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【ポケダンSS】炎と氷の探検隊2

 ▼ 1 1◆MR00PBvMIc 18/03/25 10:10:06 ID:0FGVtHyw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=481345←前スレ

前スレのあらすじ


目覚めたらよく知らない海岸、自分はロコン。
RロコンとRキュウコンに介抱してもらい、なんやかんやあってRロコンとギルドの元で探検隊をすることに。
初めての探検でUBと交戦し、興味を持つようになる。


その後、オーブを狙う盗賊アブソルとの戦い、未開の地の探検、依頼を通してレベルアップ。
ギルドにやってきた過去の伝説の探検隊ポケダンズの依頼により別の島へ。
その島でUBのウツロイドにウルトラスペースへ誘拐されてしまう。


盗賊アブソルの助けを借りてウルトラスペースから脱出。
アブソルに連れられた先は探検隊連盟本部。そこで時間の神ディアルガから世界に起きていることを知らされる。
さらに自分の正体がカルム、アブソルの正体がセレナと知り、別の世界でイベルタルが利用されたことによってそれを止めるためにイベルタルが別世界に自分たちの魂を飛ばしたということを知る。
また、このままではUBが自分たちのために世界を窮地に追い込みかねない。


アブソルは自分より先に転生し、それを止めるためオーブを集めていた。
オーブを集めた一行は、UBを止めるため再びウルトラスペースへ。


UBの長たちと戦い、止めることに成功する。


死を司るイベルタルが利用されたことによって、魂の世界がバランスを失ってしまっている。
それによってギラティナが暴走している。

それを止めるため反転世界へ行け!←今ここ


多分このスレで終わらせるので、まだ暫くおつきあいお願いします
 ▼ 2 ミロップ@はねのカセキ 18/03/25 10:41:14 ID:qm1O8rIs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 3 ムナイト@ポイントカード 18/03/25 13:41:25 ID:o2Y0ML.E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 4 ッコアラ@しんぴのチケット 18/03/26 00:18:21 ID:lmgPyNoA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
神的要約力
 ▼ 5 スブレロ@おだんごしんじゅ 18/03/26 01:52:20 ID:ilpy5XcA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!これまでのあらすじが分かりやすい
 ▼ 6 1◆MR00PBvMIc 18/03/26 12:58:01 ID:OEkJliQA [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一本目の柱の部屋を左へ。

位置的には、外の泉の上くらいにいるはずだが奇怪なことにそこは洞窟である。



ロコン「今度は何もない部屋。」

Rロコン「……わかんない!」


わけがわからなくなってきた。

ロコン「……進む?」

Rロコン「……進もうか。」



だんだん自分のいる場所が分からなくなってきた。

そしてそれからいくつかの部屋を通り、また再び柱のある部屋に辿り着いた。

 ▼ 7 1◆MR00PBvMIc 18/03/26 13:17:50 ID:OEkJliQA [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2
13


柱には、また数字が刻まれている。


Rロコン「……今度は2と13?」

ロコン「……さっきが1と3……」




三本の柱を抜け……まどろむ……のもとへ……が、三十を越える前に……



ロコン「……最初の部屋にあったアンノーン文字、あれがやってくる者への看板だとしたら……それに対応する暗号 ……?」

Rロコン「順番で当てはめたら、上の数字が柱を表してて、下の数字が……三十を超えちゃいけない何かを表してる?」


ロコン「……13……?」

Rロコン「……前が3だったから、10部屋ごとに柱が一本ある!とか?」

ロコン「三部屋目にあったけどね。」

Rロコン「じゃあ……部屋の数!」
 ▼ 8 1◆MR00PBvMIc 18/03/26 13:22:02 ID:OEkJliQA [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ロコン「今は14部屋目だけどね……いや、待って……」



最初の部屋を入れたらここは14の部屋だ。

だけど今柱を表す数字は『2』。

もし最初の部屋を含むならば柱は『3』本目だ。


じゃあ上の数字は柱じゃない別の数字なのか?


そうは考えにくい。

最初の部屋にわざわざ文字を刻んだからには何かしらの法則があるのがダンジョンの鉄則だ。


『最初の部屋を含まない。』


そう考えるのが一番辻褄があう。



ロコン「……部屋が、三十を越える前に……」
 ▼ 9 1◆MR00PBvMIc 18/03/26 13:27:20 ID:OEkJliQA [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Rロコン「……どしたの?」

ロコン「多分合ってる!上の数字は柱の本数!下は部屋の数だ!」


Rロコン「……ほんと?」

ロコン「多分!」



リンは一度訝しむ様子を見せたが、すぐに切り替えてくれた。


Rロコン「……分かった。じゃあそれでどうやったら3本目につくの?」


ロコン「……」


……分からない!

そうだ。暗号を解いたところで何も解決してない!


ロコン「この柱の部屋に来るまでに、特別なことをした?」

Rロコン「してない。」

ロコン「それじゃあ!同じように行けば大丈夫……なんじゃない?」
 ▼ 10 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 09:44:33 ID:8l8bKHxY [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして最後の柱は驚くほどあっさり現れた。


3
14


ロコン「……これで三本目?」

Rロコン「……何も起きないけど……」


ロコン「ぬける、だったから、まだぬけてない。見つけただけなんz

Rロコン「伏せて!」


頭をリンに押さえつけられた。


ロコン「!?」


頭上を『シャドーボール』と思わしき球体が通り抜けた。


ゴースト「ケケケ」

Rロコン「『れいとうビーム』!」
 ▼ 11 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 09:49:23 ID:8l8bKHxY [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーストの姿はあっと今に影になって消えた。

ロコン「……『かえんほうしゃ』っ!」


上に向かって放つ。

僕とリンの影は炎に真上から照らされるため、最も小さい面積をとる。


この部屋にある影はあと一つだけ。


Rロコン「『ふぶき』!」


柱の影だ!

吹雪が影を襲った。


巨大な氷像が出来上がる。


ピキッ

Rロコン「!」



パリィン!
 ▼ 12 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 09:54:50 ID:8l8bKHxY [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドータクン「……」

氷の中から、ドータクンが姿を見せた。


Rロコン「多分、『ジャイロボール』!防がれた!」

ロコン「『かえんほうしゃ』!」


真っ正面からかえんほうしゃをドータクンは受け止めた。

だが、倒れる様子はない。


ロコン「『たいねつ』……!」

Rロコン「エン!後ろ!」


ゴルバット「キィィィ!!!」


今度は後ろか!


ゴルバット「ィィィィィィ……」

まずい、『ちょうおんぱ』か!
 ▼ 13 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 09:59:57 ID:8l8bKHxY [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「……ッ!」

Rロコン「……!」


耳を塞いでも強力な空振が全身を襲う。


ドータクン「『ジャイロボール』!」

Rロコン「きゃっ!」


しまった!

ロコン「ぐっ……『フレアドライブ!』」


『ちょうおんぱ』を炎の轟音で無理矢理かき消して、ドータクンにフレアドライブをかます。


ドータクン「……!」

僅かに体がずれた。


リンは壁まで吹き飛ばされたが、立ち上がっているのが遠目に見える。

Rロコン「『ふぶき』!」
 ▼ 14 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 10:05:52 ID:8l8bKHxY [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴースト「ヴァァァァ!」


リンの吹雪に対し、なぜかゴーストが前に出てきた。

ゴーストは当然凍りつき、全く動かなくなる。


Rロコン「……?」

ロコン「……リン!大丈夫!?」


ゴルバット「キィィキ!」

空気の刃。『エアカッター』。


Rロコン「ふぶき!……あれ?」

吹雪で相殺しようとしたリン。だが吹雪が発動しない。


ロコン「ぐぅ!」

Rロコン「きゃあっ!」


結果、エアカッターは僕にもリンにもまともに当たってしまった。
 ▼ 15 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 10:12:22 ID:8l8bKHxY [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「リン!どうして……」

Rロコン「……ふぶきのPPが、無くなった……?」


まだ戦闘が始まってそんなに時間は経ってない。そんな早くPPが切れるわけが……



《ゴースト『ヴァァァァ!』》



Rロコン「……あのゴースト……」

ロコン「『うらみ』ってわけか……」


Rロコン「こいつら……なんなの?やけに強くない?」

ロコン「ドータクンは別次元への穴を開ける力があるっていうし、ゴーストは魂そのもの。ゴルバットは……どうなんだろ?」

Rロコン「生きた物が来るのを拒んでる番人ってこと?」

ロコン「多分そうゆうことだと思う。あと死んだ魂を送ってるのかもしれない。」


ゴルバット「ギィィキ!」

再び『エアカッター』。


今度はかわす。
 ▼ 16 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 10:18:02 ID:8l8bKHxY [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「どっちみちやることは変わんないよ!『じんつうりき』!」

ドータクン「!」


ゴルバットを庇い、じんつうりきをドータクンがまともに受けた。

当然全く効かない。


Rロコン「……まず先にドータクンを倒そう!『れいとうビーム』!」


ドータクンを氷で捕まえる。


ロコン「『れんご

ゴルバット「キィ!」

カッ!


ドータクンに守ってもらっているゴルバットが突然に光を放った。


ロコン「!?」

足元が歪む。


『あやしいひかり』か!
 ▼ 17 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 10:21:50 ID:8l8bKHxY [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
混乱状態。

ロコン「……く』!」


部屋中を地獄の業火が覆い尽くす。


Rロコン「ん!じゃhぅあh」


リンが何か叫んでいる。


炎の勢いは止まらない。



Rロコン「エン!」

ロコン「!」


戻った!

声の方を向くと、リンがゴルバットを前に動けなくなってしまっている。


ゴルバット「……」

Rロコン「……っ!」

『くろいまなざし』。
 ▼ 18 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 10:26:14 ID:8l8bKHxY [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドータクン「『ジャイロボール』」

ロコン「『フレアドライブ』!」


ドッ


ジャイロボールでリンを仕留めようとし僕に背を向けたドータクンへ渾身の一撃。


ドゴォン!

