ポケダン 生命の探検隊:ポケモンBBS(掲示板) ポケダン 生命の探検隊:ポケモンBBS

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ポケダン 生命の探検隊

 ▼ 1 ◆J44kAZeDOM 15/05/31 18:41:23 ID:B2RPsFEs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プロローグ1

???「やめろ、そんなことしたら、世界が終ってしまう!」

???「別にいいの。私を殺したこんな世界、壊してやるから」

???「まさかおま……やめろおおぉぉ」

何かが僕に触れるのを感じた。動きが止められる。視界が白い光に包まれた。
 ▼ 189 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:26:18 ID:kJgbbP0w [1/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「またあの夢か……」

毎日のようにあの夢を見る。
そしてうなされながら目が覚める。
いいかげん、うっとうしかった。

それにしても、未来と過去、僕の過去はどっちなんだろう。
人間がここにはいない。つまり人間という種族が生まれる前か絶滅したと考えるのが自然だ。
テールナーの話によると、未来は時が止まっていたらしいが、ポケダンズが歴史を変えたとの事だ。
未来もポケモンばっかりだったらしいが、歴史が変わった事で人間が発達した、とも考えられる。その場合今人間はいないと思われる。
過去なら話は楽だ。人間はほぼ絶滅して今はポケモンの天下になっている。そう考えられる。
どちらにせよ、僕はタイムスリップをしたというのが今の僕の仮説だ。

ペラップ「モンスターハウスだ!」

テールナー・ゲコガシラ「うわあ!」

ハリボーグ「おはよ……」
 ▼ 190 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:27:14 ID:kJgbbP0w [2/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トレジャータウン
「スリープをみただって?」
「なんでもとげとげ山の方にいったらしいよ」

テールナー「うそ、スリープがとげとげ山に?」

リオル「みんなウワサしてるけど、スリープって?」

テールナー「ポケダンズさんが初めて捕まえたお尋ね者。今は改心してるけど。ダークライ事件で悪夢にポケダンズを送り込んだりしたわ」

ゲコガシラ「でも今更なんでとげとげ山に? 確かそこの宝物をとらせようと誘拐したんだよな」

テールナー「うん」

リオル「ちょっと待って、悪夢に送り込んだ?」

テールナー「うん、そうだけど」

ならひょっとして僕の悪夢も何かわかるかもしれない、って事?

リオル「会いに行きたい。僕も悪夢を見てるから」

ハリボーグ「あのクレアってやつ?」

リオル「うん。毎日あの夢を見てる」
 ▼ 191 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:27:45 ID:kJgbbP0w [3/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲコガシラ「何の事だ?」

リオル「>>34

ゲコガシラ「なるほど」

テールナー「ちょっと待って今なんて言った?」
 ▼ 192 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:28:55 ID:kJgbbP0w [4/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「ってな訳で、みんなとげとげ山の依頼をこなしつつスリープを探すってプランでいい?」

三人「いいよ・わかった・OK」

とげとげ山
1F

リオル「これ……木の枝?」

テールナー「ちょうだい」

そう言って僕の手から木の枝を奪い取ると、おいしそうに食べ始めた。

ゲコガシラ「飛び道具なのに……」

5F
リオル「このリンゴ、でかいな」

ゲコガシラ「大きなリンゴだな」

リオル「そのまんまなネーミングセンス……」

7F
リオル「ホルビーさん。もう大丈夫です」

ホルビー「ありがとう。後でギルドにお礼に行きますね」

リオルは探検隊バッヂをかざした。ホルビーには不思議な力が授けられた!
 ▼ 193 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:30:16 ID:kJgbbP0w [5/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
9F
ハリボーグ「ストップ、あっちに階段があるよ」

リオル「あ……」


とげとげ山 頂上

リオル「あっちに誰かいる」

テールナー「あれがスリープよ」

リオル「安全なんだよね」

ハリボーグ「な、はずよ」

今まで小声で話していた中、突然

リオル「スリープさん!」

と声を張り上げたものだから当然三人にうるさいと言われると思っていた。
だが反応が無い。ドゴームさんに慣れ過ぎたのだろうか。
 ▼ 194 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:30:59 ID:kJgbbP0w [6/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スリープ「なんだ?」

リオル「リオルです。こっちはテールナーとハリボーグとゲコガシラ」

ゲコガシラ「プクリンのギルド所属、チームエンドレスです」

スリープ「プクリンギルドか」

ハリボーグ「はい」

リオル「さっそくですが……」
 ▼ 195 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:32:15 ID:kJgbbP0w [7/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スリープ「なるほど。悪夢の謎を解いて欲しい、か」

スリープ「やるのはやぶさかでない。だが一つ頼みがある」

スリープ「俺を狂わせたあの穴の奥にある財宝」

スリープ「けじめをつけるために、一度見ておきたいんだ」

リオル「なるほど、取って来い、って訳ですか」

スリープ「ああ」

リオル「お安い御用です」

そう言って穴に歩み寄る。

リオル「はっけい!」

ハリボーグ「え、ちょっと!」
 ▼ 196 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:32:47 ID:kJgbbP0w [8/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
穴は成す術も無く崩れ、ポケモン一匹が余裕で入れる大きさになっていた。
中には、何か石が落ちていた。

ハリボーグ「崩れて取れなくなったらどうするつもりだったのよ!」

考えて無かった。すいません。ま、け、結果オーライだよな、うん。

スリープ「はははは……」

スリープ「俺はこんな石ころのためにルリリをあんな目にあわせたのかよ……」

スリープ「……わかった。悪夢について、協力する。だが一度トレジャータウンに戻ろう」

スリープ「こんな石、やるよ。俺には必要無いし、手にする資格も無いからな」
 ▼ 197 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:33:28 ID:kJgbbP0w [9/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いったん区切ります。
 ▼ 198 オル@プロテクター 15/06/15 21:20:06 ID:kJgbbP0w [10/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テールナー「いいんですか?」

