[ss] ハウ「サトシに、負けた……!」:ポケモンBBS(掲示板) [ss] ハウ「サトシに、負けた……!」:ポケモンBBS

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SS

[ss] ハウ「サトシに、負けた……!」

 ▼ 1 ブラーバ@ロゼルのみ 19/08/13 14:53:55 ID:nXfoDJGo [1/10] NGネーム登録 NGID登録 報告

「よって勝者、サトシ選手――」

 沸き起こる歓声。満面の笑みを浮かべ、モクロ―に駆け寄るサトシ。
 俺は思わず目を擦った。

 ――俺が、負けた……!

 あぁ、そうだ。それは紛れもない事実だ。クチナシさんはその手をサトシに向けている。飛び上がって喜んでいるのはサトシだ。俺ではなく。ぴんぴんしているのはモクロ―の方で、ジュナイパーは――。

「ジュナイパー!」

 俺はジュナイパーに駆け寄った。ひどい傷だ。だけど、ジュナイパーは心配するな、とでも言うように笑みを俺に向けている。心配しないわけがない。俺はオボンのみをジュナイパーの口に運んだ。ジュナイパーを掻き抱くように上体を起こしたとき、ざっと地面を踏みしめる音が聞こえてきた。――サトシだ。

「ありがとう、ハウ! ジュナイパー、ホントに強かったよ!」

 笑みを絶やさず、サトシは俺に手を差し出した。モクロ―は勝利を喜ぶように翼をはためかせている。
 一瞬、ジュナイパーは不服ありげに口を開こうとした。それを押しとどめ、俺は笑みを湛えた。

「うん、また、バトルしよう!」

 サトシの手を握り返し、俺は立ち上がった。砂埃を払い、彼に背を向ける。
 敗者にここに立つ資格なんてない。異論なんてないさ。俺が負けたのは事実なんだから。
 背中から聞こえてくるのは歓声。サトシのそれに応える声。
 ジュナイパーは小さく鳴いた。
 俺も、泣きそうだった。
 ▼ 2 ドゼルガ@どくどくだま 19/08/13 14:55:09 ID:nXfoDJGo [2/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
スレ立て失敗したので再度。
遅筆かもです。
ところどころアニメとセリフ違います。
 ▼ 3 ムパルド@ダークメモリ 19/08/13 15:14:50 ID:nXfoDJGo [3/10] NGネーム登録 NGID登録 報告

「……戻れ、ジュナイパー」

 ボールを差し向けると、初めジュナイパーは抵抗した。だけど俺が目を伏せると、抵抗は止めた。一人にしてほしい。その意思が伝わったのかもしれない。
 点々とランプの灯る無機質な廊下には、誰一人いなかった。俺一人が歩く音のみが響く。入場の時はあれほどワクワクしていたのに、今この廊下を渡ると、空しさと悔しさが沸き起こってくる。

「そんなの、アリなのかよ……!」

 俺は頭を抱えた。廊下の壁を叩いた。拳が痛くなった。ただそれだけだった。
 この日まで、ずっと特訓し続けてきた。高みを目指して、努力し続けた。じいちゃんにも勝った、Zリングだって手に入れた。勝てる。これで勝てるはずだ。万が一負けても、食いなんて残らない。そう思っていた、はずなのに……。
 泣くのは悔しくて、唇を噛んで耐えた。廊下を踏んずけて歩く。もう、誰にも会いたくない。
 そう思っていた矢先だった。

「じいちゃん……」

 恰幅の良い姿。威厳に満ちた、堂々たる歩み。蓄えられた立派な髭。
 廊下の先から、じいちゃんが歩み寄ってきた。
 俺は顔を伏せ、鼻を擦るふりをして目を拭った。そして、じいちゃんに笑いかける。

「サトシとモクロ―、本当にすごいや」

 ホント、びっくりさせられっぱなしだな。上げた空笑いは空しく廊下に響いた。
 じいちゃんは無表情のままだった。歩み寄ったじいちゃんは、俺の肩に手を置いた。
 そして、一言。

「よく、頑張りましたな」

 いつもの、じいちゃんとしての柔らかな微笑み。
 俺は負けてしまった。
 じいちゃんにつかまって、声を上げて泣いた。泣き叫んだ。そうしたら、すっきりするだろうな、そう思って。
 勝てなかったのは事実だ。モクロ―だって強かった。きっとサトシだって特訓を積んだんだ。努力しているのは、みんな同じ。結ばれるか結ばれないか。それが勝者と敗者にある決定的な違いだ。
 ポケットの中で、ボールが小さく動いた。ジュナイパーも泣いているんだろう。悔しいのは、俺だけじゃない。

 ――でも、何故だろう。
 悔しさのほかに、何故憤りを感じるのだろう。
 ▼ 4 リーパー@あさせのかいがら 19/08/13 15:34:20 ID:nXfoDJGo [4/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 5 ガレックウザ@コスメポーチ 19/08/13 15:35:10 ID:bGV2lCuw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 6 テッコツ@タイマーボール 19/08/13 15:35:48 ID:dj4oUORE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>4
えぇ...
 ▼ 7 ーブル@しらたま 19/08/13 15:37:26 ID:nXfoDJGo [5/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>4してくれたらうれしい
 ▼ 8 ギアナ@レインボーパス 19/08/13 15:37:53 ID:nXfoDJGo [6/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
反応がないからさみしいんです……
 ▼ 9 レキッド@いんせきのかけら 19/08/13 15:49:07 ID:KpOQXsL6 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>8
甘えるな
俺なんか二週間支援無いんだぞ
 ▼ 10 カグース@ひかりごけ 19/08/13 15:50:53 ID:t2WERaWY NGネーム登録 NGID登録 報告
>>8
反応がなくて嫌ならSS書くの止めた方がいいよ
そんな気持ちでやっても辛いだけだし
 ▼ 11 ージュラ@やまぶきのミツ 19/08/13 15:51:40 ID:lSUcHxfA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援貰えないくらいで喚くな
 ▼ 12 イパム@ふたのカセキ 19/08/13 15:52:43 ID:LcFMGroY NGネーム登録 NGID登録 報告
頑張って!(支援)
 ▼ 13 バゴーラ@やまぶきのミツ 19/08/13 15:54:39 ID:dj4oUORE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
俺なんて無反応で10レス書いてたけど、2日後くらいに急に反応もらえたりしたし、まず書こう
内容みてから支援するタイプの人だっているんだ
支援したくなるようなものを書こうぜ
 ▼ 14 ィオネ@ルガルガンZ 19/08/13 15:57:22 ID:i36UCXo6 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
あーあ
 ▼ 15 エルコ@においぶくろ 19/08/13 15:58:14 ID:/GNMFhCw NGネーム登録 NGID登録 m 報告
文はすきだからがんばれ
 ▼ 16 レベース@ちかのカギ 19/08/13 15:59:45 ID:oHP.DZNE NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
今のBBSのSS界がどれだけ廃れているかよく分かる
 ▼ 17 ンヤンマ@ヒメリのみ 19/08/13 16:10:37 ID:nXfoDJGo [7/10] NGネーム登録 NGID登録 報告

「とりあえず、ポケモンセンターに戻ろっか」

 ジュナイパーはひどい傷を負っていた。一応オボンのみをたべさせたけど、応急処置にすぎない。専門家に見てもらわないと。
 じいちゃんに別れを告げて、俺はポケモンセンターへと向かった。その道中、テレビモニターが光り輝いた。どうやら次の試合が始まったみたいだ。空を舞うリザードンと空を駆けるクワガノン。白熱したバトルが繰り広げられているらしい。
 ――そんなの、俺にはもう関係ないことだ。
 ポケモンセンターに入り、ジュナイパーを預ける。お疲れさまでしたと、ジョーイさんは笑ってくれた。その笑みが嘲りに思えてならないのは、一体なぜだろうか。
 ジュナイパーを待つ間、ぼんやりとテレビモニターを見つめた。
 あれは確か――サトシの友達だったはずだ。カキと……マーマネ、だったか。盛り上がっているが、もう終盤に近い。リザードンから放たれたZ技と、クワガノンから放たれたワイルドボルト。激しいぶつかり合いの末、立っていたのはリザードンだった。勝者はリザードンのトレーナーだ。彼は俺が立てなかった場所に立つのだ。
 ――くだらない。
 次の試合が始まろうとしていた。グズマとかいうチンピラと、またサトシの友達か。

「ジュナイパーのトレーナーさーん!」

 ジョーイさんに呼ばれ、俺は腰を上げた。カウンターを見ると、ジョーイさんの隣に立つジュナイパーの姿がある。すっかり傷は塞がっており、元気を取り戻したようだ。そのわりに、表情は暗い。思うところはあるようだ。

「お疲れ、ジュナイパー」

 いつものようにジュナイパーの首元を撫でてやる。だがジュナイパーの顔色は変わらない。

「……そうだ、外にドーナツ屋さんがあったっけ。一緒に食べようよ、ジュナイパー」

 頷きも返さなかった。俺も俺で、乗り気じゃなかった。

「まいどありー!」

 喋るおかしなニャースに励まされ、買ったドーナツはミツハニードーナツ。アローラリーグの形を模したものもあったけど、買う気にはなれなかった。
 ドーナツを分けながら、アローラリーグへの道を歩く。

