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ポケモン

俺35歳フリーター「俺はポケモンマスターになるんだ!」!

 ▼ 1 ンフィア@こだいのおまもり 16/06/27 06:08:19 ID:wjHOkG1. [1/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 母「あんたそんな事言って...レーティングも高くないのにこの先どうすんのよ!」

 俺「うるせぇ!!それは俺が敢えて負けてやってるからなんだよ!!」

 母「その割には急所引くか引かれるかぐらいで一喜一憂してるじゃない...そんなんじゃあんたがポケモンマスターになるなんて夢のまた夢よ」

 俺「それでも...それでも俺は強くなるんだ!!」

 母「...なら勝手にしなさい...その代わり家から出てってちょうだい」

 俺「...くそっ分かったよ」

 ▼ 2 ギアナ@ねばねばこやし 16/06/27 06:09:02 ID:4q0ffKD2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
死ねばいいのになニートって
 ▼ 3 リキテル@どくけし 16/06/27 06:23:30 ID:wjHOkG1. [2/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「家から追い出されちまったなぁ...金も無いし...あるのはDSとカセット入れくらいか...」

 童貞「おーい!!」

 俺「ん?なんだ?おお童貞じゃねーか!」

 童貞「久しぶりだな!相変わらず気色悪い顔面してんな!」

 俺「お前に言われたくねーよハゲ!つか久しぶりに再会した友人にむかってそれはねーだろ!」

 童貞「はははっ!ゴメン!いやぁお前んちに行こうと思ってたところだったから、ここでお前に会えてちょうど良かったぜ!」

 俺「俺んちに?なんか俺に用か?」

 童貞「まあ...なんだ!大した用では無いんだけどな...俺が高校生の頃、お前に教えてもらったポケモンの情報とか...とにかくそういうの含めて改めて礼を言おうと思ってさ!」

 俺「はぁ?訳わかんねぇーよ!つかそれなら1年前に一緒にポケモン対戦した時にも俺にありがとなって言ってたじゃねぇかよ」

 童貞「まあそうなんだけどさ!お前には感謝してもし切れないっつうか...そういうことだ!ははっ」
 

 
 
 ▼ 4 ースター@べにいろのたま 16/06/27 06:35:33 ID:cAVsiFFM NGネーム登録 NGID登録 報告
楽しみ
支援
 ▼ 5 ガカイロス@ダイブボール 16/06/27 06:42:51 ID:wjHOkG1. [3/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「ワッケわからん...それより今でもポケモンは続けてんのかよ」

 童貞「...おう!つっても最近はサボり気味だけどな!ははっ」

 俺「まったくしょうがない奴だなぁ...お前は!」

 童貞「...なあ俺。もしもジラーチがこの世に存在していたとしたらさ、何を願う?」

 俺「は?いきなりそんなこと言われてもな...うーん」

 俺「ポケモンマスターにしてくれって頼むかな!」

 童貞「他力本願とはお前の為にある言葉だな!」

 俺「あ?悪いかよ!どんな形でもなれればそれでいいんだよ!」

 童貞「...俺もだけどな」ボソッ

 俺「なんか言ったか?」

 童貞「いや何でもねーよ!あっもうこんな時間だ!そろそろ俺は...帰るわ!じゃあな!」

 俺「おう...つか結局今の質問は何だったんだよ!」

 
 童貞「...ジラーチに会ってくる!」ニコッ

 俺「は?おい童貞意味わか...っておい!」
 ▼ 6 リデプス@ミックスオレ 16/06/27 06:43:24 ID:wjHOkG1. [4/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 童貞はそれだけ言い残してこの場を去っていたんだ。

 その後童貞と再会したのは、葬式の日だった。
 
 棺桶の中で安らかに眠っているアイツは何だかとても楽しそうな表情に見えて...死因を考えなければアイツの人生はとても幸福なものだったんだろうなって...そう思い込む事が出来たのに。

 自殺したんだ。うちの近所にある神社の境内の中で...首を吊っていたんだ。

 俺との会話が終わった後に...アイツは...自殺したんだ。
 ▼ 7 ュシュプ@みどりのプレート 16/06/27 06:55:47 ID:wjHOkG1. [5/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 葬式

 俺「...どうしてだよ。どうして...お前...あんなに笑ってたじゃねぇかよ...くそっ...」

 同級生女「あれ?もしかして...俺くん?」

 俺「お前は...若葉か?」

 若葉は高校時代、俺と童貞に優しく接してくれていた唯一の女子だ。若葉の趣味がポケモンだったこともあり、俺達は直ぐに意気投合して、気付けば3人でポケモンをやっている時間が高校生活の大半を締めていた。

 若葉「そうだよ!久しぶりだね...俺くん」

 俺「久しぶりだな...素直に再会を喜べる状況じゃねぇけどな...」

 若葉「うん。童貞くん...私に会いに来た時はあんなに笑顔だったのに...」

 俺「えっ!?若葉のところにも来たのか?」

 ▼ 8 レビィ@はいぶくろ 16/06/27 07:04:13 ID:wjHOkG1. [6/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 若葉「うん...ジラーチに会いに行くって...それだけ言い残して...」

 俺「...そうか。なあジラーチって何なんだよ!アイツは自殺する事を仄めかしてそう言ったってことか!?」

 若葉「...多分...違うんじゃないかな。自殺の暗喩として使えるようなポケモンなら他にいるだろうし...」

 俺「...じゃあ願いを叶えてもらうってことか?それとも死ぬことが願いだとか...」

 若葉「...分かんない。分かんないけど...神社に行ってみれば...なにか分かるんじゃないかな...」

 俺「神社?アイツが自殺した場所に?」

 ▼ 9 エトル@あついいわ 16/06/27 07:08:24 ID:wjHOkG1. [7/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 若葉「うん。だって普通神社の中で自殺するなんて...おかしいでしょ?」

 俺「確かに...てかお前よくそんなことに気が付いたな!」

 若葉「えっ...うん。まあね」

 俺「とにかく神社に行ってみよう!なにか...アイツが自殺したヒントがそこに隠されているかもしれないし」

 若葉「そうだね!」

 ▼ 10 ドキング@いわのジュエル 16/06/27 07:11:11 ID:dpia6k36 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 11 ーシャン@あおいかけら 16/06/27 07:17:53 ID:wjHOkG1. [8/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 神社

 俺「...と着いてみたは良いものの...なんにもねーな」

 若葉「...この木...ここで童貞くんは自殺をはかったんだよね...」

 俺「...ああ。...ジラーチとか訳わかんねぇよ本当」

 『ボクの事呼んだ?』

 俺「そうそう!俺はお前の事を呼んだんだ!...ってえええ!?なに今の声!?若葉?お前か?」

 若葉「えっ!違うよ!俺くんじゃないの?」

 俺「いや俺がこんなハイトーンボイスで喋ってたらおかしいだろ!しかもなんで俺が一人芝居しなきゃいけないんだよ」

 若葉「じゃあ...誰?」

 『ふふっ!こんにちわ!』

 
 ▼ 12 チャモ@ゴッドストーン 16/06/27 07:35:18 ID:wjHOkG1. [9/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 目の前がいきなり閃光に包まれて、俺達は一瞬目が眩んでしまったんだ。
 
 再び俺達の視界が開けた時に...
 俺達は今目の前で何が起こっているのかまったく分からなくなってしまったんだ。
 
 何故なら...

 
 俺「ジ...ジラーチィ!!?」

 若葉「ええええええ!?」

 『ええええええっ!?』

 俺「いやなんでお前まで驚いてんだよ!!」

 『あっ...確かに』

 俺「こいつ馬鹿だな。間違いない」

 若葉「なに?夢?夢なの?」

 『夢じゃないよ!でも夢の世界へは繋がっているよ!』

 
 ▼ 13 ットG2◆FUN.MYCqQs 16/06/27 07:35:54 ID:TosZeZhE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 14 ンパン@きいろビードロ 16/06/27 07:36:17 ID:w6mLetD2 NGネーム登録 NGID登録 報告
今日もハロワですか?
 ▼ 15 ルマッカ@たんけんセット 16/06/27 07:39:52 ID:wjHOkG1. [10/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「帰ろう。幻想だ。きっと疲れてる」

 『もう察し悪すぎだよ!これだからフリーターは』
 
 俺「この状況で全てを理解する人間なんて居ねえよ!馬鹿星!ゴミクズヒトデ以下」

 『破滅の願いで君を粉砕することも出来るってことを理解しておいた方がいいよ?』

 俺「やってみろよ!お星さま(笑)」

 『...サイコキネシス』

 俺「ぎょええええええええ!!!なにこれ浮いてんだけどぉ!?まてまて!!」

 『謝って?』

 俺「すいませんでした!いつもその可愛さで僕はメロメロドッキュンシコシコさせてもらってます!!」

 『...よろしい!』

 若葉「いいんだ...」

 俺「ふうっ助かった...でお前はなんで俺達の前に居るんだよ」

 ▼ 16 ギギアル@ツメのカセキ 16/06/27 07:57:16 ID:wjHOkG1. [11/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 『まあなんというか...僕のお友達からの伝言があって...それで神社に君達が立ち寄ったら伝えてあげないことも無いかなって思ったから』

 俺「こいつ本当ナメ腐ってんな...」

 『...演技が上手だね』ボソッ

 若葉「えっ?」

 『まあとにかく...君達のお友達からの伝言』

 俺、若葉、いきなりごめんな!
 おれさ、実は随分前からポケモン辞めてたんだわ
 でもおれってほら!お前達しか友達居ないじゃん?
 だからきっとポケモンを辞めたおれとなんてお前らはつるんでくれないだろうし
 
 だからずっと続けているフリをしてたんだわ!
 懐古厨を気取ったフリしてたけど...本当は新しい環境のポケモンなんて知らなくてな!

 でも段々嘘をつく自分に嫌気がさして来てさ!
 それに気付けば...俺からポケモンをとったら何にも残らない人生を歩んでいて...

 だけどお前らとの日々が楽しくて仕方なかったのは本当で...だから自殺する前にお前らに礼を言いたかったんだ!俺と仲良くしてくれてありがとな!