スリープ「ああ」

テールナー「なんかきれい……ねえ、これお守りにしていい?」

リオル「え、いいけど」

ハリボーグ「石に興味は無いかな」

ゲコガシラ「俺はいらん」

テールナー「やった!」

そう言ってはしゃぐ姿はまるで子どものようで、あんな深刻な話を聞かされたあとでは妙に食い違うように見えた。
でもだからこそ、とも考えられるしポケモン心理は奥が深い。
 ▼ 199 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 21:24:42 ID:kJgbbP0w [11/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トレジャータウン

マリル「え、スリープさん?!」

ルリリ「久しぶりー」

スリープ「ああ、久しぶり」

マリル「戻って来たって事は……」

スリープ「ああ。俺なりのけじめはつけた」

マリル「良かったです。これからは、ずっとここに?」

スリープ「さあな。それはわからんが、ここにいたいとは思う」

スリープ「とりあえず、今日はここにいるリオルの悪夢について調べるから、ギルドにいるよ」
 ▼ 200 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 21:29:26 ID:kJgbbP0w [12/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ギルド

ペラップ「なるほど。やけに早起きだと思ったら、悪夢か……」

リオル「はい」

ペラップ「今は目立った問題は無いが、これから寝不足で支障をきたすかもしれない」

ペラップ「わかった。ではよろしく頼むぞ、スリープ」

スリープ「わかりました(もう少し丁寧に言えよ)」

ビッパ「わっ、スリープでゲスか?」

スリープ「ああ」

ビッパ「久しぶりでゲス!」
 ▼ 201 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 21:33:45 ID:kJgbbP0w [13/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その声をきっかけにして、ギルド中がスリープの所に向かった。
だが皆、明日も仕事がある。そのため早く寝なければならない。という訳であまり長話になる事は無く、割とすぐにちりじりになった。

ニューラ「誰あれ?」

チラーミィ「知らないの? ダークライ事件で……」
 ▼ 202 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 21:38:35 ID:kJgbbP0w [14/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点テールナー
寝室

スリープ「じゃあまずはリオル、ここに寝てくれ」

リオル「はい」

探検で疲れたから、寝転んだと思ったらすぐにすやすや寝息を立て始めた。

スリープ「じゃあそっちの三人はそこに立ってくれ」

言われた通りの場所に立つ。懐のお守りが力をくれるような気がした。

スリープ「よし。じゃあいくぞ!」
 ▼ 203 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 21:42:39 ID:kJgbbP0w [15/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
悪夢の中

ゲコガシラ「ここは……」

スリープ「おーい、聞こえるかあ」

ハリボーグ「スリープさん!」

スリープ「ダークライのせいじゃ無いからダンジョン化はして無い。落ち着いて行けよ」

テールナー「わかりましたー」
 ▼ 204 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 21:56:56 ID:kJgbbP0w [16/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
私たちは今まで一度も見たことのない物、ニンゲンを目にしていた。

???「クレア……」

一人のニンゲンの体が横たわっている。その横で何かに書かれた文字を涙をながしながら読むニンゲン。
その文字は意外な事に読む事ができた。もっとも、「読める」事と、「理解する事」は違う。私の、そしてたぶん二人の目にも意味の分からない文字の羅列と映った事だろう。

テールナー「<子どもが産めない妻なんて、失格ですよね>……だって?」

ハリボーグ「どういう事だろ」

???「そんな事無いのに……クレア……」

私にはわからない。わかるのはこのニンゲンの強い喪失感のみ。
デデンネの時と同じ気配を感じた。おそらくこの横たわっている方のニンゲンは、死んでいる。訳も無く、そう確信した。
 ▼ 205 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:04:39 ID:kJgbbP0w [17/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
場面は何の前触れも無く、突然寝室へと移る。
窓の外へ目をやると、うすほのかな曙光が射し込んでいた。もう朝だった。

視点リオル

リオル「うーん、あ、そうだ、夢、どうだった?」

ゲコガシラ「なんか♂のニンゲンが倒れてるニンゲンの横で泣きながらなんか読んでた」

テールナー「<子どもが産めない妻なんて、失格ですよね>だって」

ハリボーグ「意味わかる?」

自分の記憶の奥底を必死でまさぐる。そうしたら案外簡単に意味はわかった。

リオル「子どもが産めない妻なんて、失格ですよね、だって」
 ▼ 206 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:09:50 ID:kJgbbP0w [18/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
少し説明します。
このポケモンの世界では人間の世界と同じ言語を用いています。文字も同様です。
しかし、単語は食い違っているものもあります。<>でくくられた範囲はポケモン語では理解の範疇を超えている事になります。
リオルが何の苦も無くポケモン語を理解しているのは主人公補正です。追及してはいけません。
 ▼ 207 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:13:15 ID:kJgbbP0w [19/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「そんな事言ってたのか、僕」

はっきりいって、ショックだった。僕はそんな言い方を……この人でなし!
……もっともポケモンだけど。

テールナー「そんな事無いって♂のニンゲンは否定してたわ」

なんだ。たぶんその♂は僕だから、僕は人でなしじゃ無かったんだ。

スリープ「何かわかったか?」
 ▼ 208 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:21:38 ID:kJgbbP0w [20/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この夢と時空の叫びの情報。この二つを考え合わせ、推理を始める。
まず重要なのは、クレアはほぼ100パーセント死んでいる。
つまり、時空の叫びに出たと言う女性はクレアでは無いという事だ。
世界が終わると言われるほどのものが発した光に包まれて、無事なはず無い。恐らく僕がここに飛ばされたのもその光の所為だろう。
という訳で、悪夢→時空の叫びの順なはずだから、復活でもしない限りクレアが時空の叫びに出られるはずが無い。