壁にめり込んだドータクンはそのまま動かなくなった。


Rロコン「『れいとうビーム』!」


それに気をとられ眼差しを緩めたゴルバットにゼロ距離のれいとうビームが突き刺さった。


ゴルバット「ィィ……」

そのままゴルバットも動かなくなった。


ロコン「……ふぅ。」

Rロコン「はぁ……」
 ▼ 19 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 10:31:41 ID:8l8bKHxY [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
思わず座り込んでしまった。


ロコン「……リン、大丈夫?」

Rロコン「うん、平気。エンは?」

ロコン「大丈夫。」


凍りついたゴースト。

壁にめり込んだドータクン。

気絶したゴルバット。


それら三体が、入ってきた入り口も含め四方にある出入り口のうち3つを塞いでしまった。


残り一つの穴からは霧が漏れている。

ロコン「……行く?」

Rロコン「……行く道しかないね。」
 ▼ 20 1◆MR00PBvMIc 18/03/27 16:28:20 ID:8l8bKHxY [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の部屋。



ロコン「……この部屋は」

Rロコン「冷たいね。」

ロコン「……」


再び巨大な柱。

その手前にウルトラホールのように、空間に穴が空いている。


ロコン「……いや、冷たいとかそういうんじゃなくてさ、」

Rロコン「気の利くこと言える?」

ロコン「……」


笑いながら言われたので何も言えない。


Rロコン「はいれば、いいんだよね?」


穴の前に立って、助走する距離をとる。


ロコン「んじゃ、いく?」

Rロコン「……いち、にの、さんっ!」
 ▼ 21 リゴン@こうこうのしっぽ 18/03/27 16:28:33 ID:TXEZmOeE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 22 1◆MR00PBvMIc 18/03/29 22:36:51 ID:RrAQocjk [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────

飛び出した!


ロコン「え?」

Rロコン「え?」


空中で平泳ぎのように足をもがかせる。


足場は?

え?


ロコン「うわわわわ……!」

Rロコン「えええ……!?」


ゆっくりと落ちる。


ストン。


着地。上を見上げると、かなり高い位置に空間の捻れがある。
 ▼ 23 1◆MR00PBvMIc 18/03/29 22:45:17 ID:RrAQocjk [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「……軽い……のか?」

Rロコン「軽いって言うより……動きが鈍い……」


重力が小さい。という表現の方が適当か。


Rロコン「……ふふっ」


飛び跳ねると、通常より高いところまでゆっくりと登り、そしてゆっくりと落ちてくる。


Rロコン「エン!これけっこう楽しいかも!」

ロコン「……なんだろ、ここは?」


笑顔を浮かべるリンを置いて、辿り着いた足場を進んでみる。

今いる場所は空中に浮かぶ岩の上。あちらこちらに同じような岩が見える。

紫に染まる空間。ところどころに浮かぶ雲。


ロコン「リン、跳べば別の岩に移れそう……


?「キシャァァァ!!!」
 ▼ 24 1◆MR00PBvMIc 18/03/29 22:51:41 ID:RrAQocjk [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
甲高い声が反転世界に響く。


ゴゥッ!

Rロコン「!」


背後をとてつもなく大きい『何か』が飛び去っていった。


ロコン「……リン!背中合わせ!」

Rロコン「わかった!」


互いの視覚をフル活用して、全方位を見張るようにする。


ロコン「この反転世界に、生きてる物は一つだけだったっけ?」

Rロコン「そんな話だった。」

ロコン「じゃああれが?」

Rロコン「多分ね……ギラティナ!」


?「グオオオオ!!」
 ▼ 25 1◆MR00PBvMIc 18/03/29 23:01:28 ID:RrAQocjk [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「上だっ!!」

互いの背中を押し合う反動で離れる。


ドゴォン!


ロコン「!」

Rロコン「うそっ!」


そのまま上から降ってきた何かは、足場の岩を貫いて砕く。

砂塵が巻き起こり敵は見えない。足場が小さくバラバラになっていく。


ロコン「リン!」


返事はない。

煙で何も見えない。


そして代わりに煙を突き破り、赤い突起が先端に輝く、黒く巨大な触手が伸びてくる。


ロコン「……!」
 ▼ 26 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 10:32:43 ID:UMXpPQok [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
迷いは、敵だっ!

足場を蹴って、空中に飛び出す。


次の瞬間、別の触手がさっきまで立っていた足場を貫いた。


ロコン「〜っ!〜!」

足をバタつかせて、急いでその場から離れる。

別の足場へ。

体が推進力を得るまで必死に足を回す。


?「遅いぞ!早くこっちへ来い!」

向こうの足場から誰かが呼んでいる。


ロコン「こっちだって懸命に……え?」

?「早くしろ!殺されるぞ!」


なんでこの世界に……声があるんだ!?


ギラティナ「キシャァァァ!!」
 ▼ 27 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 10:42:07 ID:UMXpPQok [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
考えてる暇はない!

声のする方へ向かう。


?「『ふういん』!」


何かが、ふういんを放った。

そのエネルギー波が僕の横を抜けて、後ろにいた何かを止めた。


思わず振り向いた。



ギラティナ「グググギ……!」



なんとも禍々しいドラゴンが、すぐそばまで迫っていた。

触手だと思ったものは、羽だったようだ。


?「急げ!長くはもたないぞ!」


はっとした。

また前を見て、平泳ぎを始める。
 ▼ 28 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 10:50:15 ID:UMXpPQok [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
足場へと辿り着いた。

そこには金色の毛を輝かせるキュウコンと、リンがいた。

ロコン「はぁ、はぁ、……」

Rロコン「エン、だいじょ


キュウコン「走れ!休んでる暇なんかないぞ!!」

促されてまた息を切らす。


ギラティナ「『リュウノ」


キュウコン「!」

ロコン「え?」

Rロコン「きゃっ!」


キュウコンは尻尾で器用に、僕とリンを掴んだ。


ギラティナ「イブキ』!」


キュウコン「落ちるなよ!」
 ▼ 29 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 10:57:19 ID:UMXpPQok [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして、キュウコンは息吹とほぼ同じ速度まであっという間に加速した。

ロコン「っ!」


風圧に負けそうだ。

崩れ出す足場をキュウコンは駆け抜けていく。


そして手近に現れた洞窟へと素早く潜り込んだ。


ゴゴゴゴゴ………


外の足場を竜の息吹が覆い尽くす。


キュウコン「よっと。大丈夫か?」

降ろされた。


ロコン「な、なんとか。」

Rロコン「今のが……ギラティナ?」


アクジキングやUBと闘ってきた、それなりに死線を超えてきたつもりだった。

だけどあれほど圧倒的な力はなかった。

たった一度の攻撃だけでそれがわかった。
 ▼ 30 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 11:21:22 ID:UMXpPQok [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キュウコン「お前達一体なぜこんなところにいる?ここは魂の世界だ。生きてるものが来る場所じゃない。」

Rロコン「……あなたは、一体何者?」


キュウコン「答える義理はない。とにかくだ。さっさと帰れ。」


有無を言わせない気か。

ロコン「……忠告ありがとう。助けてくれたことにも感謝します。でも、僕らはやることがある。」


キュウコン「何だ。」


ロコン「……『はっきんだま』をとりにいく。」

それを聞いた瞬間、キュウコンは目を見開いた。

キュウコン「やめとけ。お前たちゃまだ若いんだ。死を急ぐことはない。」


ロコン「……でもやるしかないんだ。そうしなきゃ世界が終わってしまう。」


約束を破ってしまう。


キュウコン「……見ただろう。感じただろ。この世界で自在に動けるのはギラティナだけだ。お前たちが勝つことは万に一もないと言い切っておく。それでも行くのか?」
 ▼ 31 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 11:34:12 ID:UMXpPQok [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「……リン、行こう。」

呼びかけたが、リンはキュウコンの顔をじっと見つめたままだ。


Rロコン「……?」

キュウコン「……なんだ。」


そのまま数秒。


Rロコン「……ううん、なんでもない。」


背を向けて、洞窟の外に出ようとすると、キュウコンの尾がそれを止めてきた。


キュウコン「待て。」

ロコン「……」

一つ大きな溜息が漏れたのが聞こえた。


キュウコン「この洞窟の奥は、不思議のダンジョンだ。出口はこの反転世界の最下層まで通じてる。ギラティナに追いかけられながらよりは、お前たちが生き残る確率は高いんじゃないか?」
 ▼ 32 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 11:45:45 ID:UMXpPQok [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「不思議のダンジョンに?」

キュウコン「そうだ。ギラティナと戦いながら下層に降りていくよりはマシだろ。」

Rロコン「……でもこの世界にギラティナ以外の敵ポケモンが?」


キュウコン「このダンジョンにいるのはポケモンの魂が生前の姿を形取ったものだ。」

「但しこの場では生前の恨み、妬み、怒りのような感情が強く現れる。場合によっては生前よりも強い力を持って現れる。」



ロコン「……分かった。じゃあ、そっちへ行く。」


今度は逆方向へ歩き出す。

キュウコンの横を通り過ぎようとした時、掴まれた。


キュウコン「考え直す気はないか?」

ロコン「ない。」

キュウコン「……せめて、……そっちの、リンとかいう、女の子だけでも。」


Rロコン「……そんな心配ならついてきてくれればいいじゃない。」
 ▼ 33 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 12:59:28 ID:UMXpPQok [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キュウコン「……」


ロコン「……リン、行こう。」

Rロコン「来るの?」


キュウコン「……ああ、行くさ。行くよ。」



諦めたようだ。

キュウコン「危なくなったらすぐに逃す。いいな?」


ロコン「……好きにすれば」

キュウコン「こっちだ。」


キュウコンが先に行く。


Rロコン「うまくいった。」

ロコン「あいつ、相当強いよ。なんでこんなとこにいるかは知らないけど。」



キュウコン「さっさとこい!」
 ▼ 34 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 14:55:57 ID:UMXpPQok [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────
『異空間の道』

F1


キュウコン「まず初めに言っておく。」

ロコン「何を?」

キュウコン「このダンジョンには確かにギラティナは入ってこない。」


Rロコン「うん。」


キュウコン「だが代わりに具現化した魂がうろついている。その多くは、言うことなしに強い。」


ロコン「なんで?」


キュウコン「魂は肉体がない代わりに感情を糧にして具現化する。具現化するほどの強い感情が必要だ。」

「その多くは負の感情だ。……怒り、妬み、怨み、何故かわかるか?」


Rロコン「……死んでるからじゃないの?」
 ▼ 35 1◆MR00PBvMIc 18/03/30 15:09:57 ID:UMXpPQok [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キュウコン「その通り。大抵の場合、死は不本意に訪れる。自ら死を選んだとしても、そこには必ず理由がある。」

「悪意を孕んだまま新しい肉体を得ると、悪意を持った『物』になる。」

「この場所は本来、そのような魂を無限に変化するダンジョンに閉じ込める場所だ。」



ロコン「無限に?」

キュウコン「そうだ。正しい心を理解した時のみ魂はダンジョンから出ることができる。」


Rロコン「え?それ私たちが入っても良かったの?」

キュウコン「生きてるお前達には関係のない話だ。50層、下へ潜っていく。さっさと行くぞ。」



プテラ「『ハカイコウセン』!」

キュウコン「『アイアンテール』!」


ギィィン!!