 友達で居てくれて、本当にありがとな!
 じゃあな!!
 ▼ 17 ルミル@コンテストパス 16/06/27 08:00:44 ID:wjHOkG1. [12/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
中断します
今日の夜か、都合あわなかったら明日の夜頃にまた書きにきます
 ▼ 18 ノガッサ@いでんしのくさび 16/06/27 08:21:43 ID:wjHOkG1. [13/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>6
ミスった!神社の境内で自殺だった
 ▼ 19 イリュー@こだいのどうか 16/06/27 18:14:43 ID:wjHOkG1. [14/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開
 ▼ 20 ビヨン@かなめいし 16/06/27 18:18:06 ID:9S94m3gw NGネーム登録 NGID登録 報告
一瞬20世紀少年かな?
とも思ったけど違うのか

まあ普通に支援
 ▼ 21 ラピオン@たんけんセット 16/06/27 18:37:32 ID:wjHOkG1. [15/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「...なんだよそれ...」

 『無様だよねぇ!愚鈍で惨めで救いようの無い馬鹿。これだけ罵っても足りないくらいの人生しか歩めなかった男...それが童貞なんだよ』

 俺「...てめぇあんまふざけた事言ってるとぶっ殺すぞ!!」

 『キミが?ボクを?無理無理!!あはっ!だってキミって...ただの人生の敗北者でしょ?現実から目を遠ざけて、ひたすらにポケモンだけの毎日』

 『ポケモンだって中途半端。空の探検隊だって途中で放り投げてさ、キミの好きなポケモンって何だっけ?』

 俺「...ジュプトル」

 『あははっ!キミってさあ結局やり直しの利く事や、いつでもリセット出来る事にしか熱中出来ないんでしょ?』

 俺「......」

 『どうせリセットすればいい。セーブしてるから安心だ。...そんな糞みたいな安堵感に浸ってミニゲームに没頭して...』

 俺「ポケモンはミニゲームなんかじゃねぇよ!!ポケモンは偉大なゲームなんだ!!テメェに...」

 『キミは人生というゲームの中で、ポケモンというミニゲームをしているだけなんだよ』

 

 ▼ 22 グカルゴ@パワーバンド 16/06/27 18:50:16 ID:wjHOkG1. [16/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「......」

 『でもね...キミは童貞よりも優れている』

 俺「はっ?」

 『リセットボタンはどんな理由があろうと、押した時点で敗北者確定なんだよ。でもキミは本質的にはまだ押していないんだ。つまりはキミは優しくいえば及第点なんだよ』

 俺「...こんな人生でも...か?」

 『そうさ。形はどうあれ生きるという合格ラインを越えている時点でキミにはまだ希望があるんだ』

 若葉「待ってよ...じゃ...」

 『キミはまだお呼びじゃないんだ。この会話に口を挟まないでくれるかな?...サイコキネシス』

 若葉「んんっ...」

 
 ▼ 23 馬人◆syamure.DQ 16/06/27 18:51:47 ID:SwXC1RU6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 24 ベルタル@がんせきプレート 16/06/27 18:56:41 ID:ZcwzksCk NGネーム登録 NGID登録 報告
読みやすくて非常に好感が持てますねぇ〜
 ▼ 25 リゴン2@サメハダナイト 16/06/27 19:00:12 ID:G4cP3RRE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジラーチがほどよく黒くて好き
しえんち
 ▼ 26 ガハガネール@ディフェンダー 16/06/27 19:03:24 ID:wjHOkG1. [17/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「若葉!!...おいジラーチ!教えてくれ!童貞は...なんで自殺なんかしたんだ...?」

 『そうやってすぐに結論を求めたがる。結論はそこに至るまでの過程が大事だったりするものなんだよ...まあキミみたいな人間にこんなこと言っても無駄だろうけどね』

 俺「...ああそうだ。俺は結論しか求めない!!だからテメェにもストレートな要求しかしねぇ!」

 『意味不明。要求?』

 俺「ジラーチは願いを叶えてくれるポケモンだ!なら話は早い。童貞を生き返らせろ!」

 『...まあ出来ない事は無いんだけどね。でもさ、ボクも慈悲の心で動いてる訳じゃないんだよ。要求にはそれ相応の代償が必要なんだ』

 俺「...代償」

 ▼ 27 イオーガ@おちゃ 16/06/27 19:04:27 ID:V62uPJuA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スレタイの誤字?かわいい

支援
 ▼ 28 ーバーン@ヨクアタール 16/06/27 19:08:18 ID:2S.4wMhQ NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ホラゲのポケモンの鬼ごっこ思い出した
 ▼ 29 ラージェス@シルバースプレー 16/06/27 19:19:47 ID:wjHOkG1. [18/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 『今さ、ボクの住んでいる世界が崩壊寸前なんだよね。まあ正しくいうとこれからそうなるんだけどさ』

 俺「...それで?」

 『キミはヒーローになるのが昔からの夢なんだよね?だからポケモンマスターを目指していたわけでしょ?』

 俺「俺は今でも目指している!!過去形にするな!」

 『あーはいはい。まあとにかくさ、その世界を救って欲しいんだよね』

 俺「俺が?マジで?」

 『勿論死と隣り合わせの世界だし、セーブはおろか復活すらも出来ない。でもキミとボクの利害は一致していると思うんだ』

 俺「一致してねぇだろ!だってお前は願い叶えるだけで自分の世界が救われるんだぞ!」

 『あのさぁゲームじゃないんだからこっちも叶える際には色々と苦労してるわけ。その辺がやっぱフリーターなんだよねぇ』

 俺「フリーターって言うな。でも...死と隣り合わせ...」

 『死んでるも同然な日々を無駄に過ごすよりも、いっそ死んでしまえばいいんだ。でもそれは意図的にでは無く、目的の中で死ねるならそれは...美しい事だと思う』 
 ▼ 30 ノマダム@とんでもこやし 16/06/27 19:32:45 ID:wjHOkG1. [19/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「美しい..こと..ってお前最初から俺が死ぬ前提の話をしてないか!?」

 『まあ端的に言ってダメ元で頑張れって事だよ』

 俺「なんかムカつくけど...逆にやる気出てきたっつうか..なんつうか...」

 『はっきりしなよ。時間を無駄にするのが癖になってるからキミはいつまでも優柔不断なんだよ』

 俺「お前マジで腹立つな!いいよ!やってやろうじゃねーかよ!!このクソメガネナメクジ」

 『サイコキネシス』

 俺「うばぁぁぁぉぁあごめんなさぁぁぁい!!」

 『じゃ決定だね!明日の12時にこの神社の境内で集合って事で!...若葉さんもちゃんと来るんだよ?』

 若葉「...うん」

 『じゃあまた明日!!ちゃんと寝とくんだよ...油断してると本気で死ぬからね』


 
 ▼ 31 テトプス@むげんのふえ 16/06/27 19:41:52 ID:wjHOkG1. [20/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「行っちまったな...なんかアイツやけに若葉のこと意識してたみたいだけど...もしかして...」

 若葉「えっ...なに?」

 俺「アイツお前の事好きなんじゃねーの?ぷはっ」

 若葉「...あんた童貞でしょ?」

 俺「はぁ?根拠はぁ?根拠はあるんですかぁ?」

 若葉「...存在自体が...そんな感じ」

 俺「お前は俺を怒らせた!!若葉め!許さんぞ!」

 若葉「あははっ!本当俺くんって変わってないのね」

 俺「うるせぇ!俺は高校...いや中学から既に時が止まってるようなもんだぜ!」ニコッ

 若葉「...ふふっ。あはっ!そうね!本当に...」
 ▼ 32 ュバルゴ@たつじんのおび 16/06/27 19:56:30 ID:wjHOkG1. [21/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達に突然起こった非現実的な出来事。

 でも俺はこんな非現実的な出来事でも、今の自分なら大して驚かない自信があったんだ。

 俺にとって自殺というのは...いや死というのは遠い存在だと思っていた。

 でもそれは意外にも身近に存在していて、何事も無かったかのように俺の前を過ぎ去っていった。

 ジラーチの言葉を聞いて、俺は改めて臆病者なんだと実感した。

 童貞の自殺の原因を模索していたのだって、本当は心のどこかで俺のせいでは無いことを確かめたい気持ちがあったんだ。

 でも...俺のせいだった。ジラーチが俺を罵ってくれていなかったら俺は...多分自害していたと思う。

  
 ▼ 33 メラ@エネコのシッポ 16/06/27 20:12:10 ID:wjHOkG1. [22/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺と若葉は神社を後にして、それぞれの家へと帰宅しようと思っていた...だが俺はあることに気付く。

 俺「さて...とりあえず帰りますか!明日本当はバイトなんだけど...しょうがねぇなぁ!童貞の為だ!お得意の仮病といきますかぁ!」

 若葉「もう..好きにすればぁ?」

 俺「そういうお前は明日の仕事どうすんだよ!」

 若葉「へっ!?いやぁ...」

 俺「ああああああああっ!!!」

 若葉「ひぃ!!なによいきなり!」

 俺「ヤベェ...完全に忘れてたわ...」

 若葉「んっ?なにが?」

 俺「オレ...帰るとこねぇじゃん!!」

 若葉「はっ?実家があるじゃないの」
 ▼ 34 ルディオ@きせきのタネ 16/06/27 20:16:24 ID:wjHOkG1. [23/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「それが親と喧嘩してな...立ち入り禁止なんだよ」

 若葉「どうせあんたの自業自得でしょ?」

 俺「まあ...そうなんだけどさ...なあ若葉!!」

 若葉「無理」

 俺「いや俺まだなんも言ってないんすけどぉ!!?」
 
 若葉「無理無理無理」

 俺「...まあそこまで言われちゃあなぁ...」

 若葉「あっでも実家ならいいよ!」

 俺「えっ?お前一人暮らしなの?」

 若葉「うん。実家ならお母さんの了承を得ることが出来れば...」

 俺「おなしゃす!!」

 通話後...

 若葉「いいよって言ってくれた!感謝してよね!」

 ▼ 35 イオーガ@こだわりメガネ 16/06/27 20:17:13 ID:BCt5.q52 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンは八百万の神々や民間伝承の妖怪をモチーフにしていると聞いた事がある
そう考えるとこういう形で本当にポケモンが存在していても違和感はあまりないな

取り敢えず支援
 ▼ 36 リンリキ@こぶしのプレート 16/06/27 20:28:33 ID:wjHOkG1. [24/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「あざーす!!じゃあ俺は若葉の実家にむかうとするか!!サンキューな!」

 若葉「うん!じゃあまた明日...」

 
 若葉の実家でお世話になることになった俺。

 若葉の母ちゃんは凄く優しい人で、こんな俺にでも優しくしてくれた。
 

 その優しさにつけこんで、俺は若葉の部屋に侵入することにしたんだ!!

 俺「くぅ〜♪やっぱ女の部屋ってのはいつの時代も不思議のダンジョンだなぁ!」

 俺「まずは...箪笥!!いやまて...そこはどう考えてもメインディッシュとしてとっておくべきだ!」

 
 ▼ 37 ッコウガ@パワーウエイト 16/06/27 20:36:52 ID:wjHOkG1. [25/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「となると...まずは勉強机だな!前菜としては持ってこいだぜぇ!俺は今...ゲンガーなんだ」ペロペロ

 俺「さてと!まずはここかなぁ?若葉ちゃぁん!」

 俺「んっ?なんだこの紙」



   時は停止した。人類は滅亡した。

   私はきっとそれでも汚物。

   穢れの無い世界は何時も私の外にある。

   キレイハナになりたかった。

   でもそのキッカケは永遠に...

 
 
 ▼ 38 オスバメ@きれいなハネ 16/06/27 20:47:22 ID:wjHOkG1. [26/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「は?ワッケわからん。そんなことより次の引き出しを...」

 タッタッタッ...