リオル「でもそうなると……」

時空の叫びにでた女性って、誰だ?
そしてなんで僕はそんな事に巻き込まれる?
 ▼ 209 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:30:43 ID:kJgbbP0w [21/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自分で妻は子どもが産めないととか言ったんじゃなく、でもそれを気にして自殺する……
誰かから圧力はあったんだろう。もしそれが世間の圧力だとしたら、そんな世間を恨んで僕が世界を破壊する、という展開もある。しかし実際に壊しているのは女性の方なのだ。
どこまでいっても堂々巡りで思考はどこにも行きつかない。謎は深まるばかりであった。

リオル「えっと、何も理解は進んでません。それどころかよけい迷宮入り……あれ?」

気付けば三人とも寝ていた。よくよく考えると僕のために徹夜だったんだよな。

リオル「ありがとう、三人とも」

スリープ「何も……か。ただ何かの手掛かりになってくれるといいがな」
 ▼ 210 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:38:31 ID:kJgbbP0w [22/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「今日は僕一人で簡単な依頼をこなすよ」

こうして悪夢をめぐる謎は、幕を閉ざすどころかよりいっそう深くなった。
そしてテールナーは謎の石を手に入れた。
この悪夢は、そして時空の叫びは、どのような意味を持つのか。それはまだ、誰にもわからない。

リオル「それにしても、なんか体の調子が変だな」

チラーミィ「大丈夫?」

リオル「はい。悪くは無いんですけど……」
 ▼ 211 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:38:57 ID:kJgbbP0w [23/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter6 悪夢の謎 完
 ▼ 212 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:43:28 ID:kJgbbP0w [24/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
手紙

ママとパパへ
ごめんなさい。私、まだデデンネには顔向けできないよ。
でも、大丈夫。こっちはこっちで元気にやってます。
償いになるとは思えないけど、それでもたくさんのポケモンを助けて、そんな感じでやっていくし、仲間もいるから、心配しないで。

進化したテールナーより
 ▼ 213 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:50:20 ID:kJgbbP0w [25/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
番外編 憧れの探検隊

リオル「って何?」

テールナー「もちろんポケ……」

リオル「テールナーはカット。ゲコガシラは?」

テールナー「むう」

ゲコガシラ「俺はレイダースかな。あの謎に包まれた感じで、でもめっちゃ強い」

ゲコガシラ「そこにしびれる、憧れるぅ」

リオル「ハリボーグは?」

ハリボーグ「チャームズかな。ほら、私ってお世辞にも体格がいいとは言えないでしょ」

ハリボーグ「だから、自分に無い物があって、うらやましいの」

リオル「へえ」

テールナー「ほら、ポケダンズって誰かを守る強さの最たるものじゃん。ねえ聞いて、寝ないで……」

彼女の語りは、いかんせん長すぎるのだ。
 ▼ 214 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 22:50:44 ID:kJgbbP0w [26/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 215 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 20:47:11 ID:wa1WQUlw [1/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter7 夢の鍵
 ▼ 216 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 20:50:31 ID:wa1WQUlw [2/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ひとーつ、仕事は絶対サボらない!
ふたーつ、脱走したら、お仕置きだ!
みーっつ、みんな笑顔で明るいギルド!

ペラップ「それじゃみんな、今日も仕事にかかるよっ!」

みんな「おー!」

あの夢の体験の後もまだ悪夢は続いている。それ以上の変化が起こる訳も無く、つまるところ、情報は全く増えていない。
それはともかく、今日もまた仕事だ。

ペラップ「今日は依頼の仕事を頼むよ」


 ▼ 217 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 20:53:24 ID:wa1WQUlw [3/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんな訳で気まぐれに依頼を選ぶ。

リオル「これなんかどう?」

ゲコガシラ「うーん、お礼がな……」

ハリボーグ「これは?」

テールナー「それいいんじゃない」

リオル「じゃ、それで行こ」

最近リーダーが板についてきた気がする。まあ自分で言うのもなんだけど。
 ▼ 218 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 20:56:47 ID:wa1WQUlw [4/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 依頼詳細
 クレッフィに鍵をうばわれました。誰か取り返して!
 依頼主 エネコ
 目的  犯人を捜して取り返す
 場所  リンゴの森
 制限  なし
 難しさ c(20)
 お礼  300ポケ その他
 ▼ 219 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:03:18 ID:wa1WQUlw [5/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リンゴの森
1F

リオル「はっけい!」

リオル「いまひとつか……」

ハリボーグ「草、虫、毒ポケモンが多いからね」

4F

カクレオン「いらっしゃーい」

リオル「なんでこんなところで?」

テールナー「強いから、襲われても返り討ちよ」

ゲコガシラ「泥棒なんてした日にゃ……うわああ!」

うん。よくわかった。で、持ち金は……

リオル「無い」

ハリボーグ「銀行だもんね」
 ▼ 220 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:07:50 ID:wa1WQUlw [6/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
12F

リオル「ここだよね」

一番奥では無いけど。依頼にはそうあった。(また忘れてたby作者)

クレッフィ「探検隊か。俺の害悪攻撃に勝てるかな?」

クレッフィ「威張る!」

なんかいきなり襲ってきたと思ったら、なんか自慢話始めた。

テールナー「うざい。死ね!」

ゲコガシラ「なんだってんだよー!」

急にとち狂い出した。
 ▼ 221 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:11:36 ID:wa1WQUlw [7/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テールナー「ニトロチャージ!」

リオル「うわ、あぶね」

ゲコガシラ「水の波動!」

ハリボーグ「きゃ」

クレッフィ「へえ。そっちの二人はきいてない、か」

ハリボーグ「こうなったら……」

ハリボーグ「ヤドリギの種!」
 ▼ 222 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:16:32 ID:wa1WQUlw [8/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クレッフィ「ざんねーん。射程距離外でーす」

ハリボーグ「なんで? 威張るは遠距離攻撃じゃないはず……」

テールナー「サイケ光線!」

ハリボーグ「きゃ!」

なんとかかわしている。でもこのままじゃジリ貧だ。突破口は……
覚えたてだけど、あれしか無いのかな。
 ▼ 223 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:21:09 ID:wa1WQUlw [9/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
息を吸い込む。

リオル「まねっこ!」

リオルの威張る!

