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「ギギ…ガーギガガガゴゴ…」
歪な鳴き声を放つこの全てが壊れた世界の王。
禍々しくも強大な力を感じるそのポケモンは世界の主人公に相応しい者が従える。
それが世界の理。覆す事の出来ないルールである。
「良いじゃ無いですかぁ…貴方の名前は何でしょう?」
黒髪の女は首を傾げ不敵な笑みを浮かべながら反転世界の王を指差した。
その女の行動を見て反転世界の王は不気味な鳴き声を空虚な世界に響かせる。
「ギラティナ…ですか、良い名前ですね」
「それでご相談なのですが私の手持ちになりませんか?」
「私の名前はアイ、最強のポケモントレーナーです」
アイと名乗る女は手に持った白いボールをギラティナに差し出す。
アイの目指す最強にギラティナは相応しいポケモンだった。ただしその行動は世界のルールから大幅に外れている。
この世界の主人公ですら無い一般人を反転世界の王が認める筈がない。
「ギギガギゴゴゴ…」
「えぇ嫌ですかぁ?確かにそうですよねぇ…実力も分からないのですしそんな人間に捕まえられたくないですもんねぇ」
「じゃあお望み通り力で示して上げましょう。本当の主人公であると言う証と共に」
アイが投げたボールからは軽快な音が鳴った、感知出来ないが何かがこの世界に放たれた。
無いはずの空気が震え出す。壊れた世界に乱気流が巻き起こり「それ」ギラティナの前に姿を現わす。
「きりゅりゅりっりりりりりりりしぃ!!」
「さぁ始めましょうギラティナ。私の実力を見せてあげますよっ」
アイの光を失った右目に微かに赤い光が灯る。
虚無に響く轟音と共に反転世界の存続を脅かす程の戦いが幕を開ける…その合図だった。