミ「天井まで飛んで旋回、“フェザーダンス”!」


 コアルヒー「アラホラサッサー」ギューーーン……


 バサッ……!


           羽
                    羽
   羽
       羽         羽
                  羽
 羽
            羽         羽
         羽
    羽            羽
              羽
                  羽


 フクジ「また撹乱か……」


 ズミ「その位置、“燕返し”!!」
 
 ▼ 125 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:19:54 ID:zRd6PF1k [11/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 コアルヒー「脇腹貰ったーーーっ!!!」キィィィィンッ!!!


 フクジ「蹴飛ばせ」

 ゴーゴート「ふっ」ヒュッ


 ドゴッ!!!


 コアルヒー「(  Д ) ゚ ゚」

 ゴーゴート「弱いな」ブンッ!!!


 ヒュ────ン……


 (壁に)ドンッ!!!


 ズミ「…………!!」


 ガラ……ガラ……


 コアルヒー「平成vs昭和のXラ〇ダーかよ……」ボロボロ

 コアルヒー「今の、ただの蹴りがメガチャーレム以上とか」

 コアルヒー「強え、あり得ねえくらい……!」
 
 ▼ 126 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:20:34 ID:zRd6PF1k [12/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 コアルヒー「おい、次の指示くれ」


 ズミ「…………」


 コアルヒー「おいッ、どうしたッ!?」

 コアルヒー「俺はまだ飛べるぞッ!!」バサッ!!


 ズミ「……!」


 ズミ「威力最大で打ってくれ! “燕返し”ッ!!」


 コアルヒー「キエエエエエエエ真っ正面から」バッ!!


 キィィィィィィィィィィィンッ!!!


 コアルヒー「今度こそ貰ったーー!!!」ゴッ!!!


 フクジ「踏みつけろ」


 メリッ……
 
 ▼ 127 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:21:15 ID:zRd6PF1k [13/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 コアルヒー「ぎゃああああ翼がああああっ!!」

 ズミ「コアルヒーっ!!」


 フクジ「ゴーゴート、ちゃんと加減するんだぞ」

 フクジ「“ワイルドボルト”」


 バリバリッ!!!


 コアルヒー「ぎゃあああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」



 ズミ「ああっ……」ドクンッ……



        ……ドクンッ……



        ……ドクンッ……



        ドクンッ!!

 
 ▼ 128 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:22:00 ID:zRd6PF1k [14/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
回想


 ギャラドス『グオオ……』


 ドシーン……


 審判『ギャラドス戦闘不能。勝者、ジムリーダー』


 フクジ『良い勝負だった。また挑戦しに来なさい』

 フクジ『その時また、相手になろう』


 ズミ(10)『ギャラドス……』ドクンッ……


 ズミ『僕達が、負けた……?』ドクンッ……


 ズミ『今まで、誰にも負けなかったのに……』ドクンッ……


 ズミ『ああっ……』ドクンッ……


 ズミ『うわあああああああああっ!!』


        ドクンッ!
 
 ▼ 129 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:22:39 ID:zRd6PF1k [15/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カメテテL「カメ!」
 カメテテR「テテ!」


 ズミ「……!」

 ズミ「ダメだ! お前達じゃ勝てないっ!!」


 カメテテL「カメッ!?」
 カメテテR「テテッ!!」


 ズミ「何? 何だよっ!?」


 カメテテL「カメ!」
 カメテテR「テテ!」


 ズミ「そんなこと言われても、わかんないよっ!!」


 カメテテL「カメッ!?」
 カメテテR「テテッ!?」


 ズミ「あれ、何で……?」


 ズミ「何で、言葉がわからないんだ……?」
 
 ▼ 130 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:23:41 ID:zRd6PF1k [16/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 フクジ「来ぬのなら、こちらから行かせて貰おう」

 ゴーゴート「ゴゥ…………」


 ジリ……ジリ……


 ズミ「く、来る……」


 ズミ「ぅわあ…………」


 ズミ「ああああああああっ!!」


 カメテテL「カメッ!?」
 カメテテR「テテッ!!!」


 ズミ「あああああああああああっ!!!」


 ズミ「カメテテっ゛!! “殻で挟む”っ゛!!」
 
 ▼ 131 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:24:27 ID:zRd6PF1k [17/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 フクジ「万策尽きたか……」

 フクジ「踏み砕け」


 ゴーゴート「………………」ベキッ!!


 カメテテL「」
 カメテテR「」


 ポンッ


 オタマロ「オッタマロッ!!」


 ズミ「……やめろ、オタマロ」

 ズミ「もう終わったんだ……」


 オタマロ「マロマロッ!?」


 ズミ「ああ…………」
 
 ▼ 132 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:25:16 ID:zRd6PF1k [18/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ゴーゴート「………………」


 オタマロ「……」ゾクッ


 フクジ「……少年」

 フクジ「今の君に再戦の資格はない」

 フクジ「君の中の葛藤に答えが出たとき、また」

 フクジ「その時また、相手になろう」


 フクジ「では、次の用のためこれにて失礼」

 フクジ「行くぞ、ゴーゴート」

 ゴーゴート「………………」コクッ


 スタスタスタ……


 ズミ「………………」ドクンッ……

 オタマロ「マロ?」

 ズミ「……………ウッ」ドクンッ……


 ズミ「ぅああああアアアアアア゛ア゛ア゛!!!!」


 オタマロ「!!?」
 
 ▼ 133 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:25:51 ID:zRd6PF1k [19/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「ああ゛っ!! ああ゛っ!!!」ガンッガンッ!!

 ズミ「アアア゛アア゛ッ!!!」ガンッ!!


 オタマロ「マロッ!!? マロマロッ!!」


 ズミ「ああ゛っ!! 負けた゛っ……!!」

 ズミ「また゛負け゛たっ゛……!!」ブシャッ……


 ズミ「ゲホッ……ゲボッ、お゛う゛ぇ゛……」


 ズミ「ぅ゛おえ゛っ゛……僕゛の゛っ……!」

 ズミ「僕だち゛の旅はっ゛……! ぅえ゛」


 ズミ「無゛駄っだっ゛だのか゛ッ……!?」ビチャア……


 ズミ「ハァ……ハァ…………ヴっ……アア゛アッ!!!」


 ズミ「ア゛アアッ゛!!! ゥア゛ア゛ア゛ッ!!!」



 ズミ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」

 
 ▼ 134 XtLLcXE2eI 21/02/12 10:27:11 ID:zRd6PF1k [20/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ ヒヨクシティ





















手持ち
ヒヤップ コアルヒー カメテテ オタマロ

バッジ 3個
 ▼ 135 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:14:41 ID:cOq.iyF6 [1/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>113
ロープウェイじゃなくてモノレールでしたね……
ロープウェイがあるのはホウエンの火山でした




冒険を始める


はい ←

いいえ

 
 ▼ 136 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:15:37 ID:cOq.iyF6 [2/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
13番道路 ミアレの荒野



 ヒュゥゥゥゥゥゥ……


 ズミ「……………」


 ポンッ


 オタマロ「オッタマロッ!」


 ズミ「何? 勝手に出てきて」


 オタマロ「マロマロッ!!」


 ズミ「乾燥で傷口と喉が痛むんだ、喋らせないでくれ」


 オタマロ「マロッ」↑↑水分


 ズミ「……もしかして、抱えて歩けって?」


 オタマロ「マロッ!」

 ズミ「はぁ……いいよ、おいで」
 
 ▼ 137 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:16:12 ID:cOq.iyF6 [3/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 

 ヒュゥゥゥゥゥゥ……


 ズミ「…………」

 オタマロ「…………」


 (草ノ丸マッテルヤツ)ゴロゴロゴロ……


 ズミ(ブロスター達なら、勝てたかも……)

 ズミ(こんな寄せ集めじゃなければ、きっと……)


 ズミ(……ポケモン泥棒が憎い)

 ズミ(わけのわからん鎖国が憎い)


 ズキンッ!

 ズミ「ウッ……」

 ズミ(この頭の痛みも憎い……)
 
 ▼ 138 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:16:51 ID:cOq.iyF6 [4/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガンピ「オッス」

 ズミ「剛田くん……」


 ズミ「何してるの? こんな所で」

 ガンピ「お前の様子が気になったから来た」

 ガンピ「お前今、笑えねえツラしてるぞ……?」


 ズミ「…………余計なお世話です」


 ガンピ「……そのポケモンは!? 保護したのか?」


 ズミ「オタマロですか? 僕のポケモンです」

 ズミ「連れ歩けって言うから抱えて──」


 ガンピ「──おいッ!!!」
 
 ▼ 139 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:17:23 ID:cOq.iyF6 [5/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガンピ「テメエの目はっ!!」

 ガンピ「いつからそんなに曇ったッ!!?」


 ズミ「……デカイ声出さないでよ」


 ガンピ「バカヤロッ!! ソイツをよく見ろッ!!!」


 ズミ「…………?」


 ズミ「オタマロ……おいっ!」


 ズミ「そんな、干からびてる……」


 ズミ「……どどっ、どうしよう!? 病院!?」


 ガンピ「この近くに建物は無い……くそっ!」

 ガンピ「そこの岩影で応急処置だっ! 来いっ!!」
 
 ▼ 140 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:18:27 ID:cOq.iyF6 [6/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガンピ「回復薬や木の実じゃ足りねえ」

 ガンピ「他のポケモンから水分を分けてやれ」

 ガンピ「荒治療だがそれしかねえ」


 ズミ「……そっか! 皆出て!」ポポポンッ


 ヒヤップ「ウキー……」

 コアルヒー「クワッ……」

 カメテテL「カメ……」
 カメテテR「テテ……」


 ズミ「聞いての通りだ、頼むっ!!」

 ズミ「もう何も失いた゛くない゛んだっ!!!」


 ヒヤップ「……!」
 
 ▼ 141 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:19:05 ID:cOq.iyF6 [7/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガンピ「……猿は放水。鳥はソイツの看護」

 ガンピ「説明難しいヤツは砂を防いでくれ」


 ヒヤップ「ウキッ!」バシャッ!

 コアルヒー「クワッ!」ふわっ

 カメテテ「「カメテテッ!!」」ビシビシビシッ


 オタマロ「……」


 ズミ「ああっ……僕のせいだ……」

 ズミ「何でこんなことに……」


 ガンピ「おいっ!」バキッ!

 ズミ「……!」ツー

 ガンピ「しっかりしやがれコラッ!!」
 
 ▼ 142 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:19:52 ID:cOq.iyF6 [8/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「殴ったな……! 親にもぶたれたこと無い──」

 ガンピ「たわけっ!」バキッ!

 ズミ「痛い゛……」


 ヒヤップ「ウキッ! ウキウキィッッ!!」

 ガンピ「すまねえな、ちょっと騒がしくすっぞ」


 ズミ「…………」

 ガンピ「スゥ……」


 ガンピ「お前はまたそうやって、自分のせいだとか!」

 ガンピ「あの時のアイツがどうだかとかっ!!」

 ガンピ「何かを恨んでなきゃ気がすまねえのかッ!!」


 ガンピ「お前が初めて旅に出たときに掲げた夢は!」

 ガンピ「ずっと誇っていた信念はっ!!」

 ガンピ「どこ行っちまったんだッ!!?」
 
 ▼ 143 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:20:25 ID:cOq.iyF6 [9/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガンピ「お前が失いたくなかったモンは何だ?」

 ガンピ「仲間だけか?」

 ガンピ「大事な自分自身を失くしてんじゃねーか!!」


 ズミ「…………」


 ガンピ「ったく、久しぶりにカロスに戻ってきたら」

 ガンピ「辛気くせえツラですぐ旅に出よって」

 ガンピ「余裕さの欠片もありゃしねえ」


 ガンピ「言ってたよな? お前の夢」

 ガンピ「優雅に麗しくカロスの頂点に立って」

 ガンピ「後世に名を残すほどの伝説に成りてえって」


 ズミ「昔の話だよそんなの……」

 ズミ「今は……」
 
 ▼ 144 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:21:06 ID:cOq.iyF6 [10/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「もうわからないよ……」

 ズミ「いつしか強くなることしか考えられなくなって」

 ズミ「負けが怖いから勝ち続けて」

 ズミ「負けた過去から目を背けて……」


 ズミ「リーグも何度か、棄権したことがあるよ」

 ズミ「決勝前に急に不安になったりしてさ……」


 ガンピ「そうだったのか……」


 ズミ「……自分の、自分の弱さが痛゛いっ゛……」


 ズミ「情けな゛くてっ゛、悔し゛いよぉ゛っ……」




 ガンピ「……それでいーんじゃねえか?」
 
 ▼ 145 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:22:05 ID:cOq.iyF6 [11/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「…………え゛?」

 ガンピ「自分の弱さを知ることが」

 ガンピ「強くなるための第一歩じゃねえか?」

 ガンピ「何度もお前に負けた俺が言うんだ。違いねえ」


 ズミ「じゃあ゛、今の僕が弱い゛ならっ」

 ズミ「今までの旅はっ゛、何だったの゛っ……?」


 ガンピ「んなもんテメーが一番よくわかってんだろ」

 ガンピ「旅で感じたモン全部」

 ガンピ「忘れちまったワケじゃねえだろ?」


 ズミ「……!!」ドクンッ……


 ズミ「ああっ……」ドクンッ……!
 
 ▼ 146 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:22:41 ID:cOq.iyF6 [12/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「全部っ、全部覚えてるよ゛っ……!」


 ズミ「故郷のひんやりした空気の心地よさも」

 ズミ「悔しさ、怒りを沈めてくれた古城の奥ゆかしさ」

 ズミ「花火の眩しさも、湖畔の爽やかさも……」


 ズミ「洞窟の厳つい岩肌、砂浜の焼けそうな白さ」

 ズミ「潮風と、花畑と、静かな石の群れ」

 ズミ「水晶の冷たさと輝き、マスタータワー……!」


 ズミ「手に汗握る熱戦、期待に応えたくれた感動……」


 ズミ「そして、感じた手の温もり……」

 ズミ「彼女の笑った顔も、全部……」


 ズミ「全部、覚えてるっ゛……!」
 
 ▼ 147 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:23:21 ID:cOq.iyF6 [13/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「オタマロ、さっきは泣いてた僕を慰めに……?」


 ズミ「ヒヤップ、コアルヒー……」

 ズミ「カメテテにオタマロ、皆……」


 ズミ「ごめ゛ん……」

 ズミ「僕゛、皆のこと、信頼できてなかったのかも゛」

 ズミ「ごめんなさ゛い……」


 ズミ「こんな゛、こんな僕でも゛」

 ズミ「ついて来て゛、くれま゛すか……?」

 ズミ「一緒に゛、旅して゛くれます゛か……?」


 オタマロ「…………」


 ピカァァァァァァ……
 
 ▼ 148 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:24:01 ID:cOq.iyF6 [14/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガマガル「何を今更、水臭い」

 ズミ「オタマロっ? 進化して……」

 ガマガル「他の追随を許さない伝説のトレーナー……」

 ガマガル「楽しそうじゃない、ついて行きますよ」

 ズミ「……!」


 ヒヤップ「そーゆーこと」

 コアルヒー「大体オメー1人で抱え込みしてんなよ」

 コアルヒー「寂しいのは頭皮だけにしろってんだ」

 ヒヤップ「マジそれな」


 カメテテL「僕達、仲間でしょう?」
 カメテテR「助けを求めるのは、悪いことじゃない」


 ヒヤップ「つーわけで、困ったことがあったら」

 ヒヤップ「俺達のことも頼ってくれよな」


 ズミ「みんな゛っ、ありがとう゛……」
 
 ▼ 149 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:24:59 ID:cOq.iyF6 [15/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガンピ「ほら、お前の仲間は、何て言ってる?」

 ズミ「ぅぅっ……ううっ……」

 ガンピ「……涙拭けよ」ハンカチ

 ズミ「ありがとっ゛……ぅぅっ……」フキフキ

 ズミ「チーン」ズミーッ

 ガンピ「( 。゚Д゚)」


 ズミ「ありがとう、心の友よ」

 ガンピ「おうよ」

 ズミ「もしかして、カルネを同行させたのって」

 ズミ「僕に自分を取り戻させるためだったの?」

 ガンピ「えっ? ……ああ、そーゆーことにしよっと」

 ズミ「ん?」

 ガンピ「なんでもなーい」


 ズミ「……僕、彼に会いに行かなきゃ」

 ガンピ「……レンリタウンか?」

 ズミ「……はい、行ってきます!」

 ガンピ「ああ、行ってこいっ!」
 
 ▼ 150 XtLLcXE2eI 21/02/13 21:25:43 ID:cOq.iyF6 [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ 13番道路 ミアレの荒野
「仲間の存在が有難い。独りじゃないことが、支えてくれる存在がいることが、こんなにも安心させてくれるものだなんて。なんだが、心が軽くなった気がした。気休め程度かもしれないけど、今はこれでいい。否、これがいいんだろう。これからもこいつらと、くだらないことで笑いあっていたい。もう一度、同じ前へ歩き出せそうだ」

手持ち
ヒヤップ コアルヒー カメテテ ガマガル

バッジ 3個
 ▼ 151 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:39:55 ID:X7Q233L2 [1/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
レンリタウン


 ヒヤップ「飛ばしすぎじゃね?」

 ズミ「ミアレから電車で来た」

 カメテテL「じゃあ」
 カメテテR「いっか」

 ズミ「ちょっと待て」

 ズミ「何で全員出てるん?」


 ガマガル「抱えたモノを一緒に背負うと言った」

 ズミ「いや、確かにそうなんだけどさ」

 ヒヤップ「という建前があった上で」

 ガマガル「出番が欲しかった」

 ズミ「おい」


 カメテテL「ヅラだけだと」
 カメテテR「ヴィジュアルと会話が壊滅」

 ズミ「んだとコラ」

 コアルヒー「駅弁くれ」

 ズミ「ダルマッカ弁当でいい?」サンドウィッチ
 
 ▼ 152 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:40:32 ID:X7Q233L2 [2/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 (滝の音)ザーーーー……


 ズミ「……行ってくるね」

 ヒヤップ「おうっ」


 ズミ「スゥ……」

 ズミ「ギャラドーース!!」


 ズミ「ごめんなさーーーいっ!!!」


 ズミ「ずっと……!」

 ズミ「ずっと後悔してたっ!!」


 ズミ「僕の勝手を押し付けたこと!」

 ズミ「君の心に寄り添わなかったこと!」


 ズミ「今一度ここで、謝罪させてくださいっ!!」


 ズミ「申し訳ございませんでしたぁ゛っ!!!」
 
 ▼ 153 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:41:34 ID:X7Q233L2 [3/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
回想


 ズミ『フクジさんに負けてから、ギャラドス……』

 ズミ『全然、戦えなくなったな……』


 ギャラドス『…………』


 ズミ『気づけばメガシンカも出来なくなって……』

 ズミ『……僕は、今よりもっと強くなりたい』

 ズミ『戦えないポケモンとは、旅できない……』


 ギャラドス『グル…………』


 ズミ『ここでお別れになっても……いいか?』

 ギャラドス『…………』コクッ


 ズミ『……ここの大きな滝なら、快適に暮らせるよね』

 ズミ『…………じゃあ、元気でね……』
 
 ▼ 154 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:42:26 ID:X7Q233L2 [4/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「届いてるかな……」

 ヒヤップ「……今はそう信じようぜ」

 ズミ「……うん」

 プラターヌ「(;ω;)」マーベラス


 ズミ「うわあああああああ!?」

 プラターヌ「うわあああああああ!?」

 ズミ「アンタは驚くな」

 プラターヌ「てへぺろ」

 ヒヤップ(それ若干古い……)


 プラターヌ「小生が主役のスピンオフ作って」

 ズミ「やだ」

 ズミ「てか、いつからいたンすか!?」

 プラターヌ「ヅラ氏が電車から出てくるとこ」

 ズミ「じゃあ全部聞かれてるじゃん最悪」

 プラターヌ「水臭いな、小生と氏はお友達だろ〜」

 ズミ「一人称が小生の奴とは仲良くなれねェ」
 
 ▼ 155 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:43:29 ID:X7Q233L2 [5/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 プラターヌ「見たまえ! あの山の方角を!」

 ズミ「あの建物は……!」

 プラターヌ「立〇大学」

 ズミ「ポケモンリーグな」
 

 カメテテL「マ〇オTASのコメか」
 カメテテR「wiiのク〇パ城?」

 コアルヒー「DSのでも無かったっけそれ?」

 ガマガル「伝わりづらいネタだねぇ」


 プラターヌ「小生の夢は、立派なポケモン博士!」

 プラターヌ「そして、小生が図鑑を送った子どもに」

 プラターヌ「あのリーグを制覇してもらうこと!」

 プラターヌ「そんな志を忘れぬよう!」


 プラターヌ「駅に書き記しておこう」カキカキ

 ズミ「(; Д)゚ ゚」
 
 ▼ 156 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:45:12 ID:X7Q233L2 [6/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「え、何してんの?」

 プラターヌ「ゲーム本編と整合性を取ろうと……」

 ズミ「そんなん誰も気にしてないよ!?」

 プラターヌ「だといいね」

 ヒヤップ「そもそもキャラ崩壊……」

 ズミ「言うな」


 ズミ「なんかどっと疲れた」フラ……

 プラターヌ「氏、そっち滝」

 ズミ「え?」ツルッ


 ズミ「あら〜」ヒューーーン……



 ボチャーーン(綺麗なウォータークラウン)
 
 ▼ 157 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:45:51 ID:X7Q233L2 [7/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カメテテL「ん、落ちた?」
 カメテテR「落ちたっぽいね」

 コアルヒー「カメテテっていつも左から喋るよね」

 ヒヤップ「今それどうでもいい。てか、ヤバい?」

 ガマガル「滝壺はどう考えてもヤバい」


 プラターヌ「どうしよう小生が助けなくては!!」

 プラターヌ「は、小生泳げない!!」


 ヒヤップ「…………滝壺でも泳げるやついる?」

 コアルヒー「無理」

 カメテテL「冷たい淡水は」
 カメテテR「この身には辛い」

 ガマガル「私もパワー不足だな」


 ヒヤップ「……ガマガル舌伸ばせる?」

 ガマガル「やってみるゥ゛エッ」ビヨーーン
 
 ▼ 158 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:46:39 ID:X7Q233L2 [8/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ブクブクブクブク……


 ズミ(あー、冷たい……)

 ズミ(僕泳げるのになあ、関係なしかあ)

 ズミ(まじでお前ら、水辺行くとき気をつけろよな)

 ズミ(レスキュー隊が近くにいないとことか、特に)


 ズミ(なんて冷静に語ってる場合じゃないよなあ……)

 ズミ(あ、ヅラ落ちた)

 ズミ(これで軽くなった、浮上できる!)