「ホント、サトシには敵わないね」

 ジュナイパーは無言でドーナツを食べた。

「最初に会ったときも思ったけど、奇想天外で予測不可能。あーぁ、勝ちたかったなぁ……」

 本心だった。おそらくは、ジュナイパーも。

「でもさ、しょうがないと思うんだ。俺だって本気出したし、ジュナイパーだって本気だっただろ? サトシだって修行積んであそこまで強くなったんだ。精一杯俺たちはやった。だろ? じゃあしょうがないじゃんか」

 笑い声をあげる。皆試合を見てるのか、アローラリーグへの道には誰もいない。俺の声だけが響いて、それがより空しかった。
 だから、俺は泣いてしまった。

「しょうがないん、だけどさぁ……っ!」

 悔しいものは、悔しいじゃないか。
 ジュナイパーは俺の背を撫でてくれた。優しく、そっと。
 放り込んだドーナツの味は、もう覚えていない。
 ▼ 18 ガバクーダ@キラキラメール 19/08/13 16:11:48 ID:nXfoDJGo [8/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
そうですね。紫煙ない程度でへこたれてないで頑張ります!
あと、文読みにくかったらすみません……
 ▼ 19 コッチ@ピントレンズ 19/08/13 16:13:55 ID:WjoM6FuQ NGネーム登録 NGID登録 報告
シエンネ
 ▼ 20 ボネア@つかまえポン 19/08/13 16:16:44 ID:X3QozAsI NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 21 ッシード@ちかのカギ 19/08/13 16:25:02 ID:nXfoDJGo [9/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
ちょっと更新遅れます。
 ▼ 22 ナフィ@いんせきのかけら 19/08/13 17:17:59 ID:yYNIoHTE NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 23 ードリオ@ピンクのリボン 19/08/13 18:09:15 ID:x.pEangk NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 24 ケニン@フシギバナイト 19/08/13 18:26:56 ID:1fiki2sk NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 25 ールル@チイラのみ 19/08/13 21:27:58 ID:nXfoDJGo [10/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
遅れてすみません。そしてたくさんの支援ありがとうございます!

 ――どれほど時間が経ったろう。

 アローラリーグの方が騒がしい。どうやら試合が終わったようだ。
 ――いつまでもいじけてないで、そろそろ客席に戻ろうかな。
 猛者のバトルを見れば、きっとわかる。俺に足りなかったものが。
 ジュナイパーをボールに戻し、俺は会場へと戻った。
 会場には不穏な空気が立ちこめていた。モニターを見て、俺は納得する。
 先ほどの試合。その勝者はグズマって人らしい。たしかチンピラ集団スカル団のボスだったか。みんな陰鬱なのは、グズマが勝ったからだろう。負けたのは、サトシの友達だ。

「すごいバトルじゃないか……」

 じごくづきによるアシレーヌの強みの破壊。フェアリータイプへの対抗手段としてのどくづき。アクアブレイクによるZ技の破壊は圧巻だった。鳥肌が立った。繰り出される技の数々に、俺は圧巻させられていた。
 気が付くと、俺は汗を流していた。体が、心が興奮しているようだった。
 すごい。強い。このグズマって人、本当に強いんだ。
 それは卑怯だとか、姑息だとか、そんな言葉で収められないほどに。
 確かに、この人のバトルは見ていていい気がしないかもしれない。だけど、そんなことでこの人の持つ本来の強さを否定してよいのだろうか。
 いや、いいわけがない。
 少なくとも、評価されるべきバトルだ。経歴が何であれ、トレーナーとしては一流だから。
 モニターが切り替わって、次の試合のバトルカードが提示された。俺は思わず唾を飲み込んだ。

 カキ選手VSグラジオ選手
 グズマ選手VSサトシ選手

「これは見者だな……」

 俺を打ち倒したサトシと、先ほどのグズマ。
 どっちが勝ってもおかしくないバトルだ。実力はほぼ五分五分。これは見逃せないバトルになる。

「いい席、取らないとな、ジュナイパー」

 こんな試合、遠くからぼんやり眺めるなんて絶対に嫌だ。絶対に近くで見てやるんだ。
 どちらが勝つかわからない。だけど、願わくばサトシに勝ってほしい。だってサトシは俺とジュナイパーを倒したんだ。サトシが勝ち残らないと、俺たちが浮かばれないだろ?

「そうだ、サトシに会いに行こうよ」

 バトル前にサトシを応援してあげたい。そして、サトシがやってきた特訓方法を訊きたい。次のバトルに生かせるなにかがあるかもしれないから。
 ▼ 26 スゴドラ@ウオーターメモリ 19/08/13 23:18:45 ID:HC3sBWQs NGネーム登録 NGID登録 m 報告
SSでレス乞食はいけない(戒め)
 ▼ 27 ンボラー@ルガルガンZ 19/08/14 11:17:36 ID:FkwcalkA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

 よし、そうと決まればルート変更だ。俺は会場への道から楽屋へと続く道へと足を進めた。あぁ、サトシに楽屋番号でも聞いとくんだった。確か、次の試合からは個人楽屋になる。だが楽屋前廊下を通り、俺は安心した。ちゃんと名前がふってある。よかった。俺はほうっと息をつく。
 楽屋前廊下はずいぶん静かだった。試合前だからだろうか。そう言い切るには静かすぎる。しかしすぐに納得がいった。さっきまでは大人数だったのだ。それが今では四人にまで減っている。それは静かにもなるだろう。響く足音が、少し寂しかった。
 奥へ進むたび、だんだんと騒がしくなっていった。ふっと奥で、緑の髪が通り過ぎた。あれは確か――サトシの友達のマオとかいう子だったか。彼女は奥の角を曲がって消えた。サトシの楽屋はあの奥にあるのだろう。なるほど、楽屋が少し騒がしかったのも頷ける。俺は奥へと足を速める。
 角を曲って、その先。サトシ様と書かれた札の下がった部屋があった。中は楽しそうな談笑で満たされている。俺は笑って、扉に手をかける。

「――でも、ほんっとに短時間で完成させちゃうとは思わなかったよ!」

 その手を、止めた。あの快活で響く声は――マオだ。そうだ、マオとかいう少女の声だ。でも、完成? 一体なにが? なんだか嫌な予感がした。

「本当、無謀なことだと思ってたけど、成功してよかったねーサトシ!」

 あのおっとりした声はマーマネだ。
 俺は中に入らなかった。外で聞き耳を立てるように中の様子をうかがっていた。そんなことをする必要は全くない。ただの会話だ。至って普通の、楽しそうな談笑じゃないか。でも、なんで――なんで心臓は高鳴っているのか。

「あのかげぬいの脱出、すごかった。ドデカバシからもらっておいて、よかったね!」

 かげぬいの脱出? あのマントを使った脱出のこと? ドデカバシからもらったって、そんな、もしかして、そのマントが……?
 脈の動きが見えるほどに血の流れが速い。心臓は怯えるように早鐘を打っている。これ以上聞きたくない。でも、なにを? わからない。わからないけど、聞いてしまう。

「まぁ、完成したっつっても、俺たちの知ってるフェザーダンスじゃなかったけどな」

 完成した? フェザーダンスが? いつ? まさか、それがマオの言う、短時間でという言葉――。

「本当に、サトシとモクロ―の強運は測定不能ロト」
「……あぁ、うそだ、そんな、」
 
 俺は口元を手で押さえた。そうでもしないと、息が漏れてしまう。息で外にいるのがバレてしまう。心臓の音が耳元にまで迫っていた。だが、それよりも鮮明に届くのは、あのエーテルのお嬢さんの声。

「でも、二度とこんな無茶はしてはいけませんよ。ギリギリに技の特訓なんて、もくろモクロ―も寝てしまうに――」

 最後までは、聞かなかった。
 俺は走っていた。走って走って、走り続けていた。道中誰かにぶつかったような気がしたけど、そんなの知らなかった。ただただ、俺は走り続けた。
 ▼ 28 ンターン@エネコのシッポ 19/08/14 11:18:47 ID:FkwcalkA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>26
そうですね……戒められていきます
 ▼ 29 ェルダー@トレジャーメール 19/08/14 11:47:07 ID:mPM6YItI NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 30 ルキア@トロピカルメール 19/08/14 11:49:09 ID:1dG.v93A [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 31 ルシェン@ミストシード 19/08/14 14:04:32 ID:7VGUkg7Y NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>28
素直でいいと思った(謎の上から目線)
シエンネ
 ▼ 32 ズモー@スペシャルアップ 19/08/14 18:17:40 ID:y2k.7Z7M [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告

「……なんでだよ」

 サトシはろくな特訓なんてしていなかった。俺たちを負かしたあのフェザーダンスも、一夜漬けでもない。数時間でマスターしようとして、不完全のままサトシはやってきたのだ。
 ――俺は、なめられていたんだ。

「なんでだよ……!」

 それなのに、俺は負けた。なめてかかってきた奴に、努力も怠ってきたような奴に、俺は負けたんだ。修行だってちゃんとしてきたのに。サトシは、なんにもしてなかったのに!