ロコン「うわっ!」

弾かれた破壊光線が地面を抉った。


キュウコン「油断するなよ。さぁ、まずあいつを蹴散らしてみろ。」
 ▼ 36 1◆MR00PBvMIc 18/03/31 11:11:31 ID:OZj9YRGs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「……なんかあいつ透けてない?」

キュウコン「霊に決まってんだろ。」


Rロコン「『こごえるかぜ!』」

プテラ「『ハカイコウセン』!」


弱点の氷技を消し飛ばしてきた。


Rロコン「……強いってのは、間違ってないみたい。」


プテラ「『コウソクイドウ』!」



キュウコン「『おにび』」


高速移動をしたプテラにいとも簡単に鬼火を当てた。


プテラ「グゥ……」

ロコン「『あくのはどう』!」
 ▼ 37 1◆MR00PBvMIc 18/04/03 11:56:14 ID:Awz7MRm6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更新サボって短編書いてました。すみません
夜にはまたこっちも更新します

コテ付けたりつけなかったりしてますが暇だったら探してみて下さい(宣伝)
 ▼ 38 1◆MR00PBvMIc 18/04/03 20:08:38 ID:Awz7MRm6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プテラ「グギャァァ……」


消えた。

キュウコン「お見事。」

Rロコン「どういうこと?消えたけど。」

キュウコン「霊だからな。一時的に消えてるだけだ。しばらくすると復活する。」

ロコン「……なんか変な気分だ。死んだやつと戦ってるのか。」


キュウコン「今は俺が手助けはしたけど、ここから先はそうもいかないから気をつけろよ。」

────
F3

Rロコン「エン、なんで壁に立ってる……?」

ロコン「ここ、重力が違う。……キュウコン?」


キュウコン「ここに秩序なんてものがあると思うなよ。

「場所によっては重力の方向が違う。斥力を持ってる足場もある。遠距離技を多用しすぎると変な場所で狙いが外れるぞ。」
 ▼ 39 1◆MR00PBvMIc 18/04/03 20:23:18 ID:Awz7MRm6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────
F11

ラフレシア「『ソーラービーム』」


ロコン「『かえんほうしゃ』!」

Rロコン「『れいとうビーム』!」


キュウコン「……消えたな。」

ロコン「……なんでだろう。霊になってまでそんな……悪意を持ってダンジョンを彷徨うなんて。」

キュウコン「さぁな。止むに止まれぬ事情があったんだろう。」

────
F24

Rロコン「そういえばあなたは何で正気なの?」

キュウコン「知らん。ここにきた理由もわからん。記憶がない。」

ロコン「生きてるのか?」

キュウコン「死んでるように見えるか?」

ロコン「この場所にいるから。」

キュウコン「……そうだな。だが俺の心臓は動いてる。」
 ▼ 40 1◆MR00PBvMIc 18/04/04 12:08:55 ID:2ycUHvTs [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────
F32

ロコン「ここまでさ、一つも食べ物を見てないんだけど。」

キュウコン「霊には飯はいらん。」

Rロコン「じゃああなたは何を食べてるの?」

キュウコン「水はある。黄泉の水だ。飲むと腹が減らなくなる、が、絶対に飲むな。」

────
F40

Rロコン「……なにこの大きい部屋。」

ロコン「フロアに壁がない。奥に階段はあるけど。」

キュウコン「出るものが出るぞ。」



フロアの中央に影が集まり始めた。そしてそれがポケモンの形になる。



Mゲンガー「……」



ロコン「……メガシンカしてくる霊がいてたまるかっ!」
 ▼ 41 1◆MR00PBvMIc 18/04/04 12:20:35 ID:2ycUHvTs [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キュウコン「もともとゴーストタイプだからな。逆に力を増してる感じだ。」


Mゲンガー「『シャドーボール』!」

ロコン「『かえんほ


キュウコン「相殺するな!かわせ!」

ロコン「!?」

Rロコン「?」


口に溜めたエネルギーを抑えて、ジャンプして避ける。


ロコン「どういうこと!?」

キュウコン「メガゲンガーの特性は『かげふみ』!奴の影を集めて作られたシャドーボールと、自分の影が間接的にくっつけばそれでもう動けなくなる!」


Mゲンガー「その通り!よく避けたァ!どんどん行くぞ!」

Rロコン「意識があるの!?」


Mゲンガー「『あやしいひかり』!」
 ▼ 42 1◆MR00PBvMIc 18/04/04 14:36:01 ID:2ycUHvTs [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
額の目から、光が放たれた。

ただしMゲンガーは僕らに背を向けた状態で。


Rロコン「!?」

ロコン「チャンス……?『かえんほ……!!」

体が動かない……?


Mゲンガー「つ〜かま〜えた♡」


光で影を……伸ばしたのか……!


ロコン「……っ!」

Rロコン「……!」


Mゲンガーが、ゆっくりとこちら近寄ってくる。



Mゲンガー「……マヌケどもか……ただし……」

そのMゲンガーの背後から動くものが見える。
 ▼ 43 1◆MR00PBvMIc 18/04/04 14:54:33 ID:2ycUHvTs [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Mゲンガー「一体だけは骨があるな!」

キュウコン「『アイアンテール』!」


九つの尾から放たれる連続攻撃を一つ一つ丁寧にMゲンガーは躱す。


Mゲンガー「そのアイアンテールの輝き!『あやしいひかり』を反射したか!」

キュウコン「影を伸ばすことはわかった。だが光の正面にいると、混乱するからなっ!」

ガキィッ!


アイアンテールがクリーンヒットした。

しかしMゲンガーは動じない。



Mゲンガー「つまかえた♡」

キュウコン「どっちがだ?」



ヒュッ!

ロコン「んっ!?」


 ▼ 44 1◆MR00PBvMIc 18/04/04 15:00:58 ID:2ycUHvTs [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Mゲンガー「いや、ボクの方さ。もう君の影は踏んだ。」

キュウコン「……っ!」


Mゲンガー「ボクの勝ち

ロコン「『フレアドライブ』!」


ドゴッ!


Mゲンガー「!?」

吹き飛んだ。

同時に『かげふみ』が解除される。

Rロコン「ぷはっ!」

キュウコン「よくやった。」


Rロコン「はぁ、はぁ……何やったの?」

キュウコン「『ワープのたね』を投げて無理矢理影から引き剥がした。」


ロコン「まだ倒れてない。油断しないで……」
 ▼ 45 ガヤンマ@ジガルデキューブ 18/04/04 17:30:41 ID:mEefjePQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このキュウコンって…
支援
 ▼ 46 1◆MR00PBvMIc 18/04/04 19:00:30 ID:2ycUHvTs [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Mゲンガー「チィ……『くろいきり』……」

真黒な霧が辺りを覆う。


キュウコン「……視覚じゃもう追えないな。どうする?」

ロコン「……」

Rロコン「この霧に紛れて攻撃を狙ってるとしたら……」


僕ら全員を影で捕まえられる場所……


ロコン「リン!上だ!」



Mゲンガー「もう遅い!『あやしいひかり』!」

Rロコン「『れいとうビーム』!」


カッ!

目が眩むほどの光に目を背けた。
 ▼ 47 1◆MR00PBvMIc 18/04/04 19:05:34 ID:2ycUHvTs [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シュゥゥゥ……


ロコン「……?」

光と煙が収束していく。

足は……動く。


Mゲンガー「qtdんshxじゃn」


キュウコン「なるほど、考えたな。」

上を見ると、氷の天井が見える。

ロコン「氷の鏡……か。」


Rロコン「迎撃は間に合わないと思ったけど、光だから反射できるんじゃないかって。」


Mゲンガー「!%~?]*.>{*!|_*]!」


ロコン「……混乱してる間にさっさと行こう。まともに倒すのは難しいよ。」
 ▼ 48 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 12:09:33 ID:rWtEVn4s [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────
F50

ロコン「……次で、終わり?」

キュウコン「このフロアを抜けたら、反転世界の奥地だ。はっきんだまがある。」

Rロコン「もう疲れた……」

キュウコン「疲れるのは早い。行きはダンジョンだったが、帰りはギラティナから逃げ切らないといけない。」

ロコン「……そのさ、はっきんだまを取ったらどうなるの?」

キュウコン「狙ってるからには知ってるだろうが、『はっきんだま』はギラティナの分身のような宝具だ。」

「ある意味ではギラティナの心臓とも言える。得た者はギラティナの力を我が物とし、霊界から魂を呼び寄せることができる。」


Rロコン「魂を?」

ロコン「じゃあ、ギラティナを操れるってこと?」

キュウコン「現世ならその可能性もあるが、ここは反転世界、ギラティナが支配する空間だ。操れることはないだろうな。それどころかありとあらゆる手を使ってギラティナは取り返そうとする。」

ロコン「……まぁ、逃げろってことでしょ。」



キュウコン「そうだな。ところでだ。もう死んだ手練れの知り合いとかいるか?」
 ▼ 49 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 12:33:44 ID:rWtEVn4s [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「死んだ?」

キュウコン「もし死んだ知り合いがいれば、はっきんだまで魂を召喚できる。時間稼ぎでもしてもらえ。」


そう言って、キュウコンは背を向ける。

出口はもうすぐそこらしい。


付いて行こうとすると、リンが僕の尻尾を引っ張った。



Rロコン「待って。」

ロコン「どしたの?」


キュウコン「どうした?」


Rロコン「……キュウコン、ちょっと先行ってて。」


キュウコン「?」

Rロコン「……お願い。」


訝しそうではあったが、キュウコンはゆっくりと先へと進んでいった。

それをリンは見届けてから、こちらを向いた。


Rロコン「ねぇエン。このまま……帰らない?」
 ▼ 50 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 12:48:16 ID:rWtEVn4s [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「え?」