 ズミ(わけないよなあ……)

 ズミ(ガマガルが舌伸ばしてるのは見えるけど)

 ズミ(長さ足りてないよなあ……)


 ズミ(仕方ない、息は続くし)

 ズミ(底に着いてから崖を登るかあ……)


 グル…………


 ズミ(お?)
 
 ▼ 159 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:47:24 ID:X7Q233L2 [9/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ザッパァァァァァァァァン!!!(イルカショー並の水飛沫)


 ガマガル「ウエ゛ッ!?」ベチャッ

 プラターヌ「あぎゃあああ冷たい゛いい!?」ベチョッ

 ヒヤップ「あれは……!?」


 ギャラドス「相変わらず寂しい頭しよって」

 ギャラドス「ちゃんと聴こえたぞ、お前の謝罪会見」


 ズミ「会見はしてないけど……じゃなくて」

 ズミ「僕のこと、許してくれるのか……?」


 ギャラドス「ああ、俺ら友達だろ」


 ズミ「……っ!」

 ズミ「うう゛っ、ありがとう゛……」


 ギャラドス「すぐ泣くのも変わらんな」

 ギャラドス「まあヅラ被れよ。パッと見誰かわからん」


 ズミ「ぅぅ、うんっ……」ベチャッ

 ズミ「ははっ、冷たいやっ」


 ギャラドス「カゼ引くなよ?」
 
 ▼ 160 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:48:18 ID:X7Q233L2 [10/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 プラターヌ「良かったね」

 ズミ「うん……うん……!」


 コアルヒー「こいつって元々ヅラだったんすか?」

 ギャラドス「旅始めたときからこうだよ」

 ギャラドス「金髪に染めすぎて傷んだんだとよ」

 コアルヒー「金髪も嘘なのかよ」

 ズミ「おい、それ秘密」


 ギャラドス「再会ついでに頼みがあるんだが、いい?」

 ズミ「ああ、何でもする!」

 プラターヌ「ん? 今何でもって」

 ズミ「黙れ」


 ギャラドス「野生での暮らしは気に入ってるんだが」

 ギャラドス「どーも周りが俺にびびっちまってな」

 ギャラドス「そこでセントラルカロスに引っ越し」

 ギャラドス「同族がいる場所に身を移したいんだ」
 
 ▼ 161 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:49:34 ID:X7Q233L2 [11/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ガマガル「周囲の生態系考慮しないで放ったのか」

 ズミ「反省してます……」


 プラターヌ「なら、小生が同行しようか?」

 プラターヌ「次、空ろの間の調査に行くんだ」


 ズミ「あの何も無いとこ……じゃなくて」

 ズミ「良いんですか、頼んでも……?」


 プラターヌ「勿論。氏は旅を続けたいのだろう?」


 ズミ「ありがとう。アンタ案外、いい人なんだな」

 プラターヌ「おっ、今から2人でキナンシティ行く?」

 ズミ「そんなに仲良しフラグ立ってない」

 ヒヤップ「行かない場所の名前無理矢理出すな」


 ズミ「……何でギャラドスの言葉がわかった?」

 プラターヌ「Siriに翻訳してもらった」

 ズミ「ハイテクぅ」
 
 ▼ 162 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:50:04 ID:X7Q233L2 [12/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 プラターヌ「勿論報酬はたんまり貰うよ!」

 ズミ「ス〇ローのクーポン券やるよ、濡れてるけど」

 プラターヌ「THANK-YOU!!」


 ズミ「……これ、ギャラドスのボール」

 プラターヌ「うい、承りました」

 ズミ「ギャラドス……」


 ズミ「僕の弱さが君を傷つけたこと、今も悔やんでる」

 ズミ「だから僕、強くなるよ」

 ズミ「バトルの腕じゃない、人として」

 ズミ「弱さから逃げずに、受け入れてさ」

 ズミ「自分がなりたい自分になれるように」


 ギャラドス「……力が必要なときは、駆け付けてやる」

 ギャラドス「まだ持ってんだろ? メガシンカの鍵」

 ギャラドス「俺も持ってるぜ」


 ズミ「……!!」

 ズミ「嗚呼、その時は、また一緒に──!!」
 
 ▼ 163 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:51:18 ID:X7Q233L2 [13/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ヒヤップ「行っちゃったな」

 ズミ「行っちゃったね……」

 ヒヤップ「何、また泣いてんのか?」

 ズミ「泣いてねえよっ! しんみりしてんのっ!」

 ヒヤップ「泣きたかったら胸を貸してやるけど?」


 ズミ「……その時は借りるけど、いい?」

 ヒヤップ「おうよ」

 ズミ「猿のくせに、さーんきゅ」


 ズミ「はぁ……………」


 (駅の落書き)マーベラス!


 ズミ「なあ、皆の夢って何?」

 ズミ「そういや、聞いたことなかったなあって」


 ヒヤップ「モテる」

 コアルヒー「ハーレム」

 カメテテL「チヤホヤ」
 カメテテR「されたい」

 ガマガル「両手に花……ですかね」


 ズミ「聞かなきゃよかったかなぁ」
 
 ▼ 164 XtLLcXE2eI 21/02/15 20:52:18 ID:X7Q233L2 [14/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ レンリタウン
「夢を持てと大人は言う。だが、持つも持たぬも自由だろう。大きさも、形も、向きあいかたも、人それぞれだ。いつ夢が見つかるかはわからない、まだ出会ってないだけかもしれない。多くに出会い、多くに触れればわかるかな。昔掲げた夢の形も、変わってたり、変わらなかったり。今とこれからも、次の夢を見つけたり、叶えたりするんだろうか。細やかな夢でも、叶うと嬉しいな」

手持ち
ヒヤップ コアルヒー カメテテ ガマガル

バッジ 3個
 ▼ 165 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:53:49 ID:6xaQqnWk [1/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ミアレ美術館


 ズミ(落ち着く……)

 ズミ(静かな照明に、油絵の香り……)

 ズミ(よく、旅する前はここに来たっけ)

 ズミ(パッパの作品がよく展示されてたり)

 ズミ(結構思い出深いよなあ……)


 ヒヤップ「ふーむ、これは印象派ですね」

 ズミ「芸術がわかるのか猿」

 ヒヤップ「ルノ〇ールvsセザ〇ヌを読んできた」

 ズミ「ギャグ〇ンガ日和ネタはもうええ」


 ドーーン!!(爆)


 ワーー キャーー


 ズミ「唐突に平穏を奪うな」

 ヒヤップ「リュウ〇ウジャーみたいな始まり方」
 
 ▼ 166 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:54:18 ID:6xaQqnWk [2/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 悪い人「歴史あるこの美術館をぶっ壊して!」

 悪い人「ミアレを恐怖に沈めてやるぜぇ!!」

 悪い人「ミアレジムが休業中なのは調べ済み!」

 悪い人「俺を止められるトレーナーはいねえ!!」

 逃げる人「説明口調乙」

 悪い人「んだとコラ」


 ズミ「あー! あいつ!!」

 ヒヤップ「俺を雑魚だと思って雑に捕獲した奴!」

 ズミ「ブロスター奪って雑な猿押し付けた奴!」

 ヒヤップ「雑な猿?」

 ズミ「種族値コピペじゃん」

 ヒヤップ「否定できねえ」


 悪い人「げっ、確かブロスターのトレーナー」

 悪い人「ん? これは良いタイミング」

 悪い人「またお前が育てたポケモン奪ってやる!」
 
 ▼ 167 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:54:46 ID:6xaQqnWk [3/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「何だと!? この悪い人っ!!」

 悪い人「そんな名前じゃねえっ!」

 悪い人「俺はポケモンハンターのヅミってんだ!」

 ズミ「うわー、嫌な名前」


 ヅミ「出てこい野郎どもっ!」ポポポポーンッ


 カメックス「…………」

 スターミー「…………」

 ヤドラン「…………」

 フローゼル(色違)「…………」


 ズミ「何か既視感あるな」

 ヒヤップ「楽しい仲間がポポポポーン」

 ズミ「オハヨウナギのファンです。そうじゃねえっ!」

 ズミ「ヒヤップ!」

 ヒヤップ「次のレスまでに片付けます」ヒュッ!!
 
 ▼ 168 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:55:30 ID:6xaQqnWk [4/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 カメックス「」

 スターミー「」

 ヤドラン「」

 フローゼル(黄色)「」


 ヅミ「ゴラ〇ダーのみんなーっ!!」

 ズミ「超スー〇ー飛彩大戦ネタはやめろ」


 ヒヤップ「リブートでリストラされたメンツなんて」

 ヒヤップ「恐れるに足らんぜよ?」

 ズミ「何の話をしているんだ?」


 ヅミ「クソがっ!!!」ポンッ!

 ブロスター「…………」

 ヅミ「どうだ!? こいつでお前を倒してやる!!」
 
 ▼ 169 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:56:06 ID:6xaQqnWk [5/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「ブロスター……」

 ヒヤップ「さっきのやつらと同じ、頭にナンカツイテル」

 ズミ「多分無理矢理言うこと聞かす装置とかだろ」

 ズミ「許さんぞ! 人間の屑め!!」

 ヒヤップ「それお前の台詞じゃない……」


 ズミ「行くぞ! ヒヤップ!」

 ヒヤップ「俺疲れたから休ませて」

 ズミ「(・c_・`)」

 ヒヤップ「4タテしたもん。カットされたけど」

 ズミ「と言うわけで、皆頼んだ!」ポポポンッ


 コアルヒー「ピサロ」

 カメテテL「モネ」
 カメテテR「シスレー」

 ガマガル「ドガ」

 ズミ「印象派の画家を羅列すな」
 
 ▼ 170 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:56:56 ID:6xaQqnWk [6/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヅミ「てめえら! 俺の前でふざけてんじゃねえ!」

 ヅミ「やっちまえ!! ブロスター!!」


 ブロスター「………」“波動弾”

 ズミ「ライフで受ける」


 ドスゥゥッ!!


 ズミ「ぐえー」ズザザ

 ズミ「バ〇スピみたいにはいかないよなー」ザザ

 ズミ「痛い……けど慣れてるからいいや」


 ヅミ「トレーナー自ら盾になるだと!?」

 ヅミ「てめえ! 何考えてやがる!?」


 ズミ「アンタこそ、何考えてるんだ!!」

 ズミ「ふざけるなっ!!」
 
 ▼ 171 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:57:23 ID:6xaQqnWk [7/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「ここにある美術品は!!」

 ズミ「作った人の、生きざまそのものだっ!!」

 ズミ「こんなとこで傷つけさせないっ!!」

 ヅミ「んだとガキぃ〜っ!!」


 ズミ「カメテテ、“冷凍ビーム”! 狙いは──」

 カメテテL「意外な技を使わせたいという」ビー
 カメテテR「製作の気持ちの現れ」ビー


 ヅミ「くそおお俺を凍らせるなああああ」カチコチ


 ズミ「ガマガル、ブロスターに“マッドショット”!」

 ズミ「狙いは目! 館内汚すなよ!!」


 ガマガル「これでも喰らいやがれチクショーー!」ビュン


 ブロスター「………」ボン ベチャ

 コアルヒー「ドガさ〜〜〜〜ん!!」涙

 ズミ「息を吐くようにふざけるよね君達」
 
 ▼ 172 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:57:53 ID:6xaQqnWk [8/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 コアルヒー「ところで俺の出番は?」

 ズミ「館内の掃除。羽散らすなよ?」

 コアルヒー「真面目なバトル回だと思ったのに……」

 ガマガル「それやると疲れるからまあ大目に見て」


 ズミ「装置を破壊するぞ! “殻で挟む”!!」


 カメテテL「頭に万力」ミシッ
 カメテテR「キラ〇イブルー」ミシッ


 ブロスター「…………!」パリーーン


 ズミ「……お帰り、ブロスター」

 ブロスター「I'll be back」
       ( ´∀` )b


 コアルヒー「まさかのイングリッシュ」

 ブロスター「I can't speak Japanese. sorry」
       日本語喋レマセーン。ゴメンネ
 
 ▼ 173 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:58:28 ID:6xaQqnWk [9/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「僕のポケモン、返してもらったよ」

 ヅミ「くそっ……ソイツ気に入ってたのにっ!!」

 ヅミ「返せっ! 返せよソイツっ!!」

 ズミ「いやそれこっちの台詞だったんだけど」

 コアルヒー「お前らどっちが喋ってるかわかりづらい」

 ズミ「て言われた」

 ヅミ「髪あるほうが俺!!」

 ズミ「無いほうが僕!! ってオイッ!!」

 コアルヒー「緊張感ないなあ」


 ヅミ「大体テメー卑怯だぞ! 4vs1とか!」

 ヅミ「トレーナーに攻撃するとかッ!!」

 ズミ「全部ブーメラン」

 ズミ「そこでお巡り来るまで大人しく凍ってなさい」

 コアルヒー「頭冷やして反省しな」

 ガマガル「もっと強敵として立ちはだかると思ってた」

 カメテテL「尺の都合を」
 カメテテR「感じる」
 
 ▼ 174 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:59:07 ID:6xaQqnWk [10/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヅミ「こんなところで終われる゛かっ!!」

 ヅミ「俺の恐ろしさでッ!!」

 ヅミ「俺を認めなかった世界に復讐するんだッ!!」

 ヅミ「こいつらを蹴散らせエッ!!!」ポンッ!


 ジャラランガ「マサカノサイトウジョウ」ズシーーン……


 ヅミ「やっちまえエエエエッ!!!」


 コアルヒー「強そう」

 ガマガル「弱いわけがなさそう」

 カメテテL「修行を」
 カメテテR「極めてそう」


 ズミ「決着つけるぞ、ブロスター!」

 ブロスター「I'll blow you away」
       ぶっ飛ばしてやんよ
 
 ▼ 175 XtLLcXE2eI 21/02/17 17:59:54 ID:6xaQqnWk [11/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ジャラランガ「」

 ブロスター「Insignificant」
       取るに足らねえ

 ヅミ「くそぉ……くそっ……」


 ズミ「……アンタのしたこと、絶対許せない」

 ズミ「って、今までの僕なら」

 ズミ「そう吐き捨ててここを去ったと思うんだ」

 ヅミ「……何だ? 見逃してでもくれんのかよ?」


 ズミ「いいや、許さないよ」

 ズミ「アンタのしたことは、多くの人を悲しませたし」

 ズミ「だから許さないが、僕はアンタを何も知らない」

 ズミ「アンタの存在を頭ごしに否定するようなことは」

 ズミ「間違っても言うべきじゃないかなって」

 ヅミ「はぁ……?」
 
 ▼ 176 XtLLcXE2eI 21/02/17 18:00:28 ID:6xaQqnWk [12/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「取り調べで喋るんだろうけどさ」

 ズミ「聞かせてくれないですか? 今、僕にも」

 ズミ「何でこんなことをしたのか」

 ズミ「アンタがどんな生き方をしてきたのか」


 ヒヤップ「えっ、自分語りさせちゃうの?」

 コアルヒー「やだー」

 ブロスター「If he has a chance, it's annoying」
       隙あらば、うぜえ

 ズミ「大目に見てやって」

 総員「らじゃー」


 ヅミ「家族にも師匠にも見捨てられたんだッ!!」

 ヅミ「俺のこと散々厳しくして期待したくせにッ!!」

 ヅミ「結果が出なきゃ、バカにしやがってッ!!」

 ヅミ「そんなクソみてえな奴らが牛耳る世間が嫌い!」

 ヅミ「ぶっ壊してやったって文句ねえだろがっ!!」


 コアルヒー(アローラのパクり設定……)

 ヒヤップ(言うぞ、あれ言うぞ……)
 
 ▼ 177 XtLLcXE2eI 21/02/17 18:01:10 ID:6xaQqnWk [13/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「

           こ



           の



           痴



           れ



           者



           が



           っ


           !

           !

           !

                     」
 
 ▼ 178 XtLLcXE2eI 21/02/17 18:01:57 ID:6xaQqnWk [14/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「アンタが過去にどんな痛みを受けたとしても!」

 ズミ「他の誰かを傷つけていい理由にはならない!!」

 ヅミ「んだとクソガキのくせにぃッ!!」

 ズミ「ブロスター、“癒しの波動”だ」

 ブロスター「Treatment costs are expensive」カッ!
       治療費は高くつくぜ

 ピカァァァ……


 ジャラランガ「アレ.ゲンキニナッテル」

 ヅミ「……何のつもりだ」


 ズミ「そのポケモン、奪ったものじゃないよね」

 ズミ「元々アンタの大事な仲間のはずだ」

 ヅミ「……だったらなんだっちゅうねん」


 ズミ「アンタがこんなことした理由は」

 ズミ「周りに認めて欲しかっただけじゃないのか?」

 ヅミ「……っ!」
 
 ▼ 179 XtLLcXE2eI 21/02/17 18:02:42 ID:6xaQqnWk [15/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ズミ「こんなことしても、アンタが望んだ結果には」

 ズミ「誉められるようなことには、ならないよ」

 ヅミ「わかったような口聞くんじゃねえっっ!!」

 ズミ「……違うのか?」

 ヅミ「…………」


 ヅミ「……俺が無価値な雑魚だから」

 ヅミ「悪いことでもしなきゃ、誰も見てくれね──」

 ズミ「たわけっ!!」

 ヅミ「…………」


 ズミ「……僕も人のこと言えたもんじゃないけど」

 ズミ「自分の弱さを人のせいにするなよ」

 ズミ「自分の価値がわからなくなったんなら」

 ズミ「これから、自分で創ればいい」
 
 ▼ 180 XtLLcXE2eI 21/02/17 18:03:40 ID:6xaQqnWk [16/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 
 ヅミ「簡単に言うんじゃねえ……」

 ヅミ「俺は犯罪者で、負けて、これから捕まる……」

 ヅミ「もう戻れねえだろ、くそっ……」


 ズミ「アンタは、自分のポケモンを見捨てなかった」

 ズミ「アンタのポケモンも、アンタを信頼してた」

 ズミ「悪いことしても、ちゃんと懐いてるくらいには」


 ヅミ「ジャラランガ……」

 ジャラランガ「ゴス……」


 ズミ「アンタのポケモンは、強くなりたがってる」

 ズミ「理由はそれで十分でしょう。きっとやり直せる」

 ズミ「だから、罪を償って」

 ズミ「また会えた日に、ちゃんとしたバトルしよう」


 ヅミ「──っ!」

 ヅミ「うっ……、くそっ、くそおおっ……」ポロポロ
 
 ▼ 181 XtLLcXE2eI 21/02/17 18:04:27 ID:6xaQqnWk [17/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
お外


 ポリスメン「コクサイケイサツのハンサムです」手帳

 ズミ「あ、ども」

 ポリスメン「被害にあったポケモンは元に戻りました」

 ポリスメン「御協力感謝致します」敬礼

 ヒヤップ「この人自分のことハンサムって言ってる」

 コアルヒー「自信たっぷりなんだねきっと」

 ズミ「…………」


 ズミ「お巡りさん、あの人きっとやり直せますよね?」

 ズミ「すいません、同情するわけじゃないんですが」

 ズミ「なんか、自分に似たものを感じてしまって……」


 ポリスメン「……罪を憎んで人を憎まず」

 ポリスメン「本官は、人の可能性を信じます」敬礼


 ズミ「…………! はい!」
 
 ▼ 182 XtLLcXE2eI 21/02/17 18:05:22 ID:6xaQqnWk [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ヒヤップ「お巡りさんハンサムだったね」