 俺「!!?ヤベェ誰か来た!撤退じゃあああ」

 こうして結局机の引き出しに入っていた一枚の紙しか見ることが出来なかった俺。

 まあよく考えたら35歳のオバサンの下着を見ても興奮なんてしないだろうと思って、俺は素直に就寝した。

 そして遂にジラーチとの約束の時間がやってきた。

 
 『遅いよ!今何時だと思ってるわけ?』
 
 
 
 ▼ 39 ロベルト@レンブのみ 16/06/27 21:04:49 ID:wjHOkG1. [27/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「えっ?12時ピッタリなんだけど」

 『あのね、確かにボクは12時集合と言った。でもね?普通、事前に聞いておく事があるからその為の時間を設けるとか、仮にボクが時間前に到着していなかったとしても、心の準備とかそういう時間を設けるって行動が適切だと思うんだ』

 俺「そういうもんなのか?」

 『そうだった。キミは馬鹿の深淵。完全に忘れてたよ!ゴメンね!』

 俺「まてまてまて!馬鹿の深淵なんて聞いたことが無いぞ!」

 『キミの前では無限大に言葉が作れるんだ。罵声を浴びる為にあるような存在だしね!』

 俺「なんか扱いが人間では無くなってきてる気がするんだが...」

 『おおっ!キミにしては察しが良い!キミ達はこれから人間では無くなるんだから』

 俺「人間では無くなる?ワッケわからん...つか若葉が来てねぇじゃねぇか!」
 
 ▼ 40 ンファン@オッカのみ 16/06/27 21:19:58 ID:wjHOkG1. [28/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 若葉「私ならここに居るけど...」

 俺「うわぁ!?ビビったぁ...お前いつからそこに...」

 若葉「さっきからここに居たんだけど」

 『まあそんな茶番は置いといて、最後にもう一度だけ確認するよ?』

 『キミ達は目的を達成するまでこの世界に戻る事は出来ない。そしてもし死んでしまった場合も復活することは2度と無い』

 『それでも...キミ達はボクの住む世界へと飛び込む覚悟はできてるかい?』

 俺「...ああ。もちろんだ!」

 若葉「...うん」

 『分かった。じゃあ目を瞑って星空をイメージするんだ...その星空の中に1つだけオレンジ色の光を放つ星があるはずだよ』

 『その星を見つけたら...人差し指だけを立てて...その星へと標準を定めて...』



 
 ▼ 41 カマル@ノワキのみ 16/06/27 21:28:10 ID:wjHOkG1. [29/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 『さようなら』

 ジラーチがその言葉を口にした途端、俺達の意識がぐちゃぐちゃにかき混ぜられているような感覚に陥った。

 全身の感覚が...どんどん無くなっていって...

 それと同時になにかまた新しい概念が創られているような...

 或いは既存の概念が次々と書き換えられているような...

 そんな...抽象的な...

 チュウショウテキナ...

 
 ▼ 42 レキブル@カムラのみ 16/06/27 21:31:50 ID:x00zadcc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 43 ッギョ@ウッディメール 16/06/27 21:38:09 ID:wjHOkG1. [30/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 意識を取り戻した時には
 俺達は全く見覚えの無い浜辺で倒れていた。

 ??「んんっ...痛てぇ...」

 ??「なんなのぉ...もう」

 二人はお互いの顔を見つめ合った。

 キモリ「......」

 ポッチャマ「......」

       え?

 

 キモリ「ポッチャマァァァォア!!?」

 ポッチャマ「キモリィィァイイイ!!?」

 
 俺達は...ポケモンになっていたんだ!!!
 
 
 ▼ 44 メハダー@カードキー 16/06/27 21:44:13 ID:wjHOkG1. [31/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「ええええええっ!!なんでお前ポッチャマになってんのぉ!?」

 ポッチャマ「いや俺くんこそなんでキモリになってるわけぇ?」

 キモリ「つか待て!ジラーチは一言もポケモンになるとは言ってなかったよなぁ!?」

 ポッチャマ「死ぬとかそういう不吉な事ばっか連呼してたわよねぇ!?」

 キモリ「そうだよ!大体浜辺に落ちるなんて...んっ..あれ?クラブか?」

 ポッチャマ「ええ...多分そうね」

 キモリ「しかも浜辺だよな?」

 ポッチャマ「...ええ」
 ▼ 45 ゴラス@ポイントカード 16/06/27 21:50:00 ID:wjHOkG1. [32/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「これは...おい!朗報だ!この世界楽勝だぞ!」

 ポッチャマ「えっ?なんで?」

 キモリ「だってこれどう考えても不思議のダンジョンだろ?俺ら途中までやってたからさ、ある程度この先の展開分かるじゃん!!」

 ポッチャマ「おお確かに!確か...これからドガース達といざこざが起こるのよね!」

 キモリ「ああそうだ!しかもアイツらはポッチャマが居ればなんとかなる..はず!俺は隅で見てるよ!」

 ポッチャマ「いや待ってよ!俺くんも一緒に戦ってよ!」

 ▼ 46 ワーク@レンブのみ 16/06/27 22:02:49 ID:wjHOkG1. [33/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「ズバット、ドガースって俺、タイプ的に苦しいじゃん?」

 ポッチャマ「ええ?でも序盤だし...何とかなるよ!」

 キモリ「いやお前は良いよなぁ!!等倍で済むじゃんか!!俺は毒喰らってあぼーんですよ」

 ポッチャマ「まあ平気!平気!とにかくここでドガース達が来るのを待ってようよ!」

 キモリ「他人事って恐いね。まあ...それもそうだな!とりあえずここで待つとするかぁ!」

 

 30分後...


 
 キモリ「...来ないね」

 ポッチャマ「そうだね」

 キモリ「進まないねぇ」

 ポッチャマ「そうだね」


 ▼ 47 チニン@こうらのカセキ 16/06/27 22:10:11 ID:wjHOkG1. [34/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 1時間後...

 キモリ「来ませんね」

 ポッチャマ「そうですね」

 キモリ「なんかあったんですかね?」

 ポッチャマ「心配になってきましたね」


 

 キモリ「..ってよく考えたら来るわけねぇじゃん!!あの変な謎の石盤の欠片持ってねぇし!!」

 ポッチャマ「ああ!確かに!!」

 キモリ「あーもー時間無駄にしたじゃねぇか!!」

 ポッチャマ「は?なに?私のせい?俺くんが最初に朗報だ!!とか言ってきたじゃん!」

 キモリ「あーそれ言う?言っちゃうのね!ならこっちも...」


 この先、大丈夫なのだろうか...俺達。

 
 ▼ 48 ロベルト@パークボール 16/06/27 22:13:21 ID:wjHOkG1. [35/35] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここで終了にします!
是非ともこのスレで最後まで楽しんでいってくれれば嬉しいです

また後日書きに来ますので!それでは
 ▼ 49 ンバス@りゅうのウロコ 16/06/27 22:17:01 ID:7zYEXoLc NGネーム登録 NGID登録 報告
意外な展開でしたなあ
支援してますよ
 ▼ 50 ュウ@カシブのみ 16/06/28 16:28:32 ID:LYXqL.V6 [1/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援して下さった方々ありがとうございました
再開
 ▼ 51 ガサーナイト@シャドーメール 16/06/28 16:53:14 ID:LYXqL.V6 [2/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「まあここで不毛な争いをしていても意味はないと思うぜ!」キリッ

 ポッチャマ「開始早々腹立つわね。まあでも...それは同意見よ」

 キモリ「てなわけで、すぐ傍にある"かいがんのどうくつ"に入ってみようぜ!もしかしたらドガース達居るかもしれねぇしな」

 ポッチャマ「そうね。序盤だしこのまま入っても問題無さそうだし」

 キモリ「じゃ行くか!」


 この時の俺はまだ知らなかった。
 
 ジラーチは何故あんなにも"危険な世界"ということを念押しして忠告していたのだろうか?

 この洞窟に入るまでは理解出来ていなかったんだ。

 "代償"人を生き返らせる事がいかに大それた事なのか、それすらも俺は理解出来ていなかった。

 
 ▼ 52 スキッパ@シャラサブレ 16/06/28 17:06:52 ID:LYXqL.V6 [3/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 かいがんのどうくつ

 キモリ「なんか...思ったより薄暗いな。なんかゲームだとすげぇ明るかったイメージなんだけどな」

 ポッチャマ「そうね...なんだか不気味な雰囲気ね」

 キモリ「とりあえず気をつけて進もうぜ!」

 
 俺達はとにかく洞窟の奥へと進んでいった。
 
 てっきり階段を降りて地下へと向かうことになるのかと思っていたのだが、どうも階段らしきものは何時まで経っても見当たらず、一本道がただひたすら続いていた。


 
 ▼ 53 ギアル@リピートボール 16/06/28 17:34:25 ID:LYXqL.V6 [4/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「敵が現れねぇなぁ!こっちとしてはありがたいんだけどさ、こうも静かだと逆に怖いな」

 ポッチャマ「ええ...そ...」

 突然、若葉の身体に激痛が走る。
 岩をみぞおちに投げつけられたかのような痛みに若葉は堪えきれず、倒れこんでしまった。

 ポッチャマ「う"う"わ"...な..に"...」

 キモリ「若葉!!大丈夫か!?」

 サニーゴ「デテイケ...」

 キモリ「!?てめぇか!...サニーゴ?」

 サニーゴ「デテイケ...デテイケ...」

 キモリ「うわぁ気持ちわりぃ!何なんだよこいつ!す...すいとる!...あれ?何も起こらん」

 キモリ「...え...」

 なあ?跳梁跋扈って言葉を聞いた時にポケダンをやったことのある人間ならモンスターハウスを想像するだろ?

 俺もそうだ。
 けどな、この世界に来れば分かるよ。
 分かるんだよ...
 
 ▼ 54 ンリキー@ミックスオレ 16/06/28 17:57:18 ID:LYXqL.V6 [5/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カブト「デテイケ...」 シェルダー「キエロ...」

 ??「デテイケ...」 ??「デテイケ...」

 蠢いている。至るところに影が蠢いている。

 おぞましい声が洞窟の中に響き渡っている。

 ポッチャマ「な"に...な"んな...の?」

 キモリ「こ...ここはかいがんのどうくつじゃねぇのかよ!!...序盤じゃ...ねぇのかよ」

 カブト「デテイケ!!」

 俺の右腕はカブトの爪によって、切り裂かれた。

 切り裂かれた部分から緑色の液体がドバドバと溢れでる。
 
 キモリ「う"う"あ"あ"ぁ...ああ」

 苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。

        『10万ボルト』

 
 ▼ 55 イバニラ@タイマーボール 16/06/28 18:08:24 ID:xKpYNGu2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 56 ラセクト@しあわせタマゴ 16/06/28 18:19:47 ID:LYXqL.V6 [6/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 電撃が辺り一面の敵を牽制し、それに怯えた周りの敵達は洞窟の奥へと逃げていった。

 『苦しいでしょ?俺くん、若葉ちゃん』

 キモリ「..ジラーチ...」

 若葉「...ッ」

 若葉はあまりの激痛に気絶してしまった。

 『キミ達の選んだ道はこういう道なんだ』

 『序盤?何を寝惚けたことを言ってるんだい?ボクがいつこの世界で安堵していいと許可した?』

 
 ▼ 57 イリキー@やすらぎのすず 16/06/28 18:48:12 ID:LYXqL.V6 [7/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「...安堵するな...とも..言わな..かっ..」

 『言葉の裏を読み取れよ。危険だと何度も忠告したよね?安心する余裕が無いことくらい分かれよ』

 キモリ「......」

 『キミが今必死に守っている自分の命は凄く重いモノに感じるだろ?』

 キモリ「...重いよ...死にかけて...それが分かった...」
 
 『命って重いんだよ。それなのにキミはボクに易々とお願いしたんだ。"童貞を生き返らせろ"ってね』

 キモリ「......」

 『...もういいやぁ!なんか飽きちゃったし、特別に元の世界に戻してあげるから、それボクにお願いして!』

 キモリ「待てよ...」


 
 ▼ 58 ルキア@ノーマルジュエル 16/06/28 19:08:56 ID:LYXqL.V6 [8/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 『...なんだい?』

 キモリ「...もう..油断はしねぇ...だからまだ..戻さないでくれ...」

 『...もう分かったでしょ?キミ達じゃ..』

 キモリ「...俺は命の重さを..分かった..んだ!だから...」

 キモリ「童貞に..説教してやんなきゃいけなく..なった」

 『......ふふっそっか!ならまあ頑張りなよ!』

 キモリ「...おう」

 『..あっこれさ、浜辺に捨ててあったゴミなんだけど、こういうのボク一番許せないから代わりにキミが預かってよ。ゴミにはゴミがお似合いだからね!』

 ジラーチはリュックサックを2つ地面に投げつけた。

 『じゃ精々頑張りなよ!』

 ジラーチは閃光に包まれ、その後消え去った。

 
 ▼ 59 ニューラ@エルレイドナイト 16/06/28 19:38:52 ID:LYXqL.V6 [9/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ジラーチがくれたリュックの中には、オレンの実が大量に入っていた。

 アイツの事は正直好きじゃないけど、アイツにはこの短期間にたくさんのことを教わったような気がする。

 呆気なくスタートダッシュに失敗した俺達。
 
 前途多難だろうけれど、絶対に諦めたくないって今日、生まれて初めて思った。

 それは罪滅ぼしの為って気持ちもあるけど、ジラーチから教わったことを、童貞にも教えてあげなくちゃいけないという新たな目標を見つけたんだ!