この唐突の帰ろうという提案。


ロコン「……え、なんで?」

Rロコン「今から、はっきんだまを取って、もとの世界へ帰るんだよね。」

ロコン「うん。そうしないと、世界が終わるって……」


Rロコン「……過去を、『変える』んだよね。エンは、元の世界へ『帰る』んだよね。」

ロコン「……掛けてる?」


Rロコン「掛けてないっ!」


怒っている。

そして泣いている。



ロコン「……ごめん。でも、どしたの?」


Rロコン「……私、嫌だもん。エンと一緒に探検隊やってきて、いろんなことしたけど、楽しかった。」

「ユキカブリもニューラもサンドも、ギルドのみんなもあんな頑張らなかったよ。」
 ▼ 51 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 12:55:55 ID:rWtEVn4s [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ああ、そうか。言いたいことがわかった気がする。


ロコン「……」


Rロコン「それが全部無くなるんでしょ?」

「私の記憶からも、みんなの記憶からもエンが消える。」

「でも、消えたことに気づかないの。みんな、エンが来る前とおんなじ生活をしてるの。」


「そんなの嫌だもん……」

「……私、エンがいたから、ここまで探検隊やれたのに……」



最後辺りはリンは泣き声になっていた。

確かに考えもしなかった。

僕はいなかったことになる。


向こうの世界の過去を変えて、世界は歪まなくて、UBはこっちの世界へやってこなくて、リンは普通に、ユキカブリ達と探検して……

全部がなかったことになる。

僕の存在は、初めからなかったことになる。
 ▼ 52 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 13:32:53 ID:rWtEVn4s [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……下手なことは言えない。

嘘もつけない。

絶対に正しいことを言わないといけない。



ロコン「……確かに、僕は元の世界へ帰って、過去を変えたい。」

Rロコン「なら、私はなおのこと、このまま帰りたい。」


ロコン「だけど、僕は必ず帰ってくる。世界を救ったら、また絶対に帰ってくる。」

「そしてまたやり直す。何度でもやり直す。」

「また君と探検する。また同じ歴史を辿っても、それでも僕は絶対に君のところへ帰ってくる。」


Rロコン「……」


ロコン「……この時間は消えるかもしれないけど、それならそれで、この時間を僕は大切にしたい。」

「消えるまで、消えない思い出を残したい。」

「今、この瞬間の命の輝きを、思い出じゃなくて、脳じゃなくても、心に刻んで絶対に忘れない。」


「……だから行こう!世界を救いに!」
 ▼ 53 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 13:56:15 ID:rWtEVn4s [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────
『反転世界』奥地


キュウコン「……遅かったな。」

Rロコン「ごめんね。」

ロコン「……どんな感じ?」


一本道。

その奥に、琥珀のような玉が見える。


キュウコン「ギラティナはまだ気づいていない。ここは反転世界の底だ。あれを取ったら、すぐに上に行け。やがて入り口に辿り着く。そして俺はここまでだ。」

ロコン「……なんで?」

キュウコン「なんで俺がはっきんだまを取らないんだと思う?」

Rロコン「ギラティナに狙われるからじゃないの?」


キュウコン「俺は何年か前にこの世界へやってきた。そして生きるために黄泉の水を飲んだ。それを飲めば、この世界からは永遠に出られない。そして、反転世界の奥へ行けば行くほど、体は霊に近づいてしまう。」


よく見ると、キュウコンの足が半透明になっている。
 ▼ 54 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 14:02:55 ID:rWtEVn4s [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キュウコン「いいか、生きて帰れ。……赤い方、ちょっとこっち来い。」

ロコン「?」


耳元にキュウコンが口を近づけてきた。そして小さな声で囁いた。

キュウコン「リンをよろしくな。」


ロコン「?」


顔を離した。

キュウコン「じゃあな!」


タンッ!


キュウコンは跳んで、どこかへ消えていった。





Rロコン「なんて言ってた?」

ロコン「……聞こえなかった。じゃあ、行くか!」
 ▼ 55 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 14:23:17 ID:rWtEVn4s [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
道を進み、黄金に輝く宝石を拾う。

拾った瞬間とてつもないエネルギーを感じた。


ロコン「……これが、はっきんだま……」

Rロコン「エン、空気が……」


僕も感じた。

明らかに空気が変わった。重い。

辺りの雲がぐるぐると目まぐるしく回り始める。


ロコン「僕らを逃さない気だ。急ごう!」

Rロコン「うん!」


はっきんだまをトレジャーバッグにしまい込み、一本道を駆け戻る。


「グォォォォ!!」


ギラティナの声。
 ▼ 56 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 14:28:48 ID:rWtEVn4s [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
岩場を登る。


ギラティナ「『リュウノイブキ』!」

Rロコン「『ふぶき』!」


ゴゥッ!


吹雪と竜の息吹のぶつかり合いと爆炎。

それを突き破ってギラティナの腹の下側が僕らの上を高速で突き抜ける。


ロコン「早いって……!」

Rロコン「そうだ!エン!召喚!」


少し向こう側で旋回して、ギラティナがこちらへ向かってくる。


ロコン「召喚って言っても、誰!?」

Rロコン「誰か!ええっと、誰かいるでしょ!誰か!」


ギラティナ「グォォォォ!!」
 ▼ 57 1◆MR00PBvMIc 18/04/05 14:33:26 ID:rWtEVn4s [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドゴォン!!


ロコン「……っ!?」

Rロコン「ひゃぁっ!?」


はっきんだまを掲げた。リンは目も耳も閉じて、足をたたんでいる。

ギラティナは突っ込んではこない。


目の前にあるのはゾンビのようなギラティナの顔ではなく、白い巨体だった。





色アクジキング「……死んでからも使われるとはな。」

ロコン「アクジキング!」


ギラティナ「ギギガ……!」


アームで羽の付け根を抑え込み、ギラティナの体当たりをアクジキングは受け止めた。


色アクジキング「なんなのかは知らないが、さっさと行くがいい。」
 ▼ 58 1◆MR00PBvMIc 18/04/06 15:38:31 ID:/2PPOKsE [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
色アクジキング「ウオオオオ!!」

ギラティナ「!」


ドズゥン!

ギラティナが地面に叩きつけられる。


ロコン「ごめん!」

Rロコン「アクジキング、ありがと!」

色アクジキング「死んだ者に礼はいらん!」


そのまま走る。

後ろからギラティナの咆哮が聞こえる。


ヘルガー「ガァァァ!!」


ロコン「!?」

前に、ヘルガーが立ちはだかった。

Rロコン「エン!多分霊だよ!」


ヘルガー「『メガシンカ』!」
 ▼ 59 1◆MR00PBvMIc 18/04/06 15:43:54 ID:/2PPOKsE [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
強力な光。メガシンカの光だ。

Mヘルガー「『あくのはどう』!」


ロコン「『かえんほうしゃ』!」

爆発で相殺。


Rロコン「エン!囲まれてる!」

言われて辺りを見る。

正面にメガヘルガー。後ろにギャラドス。左にマニューラ。右にドンカラス。上空にクロバット。


ロコン「……!」

Rロコン「どうするの!?」

また、助けてもらうか。

ロコン「リン、正面を突っ切るよ。」


はっきんだまが輝く。

それを見て、リンも頷いた。


ロコン「行くぞ!」
 ▼ 60 1◆MR00PBvMIc 18/04/06 15:50:24 ID:/2PPOKsE [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Mヘルガー「『かえんほうしゃ』!」


色デンジュモク「『カミナリ』」

電撃で焔が二つに切り裂かれた間を、正面から駆ける。

色デンジュモク「ヒャハハハ!コレハイイ!」



上からクロバットが猛スピードで迫ってくる。

クロバット「『クロスポイズ

ドゴッ


言い終わる前にクロバットは、それをさらに猛スピードで蹴られて吹っ飛んでいった。

色フェローチェ「『トビヒザゲリ』」



ドンカラス「『ねっぷう』!」
 ▼ 61 ノクラゲ@カビチュウ 18/04/06 20:56:45 ID:qWZqaIk2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 62 1◆MR00PBvMIc 18/04/06 21:58:46 ID:/2PPOKsE [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
色アーゴヨン「『ヘドロウェーブ』!」

熱風が届く前に、毒の滝が背後に流れ落ちた。

後ろで毒液が蒸発する音が聞こえる。


色マッシブーン「二人とも!こっちへ来い!」

Rロコン「ムスクルさん!」


再開を喜ぶ暇はない。

筋骨隆々の腕に、二人とも掴まれる。


色マッシブーン「そぉぉぉいい!!!」

そのまま、力の限りに、ぶん投げられた。


歩くよりは遥かに早いだろう。

雑だけど。


ロコン「ああああああ!!!」

Rロコン「きゃぁあああ!!!」


雑だけど。
 ▼ 63 ーランド@バグメモリ 18/04/06 23:23:03 ID:O/tcdUfM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マッシブーンさんほんとすこ
 ▼ 64 クバード@ドラゴンのホネ 18/04/07 03:03:26 ID:9iiOuF9M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キュウコンは生き返ることも反転世界を出ることも出来ないのかな?そう思うとなんか切ない
支援
 ▼ 65 1◆MR00PBvMIc 18/04/07 10:08:57 ID:j/KoG1Po [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そのまま飛ぶ速度が落ちてきた頃。


色カミツルギ「オイ!ソロソロモチアゲロ!オレヒトリジャ、タカサガタリン!」

色テッカグヤ「ハイハイ。」


遠くにバカでかいやつと、バカちっちゃいやつが見えた。

その横を通り抜けるとき。


色カミツルギ「『オイカゼ』!」


後ろから風圧。


ロコン「あWっ」

Rロコン「えWっ」


顔が歪んだ。

雑。

雑。
 ▼ 66 1◆MR00PBvMIc 18/04/07 11:33:55 ID:j/KoG1Po [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────

色マッシブーン「……頼んだぞ若者。みんな!そっちは終わったか!……ん?」


色フェローチェ「」

色アーゴヨン「」


色マッシブーン「お前らぁぁぁ!!!どうした!何があった!!ジュモクはどうした!!?」


色フェローチェ「……マッ……シ…カ……」

色マッシブーン「気付いたか!どうした!」


色フェローチェ「二………ゲ…ロ……!」

色マッシブーン「何を言う!仲間を傷つけられて黙っておれるか!ジュモクは!?あいつはどこに……!?」



色デンジュモク「……」

色マッシブーン「おい!無事か!?一体なにが……ジュモク?おい?なんで棒立ち……?」


ドシュッ!