 カメテテL「大人になるなら」
 カメテテR「カッコいい大人になりたいね」

 ガマガル「奴はとんでもないものを盗んでいきました」

 コアルヒー「あなたの、心です」

 ヒヤップ「自分の体の中で好きな部位は?」

 ブロスター「Is the heart」
       心です

 ズミ「ふざけてないと気が済まないのかお前ら」

 ヒヤップ「常に」

 ズミ「真面目なシーンくらい我慢してくれよー」

 ガマガル「荒野の件で我慢してたからもうヤダ」

 ズミ「うわーん」


 ズミ「大人に、か……」

 ズミ「たまには、会いに行ってみるか」

 ヒヤップ「次の行き先決まった?」

 ズミ「ああ、フロストケイブに行く」
 
 ▼ 183 XtLLcXE2eI 21/02/17 18:05:57 ID:6xaQqnWk [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ ミアレシティ
「正義とは何だろう? 悪を滅ぼすのが正義なのか? そのためなら何をしても許されるのか? それは悪とどう違うと言うのだろう? 正義も悪も、本質はただの自己主張。エゴのぶつかり合いに過ぎないのかもしれない。正義のヒーロー気取れるほど僕は正しい人じゃないし、この世は勧善懲悪でもない。悪が許せない僕は、自分だけがの独善に絶対ならないように、気を付けなくちゃ」

手持ち
ヒヤップ コアルヒー カメテテ
ガマガル ブロスター

バッジ 3個
 ▼ 184 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:23:20 ID:J/ToN/qc [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
16番道路 トリスト通り


 ズミ「…………」スタスタ

 コアルヒー「…………」スタスタ

 ヒヤップ「…………」スタスタ


 ヒヤップ「…………」


 ヒヤップ「……映ってる!?」

 ズミ「どした?」

 ヒヤップ「フロストケイブまで道中カットだと」

 コアルヒー「俺もそんな気がしてた」

 ズミ「お前ら2匹ホント出番欲しがるよな」


 ズミ「あれ、あそこで釣りしてるのって……」

 コアルヒー「展開早い」

 ヒヤップ「本日のゲストまで3・2・1」
 
 ▼ 185 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:24:14 ID:J/ToN/qc [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「あの、すいません」

 ズミ「もしかして、慈善活動家のフラダリ氏ですか?」


 フラダリ「ぎっくうっ!?」

 フラダリ「ヒ,ヒトチガイデス」


 ズミ「そのインパクトのある風貌は間違えないですよ」

 フラダリ「私は喋るカエンジシなので違いますね」

 ズミ「すっごい自虐するじゃないですか」

 ズミ「変装までしてどうしてここに……」


 パサッ


 フラダリ「あっ」

 ズミ「あっ」


 (自主規制)(R-18)「やあ」
 
 ▼ 186 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:24:49 ID:J/ToN/qc [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「…………」

 フラダリ「…………」


 フラダリ「頼むっ! 私がコミケに行ってたことは!」

 ズミ「大丈夫です。秘密にします」

 フラダリ「(*´;ェ;`*)」

 ズミ「仏にでもあったかの表情」


 ズミ「……おお! これは(自主規制)先生の新作!」

 ズミ「(自主規制)のときの表情が最高ですよね!!」

 フラダリ「あ、わかるぅ?」


 ヒヤップ「お前いくつだっけ? 買えなくね?」

 ズミ「(13)だけど? (自主規制)を利用してるだけ」

 コアルヒー「ごめんそれ詳しく」

 ズミ「ドン引きされる流れかと思った」
 
 ▼ 187 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:25:29 ID:J/ToN/qc [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 フラダリ「……時に、少年よ」

 フラダリ「好きなプリ〇ュアは?」

 ズミ「…………へ?」


 フラダリ「好きなプリ〇ュアは?」(真剣な眼差し)


 ズミ「…………レモネードです」


 フラダリ「君になら、カロスの未来を託せる」

 ヒヤップ「何故そうなる」

 フラダリ「礼に、この水の石を差し上げよう」

 ズミ「いいんですか!? ありがとうございます!!」

 コアルヒー「棚からぼた餅とはこのこと」


 フラダリ「やはり、分け合うのは美しい!」

 ズミ「たかられたりしません?」

 フラダリ「そんな輩は滅ぼそうかな」

 ズミ「おー、こわっ」
 
 ▼ 188 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:26:19 ID:J/ToN/qc [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
15番道路 ブラン通り


 ズミ「もうすぐフウジョタウンに着くぞ」

 コアルヒー「なー、なんで猿進化しないん?」

 ヒヤップ「マスコット需要なくなっちゃうじゃん」

 ズミ「元々無いから安心しろ」

 ヒヤップ「うわーん」


 ヒヤップ「てか、クノエシティには行かんのか?」

 コアルヒー「強くなるまでカルネには会わんと?」

 ズミ「あそこ怖い家あるからヤダ」

 ヒヤップ「がっかりした」


 コアルヒー「おい、そこのホテェルの前に」

 ズミ「誰かいるね。二万あればいいかな?」

 ヒヤップ「この物語下ネタ禁止だったよね?」

 コアルヒー「今日はサービス回じゃない?」

 ヒヤップ「大丈夫かなあ」
 
 ▼ 189 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:26:53 ID:J/ToN/qc [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「あれ、確かペギラさんじゃないですか」

 パキラ「そうそうマイナス130度の光線を……違うっ!」

 ヒヤップ「ノリ良いな」

 コアルヒー「化粧乗りは悪いのにね」

 パキラ「凄い失礼なこと言われてる気がする」


 ズミ「何してんですか?」

 パキラ「(自主規制)な展開にしてやろうかと」

 ズミ「へー」無関心

 コアルヒー「ママ活?」

 ヒヤップ「それ逆だろ」


 パキラ「朝までホテェルで語り明かさないか?」tシャツ

 ズミ「結構です。じゃ」スタスタ

 パキラ「おいっ! DTっ!!」
 
 ▼ 190 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:27:23 ID:J/ToN/qc [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「ロリ〇ンなんですッ!!!」

 パキラ「ビクッ」

 ヒヤップ「衝撃」


 ズミ「DTで何が悪い!!」

 ズミ「僕は年下しか愛せない!!」

 ズミ「カロスでcv.伊瀬さんの少女が育つまで!!」

 ズミ「僕はDTを諦めないッ!!!」

 コアルヒー「とんでもねえこと言ったよコイツ」

 ヒヤップ「もう放送できない」

 ズミ「と言うわけで、じゃっ!」スタスタ


 パキラ「…………」

 パキラ「貴方が憎たらしくてねッ!!」

 ヒヤップ「決め台詞ノルマ達成」
 
 ▼ 191 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:27:53 ID:J/ToN/qc [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃のクノエシティ ジム


 プライム・ガースー『開国シマース』


 カルネ「あー、ズミ多分テレビ見てないだろな」

 カルネ「今頃どこ旅してるのかなあ……」

 マーシュ「デネ?」※デデンネ語の練習中

 カルネ「あっ、お客さん?」


 観光客T「ボール工場見学しましたなぁ笑」

 観光客P「こっちのボールも膨れてますなぁ笑」


 T「ペーヤン.あそこにイカガワシイお店がありますなぁ笑」

 P「ゲッタバンバンですなぁ笑」


 カルネ「ド下ネタじゃねえか畜生ッ!!!」
 
 ▼ 192 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:28:27 ID:J/ToN/qc [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「ウチそーゆーお店じゃないんで」

 P「電波の黒色がいいですなぁ笑」

 T「くそうるさくてワロタ」


 カルネ「電波の黒色……あっ」

 マーシュ「デネ?」


 カルネ「アマルス、“破壊光線”」ポンッ

 アマルス「はじめまして」フリーズスキン


 ズビガッッ!!!


 T「カントーの四天王みたいですなぁ笑」退散

 P「ばいばいきーん」退散


 カルネ「そこはやな感じ〜って言えーーっ!!」


 カルネ「…………」


 カルネ「実家帰っていい?」

 マーシュ「デネ?」
 
 ▼ 193 XtLLcXE2eI 21/02/18 15:29:00 ID:J/ToN/qc [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ 15番道路 ブラン通り
「好きなものについて語れると、嬉しい。楽しい。ついつい周りの目が気にならなくなるほどに。たまに周囲にそれを押し付けてしまいそうになるが、それはいけない。好きなものも、人それぞれ。自分の好きなものを大事にするのは勿論だが、人の好きなものも尊重する姿勢を忘れないように。その人が思う“良い”に触れることで、もっと自分の世界が広がるかも」

手持ち
ヒヤップ コアルヒー カメテテ
ガマガル ブロスター

バッジ 3個
 ▼ 194 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:01:47 ID:2qRECGxs [1/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フロストケイブ


 ヒヤップ「前回やらなくていい回だったよね?」

 ズミ「そうか?」

 ヒヤップ「てか、コアルヒーどした?」

 ズミ「寒いから引っ込んだよ」

 ヒヤップ「にゃろー、布団は羽毛なのに……」

 ズミ「ここ冷え込むし猿も引っ込んだら?」

 ヒヤップ「お前の話相手いなくなるやん」

 ズミ「それはマズイな」


 ザーーーー(綺麗なお水が流れる音)


 ズミ「あっ、いたいた」

 ヒヤップ「あの人が、そうか……」


 ズミ「おーい! パッパぁ〜〜」
 
 ▼ 195 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:02:23 ID:2qRECGxs [2/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 父上「私のことは父上と呼べと言ったろうに」

 父上「どうした? 弁当でも届けに来てくれたのか?」

 ズミ「うーん、かき氷でいい?」

 父上「シロップは?」

 ズミ「フロストケイブの綺麗なお水で」

 父上「冷たくて美味しそうね」

 ヒヤップ「あー、親子だな」


 シャリシャリシャリシャリ……(かき氷中)


 父上「流石母さんの子だ。プロのシェフ並みだな」

 ズミ「氷に水かけただけだけどね」

 ヒヤップ「お腹壊すよ?」

 父上「そこの猿くんもどうかね?」

 ヒヤップ「いらねえっす」

 ズミ「こいつかき氷大好きなんだ」

 ヒヤップ「てめえ……」
 
 ▼ 196 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:02:52 ID:2qRECGxs [3/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「なあー、最近マッマには会ってる?」シャリシャリ

 父上「おととい家に帰ったときに会ったよ」シャリシャリ

 父上「そっちは? 3年も家に戻ってないだろ」シャリシャリ

 ズミ「カロス一周したら一旦帰ろうかなって」シャリシャリ

 父上「そいつぁいい、母さんも喜ぶ」シャリシャリ

 ヒヤップ「かき氷音がうるせえ」


 父上「ズミは私の居場所がよくわかったね」シャリシャリ

 ズミ「美術館にフウジョタウンの風車の絵が」シャリシャリ

 ズミ「あったから、次ここかなって」シャリシャリ

 父上「勘が鋭いこった」シャリシャリ


 ズミ「んで、今日ここに来たわけなんだけど」シャリシャリ

 父上「うん」シャリシャリ

 ズミ「パッパとケンカしよっかなって」

 父上「うん?」
 
 ▼ 197 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:03:31 ID:2qRECGxs [4/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「この意地っ張り! 頑固者! 変人!」

 ズミ「大体こんな寒いとこで絵ぇ描いてんじゃねえ!」

 父上「なっ……、私の芸術を愚弄するかっ!!」

 ズミ「家族放って自分の趣味に没頭しよって!」

 ズミ「子どもが寂しがるでしょーーが!!」

 父上「……ゴメン」


 父上「えっ、それに関しては納得してくれてたやん」

 ズミ「確かに今は寂しがる歳でもないけど」

 ズミ「当時は不満たっぷり我慢してました」

 父上「……サーセン」


 ズミ「と言うわけで、ワガママを1ついい?」

 父上「どぞ」

 ズミ「僕とポケモンバトルしていただこうか」

 父上「あい?」

 ヒヤップ「かき氷うめえ」シャリシャリ
 
 ▼ 198 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:04:12 ID:2qRECGxs [5/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「人の生き様が芸術そのものなんだって」

 ズミ「パッパ言ってたでしょ?」

 父上「うん」

 ズミ「僕が旅で培った、僕の中の芸術」

 ズミ「今から貴方にぶつけます」

 ヒヤップ「変わった反抗期だね」


 父上「ならば全力で応えようではないか」

 父上「カモンヌッ!!」指パチン!


♪〜神秘的なBGM


 スイクン「にゃー」


 ヒヤップ「ダメだってアニメで炎上してたやん」

 ズミ「アニメといえば剛田くん出演おめでとう」

 ヒヤップ「アニメ見てるっけ?」

 ズミ「新シリーズが苦手で見なくなった」
 
 ▼ 199 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:05:06 ID:2qRECGxs [6/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 父上「さあ、どう来る我が息子よ……」


 ヒヤップ「……真面目なバトル?」

 ズミ「うん」

 ヒヤップ「えー、ちょっとコストが……」

 ズミ「多分次回手抜きになると思うから」

 ヒヤップ「じゃー頑張るか」


 父上「来ぬならコチラから、“熱湯”! 全範囲!」

 スイクン「お風呂の温度は39度」ブシャーー!!


 ジュッ!  ジュワッ!!


 ザッパァァァァァァァン!!!


 ズミ「環境破壊すなっ!!」

 父上「またすぐ凍るし、いいかなって……」

 ヒヤップ「STOP地球温暖化だね」

 スイクン「※雪とか氷は結構溶けません」
 
 ▼ 200 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:05:35 ID:2qRECGxs [7/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 父上「巨大な水溜まりに“ダイビング”!」

 スイクン「寒中水泳」ボチャン

 ズミ「追えっ!」

 ヒヤップ「やだっ! 絶対寒いって!」

 ズミ「じゃあ僕が追う」ボチャン

 ヒヤップ「風邪引くじゃあすまないよ?」


 ブクブクブクブク…….。o○


 ズミ(冷たい……けど凍ってないなら0度以上)

 ズミ(地上とそんなに変わらないはず……やっぱ寒っ)


 スイクン(なんだこの人間……なのかこいつ?)ドンビキ

 ズミ(スイクンの攻撃のタイミングを見計らって……)


 バッシャァァァァァン!!!


 スイクン「猫パーーンチ!!」ニャッ!!

 ズミ(合図……!)バシャッ
 
 ▼ 201 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:06:04 ID:2qRECGxs [8/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ヒヤップ「カウンターで腹に……」“アクロバット”!

 ヒヤップ「回し蹴りっ!!」ドスッ!!

 スイクン「ぐえっ」

 父上「なんとっ!?」


 ヒヤップ「ちえっ、硬いな……」

 ズミ「指示無しでもちゃんとできたな」ザパァァ……

 ヒヤップ「これお前潜る必要あった?」

 ズミ「あの技は水中じゃないとタイミング読みづらい」

 ズミ「カウンター入れるならあれが……ヘクシュッ!」ピキッ

 ヒヤップ「鼻水がツララになってっぞ」

 ズミ「かいけつゾ〇リだよそんなの」


 父上「息子よ、細かい動きまで指示しないのか?」

 ズミ「今までならそうしてたんだけど」

 ズミ「十分信頼できてるから、大丈夫だなって」
 
 ▼ 202 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:06:39 ID:2qRECGxs [9/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「今度はこっちから行くよ!」

 ズミ「“居合い切り”! 最高速度!」ビシッ

 ヒヤップ「マジ反復横跳び」ヒュヒュヒュッ!!


 ──ヒュヒュヒュッヒュヒュヒュッヒュヒュヒュッヒュヒュヒュッヒュヒュヒュッ!!!


 父上「残像で分身を見せるほどのスピードか……!」

 スイクン「氷上で滑らない?」

 父上「スイクン、“神速”だ」


 ズミ「今っ!!」

 ヒヤップ「トリミングしてやるぜーっ!!」ヒュッ!!


 シュッ────


 ヒヤップ「っ!? いねえっ……!?」

 スイクン「後ろだ」シュッ


 ドガッ!!!     ────ドゴォォォン……!!
 
 ▼ 203 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:07:26 ID:2qRECGxs [10/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「ヒヤップ!!」

 ヒヤップ「痛え……けどゴーゴートよりかはマシ」


 父上「いいか、ズミ。ポケモンバトルとは」

 父上「絵画を描くように場を制し」

 父上「音楽を奏でるように時を制し」

 父上「バレエを踊るように戦を制すのだ!」

 ズミ「わけがわからないよ」

 ヒヤップ「グルメッポーイネタまだやるの……?」


 父上「つまり、まだ私には及ばないということだ」

 父上「スイクン、“熱湯”!」

 ズミ「迎え撃つ! “ハイドロポンプ”!」


 スイクン「猫舌」ゴオオオッ!!

 ヒヤップ「B級グルメサバイバルは名作」ゴッ!!!


 ────ーーー---バッシャァァァァァン!!!---ーーー────

 
 ▼ 204 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:09:17 ID:2qRECGxs [11/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 父上「撃ち合いになるのは読めていたぞよ」

 ズミ「なにっ!?」

 父上「もう逃れられん、“絶対零度”だ!!」


 ──カッ!   ピキピキピキィッ!!


 ヒヤップ「」カチコチ


 スイクン「札幌雪祭りにこの雪像出します」

 父上「勝負あったな」


 ズミ「…………」


 ズミ「…………いいや、まだだ!!」


 父上「うーん、負けず嫌いなのは相変わらずだが」

 父上「少しは潔さも──」

 ズミ「そうじゃないッ!!」


 ズミ「僕には聞こえるんだ」

 ズミ「まだ勝負は終わってないって、アイツが!!」
 
 ▼ 205 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:09:55 ID:2qRECGxs [12/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「スゥ……」

 ズミ「目を瞑って、周りの声に耳を傾けるんだ」


 ポチャン……


 ズミ「技の撃ち合いの熱気、冷めて晴れていく霧……」

 ズミ「この地特有の静けさ、水の滴る音……」

 ズミ「近くの野生の息づかい……」

 ズミ「このバトルで驚かせてしまったら、謝るよ」

 ズミ「雪の落ちる音も、氷の張りつめた冷たさも」

 ズミ「全部見える聞こえる! 感じるんだ!」

 ズミ「過去の敗北を、弱さを受け入れた今の僕なら!」


 ズミ「ヒヤップ! お前の声もちゃんと届いたぞ!」

 ズミ「お前が僕の心に応えてくれるなら……」スッ……


 父上「それは……、水の石! まさか……!」


 ズミ「その分厚い氷割って出て来いっ!!」ビガッ!!
 
 ▼ 206 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:10:31 ID:2qRECGxs [13/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 

 ── それは、命の神秘



 父上「何この、……ナレーション?」



 ── 神が生命に与えた、究極の切り札



 ズミ「あんま中学生みたいな表現つかわないで恥ずい」



 ── 天まで轟く新たな力と共に



 父上「過大に表現してる?」

 ズミ「多分してるね」



 ── 清流の騎士、今その姿を現せ──!!



 スイクン「人気最下位のポケモン……!!」


 ヒヤッキー「それはバオッキー」
 
 ▼ 207 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:11:22 ID:2qRECGxs [14/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ヒヤッキー「おぉいっ!」

 ヒヤッキー「もっと格好よく登場させーや!!」

 ズミ「そんな校長先生みたいな見た目で言うても……」

 ヒヤッキー「あー、もうポケダン世界に転生してやる」


 父上「まさか石に直接触れずに進化させるとは……」

 ズミ「メガシンカのノリでやったらできた」

 ヒヤッキー「謎理論が許される世界」


 ズミ「ともかく第2ラウンドだ、行くぞ!」

 ヒヤッキー「おうっ」

 父上「ならば再び、“絶対零度”!」

 ズミ「“ハイドロポンプ”!」


 ドシュッ── ピキイッ!!


 スイクン「氷の壁が……」

 ズミ「ぶち抜け、“アクアテール”!!」
 
 ▼ 208 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:11:57 ID:2qRECGxs [15/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ヒヤッキー「うらっ」ドッ──パリッ!!!


 ヒュ──ドドドドドッ──!! ドッ──!!!


 父上「礫か──! “神速”ッ!!」


 ──シュッ!


 ズミ「7時の方、裏拳!」


 ヒヤッキー「ぶねっ」パギャッ

 スイクン「あべし」


 父上「見切られただと!? “熱湯”はどうだッ!?」

 ズミ「背中に飛び乗れ!」


 スイクン「お湯」ドバァァァァッ!!

 ヒヤッキー「ライド」スチャッ
 
 ▼ 209 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:12:56 ID:2qRECGxs [16/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 スイクン「オリロォ!! オリロォ!!」ジタバタ

 ヒヤッキー「R〇UND1のロデオマシーン思い出した」ドタバタ


 父上「酔うやつやん。“ダイビング”だ!!」

 スイクン「トビコンデク」ボチャーーン!

 ヒヤッキー「冷たいのヤダから降ります」ピョンッ


 ズミ「そのまま空中で水面に“アクアテール”!!」

 ヒヤッキー「モーゼ」バシィィィッ!!!