 だから...俺は諦めない!
 
 
 ▼ 60 ストダス@きんのたま 16/06/28 19:43:55 ID:LYXqL.V6 [10/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一旦中止
21時頃再開します
 ▼ 61 ッポウオ@ガルーラナイト 16/06/28 21:25:31 ID:LYXqL.V6 [11/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開
 ▼ 62 シコ@ともだちてちょう 16/06/28 21:46:48 ID:LYXqL.V6 [12/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺は気絶した若葉をおぶって...いやカッコつけるのはよそう。引き摺って浜辺へと撤退した。

 オレンの実って凄いのな!食べると身体の傷が癒えて、あっという間に元気になるんだ!

 ...カブトとサニーゴ相手に一方的にボコられて、その上ジラーチに説教されて、自分の雑魚さを突き付けられた後に食べるオレンの実の味は格別だなぁ!!

 と下らんことを考えているうちに若葉は意識を取り戻した。

 ポッチャマ「んんっ...」

 キモリ「おっ!やっと起きたか!」

 ポッチャマ「俺くん..?あれっ?敵は?」

 キモリ「お前覚えてねぇのか?」

 ポッチャマ「うん..サニーゴにたいあたりをくらったのは覚えているけど..そこから意識が朦朧としてて..」

 キモリ「ああその後俺が全部倒しておいたぞ」

 ▼ 63 ガルデ@せいれいプレート 16/06/28 21:58:12 ID:LYXqL.V6 [13/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ポッチャマ「え?俺くんが!スゴい!ありがと!!」

 キモリ「礼を言われるほどのことじゃねぇだろ?俺達は仲間なんだから当然だろ?」

 ポッチャマ「俺くん...変わったね!ちょっと尊敬するかも...」

 キモリ「ふっ...ありがとよ!」

 俺達の旅は多分、まだ始まっていなかったんだ。

 何故そう思うのかって?それは...

 
 ??「あー!!ピカのすけ!大変だぁ!あそこに傷付いているポケモンが居るよぉ!?」

 ??(本当だ...キモリとポッチャマだ...様子を見に行こう) 
 
 
 ▼ 64 リゲイツ@まんたんのくすり 16/06/28 21:58:35 ID:2TkuxbjY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
後方支援
 ▼ 65 ビビール@ガルーラナイト 16/06/28 22:13:00 ID:LYXqL.V6 [14/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

      \ おーい!! /

 浜辺での出会い。きっとここから...

 キモリ「んっ?なんだ?」

 ポッチャマ「えっとぉピカチュウと...ヒトカゲ」

 ヒトカゲ「はぁはぁ...君たち大丈夫?怪我してるみたいだけど...」

 ピカのすけ(......)

 キモリ「え?まあオレンの実は食べたから...平気だけど」

 ヒトカゲ「ダメだよ!傷口は塞がってないんだから、ちゃんと手当てしないと!」

 ポッチャマ「えっとぉ...君たちは誰なのぉ?」

 ヒトカゲ「ハッ!申し遅れましたぁ!はっ..ハズカシイ...そのぉち..チームピカカゲという探検隊を結成している...ギルドの見習いのヒトカゲとも..申します!」

 ピカのすけ(ピカのすけと言います)

       
       冒険が始まる。

 ▼ 66 オッキー@ポロックキット 16/06/28 22:29:01 ID:LYXqL.V6 [15/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 第一章 ピカのすけとヒトカゲ

 俺達はお互いに挨拶を交わした後、二人がお世話になっているというギルドへ向かうことになった。

 ギルドと聞いて俺はある予想をしていた。
 がしかし、恐ろしいくらいにその予想はことごとく外れていった。

 ヒトカゲ「お..親方様ぁ!えと..たっ只今帰りました!」

 親方「二人ともお帰り!...あれ?後ろの二人はだぁれぇ?」

 キモリ「ど..どうも!はじめまして。俺と申します...」

 ポッチャマ「はじめまして..若葉と申します..」

 親方「おお!俺くんと若葉ちゃん!お帰りぃ!」

 ヒトカゲ「えっ?親方様の知り合いなんですかぁ?」

 親方「え?違うよ」

 ズコォォォオ!!...
 
 ▼ 67 ラードン@あおいビードロ 16/06/28 22:38:42 ID:LYXqL.V6 [16/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 
 キモリ「(なぁ若葉。ギルドって聞いて、俺は親方はプクリンの予想をたてていたんだが...)」

 ポッチャマ「(うん...私もだよ。喋り方とかプクリンにそっくりだけどさぁ...見た目は...)」

    ケッキング...。

 親方「あははっ♪そうなんだー!じゃあここで治療した方がいいね!」

 ヒトカゲ「ありがとうございます!良かったね!俺くん、若葉ちゃん!」

 
 キモリ「あ..あざっす」(怖ええよ..)

 ポッチャマ「ありがとうございます..」(怖い..)

 
 ▼ 68 グレー@ポフィンケース 16/06/28 22:54:04 ID:LYXqL.V6 [17/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ギルドの造り自体は同じなのに、ポケモンだけが全く異なっていて、しかも何故か名前はプクリンギルドだし...もう訳が分からない。

 まあ考えても答えが出ることは無いだろうし、とりあえず俺達は考えることをやめた。

 今、俺達はピカのすけとヒトカゲの部屋でラッキーに治療を受けている真っ最中だ。

 ラッキー「まぁ!俺さんが一人でそのポケモンの群れをやっつけたんですかぁ♪勇敢な方なのですねぇ」

 ポッチャマ「そうなんですよぉ!私、俺くんに助けられちゃって...だけどこんな大きな怪我しちゃって...ごめんね..俺くん」

 キモリ「いやぁ..大したことは..」

 色んな意味で節々が痛い。

 ピカのすけ(...スゴいな)

 いやお前基本無口のクセに今、喋ってんじゃねーよ。
 
 ヒトカゲ「凄いです!尊敬しちゃいます!」

 もうやめてくれ。


 
 ▼ 69 チャモ@すいせいのかけら 16/06/28 22:57:30 ID:LYXqL.V6 [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>68
ミス
 ラッキーの治療を受けているでした。

 ▼ 70 ルビル@メンバーズカード 16/06/28 23:00:39 ID:LYXqL.V6 [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでにします
明日の夕方か夜にまた書きに来ます
それでは!
 ▼ 71 カのすけ 16/06/29 19:14:42 ID:Uu9/kfsE [1/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ありがとうございます
再開
 ▼ 72 カのすけ 16/06/29 19:35:10 ID:Uu9/kfsE [2/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ラッキーに治療してもらった後、俺達は再び冒険を再開しようと考えていたのだが、ギルドメンバーの集会が夕方にあるとのことなので、特別に参加させてもらえることになった。

 親方の部屋の前でメンバーが集まるのを30分ほど待っていたのだが、どうにも集まりが悪く、結局その5分後に到着したフワライドとワンリキーとオニスズメ、そして俺達4人と親方だけで集会が行われることになった。

 オニスズメ「まったく!他のギルドメンバーはなに考えてるんだ!!親方様の優しさにつけこんで...」

 ワンリキー「まあまあ!実質自由参加みたいなもんだしさ、しょうがないって!」

 フワライド「……あやしいかぜ...ぶつける」

 ワンリキー「まあまあフワライドもそう怒んなって!」

 
 キモリ「……緩いな…とことん緩い」

 ポッチャマ「まあそうね…なんかこうテキパキと働いてる印象だったのに……ギルドって」

 ヒトカゲ「やる時はやる先輩達なんだよぉ?でも普段は結構怠けがちだね」

 キモリ「それでいいのか…それで」
 ▼ 73 ピアー@ねばりのかぎづめ 16/06/29 19:43:29 ID:iFt.PLoE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援する

とりあえず黙ってこのうらる先を見てみよう

http://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=328370
 ▼ 74 カのすけ 16/06/29 19:48:12 ID:Uu9/kfsE [3/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オニスズメ「……あっそういえばそこのお前!」

 キモリ「おれ?」

 オニスズメ「ああ!お前だ!それとそこのお前!」

 ポッチャマ「私ですか?」

 オニスズメ「ああ。お前らは今日このギルドに入隊したと聞いたが……どうして先輩の俺らに挨拶しないんだ?」

          は?