色マッシブーン「……!」
 ▼ 67 1◆MR00PBvMIc 18/04/07 11:41:29 ID:j/KoG1Po [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
色デンジュモク「」ドサッ

色マッシブーン「デンジュモクゥゥゥ!!!」


色マッシブーン「(一瞬……影から何かが現れてデンジュモクを貫いた!なんだ!?)」

「……卑怯者め!正々堂々と勝負をしろ!!」


ギラティナ「……」ズズズ……

色マッシブーン「……影から……!」


色マッシブーン「おのれ!出てきたからには私が容赦は」

ザクッ!


ギラティナ「『カゲウチ』……」ズズズ……

色マッシブーン「……バカな……鍛え上げた私の肉体を……一撃で……」

ギラティナ「ジャマダ」

色マッシブーン「」ドサッ



ギラティナ「ニガシハシナイ……『シャドーダイブ』」

────
 ▼ 68 1◆MR00PBvMIc 18/04/07 20:06:43 ID:j/KoG1Po [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドゴォン!


ロコン「いって……」

Rロコン「あいたたた……」

長らく続いた空の旅が終わり、地面に着陸とは言えない着陸をした。


色ウツロイド「あはは!おつかれ〜」

ロコン「……いっつ……でも助かった。UB達、ありがとう。」

Rロコン「ありがと……」


色ウツロイド「前は悪かったね。んじゃこれ。プレゼント。」

ドスッ!

ロコン「え……?」


首の後ろに、触手が差し込まれている。

Rロコン「なに……を……」

引き抜かれる。


ロコン「……なにをした?」
 ▼ 69 1◆MR00PBvMIc 18/04/07 20:25:41 ID:j/KoG1Po [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
色ウツロイド「プレゼントって言ったでしょ。使わないことを祈るけどね。」

色ズガドーン「オワッタ?ネェオワッタ?」


Rロコン「……腑に落ちないけど、特にダメージもない……」

色ズガドーン「オワッタ?オワッテナイノ?」

ロコン「まぁ、じゃあいいや。うん。終わった。」


色ズガドーン「アレヲミロ!クウチュウ二、アナガアイテルナ?」

遥か上に白い穴が見える。


Rロコン「ウルトラホールみたい。」

ロコン「ジャンプしても届かない……出れないってこと?」

色ズガドーン「ソウ!ソコデコイツガバラバラ二ナル!」

色ツンデツンデ「……」

ロコン「ばらばらに?」

色ウツロイド「これの体はとんでもない数のセルで構成されてるの。形を組み替えて、階段を作る。」


色ツンデツンデ「……スコシ、マテ。」
 ▼ 70 1◆MR00PBvMIc 18/04/07 23:05:41 ID:j/KoG1Po [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
色ツンデツンデ「……」

目の前のUBが、バラバラになっていく。

その部品一つ一つに目が付いており、空への階段を


ギラティナ「『カゲウチ』!」


ドシュッ

色ズガドーン「エ?」



色ウツロイド「ズー!」

ロコン「!?」

Rロコン「なに!?」

色ツンデツンデ「……」


ギラティナ「ニガサン!」

シュルッ!


Rロコン「そんな!穴が閉じた!?」

色ウツロイド「ツンツン!私たちで時間を稼ぐよ!」
 ▼ 71 1◆MR00PBvMIc 18/04/07 23:17:44 ID:j/KoG1Po [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
色ズガドーン「シヌマエ……二……イッパツ……デッカイ……ハナビ…ミタカッタナ……」


色ツンデツンデ「オマエ、モウ、シンデル。」

色ズガドーン「アッwソウダッタw……ンジャ、オトコバナ、サカシテセヨウカ!!『ビックリヘッド』!!」


ピエロのようなUBが頭を放り投げた。

その頭が大爆発を引き起こす。


ドォォォォン!!!


煙でギラティナも見えなくなる。

色ウツロイド「……ここは私たちで足止めする。先に行って。」

ロコン「……でも、ホールがどこにあるのか見当も」

色ウツロイド「暫く進めば絶対ある。現実からやってくる死者の魂のためにどこかに穴が必ず空いてるから。場所ははっきんだまが教えてくれる。早くいけ。」


煙を突き破って、ギラティナの6本の羽が伸びてきた。

色ツンデツンデ「『ワイドガード』」


横に展開した盾が相手の攻撃を止めた。


ロコン「……頼んだ!」
 ▼ 72 1◆MR00PBvMIc 18/04/08 09:28:56 ID:dwq1/.eo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────

いつの間にか空は黒雲が渦巻いている。

反転世界と密接に繋がるギラティナが怒っているということなのだろうか。

どこからでも見られている気のする真っ暗な世界を目指す場所もなく走っている。


Rロコン「ウツロイドたち大丈夫かな……」

ロコン「気にしてる場合じゃない……この時間を無駄にしない!」


UBたちは、全員負けたと言うことなのだろうか。

あの短時間で。


あれだけ強いUBたちがまるで相手にならない。

ロコン「僕らが残っても足手まといだ。」


リンが小さく頷いた。

Rロコン「!エン!あれ!」
 ▼ 73 1◆MR00PBvMIc 18/04/08 09:55:00 ID:dwq1/.eo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
空に浮く一本道の遠くに白い点が見えた。

この世界で白いものは一つしかない。

ロコン「向こうへの扉だ!」


ここで、少しだけ安心してしまったのかもしれない。

気がつかなかった。考えもしなかった。誘い込まれているという可能性に。


Rロコン「……ねぇエン。ちょっと待って。」

ロコン「どしたの?もう後少しで……」

Rロコン「……この作られたような一本道。変だと、思わない?」


言われて初めて考えた。

雰囲気くらいにしか思わなかった。


ガラガラ……

ロコン「!」

Rロコン「!」

道が崩れだした!


ロコン「走れっ!」
 ▼ 74 1◆MR00PBvMIc 18/04/08 10:09:13 ID:dwq1/.eo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
道の崩落は途中で止まった。

だが、その隙に、悪魔が降臨していた。


白いホールへの道を塞ぐように、三対の羽を持つドラゴンがこちらを睨みつけている。


ギラティナ「……『リュウノイブキ』!」


ロコン「『かえんほうしゃ』!」

Rロコン「『れいとうビーム』!」

ドォン!


ここは一本道。後ろに下がることもできない。

Rロコン「こんな攻撃、なんども相殺はできないって……」


ロコン「……目的は倒すことじゃない。隙を作れば……」


どうする……?

Rロコン「……アクジキングと戦ったときの……」
 ▼ 75 1◆MR00PBvMIc 18/04/08 10:18:03 ID:dwq1/.eo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「え?」

Rロコン「アクジキングとのとき、『れんごく』と『ふぶき』で攻撃したら、何かが起きた。」


あの時、無我夢中で最大威力を放った。

それが風となって、アクジキングを倒せた一つの要因になった。


ロコン「あれを……再現するの?」

この土壇場で?

Rロコン「まともに攻撃しても届かない。隙は作れない。」


ロコン「……」


ギラティナ「『ハドウダン』」


Rロコン「!『ふぶき』!」

竜巻の形に吹雪が形成され、僕らを囲む。

はどうだんが吹雪の盾に炸裂する音が聞こえる。

Rロコン「エン!やるよ!!」
 ▼ 76 エルコ@GBプレイヤー 18/04/08 12:19:44 ID:UWcx497E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
支援
支援
 ▼ 77 コン@だいだいバッジ 18/04/09 20:31:51 ID:rnlMV7c2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 78 1◆MR00PBvMIc 18/04/11 23:32:46 ID:5s2xMtaw NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
週末に更新します
 ▼ 79 1◆MR00PBvMIc 18/04/14 12:53:09 ID:EAwKtotQ [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ギラティナ「キシャァァァァ!!」

吹雪を切り裂いてギラティナが迫っている。


大きく息をする。

リンと互いを見合って、頷きあう。


ロコン「『れんごく』!」

Rロコン「『ふぶき』!」


ギラティナ「……!」


勢いを保ったまま突っ込んできたギラティナに、これを躱す余裕はない!


あの時は、一瞬風が巻き起こったような感じだった。

炸裂しろ!



カッ!

 ▼ 80 1◆MR00PBvMIc 18/04/14 12:57:30 ID:EAwKtotQ [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドォン!


ギラティナ「ピシャァァ!!」

『れんごく』と『ふぶき』が命中し、一瞬ギラティナを押し返した。


違う!

ロコン「ちがう!」


一瞬でまたギラティナは体制を整える。


今のはあの時の攻撃じゃない!


ギラティナ「『リュウノ……

ロコン「リン!ふせ

ギラティナ「イブキ』!」


ゴゴゴゴゴ!!



あ。

死んだ。
 ▼ 81 1◆MR00PBvMIc 18/04/14 13:02:20 ID:EAwKtotQ [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ドォン!

残った足場すら全て吹きとんだ。


反転世界が嬉々としている。

獲物を飲み込もうと、死の世界の住人にしようとしている。


空に放り出された自分を冷静に見ている自分。


リン!!


大量の瓦礫と共に、再び反転世界の奥底へ落ちていく。

意識は消えかかっている。


起きろ!


少し離れた空に、気を失って瓦礫と一緒に落ちていくリンが見える。


ロコン「……くそ……」
 ▼ 82 1◆MR00PBvMIc 18/04/14 13:07:40 ID:EAwKtotQ [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒュッ!