 ──バッシャァァァァァァァァァァァンッ!!!


 スイクン「海割り!!?」バシャァァ……


 ズミ「“居合い切り”ッ!!!」

 ヒヤッキー「氷上を滑ります」ツ── ザッ!!!


       居  合  一  閃  ! !


 父上「何だ今の文字」

 ズミ「中学生が好きそうな表現」
 
 ▼ 210 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:13:33 ID:2qRECGxs [17/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 スイクン「くぅ……」ズバッ……

 ズミ「跳べ! 頭上からもう一度!!」

 父上「至近距離で“絶対零度”!!」

 ズミ「構わない! これで決める!!」

 ズミ「“居合い切り”並びに“アクロバット”ッ!!!」


 ヒヤッキー「トリプルアクセル」ヒュルルルルルッ!!

 スイクン「ポケモンの技になったねそれ、くらえっ!」


 ──キンッ!!


 ヒヤッキー「冷てえああああああっ!!」ガチガチガチッ!!!

 スイクン「“居合い切り”が氷の大剣に……!」


 ヒヤッキー「貰ったーーーっ!!!」ズギャッ!!!


       氷  結  乱  舞  ! !


 スイクン「だからこの文字なんなんだぐえっ!!」
 
 ▼ 211 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:14:11 ID:2qRECGxs [18/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ──ビュッ!! ドガドガドガッ!!

 ガッ──!! ギギギンギンッ!! ズバッシャァッ!!!


 ヒヤッキー「またツマラヌものを斬ってしまった……」

 スイクン「やかましいわ……へぶっ」ドタッ


 父上「…………見事!」

 ヒヤッキー「進化して逆転はお決まりすぎない?」

 ズミ「一回は絶対やりたいじゃん」


 ズミ「……パッパ」

 ズミ「僕が旅に出たのは、寂しかったからじゃない」

 ズミ「貴方みたいに、強くなりたかったから」

 父上「ズミ……!」


 ズミ「だから今日は、強くなった僕を見せにきました」

 ズミ「対戦ありがとうございましたっ!!」

 ヒヤッキー「たっ!!」
 
 ▼ 212 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:15:04 ID:2qRECGxs [19/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 父上「ふふっ、歳は取りたくないものだ……」

 父上「息子の成長した姿が、目に染みるわい……」

 スイクン「急に老け込んだ?」

 ヒヤッキー「頭皮なら息子のほうが老けてるよ」

 ズミ「てめー」


 父上「次は、どこの町に行くんだい?」

 ズミ「デセルシティかな。豪雪地帯通りたくないし」

 父上「そっか、元気に旅を続けろよ!」

 ズミ「パッパも、元気で……うっ!」ピー ゴロゴロ

 スイクン「どうしたの?」

 ヒヤッキー「かき氷」


 ── ズミは腹を壊した
 
 ▼ 213 XtLLcXE2eI 21/02/19 21:16:00 ID:2qRECGxs [20/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ フロストケイブ
「家族の有り難みは、離れてみないとわからないかもしれない。自分の良いところも、悪いところも大体似ている人達。時にうざったく感じたり、うんざりすることもある。それは子どもの僕が育つにつれ、親離れをしているだけのこと。自分を育ててくれた人達を、あまり邪険に扱いたくない。距離が離れても、大事な恩義を忘れたくないな」

手持ち
ヒヤッキー コアルヒー カメテテ
ガマガル  ブロスター

バッジ 3個
 ▼ 214 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:30:22 ID:6EekR2g2 [1/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
デセルシティ


 ヒヤッキー「こんな町あったっけ?」

 ズミ「2015年の映画見ろ」

 ズミ「ここで4つ目のバッジ賭けたジム戦やっぞ」

 ヒヤッキー「進化したての俺の出番か」

 ズミ「いや、今回猿は使わない」

 ヒヤッキー「(*´・ω・)」


 なんかデカイ人「……また会ったな、少年」

 ズミ「あっ、どうも」

 ズミ「フラダリ氏よりデカイ人じゃないですか」

 ヒヤッキー「3メートルぐらいあるな」

 なんかデカイ人「私の名はAZだ」

 AZ「この町に伝わる幻のポケモンを探している」
 
 ▼ 215 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:31:01 ID:6EekR2g2 [2/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「なんですかそれ?」

 AZ「どんなポケモンでも呼び出せるポケモンらしい」

 ズミ「それは凄い」

 ズミ「例の黒い華の子とも早く会えるといいですね」

 AZ「……ああ、今回もダメだったら……」

 AZ「破壊の繭に運命を委ねるかな……」

 ズミ「ん?」

 ヒヤッキー「歳とっても中二病治らない人いるよね」


 AZ「終わりの無い旅路は辛い……」

 AZ「せめて、良き終末を……」


 ズミ「……行っちゃった。僕達もジム行くか」

 ヒヤッキー「つーか、俺を差し置いて」

 ヒヤッキー「誰を選出するんでい?」

 ズミ「今回はこいつら↓」
 
 ▼ 216 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:31:40 ID:6EekR2g2 [3/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジム(高い塔に架かる橋の上)


 黒服の審判「ルールは3vs3だ」

 ジムリ「お゛いっ! お前え゛っ!!」

 ジムリ「勝負しろオッ! 俺と勝負しろッ!!」

 ズミ「テンション高いなあ」

 ジムリ「俺には金がいるんだあ゛っ!!」

 黒服「おい、大人しくしないか!!」

 ズミ「大丈夫ここ?」


 (強い風)ヒュゥゥゥゥ……


 ジムリ「ウォーグル!」ポンッ

 ウォーグル「ビジュアル全振り」

 ズミ「ブロスター!」ポンッ

 ブロスター「Buzz……Buzz……」
       ざわ……ざわ……

 黒服「開始ッ!!」
 
 ▼ 217 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:32:27 ID:6EekR2g2 [4/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ジムリ「向こうは遠距離型、ならば近接で速攻だ!」

 ジムリ「“ブレイククロー”!!」

 ウォーグル「スナイパーがノコノコ出てきよって!」クワッ!


 コオオオッ!!


 ズミ「“クラブハンマー”」

 ブロスター「think I weren't good at close combat?」
       近接戦が不得手だと思ったか? ブンッ!

 ボコオッ!!


 ウォーグル「ぐえっ」


 ズミ「至近距離で“水の波動”!」

 ブロスター「That is the cause」シュゥゥ……
       そーゆーとこだぞ

 ドシャァァァッ!!!


 ウォーグル「ワンパ〇マン読んだなぐへえっ」ベチャッ
 
 ▼ 218 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:33:10 ID:6EekR2g2 [5/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ウォーグル「撤退! 撤退!」バサバサッ


 ジムリ「くそぉっ! “蜻蛉帰り”ぃっ!!」


 ウォーグル「ふっ、今回は見逃してやろう……」ゲシッ

 ブロスター「Losing regret」
       負け惜しみやん

 ジムリ「戦略的撤退だ」シュゥゥ……

 ジムリ「次はこいつだッ!!」ポンッ


 メテノ(RYUSEI)「来たれ、星の下に」

 ズミ「また始めて見るポケモンか」


 ジムリ「“砂嵐”ッ!!」

 メテノ「昔のテレビの映らないやつ」ボオッ!


 (砂嵐)ゴオオオオオッ……

 
 ▼ 219 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:34:16 ID:6EekR2g2 [6/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ジムリ「どうだっ!? これで撃てまいっ!!」

 ズミ「問題ない。“波動弾”」


 ブロスター「…………!」カッ!


 ズギュ──ン!!


 メテノ「やばい出落ちになる」

 ジムリ「“殻を破る”で防御オッ!!」


 バリ──ン!!


 ズミ「やったか!?」

 ブロスター「"Did you do it !?" Prohibition」
       “やったか!?” 禁止

 シュゥゥゥゥ……(煙)


 メテノ(CORE)「キャストオフ」

 ズミ「なんだあれ?」
 
 ▼ 220 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:35:14 ID:6EekR2g2 [7/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ジムリ「“大、爆、発”ッ!!!」

 ズミ「何っ!?」

 ブロスター「(゜ロ゜ノ)ノ」

 メテノ「我が魂は、ZECTと共にありーー!!!」カッ!!!

 ウンメイノー

 ────ーーーーーーーー(爆)ーーーーーーーー────


 ジムリ「爆音はミュートしました」

 ズミ(手抜き……?)


 メテノ「」

 ブロスター「」

 黒服「両者共に戦闘不能!」

 ズミ「ブロスターっ!」


 ジムリ「計画通り」

 黒服「それはデス〇ートの方」
 
 ▼ 221 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:36:05 ID:6EekR2g2 [8/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「ブロスター、君の出番が少ないのは」

 ズミ「……翻訳がめんどいからだ」

 ブロスター「After all, damn」
       やっぱりね、くそっ

 ズミ「お疲れ、よく頑張ってくれた」シュゥゥゥゥン……


 ズミ「……何故、“大爆発”を指示したのですか?」

 ジムリ「“殻を破る”は強力かつデメリットのある技」

 ジムリ「それはアンタも承知だろ?」

 ズミ「はい。……まさか!!」

 ジムリ「アンタなら、こちらに攻撃の隙を与えずに」

 ジムリ「射撃で速攻を仕掛けてくると読んだ」

 ジムリ「だから先手を打たせてもらったのさ!」

 ズミ「くっ……!」

 ズミ(ここで読み合い、心理戦……!?)


 黒服「という建前で?」

 ジムリ「積んで無双は作品映えしないから……」
 
 ▼ 222 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:36:53 ID:6EekR2g2 [9/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「コアルヒー!」ポンッ

 ジムリ「ウォーグル!」ポンッ

 黒服「再開ッ!!」


 ズミ(パワーも機動力も不利、だが向こうは手負い)

 ズミ(ブロスターで仕留めたかったが、狂わされたな)

 ズミ「だがこの戦い勝つのは僕だ!」

 ズミ「コアルヒー、“雨乞い”!」

 コアルヒー「あっめあっめ、ふっれふっれ」


 ポツッ……


 ザーーーーーーーーーーーー……


 ジムリ「うわぁぁぁ! 橋が揺れて見えるぅ!?」

 黒服「大丈夫?」

 ジムリ「ウォーグル、“敵討ち”だっ!!」

 ウォーグル「メテノのカタキ!」スパッ──!!
 
 ▼ 223 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:37:33 ID:6EekR2g2 [10/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 コアルヒー「痛゛ええええマッチポンプやないか……」

 ズミ「コアルヒーっ!」

 ズミ(“大爆発”からの“敵討ち”……)

 ズミ(このジムリーダー、やはりかなり出来る……!)

 コアルヒー「ざわざわ……ざわ……」


 ジムリ「続けて“エア、スラッシュ”!!」

 ズミ「今ッ、“フェザーダンス”だっ!」


 ウォーグル「おらッ……何イッ!?」バサッ!!

  ──ヒュウッ
           ──ヒュウッ
                ──ヒュウッ
                   ──ヒュウッ
 コアルヒー「マトリックス避け」グニャア…… ──ヒュウッ


 黒服「あれはポッピンダンスの超人技……!」

 ジムリ「知っているのか……?」

 黒服「体をタ〇ムレンジャーみたいに反る技だ」

 ジムリ「説明下手か」
 
 ▼ 224 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:38:53 ID:6EekR2g2 [11/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ジムリ「だがその体制、隙だらけ!」

 ジムリ「決めろ! “ブレイククロー”!!」

 ウォーグル「どうだこのツメーー!!」シャキーン……

 コアルヒー「爪長い男は世の女性に嫌われるぞ」

 ウォーグル「マジで?」

 コアルヒー「マジ。不衛生だとかで……」

 ウォーグル「やべー爪切んなきゃ」

 ズミ「“燕返し”ッ!!」

 コアルヒー「隙ありっ!」ドバッ!

 ウォーグル「ぐえっ、きたねえっ……」

 ジムリ「どぉーうしてだよぉーっ!!?」ジタバタ


 ズミ「畳み掛けろっ! “燕返し”ッ!!」

 コアルヒー「待って、新しい技に昇華できそう」バサッ

 コアルヒー「ここをこうして……」ゴオッ!!

 コアルヒー「うりゃあああああああ!!!」ゴオオオオオッ!!!
 
 ▼ 225 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:39:39 ID:6EekR2g2 [12/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「その技、“ブレイブバード”……!」

 ジムリ「ブレイブメンロード?」

 ズミ「言ってない」


 ウォーグル「」

 黒服「ウォーグル戦闘不能!!」

 コアルヒー「さっきのも一種の心理戦さ……」

 コアルヒー「悪く思わないでくれたまえ」

 ウォーグル「そうかな、そうかも……」

 ズミ「いや、普通に卑怯だったぞ」

 コアルヒー「許してちょ」


 ジムリ「お疲れ、ウォーグル……」シュゥゥゥゥ……

 ジムリ「もう後がない! 頼んだッ!」ポンッ

 ピジョット「金貸してくれーー!」バサッ!

 コアルヒー「何このジム」
 
 ▼ 226 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:40:23 ID:6EekR2g2 [13/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 (割りと強い雨)ザーーーーー……


 ジムリ「終わりだ……“熱風”!」

 ピジョット「気圧差による、突風……!」ボオッ!


 ──ビュオオオオオオオウッ!!!


 コアルヒー「地上74メートルからうわぁぁぁぁぁ!!」


 ヒュゥゥゥゥゥゥ……


 ズミ「コアルヒーーーっ!!!」


 バサッ……


 スワンナ「ただいま」バサッ……

 ズミ「誰?」

 スワンナ「嘘だろオイ」
 
 ▼ 227 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:40:58 ID:6EekR2g2 [14/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 スワンナ「なあ、進化含め色々雑じゃない?」

 ズミ「予算前回使っちゃったから……」


 ジムリ「土壇場で進化だとッ!!? お約束かっ!!」

 ズミ「面目無い」

 ジムリ「ならばこちらも、奥の手だッ!!」

 ジムリ「ピジョットっ゛、メ゛ガシンカあ゛ッ!!!」


 ビガッ!!!


 メガピジョット「設定は、Cです」

 スワンナ「そーゆーのよくないと思う」

 ジムリ「“暴風”ゥ!」

 メガピジョット「必殺、最強の風のバリア」ポチッ


 ビュオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

 
 ▼ 228 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:41:49 ID:6EekR2g2 [15/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 スワンナ「」

 ズミ「うそーん」

 スワンナ「まるで、沼……」

 ズミ「こっちも追い詰められたか……頼んだぞ!」ポンッ


 ガメノデス「とうとう進化描写カットされたんだけど」

 スワンナ「どんまい」

 メガピジョット「なんやこのクリーチャー!?」

 スワンナ「こらっ! 見た目を悪く言うでないっ!」

 メガピジョット「ごめんなさい」


 ズミ「お前の人格さ、LとRどっち?」

 ガメノデス「ちょっとよくわからない」

 ズミ「こえー」

 スワンナ「そろそろ俺ボールに戻してくれない?」

 ズミ「ああ、お疲れ」シュゥゥゥゥ……

 スワンナ「もうちょい労れ」シュゥゥゥゥ……
 
 ▼ 229 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:44:07 ID:6EekR2g2 [16/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ジムリ「見たことないポケモン……だが!」

 ジムリ「対空手段は持っていないと見た、どうだ!?」

 ズミ「“冷凍ビーム”」

 ガメノデス「スペシウム光線」ツピー

 メガピジョット「カチコチ」

 ジムリ「キンッキンに冷えてやがる!?」


 ズミ「跳べ、“シェルブレード”!」

 ジムリ「“オウム返し”!」


 ガキィ──ンッ!!


 ガメノデス「僕の特性“硬い爪”」ジリジリ……

 メガピジョット「爪長いと嫌われるってさっき……」ジリ……


 バチィ─ン!!


 メガピジョット「くっ……」ビリッ……
 
 ▼ 230 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:45:03 ID:6EekR2g2 [17/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「今だッ! “ストーンエッジ”っ!!」

 ガメノデス「BW版の礫エッジ」ギラッ!!


 ビュビュビュビュビュビュビュッッ!!!


 メガピジョット「んな命中悪い技当たるかあっ!」

 ガメノデス「アンタ特性は?」

 メガピジョット「ノーガード、あっ」


 ドドドドドドドドドドッ!!!


 ピジョット「」


 黒服「決ッ、着ッッ!!!」


 ジムリ「…………ああっ!」

 ジムリ「地下は嫌だぁぁぁぁぁぁ!!」
 
 ▼ 231 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:46:08 ID:6EekR2g2 [18/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 黒服「おめでとう、ブレイブメンバッジだ」

 ズミ「ありがとうございます」

 黒服「それと賞金の……」

 ズミ「賭けてないです」

 ガメノデス「3vs3とは思えないテンポの早さ」


 ピジョット「焼き土下座」

 ジムリ「いや……、俺の責任だ……」

 ジムリ「また地下から、やり直゛そう゛っ……」

 ピジョット「カ〇ジさぁぁん……」


 ズミ「…………」


 黒服「お前は退場だ、散れ」

 ジムリ「くっ……」
 
 ▼ 232 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:47:06 ID:6EekR2g2 [19/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「……待て!」

 ジムリ「…………」


 ズミ「戻ってこい! 出来る、貴方なら出来る!」

 ズミ「策略、知略に長けたジムリだろ! 貴方は!」


 ジムリ「……なんだアンタ」


 ズミ「這い上がってこい!!」

 ズミ「貴方なら出来る! 倒してみろ、僕を──」

 ジムリ「うるせえーっ!!」


 ざわ…ざわ…… ざわ…ざわ……


 ジムリ「アンタは絶対俺が潰す!」

 ジムリ「次こそ!」

 ズミ「(^U^)」


♪〜感動的なBGM


 ガメノデス「スマ〇リのMADと混じってるじゃん」
 
 ▼ 233 XtLLcXE2eI 21/02/22 16:48:17 ID:6EekR2g2 [20/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ デセルシティ
「旅はいい。出会い、自分の知らないものを見せてくれる。自分に足りないもの、小ささ、未熟さを感じ、同時に自分の可能性を広げることができる。もっと広い世界に触れたい、遠くに行きたいと、僕の中の僕が騒いでいる。だから踏み出した一歩、一歩ずつまた新しい景色に出会えるこの旅を、ずっと続けていたい。」

手持ち
ヒヤッキー スワンナ ガメノデス
ガマガル  ブロスター

バッジ 4個
 ▼ 234 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:09:46 ID:QbEQsQNs [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒャッコクシティ


 ズミ「エ〇ァ見たことないやろがあっ!!」

 ガマガル「急にどうした」

 ズミ「序破急の急をQって書くなっ!!」

 ガマガル「どうどうどうっ」

 ズミ「馬かっ!!」


 ズミ「ふぅー……で、何だっけ?」

 ガマガル「まだもう一段階進化できそうなので」

 ガマガル「ここらで修行回を設けたい」

 ズミ「確かにここのゴジカさんは手強いしなー」


 ズミ「と言うわけで、勝負はまた後日お願いします」

 ガマガル「やばこの人めちゃ強そう」


 ゴジカ「…………」


 ゴジカ「これは、出番無しの可能性」
 
 ▼ 235 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:10:18 ID:QbEQsQNs [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
終の洞窟


 ガマガル「寂れたとこやな」

 ズミ「静かでええやろ」

 ガマガル「道中にあった逆さバトルっての面白そう」

 ズミ「メガガルーラ無双が嫌なので行きまへん」

 ガマガル「6世代の悪いところだね」


 ガマガル「ところで、今日は私以外出てこないのか?」

 ズミ「君に出番を譲ってくれるみたい」

 ガマガル「優しすぎかよ」

 ズミ「『最後の出番くらい目立たせてやりたい』って」

 ガマガル「おい、待て」

 ガマガル「勝手に退場させんな。最後ちゃうわ」

 ズミ「スワンナが言ってた」

 ガマガル「あいつ後でぶっ飛ばす」
 
 ▼ 236 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:10:44 ID:QbEQsQNs [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ドラセナ「あらあら、いらっしゃいなのよ」

 ズミ「…………」

 ズミ「え?」

 ガマガル「あ、ご使用中でしたか」

 ズミ「トイレみたいに言わないの」

 ズミ「んじゃ、失礼しましたー」

 ガマガル「たー」

 ドラセナ「待てい」ガシッ

 ズミ「うぎゃー」


 ズミ「なんでまた唐突に出て来たんですか?」

 ドラセナ「ファンサービス」

 ズミ「需要無いですよ。アニメにも出てないのに」

 ドラセナ「ぶっ〇すぞ」

 ズミ「ごめんなさい」
 
 ▼ 237 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:11:14 ID:QbEQsQNs [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ドラセナ「実は、カロスの生態系を監視している」

 ドラセナ「伝説のポケモンがここに住んでいてね」

 ガマガル「外来種ここにいますけど」

 ズミ「働いてないんだろ」

 ドラセナ「その子に会いに来たんだけど、どうやら」

 ドラセナ「アローラにバカンスに行ったみたいなのよ」

 ズミ「ガチで働いてなかった」


 ズミ「……どうしてそのポケモンに会いに?」

 ガマガル「ゲットしに来たとか?」

 ズミ「有り得るからやめろ」


 ドラセナ「……最近、カロス南部で」

 ドラセナ「人やポケモンが石になる事件があってね」

 ズミ「……!!」

 ガマガル「ドクター〇トーン?」
 
 ▼ 238 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:11:55 ID:QbEQsQNs [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ドラセナ「ジガルデなら何か知ってるかと思ったけど」

 ドラセナ「どうやら無駄足だったようね」

 ズミ「ご苦労様ですー」

 ガマガル「すー」


 ドラセナ「ところで君はどうしてこんな寂れた所に?」

 ズミ「ゴジカさん対策のトレーニングです」

 ガマガル「具体的には何するの?」

 ズミ「ダブルバトルの特訓」

 ガマガル「じゃあ私1匹じゃ無理やんけ」

 ズミ「あっ、そうだ」


 ズミ「ドラセナさん。勝負お願いしていいですか?」

 ドラセナ「暇だしいいよ」

 ガマガル「軽っ。チャンピオンなのに軽っ」
 
 ▼ 239 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:12:41 ID:QbEQsQNs [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「チャンピオンと戦えるなんて滅多にないぞ!」

 ガマガル「その割には頼みかた雑や」

 ズミ「お前も進化してから口悪くなったのー」

 ガマガル「周囲に毒された」

 ズミ「ホントは?」

 ガマガル「キャラづけがめんどくなった」


 ズミ「貴重な御時間をありがとうございます!」

 ドラセナ「暇つぶしに丁度いいや」

 ガマガル「それでいいのかチャンピオン」


 ドラセナ「出ておいで」ポンッ

 オンバーン「洞窟での戦いなら無敵」バサッ……

 ガマガル「新聞に載ってたやつだ!」


 ドラセナ「ダブルだったわね」ポンッ

 ウオノラゴン「やあ」

 ズミ「(  Д ) ゚ ゚」
 
 ▼ 240 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:13:10 ID:QbEQsQNs [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「スワンナ」ポンッ

 ガマガル「コブで殴る」ボコッ

 スワンナ「許してぐへぇ」

 ズミ「仲良くせい」


 ドラセナ「準備はいいかしら?」

 ズミ「はい」

 ウオノラゴン「…………」

 ズミ(あれめっちゃ気になる……)


 オンバーン「水竜ならキングドラで良かったのでは?」

 ウオノラゴン「新しいポケモン使いたいんだよきっと」

 オンバーン「素人がやりそうなこと」


 スワンナ「チャンプのポケモンだろーが関係ねえ!」

 ガマガル「コテンパンにしてあげましょう」

 ズミ「清々しいくらい負けフラグ建てるね」
 
 ▼ 241 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:13:50 ID:QbEQsQNs [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガマガル「」

 スワンナ「」


 ── 開始わずか2、3分でズミ敗退!