クレッフィ「え……」

クレッフィは攻撃をかわした!

リオル「ちっ」

しょせんはまねっこ。本家に敵うはずは無い。でも攻撃が届いた。その事は気持ち的に有利に働く。

クレッフィ「なんで? 特性悪戯心のおかげで、遠くに届くだけなのに……」

リオル「特性悪戯心、ね」
 ▼ 224 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:25:18 ID:wa1WQUlw [10/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クレッフィ「身代わり!」

ハリボーグを身代わりにした!

リオル「まねっこ!」

クレッフィを身代わりにした!

クレッフィ(とにかく、どっちがどっちかわからないはず……)

心の中に、子どもっぽい残酷な感情が芽生える。
僕は心が読める。どっちにしても、意味が無いのにな。
僕は身代わり人形に歩み寄る。

リオル「はっけい!」

クレッフィ「なんで……」
 ▼ 225 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:26:50 ID:wa1WQUlw [11/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
にやりと笑みをもらす。

リオル「僕、感情が読めるんだよ」

クレッフィ「そ……そんな」

テールナー「あれ、私は何を……」
 ▼ 226 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:28:45 ID:wa1WQUlw [12/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ギルド

エネコ「鍵を取り返してくれてありがとう!」

お礼に300ポケもらった!
お礼にモモンスカーフをもらった!
 ▼ 227 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:33:01 ID:wa1WQUlw [13/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その夜。

チラーミィ「へえ、そんな事が」

ニューラ「珍しい特性、か」

リオル「たぶん僕、特性が悪戯心になってるんです」

リオル「ニューラさんなら何か知ってるんじゃ無いかと」

ニューラ「確かに、あたしは知ってる」

ニューラ「まず、この珍しい特性の事を、夢特性と言う」

ニューラ「元に戻すには、特性カプセル」

ニューラ「あたしが知ってるのはこれだけ」
 ▼ 228 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:37:15 ID:wa1WQUlw [14/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「なんで夢?」

ニューラ「昔の名残だって」

リオル「夢……」

思い当たるどころか、明らかにあれだろう。
スリープさんに、夢関連でなんやかんやした事。
夢特性と冠するからには夢に関わる何かなのだろう。

これを確認するにはダークライ事件で悪夢を覗かれたルリリに話を聞けばいい。
 ▼ 229 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:42:24 ID:wa1WQUlw [15/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌朝。

ルリリ「あの後変わった事?」

マリル「うーん、前よりも野菜好きになった、とか?」

マリル「それに成長も早くなった気がする」

ハリボーグ「もしかして……特性草食?」

ハリボーグ「だとしたら、ものすごく手加減するから、つるのむち当てていい?」

マリル「ええっ、ダメですよ」

ハリボーグ「そうよね……」
 ▼ 230 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:46:40 ID:wa1WQUlw [16/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スリープ「何の話してるんだ?」

ゲコガシラ「なんか、リオルが特性が変わったって」

テールナー「それが、夢にポケモンが入り込んだせいって考えてて」

スリープ「ああ。それなら確かに聞いた事がある」

スリープ「夢に入り込むと、入られたポケモンの特性が変わる事もあるってな」

拍子抜けした。初めからスリープさんに聞けば良かったんだ。

スリープ「だいたい強くなるらしいから、無視してたけどな」
 ▼ 231 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:48:55 ID:wa1WQUlw [17/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリル「えっ、強くなるんですか?」

スリープ「まあポケモンによる」

マリル「だったらそれを仕事にすればいいんじゃないですか?」

スリープ「えっ」

マリル「ここにはいろんな探検隊が来ます」

マリル「強くなりたいって人も多いはずです」

スリープ「なるほど、な」
 ▼ 232 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:51:44 ID:wa1WQUlw [18/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テールナー「それいい!」

確かにここで職を持つ事はすなわち定住を意味する。
ここにいたいのなら、確かにピッタリだ。
恐らく売り上げも見込める。

スリープ「なるほどな……よし決めた!」

スリープ「その案に乗るよ」

マリル「やったあ!」

 ▼ 233 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 21:53:14 ID:wa1WQUlw [19/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter7 夢の鍵 完
 ▼ 234 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 22:00:06 ID:wa1WQUlw [20/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
番外編 スリープの初仕事

ニューラ「あの」

スリープ「なんだ?」

ニューラ「あたしの夢特性、治るかな?」

スリープ「治す?」

ニューラ「ええ。わるいてぐせって、日常生活じゃ物凄く邪魔なの」

スリープ「なるほど。だが、夢特性の方が元に戻る、と言う話は聞いた事が無い」

スリープ「悪いな」

それでも彼女はそれほど落胆してはいなかった。

ニューラ「ま、そうよね。そんな虫のいい話、期待して無いから」

ニューラ「あたしは、まだまだ特性カプセルを探すよ」

ニューラ「母さんよりも先に、ね」

後にはスリープだけが残された。
 ▼ 235 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 22:04:34 ID:wa1WQUlw [21/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
幕章

今日も俺はガルーラの子を狙う。
あの時、魂を食べて以来、はまっているのだ。

シャンデラ「トレジャータウンのガルーラ……」
 ▼ 236 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 22:11:37 ID:wa1WQUlw [22/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日もあたしの朝は早い。まあ、特性早起きだからね。
さてっと。開店準備しなくっちゃ。
そんな平穏は、いとも簡単に壊された。