自由落下にあった体が揺れた。

重力に逆らって、再び登っていく。

何かに掴まれた感覚がある。


キュウコン「しっかりしろ!」


ロコン「キュウコン……?」


固い地面に乱雑に落とされた。

Rロコン「……っ」

ロコン「リン……」


どうやら、また助けてもらったようだ。

キュウコン「……ダメだったか。」

ロコン「……なんでまた……」

キュウコン「ピンチだったら助けようと思ってずっと見てた。」
 ▼ 83 1◆MR00PBvMIc 18/04/14 13:13:22 ID:EAwKtotQ [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
嘘だろ。


ロコン「じゃあもっと早く

キュウコン「全部面倒を見ろなんてごめんだ。俺はもう向こうには行けないんだからな。」


Rロコン「……ありがとう。」

フラフラと、リンが立ち上がった。


キュウコン「何をしようとしてたのかは知らんが、諦めろ。お前たちじゃギラティナの足元にも及ばん。」

ロコン「そうゆうわけには……いかないんだ……」

僕もゆっくり立ち上がる。


キュウコン「……炎と氷をぶつけてなんかしたいのか?」

ロコン「前に、一回だけ合体技みたいなことをしたんだ。れんごくとふぶきが同時にぶつかって、そしたら……」


わからない。

今は失敗したのだ。


あの時感じたのは風のエネルギーだ。
 ▼ 84 1◆MR00PBvMIc 18/04/14 13:18:13 ID:EAwKtotQ [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ギラティナ「ピシャァァァ!!」

反転世界と現世をつないでいる穴の周りをギラティナは飛んでいる。



キュウコン「……隙が欲しいか?」

ロコン「……作れるのか?」

キュウコン「お前達があの穴に飛び込むまでの時間、とは言わないがな」


要するに、最終的には自分たちでやれと言うことか。


Rロコン「一秒止めれたら十分。今度こそ、成功させる。」

ロコン「うん。」


キュウコン「……」

わずかにキュウコンは笑った。


キュウコン「エネルギーを溜めておけ。」

そのまま地面を蹴り、キュウコンは走り出した。
 ▼ 85 1◆MR00PBvMIc 18/04/15 10:02:24 ID:8UdGo.k. [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キュウコン「ギラティナァァァ!!」

ギラティナ「!」


キュウコンは高らかに叫んだ。当然ギラティナはそちらを向く。

キュウコン「『かえんほうしゃ』!」

ギラティナ「『ハドウダン』」


ドォン!







ロコン「……今の内か。」

Rロコン「……なんで失敗したんだろ。あの時とは何かが違うのかな。」

ロコン「威力が足りてない?」

Rロコン「……そんな風には感じなかった。」

ロコン「タイミング?」
 ▼ 86 1◆MR00PBvMIc 18/04/15 10:11:45 ID:8UdGo.k. [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Rロコン「……どっちかと言うと、そっちじゃないかな?」

ロコン「……コンマ一秒の世界か。」


ドゴォン!


キュウコンとギラティナがぶつかりあっている。



キュウコン「『ふういん』!」

ギラティナ「ギギ……ギシャァァ!!」


ギラティナの動きが止まった。


キュウコン「準備はいいか!!」

ロコン「リン。」

Rロコン「エン。」


呼吸の時間。

口にエネルギーを溜める時間。


でも、本当にこれでいいのか?
 ▼ 87 1◆MR00PBvMIc 18/04/15 10:19:04 ID:8UdGo.k. [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイミングだとさっきは結論づけたが、もし違ったら?

また失敗するのか。

だが、いかにキュウコンといえど何度もギラティナを止めれるものだろうか。


キュウコン「早く打て!その距離なら大丈夫だ!」

距離?


Rロコン「行くよ!」

ロコン「分かった!」



Rロコン「『ふぶき』!」

ロコン「『れんごく』!」


回転して迫る地獄の炎の渦と、それに追随する雪の嵐。


それがギラティナに当たった瞬間。

風が頬を撫でた。


この感じだ!


ロコン「いけっ!!」
 ▼ 88 1◆MR00PBvMIc 18/04/15 10:24:52 ID:8UdGo.k. [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボッ!!


ドォン!!!


命中して爆発した。

強力な風を放ったれんごくとふぶきはギラティナを落とす。


反転世界の奥へギラティナは落ちていった。

ロコン「……倒したのか?」


キュウコン「ギラティナがあれくらいで倒れるわけがないだろう。押し戻しただけだ。」

Rロコン「……キュウコンは、技の仕組みがわかるの?」

キュウコン「自分たちで考えることだな。急いでホールをくぐれ。直にギラティナは戻ってくるぞ。」


足場を跳んで、ホールの前に来る。

ロコン「……じゃあキュウコン、いろいろありがとう。」

キュウコン「早く行け」
 ▼ 89 1◆MR00PBvMIc 18/04/18 21:52:56 ID:XUKwqPkM [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────
ズッ


二匹は現実の世界へと消えていった。




キュウコン「……」

?「ケケ」

溜息をつく。

キュウコン「いつからいた?」

俺の尻尾の影にニタリと笑った顔が映る。


ゲンガー「最初から、といったらぁ?」

最高に気色の悪い笑顔だ。

キュウコン「焼いて霊の餌にしてやるよ。」

ゲンガー「oh……じゃあ逃げるか。」

キュウコン「一応礼は言う。」


ゲンガー「霊に礼なんてしても時間の無駄♡」
 ▼ 90 1◆MR00PBvMIc 18/04/18 21:59:50 ID:XUKwqPkM [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
影の中からゲンガーは全身を出した。


ゲンガー「いやしかしよ、おれっちと戦う必要があったか?お前の頼みだから聞いたけどよ。」

キュウコン「ありゃ娘だ。」

ゲンガー「へぇ……娘さんがねぇ


ゲンガー「………………………………えっ!?死んだの!?」

キュウコン「バカか。今帰ったろ。」


ゲンガー「……!!」

少しずつ後ずさりをゲンガーは始めた。

キュウコン「……どうした。」

ゲンガー「妬いてるな。」

薄ら寒い笑顔のあいつを見て、感情が少し高揚した。

キュウコン「焼かれたいか?」

ゲンガー「産まれた時以来会ってない娘が、カレシを連れて、あの世まで来ました!!うん!うん!美味しい!!うまい!!!最高だ!!!」

キュウコン「……」

ゲンガーの首元にそっとアイアンテールを添える。
 ▼ 91 1◆MR00PBvMIc 18/04/18 22:08:29 ID:XUKwqPkM [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンガー「ソーリー」

キュウコン「……経験を積ませたかった。お前と戦わせたのはそんだけの理由だよ。」

ゲンガー「どうだろな?カレシを虐めたかったんzy


キュウコン「死にたいか?」

ゲンガー「メンゴメンゴ」

キュウコン「お前何しに来たんだよ。」


ゲンガー「……いやさ。お前もてっきり帰るもんだと思ってたからよ。」

笑みが消えた。

ゲンガー「お前は次元の狭間の海に沈んで、偶々生きたままこっちに来たわけじゃん。そこの穴くぐればさ、帰れるんだぜ?」

キュウコン「……」


現実世界への入り口は未だに開いたままだ。


キュウコン「……俺は、探検家キュウコンはもう死んだんだよ。」

ゲンガー「は?」

キュウコン「死んだと見せかけて、実は生きてました!……どう思う?」
 ▼ 92 1◆MR00PBvMIc 18/04/18 22:24:32 ID:XUKwqPkM [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンガー「……いいことなんじゃね?お前を待ってる奴がいるかも知んねーし。」

一理はある。

キュウコン「そんな人生まっぴらごめんだね。一度散らせた命をまた晒しに行くなんて地獄だ。」

ゲンガー「お前の主観だろそれ。」

キュウコン「俺の命の価値は俺自身が決める。」


ゲンガー「お前は一生を棒に振ったよ。」

キュウコン「じゃあ黄金の棒だった。立派なもので助かったよ。」

しかめっ面で返された。

ゲンガー「んで、最後の合体技。ありゃなんだよ。」


キュウコン「一種のダウンバースト的なもんだろ。」

ゲンガー「だからそれを説明しろってな」



キュウコン「渦状に広がっていく炎と、それを覆い尽くしてる氷の粒の嵐。」

「炎の渦内部で、温められた空気が溶けた氷の水蒸気と一緒に上昇する。ここに上昇気流が作られる。」

「さらに上部から溶けた氷の水が空気を一緒に押し流して、氷で冷えた空気が下降気流を作る。」

「上昇気流と下降気流が渦の中でぶつかって、大きな空気の塊が出来上がった。上昇気流と下降気流にサンドイッチにされてる空気に逃げ場はない。距離が離れれば離れるほど、どんどん成長する。」



「相手にインパクトした瞬間、一気に気流がはじけて、爆発的かつ破壊的な風を生む。それだけだよ。」
 ▼ 93 1◆MR00PBvMIc 18/04/19 22:17:55 ID:aWE/or2s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ChapterX 時の改変


ズッ


ロコン「ぐっ!」

Rロコン「きゃっ!」

気味の悪い、薄暗く寒い洞窟。『戻りの洞窟』。

ホールが少し高いため、地面に落ちる形となった。


ロコン「帰ってこれた……」

Rロコン「……でも、ギラティナは?」


ここには僕ら二人しかいない。

ディアルガの話とは少し違うようだ。


ロコン「とりあえず外に出てみてみよう。」

この洞窟はおかしいことをもう知っている。

 ▼ 94 ガリザードンY@ミクルのみ 18/04/22 19:53:55 ID:bcSrsW92 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 95 1◆MR00PBvMIc 18/04/23 19:34:38 ID:23c4v1f6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
部屋の四方にあった入り口のうち、目の前にあった穴を通る。

そして、外の空気を目一杯吸い込む。



Rロコン「……はぁっ!」

ロコン「黄泉の空気って重いんだね。」

Rロコン「ほんと!」

霧に包まれた『おくりのいずみ』の水面は全く揺れない。

ロコン「確か話では、ディアルガがギラティナに自分を吸収させる……」


言いかけたところで、違和感を覚えて空を見上げた。

妙な暖かさが頬を撫でた。

リンも上を見上げたようだったが、異変を感じて目を背ける。


光の残像が網膜に焼き付いた。


ロコン「……太陽の……ひかり?」

Rロコン「霧が晴れた……?」


生きる者を近づけないとされる泉の霧が。
 ▼ 96 1◆MR00PBvMIc 18/04/24 19:14:49 ID:QvRF2EOo [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ザザッ……


泉の水が微かに波を立てた。

静かな水面に石を落としたような、円状の波紋が泉の中心から溢れだす。


ロコン「……!?」

ここからギラティナが出てくるのか……?


小さな影が映った。

ロコン「ギラティナ……なのか……」


Rロコン「……!」

隣のリンが、何かに気付いたように後退りを始めた。

だが、顔は水面を見ていない。


上を見て、怯えているように見える。


泉に映る影は、その上にいる『何か』の影ということなのか?