 ズミ「んなことナレーションにせえへんでも」


 ドラセナ「……あなた、前に会ったときより」

 ドラセナ「良い面構えになったわね」

 ズミ「あっ、わかりますぅ?」

 ガマガル「自惚れるでない」


 ドラセナ「抱えていた葛藤に勝てた顔をしている」

 ドラセナ「今の君なら、いずれ私を超えるでしょう」


 ズミ「……はい! ありがとうございます!!」

 
 ドラセナ「では、特訓を続けましょう」

 ズミ「まだ行けるかッ、鳥と蛙」

 鳥と蛙「「おうっ」」
 
 ▼ 242 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:14:22 ID:QbEQsQNs [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒャッコクシティ


 ゴジカ「未来が見える……」

 ゴジカ「終盤のバトルに予算が使われ」

 ゴジカ「この戦いが、カットされる未来が……」


 ニャオニクスオス「絶対ニャオニクスってガラじゃないよね」

 ニャオニクスメス「ここはゴチルゼルでしょ」


 審判「ニャオニクスってガラじゃねえだろこの人」

 ゴジカ「1人で日時計掃除させっぞ」

 審判「ごめんなさい」


 ズミ「行くぞっ!」ポポンッ


 ガマゲロゲ「進化したら太ったチクショーー!!」

 スワンナ「どんまい」


 審判「勝負開始ッ!!」
 
 ▼ 243 XtLLcXE2eI 21/02/23 16:15:14 ID:QbEQsQNs [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ ヒャッコクシティ
「僕達は、どこまで強くなれるだろう? 今まで培ってきた力は、これからどれほど役に立つだろう? これから先の長い旅路において、どんな出会いがあって、どんな経験を積めるだろう? 今までの嬉しいも、悲しいも、必ず役に立っていると、信じたい。僕を創ってくれた、大事な思い出だから」

手持ち
ヒヤッキー スワンナ ガメノデス
ガマゲロゲ ブロスター

バッジ 5個
 ▼ 244 XtLLcXE2eI 21/02/24 15:53:56 ID:l72IlNtM [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エイセツシティ


 ウルップ「あれだよ、アイスバーグバッジだ」

 ズミ「ありがとうございます」

 ヒヤッキー「やっぱ既存のジムリはカットかー」

 スワンナ「レンリタウンも先回っちゃったからカット」

 ブロスター「Don't go to the 2016 movie town」
       2016年の映画の町には行かない

 ガメノデス「ラストバトルが(ネタバレ)なら」

 ガマゲロゲ「もうやることなくね? 悪の組織とか?」

 ズミ「ブロスター救出がそれじゃない?」

 ブロスター「Didn't get excited」
       盛り上がらんなー

 ウルップ「あれだよ」

 ズミ「なんですか?」

 ウルップ「……あれだよ」

 ズミ「ウルップさん?」
 
 ▼ 245 XtLLcXE2eI 21/02/24 15:54:30 ID:l72IlNtM [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンの村


 ウルップ「あれだよ!」

 ズミ「あれですか」

 ヒヤッキー「ここまでの経路を説明すると↓」

 スワンナ「何か大事なことを思い出せないウルップ↓」

 ガメノデス「無理に思い出さなくてもいいと言うが↓」

 ガマゲロゲ「ウルップは急に飛び出してしまう↓」

 ブロスター「We got here after chasing him」
       彼を追いかけたらここに着いた

 ズミ「んな説明ナレーションにやらせればええがなっ!!」

 ズミ「無駄な台詞回しで画面を圧迫すなっ!!」

 ヒヤッキー「今更それ言う?」

 ズミ「てかウルップさんも病院いかないとですよ!!」

 ウルップ「(o´・ω・`o)」

 ズミ「このままじゃ日常生活に支障出ますマジで!!」

 ウルップ「がーん」
 
 ▼ 246 XtLLcXE2eI 21/02/24 15:55:16 ID:l72IlNtM [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 

 フワッ……(暖かい風)(神々しい光)


 ゼルネアス「騒々しいですね……」


 ズミ「……なんだ? この、ポケモン……」

 ヒヤッキー「オーラが違え……」

 スワンナ「別格。まるでSM〇Pのよう……」

 ズミ「その例えはどうかと」


 ウルップ「あれだよ!」しかせんべい

 ゼルネアス「いつもありがとう」モグモグ

 ズミ「ああ、餌付けの時間を思い出そうとしてたのか」

 ガメノデス「よくあの複雑な森歩いてこれたよね」

 ガマゲロゲ「迷子にならなかったの奇跡だろ」


 ゼルネアス「ふう……、腹も膨れたところで」

 ゼルネアス「本題に入りましょうか」
 
 ▼ 247 XtLLcXE2eI 21/02/24 15:55:48 ID:l72IlNtM [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ゼルネアス「※私は人間の言葉で話しています」

 ズミ「ご丁寧にどうも」

 ゼルネアス「AZという男がイベルタルを」

 ゼルネアス「生命を奪うポケモンを目覚めさせました」

 ゼルネアス「最近の石化事件の原因でもあります」

 ズミ「急展開すぎて話頭に入ってこねえ」


 ゼルネアス「イベルタルは私がなんとかしますので」

 ゼルネアス「AZの方を、ズミ」

 ゼルネアス「貴方に止めて頂きたいのです」

 ズミ「名乗ってないのに何で名前わかったんですか?」

 ヒヤッキー「〇神の目?」

 ゼルネアス「そんな契約してません」


 ゼルネアス「実はですね……」
 
 ▼ 248 XtLLcXE2eI 21/02/24 15:56:26 ID:l72IlNtM [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
回想 ハクダンの森


 ズミ(9)『おーい、今日も遊びに来たぞー』

 ガンピ(24)『一緒にポケベースやろーぜー』


 ヒヤップ『ウキッ♪』


 ズミ『僕、もうすぐ10歳の誕生日なんだ』

 ズミ『旅に出るときは、一緒に行こうぜ!』

 ヒヤップ『ウキー!』


 ガンピ『行くぞー!』カキーン!


 ゴンッ!


 ゼルネアス『…………』


 ガンピ『あっ、ごめんなさい。ほら、ズミも』

 ズミ『オドシシさんごめんなさい』


 ゼルネアス『(昼寝してたら人に見られたやべっ)』

 ゼルネアス『くらえっ、究極の記憶改変ビーム!』カッ!


 そこにいた一同『あああああ〜』
 
 ▼ 249 XtLLcXE2eI 21/02/24 15:58:26 ID:l72IlNtM [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「そうだ……思い出したぞ!」

 ズミ「僕達はよくあの森で遊んでいた……」

 ヒヤッキー「だから始めてあった気がしなかったのか」

 ヒヤッキー「……その時浴びたゼルネアスの光が」

 ヒヤッキー「俺だけの特別なメガシンカを可能に!!」

 ゼルネアス「あっ、そういうのないんですよ」

 ズミ「僕が水ポケモンの声がわかるのも?」

 ゼルネアス「私とは関係ありません」

 ゼルネアス「てか何で会話できんねん、こわっ」

 ズミ「じゃあゼルネアスがしたことって……」

 ゼルネアス「その場の記憶を消しただけ」

 ズミ「…………」

 ズミ「ゼルネアスのバカヤローっ!!」

 ズミ「ウルップさんの記憶を元に戻せーっ!!」

 ゼルネアス「彼の症状も私と関係なーい!」
 
 ▼ 250 XtLLcXE2eI 21/02/24 15:59:33 ID:l72IlNtM [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「それで、なんで僕にその人の相手を?」

 ゼルネアス「ここから西でイベルタルの反応があって」

 ゼルネアス「私に乗ってそこに向かうわけですが」

 ゼルネアス「ウルップは重いから乗せたくない」

 ウルップ「あちゃー、ダイエットしなきゃだな」


 ズミ「…………」

 ズミ「え、今カロスの危機なんですよね?」

 ゼルネアス「はい」

 ズミ「ふざけすぎじゃねえの? 怒るよ?」

 ゼルネアス「もう怒ってんじゃん」

 ズミ「ちょっとこいつブッ飛ばしていいですか?」

 ウルップ「まあまあ」


 ウルップ「オレのことは森のポケモンに任せればいい」

 ウルップ「安心して行ってきてくれ」

 ズミ「自分でそれ言っちゃいます?」
 
 ▼ 251 XtLLcXE2eI 21/02/24 16:00:42 ID:l72IlNtM [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハクダンの森


 ズミ「というわけでゼルネアスに乗って来ました」

 ゼルネアス「乗り心地はいかがでした?」

 ズミ「サイホーンレースの方がマシなレベル」

 ズミ「てか、置いてきたウルップさん心配なんだけど」

 ゼルネアス「安心して行ってきてくれって言ってた」

 ズミ「できねーよー」


 カルネ「え、何してんのこんなとこで」

 ズミ「(´・ω・`)?」

 ゼルネアス「元カノ?」

 ズミ「ちゃうわ」

 カルネ「ずいぶん変わったメブキジカだね、色違い?」

 ゼルネアス「カロスにおらんやろ」

 ズミ「実はかくかくシキジカで……」説明中

 ゼルネアス「検索するまでシキジカのこと忘れてた」
 
 ▼ 252 XtLLcXE2eI 21/02/24 16:02:02 ID:l72IlNtM [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 スゥゥゥ……(夜の帳が下りるのを表現したい)


 ズミ「ん? 急に夜に?」

 カルネ「特撮でよくある表現だよね」

 ズミ「大戦のときによく採石場で……」


 ──イガレッカ!!


 ズミ「……何だ今の鳴き声」

 ゼルネアス「イベルタルだ! 近くで暴れている!」

 ゼルネアス「すぐに止めにいかなきゃ──」


 ズビガ──ッッ!!!(画面外からラスターカノン)


 ゼルネアス「ぎゃー!」

 ズミ「ゼルネアス! ……くっ!」バッ


 ギルガルド「…………」

 AZ「イベルタルの邪魔はさせない……」


 ズミ「AZ…………っ!」
 
 ▼ 253 XtLLcXE2eI 21/02/24 16:03:36 ID:l72IlNtM [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ ハクダンの森


手持ち
ヒヤッキー スワンナ ガメノデス
ガマゲロゲ ブロスター

バッジ 6個
 ▼ 254 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:18:28 ID:d/NATJC2 [1/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ギルガルド「…………」

 AZ「イベルタルの邪魔はさせない……」


 ズミ「AZ…………っ!」

 カルネ(なんで2回言ったんだろ……?)


 ゼルネアス「」

 カルネ「大変! メブキジカが樹になっちゃった!」

 ズミ「何だって!? それは本当かい?」


 AZ「そいつは自身に命の危機が迫るとその姿になる」

 AZ「あと1000年は目覚めんだろう……」

 AZ「イベルタルによる石化を解けるのはそいつだけ」

 AZ「ジガルデがニートなのも確認済みだ……」


 ズミ「………………そんな」

 ズミ「真面目なトーンでニートとか言わへんといてや……」
 
 ▼ 255 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:19:04 ID:d/NATJC2 [2/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「町の人もポケモンも急に石になったの」

 カルネ「このせいだったんだ……」

 ズミ「なっ……!」

 カルネ「止めなきゃ! あのポケモン!」

 ズミ「待って! 君が戦うって言うなら」

 ズミ「こいつらを連れていってくれ」モンボ×3

 ズミ「僕はこの人に話がある……!」

 カルネ「うん! ありがとう!」ダッ


 AZ「……私にポケモンバトルを挑むのか?」

 ズミ「嗚呼、僕が勝って」

 ズミ「貴方にこんなこと、もう止めさせる!」

 AZ「ほう……」ポポポンッ


 シンボラー「ギンドササ、ドシロゾビモベロン」

 オーロット「ゴゴソドド、ソグドブモベロン」

 ゴルーグ「ゴススグ、ゴゴセルモベロン」

 ギルガルド「ギスガスゾ、ゴグベンモベロン」
 
 ▼ 256 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:19:59 ID:d/NATJC2 [3/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メイスイタウン


 イベルタル「…………」


 カルネ「みんなっ、お願いっ!」ポポポンッ ポポポンッ

 ハリマロン「進化したくなかった」

 キルリア「進化した」

 アマルス「アッ,ハジメマシテ,ドモッ……」

 スワンナ「ラルトス進化しちゃったのかよクソッ!!」

 ガメノデス「ロ〇コンが出てるってお前」

 カルネ「(  Д ) ゚ ゚ナンヤコノポケモン……」

 ガマゲロゲ「ガメノデス初見だとビビるよなぁ」


 イベルタル「…………」“デスウイング”


 チュドーン!!


 一同「うわーーー」
 
 ▼ 257 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:20:42 ID:d/NATJC2 [4/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハクダンの森


 ズミ「“ハイドロポンプ”! “水の波動”!」

 ヒヤッキー「くらえー」ドシャ──ッ!!

 ブロスター「have a budget today?」ドシャ──ッ!!
       今日予算ある?

 AZ「“キングシールド”、“ゴーストダイブ”」

 ギルガルド「ビングギギスゾ」カキンッ!!


 ──バシャーーン!! モクモクモク……


 ヒヤッキー「防がれちゃったか」

 ズミ「……水蒸気の向こう、妙だ」

 ズミ「ポケモンの気配が減って──」

 ゴルーグ「ゴゴグドザギヅ」ユラッ……

 オーロット「ゴゴグドザギヅ」ブンッ……!


 ブロスター「The back! Watch out!」カチャッ!
       後ろだ! 危ない! “水の波動”!

 ドシャーーーン!!!


 オーロット「…………」ビチャ……


 ズミ「……! 草ポケモンが盾になったか……」

 ズミ「サンキューブロスター、まさか背後から」

 ズミ「トレーナーの方を始末しようとするとはね……」
 
 ▼ 258 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:21:22 ID:d/NATJC2 [5/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 AZ「これは行儀のいい試合ではない」

 AZ「私は世界の命を終わらせようとしているのだ」

 AZ「それを止めると言うなら、君も命を賭けろ」


 ズミ「…………」ゴクリ……


 AZ「怖じ気付いたのなら、尻尾を巻いて去るがいい」


 ズミ「……貴方に前会ったときから、覚悟はしてた」

 ズミ「貴方の目、曇ってた。そして苦しそうだった」

 ズミ「まるで生きることを諦めているかのような……」

 AZ「…………」

 ズミ「だからもし貴方とぶつかるようなことがあれば」

 ズミ「それは軽いものにはならないだろうと……」

 AZ「そこまで感じて、まだ戦うというのか?」

 ズミ「はい。だからこそ」

 ズミ「貴方をここで止めなければならない……!」


 AZ「ゼルネアスが連れてきただけはあるな」

 AZ「こちらも容赦はしない……!!」
 
 ▼ 259 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:22:52 ID:d/NATJC2 [6/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「ヒヤッキー、木々に跳び移れ!」

 ズミ「ブロスターは僕の肩に……!」スチャ


 ヒヤッキー「急に緊張して腹壊しそう」ヒュンッ!

 ブロスター「(35kg)」スチャ


 ズミ「“アクロバット”並びに“ハイドロポンプ”!」

 ヒヤッキー「あいよ」ヒュンヒュンヒュンッ!!

 ズミ「ブロスターは僕のタイミングで“水の波動”!」

 ブロスター「Yes.sir」カチャッ


          シュゴオッ─!!
 ヒュッ──ブシャッ!!
                   ドシューッ!!
 シンボラー「…………」ビシャッ!!

             ヒュヒュヒュッ!!

 ゴルーグ「…………」ドゴオッ!!
                 ズッ──ドシャッ!!

 ギルガルド「…………」バシィンッ!!

    ドッ──バァァァァッ!!
                ドッ!!
 オーロット「…………」ズゥン……!
                  ヒュヒュヒュッ──!!

 AZ「木々の間を縫って隙の無い連携……!」


 ズミ「この森は僕達のホームグラウンド!」タッタッタッ……

 ズミ「地の利はこっちが圧倒的だ!」カチャッ
 
 ▼ 260 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:23:42 ID:d/NATJC2 [7/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 AZ「ならば“重力”、“森の呪い”」

 シンボラー「ジュグショブ」キラッ──


 ズゥゥゥゥゥン……


 ブロスター「(35kg)×2」ズシリッ……

 ズミ「ぐえっ」


 オーロット「ロシンボソギ」ギラッ──


 ザワザワザワ…… ヒュルッ!


 ヒヤッキー「うわっ!? 森の木が勝手に!?」ベシッ!

 ズミ「ヒヤッキー!」


 AZ「“ラスターカノン”!!」

 ゴルーグ「サグダダバボン」カッ!!

 ギルガルド「サグダダバボン」ズピュ─ン!!


 チャッ!! ズガガガガガガガガガーーン!!!


 ヒヤッキー「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 
 ▼ 261 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:24:25 ID:d/NATJC2 [8/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「ヒヤッキーに“癒しの波動”を頼む!」

 ブロスター「Roger」ピカッ!
       了解

 AZ「ブロスターに“電磁波”!」

 シンボラー「ゼンジザ」ミョミョミョミョ

 ブロスター「…………!」ビリッ……

 ズミ「ちっ、まずシンボラーをどうにかしないと……」


 AZ「ヒヤッキーに“ウッドホーン”だ!」

 オーロット「グゾゾゾゾン」グオッ!!!

 ヒヤッキー「ぎゃー、フクジ戦思い出すー!!」キンッ!!


 ガキィンッ!!


 AZ「“居合い切り”で抑えたか、だが……」

 ズミ「ヒヤッキー、そのまま持ちこたえてくれ!」

 ズミ「シンボラーの翼に“波動弾”!!」

 ブロスター「……!」チャッ!! ドギューーン!!
 
 ▼ 262 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:25:04 ID:d/NATJC2 [9/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 AZ「ゴルーグ!」

 ゴルーグ「…………」ドシュ……


 ズミ「盾になられたか、くそっ」

 オーロット「…………!」ドガッ!!!

 ヒヤッキー「んぎゃー!」ビシィッ……!


 ズザザザザシャ……!