シャンデラ「ふういん!」

ガルーラ「え?」

体が動かない。ダメ、この子だけは。そう言おうとしても、声すらでない。
子どもが連れて行かれるのをただ黙って見ている、それは苦痛以外の何物でも無かった。

ガルーラ「だめえええ!」

自分の声で封印が解けた。でも、時すでに遅く、もうシャンデラは去っていった。

シャンデラ「東の森ではみな……」

と言う言葉を残して。
 ▼ 237 1◆J44kAZeDOM 15/06/16 22:12:03 ID:wa1WQUlw [23/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 238 ンナ@とくせいカプセル 15/06/17 02:16:40 ID:TPW8HCj2 NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 239 ーナイト@がんせきプレート 15/06/17 20:45:54 ID:fnQdns/c [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開します。
あとこれからしばらくリアルが忙しくなるので、更新量が減ります。
 ▼ 240 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 20:46:26 ID:fnQdns/c [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter8 新たな進化
 ▼ 241 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 20:49:51 ID:fnQdns/c [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
三人称視点

ギルドのメンバーで、一番初めに事件の事を知ったのは、ペラップだった。

ペラップ「な、なんだってー!」

エレキブル「ああ。ガルーラの悲鳴で目が覚めて」

エレキブル「どうしたんだって聞いたら子どもが誘拐されたって」
 ▼ 242 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 20:54:55 ID:fnQdns/c [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点リオル

いつものようにうなされながら目を覚ます。
もう最近は深く考えるのをあきらめていた。だって、何もわからないんだもん。

ペラップ「……」

ペラップの叫び声が聞こえた。

リオル「どうしたんだろ」

ペラップさんは、ビッパさんいわく玄関で寝ているらしいから、ドゴームさんに匹敵するとまではいかなくても、かなりの大声なはずだ。

リオル「行ってみよ」
 ▼ 243 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 21:00:01 ID:fnQdns/c [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「どうしたんですか?」

ペラップ「どうもこうもないよ! ガルーラの子どもがさらわれたんだよ」

リオル「……」

え、ちょっと待とうか。さらわれた? 誘拐って事?
あまりにも突拍子の無さ過ぎる単語に、理解が追い付かない。

リオル「えええええ!」

理解すると同時に口から悲鳴が漏れた。
 ▼ 244 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 21:07:04 ID:fnQdns/c [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「大変じゃないですか! 僕たち、助けに行きます!」

そう言うと返事も聞かずにハシゴを駆け下りる。

リオル「テールナーハリボーグゲコガシラ、早く起きて!」

ハリボーグ「うーん、どうしたの?」

テールナーもゲコガシラもまだ眠っている。起こさないと。いつもペラップはどうやって起こしてたっけ。そうだ。

リオル「モンスターハウスだ!」

テールナー・ゲコガシラ「うわぁ」
 ▼ 245 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 21:09:46 ID:fnQdns/c [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハリボーグ「で? どうしたのこんなに早く……」

リオル「倉庫のガルーラさんの子どもが誘拐されたんだ」

ゲコガシラ「え?」

リオル「助けに行くよ」

テールナー「う、うん」

半ば強引に、押し切るように僕は今日の仕事を決めた。
 ▼ 246 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 21:17:06 ID:fnQdns/c [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「ペラップさん!」

テールナー「その誘拐事件、詳しく教えてください」

エレキブル「俺がするよ」

エレキブル「犯人はシャンデラ」

エレキブル「封印で動きを封じた後、子どもをさらう、かなり大胆な犯行だな」

エレキブル「あと、東の森、という言葉を残していったらしい」

ゲコガシラ「わかりました」

ハリボーグ「つまり、東の森にいる、という事ですか?」

ペラップ「断定はできない。だがその確率は高い。少なくとも何か関わりがあるはずだ」

ペラップ「とにかく、お前たちには東の森を探して欲しい」

ペラップ「罠の可能性もあるから、それは気を付けて」

ペラップ「我々もいろいろ探す」

リオル「わかりました。東の森ですね」
 ▼ 247 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 21:22:03 ID:fnQdns/c [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「急いで準備して来よう」

効率のため、僕たちはバラバラになった。ゲコガシラとテールナーは買い物、僕ら二人は倉庫から、アイテムを手に入れる。

ガルーラ「うちの子を、よろしくお願い」

ガルーラ「何が御入用?」

涙をこらえている姿は、もはや痛々しかった。

リオル「絶対助けます!」

そう言って交差点の方に駆け出す。その時後ろから誰かに呼び止められた。
 ▼ 248 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 21:26:48 ID:fnQdns/c [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
東の森1F

リオル「おーい、がルーラおばちゃんの子どもー!」

3F
テールナー「どこにいるのー!」

5F
ハリボーグ「見落としはして無いはずだから……」

7F
ゲコガシラ「まだ奥なのか?」

奥地
リオル「もうここが一番奥っぽいけど……」
 ▼ 249 1◆J44kAZeDOM 15/06/17 21:27:19 ID:fnQdns/c [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 250 ルレイド@しんかいのウロコ 15/06/18 22:43:58 ID:0.NW.OF2 [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
三人称視点
ガルーラ「あら?」

トレジャータウンのとは別のガルーラである。
彼女は自分の子どもを失ったばかりである。だから、特別敏感に反応してしまった。

ガルーラ「どうしたの? こんなところで。お母さんは?」

子ガルーラ「なんか……連れて来られた」

子ガルーラは泣いていた。

子ガルーラ「ここ……どこ……お母さんはどこ……」
 ▼ 251 エトル@ムーンボール 15/06/18 22:48:45 ID:0.NW.OF2 [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
彼女はあやし続けた。この子がかわいそうだというのはもちろんある。
しかし、それ以上に、彼女の母性本能は、あやすべき赤子を求めていた。
こうする事によって、彼女は自分の苦しみを埋め合わせようとしていたのである。

そのかいあって、この子ガルーラは泣き止んだ。

子ガルーラ「おばちゃんありがとう」

ガルーラ「いいのよ」

子ガルーラ「そういや僕をここまで連れて来た人が、これを、だって」

そういって、彼は石ころを差し出した。

子ガルーラ「かたみって言ってたけど、形見って何?」
 ▼ 252 1◆J44kAZeDOM 15/06/18 22:51:16 ID:0.NW.OF2 [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点リオル

リオル「おーい、ガルーラおばちゃんの子どもー!」

???「呼んだー」

かすかな声。でもそれは確かに返事の声だった。

リオル「あっちだ!」
 ▼ 253 1◆J44kAZeDOM 15/06/18 22:56:33 ID:0.NW.OF2 [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
僕たちは急いで足を動かす。
たどり着いた僕たちを待っていたのは……

ガルーラ「あなたたち、この子の?」

子ガルーラ「あーエンドレスのみんなだー」

リオル「はい。知り合いです……けど」

なんで何も無かったかのように微笑んでいる? まさか、これが罠だったり……しないよな?