上を見たくない気がした。


冷や汗が吹き出る。

そして僕は、ゆっくりと、顔を上げ始める。
 ▼ 97 1◆MR00PBvMIc 18/04/24 19:25:27 ID:QvRF2EOo [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

?「……」


何かがそこにはいた。

純白の体は神々しいまでの輝きを放つ。


直感だがわかった。

ディアルガ、ギラティナと同じかそれ以上の圧倒的なエネルギー。

『神』と呼ばれるべき存在。


ロコン「……ぅ……」

声の出し方がわからない。



Rロコン「……あなたは……」

隣で、リンが唾を飲み込んだ音がした。


Rロコン「あなたは……一体……?」



?「……私は」
 ▼ 98 1◆MR00PBvMIc 18/04/24 19:37:12 ID:QvRF2EOo [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ディアルガ「『ときのほうこう』ォォ!!」


『何か』が言い終わる前に、宇宙を思わせる色をした光線が『何か』を貫いた。


?「……チィ」

ゴッ!!


『時の咆哮』に包まれた何かは消えた。

ディアルガ「ハァ、ハァ………」


ロコン「ディアルガ!」

上空にディアルガが、口から白煙をあげて浮いている。

息遣いは荒い。


Rロコン「……なに今の!?」

ディアルガ「……逃げろっ!!」



?「……子の分際で……愚か……醜悪なり!」
 ▼ 99 1◆MR00PBvMIc 18/04/25 20:45:17 ID:cSIzNUtA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズズンッ


バッシャァァン!!


空間が捻れたかと思うほどの風圧。

そして上がる水飛沫と爆音。


ディアルガが泉に叩きつけられたと理解するのに、時間がかかった。

さっきまでディアルガがいた場所には、代わりに、あの『何か』がいる。


?「……」

『何か』はそのままゆっくりと降りてきて、泉の上に立った。

目の前にいるのに、僕らの方を見向きもしない。


泉から浮き上がる気泡を、見つめている。






ディアルガ「『モドレ』」
 ▼ 100 1◆MR00PBvMIc 18/04/26 21:23:06 ID:TnkwdVjE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
地の底から声が響く。

正しくは泉の底だろうが。

世界の動きが、全て止まった。


そして『何か』は空へと浮き上がっていく。

それに引っ張られるように、泉の水が浮き上がる。

離れた水によって泉に空いた穴から、ディアルガが水面から顔を出す。


時間が巻き戻っている。


そう気づいた。

そして全ては元へ帰る。

ディアルガが吹き飛ぶ前の位置。


『何か』がディアルガの目の前で止まっている。


ディアルガ「『ウゴケ』」

 ▼ 101 1◆MR00PBvMIc 18/04/26 21:32:18 ID:TnkwdVjE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガッ!

鈍い音が空を貫く。


ディアルガ「『アイアンテール』!」

?「……!」


ドゴォン!

ロコン「うわっ!!」

Rロコン「きゃぁっ!」


アイアンテールによって、『何か』はカウンターを喰う形で地面に叩きつけられた。

衝撃が大地を駆ける。



?「……『しんそく』にカウンターを合わせおったか。成長したな……」

ディアルガ「……ご冗談を。」


?「お前は私が創った最高傑作であるべき一体だ……」

ディアルガ「確かに私は貴方様によって創られた。あえて父上と、そう呼びますか?」


?「……有り得ぬな。」
 ▼ 102 1◆MR00PBvMIc 18/04/28 18:58:14 ID:kFWKQeWk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
?「完璧であったはずなのだ……」


父上?

ディアルガを創った?

Rロコン「じゃあまさかあれが……!」


?「成長などしてはならんのだ!!!」


怒気を含む声が空気を震わせて、風を巻き起こす。


ディアルガ「お前たち!」

空中にいるディアルガが、僕らの方を向いた。


ディアルガ「逃げるぞ!!」

ロコン「ええっ!?」


?「逃げられると……本気で思っているのか?」


ディアルガ「どうにか間に合ったのだ!アルセウス様の相手は、切り札がする!」
 ▼ 103 1◆MR00PBvMIc 18/04/29 22:01:08 ID:Dint5mAo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズゥゥン!

ディアルガが僕らの横に降り立った。

ロコン「ディアルガ!」

ディアルガ「逃げるぞ。」

Rロコン「あれが!アルセウスなの!?」


ディアルガ「そうだ。」

世界の最初に生まれ、全てを創った神。

ロコン「逃げれるの!?」

ディアルガ「問題ない。霧が晴れたお陰で、間に合った。」




ズズン

どこからか地響きがする。


ディアルガ「乗れ!」

地に膝をつき、僕らに背に乗るように促す。
 ▼ 104 1◆MR00PBvMIc 18/04/29 22:10:09 ID:Dint5mAo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
躊躇う僕らを、ディアルガは尻尾で煽る。

ディアルガ「早くしろ!」

ロコン「……!」

跳んで青い体を登る。


僕らが乗り込んだことを確認すると、ディアルガの体は青白い輝きに包まれた。

そして、空へ飛び上がる。


地面からそれを見上げるアルセウス。

だが、すぐに後ろを向いた。



アルセウス「古の巨人。そして大地・海の両化身か。」



ズズン!

レジギガス「レ、ジ、ガガガガガガ!!」


Gグラードン「グルラァァァァ!!」

Gカイオーガ「ギュリシィィィ!!」
 ▼ 105 1◆MR00PBvMIc 18/04/29 22:14:00 ID:Dint5mAo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レジギガス「ガギッ!」

ドォン!


その巨体に似つかわしくない速度で、レジギガスは大地を蹴った。

レジギガス「『バカヂカラ』」

アルセウス「!」


ドゴォォン!!!


ロコン「なっ!」


速い!

振り落とされたレジギガスの右拳をアルセウスはまともに受けた。


Gグラードン「『だんがいのつるぎ』!!」


ボコココッ

ドドドドドドドド!!!!!
 ▼ 106 1◆MR00PBvMIc 18/04/29 22:22:46 ID:Dint5mAo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
大地が隆起して、マグマに覆われた大地の剣が伸びる。


ボフッ!

『馬鹿力』によって発生した土煙の中から、アルセウスが空中へと飛び出す。


それを劔は追いかける。


Gカイオーガ「『こんげんのはどう』!!」

ボッ!

水のレーザービームがアルセウスの道を小さくしていく。



アルセウス「……!」

Gグラードン「死ね」


劔がアルセウスを捉えかけた次の瞬間。

アルセウス「『しんそく』」


時空が乱れたかと思うほどの風が吹いた。
 ▼ 107 1◆MR00PBvMIc 18/05/01 23:59:01 ID:3WnHcFf2 NGネーム登録 NGID登録 報告
ジュゥッ!

Gグラードン「!」

Gカイオーガ「!」


アルセウスは動かなかった。

『しんそく』。通常は神と思しきほどの超速で相手に突っ込み、その体当たりで相手を破壊する技。

しかし自分の体をその場にとどめることで、衝撃波のみを飛ばして見せたのだ。


その風は『だんがいのつるぎ』、そして『こんげんのはどう』を一瞬にして蒸発させた。


アルセウス「.......」






ロコン「......こんな、こんな...」

レベルが違う。

生物としてのランクが全く違う次元に存在する、神。
 ▼ 108 1◆MR00PBvMIc 18/05/03 13:09:10 ID:yCVfFtdI [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「グォォォォォォ!!!」


ロコン「!?」

Rロコン「!」

突然、ディアルガが咆哮を上げた。


ザザザザ……

送りの泉がうねる。


ベチャッ

水が黒く濁る。泥とはまた違う、石油のような何かが泉を汚していく。





ギラティナ「キシャァァァ!!!」



反転世界の時に聞いた声。

しかしその声はあの時とは全く違う甲高い声だった。


歓喜と怒りを備えた声だ。
 ▼ 109 1◆MR00PBvMIc 18/05/03 13:33:20 ID:yCVfFtdI [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アルセウス「影の悪魔……」


バチバチッ!

電撃のような音で、泉一帯の空が歪んだ。



パルキア「グォォォォォ!!」


アルセウス「……歯向かうか、貴様もか」



レジギガス「レジ」

パルキアの方に気を向けたアルセウスを、レジギガスが後ろから抱くように掴む。


アルセウス「!」

レジギガス「ガガガガガ!!」


ドゴォン!


そのままスープレックスが炸裂した。
 ▼ 110 1◆MR00PBvMIc 18/05/03 13:52:54 ID:yCVfFtdI [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アルセウス「ググッ……」

レジギガス「ギ……」


アルセウス「ガァァァ!!」

空へとアルセウスは舞い上がる。レジギガスは弾き飛ばされた。


バチィッ!!

アルセウス「グゥッ!」

歪んだ空が牙をむく。





パルキア「逃さないぜ……」


ディアルガ「さぁどうする?6対1だ。」


ギラティナ「頭が……」
 ▼ 111 1◆MR00PBvMIc 18/05/05 19:58:56 ID:7et9bZOw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アルセウス「ククク……ハハハハハハ!!」


ディアルガ「……」

パルキア「……」

ギラティナ「……」


アルセウス「生みの親に牙を剥くか。後悔しないといいな。……いいだろう」

ズッ



アルセウスは、煙になって消えた。


バチチッ

空の歪みが消える。


パルキア「はァァ……」

ディアルガ「……『幻の大地』へ行くぞ。あそこならば唯一アルセウス様も干渉できん。」


ギラティナ「おい……ディアルガ、パルキア、これは一体どういうことなんだ?」
 ▼ 112 1◆MR00PBvMIc 18/05/08 23:08:14 ID:Q2tAZZ/Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『幻の大地』


ディアルガの背に乗って、幻の大地へ。

『ゲンシカイキ』と呼ばれるパワーアップから解放されたグラードン、カイオーガ、そしてレジギガスはパルキアが空間ごと浮かせて運んでいる。


ロコン「……なぁディアルガ。」

ディアルガ「どうした?」

ロコン「なんでアルセウスが?」


パルキア「あー」

話を割られた。


ディアルガ「……主要メンバーをじげんのとうの屋上に集めている。悪いが少々状況が変わってしまった。」

ギラティナ「……だから私は一体何を……?」

ディアルガ「暴走前後は多少記憶が飛ぶ。後で説明するからついてこい。」


空は薄い膜に覆われているようだ。

パルキアが空間を歪ませてバリアを張っているのだろう。
 ▼ 113 1◆MR00PBvMIc 18/05/12 22:15:10 ID:2PJV/zWQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『じげんのとう』頂上