「なんでなんだよ!!」

 俺はリーグを飛び出した。もう居たくない。あんなところに居たくない。試合だって見たくない。サトシの顔だって見たくない。
 対等なライバルだと信じていた。渡り合える、いい仲だと思い込んでいた。思い込んでだけだった! サトシは俺のことなんて見ていない。ただの踏み台だった。だからなめた。舐めってかかってきた。
 俺は泣いた。泣き叫んだ。次の試合は明日行われる。みんなもう帰ってしまっていたのが幸いだった。俺は泣いた。海の見えるベンチに座って、声を上げて泣いた。
 ――泣き続けていたから、その人に気づかなかったんだ。

「アンタ、なに泣いてんだい」

 俺は思わず後ずさった。ベンチの上だというのに、だ。
 面白い髪形の人だった。ピンクと黄色の髪を伸ばした、奇妙で綺麗な人だった。しかし、その髪留めの髑髏は、悪趣味な服装には、見覚えがある。
 俺はその女性を睨みつけた。

「スカル団……!」

 女性はふんと鼻を鳴らした。
 奴はスカル団。それにあの髪型は確か、グズマの右腕であるプルメリ、とかいう人だったはずだ。

「泣いてなんか! ……別に、ないよ」
「くだらない嘘なんかついてんじゃないよ。そんなに涙流しといて、なに言ってんだい」
「べ、別に、これは……くそっ」

 拭っても、拭っても、涙は流れるばかりだ。落ちやしない。その滲んだ視界の中でプルメリはからかうように笑っていた。

「まぁいいさ。用があるのは、アタシの方じゃない」

 そう言って、プルメリは視線を俺の後ろにやった。恐る恐る、後ろを振り返る。
 そこに、不思議と恐怖はなかった。むしろ、会えて光栄という思いがあった。
 立っていたのは、刈り上げられた白髪に、目つきの悪い猫背の男。

「俺にぶつかっといて、謝罪もなしかよ」
「グズマ……さん」

 グズマ――いや、グズマさんは俺を見下ろした。
 ▼ 33 リキリ@カプZ 19/08/14 18:28:21 ID:/coI0eSI NGネーム登録 NGID登録 報告
実際舐めてるととられてもおかしくないことしてるよな

支援
 ▼ 34 ガメタグロス@カイスのみ 19/08/14 18:46:00 ID:1dG.v93A [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 35 タチ@もえぎいろのたま 19/08/14 18:48:51 ID:yDcYbnDk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 36 ンフィア@サファイア 19/08/14 20:16:53 ID:y2k.7Z7M [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告

「あっ、すみません! 俺、気づかなくて……」

 あの時、誰かにぶつかったような気がしたが、それはグズマさんだったのか。
 俺は縮こまった。気づかなくて、そんな言葉で済まされるのか。そんな思いがあったからだ。相手はあのスカル団。それもそのボス、グズマさんだ。もしかしたら――最悪の未来を考えて、俺は頭を下げた。
 だが、それは行き過ぎた妄想だったようだ。

「ほらよ」

 グズマさんから手渡されたのは、缶に入ったエネココアだった。隣に座ったグズマさんは、自分の手にも持つエネココアを空けた。呷るグズマさんを、俺は途方に暮れて見つめていた。その視線に気づいたのだろう。彼は視線を俺の手元に落とし、顎をしゃくる。

「飲めよ」
「……え?」
「心配すんな。俺のおごりだ」

 再び自分のエネココアに口をつけるグズマさんに、俺はエネココアを空けた。小さく頭を下げ、彼にならって呷る。――甘い。とても、甘い。胸に溜まったモノを溶かしていくようだ。その味わいと程よい温かさは、胸に染みた。
 うっかり零してしまったのは、そのせいだろう。

「……くそったれが」

 素直に思った言葉は、気が付くと声になっていた。俺は慌ててグズマさんの方を見る。違う。あなたに向けてじゃない。だが、彼は顔色一つ変えなかった。俺の方を見ることもなかった。わかっている。そう言うような横顔に、俺は語りだしていた。この人なら、理解してくれる。なぜか、そんな気がしたから。
 ▼ 37 ネネ@コンペボール 19/08/14 20:18:03 ID:y2k.7Z7M [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>33
そうですよね……アニメを見て驚きました
うわぁ……っていうかなんていうか
 ▼ 38 ナフィ@ポイズンメモリ 19/08/14 20:27:32 ID:1v8MzIDQ NGネーム登録 NGID登録 報告
グズマめっちゃいいやつ
支援
 ▼ 39 ズゴロウ@いいキズぐすり 19/08/14 21:32:14 ID:y2k.7Z7M [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告

「俺の試合、見ましたか? いや、見てるわけないか……」
「見てたぜ」
「え? マジですか?」
「ここにいりゃあ、嫌でも目に入るだろ」

 本当に、そうだ。俺は街頭に立ち並ぶモニターを睨んだ。
 リーグ会場には、いや、今やアローラ全土でこの大会の映像が流れている。どの試合も、嫌でも目に付くはずだ。……サトシの姿だって。

「……いいライバルだって信じてたんですよ。なのに、あんな……」

 思い出しただけで怒りがこみあげてくる。もらったマントでの緊急回避。ギリギリで習得もせずに、だけど持ち味の運で成功したフェザーダンス。反則ギリギリの、まるでなめているとしか思えない、試合中の居眠り。
 あぁ、頭が痛い。

「ライバルなんて、所詮はそんなもんさ。……どうせ見下してやがるんだ。島めぐりもろくにクリアしてねぇ奴に、居場所なんてねぇのさ」

 吐き捨てるような言い方に、俺は思わずグズマさんに目をやった。憎々しげに眉間にしわを寄せる。その目に映るのは、一体誰の姿なのだろう。

「その点、あのサトシとかいうガキも一緒さ。お前を見下してんだよ。だからお前をなめてかかったのさ」

 ……そうだ。見下されていたんだ。俺はじいちゃんの試練しかクリアしていない。それを告げたときからだ。そう、あの時。久々にサトシに会えたことが、俺は素直に嬉しかった。だけど、それは俺だけだったんだ。……俺の、独りよがりだった。

「……クソっ」

 だけど、なにも言えない。俺は負けた。その事実だけは、曲げることができない。
 グズマさんは俺を嗤った。

「けどよ、お前は負けたんだぜ? なめくさった野郎によ」

 ぐうの音も出なかった。
 ▼ 40 カリオ@アブソルナイト 19/08/14 21:46:55 ID:hDBUlk1o NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
おもしろくなってきやがった
 ▼ 41 ョロゾ@スーパーボール 19/08/14 21:50:56 ID:6MuY/75I [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
人によっては暴力沙汰とかなってもおかしくないよな、ハウが心広かっただけで
 ▼ 42 バゴ@おこづかいポン 19/08/14 21:51:15 ID:6MuY/75I [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 43 ンプラー@ぼうじんゴーグル 19/08/14 21:51:23 ID:yDcYbnDk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 44 ンキー@ボロのつりざお 19/08/14 21:57:55 ID:Wdmov9rQ NGネーム登録 NGID登録 m 報告
こうしてすれ違いは生まれると
 ▼ 45 モネギ@ぎんのはっぱ 19/08/14 22:01:04 ID:ESjgxibk NGネーム登録 NGID登録 m 報告
シエンネ
 ▼ 46 ェークル@しんじゅ 19/08/14 22:31:55 ID:WWrcdIMw NGネーム登録 NGID登録 報告
もう今後の展開読めたけど支援
 ▼ 47 フキムシ@1ごうしつのカギ 19/08/15 07:32:51 ID:g2xQTuXE NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 48 グロコ@ジーエスボール 19/08/15 07:35:52 ID:7zik8M26 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 49 イコウ@アンノーンノート 19/08/15 12:59:43 ID:BaLQ7rvY NGネーム登録 NGID登録 報告
これはいいスレ
支援
 ▼ 50 ロリンガ@タポルのみ 19/08/15 13:19:31 ID:bjrwlBYo NGネーム登録 NGID登録 報告
一応最初のZ技避けもフェザーダンスっぽかったんだよな 羽根が舞ってたし
 ▼ 51 ロバット@じゃくてんほけん 19/08/15 13:35:33 ID:oG9sPO8U NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 52 ティオス@ソルガレオZ 19/08/15 13:49:47 ID:uuAsGi1Q NGネーム登録 NGID登録 m 報告
さすがにアレはないよな
ハウが可哀想
そして支援
 ▼ 53 メテテ@ものしりメガネ 19/08/15 14:08:44 ID:tsS.lMJU NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>50
これ
 ▼ 54 ジロン@こおったきのみ 19/08/15 14:19:39 ID:x6W.4o56 NGネーム登録 NGID登録 報告
自分がSS書いてた時は少ない更新でも1〜2レスの支援ついてたのにな

でもさすがに20分で支援よこせはせっかち過ぎでは
 ▼ 55 ャワーズ@ルームキー 19/08/15 17:01:07 ID:lNK6udqI NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 56 ョロボン@かえんだま 19/08/15 20:26:57 ID:T0tQBtgY [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告

 正論だ。俺は言葉に詰まって、グズマさんから目を逸らした。だが、彼は容赦なく正論の刃を突き立てる。

「相手はモクロ―だ。そしてお前はジュナイパー。力の差は歴然だ。でも、お前たちは負けた。雑魚なんだよ」

 違う、ジュナイパーは弱くない。弱いのは俺だ。俺が、トレーナーとして力不足だっただけだ。
 言いかけて、やめた。自らの唇に手を当てるグズマさん。それはしゃべるなというより、しゃべらなくてもいいと言っているように思えた。お前のことは分かっている。だから話さなくてもいい。口を閉じた俺に、グズマさんは満足げに片頬の口角を上げた。
 だけどよ、と続ける。

「弱いのは、アイツも同じだ。あの、サトシってヤツもな」
「……え?」

 俺は目を見張った。サトシが、弱い? 俺を打ち負かした、サトシが弱い? この人はなにを言っているんだろう。さも阿呆といった顔をしていたのだろうか、グズマさんは小さく笑った。