 オニスズメ「普通新人から先輩に挨拶しに来るもんだろうがぁ!舐めとんのかぃ!!おおん?」

 ワンリキー「まあまあ!新人なんだからそうキツく当たんなって!な?」

 キモリ「いやちょっと待て!俺らがいつ……」

 親方部屋の扉が開いた。

 親方「おお!みんな集まってどうしたのぉ?」

 フワライド「……集会……今日…夕方…言ってた」

 親方「おお!そういえばそうだったねぇ!忘れてた!」

 ワンリキー「そうだろうと思ったぜ!!」

 
 ▼ 75 カのすけ 16/06/29 19:54:16 ID:Uu9/kfsE [4/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>73
ああコテハン急につけたから成り済ましじゃないかって事ですか?惑わせてしまったのなら申し訳ない

正真正銘の投稿者本人です
一言もなしにコテハンつけたのは僕の考えが浅はかでしたね

ピカのすけでこれからやっていきます
 ▼ 76 イタラン@ジャポのみ 16/06/29 19:55:31 ID:iFt.PLoE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>75
いやそうではなく

トリップを付けなさいと言う意味
 ▼ 77 カのすけ 16/06/29 20:09:55 ID:Uu9/kfsE [5/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 親方「あはは!ごめんごめん♪ずっとも♪ずっとも♪」

 キモリ「いや古っ!!ズットモなんて久々に聞いたわ」

 オニスズメ「…貴方がそんなんだからここのギルドメンバーは怠慢しがちなのです!メンバーの模範となる行動をすべきですよ!親方様」

 親方「あはは!ずっとも♪ずっとも♪」

 キモリ「…って!そんなことよりなんで俺らが勝手にギルドに入隊したことになってんだよ!!」

 親方「えっ?だってピカのすけ達のずっともなんでしょ?だから入隊するってことでしょ?」

 キモリ「ワッケわからん。ズットモ=入隊って思考なのかお前は」

 オニスズメ「おい新人!てめぇ新人のクセに生意気だぞコラァ!俺がその気になればてめぇをここで…」

 ワンリキー「まあまあ!新人なんだから!」

 ピカのすけ(茶番はいい。親方…本題に入ってくれ)

 キモリ「いやお前いたのかよっ!」

 ▼ 78 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/06/29 20:15:13 ID:Uu9/kfsE [6/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>76
なるほど!恥ずかしい
つけました!忠告ありがとうございます!
 ▼ 79 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/06/29 20:35:09 ID:Uu9/kfsE [7/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 親方「あっうん!あのね、大したことじゃないんだけど…つい先日、他所のギルドから宣戦布告されたんだぁ!でその内容が…来週プクリンギルドを潰しに行きます。ブイズギルドって手紙が送られてきたんだぁ!」

 キモリ「大したことあるわ!!むしろ重大だよ!!」

 ワンリキー「なんだよぉ!そんなことかよ!安心したぜ」

 キモリ「お前頭イカれてんのか」

 フワライド「あやしいかぜ…うちまくる…」

 キモリ「お前の発言によってほんとに大したことないように感じるのが恐いわ」

 オニスズメ「重大なことですよ!親方!警備隊と攻撃隊を予め決めておく必要がありますから」

 キモリ「まともなヤツがいて良かった」

 オニスズメ「あ"あ?てめぇ口の聞き方には気を付けろ糞新人!!つばめがえすぞゴラァ」

 キモリ「前言撤回」

 皆の話し合い?の最中に、突然騒々しい足音が上の階から聞こえてきた。
 ▼ 80 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/06/29 20:59:21 ID:Uu9/kfsE [8/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 \\お..おやかたさまぁ!!//

 親方「んっ?みんなどうし…たの…?」

 そこには、全身傷だらけのポケモンが何匹もいた。
 
 複数いるポケモンの中でも、特にラッタに至っては身体中血まみれであり、自分の左腕と尻尾を右腕に抱えている状態である。

 ポッチャマ「きゃあああ……」

 ハクリュー「親方様……すいません。任務を失敗し…」

 親方「そんなことはどうでもいい!!ラッタ!大丈夫かい?…オニスズメ!ラッキーを呼んできて!」

 オニスズメ「は…はい!」

 ラッタ「おれは大丈夫っすよ!それより申し訳ねぇ……くっ」

 ワンリキー「お前ら…いったいなにが…」

 キレイハナ「……」

 ニドリーナ「……」

 ファイヤー「……」

 
 ▼ 81 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/06/29 21:26:40 ID:Uu9/kfsE [9/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オニスズメがラッキーを連れてきた時には、ラッタは既に気絶してしまっていた。

 ラッキーはラッタを自室へと運び、そこで治療を行っている。

 他のポケモン達に関しては、ヒトカゲが冷蔵室からオボンの実を取ってきて、怪我をしているポケモン達に配った。

 そして今回の事情をハクリューから聞いている最中である。

 
 ハクリュー「……油断してしまいました。ユクシーからの依頼で本日も焦土のほこらにて警備をおこなっていたのですが…」

 ハクリュー「突然我々の目の前に、あるポケモンが現れまして…そのポケモンは我々が攻撃体勢に入る前に
、迅速な攻撃を仕掛けてきました」

 ハクリュー「それに対して我々は反撃することが出来ず、結局全滅してしまい……その……焦土を奪われてしまいました」

 ワンリキー「う…嘘だろ…?」

 オニスズメ「お前ら!なんてことを…」

 親方「済んだことはしょうがないよ。でも…焦土に関しては奪い返すしかないよね」

 親方「それと…あるポケモンとは…誰なんだい?」

 ハクリュー「はい。そのポケモンの名は……」

  
 ▼ 82 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/06/29 21:47:06 ID:Uu9/kfsE [10/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ハクリュー「…ジュプトルです」

 
 その名前を聞いた時、俺の身体は嫌でも反応した。

 ジュプトル……俺はこのポケモンが大好きだ。
 ポケダンを始める前から大好きなポケモン。

 だから俺はジュプトルがポケダンで現れて、そして主人公の元パートナーだと知った時は歓喜した。

 俺は自分の名前を主人公につけていたから、ジュプトルに自分の名前を呼ばれる度に、携帯でそれを撮影したりと、とにかく幸せを感じていたんだ。

 でも……ジュプトルは……ヨノワールと一緒に闇の世界へと……。

 俺はそのシーンでDSの電源を消した。あまりのショックに3日間学校を休んだし、その3日間で使用したティッシュの枚数をこの先上回ることは未来永劫無いと思う。

 俺は今でもあの瞬間を覚えている。

 "もし俺がポケダンの世界へと行けるなら、俺は必ずジュプトルを救う"と心に誓いながらポケモンパンを泣きながらかじっていたあの時のことを……。

       
        だから……!!

 

 
 ▼ 83 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/06/29 22:13:53 ID:Uu9/kfsE [11/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 
 キモリ「ジュプトルは…本当は良いヤツなんだよ!!」

 オニスズメ「は?いきなりどうした新人」

 キモリ「これから現れるヨノワールってポケモンが本当は悪いヤツで……そいつの陰謀を食い止める為に、ジュプトルは刻苦精進しているんだ!!だから…」

 ハクリュー「だしぬけになにを言っておられるのです?我々のこの様をご覧になって…ジュプトルは善人だと申すのですか?そもそも貴方は誰なのです?」

 キモリ「誰だっていいよ!!それはジュプトルの行動の邪魔をしたからだ!どうせジュプトルの発言を聞いたところで…お前らは信じないだろ?」

 ハクリュー「ジュプトルは無抵抗な我々に不意討ちを仕掛けてきたのです。話し合いの機会はありませんでした」

 キモリ「だからそれはどうせ言っても信じないだろうと思ってジュプトルは…」

 ハクリュー「じゃあ仮に、ジュプトルと我々が話し合いを行って、それで我々はジュプトルの発言を信用しなかったとしましょう。……なぜ信用しないのか分かりますか?」

 キモリ「は?」

 ハクリュー「我々とジュプトルには面識がありません。そんな関係で突拍子も無い事をだしぬけに言われたとして、貴方はその言葉を信じることができるのでしょうか?」

 キモリ「だからぁ!そう思ったから…ジュ」

 ハクリュー「貴方と私は今話した状況と同じなのです」

 キモリ「……俺の言葉を信用できないってことか?」

  
 ▼ 84 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/06/29 22:31:49 ID:Uu9/kfsE [12/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ハクリュー「当然です。憶測で話すのは気が引けるのですが…貴方はキモリですよね?」 

 キモリ「…だからどうした」

 ハクリュー「ジュプトルと近い関係にあるポケモンと思われても仕方の無い貴方が、ジュプトルをまるで庇っているかのような発言…そしてこのタイミングで私と貴方は初めてお会いしました」

 ハクリュー「信用以前に、貴方は容疑者との繋がりがあるのでは無いかと疑わざるおえません」

 ポッチャマ「俺くん!一旦落ち着こ?ね?」

 キモリ「……くそっ…」

 親方「…明確な証拠となるものが無い以上、憶測だけで行動するわけにもいかない。だけど野放しにしておくわけにも…だから!しばらくチームピカカゲが俺と若葉のことを監視することぉ!分かったぁ?」

 ヒトカゲ「えっ?あっはい!」

 ピカのすけ(はい)

 親方「それからぁ…オニスズメとハクリューは後で僕の部屋に来て!……ってことで解散!」

  
 ▼ 85 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/06/29 22:41:25 ID:Uu9/kfsE [13/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでにします!
支援ありがとうございます

次回の投稿は明日の23時以降を予定しています…が
保険をかけると、確定ではありませんのでその場合は
…申し訳ない!次の投稿予定日だけ書きに来ます

それでは!
 ▼ 86 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/01 01:04:08 ID:XcRFF05I [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
申し訳ないのですが、今日は投稿できなくなってしまいました

明日の夜中に書きに来ます。その時はよろしくお願いします
 ▼ 87 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/01 07:19:29 ID:XcRFF05I [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>84
ヤバイ重大なミスを発見した
疑わざるおえません×
疑わざるを得ません○
訂正
 ▼ 88 リアドス@キラキラメール 16/07/01 09:18:26 ID:WlOsJ/Zs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!!!!
 ▼ 89 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/02 01:07:35 ID:/hhjOb26 [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お待たせしました!
再開
 ▼ 90 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/02 01:45:57 ID:/hhjOb26 [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 突然の出来事……ジュプトルの強襲。
 
 俺はジュプトルの行動の意図が分かっているから、今すぐにでもジュプトルと共闘し、ヨノワールを倒したいと思う気持ちが抑えきれない。

 その気持ちが逸るばかりについ、ハクリューに噛み付いてしまったことは認める。

 ハクリューからしたら不愉快でしかないのも分かる。
 
 ……ハクリューはこう言った。

  我々とジュプトルには面識がありません。そんな関係で突拍子も無い事をだしぬけに言われたとして、貴方はその言葉を信じることができるのでしょうか?

 この発言はジュプトルを対象としての発言というよりは、どちらかというと俺を対象とした発言だ。

 なら話は早い!ハクリューとの信頼関係を築くことが出来れば、俺の言葉をハクリューはきっと信じてくれる筈だ!
 
 ジュプトル……1人で辛いよな。待っててくれよ!
 必ず迎えに行くからさ!