ズゥゥン

ディアルガが頂上へと降り立った。

僕らもディアルガの背から飛び降りる。


『ポケダンズ』『時の守護隊』『アブソルの一味』


そしてディアルガ、パルキア、ギラティナ、レジギガスと僕ら。

グラードンとカイオーガは幻の大地に降りていった。



ディアルガ「……さて、セレビィ。『あれ』を持ってきてくれ。」

セレビィ「命令しないで」


だが、奥にある台座から、七色に輝く玉を持ってきた。


ディアルガ「お前達が集めた各タイプのオーブを混ぜ、『時空のオーブ』で融け合わせた。」

「『虹のオーブ』だ。」
 ▼ 114 1◆MR00PBvMIc 18/05/13 18:46:48 ID:bPLEegL6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見る角度で様々に色を変えるそのオーブは神秘的かつ威圧的な力を放っている。


ディアルガ「私とギラティナが暴走した」

パルキア「時間と裏世界が乱れた訳で、それを正すため、アルセウス様が降臨することは分かっていた。」

ディアルガ「そこでそれを鎮めるために作ったのだが……遅かったようだ」


アブソル「どういうことだ。ギラティナがお前たちを取り込む手筈じゃ?」

ディアルガ「間に合わなかった。取り込ませ、ギラティナにアルセウス様並の力を持たせるつもりだったが……」


パルキア「だがこれを機と考えることにした。」

ピカチュウ「機だって?」

パルキア「アルセウス様を出し抜くという作戦……て言えばいいか?」


口角を上げたパルキアは子供のようだ。


ディアルガ「そうだ。何もかもを変えて仕舞えばいい。」


ロコン「毎回聞くけどどういうこと?」
 ▼ 115 バルオン@かみなりのいし 18/05/17 01:53:04 ID:3av8/W9I NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 116 1◆MR00PBvMIc 18/05/17 23:35:17 ID:Uo7lvV5I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最近忙しくてすみません
春書いたやつ置いとくので暇な人は読んでお待ちください

http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=795241
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=800694
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=799951
 ▼ 117 ビルドン@おうえんポン 18/05/20 22:57:14 ID:JIpA1iTI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 118 グロコ@キズぐすり 18/05/27 19:54:06 ID:lQlhyJUw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 119 ドシシ@ゴツゴツメット 18/06/04 18:32:40 ID:rypk17Lc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 120 シデ@ガオガエンZ 18/06/06 23:16:31 ID:qNODMqtk NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 121 ガフシギバナ@ていこうのハネ 18/06/10 08:32:14 ID:CGyU4CbE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 122 サキント@ディアンシナイト 18/06/23 16:58:30 ID:AB7kdlMg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 123 ンメル@ピンクのバンダナ 18/06/23 17:02:51 ID:.troECFE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
久しぶりに見た
支援
 ▼ 124 フレシア@イトケのみ 18/06/24 00:24:53 ID:RJ7EbtrA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 125 マンタ@よごれたハンカチ 18/07/05 03:11:05 ID:.UOUfIgM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 126 リアドス@はねのカセキ 18/07/11 19:24:57 ID:irswmyMA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
AGE
 ▼ 127 イコウ@ホズのみ 18/07/11 22:06:01 ID:XdlMNUfA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 128 ノヤコマ@ぼうごパッド 18/07/17 18:52:54 ID:zgmUPlo. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ついに現時点まで読み進んだぜ
 ▼ 129 テノ@ひかるおまもり 18/07/18 01:56:57 ID:8TCIu8gw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 130 グザグマ@あくのジュエル 18/07/19 01:13:27 ID:0BOoVlL. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 131 ニューラ@カクトウZ 18/07/21 21:10:53 ID:XMzUZYyY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 132 ッタ@あかいいと 18/07/22 07:46:26 ID:Yj/wJAAk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだかかりそう?
 ▼ 133 スゴドラ@げんきのかたまり 18/07/22 07:55:35 ID:7gtQWC4E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おもしろい
 ▼ 134 1◆MR00PBvMIc 18/07/22 12:37:31 ID:L5q2z5Wc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
死亡中であることを生存報告します
部活生徒会テスト他諸々で死んでます

8月の中旬には落ち着いてるかもしれませんが、少なくともそれまでは更新できないと思います
すみません
 ▼ 135 ギギアル@ミアレガレット 18/07/22 15:22:56 ID:Yj/wJAAk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>134
了解です!
頑張ってください
 ▼ 136 ブソル@ひみつのコハク 18/07/23 11:50:15 ID:kHh2QdbA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
高校生かな何部かな
暇になるまで保守するぜ!ファイト!
 ▼ 137 ノマダム@きよめのおふだ 18/07/29 19:46:55 ID:Jk/IlwF6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
無理はしないでください。
待ってます!

 ▼ 138 ロンダ@みどりのかけら 18/08/06 20:54:22 ID:v2IAB3Gw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
揚げ
 ▼ 139 ーギラス@がんせきプレート 18/08/14 18:09:37 ID:6Lagx59A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 140 ノアラシ@はかせのてがみ 18/08/22 01:07:12 ID:eYCkpUnE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あぐえ
 ▼ 141 スタ◆YzH1wpXg1U 18/08/27 18:12:52 ID:mLWIF9t6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 142 ザンドラ@ヘルガナイト 18/09/03 07:37:06 ID:hk6QNkps NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 143 リミアン@ポロックキット 18/09/09 05:47:10 ID:Ljq2bVxY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 144 タグロス@ジャポのみ 18/09/14 20:21:31 ID:EOiU7Iz. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 145 ッスグマ@エレベータのカギ 18/09/20 17:38:03 ID:TEHoZnsU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 146 メラ@ちからのねっこ 18/09/23 16:51:05 ID:PR5wRZm6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 147 ブリー@パワーウエイト 18/09/30 14:43:22 ID:fkWwrFEE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
……誰か見てますかー
 ▼ 148 コドラ@ネストボール 18/10/04 12:15:33 ID:8h2cA/Us NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>147
俺が見てるぞ
 ▼ 149 シェード@ロックカプセル 18/10/04 16:26:40 ID:sz26dQjM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>148
よかったー コメントしてるの俺しかいなかったもんで…
 ▼ 150 タモン@ネットボール 18/10/06 13:40:24 ID:j15IMTQc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 151 ロエッタ@アブソルナイト 18/10/06 17:49:21 ID:.tpEF72o NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 152 グマッグ@マグマブースター 18/10/14 08:34:30 ID:JiyQDZro NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえーん
 ▼ 153 ャラコ@コンテストパス 18/10/23 06:36:41 ID:IPHcqUrg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 154 イホーン@メガリング 18/10/23 06:40:49 ID:JJcMZ6UQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 155 ェイミ@ひかりのねんど 18/10/28 10:18:41 ID:PJOEfFXs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 156 チミル@ナモのみ 18/11/05 10:51:04 ID:3p4kYf9k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しーえん
 ▼ 157 ランセル@おちゃ 18/11/12 17:30:59 ID:QfuYqizs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 158 レフワン@カメックスナイト 18/11/17 15:12:38 ID:ZbKwep5c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 159 ィグダ@がくしゅうそうち 18/11/25 14:37:47 ID:BB46M4bk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだかな
 ▼ 160 ントル@カムラのみ 18/12/01 15:17:51 ID:UTw21VGo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 161 ローン@ふっかつそう 18/12/09 10:24:21 ID:LNpEKXWU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ほしゅー
 ▼ 162 イリキー@エレクトロメモリ 18/12/16 10:24:49 ID:N8u.nW8c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 163 ツボット@こんごうだま 18/12/23 11:42:47 ID:0AZwuYuk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ついに5か月
 ▼ 164 ニョニョ@だいちのプレート 19/01/01 17:32:58 ID:DM2IR8Fs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 165 ガカイロス@クロスメール 19/01/12 08:41:03 ID:UOTIpM/U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 166 バルドン@もののけプレート 19/01/21 18:25:43 ID:qHXgTb9c NGネーム登録 NGID登録 報告
前が100スレぐらいあったから所々忘れてるし読み直してくる(保守)
 ▼ 167 ラチーノ@くろいヘドロ 19/02/04 13:03:33 ID:LyyMPeTM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 168 ノハナ@ライブスーツ 19/02/17 20:45:39 ID:CxK6VSbQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ほっしゅー
 ▼ 169 ジョット@ポケじゃらし 19/03/03 13:13:14 ID:rg2AGfYo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 170 ママイコ@かえんだま 19/03/07 12:01:04 ID:2DD.d.kI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 171 コルピ@ねっこのカセキ 19/03/13 07:18:09 ID:f0.sMWPA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 172 キノオー@ギンガだんのカギ 19/03/14 12:39:49 ID:lk3oTBrc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
遅いなー
 ▼ 173 スゴドラ@ヤゴのみ 19/03/21 07:51:29 ID:YG76IbVs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 174 ーケオス@ポケトレ 19/03/31 16:38:11 ID:87OAm23w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 175 ルビート@ピンクのバンダナ 19/04/19 05:38:14 ID:Pw.gQmRQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 176 ロンダ@ボロのつりざお 19/04/27 13:46:04 ID:kObkVdgY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 177 リリダマ@せいなるはい 19/05/23 06:07:40 ID:wlpA0ez. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 178 ノクラゲ@フォトアルバム 19/06/10 21:38:11 ID:QPSAfem2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 179 ルガルド@ラッキーパンチ 19/06/30 10:40:19 ID:IZM6LXTU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 180 アームド@ポフィンケース 19/07/13 18:36:23 ID:rv7.S9po NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 181 ガバクーダ@とくせいカプセル 19/08/11 00:48:22 ID:Xb/6AGck NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 182 カルゲ@ともだちてちょう 19/08/28 21:20:36 ID:.am.vVBw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 183 ダンギル@キーストーン 19/09/07 21:25:14 ID:JJD.yx4k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 184 ルット@パワーアンクル 19/10/03 23:31:17 ID:OPMcNPQ2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 185 イノーズ@ねらいのまと 19/10/19 16:29:43 ID:mE6Qfjig NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
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