「確かに、ヤツには実力はある。だけど、相手を舐めてかかった。その点で、ヤツはトレーナーとして劣っているんだよ。お前よりもな」

 サトシは……俺より劣っている。

「お前は全力を尽くした。その結果負けた。負けただけだ。トレーナーとしての意地は、心は、お前の方が勝ってるんだよ」

 俺は……サトシに勝っている。
 ……そうだ、勝ってるんだ。どんな相手にも全力を尽くした。俺は、俺のトレーナーとしての心は、サトシ以上なんだ!
 暗く沈んだ心に光が差し込んだような気がした。自信が生まれた。礼を言おうとした俺の肩を、グズマさんは叩いた。

「まぁ、そうはしゃぐな。お前が負けたということは何一つ変わっていない。実力という点においてお前が負けていることは確実なんだからよ」

 ……あぁ。俺はため息をついた。悔しいが、そうだ。実力では、サトシには及ばない。
 心配するな、とグズマさんはうなだれる俺の背を叩いた。そして、耳朶を噛むように囁く。

「俺なら、お前を強くしてやれる。それに、俺はお前を負けるに至らしめた決定的なミスに気付いている」

 俺は思わずグズマさんを見つめた。俺が負けるに至る、決定的なミス。それは、一体――。
 グズマさんは口角を上げたまま、俺の肩をなぞり、左腕のそれに触れた。

「これに頼っちまうから、お前は負けたのさ」

 俺は左腕に触れた。
 そこにあるのは、じいちゃんからもらったZリングだった。
 ▼ 57 レディア@ロックメモリ 19/08/15 20:32:03 ID:T0tQBtgY [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
更新遅れてすみません……
>>50
あの羽はジュナイパーの矢のものだと勝手に思ってました……確かにフェザーダンスなのかもしれません
>>54
そうですね……反省しています……
 ▼ 58 ニリッチ@ひみつのカギ 19/08/15 20:41:14 ID:PVyQaUl6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 59 ッピ@グラウンドメモリ 19/08/15 20:43:52 ID:1mzsfLzk NGネーム登録 NGID登録 報告
反省してるっぽいしC
 ▼ 60 トデマン@ホノオZ 19/08/15 20:51:37 ID:NP3kjRDQ NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>46
そういうのいらないから😒
 ▼ 61 イコウ@クチートナイト 19/08/15 22:23:20 ID:TaPQw6kg NGネーム登録 NGID登録 報告
俺もss書いてたことあるけど支援つかんとモチベ上がらんし、イッチはなんも間違ってないで
文もすげえし
支援
 ▼ 62 ユルド@メカニカルメール 19/08/15 22:24:15 ID:9bx6sABA NGネーム登録 NGID登録 報告
>>61

>>54の言う通りだぞ
 ▼ 63 ノヤコマ@りゅうのプレート 19/08/15 22:40:07 ID:xPwQo1Zw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 64 ドキング@するどいくちばし 19/08/15 22:45:19 ID:T0tQBtgY [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告

「でも、これはっ!」

 俺はグズマさんの手を振り払い、Zリングを隠した。

「これは、俺の……じいちゃんから……カプから認められた、証で……」

 ずっとずっと、勝てなかった。だから努力した。努力を重ねて、俺はじいちゃんに勝った。そして、やっと、カプに認めてもらえたんだ。
 その証として、俺の手首ではZリングが輝いている。
 それは、誇りでもあったから。

「認められた、か……」

 グズマさんの顔色が変わった。さっと、彼の顔から笑みが失せる。
 いけない、ダメだ。謝ろう。頭を下げようとした、その時だった。

「こんなもんが証だとか言ってんのかよ、あぁ!?」

 俺の左手はグズマさんに掴み取られていた。まるでねじ切られそうだ。あまりの痛みに声を出すこともできない。涙目の俺など気づいていないのか、グズマさんは怒鳴りつける。

「気まぐれな神に選ばれて、なんだ? お前も違うってんだろ!?」
「おいグズマっ」

 飛び散る唾に、血走った目。プルメリの助けによって難は逃れたが、グズマさんの姿は目に焼き付いて離れない。まるで人が変わったようだ。いや、今のが彼の本当の姿なのかもしれないが。
 プルメリになだめられ、グズマさんは落ち着きを取り戻したようだ。けれども、まだ息は荒い。その目は俺を、まるで軽蔑するように見つめていた。

「……そうかよ」

 そして、彼は自らを嗤った。

「やっぱり、神に認められちゃ、俺たちとは違うよな」

 なにやってんだ、グズマ。
 小さく呟いて、グズマさんは空の缶を握りつぶした。
 そのまま、俺を見ることもなく、闇に紛れて消えた。
 ▼ 65 ドラ@にじいろのはね 19/08/15 22:48:04 ID:T0tQBtgY [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>61
それでもやっぱりせっかちだったなぁと思います。
文はありがとうございます! そっち志望なんで素直に嬉しいです!
 ▼ 66 ゲキッス@2ごうしつのカギ 19/08/16 11:49:51 ID:wUwIWLYY NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 67 ブソル@てんかいのふえ 19/08/17 01:15:06 ID:lB1cU98A NGネーム登録 NGID登録 報告
age
あと将来そっち系頑張るなら(>>65
こーゆーとこで文章出して実践も良さそうですし、
「読ませて貰ってる」精神で応援したいです。
 ▼ 68 クロム@スチールメモリ 19/08/17 12:53:31 ID:iuN2z.xw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

「アンタ、確か、ハウだっけ?」

 闇を見つめていると、プルメリがそう問うた。頷くと彼女は微笑し、グズマさんの消えたほうへ目をやる。

「許してやってくれよ、アイツのことはさ。いろいろあったんだよ、昔ね」
「それは……島めぐりについて、ですか?」

 俺の問いには、プルメリは曖昧な笑みで返した。

「……まぁ、いろいろさ」

 きっと、触れられない事情があるんだ。そして俺は、それに踏み込んでしまった。
 グズマさんの逆鱗に触れてもおかしくない。

「アンタが気にすることはないさ。グズマはそういうヤツだからね」
「でも……」
「アンタにも事情はあんだろ。それでも、そのZリングを大切にする心は、理解できないけどね」

 プルメリは俺のZリングを見つめた。グズマさんと同じ、忌み嫌うような目で。
 俺はZリングに目を落とした。……俺の、島めぐり達成の証。
 ハウ、とプルメリの呼ぶ声に、顔を上げる。彼女の手には、一枚の紙が握られていた。

「気が変わったら、連絡しな。アタシたちは、変わりたいヤツの味方さ」

 闇に放られた一枚の紙。ひらりと舞うそれを掴み取ったとき、

「あれ……」

 そこには闇しかなかった。
 街灯が輝く、白い光が照らす紙を、俺は握りしめた。
 ▼ 69 シギソウ@セシナのみ 19/08/17 12:59:34 ID:iuN2z.xw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>67
読ませてもらってるなんて、そんな……読んでもらってるのはこっちですし……
でも応援ありがとうございます! ギルガルドもかわいいです!
 ▼ 70 ストダス@レンズケース 19/08/17 13:19:25 ID:o5YAQWtY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 71 ゲハント@カードキー 19/08/18 09:48:52 ID:egzEiPrs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 72 ョンチー@ぐんぐんこやし 19/08/18 15:48:31 ID:BoZoTK8M [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

――こんなもんが証だとか言ってんのかよ、あぁ!?

 グズマさんが怒鳴り散らし、忌むように睨みつけたZリング。
 じいちゃんから、カプから、みんなからアローラの一員として認められた証。
 俺はZリングに触れた。少し温かいのは、それが特別なものだからだろうか。
 帰り道を急ぐ。すっかり日は暮れていたが、人通りは多い。街頭に照らされた道では、絶えず人の話し声が聞こえてきた。

「すごかったわねぇ……アローラリーグ!」
「えぇ、あなた見た? グラジオのお坊ちゃんのバトル!」
「見たわ見たわ! あのZ技のぶつかり合い! これでこそアローラって感じよねぇ。相手の方も惜しかったわぁ」

 どうやら話題はアローラリーグでもちきりのようだ。路上のモニターは今日のリーグの模様が流れている。Z技のぶつかり合いに、みんなの興奮はおさまらないようだ。

「あぁ、モクロ―だ!」

 小さい子どもの声に、俺の肩は跳ね上がった。
 何気ない子どもの声だ。気にすることもない。俺は足を速める。だが、声はあっさりと俺に追いついてくる。

「あのモクロ―、とってもすごかったよね!」
「うん! Z技をあんな方法で避けるなんてね!」
「ホントに、強かったよ!」
「お前ら、ホンキでそー思ってんの?」
「え? どうしたの、かっちゃん」
「だから、モクロ―が強かったんじゃなくて、ジュナイパーが弱かったんじゃねーのってコトだよ」

 違う! 振り返って叫ぼうとしたが、そこに子どもの姿はなかった。怪訝な顔でおじさんがこちらを見ている。俺は悔しくて、人混みに紛れるように走り出した。
 ▼ 73 クジキング@がくしゅうそうち 19/08/18 16:15:53 ID:wQhMt7pA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ネ
 ▼ 74 リゲイツ@プラズマカード 19/08/18 16:23:34 ID:L3WIXRgY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 75 ッチャマ@ヒコウZ 19/08/18 17:29:09 ID:BoZoTK8M [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