 ズミ「ヒヤッキー! 大丈夫か!?」

 ヒヤッキー「ゴーゴートよりかはマシかな……」


 ゴルーグ「…………」ユラァ……

 シンボラー「…………」フヨフヨ……

 オーロット「…………」グルルルル……

 ギルガルド「…………」ギラリ……


 ズミ「流石にマズイな……着実に追い詰められてる」
 
 ▼ 263 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:26:09 ID:d/NATJC2 [10/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 AZ「そろそろ降参したらどうだ」

 ズミ「…………?」

 AZ「4vs2の数の差。連携もこちらが上」

 AZ「地の利も無効。ブロスターも麻痺してる」

 AZ「ヒヤッキーももう“ハイドロポンプ”を撃てない」


 ヒヤッキー「げっ、パワー切れバレてる」

 ズミ「……随分とポケモンバトルに詳しいんですね」

 ズミ「手持ちとの強い信頼も感じますし」


 AZ「……もう3000年の付き合いだ。君では勝てん」

 ズミ「…………!?」

 AZ「私達は3000年前に忌まわしき災厄を発動させた」

 AZ「その罪か、未だに罰から抜け出せなくてね」

 AZ「もう疲れたのだよ、私もこの子達も……」
 
 ▼ 264 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:27:18 ID:d/NATJC2 [11/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「聞いたことある、カロスの伝説……」

 ズミ「戦争を終わらせた男が、未だにさ迷ってるって」

 ズミ「そうか、貴方が……」


 AZ「イベルタルなら私達を終わらせることができる」

 AZ「しかし、この世界にはまだあの子が……」

 AZ「フラエッテが、どこかに……」

 AZ「この、汚れきった世界に……!」


 ズミ「……3000年、この世界を見てきて」

 ズミ「自身もろとも、終わらせたくなったわけですか」

 AZ「……話が早くて助かるよ」

 AZ「しかし、この苦しみ……」

 AZ「君にはわかるはずもないだろうがね」


 ズミ「……ええ、申し訳ないけどわかりません」

 ズミ「僕はこの世界に、希望を持って生きてますから」
 
 ▼ 265 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:27:55 ID:d/NATJC2 [12/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 AZ「希望だと……」

 AZ「ゴルーグ、“マグニチュード”!」

 AZ「ギルガルドは“キングシールド”で身を守れ!」

 ゴルーグ「ラグビジュジュゾ!」グラッ!!


 グラグラグラグラグラッ!!!


 ズミ「ぐぅっ……」ビリッ……

 ヒヤッキー「ここではリントの言葉でっ……」ジリッ……


 AZ「少年、いつか永遠の命について問うたな」

 AZ「虚しくなると答えたが、その通りだ!」シャキン!

 ズミ「…………!!」

 AZ「私に待っているものは永遠の絶望のみ……!」グッ!


 ギルガルド「ヅセセゾゾスル」チャキッ……!
      ※ブレードフォルム

 ズミ「うっ……!」ヒヤッ……

 AZ「さあ、最後に言い残すことはあるか?」ジリッ……
 
 ▼ 266 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:28:52 ID:d/NATJC2 [13/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ブロスター「Zumi!!」

 ヒヤッキー「おい! やめろっ!!」

 AZ「動くなっ!!」チャキッ!

 ヒヤッキー「くっ……!」


 AZ「それとも、何も無いのか?」ジリッ……

 ズミ「…………」


 ズミ「……ふふっ、言い残すこと……?」



 ズミ「…………僕は今、焼きそばが食べたいっ!!」


 AZ「…………は?」

 ズミ「こんな夜みたいだけど、今昼メシ時だし」

 AZ「……状況に耐えきれず錯乱したか?」

 ズミ「いいや、僕は正気だ。そして勝つ」

 ズミ「そんでもって、夕飯はカレーを作る!」

 ヒヤッキー「B級だなあ」
 
 ▼ 267 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:29:34 ID:d/NATJC2 [14/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 AZ「ふざけているのか……?」

 AZ「私の挙動一つで君の命を断てるんだぞ!!」ギッ!

 ズミ「生憎、僕の仲間は戦闘中でもお構い無し」

 ズミ「精一杯ふざけるのがお好きでね」

 ズミ「それに貴方は、そこまで非道になれない……!」

 AZ「何を根拠にっ……!」ギリッ……!

 ズミ「淡々と戦闘を続けずに会話を挟んだり」

 ズミ「降参を促してる時点でまるわかりだっ!」

 ズミ「貴方は、誰も傷つけたくないと思ってる!!」

 AZ「…………っ!」

 ズミ「それに貴方の手、さっきから震えっぱなしだよ」


 AZ「……………………」

 AZ「……それがどうした言うのだ、状況は変わらん!」

 AZ「私が世界を終わらせることもな!!」


 ズミ「いいや、まだ気づかないのか?」

 AZ「…………何っ?」


 ズミ「ほら、夜の匂いに紛れて……」


 AZ「………………雨の匂いか」
 
 ▼ 268 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:30:22 ID:d/NATJC2 [15/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ──ポツッ……

           ……ザアアァァァ──
    ザアアァァァ──
       ザアアァァァ──
                 ザアアァァァ──
              ザアアァァァ──
  ザアアァァァ──
      ザアアァァァ──
                ザアアァァァ──
                  ザアアァァァ──

 ガマゲロゲ「特性“すいすい”からの!」シュタッ!

 ガマゲロゲ「muddy water!!」ドバァ“濁流”!


 ──ドシャァァァァァァァァァ!!!!


 シンボラー「……!」ザバァァァン……!

 オーロット「……!」ビシャァァッ……!

 ゴルーグ「……!!」ドゴオオオオオオオッ!!


 AZ「何っ!? どこから──」

 ズミ「今だっ! “クラブハンマー”!」

 ブロスター「Cutlery should not be aimed at people」
       刃物は人に向けてはいけません ブンッ!!


 ──ガキィィィィンッ!!

 ギルガルド「……!」
 
 ▼ 269 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:31:34 ID:d/NATJC2 [16/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 AZ「……っ! “聖なる剣”!!」

 ギルガルド「ゲギバスヅスギ!」ギラッ─!!


 ビュンッ!!  ──ヒュッ
 

 ガメノデス「“シェルブレード”っ!!」ガキィィィィンッ!!

 ズミ「ガメノデス!」

 ガメノデス「スワンナからの伝言……」ジリッ……

 ガメノデス「イベルタル強くてこっちヤバいから」

 ガメノデス「さっさとケリつけてきてくれって……!」

 ガメノデス「おうらっ!!」バキィィィンッ!!!


 ギルガルド「……!」ビリッ……

 AZ「ここで増援……!」


 ズミ「……OK、良いところに来てくれた」

 ズミ「“雨乞い”の礼もしないとね! 行くぞっ!!」


 猿蛙貝エビ「「「「( ´∀` )b」」」」シュバッ!!!!
 
 ▼ 270 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:32:31 ID:d/NATJC2 [17/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 AZ「シンボラー、“トリックルーム”だ!」

 ズミ「させるな! “ストーンエッジ”!」

 ガメノデス「XY仕様の連続エッジ!」ビガッ!!


 ──ドガガガガッ!!!


 シンボラー「」ビシャッ……!

 AZ「シンボラーっ!!」

 ズミ「一気に決める! オーロットに“毒突き”!」

 ズミ「ギルガルドに“水の波動”!」

 ズミ「ゴルーグに“アクアテール”っ!!」


 ガマゲロゲ「オムライス!」グオッ!!!

 ブロスター「SUSHI!」カチャッ!

 ヒヤッキー「ピッツァ!」ゴオオオオオッ!!!


 ──ドスウッ!!

 ────ドオオオオッ!!

 ──────ズゴオオオオオオオオウッ!!!
 
 ▼ 271 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:33:19 ID:d/NATJC2 [18/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 オーロット「」ズシャッ……

 ギルガルド「」ビシャッ……

 ゴルーグ「」ズゥゥゥゥン……

 AZ「くっ…………!」

 AZ「皆、すまない……。戻ってくれ……」シュゥゥゥゥン……


 ズミ「最後の何?」

 ヒヤッキー「今食べたいものを言った」

 ガマゲロゲ「てかガメノデスって、貝だったんだ」

 ガメノデス「たぶんね」


 ズミ「ちょっと強引だったけど、僕の勝ちです」

 ズミ「勝因は、僕が生に希望を持っていたから」

 ズミ「そして、貴方が希望を棄てきれていなかった」

 ズミ「かつては和平を愛していたから、ですかね」


 AZ「…………なんだと?」
 
 ▼ 272 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:34:14 ID:d/NATJC2 [19/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「貴方が3000年前の戦争を終わらせたのは」

 ズミ「これ以上誰も傷つけたくなかったから」

 ズミ「その時の罪を背負ったまま生き続けるのは」

 ズミ「贖罪と共に、同じ過ちを繰り返さないように」

 ズミ「この世界に戒めとして残るため。違いますか?」

 AZ「…………」


 AZ「……私にまだ、生き続けろと……?」

 ズミ「ええ、僕は」

 ズミ「生きることを素晴らしいと思いたい」


 ズミ「生きたから、こいつらに、仲間に出逢えた」

 ズミ「お陰で、毎日楽しくて飽きません」

 ヒヤッキー「どやっ」


 ズミ「だから続けます。終わりなき、探究の旅を」

 ズミ「自分の人生を、芸術と呼べるまで創り上げます」


 AZ「…………」


 AZ「私には、生きることの楽しみなど、もう……」
 
 ▼ 273 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:34:57 ID:d/NATJC2 [20/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「会いたい子がいるんでしょう?」

 AZ「…………」

 ズミ「貴方がその子を真に愛していたのなら」

 ズミ「向こうも貴方を探しているんじゃないですか?」

 ズミ「僕は、それを信じたいです」


 AZ「…………甘過ぎる、そんな理想……」


 AZ「フラエッテ……」



 ──ザァァァァァ…ァ……… ピチャ……



 ズミ「……雨が止みましたね」


 ズミ「イベルタルに世界を終わらせたら、もう」

 ズミ「その子を探すこともできなくなります」


 ズミ「止めましょう、イベルタルを」


 AZ「…………」
 
 ▼ 274 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:36:03 ID:d/NATJC2 [21/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メイスイタウン


 ズミ「カルネ!」


 カルネ「……!」

 カルネ「どうしよう……、皆やられちゃった……」

 スワンナ「」石

 ヒヤッキー「ガチでドクター〇トーンじゃん」

 ガメノデス「復活液クラフトしなきゃ」


 AZ「手順は先に話した通りだ、頼む」

 ズミ「ブロスター、ゼルネアスに“癒しの波動”!」

 ブロスター「Get up」ペカー
       起きろよ

 ゼルネアス「」樹


 ズミ「この間に……」


 イベルタル「…………」バサッ……


 ズミ「イベルタルを捕獲する……!」
 
 ▼ 275 XtLLcXE2eI 21/02/25 16:36:59 ID:d/NATJC2 [22/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ メイスイタウン


手持ち
ヒヤッキー スワンナ ガメノデス
ガマゲロゲ ブロスター

バッジ 6個
 ▼ 276 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:44:36 ID:Nzlc7oQY [1/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 イベルタル「…………」バサッ……


 ズミ「イベルタルを捕獲する……!」

 カルネ(だからなんで2回言うんだろ?)


 AZ「イベルタルの状態は野生」

 AZ「数千年ぶりに目覚め、興奮し、暴れている」

 AZ「止めるには、捕獲以外方法は無い」

 ズミ「行けっ、モンスターボール!」(゚Д゚)ノ⌒・


 イベルタル「…………」ペシッ


 ズミ「やっぱ戦わないと無理か」

 ヒヤッキー「なに遊んでんだよ」


 AZ「ゼルネアス抜きに、戦闘で勝てるのか……?」

 ズミ「……やるしかないでしょう!」

 ズミ「行くよっ、お前達っ!」

 猿蛙貝「「「アラホラサッサー」」」
 
 ▼ 277 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:45:11 ID:Nzlc7oQY [2/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガメノデス「てか、オッサンのポケモン戦えないの?」

 ヒヤッキー「勢い余って戦闘不能にしちゃったじゃん」

 ガメノデス「あっ、そうだった」

 ガマゲロゲ「仕方ない、私達だけでやろう」


 ズミ「そこの川を氾濫させる! “濁流”!」

 ガマゲロゲ「綺麗な川なのに“濁流”って……」ドバァ!


 muddy water!


 ズミ「持ち上げてぶつけろ! “アクアテール”!」

         ──ゴオオウッ
 ──ゴオオウッ

  ──ゴオオウッ
            ──ゴオオウッ
                ──ゴオオウッ
                 ──ゴオオウッ
          ──ゴオオウッ
    ──ゴオオウッ

      ──ゴオオウッ

 ヒヤッキー「フクジ戦のコピペ」ゴオオオオ……

              ──ゴオオウッ
 イベルタル「…………」        ──ゴオオウッ
                     ──ゴオオウッ
 ズミ「今ッ、“冷凍ビーム”……!」
                ──ゴオオウッ
           ──ゴオオウッ

    ──ゴウッ!!

 ガメノデス「ウルト〇セブンのビームッ!!!!」ツピー
 
 ▼ 278 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:46:01 ID:Nzlc7oQY [3/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガチガチガチガチガチガチガチガチガチィィィンッ!!!


 イベルタル「」氷


 ズミ「やったか!?」


 ピシッ ピシビシピシッ……


 カルネ「氷にヒビが……!」

 ヒヤッキー「2度と“やったか!?”って言うな」


 パリーーーーン!!


 イベルタル「……グオオオオオッ!!」“暴風”!!


 ビュオオオオオオオオオオオオオオオオウッ!!!


 ズミ「あ゛ー! ヅラがー!!」ピューーン

 カルネ「他に気にするとこあると思う……」

 ズミ「なんでカルネ今日ズボン履いてんだよクソッ!」

 カルネ「オイッ」
 
 ▼ 279 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:46:39 ID:Nzlc7oQY [4/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「久々の再開にテンションがあがった次第であります」

 ズミ「さーせんした」たんこぶフシュゥゥゥ……

 カルネ「なんで私と組んだら道化と化すねん」


 ヒューーーーーン……


 ガマゲロゲ「げろっ」ビタンッ!!

 ガメノデス「いだっ」ズシャッ!!


 ズミ「空から……! 大丈夫かっ!?」

 ヒヤッキー「吹き飛ばされてたのか」


 ガマゲロゲ「アイツ、スケールが違いすぎる……」

 ガメノデス「僕達のサイズじゃ部が悪くない……?」

 ズミ「確かにさっきのコンボが効かないとなると……」

 カルネ「……もしかして、打つ手なし……?」


 ズミ「…………」

 ズミ「……いいや、今が約束の時だ」

 ズミ「アイツが必ず来る……!」
 
 ▼ 280 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:47:19 ID:Nzlc7oQY [5/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 

 ────ボオッッ!!!(炎)


 イベルタル「…………グゥ!?」メラッ……!


 カルネ「今のって……“大文字”!?」

 ズミ「嗚呼、来てくれたか……」


 ズミ「ギャラドスっ!!」


 ギャラドス「よっ」ザブーン


 バシャァァァァァァン……!!!


 ズミ「おま、水飛沫が……」ズブヌレ

 ギャラドス「現況は?」

 ズミ「(説明略)」

 ギャラドス「超速理解」

 ヒヤッキー「創作って便利」
 
 ▼ 281 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:48:21 ID:Nzlc7oQY [6/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ギャラドス「久しぶりにあれやっか!!」

 ズミ「嗚呼……! 行くぞっ!!」ビガッ!!!


 ズミ「ギャラドスっ!! メガッ、シンカっ!!!」


 ピカァァァァァ……  シュルルルルルルルッ……


 ……パキィーーーーーーーン!!!


 メガギャラドス「5分で片付けてやろう」


 カルネ「これが、ズミのメガシンカ……」

 カルネ「ギャラドス、ジパングから連れてきたのね!」

 ズミ「ん? え?」


 ズミ「細かい話は後!」

 ズミ「ギャラドス! “逆鱗”ッ!!!」


 メガギャラドス「テメーは俺を怒らせた」ギロッ!!


 ドガッ!!!
 
 ▼ 282 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:49:03 ID:Nzlc7oQY [7/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
      バキッ!!!
ドゴッ!!!         ドスッ!!!
         グシャッ!!!
                  ベキッ!!!
  バコッ!!!

 イベルタル「グオオ…………」ビシィッ!!!

          ズガッ!!!

 カルネ「凄い……押してる……!」

 ズミ「今だヒヤッキー! こっちへ!」

 ズミ「僕の腕を使って翔べッ!!」スッ


 ヒヤッキー「バレーボールのトスね」タッタッタッ タッ

 グッ……

 ズミ「…………行っけえええええええっ!!!!」ブンッ!!!


 ヒヤッキー「行っきまーーーーす!!!」ピョーーーーン……


 ズミ「“ ア ク ア テ ー ル ! ! ”」


 ヒヤッキー「次のレスで文字出すよ! 出すからね!」


 ────ゴオッ!!!
 
 ▼ 283 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:49:37 ID:Nzlc7oQY [8/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
            怒


            り
            の

            湖


            !!!!


 ヒヤッキー「いや、ちょっと待て」



 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!



 イベルタル「イガ,レッカ…………」グラッ……


 ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン…………!!!


 ズミ「行けっ! モンスターボールっ!!」ブンッ!!



 カツン シューーン……


 ピコン…… ピコン……



 ポンッ!
 
 ▼ 284 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:50:29 ID:Nzlc7oQY [9/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「やった……」

 ズミ「やったーー!!」

 メガギャラドス「ヤッ〇ーマン?」シュゥゥゥ……

 ズミ「そのネタは前にやった!」

 ギャラドス「あ、そう」


 AZ「まさか、破壊の繭を封じるとは……」

 AZ「驚かされたものだ。君の掲げる希望にも」

 ズミ「どやっ」


 ヒヤッキー「地名じゃん、地名じゃん……」ブツブツ

 ズミ「ん? どうした猿?」

 ヒヤッキー「もっとなんか、中学生が好みそうな……」

 ヒヤッキー「漢字の羅列とか思いつかねーのかよ!!」

 ズミ「何に対して憤りを覚えておるのだ」


 カルネ「( ゚д゚)ポカーン」
 
 ▼ 285 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:51:07 ID:Nzlc7oQY [10/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「よいしょと……」モンボ拾い

 ズミ「……イベルタルは、貴方が持っていてください」

 ズミ「AZ」モンボ渡し


 AZ「……いいのか?」

 AZ「私はまた、同じ過ちを犯すかもしれないぞ……?」


 ズミ「大丈夫です。その時はまた僕が止めますんで」

 ズミ「僕じゃなくても、どこかで同じ志の者が」

 ズミ「現れますよ。きっと」


 AZ「…………」受け取り

 AZ「私もまだ、旅の途中と言うわけか……」

 ズミ「そーゆーことです」


 カルネ「あの、そちらの大きな……」

 カルネ「この間テレビで、黒い華のポケモンについて」

 ズミ「えっ、やってたの!?」

 カルネ「うん」
 
 ▼ 286 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:53:11 ID:Nzlc7oQY [11/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「ホウエン地方のルネシティってとこで」

 カルネ「目撃情報が……」

 AZ「何っ!? それは誠かっ!?」

 カルネ「誠でござる」

 ズミ「良かったね。イベルタルで飛んできゃすぐだ」

 ズミ「というわけでギャラドス」

 ギャラドス「あいよ」

 ズミ「この人を乗せて広いとこまで頼む」

 ギャラドス「やれやれ、ポケモン使いが荒れえ」

 ギャラドス「いいぜ。乗りなオッサン」

 ズミ「って言ってる」


 AZ「少年達よ……ありがとう……」

 AZ「私は、何と…………」


 ズミ「別にいいですよ。そんな」

 ズミ「ゼルネアスはこっちで何とかしますんで」


 ズミ「それに、人の幸せを願うのに」

 ズミ「何か理由が必要ですか?」


 AZ「…………!」

 AZ「嗚呼、そうだよな……!」
 
 ▼ 287 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:53:59 ID:Nzlc7oQY [12/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ギャラドス「じゃあなー! また会おうぜ相棒ー!」

 ズミ「おーう!」( ´∀`)/~~


 ザブーン……


 カルネ「行っちゃったね……」

 ズミ「旅は一期一会、何時でも一瞬さ」

 カルネ「急にポエミー」


 ズミ「さて、ブロスター。調子はどうだい?」


 ブロスター「It's no good. This guy can't get up at all」
       ダメだ。こいつ全然起きやしねえ

 ゼルネアス「」樹

 ズミ「何とかしますと言った矢先」

 カルネ「じゃあ石化した皆は……」

 ズミ「…………」


 ズミ「やべー」
 
 ▼ 288 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:54:48 ID:Nzlc7oQY [13/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 フクジ「お困りかね?」

 ゴーゴート「…………」


 ズミ「えっ!? フクジさん!?」

 ヒヤッキー「ぎゃあーーーーーーー!!」

 ズミ「どんだけビビんねん」


 フクジ「騒ぎを聞いて駆けつけてみれば、成る程……」

 フクジ「ここは私に任せなさい」


 ズミ「アッ,ハイ,オネガイシマス」


 フクジ「ゴーゴート、“グラスフィールド”」

 ゴーゴート「USUMでやっと取得」ビガッ!!!