 
 
 ▼ 91 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/02 02:01:14 ID:/hhjOb26 [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 
 ピカカゲと共に行動することになった俺達。

 親方は俺達のことをギルドメンバーとして扱ってくれた。……まあケッキングが勝手にギルドメンバーにしたんだけどな。

 まあでも食堂でリンゴをご馳走になったり、親方が探検隊バッチを贈呈してくれたりと、無一文な俺達としてはとてもありがたい。

 そうこうしているうちに夜になった。
 
 ピカカゲの部屋で俺達は一緒に寝ることとなったのだが、これが全く眠れないんだ。

 気持ちの動揺から?そうだなぁむしろそういうものに浸りながら眠れぬ静かな夜を過ごしたかったよ…

 

 

 
 ▼ 92 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/02 02:14:56 ID:/hhjOb26 [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ピカカゲの部屋

 ファイヤー「ぶわぁふぉほほほほ!!!お主やりおるわい!!ぶわぁふぉほほほほ!!!」

 ワンリキー「は…腹痛てぇはははっ!!!やっぱお前はなんかよくわかんないけどなにかを持っていると俺は確信…はははっ!!チョ…もう無理はははっ!!」

 キモリ「……」

 若葉「もう…だから言ったのにぃ…俺くんのバカ」

 ラッタ「イシシシシッ!!わ…笑いすぎてまた尻尾取れそ…イシシシッ!!」

 ヒトカゲ「俺くんは一生懸命考えてたんだよぉ?だからみんなそんな笑っちゃダメだよぉ!…プッ」

 フワライド「ンゴォォォ…ンゴォォォ…」

 キモリ「おいてめぇらいい加減にしろ。俺は眠いんだよ」

  
 ▼ 93 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/02 02:24:27 ID:/hhjOb26 [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ワンリキー「はははっ!ダメもう無理wwwお前もうしゃべんなwww」

 キモリ「おいてめぇなに草生やしてんだよ」

 ファイヤー「ぶわぁふぉほほほほ!!ぶわぁふぉほほほほ!!」

 キモリ「なんだその笑い方。最後のほの余韻が腹立つわ」

 ヒトカゲ「プッ…だからぁ…プッ…みんなダメだって!!…プッハ」

 キモリ「お前が一番ムカつくわ!」 

 ワンリキー「で……ほまへの…ちーむ…名は…なんだったっけ?www」

 キモリ「だから何度も言わせんなよ!」

  
 ▼ 94 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/02 02:35:18 ID:/hhjOb26 [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺「おれと若葉は今日から探検隊を結成した!だからその探検隊にチーム名をつけた!何か文句あるか?」

 ワンリキー「べつにwwwなにもwwwでちひむ名はwwwなんらったけぇ?www」

 俺「童貞を救う為に、俺達は空へと願った―諦めないズ―」

 ワンリキー「wwwwwさすがっすwwwさすがっすwwwwもう腹がもたんwww」

 ファイヤー「ぶわぁふぉほほほほ!!ぶわぁふぉほほほほ!!」

 ラッタ「イシシシッ!!誰も依頼しねぇよそんなチーム」

 ヒトカゲ「プッハハ!!」

 フワライド「ンゴォォォ…ンゴォォォ…」

      眠れない。最悪だ。

 ▼ 95 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/02 02:48:09 ID:/hhjOb26 [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 まあ散々にコケにされたわけだが、何だかんだでギルドメンバーとも打ち解けあえたような気がする。

 今んとこ一切冒険をしていない俺達。

 だけど遂に童貞を救う為に、俺達は空へと願った―諦めないズ―の初陣となる日が訪れた。

 まあピカカゲも一緒だからチームの初陣と呼べるかはわからんが、それでもようやく不思議のダンジョンへの冒険が始まるんだ!!    

 
 ▼ 96 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/02 02:50:08 ID:/hhjOb26 [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまで
まとめて書けなくて申し訳ない

明後日からまとめて書いていこうと思ってます
それでは!!
 ▼ 97 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 10:28:31 ID:ZN3qw92Y [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開
 ▼ 98 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 10:46:56 ID:ZN3qw92Y [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ピカカゲの部屋

 キモリ「ふぁわ…ねっむ。もう朝かよ…」

 ポッチャマ「おはよー!まああれだけ夜更かししてたらねぇ…でも今日からギルドメンバーとしての仕事が始まるんだから…気抜いてちゃダメだよ?」

 キモリ「わかってるよ。確かデルビルを捕まえるんだっけ?俺は正直行きたくない……タイプ相性悪すぎ」

 ポッチャマ「でもピカカゲも一緒だし、私も居るから前みたいにはならないと思うよ?」

 キモリ「お前はたいあたり一撃で……まあどのみち経験積まないといけないしなぁ」

 ポッチャマ「そうそう!」

 ピカチュウ(…おはよう)

 ヒトカゲ「ん…おはよう。みんなもう起きてたんだぁ…」

 キモリ「おう!おはよ!今日の現場って黒い森?って名前だったよな確か」

 ピカチュウ(ああ。そうだ。主に悪タイプのポケモンが生息している)

 ヒトカゲ「黒い森って聞くと怖いイメージを持つかもしれないけど、実際は大して敵も強くないし、俺くんなら余裕だと思うよ?」

 キモリ「…おっ…おお…任せとけ…」

 ▼ 99 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 11:10:31 ID:ZN3qw92Y [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 黒い森

 キモリ「さてと!じゃあ奥へと行きますか!」

 ポッチャマ「うん!」

 ピカチュウ(…10まんボルト)

 ピカチュウは俺の横側へと電撃を放った。
 横側にいたポチエナに直撃、ポチエナは気絶した。

 ヒトカゲ「だいもんじ!!」

 ヒトカゲは若葉の横側へと炎を放った。
 横側にいたポチエナに直撃。ポチエナは気絶した。

 キモリ「うげぇええええ!!?コイツら…いつの間に…」

 ポッチャマ「あっありがとぉ…」

 ピカチュウ(お前ら気が抜けているぞ。常に周囲への警戒を怠るな)

 キモリ「わ..悪い。んっ?なんかよく分かんないんだけどさ、今のでなんか強くなった気がする」

 ピカチュウ(ん?当たり前だろ。敵を倒したんだから)


  
 ▼ 100 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 11:12:00 ID:ZN3qw92Y [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「……理屈はわかんねぇけど…ってまたポチエナか!すいとる!!」

 背後から忍び寄ってきたポチエナにむかって俺は手を触れ、すいとるを唱えた。

 ポチエナは少し干からびた。

 ポチエナ「…キエロ…キエロ!!」

 ポッチャマ「あわ!!」
 ポチエナは俺に噛み付こうとした。が若葉が直ぐ様口から泡を発した。ポチエナの態勢が崩れた。

 ピカチュウ(でんこうせっか)

 ピカチュウは目にも止まらぬ早さでポチエナへと突っ込む。
 ポチエナは気絶した。

 キモリ「つ…使えた!なんか使えるような気がしたんだ!」

 ポッチャマ「私も!!」

 ピカチュウ(お前達は素人か?そんなの当たり前だろ……まあいい。早く奥へと進むぞ)

 ▼ 101 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 11:36:56 ID:ZN3qw92Y [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達はその後も出現する敵を倒しては進み、空腹を感じたらリンゴを食べるなどして、目的地へとむかった。

 目的地は黒い森の最深部

 そして1時間程で最深部へとたどり着いた。

 黒い森 最深部

 キモリ「結構歩いたな…。つか以前より敵の攻撃を受けてもそれほど痛みを感じなくなったわ」

 ポッチャマ「だね!噛みつかれた部分は正直酷く痛むけど……たいあたりに関しては平気になった!」

 ピカチュウ(無駄話をするな。……目の前をよく見ろ……デルビルが居るぞ)

 デルビル「…てめぇらは誰だ?何しにきた?」

 ピカチュウ(チームピカカゲだ。お前を逮捕しにきた)

 デルビル「…逮捕ねぇ…てめぇんとこのショップを少し荒らしただけなんだけどさ、なんか問題でもあんの?」

 ピカチュウ(問題でしかない。窃盗は犯罪だ)

 デルビル「ふーん。てめぇら村人の考えはよくわかんねぇわ…」

 ピカチュウはでんこうせっかを繰り出し、デルビルの眼前へと瞬時に移動した。
 ▼ 102 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 11:41:33 ID:ZN3qw92Y [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ピカチュウ(お前達は疎外されている理由を分かっていない。いや…分かろうとしていない。それでは和解など出来るわけもなく、協定など永遠に結べない)

 デルビル「協定なんて結ぶ必要はないんだが…言わせてもらえばてめぇらも分かってねぇんだよ!!」

 デルビルは悪の波動を周囲へと放とうと試みた。
 がその前にピカチュウのねこだましによって怯んでしまった。

 デルビル「...んん」

 ポッチャマ「あわ!!」

 デルビルにむかってポッチャマは泡を放った。

 しかしデルビルは直ぐ様回避した。
 その後、直ぐにデルビルはかえんほうしゃを俺にむけて放射した。

 ヒトカゲは俺の前に立ち、かえんほうしゃを請け負った。

 ヒトカゲ「やっぱ……わかりあえないよね」

 キモリ「ヒトカゲ!?大丈夫か?」

 ヒトカゲ「うん!炎タイプだからねぇ!」

 
 ▼ 103 ロアーク@いのちのたま 16/07/03 20:24:06 ID:Y3dCLiO2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
見てる
 ▼ 104 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:23:43 ID:ZN3qw92Y [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 デルビル「てめぇらと和解なんて未来永劫ねえんだよ。悪の波動!!!」

 ピカチュウ(……10万ボルト…)

 デルビルの周囲に悪の波動が広がる。
 ピカチュウと俺の身体に衝撃波がヒット。
 
 俺「うばぁぁ…痛てぇぇ…」

 ピカチュウはのけ反りはしたものの、その崩れた体勢から電撃を放った。

 デルビル「ぐわがぁぉぁぁあ……」

 デルビル「……ぁ…」

 デルビルは気絶した。

 ピカチュウ(……任務完了。こいつを連れてギルドへと戻るぞ)

 ピカチュウは探検隊バッチを掲げた。

 5人の身体は閃光に包まれ、その後消え去った。

 

 

 
 ▼ 105 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:40:51 ID:ZN3qw92Y [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ギルド内

 ジバコイル「タスカリマシタ。アリガトウゴザイマシタ。コレハホウシュウデス」

 ヒトカゲ「ありがとうございます!」

 ピカチュウ(……)

 キモリ「(なぁ若葉)」

 ポッチャマ「(んっ?)」

 キモリ「(意外にもあっさりと終わったけどさ、なんというか…もやもやするな)」

 ポッチャマ「(うん…戦闘中…よく分からない会話をしてたよね…)」

 キモリ「(ああ。あの時は聞けなかったけど、後で2人に聞いてみようぜ…)」

 デルビルは意識を取り戻した。

 デルビル「…んん……ハッ!ここは……そうか。負けたのか……縄まで縛りやがって…くそっ」

 
 ▼ 106 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:41:17 ID:ZN3qw92Y [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ジバコイル「サァ…カンゴクヘトイキマスヨ。アナタニハ…ケイバツガマッテイマス」

 デルビル「分かってるよ」

 ピカチュウ(おい…デルビル…)

 デルビル「あ?」

 ピカチュウ(…悪いな)

 デルビル「…ふん。最初からこういう運命なんだよ。てめぇはてめぇの仕事をしただけだろうが…俺もそうだ。敗北者側に同情なんてしてんじゃねぇよ)

 ピカチュウ(…そうか)

 デルビルはジバコイルに連行された。
 ▼ 107 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:50:05 ID:ZN3qw92Y [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「なぁピカのすけ…」

 ピカのすけ(ん?なんだ)

 キモリ「さっきの戦闘の時もだけどさ、お前らの会話の意味がよく分かんねーんだけどさ」

 ピカのすけ(……お前はよく分からない奴だな。それともふざけて聞いているのか?)

 キモリ「ふざけてなんかねぇよ。本気で聞いてるんだよ」

 ピカのすけ(……もしお前がこの件に関して本当に無知なんだとしたら……お前は知らないままの方が良い)

 キモリ「いやそういう訳にはいかないんだよ」

 ピカのすけ(……じゃあ俺以外の奴にでも聞いてみるんだな)

 キモリ「……」

 
 ▼ 108 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:58:58 ID:ZN3qw92Y [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 結局ピカのすけとデルビルの会話について、全く情報を得れずに終わった俺達。

 今はまだ、知らない事ばかりのこの世界。

 だけど、まずは自分の目の前の問題を解決しないことには、結局何も進まないだろうと思って、今日の出来事については念頭に置いておく程度にすることにした。

 "目の前"の問題を解決するためには、まずは行動するしか無いんだ!!