そんな心配をよそに子ガルーラは僕たちのほうにやってくる、その素振りをみせた。
 ▼ 254 1◆J44kAZeDOM 15/06/18 23:00:14 ID:0.NW.OF2 [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しかしそのささやかな情景はあっという間に壊されてしまう。
暗がりからの、一つの黒い影によって。

ゲコガシラ「危ないっ!」

そう言って僕たちを突き飛ばしたゲコガシラ。

リオル「何す……」

ゲコガシラ「あっちだ。誰だ! 出て来い!」

???「ちっ、ばれちまったか」

そう言って姿を現したのは、一人のゲンガーだった。
 ▼ 255 1◆J44kAZeDOM 15/06/18 23:04:47 ID:0.NW.OF2 [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンガー「まあ、この子ガルーラの魂はもらうぜ」

リオル「どういう事だ?」

怒りより、疑問が先に立つ。シャンデラじゃ無い? どういう事だよ。

ガルーラ「どういう事よ!」

ゲンガー「食わせてもらう、それだけさ」

ゲンガー「邪魔なやつらには消えてもらわないとな」

ゲンガー「ヘドロ爆弾!」

その攻撃は正確にハリボーグの方を襲って来た。

リオル「ダメだ!」
 ▼ 256 1◆J44kAZeDOM 15/06/18 23:08:48 ID:0.NW.OF2 [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「うぐっ」

ハリボーグをかばったせいで、自分がダメージを受けた。

ハリボーグ「お……リオル大丈夫?」

今の「お」は意味がわからないが。

リオル「ああ」

テールナー「火炎放射!」

しかしゲンガーのその速さの前に、彼女の攻撃はいともたやすくかわされる。

ゲコガシラ「水の波動!」

チーム一の俊足、ゲコガシラの攻撃すらその速さにはかなわない。
 ▼ 257 1◆J44kAZeDOM 15/06/18 23:18:29 ID:0.NW.OF2 [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲコガシラ「は、速い……」

その間に体調を整え、僕はあの時、正確にはさっき授けられた奥義をさっそく使う。

リオル「見破る+電光石火!」

回想
後ろから呼び止められた。

エレキブル「シャンデラって、ゴーストだろ?」

エレキブル「そしてリオルの技は、ノーマル、格闘だけだ」

エレキブル「まねっこでは不安定だし」

エレキブル「見破るもあるが、いちいち分けて出すのはめんどいだろ?」

エレキブル「今回は特別にただでしてやるよ」
回想終わり

そう。連結技である。
見破るには、本来ゴーストにノーマル、格闘で普通にダメージを加えられる技だ。
そして、このような場合、相手の行動を見破る事もできる。

ゲンガー「ちっ」

ゲンガーに初めて加わった有効打。
そして、この見破るは、思いがけない効果をもたらした。
 ▼ 258 1◆J44kAZeDOM 15/06/18 23:19:02 ID:0.NW.OF2 [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 259 ルリア@ヒレのカセキ 15/06/18 23:36:50 ID:djIYUwq. NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 260 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:05:18 ID:3V1iwtxE [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「わっ」

木の陰から、ある一匹のポケモンが姿を現した。
見破るのおかげであらわになったその姿に、僕たちは驚きを隠せない。

リオル「シャ、シャンデラ? ようやく?」

そう。誘拐して以来、いや、正確には僕たちの前には一度も姿を現す事の無かったそのポケモン。それが

ゲコガシラ「ようやくおでましかよ」

シャンデラ「ごめん!」

急に謝るその姿に、僕たちはさらに疑問を深める。

ゲンガー「なんだ、いたのか」
 ▼ 261 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:12:14 ID:3V1iwtxE [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シャンデラ「魂を食うって、どういう事……」

ゲンガー「言った通りの意味だよ」

シャンデラ「このガルーラが子どもを亡くしてかわいそうだから、他のガルーラから借りて来いって……まさか」

ゲンガー「いまさらかよ。借りるなんて、許される訳ねーだろ」

リオル「は?」

頭の中で、思考を整理する。
ゲンガーは、とんでもない理屈でシャンデラを丸め込み、子ガルーラを誘拐させた、って事か。そしてゲンガーはその誘拐させた子ガルーラを……

理屈は通る。ただし、シャンデラは相当バカでないと成立しない。子どもを借りる、しかも許可無くなんて、普通しない。

シャンデラ「騙された……って事?」
 ▼ 262 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:17:52 ID:3V1iwtxE [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンガー「いやー傑作だったな。こんな幼稚な理屈で行動してくれる君がね」

シャンデラ「そんな……」

ガルーラ「ど、どういう事よ!」

テールナー「その子ガルーラ、シャンデラに誘拐されたんです」

ハリボーグ「でも、ゲンガーがだましてたみたいですね」

ゲコガシラ「とにかく逃げて! その子を連れて!」

そう。今まで気にしていなかったが、狙いはガルーラなのだ。まずは逃がすべきだった。

ガルーラ「でも……」

リオル「いいから!」

ガルーラ「わかった」

そう言って木陰の方に走り去る。

 ▼ 263 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:24:52 ID:3V1iwtxE [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「まずはそのゲンガーを倒そう」