 フワッ フワッ フワッ フワッ フワッ フワッ フワッ


 ズミ「なっ、辺り一面に華が咲き乱れて……」
 
 ▼ 289 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:55:34 ID:Nzlc7oQY [14/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ピカァァァ……


 カルネ「あっ! 朝日が射し込んできたよ!」

 ズミ「イベルタルが下ろした夜の帳が晴れたか……」


 キラキラリッ


 ガメノデス「あっ、傷が一瞬で完全に癒えた」キランッ

 ガマゲロゲ「チートすぎて草も生えんわ」キランッ

 ヒヤッキー「今ここ草生えてるけどね」キランッ


 ゼルネアス「」樹

 ゼルネアス「……はっ!」

 ゼルネアス「くらえっ! 究極の石化解除ビーム!」


 カッ!!!


 スワンナ「」石

 スワンナ「あっ、戻った」
 
 ▼ 290 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:56:12 ID:Nzlc7oQY [15/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「仕事早っ!!」

 ゼルネアス「イベルタル、私が相手だ!!」

 ズミ「もう終わったよ」

 ゼルネアス「もう終わったんかい」


 ゼルネアス「えーっと、じゃあ各地を回って」

 ゼルネアス「被害にあったとこ戻してきます」

 ズミ「うん。よろしく」


 ゼルネアス「ヅラくん、メルシーボークゥー」
            ※本当にありがとう

 ズミ「うん。…………うん?」

 ゼルネアス「アデュー!!」シュバッ
      ※さらばだ!!

 ズミ「…………」

 ズミ「イラッ」

 ヒヤッキー「電池野郎」

 ズミ「それ言うたらアカン」
 
 ▼ 291 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:57:28 ID:Nzlc7oQY [16/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「フクジさんも、ありがとうございました」

 フクジ「役に立てたのなら何よりだ」


 フクジ「……私はしばらく、ミアレに滞在する」

 フクジ「再戦の覚悟があるなら、挑みに来なさい」

 ズミ「…………はい!!」


 フクジ「では、また」

 ゴーゴート「楽しみにしてるぞ……」



 ヒヤッキー「……やっぱあの人おっかねえー」

 スワンナ「人〇してそう」

 ズミ「こらこらこらこらーっ!!」


 ズミ「長い1日だったな……さて、どうするか……」

 カルネ「えっと……」


 カルネ「今から、ウチ来る?」
 
 ▼ 292 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:58:02 ID:Nzlc7oQY [17/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アサメタウン 夜


 コトコトコトコト……


 ズミ「カレーができたぞー!」カンカンカーン


 ヒヤッキー「わーい!」

 スワンナ「カレーは中辛!」

 ガマゲロゲ「ケルディオ呼ぼうぜ!」

 ガメノデス「カレーに釣られて出る幻がいるかよ……」

 ブロスター「Curry and rice」


 ズミ「無駄な台詞で画面を圧迫すなお前ら!!」

 ズミ「大体家の中で狭いんじゃ!!」

 スワンナ「そーだぞ蛙と貝、かさ張ってるぞ」モグモグ

 ズミ「お前もだよ。羽散らすな」

 カルネ「まあまあ、私はいいから……」

 アマルス「他所でも遠慮しない人いるよね」モグモグ

 ハリマロン「おかわりは1杯までにしないとね」モグモグ

 キルリア「多分そうじゃないと思う……」モグモグ
 
 ▼ 293 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:59:01 ID:Nzlc7oQY [18/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「ところで、カルネ」モグモグ

 ズミ「何かあったの?」モグモグ

 カルネ「何その雑な聞き方」モグモグ


 ズミ「んや、いつもみたいにキラキラしてなかったから」

 ズミ「僕と別れてから、何かあったのかなって」


 カルネ「…………実は、自信を失くしちゃって」

 カルネ「さっきの戦いでも、全然役に立てなかったし」

 カルネ「ズミのポケモン、使いこなせなかったし……」

 ズミ「んー、まあ相手も強かったからね」


 カルネ「それだけじゃないの」

 カルネ「実家にいるのは、ジムの仕事投げ出したから」

 カルネ「さっき森にいたのは」

 カルネ「町の皆が石になってるのに何もできなくて」

 カルネ「怖くて、逃げ出したから……」


 ズミ「そっか……」
 
 ▼ 294 XtLLcXE2eI 21/02/26 12:59:56 ID:Nzlc7oQY [19/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「シャラシティで旅を辞めると決めたのもそう」

 カルネ「このままじゃズミの旅の邪魔になるかなって」

 カルネ「ずっと、不安な気持ちが続いちゃって……」

 ズミ「そうだったんだ……」


 カルネ「やっぱ、こんな私じゃダメだよね」

 カルネ「もっと、しっかりしなきゃ……」


 ズミ「んー、どうだろ」

 ズミ「それでいいんじゃない?」


 カルネ「…………へ?」


 ズミ「色んな世界を見て、多くを知りたいって」

 ズミ「君が言ってたじゃないか」

 ズミ「その迷いも苦しみも、一生懸命生きた証だよ」


 ズミ「もし自分が中途半端だと感じたなら」

 ズミ「足りない分は僕らが補えばいい」

 ズミ「完璧な人なんていないから、支えあわないとね」
 
 ▼ 295 XtLLcXE2eI 21/02/26 13:00:54 ID:Nzlc7oQY [20/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「だから、笑えばいいと思うよ」

 ズミ「カルネ、君がそう教えてくれたように」

 ズミ「君は君らしく、いればいいと思う」


 カルネ「…………!」


 ズミ「ところでカレーの味どうだった?」

 カルネ「うん! コクがあってとても美味しかった!」


 ズミ「良かった……その笑顔が見たかったんだ」

 ズミ「これ、君にあげるよ」ペンダント

 カルネ「これは……?」


 ズミ「僕なりのメガシンカ継承のつもりかな」

 ズミ「キーストーンは流石に渡せないけど……」

 ズミ「君が一歩前に進めた記念だ。受け取ってよ」

 カルネ「いいの? ありがとう!」
 
 ▼ 296 XtLLcXE2eI 21/02/26 13:03:17 ID:Nzlc7oQY [21/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「さて、カレーを食べ終わったところで」

 ズミ「皆さん、そろそろおいとましますか……」

 ヒヤッキー「撤収?」

 ズミ「この町ポケセンないし、ハクダンシティまで行こう」

 ヒヤッキー「えー、今からはしんどい」

 ズミ「しゃーないやんけ」


 カルネ「んじゃあ、ウチに泊まっていきなよ」

 カルネ「今日、両親は仕事で帰らないし」


 ズミ「…………お言葉に甘えさせていただこう」


 ズミ「ヒュー、今夜は星が綺麗だぜ!」

 ズミ「何も起こらないはずがなくっ!!」


 ヒヤッキー「させねーよ」ゲシッ

 ズミ「チッキショーーーー!!」
 
 ▼ 297 XtLLcXE2eI 21/02/26 13:04:20 ID:Nzlc7oQY [22/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ アサメタウン
「幸せを感じたいのなら、自分以外の誰かを幸せにしろと聞いたことがある。幸福の因果が巡りめぐって、自分の元に帰ってくるみたいだ。ならば、僕は生きとし生ける者の全てが幸せになって欲しいと願おう。そして僕の隣で輝いている君の、皆で笑って生きたいと願う夢が、どうか叶いますように」

手持ち
ヒヤッキー スワンナ ガメノデス
ガマゲロゲ ブロスター

バッジ 6個
 ▼ 298 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:26:20 ID:9ydwMKBc [1/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4番道路 パルテール街道


 フワァ……(花の香り)


 ガンピ「よっ、どこ行くんだ?」


 ズミ「剛田! 僕はこれからミアレに」

 カルネ「私はクノエに戻るとこ」


 ガンピ「そっか、二人きりでお散歩中ワリィが……」

 ガンピ「ズミ、お前の持ってるバッジはいくつだ?」

 ズミ「6個だね」

 ガンピ「じゃあ、フクジさんと戦う前に」

 ガンピ「もう1人倒さねーとだよな」


 ズミ「まさか……」

 ガンピ「嗚呼、目と目があったらポケモンバトル!」

 ガンピ「ラストバトルの相手は、この俺だぜ!」

 ズミ「製作から予算出して貰わなきゃ」
 
 ▼ 299 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:27:16 ID:9ydwMKBc [2/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガンピ「5vs5でいいか?」

 ズミ「長くなりそう」

 ガンピ「カルネちゃん、審判を頼む」

 カルネ「はい!」

 ズミ「ちゃん付けの違和感やべえ」


 フラワァ……(舞う花びら)


 ガンピ「俺はハクダンシティジムリーダー、ガンピ!」

 ガンピ「正々堂々、いざっ!!」


 カルネ「始めッ!!」


 ガンピ「フォレトス!」ポンッ

 ズミ「ガメノデス!」ポンッ


 フォレトス「ここ道のど真ん中やんけ」

 ガメノデス「ロケーションに拘りたいんだよきっと」


 ズミ「先手は貰うよ! “ストーンエッジ”ッ!!」
 
 ▼ 300 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:27:48 ID:9ydwMKBc [3/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガメノデス「ポカロンのヤンチャムver」ズンッ!


 ゴゴゴゴゴゴゴ……


 ガンピ「お前の物は俺の物! “ステルスロック”!」

 フォレトス「よこせ!」


 フヨフヨフヨフヨ……


 ガメノデス「召喚した岩取られたんだが」

 ズミ「どーゆー原理じゃ」

 カルネ「正々堂々……?」

 ズミ「彼クレッフィとか使うような人だから」

 カルネ「理解」


 ズミ「“シェルブレード”ッ!!」

 ガンピ「中央を狙わせるな! 殻でガードだ!」


 ガキィィィィィ──ン!!


 ガメノデス「硬えええええ」ジーン……
 
 ▼ 301 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:28:29 ID:9ydwMKBc [4/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガンピ「密着した距離なら避けられない」

 ガンピ「“ボルトチェンジ”!」


 フォレトス「あばよ」バシュン──ビリビリッ!!

 ガメノデス「電気っ!?」ビリッ……


 シュゥゥゥ……  ポンッ


 ハッサム「私が来た」ヒュォォォ……


 ズミ「交代の隙が狙い目だ! “シェルブレード”!」

 ガメノデス「ニュートンチョーーップ!!」ビュッ!!!


 ガンピ「“バレットパンチ”!」


 ────バキッ!!


 ガメノデス「」

 ハッサム「私のほうが速かったな」


 ドサッ


 ズミ「ガメノデスっ!!」
 
 ▼ 302 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:29:03 ID:9ydwMKBc [5/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「ガメノデス、戦闘不能!」


 ズミ「お疲れ。剛田はどうだった?」シュゥゥゥ……

 ガメノデス「ガキ大将の名に恥じない強さだった……」


 ガンピ「このハッサムは、俺の手持ちで最強!」

 ガンピ「さあ、次はどう来るんだ?」

 ハッサム「私がNo.1」


 ズミ「次は…………スワンナっ!!」ポンッ

 スワンナ「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」


 (ステルスロック)ドゴッ!


 スワンナ「ひぃ痛い!」

 カルネ「これにガンピどう返す!? バトル再開!!」


 ガンピ「実況もする気か……? “蜻蛉帰り”!」

 ズミ「鳩胸でガードしろ!」


 スワンナ「防御力に定評があります」フカッ……

 ハッサム「羽毛布団の様だ……」
 
 ▼ 303 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:30:03 ID:9ydwMKBc [6/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「ここで再び交代! サイクル戦の予感!」

 カルネ「フルバトル(5体だけど)の本領発揮!」

 カルネ「“ステルスロック”との相性も抜群だあ!」


 ズミ「すっかり博識になって……」シミジミ

 カルネ「次に戦地に降り立つポケモンは──?」


 ポンッ


 アイアント「ダイマックスさせろ」

 カルネ「アイアントーっ! カロスでダイマックスは無理!」


 ズミ「飛べ、スワンナ! “バブル光線”!」

 スワンナ「進化してから活躍してねえーっ!」バサッ!


 ──シュドドドドドドッ!!!


 ガンピ「速い……っ!」

 アイアント「避けられねっ」ビシビシビシッ!!
 
 ▼ 304 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:30:38 ID:9ydwMKBc [7/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「天高くからの弾幕攻撃! 泡と羽が散るっ!」

 スワンナ「トレーナーに似て抜け毛が酷くて……」

 ズミ「違うだろーっ! このハゲーっ!!」

 カルネ「さあアイアント、対空手段はあるのか!?」


 ガンピ「“袋叩き”!」

 アイアント「フルボッコにしてやんよ」


 ポケモン5体分の幻影『ユラー』

 スワンナ「ん、なにこれ?」


 ボコボコボコボコボコボコ!!


 スワンナ「んげー! ダメ、絶対!」ヒュゥゥゥ……


 カルネ「まさかの集団で! これは良くない!」

 カルネ「スワンナ、墜落してしまうかーー!?」


 ズミ「まだ飛べるんだろ? “ブレイブバード”!!」


 バサッ────キィィィィンッ!!


 スワンナ「おうっ! 超低空飛行!!」ビュッ──!!!
 
 ▼ 305 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:31:12 ID:9ydwMKBc [8/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズバァァァァァァッ──!!!


 アイアント「……!!」ズシャァッ──!!


 カルネ「地面スレスレの大技が決まったーーっ!!」

 ズミ「振り返って“バブル──!」

 ガンピ「“内緒話”!」

 アイアント「ごめん」


 スワンナ「?」

 ズミ「──光せっ”……?」


 アイアント「さよなら」

 ガンピ「“ハサミギロチン”!!」


 アイアント「酷いよーっ!!」ザシュッ!!

 スワンナ「ハゲッ……」バサッ……


 スワンナの思い出『楽しかったなあ』


 アイアント「自分だけえっ!」ザシュッ!!

 アイアント「出番沢山あるなんてーっ!!」ザシュッ!!
 
 ▼ 306 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:31:53 ID:9ydwMKBc [9/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 スワンナ「」

 カルネ「スワンナ、戦闘不能……」ドンビキ

 ズミ「くぉぉぉるぁっ!! 剛田ッ!!」

 ズミ「検索してはいけないアニメのネタはやめろっ!」

 ガンピ「誠に反省しております」


 ズミ「ブロスターっ!!」ポンッ

 ブロスター「school……」

 ズミ「こらこらこらこら」


 (ステルスロック)ドゴッ!


 カルネ「さあ、先に2体倒されてしまったズミ!」

 カルネ「対してガンピは未だ残り5体!」

 カルネ「先の展開に、目が離せないっ! 再開っ!」


 ガンピ「“穴を掘る”並びに“袋叩き”!」


 アイアント「自分は安全な所から」ボコッ……

 幻影『複数を利用して総叩き』ガバッ!


 カルネ「これは陰湿! ラストに相応しくない戦法!」
 
 ▼ 307 XtLLcXE2eI 21/02/27 14:32:44 ID:9ydwMKBc [10/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「“袋叩き”の幻影に“波動弾”!」

 ブロスター「It's cowardly」ドギューンッ!!!
       卑怯もんやねー

 幻影『ギャー、解散しまーす!』ボロボロ……


 カルネ「悪意の結束など、所詮脆いもの!」

 カルネ「他人を陥れる悪意、ここで許されなーーい!」

 ガンピ「さっきから凄く良心が痛む」


 ズミ「アイアントの穴に“水の波動”!」

 ブロスター「Wonderful Newton Bazooka」カチャッ!!
       ワンダフルニュートンバズーカ


 ──ドッ!! シャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!



 アイアント「モウ,ワルイコトシマセン……」プカー

 カルネ「アイアント戦闘不能!」


 ガンピ「お疲れ。やっぱ俺達も……」

 ガンピ「正々堂々戦えるようにならねーとだな」シュゥゥゥ

 アイアント「ですね……」シュゥゥゥ……
 
 ▼ 308 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:29:49 ID:9ydwMKBc [11/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「よくやった! ここで交代にしよう」シュゥゥゥ

 ブロスター「OK」シュゥゥゥ……


 ガンピ「どんどん行くぜ! シュバルゴ!」ポンッ

 ズミ「ガマゲロゲ!」ポンッ


 (ステルス(以下略))ドゴッ!


 ガマゲロゲ「この演出毎回やらないとダメ?」イマヒトツ

 シュバルゴ「フィールドぐちゃぐちゃやん」

 ガマゲロゲ「後で怒られる前に掃除だろう」


 カルネ「ヒートアップしてまいりました! 再開!!」


 ズミ「シュバルゴは高速で空を飛び回るポケモン……」

 ズミ「と、言われているが実はめちゃくちゃ遅い!」

 カルネ「詐称じゃん」

 ズミ「遠くから“マッドショット”!」


 ガマゲロゲ「ドガさーーーん!!」シュドドドガッ!!


 (泥)ヒュヒュヒュンヒュンヒュ──ン……

 
 ▼ 309 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:30:31 ID:9ydwMKBc [12/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガンピ「真っ向からぶち抜け!」

 ガンピ「“ドリルライナー”!!」


 キュッ──キュィィィィィィィィン!!!  ──ベチャベチャベチャ!


 シュバルゴ「最近のドリルは先が尖ってないのだ」フッ

 ガマゲロゲ「もう近くに──!?」


 ガンピ「“メガホーン”ッ!!」

 ズミ「っ!? 受け止めろっ!!」


 シュバルゴ「腹筋、パワーーー!!」ドギャッ!!!

 ガマゲロゲ「これほどの筋トレを……!?」ズシャッ……!


 ビシィッ!!


 ガマゲロゲ「受け止めきれなかったー!」ピューーーン

 ズミ「ガマゲロゲっ!」


 ガンピ「シュバルゴが遅いのは昔の話」

 ガンピ「俺達も、伊達に特訓してないぜ!」
 
 ▼ 310 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:31:13 ID:9ydwMKBc [13/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「流石に、やるな……!」

 ズミ「ガマゲロゲ、腕のコブを震わせろ!」

 ズミ「地面に“毒突き”!」


 ヒューーーーーン……


 ガマゲロゲ「拳のパワー2倍!!」ビィィィンッ!!!


 ──ドシィィィィィンッ!!! グラグラッ!


 シュバルゴ「地面を揺らしたところで当たらんぞ!」


 ブシャッ!!


 ガンピ「先の戦闘で地中に溜まった水が……!」

 ズミ「吹き出したところに、“濁流”!!」


 ガマゲロゲ「周囲の花に当たりませんよーに!」ドシャッ!


  ド オ オ オ オ オ オ オ オ ッ ! ! ! !


 シュバルゴ「前が見えねェ……」ビシャァッ!!
 
 ▼ 311 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:31:59 ID:9ydwMKBc [14/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「なんとボコボコだったフィールドが!」

 カルネ「“濁流”で綺麗に舗装されたー!!」

 ズミ「超都合良くてありがたい」


 ガンピ「目眩ましは意味を成さないぜ?」

 ガンピ「こいつは絶対当たる、“スマートホーン”!」


 シュバルゴ「はっ……!」ググッ!!


 シュバルゴ「……………………動けん」グググッ……

 ガンピ「どうしたシュバルゴ!?」


 カルネ「これは、重い鎧に重い泥水で動きを封じる」

 カルネ「前にも見せた戦法……!」


 ズミ「ご名答。ガマゲロゲ、“気合いパンチ”!!」

 ガマゲロゲ「みんなーっ!」シュォォォォ……

 ガマゲロゲ「元気をわけてくれーっ!」ォォォオオッ!!!

 ズミ「それじゃ違う技……」


 ガマゲロゲ「スパーキンッ!!」バキィッ!!!!
 
 ▼ 312 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:32:43 ID:9ydwMKBc [15/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 シュバルゴ「」

 カルネ「シュバルゴ戦闘不能! ズミが並んだー!!」


 ガンピ「サンキューシュバルゴ、カッコ良かったぜ」

 シュバルゴ「知ってる」シュゥゥゥ……


 ズミ「ガマゲロゲ、まだ行けるか?」

 ガマゲロゲ「次も美しく勝利してみせましょう……」フッ

 ズミ「あ、うん。頼んだ!」


 ガンピ「俺の……5体目っ!!」ポンッ


 ミノマダム「ゴミって言うんじゃないわよ」

 ガマゲロゲ「ゲノセクトとか出てこなくて良かった」ホッ


 カルネ「なんとガンピは虫鋼統一! バランス悪い!」

 ガンピ「えっ」

 カルネ「バトル再開!!」


 ガンピ「ミノマダム、“蝶の舞”!」

 ズミ「蝶か……? ミノマダムは蝶なのか……?」
 
 ▼ 313 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:33:41 ID:9ydwMKBc [16/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ミノマダム「グァッ、デェムッ!!」ビンタ

 ガマゲロゲ「それは蝶〇さん」

 ガンピ「さあ舞え、ミノマダム!」


 プカー……


 ミノマダム「I can fly」フヨフヨ……

 ガマゲロゲ「何っ!? 飛んだぁ!?」

 ガンピ「“ミラーショット”!」


 ピカピカピカッ!!