 どこへ逃げても、アローラリーグの噂は絶えない。ふと和やかな空気が不穏になった。モニターを見て納得する。
 ――グズマさんだ。
 人々は顔を顰めてモニターから目を逸らした。

「……まぁ、異存があるってったら、コイツだわな」
「スカル団の元締めが次まで生き残ってるときた。ひでぇもんだ。アローラの神さんにも顔向けできねぇ」
「Zリングすら持ってない。島巡りすらろくにクリアできてない。こりゃあアローラの恥だわな」

 俺はZリングに触れた。……アローラの一員として認められた証。

「まぁ、所詮は島巡りから逃げた負け犬さ。どうせ、次でおしまいだわな」
「次の対戦相手、たしかククイくんちのとこの子だろう? なら終わりさ。なんせククイくんが認めたんだからな」

 俺はZリングを握った。……差別の、証。
 そうか。俺は納得する。そういうことだったのだ。俺はスカル団の姿を思い出し、頷いた。
 スカル団は島巡りに挫折した者たち。挫折し、ゆえに島民として認められず、差別を受けていた。そんな彼らをたった一つ受け入れる存在、それがスカル団。それが、グズマさん。
 ひそかな悪口が飛び交う街頭が、急に騒がしくなった。聞こえてきたのは、いやに耳について離れないリズム。

「おいおい、なんだよそのしけたツラわよぉ」
「せっかくグズマさんが勝ったってのに、えらく静かじゃないの」

 路上からやってきたのはスカル団だ。おじさんおばさんに突っかかり、ガンを飛ばす。だが、それを気にかけるものはいない。誰もスカル団の話を聞かない。見ることもない。まるで、そこに存在していないかのように扱っている。いや、もしかしたら、彼らにはスカル団は見えていないのかもしれない。

「なに無視してんだよ! あぁ?」
「次の試合はいつだっけ?」
「確か……一週間後じゃなかったか?」
「聞こえてんのか!?」
「へぇ、楽しみだな――」

 鳥肌が立って、俺は背を向けた。
 島民として認められていない。その存在自体が、彼らは認められていない。腕に、Zリングがないから。
 俺は笑った。笑うつもりはなかった。だけど、あまりにも横柄な古い習慣に、呆れが抑えきれなかった。俺は笑い声を上げた。いろんな人が俺を見つめていった。けれども俺はやめなかった。ひとしきり笑った後、俺はZリングを叩きつけた。

「……なにがだ」

 Zリングを踏みつける。もう俺の周りに人なんていなかった。
 俺はZリングを蹴飛ばした。

「……なにが、証だよ」

 キチガイじみた奴らと、人を選ぶ神さん。
 そんな奴らに認められて、なんになるっていうんだ。
 俺は携帯を取り出す。そして、紙に書かれた番号にかける。

「早かったじゃないか」

 出たのは、プルメリだった。笑いを含んだ声に、俺ははい、と答える。

「気が変わったんですよ。で、どこに行けばいいんですか」

 俺は路地裏を進んだ。
 ▼ 76 ムスター@デボンのにもつ 19/08/18 19:10:02 ID:/rqMN6eA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援 面白くなってきた
 ▼ 77 ルネロス@いましめのツボ 19/08/18 19:46:47 ID:L2DsKxFc NGネーム登録 NGID登録 m 報告
正直いくらモクローの性質を理解してても「全力ぶつけ合う真剣勝負の最中に寝てました(笑)寝てるだけだから試合続行!勝利!!」って人によっては侮辱と受け取られてもしょうがないよな
だからこそ本編ではハウの優しさやおおらかさ、器の大きさが見えた気がするけど冷静に考えればこういう思考に陥るのが多い気がする
 ▼ 78 ンフィア@ネクロプラスルナ 19/08/18 19:51:34 ID:yzJwTEQg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援。あんなんされたら誰でも闇落ちするわ
 ▼ 79 ュカイン@きいろいかけら 19/08/19 22:10:42 ID:J1ykGtro [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

 煙草の臭いに満ちた薄暗い路地裏だった。ゴミを漁るニャースの、ミャオというみだらな鳴き声が響く。雑居ビルの片隅に、それはあった。
 灰色のコンクリートに似合わない、場違いな店だった。看板には〈エネコのしっぽ〉。どうやらカフェのようだ。

「……なんだ」

 そのかわいらしい名前に、俺は拍子抜けした。スカル団の溜まり場となっている場所は、ポータウン以外にもある。そのうちのひとつに来いと言われたから、少し気後れしていたが……なんだか安心した。

「まぁ、いかにもな見た目なわけないか」

 一見してバレない見た目に決まってる。彼らは一応反社会的勢力だ。いかにもな見た目でお縄にかかるほど、愚かではないだろう。
 木製の温かな扉を軽く叩く。緊張なんてしていない。
 扉を開くと、やはり中はカフェだ。温みのある木を主とした店内は、なかなか小粋でおしゃれ。そんなに賑わってはいないらしく、一人、マスターがカップを磨いている。俺はマスターに左腕を見せた。Zリングのはまっていない、その腕を。
 マスターはこくりと頷くと、親指で奥を示した。地下へと続く階段がある。俺は会釈し、その階段を下りていく。
 階段の先には、鉄製の扉があった。奥では耳について離れないリズム、ビート。賑わいをみせる奥の様子に、俺はドアノブを掴む。
 緊張してない、なんて嘘だ。
 俺を受け入れてくれるのか。そんな心配だけがあった。
 俺とグズマさんは違う。Zリングを捨て去っても、その事実は曲げられない。俺は神に、アローラに認められたのだ。グズマさんとは、スカル団とは、その点で溝がある。
 ――でも。
 扉に手をかけた。
 俺は、変わりたいんだ。
 ▼ 80 オガエン@サイキックメモリ 19/08/19 22:23:23 ID:1vUkBjb2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 81 ロンダ@にじいろのはな 19/08/19 23:46:30 ID:J1ykGtro [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

「……おじゃまします」

 扉を開いた途端、部屋は静寂に包まれた。無数の視線が突き刺さる。

「コイツが言ってた、新しい仲間なの?」

 スカル団の一人が呟いた。その声にか、また別の一人が俺を指差す。

「コイツ、俺知ってるぜ! あれじゃん、次のグズマさんの対戦相手に負けた――」
「あぁ、アイツじゃん! Z技ぶっぱして負けたヤツ!」
「そうだよ、そうだ! 島キングの孫じゃない!」
「なんだってそんなヤツが……」

 口々に沸き起こる暴言、差される指。凄みのある目は、彼ら自身が背負った凄惨な差別によるものだろう。俺は敵だ。わかっていた。覚悟していた。だけど……俺は思わず後ずさる。
 その左腕を、背後から誰かが掴んだ。

「――だから、どうしたってんだよ」

 がっしりとした腕、分厚い胸板。
 再び静寂に包まれる部屋の中、俺は彼を見上げた。

「グズマさん……」

 グズマさんは俺の左腕を見、小さく笑った。

「いい決断だ、ハウ」
 ▼ 82 カマル@ガブリアスナイト 19/08/19 23:50:12 ID:WmA.4SS2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 83 ギルダー@いんせき 19/08/20 11:27:38 ID:kqRMRcKw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 84 ャーレム@デボンボンベ 19/08/20 14:35:24 ID:oqVsff86 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 85 リゴンZ@ノワキのみ 19/08/20 16:19:34 ID:legwU72Q NGネーム登録 NGID登録 報告
すまん、一瞬これかと思った
支援
 ▼ 86 リーセン@ホズのみ 19/08/21 17:33:19 ID:2cagN3To [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

「へぇ、そりゃあ災難だな。俺は見てなかったけどよ」
「あんなもん、見れたものじゃないよ。この島の反吐がでる部分、全部詰め込んだみたいな試合だよ」

 グズマさんの試合について聞かれたので、俺は答える。最近話すようになったスカル団のラッパーは、苦々しげに顔を歪めた。
 あの日は結局家には戻らなかった。戻りたくなかった。クソみたいな慣習を引きずって擁護してるような奴らに、会いたくなかったからだ。ここ三日くらい、俺はずっとここにいる。迎え入れてくれる仲間ができたからだ。

「本当にトレーナーなのか? 相手のポケモンの弱点を突くのは基本だろ? なんで……」
「頭湧いてんだよ。俺のじいちゃんも」
「……クソったれが」

 そう吐き捨てたラッパーから、俺は目を逸らした。
 みんな、狂ってやがるんだ。

「所詮はZリングがものを言うんだよ、アローラは。実力なんて、おまけでしかないんだ」

 グズマさんの試合を見て、心から思う。
 グズマさんの戦法をグズマさん以外がやってみせたら、きっと湧いたのは罵倒ではなく賞賛。その逆も然りだ。サトシのあの戦法――いや、チートをグズマさんがやっていたら?
 答えは火を見るよりも明らかだ。
 でも、とラッパーは目を光らせた。

「そんなクソったれた慣習も、もう少しでおしまいさ。グズマさんがぶっ壊してくれるんだもんな」

 あともう少しで、準決勝の舞台。全アローラが注目する中、グズマさんが勝利の拳を上げるのだ。
 だけど、と俺は立ち上がって時計に目を走らせる。午後10時。時間としては悪くない。
 ククイはスタジアムにいる。バーネットはエーテルのボスと一緒にいると、プルメリから聞いた。
 今、ヤツはひとりだ。
 ひらりと手を振って、俺は扉に手をかける。