       だから……!!
 ▼ 109 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:13:34 ID:ZN3qw92Y [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

  食堂

 ハクリュー「ムシャムシャ…(……ジュプトルは世界の滅亡が目的なのか?……しかし、それをすることになんの恩恵があると……)」

 キモリ「なぁハクリュー」

 ハクリュー「ムシャムシャ…(しかし、どのみち焦土を3つ集められてしまっては……本当に世界は滅亡する。理由など今は……)」

 キモリ「ハクリュー!!」

 ハクリュー「んぁ?……なんだ貴方でしたか。なにか私に用でもあるのですか?」

 キモリ「いや、別に用なんて無いんだけどさ、隣、いいか?」

 ハクリュー「……私、食事は独りで楽しむのが好きなので…」

 キモリ「じゃ隣失礼するぞ!」

 ハクリュー「いや話聞いてました?」

 キモリ「……昨日はごめん。俺、どうかしてたわ」

 ハクリュー「…まあ私も仲間がやられたことで、気が動転していた部分もありました。…とはいえ貴方への疑念は消え去っておりませんがね」

 
 ▼ 110 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:19:49 ID:ZN3qw92Y [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「まあ疑われて当然だよな!今はジュプトルのことについて、何も言うつもりはねぇよ」

 ハクリュー「……そうですか」

 キモリ「ただ…いつか、いつかさ!俺を信用出来るようになったらでいいからさ!その時は…」

 キモリ「俺の言葉に少しだけでもいいから耳を傾けてくれないか?」

 ハクリュー「……まぁ考えておきますよ」

 キモリ「それが聞けて良かったわ!お互い明日も頑張ろうぜ!じゃおやすみ!」

 ハクリュー「…おやすみなさい」
 ▼ 111 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:29:57 ID:ZN3qw92Y [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺は食堂を出た後、ピカカゲの自室へと向かった。

 キモリ「さて!明日に備えて寝るとする…」

 \ぶわぁふぉほほほほ!!!イシシシッ!!/

 キモリ「……入りたくねぇ」

 ポッチャマ「俺くん?どうしたの?こんなところに突っ立って」

 キモリ「うわぁ!びびったぁ…なんだ若葉か」

 ポッチャマ「早く部屋に入ろうよ!」

 キモリ「お…おう」
 ▼ 112 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:38:02 ID:ZN3qw92Y [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ワンリキー「おっ!やっと来たかぁ!遅いぞ!童貞を救う為に、俺達は空へと願った―諦めないズ―」

 キモリ「…お前らなんでピカカゲの部屋に集まってんだよ」

 ファイヤー「お主達を待っておったのじゃ!憐れなチーム名を持つ者に、同情してやろうと思ってのぅ」

 フワライド「……諦めないズ…この部分…ダサイ」

 キモリ「ああああああ!!!じゃあてめぇらはそのチーム名よりももっとダサイことを教えてやるよ!」

 ヒトカゲ「俺くん!そんなにキレないの!…プッ」


 
 ▼ 113 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:53:31 ID:ZN3qw92Y [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「まずはファイヤー!てめぇだ!!お前なにしれっとギルドに所属してんだよ!お前は伝説(笑)のポケモンだろ?」

 ファイヤー「……ギロッ」

 キモリ「で…でたぁぁぁぁ!!!伝家の宝刀、にらみつける!あはははははっ!!!自分、サンダーさんにはいつもお世話になっていて、感謝しておりますんで、それ良かったら伝えておいてもらえませんかぁ?(笑)」

 ファイヤー「……うぐっ…ひっぐ……」

 キモリ「次にフワライド!お前ガイジか?ガイジなのかぁ?お前クレしんのボーちゃんみたいなしゃべり方だよなぁ!園児かな?」

 フワライド「……ボーちゃん…名前…可愛い……」

 キモリ「こいつは駄目だ。関わっちゃいけないタイプだ」

 キモリ「続いてワンリキー!!」

 ワンリキー「おれ?」

 キモリ「……お前はツッコミどころが……。ハッ!み…みのもんたみてぇな頭しやがって!!」

 ワンリキー「ミノマダム?俺、別にそんな頭してないんだけどなぁ…」

 キモリ「ちげぇよ!ミノマダムじゃねぇよ!みのもんただよ!難聴か?」
 
 ▼ 114 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/04 00:03:25 ID:/ews/obQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ワンリキー「みのもんたってのがよくわかんねぇけど…お前やっぱ面白いやつだなぁ!ますます気に入ったぜ!」

 キモリ「何故好感度が上がるのか…」

 キモリ「ええい!最後にヒトカゲ!」

 ヒトカゲ「僕?」

 キモリ「お前は可愛い。そして強い。好きだ」

 ヒトカゲ「へっ///いやぁ僕……オスだし……」

 ピカのすけ(…お前メスだろ。なに嘘ついてんだ)

 ヒトカゲ「あっ!ピカのすけぇ!それは言っちゃ駄目だよ!」

 ワンリキー「気付いてないとでも思ってたのかよ!お前がメスだってことくらい知らないやつはいないぜ!」

 キモリ「えええええ!?メスだったんですかぁ?」

 
 ▼ 115 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/04 00:27:20 ID:/ews/obQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達は毎日こんな風に夜はふざけあって、起床したら現場に向かって依頼をこなす。

 それをただ繰り返す毎日を送ったんだ。

 ピカカゲと共に数々の依頼をこなしていくうちに、俺達もだいぶ強くなった。

 そして俺達がギルドに所属してから気がつけば1週間が経過した。

 
 
 ▼ 116 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/04 00:29:51 ID:/ews/obQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  
     第二章 やりたいことは?


 
                    

 ▼ 117 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/04 00:30:33 ID:/ews/obQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでにします
それでは!
 ▼ 118 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 17:12:42 ID:rDf03AQU [1/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
長らくお待たせしました
再開
 ▼ 119 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 17:30:35 ID:rDf03AQU [2/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ピカカゲの部屋

 キモリ「んん…もう朝かぁ…なんか今日はやたら身体が重いな…ってん?」

 イーブイ「すうっ…すうっ…むにゃむにゃ…」

 キモリ「は?なんで俺の上にイーブイが寝てんだよ」

 ポッチャマ「ん…朝からどうしたの俺くん…ってええ?可愛い!!イーブイだぁ!!」

 キモリ「可愛いけど…この状況おかしいだろ!」

 ピカチュウ(…ん…朝からうるさいぞ。……こたろー?ああそういえば今日だったな)

 ヒトカゲ「ふぁわぁ…みんなおはよー…あれ?こたろーくんだぁ!来てたんだぁ!」

 イーブイ「んん…まだ眠いよぉママぁ…ハッ!しまった!敵のアジトで寝てしまったぁ…!!!きさまらぁ!!いったいぼくになにをしたぁ!?」

 キモリ「いや何もしてねぇよ。つかお前誰だよ」

 イーブイ「きさまこそ何者だぁ!!ぼくはブイズギルド四番隊たいちょー!こたろーだぁ!きさまらを倒す為にここへ来た!!」

 
 ▼ 120 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 17:50:04 ID:rDf03AQU [3/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒトカゲ「こたろーくん!おはよー!」

 こたろー「あっヒトカゲ!!おはよぉー!今日はね!プクリンギルドを潰しに来たのぉ!!偉いでしょ?」

 ヒトカゲ「偉い偉い!よしよし」

 こたろー「えへへぇ…ぼくが一番乗りなんだよぉ!!」

 キモリ「…こういうクソガキは苦手なんだよなぁ…」

 こたろー「なんだとぉ!ぼくは立派な大人だぁ!!きさまぁ!やつあたり!!」

 キモリは部屋の壁までブッ飛んだ。

 キモリ「ぎょえええええええ!!!痛ってぇ…」

 キモリ「テメェいきなりなにすんだよ!!」

 こたろー「きさまが悪いんだ!ぼくをバカにしたからこうなったんだ!きょうやお兄ちゃんに後で言いつけてやるから覚悟しておけ!!ばーか!」

 キモリ「ああうぜ。本当にガキはウゼェ」

 ワンリキーがピカカゲの部屋へと入ってきた。

 ワンリキー「おお!こたろー!来てたのか!…みんな親方様が呼んでるから親方部屋の前に集合なぁ!」

 
 ▼ 121 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 18:16:51 ID:rDf03AQU [4/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達4人はこたろーと一緒に親方部屋の前へと向かった。

 部屋の前には既にギルドメンバー全員が集まっていて、他にもブラッキー、エーフィーとイーブイ3匹が部屋の前に集まっていた。

 親方「みんなおはよー!!今日はブイズギルドが遊…潰しに来てくれました!拍手!」

 パチパチパチパチ…

 キモリ「…なるほどな。だからワンリキーはあの時…」

 エーフィー「皆さん!今日はよろしくお願いします。ほらみんなプクリンギルドの皆さんにご挨拶ですよぉ?」

 きょうや「…よろしく」

 ふうか「よ…よろしくお願いします」

 だいすけ「よろしくおねがいします!」

 こたろー「きさまらよろしくです!!」

 ブラッキー「こら!こたろー!きさまって呼び方はダメって言っただろ!きょうやはもっとしっかり挨拶しろ!礼に始まり礼に終わる。それがブイズギルドだと何回言えば…」

 ワンリキー「まあまあ!こたろーはともかく、きょうやはそういう年頃だしさ!多目に見てやろうぜ?」

 ブラッキー「…しかしきょうやはブイズギルドの長男。やはり普段から素行や言動には…」

 親方「まあまあ♪ずっともずっとも♪」

 親方「って訳だから今日は各自イーブイ達の相手をすること!!以上!!」
 ▼ 122 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 18:28:02 ID:rDf03AQU [5/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キレイハナ「ふうかちゃんは私達のところで遊びましょ?」

 ニドリーナ「アタイがまた戦闘のコツを教えてあげるわ!!」

 ふうか「うん!よろしくおねがいします!」

 キレイハナ「あっせっかくだから…若葉さん!若葉さんも私達と一緒にどうですかぁ?」

 ポッチャマ「えっ?……いやぁ…」

 キモリ「行ってこいよ!お前キレイハナが嫁ポケだろ?仲良くなるチャンスだぜ?」

 ポッチャマ「え…う…うん……」

 キレイハナ「ヒトカゲさんはどうですかぁ?」

 ヒトカゲ「僕はピカチュウと一緒が良いから!ごめんね?」

 キレイハナ「ふふっ。いいえ!かまいませんよ!じゃあ4人で遊びましょうか」

 ▼ 123 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 18:37:51 ID:rDf03AQU [6/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「はぁめんどくせぇ…で俺達は誰の子守りをすりゃいいんだ?」

 ヒトカゲ「こら!めんどくさいとか言っちゃダメだよ!…きょうやくん!!僕たちと遊ぼー?」

 きょうや「……ああ」

 キモリ「おお!一番楽そうなやつを選んだってわけか!!ヒトカゲ!ナイスだ!!」

 ヒトカゲ「違うよぉ!…俺くんって下劣だよね」

 キモリ「下劣で結構。周りの空気に縛られるなんて御免だしな」

 きょうや「……俺もだ」ボソッ

 ピカチュウ(んっ?なんか言ったか?)

 きょうや「いや…なにも」

  
 ▼ 124 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 18:56:04 ID:rDf03AQU [7/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達3人はきょうやを連れて浜辺へと向かった。

 浜辺につくときょうやは戦闘の訓練がしたいと申し出てきたので、そこで戦闘訓練を開始した。

 俺はイーブイを見くびっていた……。
 
 予想以上に強いイーブイに俺はボコボコにされている最中だ!!!