 ガマゲロゲ「うわあっ!?」


 ズミ「狼狽えるな! “サイコキネシス”の仕業だ!」

 ガマゲロゲ「成る程、自力で浮いてるだけか」

 ミノマダム「バレたか」フラフラ〜


 ガンピ「タネが見破られても問題は無い」

 ガンピ「“ミラーショット”から抜け出せるかな?」
 
 ▼ 314 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:34:15 ID:9ydwMKBc [17/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ミノマダムA『うふふ……』

 ミノマダムB『あはは……』

 ミノマダムC『どれが本物か……』

 ミノマダムD『わかるかな……?』

 ミノマダムE『こっちだよっ……』

 ミノマダムF『こっちかもねっ……』


 ガマゲロゲ「鏡による、虚像……!」

 カルネ「縁起悪そう」

 ズミ「また画面圧迫してる……」


 ビーッ! ビシッ!


 ガマゲロゲ「っ!」ビリッ

 ガマゲロゲ「このままじゃジリジリやられるぞ……」


 ズミ「鏡なんて割ればいい。松本さんも歌ってたろ?」

 カルネ「また声優さんとニチアサの話してる……」


 ズミ「ガマゲロゲ、目を閉じろ!」
 
 ▼ 315 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:34:49 ID:9ydwMKBc [18/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「目も耳も惑わされるなら、肌で感じろ」

 ズミ「お前のそのコブに伝わる振動で、読み取るんだ」


 ガマゲロゲ「………………」ブルッ……


 ミノマダムA『蝶のように舞い……』フヨー

 ミノマダムB『蜂のように刺す……』ズビッ!

 ミノマダムC『どれが本物か……』フラフラァ

 ミノマダムD『わかるかな……?』ビッ!

 ミノマダムE『こっちだよっ……』

 ミノマダムF『コピペっ……』ツピピッ!


 ガマゲロゲ「……そこだっ!」バキッ!!


 ────バリィィィィィィィィィィィン!!!


 ミノマダム「ぐへえっ」ドシャッ!!


 ズミ「今だっ!! 全身を震わせろ!!」

 ズミ「“気合いパンチ”ッ!!」

 ガンピ「“メタルバースト”!」
 
 ▼ 316 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:35:29 ID:9ydwMKBc [19/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガマゲロゲ「破ッ!!」ブルッ!!


 ──── ド ゴ オ オ オ オ オ オオオオオ オ ッ ! ! !


 ーーーーーーーーーー…………


 ガマゲロゲ「」

 ミノマダム「イテテ……危ねぇ……」シュゥゥゥ……


 カルネ「ガマゲロゲ、戦闘不能……!」


 ズミ「ガマゲロゲっ! ……立ったまま気絶してる」

 ズミ「よく頑張ったな。お疲れ」シュゥゥゥ……


 ズミ「……最後は、やっぱりコイツだな」

 ズミ「君にっ、決めたッ!!」ポンッ!


 (ステロ岩)ヒュン──!


 ヒヤッキー「流水岩砕拳ッ!!」バキバキバキッ!!


 (岩だったもの)パラパラパラ……


 カルネ「なんと、ステルスロックを破壊して登場だーー!!」

 ヒヤッキー「邪魔だったんで割りました」フシュゥゥゥ……
 
 ▼ 317 XtLLcXE2eI 21/02/27 16:37:04 ID:9ydwMKBc [20/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「バトル、再開ッ!!」

 ガンピ「“ミラーショット”」


 ミノマダムA『うふふ……』

 ミノマダムB『あはは……』

 ミノマダムC『どれが本物か……』


 ズミ「“居合い切り”っ!!」


 スパ────ン!!


 ミノマダム「」

 ヒヤッキー「長くなりそうだったんでカットしました」


 カルネ「瞬……!? ミノマダム戦闘不能!」


 ガンピ「……! お疲れ、美しかったぜ」シュゥゥゥ……

 ガンピ「次は……こいつだっ!」ポンッ


 フォレトス「AGタケシの手持ちといえば?」

 ヒヤッキー「ルンパッパとヌマクロー」

 フォレトス「(o´・ω・`o)」
 
 ▼ 318 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:09:46 ID:9ydwMKBc [21/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ(ガメノデスの爪が効かなかった相手だ)

 ズミ(生半可な刃では折れてしまうだろう……だが!)


 カルネ「再開!」

 ズミ「“居合い切り”っ!!」


 ────ズパァァァァァァァァァッ!!!


 フォレトス「刃が、通っただと……!?」ピキィッ……!!

 ガンピ「速いっ……! ならば“電磁砲”ッ!!」


 フォレトス「っ!」カチャッ! ズビッ!!!

 ズミ「振り返って切り裂け!」


 スパ──ン!!     ──ビリビリッ ボシューン……!


 フォレトス「完全に背中を捕らえたはずなのに……!」

 カルネ「なんとーっ! “電磁砲”を切り裂いたーー!」


 ヒヤッキー「熟練の技なんでねえ……」

 ヒヤッキー「切れ味が違いまっせえっ!!」ビュッ!
 
 ▼ 319 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:10:22 ID:9ydwMKBc [22/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「核を捕らえろ!」

 ガンピ「“大爆発”だっ!!」

 ズミ「何っ!?」


 フォレトス「メガンテっ!!」カッ──!!


 (爆音が大きすぎるためミュート)


 カルネ「くぅぅ……っ! 爆風に煽られ花びら舞う!」

 カルネ「こちらまでその威力が響いてきましたっ!」


 フォレトス「」

 ヒヤッキー「…………」


 ズミ「ヒヤッキー? おい! だいじょ……」

 ヒヤッキー「……僕は〇にまっしぇぇ〜ん!!」ボロボロ


 カルネ「ヒヤッキー、なんとこれを耐えた!」

 カルネ「フォレトスのみ、戦闘不能!」


 ガンピ「なんとっ……!」
 
 ▼ 320 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:11:00 ID:9ydwMKBc [23/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガンピ「ありがとう。ゆっくり休んでくれ」シュゥゥゥ……

 ガンピ「ハッサム!」ポンッ!

 ハッサム「もう大丈夫。私が来た!」


 ガンピ「……なあズミ、気づいてるか?」

 ガンピ「お前今、凄く良い顔してるぜ」

 ズミ「えっ、マジで?」


 ガンピ「嗚呼、それでこそ俺のライバルに相応しい!」

 ガンピ「行くぜっ! メガシンカっ!!」ビガッ!!!


 パキーーン!


 メガハッサム「この姿を見て、勝って帰った者はいない……」


 ズミ「こっちも行くぞ! ヒヤッキー!」

 ズミ「特性、“激流”を解き放て!!」


 ヒヤッキー「うおおおおおおおおおおおお!!」ドッ!!!


 ── ヒヤッキー、開眼!


 ヒヤッキー「ク〇〇ンのことかーーっ!!!」ドシャァァ!!!

 ズミ「スーパーサ〇ヤ人にはならんでええ」
 
 ▼ 321 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:12:06 ID:9ydwMKBc [24/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「さあ、泣いても笑ってもこれが最後!」

 カルネ「勝利の女神が微笑むのは、どちらか!?」

 カルネ「バトルっっ! 再、開っ!!」


 ガンピ「“バレットパンチ”!」
                ──ビュッ!
 ズミ「“アクロバット”!」
               ──シュバッ!

 メガハッサム「ドラ〇エ6のハッサンといえば!」バキッ!

 ヒヤッキー「跳び膝蹴り!」ドッ!

 メガハッサム「正拳突きだ!」ガキィィィンッ!


    ビュッ       ヒュッビュッ
       ガッ            ガッ ダッ

  キィィィンッ   ドドッ ガッ!
      ダッ
    キュゥンッ     ダダッ ドガッ!
       ガッ!    ズザッ    ビギャッ!

    ドダッ   ダダダッ! ──ヒュンッ!
                      ビシィッ
      ドバッ  ズザッ── キィンッ!

        ガッ! ガガガッ!  ドダダッ!
    ビュッ
       ──ズガガガガガガッ!!


 カルネ「激しい!! 互いに背後を取り合う攻防!」

 カルネ「深紅の拳と紺碧の膝が火花散らす!」

 カルネ「パワー、スピード共に互角! 両者譲らない!!」
 
 ▼ 322 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:13:05 ID:9ydwMKBc [25/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガンピ「“蜻蛉帰り”! 一旦距離を取れ!」

 メガハッサム「やるな、貴様」ドゲシッ! ──ヒュルヒュルッ!

 ズミ「“ハイドロポンプ”で追い討ちだ!」

 ヒヤッキー「膝割れそうなんだけど」ドシァッ!!


 ──ズゴオオオオオオオオオオオッ!!!


 メガハッサム「ごふっ! これほど……!」ビシャァッ……ズシャッ!

 ガンピ「“銀色の風”!」

 メガハッサム「羽広げて……!」ビィィィンッ!!!


 ────ビィィィィィィィィンッ!!! ヒュヒュヒュヒュンッ!!


 ズミ「来るソニックブームに気を付けろ!」

 ヒヤッキー「マトリックス避け」グニャリ


 サササササササササッ!!  ヒュゥゥンッ!!


 カルネ「これは文字通り銀色の風! 秋を感じる!」

 カルネ「メガハッサムには追い風になり、さらに──」
 
 ▼ 323 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:14:08 ID:9ydwMKBc [26/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 チュィーン キュイキュイキュイーン!(能力アップの音)


 メガハッサム「乱数調整だ」グィィィィン!

 カルネ「まるでTASのようだーー!!」


 ガンピ「次の一撃で決めるぜ!」

 ズミ「こっちもだ! ヒヤッキーっ!!」

 ヒヤッキー「おうっ!」ダッ!


 ガンピ「俺を踏み台に“蜻蛉帰り”!」

 メガハッサム「勢いつけさせてもらうぞ!」トッ──

 ガンピ「行っけえっ!!」ブンッ!!


 ズミ「“アクアテール”を推進力に──!」

 ヒヤッキー「ジェット噴射!」シュドッ ッ ッ!!!


 ──────ゴオッ!!!!


 ガンピ「“シザークロス”!!」

 ズミ「“居合い切り”ッ!!!」


 メガハッサム「うおおおおっ!!!」キィィィ──ンッ!!!
 
 ▼ 324 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:14:42 ID:9ydwMKBc [27/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ヒヤッキー「はあああああッ!!!」ドシャァァ──!!!


 ──キンッ!!


   激  流  裂  空  斬  ! ! !


 ズバッ────────!!!!


 ヒヤッキー「くっ…………!」ズザザザッ……!

 ハッサム「ふふっ……」


 ガクッ……


 ハッサム「見事だっ……!」バタッ……


 ヒヤッキー「っ……しゃぁ……!」バタッ……


 カルネ「両者共に、戦闘不能……」

 ガンピ「え、引き分け?」

 ズミ「やっぱ膝割れそうなのにマトリックスはアカンよな……」


 カルネ「……いいや、まだ!」

 カルネ「ズミの控えにブロスターがいるため──!」
 
 ▼ 325 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:15:47 ID:9ydwMKBc [28/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「勝者! チャレンジャー、ズミっ!!」

 ズミ「おおっ!!」

 ズミ「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 ヒヤッキー「えっ、勝ったの? やった!」ボロボロ


 ガンピ「ありがとうハッサム、最高だったぜ」シュゥゥゥ……

 ハッサム「やはり私はNo.1」シュゥゥゥ……


 ズミ「お疲れ! なあ、最後の文字出した技なに?」

 ヒヤッキー「チャンプのメガレックウザ切り倒す用の技」

 ズミ「あー、じゃあアクアブレイクのが決まったね」

 ヒヤッキー「それ覚えないんですよ〜」


 ガンピ「おめでとう! 流石はヅラだ!」パチパチ

 ズミ「ありがとう! 名前違うけどね!」

 ガンピ「メタルバグバッジだ。受け取ってくれ」


 ──キラッ


 ズミ「サンキュー! これで7個目……!」
 
 ▼ 326 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:16:49 ID:9ydwMKBc [29/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ガンピ「なあ聞いてくれ、俺これから旅に出るんだ」

 ガンピ「ガラルへ。騎士道を学び……いや、極めに」

 ガンピ「俺が、最強の男になるためにな!」


 ズミ「そっか! じゃあ……」


 ガンピ「嗚呼、またしばらくお別れだ!」

 ガンピ「次会ったら、今日みたいなバトルしよーぜ!」

 ガンピ「こんな奮えたのは久しぶり、初めてかもな!」

 ガンピ「今度はぜってー負けねーから!」

 ガンピ「お前も、それまで負けんなよ!!」


 ズミ「……! おうっ!」ガシッ!

 ガンピ「へへっ!」ガシッ!


 ガンピ「じゃあ、またなっ!」


 ズミ「嗚呼! 良い旅を!!」



https://www.youtube.com/watch?v=J4Qw1feD3i0
 ▼ 327 XtLLcXE2eI 21/02/27 18:17:56 ID:9ydwMKBc [30/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ 4番道路 パルテール街道
「次回、最終回」

手持ち
ヒヤッキー スワンナ ガメノデス
ガマゲロゲ ブロスター

バッジ 7個
 ▼ 328 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:15:25 ID:DX4I.iKs [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミアレシティ


 ズミ「皆っ、出てきてくれ!」


 ポポポポーン


 ズミ「今日、フクジさんに挑戦する」

 ズミ「ホントはこう言うのリーグとかで言うんだけど」

 ズミ「僕と一緒に旅してくれて、ありがとう!」


 ヒヤッキー「なんだよ改まって、照れくさいな」

 スワンナ「日本に預けてた仲間で挑まなくていいの?」

 ガメノデス「日本言うな、ジパングと言え」


 ズミ「嗚呼、それも勿論考えたけど」

 ズミ「今回の旅は、君達と一緒に戦いたいんだ」


 ズミ「……ブロスター」

 ブロスター「?」

 ズミ「ここに帰ってから色々あって大変だったけど」

 ズミ「無事に帰ってきてくれて良かった。やっぱりさ」

 ズミ「僕の旅は、君がいないと始まらないよ!」

 ブロスター「(*^^*)」
 
 ▼ 329 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:16:02 ID:DX4I.iKs [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ズミ「ガマゲロゲ、広い世界は楽しめたかい?」

 ガマゲロゲ「お陰さまで」

 ズミ「この間、家族でアローラにでも行こうって話を」

 ズミ「マッマと電話したんだ。皆も行こうぜ!」

 ガマゲロゲ「ひゃっほう!」


 ズミ「ガメノデス、進化した君の姿、カッコいいな!」

 ズミ「唯一無二の君の存在は、僕の誇りでもあるよ!」

 ガメノデス「わーい! 一族に自慢できる!」


 ズミ「スワンナ、ヒヤッキー。2匹はずっと」

 ズミ「前線で仲間を引っ張ってくれて、ありがとう」

 ズミ「おふざけが少し鬱陶しいときもあったけど……」

 ズミ「お前たちと会えて良かった! 楽しかった!」

 ズミ「これからも僕と、仲良くケンカしてよ」

 スワンナ「ヅラノクセニ……(*´;ェ;`*)」

 ヒヤッキー「嗚呼、当たり前だ!」


 ズミ「じゃあ、そろそろ行こうか!」
 
 ▼ 330 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:17:07 ID:DX4I.iKs [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 カルネ「待って!」

 ズミ「カルネ! クノエに戻ったんじゃ……」


 カルネ「……ズミの戦い、見ておきたいなって」

 カルネ「いつかきっと、君より強くなりたいって」

 カルネ「そう、思ったから」


 ズミ「……! じゃあ、僕達これからライバルだね!」

 ズミ「カルネは水族館でした会話、覚えてる?」

 カルネ「勿論! それと、ドラセナさんに会った時」

 カルネ「あの時に一度、夢見たんだ」

 ズミ「この地方のチャンピオンになりたいって?」

 カルネ「うん!」

 ズミ「じゃあ僕も同じだ!」

 ズミ「次はポケモンリーグで会おうよ! 約束だ!」


 カルネ「ポケモンリーグ……! うん、約束する!」

 ズミ「……僕は先に行って、待ってるね!」

 カルネ「行ってらっしゃい!」
 
 ▼ 331 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:18:58 ID:DX4I.iKs [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミアレシティ メディオプラザ


 ゴーゴート「……!」

 フクジ「来なすったか……」


 ズミ「その節は、どうも……」

 ヒヤッキー「…………」


 フクジ「今一度君に問おう」


 フクジ「君が抱えていた葛藤に、答えは出たのか」


 ズミ「はい、……出ませんでした」

 フクジ「…………」


 ズミ「だから、これからも迷い続けます」

 ズミ「必死に考え抜いて、時に誰かの助けも借りて」

 ズミ「自分という存在を、より確固たるものに」

 ズミ「何度も、何度も足掻き続けます」

 ズミ「この旅で得た、これが、僕の覚悟です」
 
 ▼ 332 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:20:02 ID:DX4I.iKs [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 フクジ「その瞳に曇り無し……」

 フクジ「再び挑む資格があると見た、先手は譲ろう」


 ズミ「……! ありがとうございます……!!」

 ズミ「行くぞ! ヒヤッキー!」

 ヒヤッキー「リベンジさせて貰うぜー!」


 フクジ「ゴーゴート、全力で行くぞ……」

 ゴーゴート「手加減は抜きだ……」ビリッ……!


 聴衆「アッチデバトルヤルラシーゼ!」

 聴衆「マジ!?フクジサンジャン!ミニイコー!」


 ざわざわ…… ざわざわ……


 ズミ(集まって来た人達の息が、聞こえてくる……)

 ズミ(歓声、期待、興奮、この熱気……)

 ズミ(楽しい……!)


 ズミ「ヒヤッキー、“アクアテール”!」ビッ!!

 ヒヤッキー「もうっ、予算無い……っ!」ドシャァァッ──!!!
 
 ▼ 333 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:21:24 ID:DX4I.iKs [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 パキラ「勝ちなさい僕ちゃん! 後でゴ・ホ・ウ・ビ」

 フラダリ「後で一緒にコミケ行こーな!」

 観客T「なあペーヤン、どっちが勝つと思いますなぁ笑?」

 観客P「オマセサンを応援ですなぁ笑」

 プラターヌ「マーベラス!!!」


 カルネ(彼が物語っていたこと)

 カルネ(一瞬一瞬に、全身全霊を打ち込む!)

 カルネ(その生きざまが、芸術のようだって)

 カルネ(その世界が、彩り豊かに創られるんだって)


 ヒヤッキー「ぐへぇっ、やっぱ強ッ」ズザザザッ

 ズミ「まだ行けるよな? “激流”、発動!」

 ヒヤッキー「俺の最後の出番!」ドシャァァァァァァァァ!!!


 ズミ「“ハイドロ、ポンプ”ッ!!!」ビシィィッ!!


 カルネ(彼なら、伝説として名を残すんじゃないかな)

 カルネ(きっと、いつか────!!)
 
 ▼ 334 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:22:24 ID:DX4I.iKs [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
──数年後

ポケモンリーグ 水門の間


 ズミ「………………」


 カルネ「やっ、久しぶり」

 カルネ「約束を果たしに来たよ。有名人さん」


 ズミ「……なんか、懐かしいな」

 ズミ「きっと君なら、ここまで辿り着けると思ってた」


 カルネ「今日は、私が勝たせて貰うよ!」

 カルネ「そして、チャンピオンになる!」


 ズミ「君とポケモンバトル、か……」

 ズミ「……人の記憶は、やがて薄れて消えるもの」

 ズミ「たった一瞬の、この勝負に」

 ズミ「君は、何を思い、何を刻む?」


 ズミ「君に、尋ねたいことがあります」
 
 ▼ 335 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:23:15 ID:DX4I.iKs [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 

 ズミ「ポケモン勝負は」


 ズミ「芸術、足りえるでしょうか──?」






 

はい ←

いいえ







   【SS】ポケットモンスターXY&Zumi 〜Fin〜





 
 ▼ 336 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:24:01 ID:DX4I.iKs [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レポート

ズミ ポケモンリーグ 水門の間
「ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!」

手持ち
ヒヤッキー スワンナ  ガメノデス
ガマゲロゲ ブロスター ギャラドス

バッジ 8個  殿堂入り
 ▼ 337 XtLLcXE2eI 21/02/28 00:25:00 ID:DX4I.iKs [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
速報



 ── カロス四天王による、新たな計画……



 ズミ「ガラルって四天王いないんだって!」

 ガンピ「乗っ取りにいくか!」

 パキラ「いえーい」

 ドラセナ「なにゆえ2番目えー」

 カルネ「テメーラよそ様に迷惑かけんじゃねえっ!!」



 ── ズミとヒヤップの出会いが、明らかに──!



 ズミ『それでどうだったんだ? できたんだろ?友達』

 ヒヤップ『( :゚皿゚)』




次回、
【SS】劇場版ポケットモンスター ズミにきめた!




 ズミ「みんなもポケモン、ゲットだぜ!」



※製作、公開の予定はありません。
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