リオル「見破る+電光石火!」

ゲンガー「痛っ」

ゲンガー「くそっ、シャドーボール!」

空中にいる僕には、避ける術が無い。シャドーボールの直撃を受けて、先のヘドロ爆弾のダメージも相まって、僕は膝をついた。

テールナー「火炎放射!」

しかしゲンガーもまた攻撃に集中していてかわせなかった。

ゲンガー「眠っちまえよ、催眠術!」

ゲコガシラ「俺……か」

そう言って崩れ落ちる。

ハリボーグ「ゲコガシラっ!」

ゲンガー「甘いぜ。ヘドロ爆弾!」

ハリボーグ「きゃ!」

効果は抜群。あえなく崩れ落ちる。
 ▼ 264 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:32:28 ID:3V1iwtxE [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
許せない……

心の声が聞こえた。

シャンデラ「絶対に許さない!」

シャンデラ「鬼火!」

シャンデラの声だった。
鬼火はゲンガーの方に飛んで行く。
ありがたい。味方が増えるのは歓迎だ。しかし、彼の技は、いかんせん遅すぎた。

ゲンガー「遅い。止まって見えるぜ」

その隙はつかせてもらった。

リオル「見破る+電光石火!」

ゲンガー「痛っ」

テールナー「火炎放射!」

ゲンガー「あっつ」

ゲンガーの動きが鈍った。もしかして、火傷している?
 ▼ 265 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:36:22 ID:3V1iwtxE [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シャンデラ「ガルーラの子どもを殺したんだろ」

シャンデラ「それなのに僕にはあたかも自然死のように……」

シャンデラ「同じゴーストとして、ううん、一人のポケモンとして」

シャンデラ「絶対に許さない!」

シャンデラ「祟り目!」

テールナー「だめえええ!」

テールナーは叫んだ。だが、その声は届かない。
シャンデラの攻撃はヒットして、ゲンガーは崩れ落ちる、はずだった。
現実はゲンガーは復活の種で復活し、それはいいのだがシャンデラのほうが倒れていた。

リオル「な、なんで……」

テールナーは苦々しげに言う。

テールナー「道連れよ」
 ▼ 266 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:49:12 ID:3V1iwtxE [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テールナー「ゲンガーは、倒される直前に……」

そう言ってテールナーはシャンデラに駆け寄った。

テールナー「もらい火よね。お願い!」

テールナー「火炎放射!」

テールナーはシャンデラに技を放つ。

ゲンガー「ああ、もらい火で助けようってか。見ず知らずのポケモンを」

リオル「悪いかよ」

彼女の気持ちは痛いほど理解できる。彼女は誰かを守りたい、そう思っているのだから。
だから、せめて、その間……動け、体。先ほどの攻撃で、力を出し尽くしていたのだ。

リオル「見破る+……電光石火!」

ゲンガー「遅い!」

見破った後、またさらに移動したのだ。
しかし、彼は一つ忘れていた。

ゲコガシラ「水の波動!」

ゲンガー「しまっ……」

攻撃は命中した。しかしこんなものでは倒れなかった。
 ▼ 267 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:50:43 ID:3V1iwtxE [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンガー「ったく。シャドーボール!」

ゲコガシラにヒットする。

ゲコガシラ「水の波動!」

ゲンガー「この程度のスピードで勝てると思うなああ!」

ゲンガーはかわした。しかし、ゴースト技は、ゴーストタイプに効果抜群である。

リオル「ま、まねっこ……」

リオルのシャドーボール!
 ▼ 268 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:53:38 ID:3V1iwtxE [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しかし、攻撃は外れた!

ゲンガー「とどめだ! シャドーボール!」

もう、避ける事は出来なかった。

ゲコガシラ「リオル!」

攻撃が当たらない。そんな状況で、勝つ事など不可能だ。
ゲコガシラだけじゃ、もう……

 ▼ 269 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:57:31 ID:3V1iwtxE [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点テールナー
必死に火炎放射をし続ける。
しかし、もうPP切れだ。PPが切れると、技は出せない。
また、目の前で命が……
その事実は強く心を苛む。

テールナー「なんでよ! 復活してよ!」

涙がこぼれた。懐から、あのお守りが零れ落ちた。
その石がシャンデラに触れた時、奇跡が起きた。
 ▼ 270 1◆J44kAZeDOM 15/06/19 21:57:51 ID:3V1iwtxE [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 271 ックウザ@すごそうないし 15/06/20 21:22:12 ID:akQGew4k [1/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
木陰の方から光が漏れてくる。
お守りもまばゆい輝きを放つ。

テールナー「え、なにこれ?」

ゲンガー「いいのか、よそ見してて」

ゲンガー「シャドーボール!」

テールナー「きゃ!」

光に気を取られて、かわせなかった。

ゲンガー「あっちだな」

ゲンガーは木陰の方へと向かう。
必死に止めようとはするが、体が思うように動かない。

テールナー「待……って……」

その時、声が聞こえた。

子ガルーラ「みんな!」
 ▼ 272 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:22:57 ID:akQGew4k [2/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点ゲコガシラ

攻撃をなんとか避け続けてはいる。しかし、もう限界が近づいていた。
そんな時、ゲンガーがテールナーに攻撃を仕掛けた。体の疲れのせいで、どうする事も出来なかった。
そんな時だった。ガルーラたちの声を聞いたのは。

ゲコガシラ「え……ガルーラさん?」

ガルーラ「よくわかんないけど、急にこの子が成長したの」

ゲンガー「ほう、自分から来るとはな」

ガルーラ「大丈夫、君は絶対守るから、今は私をお母さんだと思って」

子ガルーラ「うん!」

ゲンガー「ヘドロ爆弾!」

ガルーラ「うぐっ」

ガルーラ「だ、大丈夫?」

子ガルーラ「うん!」
 ▼ 273 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:23:53 ID:akQGew4k [3/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガルーラ「次はこっちから……」

ガルーラ「不意打ち!」

子ガルーラ「ふ……不意打ち!」

その技は、普通のポケモンでは到底出ないような、目にも留まらぬ素早さだった。

ゲンガー「な……」

ゲンガーは倒れた!