 「俺は、一足先に破壊させてもらうよ」
 ▼ 87 ドリーノ@あかいビードロ 19/08/21 21:01:20 ID:2cagN3To [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

「行くのかい」

 路地裏を出ようとしたとき、プルメリが呼び止めた。振り返らなくてもわかる。プルメリがその口元に笑みを浮かべているのが。
 振り返ろうとするのを、プルメリが止めた。

「あぁ、振り返らなくてもいいさ。アンタは前を向いてな。自分の足跡を見るなんて、幸先悪いだろ?」

 確かに、そうだ。俺は小さく笑う。俺が自らの足跡を辿るなんて、ヤツに負けた時くらいだ。もっとも、負けるはずはないが。
 プルメリは俺にそう指示して、一言だけ告げた。

「グズマの言葉、忘れるんじゃないよ」

 カツカツと靴の音が遠ざかっていき、消えた。
 俺は頷き、ポケットからボールを取り出した。放り投げると、出てくるのはジュナイパー。勇み立つように翼を広げ、俺の前へと降り立つ。

「……もう、戻れないぞ?」

 ジュナイパーは鋭く光る眼でこちらを見つめていた。迷いなどない。そう言うように。
 一度問うた。俺についてきたら、もしかしたら、もしかしたら捕まるかもしれない。それでなくても、いい顔はされないだろう。それでも、俺についてくるのか? と。
 ジュナイパーは答えた。意思の強さを誇示するような瞳の輝きで、ひと鳴きした。それが、答えだった。
 俺はひそかに笑った。そして、駆けだした。

「行くぞ、ジュナイパー!」

 闇に潜むアサシンは、翼を大きく広げた。
 ▼ 88 つばん@フェアリーメモリ 19/08/21 22:54:15 ID:w4LY4yAo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ね
 ▼ 89 マゲタケ@パワフルハーブ 19/08/22 12:32:32 ID:APQ.Wa7. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 90 ゲチック@ドラゴンメモリ 19/08/22 17:02:07 ID:2pPoHYPk NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 91 ワーク@コイン 19/08/22 22:25:17 ID:3fLoY1zs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 92 ーシャン@ヤミラミナイト 19/08/22 23:23:01 ID:cLrgJu5Q NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 93 スマス@エレベータのキー 19/08/22 23:26:33 ID:8Pz6uQs. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ァ!
 ▼ 94 リュウズ@フエンせんべい 19/08/23 14:53:52 ID:Q.9..LUo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 95 ケンカニ@あついいわ 19/08/23 15:45:05 ID:2KCgBr32 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援はするけどなんか本編の展開全否定感が…
寝てたのはうーんってなったけど、サトシもちゃんと特訓してたと思うしモクローだって勝ちたいって思ってたからドデカバシのこと呼んだのに
あとジュナzはフェザーダンスでかわしたと思う
 ▼ 96 ァイアロー@こだいのどうか 19/08/23 15:48:27 ID:IiEEhWck [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>95
ジュナZ回避の下りは説明がない以上、衣装のおかげで回避したって印象が強くなるのは仕方ない
あのフェザーダンスの仕様なら衣装ごと避けれそうだし
 ▼ 97 オキシス@げんきのかたまり 19/08/23 15:51:45 ID:NMO.mTD. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>95
その特訓が試合開始直前ってのが既に舐めてるって話では
 ▼ 98 ンド@あおいバンダナ 19/08/23 16:14:26 ID:XSiES4CM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
サトシにとってハウ対策なんざ一夜漬けで十分ってことでしょ
 ▼ 99 ルミル@むしよせコロン 19/08/23 16:49:27 ID:Y3pYgBmA NGネーム登録 NGID登録 報告
>>95
サトシも当然努力してたしハウを見下してた訳が無いからこれはほんの少しのすれ違いからこうなったって系列の話と考えれば良いと思うな
自分は下手に本編の展開をなぞるよりガッツリ本編のIF展開書いてくれるSS好き
 ▼ 100 ッコラー@シルクのスカーフ 19/08/23 18:24:40 ID:s84UEgt6 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>96
説明ないなら尚更Zワザもフェザーダンスで回避したんだろ
逆にどうやって衣装で回避するの?
 ▼ 101 イティ@しんかいのキバ 19/08/23 18:50:53 ID:NMO.mTD. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>100
衣装脱いだらかげぬいの対象が衣装だけになったんじゃね
知らんけど
 ▼ 102 リゴンZ@スペシャルガード 19/08/23 19:13:20 ID:X74UxTYY NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
面白い
 ▼ 103 クレオン@ひこうのジュエル 19/08/23 20:38:05 ID:Qq.2GIUY NGネーム登録 NGID登録 報告
>>101
かげぬいのせいで脱げないんだよ…
フェザーダンスで脱出なら別だけど
 ▼ 104 ンシグラードン@とうめいなスズ 19/08/23 20:39:31 ID:lxHM5tSQ [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告

 ククイ邸宅を覗いたジュナイパーは、俺にひと鳴きを返した。サトシがいるという合図だ。一階は電気すらついていない。サトシ以外、誰もいないようだ。
 俺はチャイムを鳴らす。少し高めの耳障りな音が聞こえてきた。どたどたと階段を変え下りてくる騒がしい音に、俺は笑みを零す。
 いよいよだ。いよいよ始まるのだ。

「はーい! って、ハウじゃん! どうしたんだよ、こんな夜にさ」

 馬鹿みたいな笑顔を浮かべたサトシは、俺だとわかると少し驚いたような顔をした。だが、それも一瞬のことで、すぐにいつもの幼稚な笑みを浮かべる。

「いや、じいちゃんと喧嘩しちゃってさ。まぁ、家出みたいなもん?」

 サトシの背後には、彼の仲間たちがいる。肩に乗りかかったピカチュウ、ニャヒートとルガルガン。

 そして、寝ぼけ眼のモクロー。

「なんだそれ、つまり匿えってことか?」

 半笑いに奥を示したサトシ。疑うことをしらない、愚鈍な男だ。
 俺は小さく笑った。

「つまり、遊ぼうぜってことさ」

 サトシの言葉を待たず、俺は指を鳴らした。
 サトシの頬を掠めていく矢。
 目を見開いた彼に、俺は証を示した。

「ぶっ壊してやるよ、サトシ」

 ドクロの証は、月光を浴びて煌めいた。
 ▼ 105 ネブー@アクZ 19/08/23 20:47:46 ID:byfMMfqM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 106 ノセクト@ドクZ 19/08/23 20:48:40 ID:IiEEhWck [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>103
ロトムが「マントから抜け出して助かったロト」言ってたぞ
そもそもフェザーダンスのおかげで抜け出したならサトシの指示がなくてもフェザーダンスするだろ
 ▼ 107 ンファン@サファリボール 19/08/23 20:54:29 ID:rj9gImt6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
闇堕ち展開好き
 ▼ 108 ルタリス@ウッディメール 19/08/23 21:57:31 ID:s84UEgt6 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>106
だからどうやってマントで影縫い抜け出したんだよ
ロトムが言うんだから間違いない!ってこと?

フェザーダンスは咄嗟に無意識だったんだろう
 ▼ 109 マザラシ@フリーズカセット 19/08/23 22:01:48 ID:s84UEgt6 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
マントで抜けた説→ロトムが言ってた。どうやって抜けたかは不明

無意識にフェザーダンス説→可能
 ▼ 110 ズクモ@イリマノーマルZ 19/08/23 22:04:27 ID:IiEEhWck [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>108
上で言ってるようにマントが影縫いの対象になったんだろう
ロトムと実況の発言からして明らかに衣装のおかげで助かったって描写なのに、なぜ1ミリも言及されてなかったフェザダンを使ったことにしようとしてるのかが分からない
 ▼ 111 ッキー@ジーエスボール 19/08/23 22:06:03 ID:883sbTAk NGネーム登録 NGID登録 報告
SSでも解釈を巡るレスバやってて草
 ▼ 112 メール@するどいツメ 19/08/23 22:07:53 ID:s84UEgt6 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>110
マントが対象にって憶測だけで語られても

フェザーダンスは次の回で、影縫いを抜け出せる明確な手段として披露されたんだから
そう考えるのが当然だろ
 ▼ 113 リテヤマ@メガバングル 19/08/23 22:09:04 ID:4bn62Nhw NGネーム登録 NGID登録 m 報告
このss良作なんだからこれ以上衣装の話したいなら別スレ行ってくれ
 ▼ 114 ャラドス@ローラースケート 19/08/23 22:17:52 ID:lxHM5tSQ [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告

「どういうことだよ、ハウ!」

 なぜ、とサトシは俺に問う。床に深々と突き刺さった矢を取り巻くように、ニャヒートとルガルガンは毛を逆立てていた。敵意を声に重ね、ピカチュウは唸り声を上げる。モクロ―はなにがなんだかわからないと言いたげに、俺と地に降り立ったジュナイパーを見つめていた。
 なにがどういうことだ、だ。俺はため息をつき、サトシに背を向けた。スカルネックレスを手で弄びながら、砂浜の方へと出る。バトルフィールドとしてはちょうどいい広さだ。

「俺たちはトレーナーだよ。なんだ、どうした。そんな疑問も、バトルで答えればいいだろ?」

 振り返ると、真横に降り立ったのはジュナイパー。夜の闇に輝く二つの光が射止めるのは、モクロ―だ。
 追ってきたサトシに、俺は顎をしゃくる。

「出しなよ、ポケモン」
「ハウ!」
「サトシ、俺はお前と戦いたくてここまで来たんだ。スカル団として、正々堂々戦ってやるよ」
「ハウ、いい加減目を――」
「目を? 目をなんだ? 覚ませっつってんなら、残念だね。生憎と、冴えわたってるんだ」