 
 きょうや「…でんこうせっか」

 きょうやの身体が眼にもとまらぬ早さで俺の腹部へと直撃。

 キモリ「ぎゃああああ!!!…め…メガトレイン!!」

 俺はきょうやを掴んでメガトレインを唱えた。
 俺はきょうやの身体の養分を吸収した。

 きょうやは養分を吸いとられてしまったものの、身体へのダメージ自体はそれほど大きいものでは無かった。

 きょうやは直ぐ様俺にむかって噛みついてきた。

 
 ▼ 125 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 19:05:40 ID:rDf03AQU [8/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「そうは…させるかよ!でんこうせっか!」

 キモリはでんこうせっかで後ろへ下がった。

 寸前のところでかみつくを回避することに成功。

 がしかし、透かさずきょうやが追撃。

 きょうや「…でんこうせっか」

 きょうやの頭部が俺の腹部を捉えた。

 キモリ「ぐはっ……うう…」

 キモリは激痛に悶え、その後背中から地面に倒れた。

 ヒトカゲ「俺くん!戦闘不能!勝者きょうやくん!」

 
 ▼ 126 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 19:17:37 ID:rDf03AQU [9/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「……もう満足だ。ありがとう」

 キモリ「つ…つええ…イーブイ恐るべし…」

 ピカのすけ(…強いのは当然だ。きょうや達は日々訓練を受けているからな)

 キモリ「えっ?そうなのか?ただのガキじゃねぇのか?」

 ピカのすけ(ブイズギルドを知らないとは…お前ほんとなんなんだ?……ブイズギルドは街の風紀を乱す輩を退治する役目を担うギルドだ。きょうやはそのギルドの跡取りむすこだ)

 きょうや「……」

 キモリ「ひぇ…どおりで強いわけだ」

 
 ▼ 127 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 19:35:46 ID:rDf03AQU [10/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「きょうや!お前すげぇやつだったんだな!尊敬するわ!」

 きょうや「えっ?」

 キモリ「その歳でもういろんなもん背負って戦ってんだろ?俺のガキの頃なんか、自分のことしか考えてなかったしなぁ…まあ今もだけどな」

 きょうや「…別に好きで背負っている訳じゃない。ただ生まれた時からこういう運命だったってだけで…別に…」

 キモリ「そうかぁ?俺がお前だったら親の考えなんて無視して適当に生きると思うぜ!だからお前はすげぇよ!」

 きょうや「…お前の方が…」

 ヒトカゲ「さあそろそろお昼の時間だし、ギルドに戻ろ?」

 ピカのすけ(ああ…そうだな)

 きょうや「…おれは…もうちょっと俺と訓練したいから…その…先に行っててくれ!」

 キモリ「えっ?またやんのぉ…」

 ピカのすけ(熱心なやつだな。分かった。あんまり遅くなるなよ)

 きょうや「…ああ」

 二人は去っていた。


  
 ▼ 128 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 19:54:04 ID:rDf03AQU [11/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「……なあ。どうしてお前はそんなに自由でいられるんだ?」

 キモリ「はぁ?どうしてって…別に縛られるものはなんもねぇしなぁ」

 きょうや「いや…そうではなく、さっきお前は俺の立場だとしても自由に行動すると言っただろ?…何故そうできるんだ?」

 キモリ「ええ?いやぁ…それは俺が自分勝手だからだよ」

 きょうや「…そういう性格ってことか?」

 キモリ「ああ!……そりゃあ大人になってからもずっと自分勝手ってのは俺みたいなダメ人間になっちまうからそれは正直…オススメしないけど」

 キモリ「ガキのうちは自分勝手なくらいが丁度良いと思うぜ!でもお前みたいに将来を見据えて頑張っているやつは素直に尊敬する」

 きょうや「…俺はお前の方が凄いと思う」

 キモリ「は?どゆことぉ?」

 きょうや「……俺達のギルドはダンジョンへの冒険は禁じられている。あくまで街の風紀を守るのが俺達の役目。ダンジョンは管轄外ってわけだ」

 
 ▼ 129 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 20:07:11 ID:rDf03AQU [12/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「…本当は…おれは…いや、何でもない」

 きょうや「とにかくお前は凄い。素直になれるというのは誇れることだと思う」

 キモリ「……なぁちょっと俺の用事に付き合ってくれないか?」

 きょうや「…用事?なんだ?」

 キモリ「いやぁ夕日の山って場所に用があってさ!なんでもそこで見る景色が最高だとヒトカゲから聞いて…それでそこに行きたいんだけど…一人で行くのもあれだろ?だから付き合ってくれよ!」

 きょうや「……2度も言わせるな。ダンジョンへの冒険は禁じられている。だから…」

 キモリ「…やりたいことは?」

 きょうや「えっ?」

 キモリ「お前のやりたいことはなんだよ」

 きょうや「…それは…」

 キモリ「別にさ、お前の親には俺に無理矢理引っ張られたとかでも言っておけばいいんだよ!だからその後のことは気にすんなよ!」

 
 ▼ 130 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 20:11:43 ID:rDf03AQU [13/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「…でも…」

 キモリ「言っておくが俺に意見することは認められていないぞ!これは命令だ!俺についてこい!」

 きょうや「勝手に決めるな!こっちにも事情が…」

 キモリ「いや!勝手に決める!だって俺、自分勝手だから!」

 きょうや「……」

 ▼ 131 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 20:16:10 ID:rDf03AQU [14/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 こうして俺ときょうやは夕日の山へと向かうことになった。

 きょうやはかなりの有名人らしく、ダンジョンに入る前にもじろじろ見てくるポケモンが絶えなかった。

 
 山麓についた途端に、やっぱり帰ろうと言い出すきょうやの言葉を無視して、俺はきょうやを引っ張って夕日の山へと入っていた。

 

 
 ▼ 132 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 20:17:35 ID:rDf03AQU [15/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一時中断します。用が済んだら書きにきます。
 ▼ 133 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 21:42:52 ID:rDf03AQU [16/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開
 ▼ 134 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:01:56 ID:rDf03AQU [17/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 夕日の山

 キモリ「まだ気にしてんのかよ…せっかくここまで来たんだしさ、開き直って冒険を楽しもうぜ!な?」

 きょうや「…ああ」

 キモリ「とりあえず警戒心だけは緩めるなよ!何が起こるか分からないんだからさ!」

 きょうや「…分かってるよ。はやく進もうぜ」

 キモリ「おっ?乗り気になってきたなぁ!」

 きょうや「…別に…」
 ▼ 135 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:04:12 ID:rDf03AQU [18/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達は暫くの間、無言で山道を進んだ。
 
 山道を進むにつれ、徐々に傾斜がキツくなり、少しずつ歩行が困難になってきた。

 キモリ「きょうや大丈夫か?」

 きょうや「ああ。体力には自信がある」

 キモリ「そうか!なら安心……敵だ!!」

 突然、岩陰からイシツブテの群れが姿を現した。

 イシツブテ「デテイケ…デテイケ…」

 イシツブテ「キエロ…キエロ…」

 キモリ「きょうや!下がってろ!お前は相性が悪い!俺一人で片付ける!」

 きょうや「まて!俺も…」

 キモリ「こういうのは助け合いが大事なんだよ。無理にごり押ししても無駄な体力を使うだけだ。俺が苦手な敵はお前に任せる。だからここは俺に任せてくれよ!」
 ▼ 136 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:20:39 ID:rDf03AQU [19/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 イシツブテの群れは一斉に岩を投げつけてきた。

 二人はでんこうせっかを行い、全ての岩を回避した。

 俺はその後、イシツブテの前まででんこうせっかで瞬時に移動し、その後メガトレインを唱えた。

 イシツブテは体内の養分は全て吸いとられてしまった為、身体に力が入らなくなった。

 キモリ「まず…一匹!次は…」

 イシツブテは仲間の一匹がやられたことに腹をたて、それと同時に冷静さを失った。

 5匹のイシツブテが俺にむかってたいあたりを仕掛けてきた。

 キモリ「…そういうのにはもう慣れてんだよねぇ!」

 キモリは空中にむかってでんこうせっかを行った。

 憤怒の形相をしたイシツブテ達は、当然外れることを念頭に置いているわけもなく、お互いにぶつかり合った。

 イシツブテ "「ガガガガガガ……」"
 
 
 ▼ 137 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:31:32 ID:rDf03AQU [20/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺は空中からでんこうせっかを行い、一気にイシツブテの頭上へと急降下した。その後攻撃体勢に入る。

 キモリ「メガドレイン!」

 イシツブテの群れの一匹へとメガドレインを唱え、吸収し終えては、次のイシツブテに狙いを定め、そして養分を吸収する。これをひたすらに行った。

 このようにしてイシツブテの群れを全滅させることに成功した。

 ▼ 138 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:49:58 ID:rDf03AQU [21/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「ふぅ…終わった!よし!頂上に向けて早く進もうぜ!」

 きょうや「お前…いや俺……結構やるんだな」

 キモリ「そうか?まあ一応強くはなってきたかなぁ」

 きょうや「口だけのやつだと思ってたんだが…」

 キモリ「おいおい!上げて下げるのはやめろ!見てろよ?そのうちお前なんて一捻りでぶっ倒してやるからな!」

 きょうや「そのうちかよ…今戦っても勝てないのは分かっているようだな」

 キモリ「はぁ?今でも余裕だよ!お前みたいなクソガキに2度も負けるなんてねぇから!」

 きょうや「…じゃあ今やるか?」

 キモリ「それは駄目だ」
 
 ▼ 139 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:50:24 ID:rDf03AQU [22/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「いやなんでだよ!」

 キモリ「はぁ?馬鹿なの?馬鹿なんですかぁ?そんなの仲間だからに決まってんだろ!」

 きょうや「えっ?仲間?…おれが?」

 キモリ「ああ!一緒に冒険している時点で俺達はもう仲間なんだよ!それくらいわかれよ!クソガキ」

 きょうや「…なんだと!か…帰ったらぶっ飛ばしてやるからな!」

 キモリ「い……いやぁそれは…」

 きょうや「……ふふっ」
 
 ▼ 140 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 23:16:58 ID:rDf03AQU [23/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 現在の時刻は16時、当然俺ときょうやの姿が見えないことに、プクリンギルド、ブイズギルドの全員が困惑しているのは容易に予想がつく。

 それでもきょうやはそれに気付かないふりをして、ただ夢中で山を登った。

 
 山の傾斜は頂上へ進むにつれ、どんどんキツくなり、最初は歩行している感覚だったのだが、次第に登山をしている感覚へと変わっていた。

 ようやく頂上付近にまで辿り着いた頃には、山道と言うよりは崖と表現した方が適切な程にまで傾斜の激しい山道となっていた。

 俺達は腕の力を駆使して、山道を進んでいる最中であった。

 ▼ 141 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 23:18:59 ID:rDf03AQU [24/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>140
頂上へ進むにつれ×
頂上へと近付くにつれ○

でした。訂正
 ▼ 142 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/06 00:14:54 ID:Y7hBQOj. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまで!
それでは!
 ▼ 143 ノセクト@リニアパス 16/07/09 20:53:47 ID:tSnVsCbE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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