 俺は、正気だ。イカれてなんかないし、頭もすっきりと冴えわたっている。
 むしろ、だ。

「目が覚めてないのはサトシの方なんじゃない? バトル大好き人間だったじゃん。なんでそんなに俺とバトルしたくないのさ」

 言って、俺は気づいた。そうだ、そうだ……俺は声を押さえて笑った。――まさか、あのサトシが、だ。
 俺は怯んだ様子のサトシを嗤う。

「そっか、俺に負けるのが怖いんだ」
「……え?」

 絞り出された疑問符に、俺は肩を竦めた。

「とぼけなくてもいいよ。そりゃあそうだもんね。あんな勝ち方、ただのまぐれでないとできないようなもんだよ。いやぁ、それを理解してくれてて安心したよ。そんな使えない頭でも、まだまだ見捨てないでおくものなんだね」
「なに言って……」
「まだとぼけるんだ。だから、言ってんじゃん? 本番前の適当な修行で身に着けた付け焼き刃、通用するのは一回きりだってさ」
「ハウ……!」

 ――かかった。
 俺は唇を舐め、口の端を上げた。少しの挑発にも乗ってしまうほどの単細胞を嗤った。
 相手を誘うには、まず怒らせること。
 グズマさんから教えてもらった、破壊の基本だ。

「お前、モクロ―をバカにしてるのか!」
「さあね。で、どうするの? バトル、受けるの?」

 半笑いに問うと、単細胞はその隣で威嚇するように翼を広げるモクロ―へ指を走らせた。

「売られたバトルは買うしかねぇ! 行け、モクロ―!!」

 単純なんだね。俺はスカルネックレスを握り、サトシに手を差し向けた。

「頼むよ、ジュナイパー」
 ▼ 115 ークイン@うしおのおこう 19/08/23 22:21:13 ID:IiEEhWck [4/4] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>112
https://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=1030551

別スレ立てたからこっちでレスバしよう
ssの流れ邪魔して申し訳ない
 ▼ 116 クホーク@きいろビードロ 19/08/23 22:30:52 ID:6ZN6cfug NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 118 ニラン@きんのナナのみ 19/08/23 22:36:15 ID:rj9gImt6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
やっと落ち着いた気持ちでssが読める
支援
 ▼ 119 丁◆NTB5bjO0rg 19/08/23 22:51:20 ID:rBFwpRPE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 120 ルノーム@ミミロップナイト 19/08/23 22:51:26 ID:lxHM5tSQ [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>117
次は書き溜めて投稿してみます
 ▼ 121 ポエラー@ディアンシナイト 19/08/24 09:36:11 ID:.Nccol36 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
起きたら続きキターーー!!!
支援
 ▼ 122 クリン@ドラゴンジュエル 19/08/24 13:32:08 ID:OhtQy2K6 NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
支援
 ▼ 123 ラサリス@メガバングル 19/08/24 21:54:40 ID:Tb3.8Ib6 [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告

「ジュナイパー、かげぬい!」
「かわせ、モクロ―!」

 手を振るったサトシに、モクロ―は月へ飛びあがった。俺は思わず笑う。なんて単純なんだ。狙いは別だというのに。

「撃て!」

 風を切り裂き、唸りを上げて矢は砂浜に刺さった。
 ――サトシの影を、地に縫い付けた。
 サトシの顔に驚愕の色が浮かぶ。サトシに飛びよるモクロ―に、俺は命じた。

「はっぱカッターで牽制しろ!」

 ジュナイパーを取り巻くように舞い上がる緑の刃は、モクロ―へと襲い掛かる。サトシは舌を打ち、フェザーダンスを命じた。後ろへ飛びのくような形で、はっぱカッターは回避される。刃はモクロ―の鼻先を掠め、砂浜に刺さり霧散した。
 生唾を飲み込むサトシに、俺は肩を竦める。

「また乱入されたりしたら困るからね。しばらくじっとしといてよ」
「……クソっ」

 サトシは右へ手を払った。目を逸らして、拳を作る。
 今日は生憎の晴天だ。晴れ渡る空には、大きな月が輝いていた。伸びる影。コンディションとしては最高だ。
 俺はサトシに含み笑う。

「こんなんで戦意喪失しないでよ」
「するかよ……モクロ―、はっぱカッター!」
「そんなもの、断ち切ってやれ!」

 両腕に剣を携え、ジュナイパーははっぱカッターを迎え撃つ。
 銀の光はアサシンの影を踊らせた。
 ▼ 124 ネッコ@レベルボール 19/08/24 21:55:35 ID:Tb3.8Ib6 [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告

「はっぱカッターだ!」
「リーフブレード!」

 次々に襲い掛かる刃をジュナイパーは切り捨てていく。爆音とともに、霧散した葉と砂が舞い上がる。

「どうしたの、サトシ。さっきから一本調子じゃん。考えるの止めたの?」

 はっぱカッター、はっぱカッター。馬鹿の一つ覚えみたいに連発するサトシに、俺は呆れを抑えることなく顔に出す。唇を噛んでいたサトシは、いきなり顔を上げた。なにか閃いたのか? 疑念をもって、彼の動向を伺う。

「はっぱカッターだ、モクロ―!」
「……なんだよそれ」

 つくづく呆れた。またか、そう思いながら、俺はリーフブレードを命じる。
 切り捨てても切り捨てても、葉は治まらない。湧いて出てくる葉に、巻き起こる砂嵐。こうも視界が悪いとなにもできやしない。目を細めて、俺は気づいた。
 ――視界が悪い?

「――ブルームシャインエクストラ!」

 砂嵐の向こうで、閃光が走った。
 ――マズイと思ったときには、全て遅かった。
 切り捨てる葉の隙間から見える、床を這う花々。ジュナイパーを取り囲んだそれに導かれるように、光がジュナイパーを貫く。

「やったか!?」

 ドクロを握りしめながら、俺は黒煙を見つめる。
 収まった黒煙に、サトシは絞り出すような声を上げた。

「クソ……っ!」

 ジュナイパーは立っていた。Z技を受けて、倒れることはなかったのだ。

「残念だったね、サトシ」

 俺は小馬鹿にするように笑ってやる。サトシは舌を打った。

 ▼ 125 ングドラ@フェアリーZ 19/08/24 21:58:08 ID:Tb3.8Ib6 [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告

 ――だけど、痛いのは事実だ。
 瀕死手前というわけではないが、やはりダメージはある。まさかそう来るなんて。やはりサトシだ。侮ってはかかれない。
 これは、そろそろ実行に映らないとやばいかもしれないな。
 俺はドクロから手を離した。そして、サトシに拍手を送る。

「いやぁ、さすがだよ、サトシ。やっぱ、天才さんはすごいなぁ」

 サトシはなにをしている、と言わんばかりの顔でこちらを見た。懐疑心の中にも、慎重に相手の出方を伺う冷静さがある。
 その冷静さが、邪魔なのだ。

「はっぱカッターで視界を奪って、その間にバレないようにZ技を準備する。いやぁ、さすが天才だ。うんうん、そんなの、サトシにしか思いつかないよ」

 拍手拍手! と俺は手を叩く。固まったままのサトシに、俺は言い放つ。

「――だから、一夜漬けの特訓だったんだ」
「……は?」

 ――かかった。
 明らかに、サトシの顔色が変わった。唇を舐め、俺は笑う。グズマさんから教わったことのひとつだ。相手より優位に立つには、相手を挑発し、自分は冷静を保つこと。顰められた眉に、俺は囁くように告げた。

「聞いちゃったんだ。サトシ、あのフェザーダンス、ぶっつけ本番だったんだって? ギリギリに特訓して身に着けた付け焼刃、いやぁ、よく完成したもんだよ」
「なに言って――」
「さっすが、天才はやることが違う。俺たち凡人と違って、努力なんてしなくても勝利を掴めちゃうんだ」
「違う! 俺だって努力して――」
「本当? じゃあこれは? サトシ、特訓後、ポケセンにも行かずに俺に勝負挑んだらしいじゃん」
「――っ! それは……」
「へぇ、本当なんだ」
「……でも!」
「でも? でも、なにさ」
「……それは、遅刻ギリギリだったから……」
「へぇ、大会遅延なんて、ホントに俺のことなめてんだね」
「違う、ハウ! 誤解だ、俺はなめてなんて――」
「サトシ、」

 俺はバカを嗤ってやった。

「がら空きだよ」

 ジュナイパー! 叫ぶと翼に携えた刃がモクロを叩き斬った。地面を転がるモクロ―にかげぬいを打ち込む。ちょっこまかと動き回るのも、もうおしまいだ。
 モクロ―に駆け寄ろうとしたサトシは、かげぬいの影響で転がった。さすが、まるで兄弟みたいにそっくりな二人だ。俺はモクロ―に手を伸ばすサトシに、見せつけるように腕をクロスさせた。

「いくよ、シャドーアローストライク!」

 弓を構えたジュナイパー。月明かりを背景に、ジュナイパーは力を溜める。
 サトシは嗄れた声で叫んだ。

「フェザーダンスだっ!!」

 顔面蒼白といったようなモクローは、羽を広げた。
 ――まったく、いい加減うんざりしてきたよ。
 俺は指を弾いた。

「なんてね、かげぬい!」

 フェザーダンスで抜け飛んだモクロ―。一番無防備な状態を、ジュナイパーは打ち抜いた。

「逃がすな! 連続でリーフブレード!」
「モクロ―っ!!」
 ▼ 126 カマル@くろいメガネ 19/08/24 21:58:23 ID:SHEYGQxM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
C
 ▼ 127 ルシアン@フェスチケット 19/08/24 21:59:11 ID:Tb3.8Ib6 [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告

 その名を吠えた程度で、なんとかなるわけがない。
 無防備なモクロ―を斬り、斬り、叩き斬っていく。モクロ―の体力が尋常でないことは前の戦いで知っている。モクロ―がいつ奇想天外な動きをするかわからないということも知っていた。だから、手を緩めない。
 やがて、砂埃が収まり、床に伏すモクロ―が見えた。仰向けに倒れたその目は虚ろ。瀕死状態であるには違いない。

「なめられたもんだよね、俺も。なんでなんの対策もしてないと思ったのさ」

 鼻で嗤う。サトシはボールをモクロ―に向けていた。赤い光と共に吸い込まれて消えるモクロ―。サトシは涙を呑むような顔をして、こちらを見つめていた。

「どうしちまったんだよ……ハウ……」
「なにが?」

 サトシはふらりと立ちあがり、俺の左腕を見つめた。そして、同情でもしているのだろうか、呟くように吐き捨てた。

「……ハラさん、どんな顔するだろうな」
「……っ!」

 じいちゃん。――じいちゃんからもらった、証。
 サトシは俺の顔を見つめた。惑わすほどの、まっすぐな瞳で。

「いいのか? お前のこと、誇りだって言ってたんだぜ? そんなんで、ホントにいいのかよ……っ!」

 俺のことが、誇り。
 左腕に触れ、ドクロに触れる。――証。誇り。
 サトシは、自らのZリングに触れた。

「このZリング――証は、お前にとって簡単に捨て去っていいものなのかよっ!!」

 サトシは右腕を振るった。その目が見つめるのは――俺の背後。
 ――結局は、お前もそうなんだね。
 俺は笑った。これでなんとかなる。そう思っている愚者を、俺は嗤った。
 背後から飛びかかってくるのは、おそらくピカチュウ、ニャヒート、ルガルガンだろう。
 俺は逃げも隠れもしなかった。気づいていながら、なんとかしようともしなかった。
 彼らを、俺は信じていたから。

 ▼ 128 ンゲラー@たわわこやし 19/08/24 21:59:45 ID:Tb3.8Ib6 [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告

「ヘドロばくだんだよ、エンニュート!」
「サイケこうせんだ!」

 背後に爆風を感じた。上がるポケモンの悲鳴、サトシの青ざめた顔。
 俺はサトシに歩み寄った。その後を、翼をはためかせる音が追う。サトシは一言も発さなかった。俺はそんな彼の耳元で囁いてやる。

「教えてもらったんだ、グズマさんにね。
 ――敵は、ふくろたたきだって」

 プルメリ、ラッパー、その他の声と、爆音が聞こえてくる。
 破壊だ、破壊。
 俺は振り返って空を仰いだ。

「じいちゃんなんてね、どうだっていいんだよ!」

 膝をついたサトシに、俺は微笑みかけた。

「じいちゃんさえいなければね、俺、勝ってたんだよ?」

 月が雲に隠れ、暗闇が世界を覆う。
 誰もが忌避するこの世界で、俺は初めて生を実感した。
 あぁ、自由だ。くだらない風習に束縛されることもない。なんてすばらしい世界なんだ! 俺は手を広げ、空に笑った。

「ぶっ壊してやろうぜ、ハウ」

 俺を握り返した無骨な手に、俺は大きく頷いた。

「ぶっ壊してやりましょう、グズマさん」

 くだらない風習ごと、アローラをぶっ壊してやるんだ。

 ――闇に紛れるように、ドクロは消えた。
 一匹の大きな梟が、闇夜をひらりと舞った。
 ▼ 129 ヌギダマ@むしよせコロン 19/08/24 22:02:14 ID:Tb3.8Ib6 [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
これで完結です!
支援の件では迷惑かけたし、文もたぶん至らないとこだらけだったと思います。
それでも少しでも楽しんでいただけたなら、幸いです。
また迷惑かもしれませんが、感想とか、描き方について読みにくいところとかあれば教えていただけたら嬉しいです。励みになるんで……。
 ▼ 130 ーブシン@たんけんこころえ 19/08/24 22:04:08 ID:bsXYDBpI NGネーム登録 NGID登録 m 報告
おつー
文章力高いから他のssも見てみたいな
 ▼ 131 イル@アイテムドロップ 19/08/24 22:05:31 ID:Tb3.8Ib6 [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>130
ありがとうございます!
他のも機会があれば書いてみたいですね!
 ▼ 132 ェローチェ@ぼうごパット 19/08/24 22:06:01 ID:SHEYGQxM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
乙 心情描写もよかったし面白かったわ
強いて言うならサトシの心情描写も欲しかった感じある
 ▼ 133 ピナス@アクアカセット 19/08/24 22:12:27 ID:Tb3.8Ib6 [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>132
視点移動は短編だと危険かな……とか思ってしまったり。
ハウの視点でもできることはあっただろうし、そこが改善点ですね!
ありがとうございます!
 ▼ 134 ガヤンマ@たんちき 19/08/24 22:18:34 ID:dxfcpSW2 NGネーム登録 NGID登録 報告
乙!
面白かった
 ▼ 136 ロエッタ@かがやくいし 19/08/24 23:55:18 ID:PuFsWW9M NGネーム登録 NGID登録 報告
面白かった!乙!
 ▼ 137 丁◆NTB5bjO0rg 19/08/25 00:06:49 ID:lnfcXNec NGネーム登録 NGID登録 報告
乙!面白かった
 ▼ 138 ルット@ポイントアップ 19/08/25 00:34:21 ID:KAiI6kUk NGネーム登録 NGID登録 m 報告
面白かった!
こんなわくわくしたss久々に見た
 ▼ 139 ブト@こだいのぎんか 19/08/25 09:26:42 ID:lYXofGp. NGネーム登録 NGID登録 m 報告
乙!素晴らしいSSだった!
 ▼ 140 ッシード@リンドのみ 19/08/26 00:18:29 ID:uNPU543. NGネーム登録 NGID登録 報告
おつでしたー
引き込まれた
 ▼ 141 マゲロゲ@ゆきだま 19/08/26 03:52:23 ID:vA1ISS3g NGネーム登録 NGID登録 報告
一寸先は闇だな
ふとした巡り合いの違いで人は大きく変わってしまう

アニメのハウだって一歩間違えば本当にこうなりかねなかったからな

 ▼ 142 ガラティオス@ネクロプラスルナ 19/08/28 07:57:43 ID:lerMzbvc NGネーム登録 NGID登録 m 報告
くっだらな
結局ハウをキャラ崩壊させてまでグズマageしてサトシ叩きしたいだけのSSやんけ
 ▼ 143 ザリガー@わすれもの 19/08/28 09:39:00 ID:LWiAYzTM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>142
それはそうかもしれないが、そういうのは言うなよ…
 ▼ 144 メモース@こおりのいし 19/08/28 12:41:48 ID:JkBUyvuk NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>142
なら途中で見るのやめればよかったんじゃ…

わざわざ最後まで読んで、わざわざレスまでしてく必要ある?
 ▼ 145 ダンギル@ふたのカセキ 19/08/28 12:53:21 ID:sfcIAlCc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
個人的にだけど
グズマは自分から闇落ち誘うことはしなさそう
なんかスカル団が増えるたびに舌打ちしてそうなイメージ
 ▼ 146 ボツボ@のこされたボール 19/08/28 12:54:23 ID:sfcIAlCc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
それはそれとしてスカル団入れば仲間扱いしてくれそうだけど
 ▼ 147 シズマイ@ムーンボール 19/08/28 13:14:50 ID:O95soNsI NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>142
自分に合わなかったんなら黙って帰れ
 ▼ 149 ルトロス@ホロキャスター 19/08/28 13:47:05 ID:spZQgXmI NGネーム登録 NGID登録 m 報告
作品を全肯定する必要はない
常識の範疇で好きに語れ
 ▼ 150 ルキー@あかいウロコ 19/08/28 14:49:32 ID:y1EIs16k NGネーム登録 NGID登録 報告
>>148
それもそうだ
言葉選びは重要だが
 ▼ 151 ュワワー@ミストシード 19/08/29 00:57:50 ID:JtvQa/yo NGネーム登録 NGID登録 m 報告
自分が気に食わない意見は全部文句みたいに扱う奴の方がおかしいわ、ただの感想だろ
 ▼ 152 クバード@ポイントマックス 19/08/30 01:10:22 ID:EyikFuuc NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
めっちゃ良かった
面白かった乙!
 ▼ 153 ロデスナ@ネストボール 19/09/14 00:48:48 ID:FI4684FM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
いつ見ても良い作品だ
 ▼ 154 カグース@ライトストーン 19/09/14 01:52:43 ID:Fvk63WPs NGネーム登録 NGID登録 報告
最近あった事件と内容も合わさってか途中からの持ち上げられ方に自演みを感じる
 ▼ 155 グトリオ@ねらいのまと 19/09/16 12:19:54 ID:IhL2.xaM NGネーム登録 NGID登録 報告
くっ!ボーボボに負けた・・・!
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