ゲコガシラ「すごい……」

圧倒的な強さだった。それと同時に膝から力が抜けた。

しかし、それでも心配なのは、あの三人だった。体を引きずりながら、テールナーの方へ向かう。

ガルーラ「ちょっと、だめよ。まずはこれを食べて」

彼女は、オレンの実を差し出した。
 ▼ 274 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:24:50 ID:akQGew4k [4/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点リオル

子ガルーラ「ねえ、ねえってば」

リオル「う、うーん」

視界が開ける。目に飛び込んできたのは、見た事の無い、でも、どこかガルーラの面影を感じさせる顔だった。

リオル「えっと……」

子ガルーラ「よかった! ねえおばちゃん、リオルが気付いたよー!」

あたりを見まわした。ゲコガシラがテールナーを、ハリボーグをあのガルーラが介抱していた。
シャンデラとゲンガーは、倒れたままである。

ガルーラ「落ち着いたら手伝ってねー、リオル君」


ガルーラの指示のもと、介抱が続けられる。
まずはハリボーグが、次にテールナーが目を覚ます。そのころには、僕はもう、ほぼ完璧に回復していた。

ゲコガシラ「よかった……」

テールナー「ねえ、シャンデラは……大丈夫なの?」
 ▼ 275 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:25:14 ID:akQGew4k [5/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハリボーグ「それなら、普通にオレンの実で大丈夫でしょ」

ハリボーグ「死んでる訳じゃ無くて、瀕死なだけだもの」

テールナー「え……わ、わかってたわ! あは、あはははは……」

悲痛な笑い声が響き渡った。しかもそこに涙まで加わっていた。

リオル「じゃあこれで、一件落着?」

ゲコガシラ「だな」
 ▼ 276 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:26:00 ID:akQGew4k [6/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ギルド
ゲンガー「離せ、この!」

コイル「オトナシクシロ!」

ジバコイル「エンドレスノミナサン、ゴキョウリョクカンシャシマス」

シャンデラ「あの、ガルーラさんは……なんて言ってた?」

ゲコガシラ「騙されたんだったら仕方ないけど、もう二度とするんじゃないよって」

ハリボーグ「東の森の方だったら、あの子の最後の言葉を教えて、だって」

ハリボーグ「なんでそんな事聞いたんだろ……」
 ▼ 277 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:27:30 ID:akQGew4k [7/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シャンデラ「あの子、なんかきれいな石を見つけて、でも一人ではとれずに、それでゲンガーと取りに行った」

シャンデラ「それが運のつきだったみたい」

シャンデラ「で、ゲンガーはその石を持って形見だってくれた」

シャンデラ「形見だって渡したからかな、ガルーラに」

リオル「なんであなた、形見を渡したんだ」

ゲンガー「誘導のために決まってんだろ、くそ」

シャンデラ「それでも、嬉しかったよ。僕、あの人が好きだったから」

唐突な爆弾発言。みんな、返事をする事が出来ないまま、あっけに取られた顔をしていた。

ジバコイル「イ、イクゾ……」

恥ずかしげな顔(?)をしながら二人を連行していく。
 ▼ 278 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:27:53 ID:akQGew4k [8/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トレジャータウン
ガルーラ「本当に……ありがとうね」

それ以上の事は言わなかった。言ったところでその涙声では聞き取れなかっただろうが。
こちらも、何も言わなかった。
そんな中、一つの声が、やけに場違いに、元気よく響き渡った。

子ガルーラ「ママ、僕、バトルしたんだよ!」
 ▼ 279 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:28:14 ID:akQGew4k [9/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再びギルド
ペラップ「と、いう訳で、無事事件は解決した」

ペラップ「明日からは、またいつも通り、働いてもらうよっ!」

その後、てんでバラバラに散って行く……訳は無く、みんな僕たちの話を聞きたがった。

チリーン「どうだったんですか?」

ビッパ「やっぱり強かったでゲスか?」

リオル「あの、実際、僕たち何もして無い……」

チラーミィ「またまた、謙遜しちゃって〜」

ゲコガシラ「いや、向こうにいたガルーラと、あの子ガルーラの手柄なんですって」

みんな「え?」

テールナー「前なんかこんな石をもらったんですけど」

そう言って「お守り」をみせる。

テールナー「この石がシャンデラに触れた時……光が漏れて、そこから成長した子どもと向こうの……」

ニューラ「成長した?」

テールナー「はい。よくわかんないけど」
 ▼ 280 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:28:35 ID:akQGew4k [10/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビッパ「謎でゲスね」

ディグダ「そんな話、聞いた事無いですけど」

チリーン「そう言う事なら、ペラップが何か知ってるんじゃないでしょうか」
 ▼ 281 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:29:02 ID:akQGew4k [11/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペラップ「なるほど……」

ペラップ「確かに聞いた事がある」

ヘイガニ「ペラップ、はやく教えてくれよ」

ペラップ「まあ待て。これがそうと言う確証はないが、おそらくこれは、メガ進化、と呼ばれるものだ」

リオル「メガ進化?」

ペラップ「ただ、私もあまり詳しい事はしらないのだ」

ペラップ「ひょっとすると、コータス長老なら何か知ってるかもしれんが……」

ハリボーグ「コータス長老って誰ですか?」

ビッパ「温泉にいつもいる、とっても長生きな人でゲス」

リオル「へえ」

ペラップ「とにかく、明日も早いんだから、みんなもう寝る事!」

みんな「はあい」

少しテンションが下がり気味の声を出したが、それでもみんな、その指示に従った。
 ▼ 282 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:29:23 ID:akQGew4k [12/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter8 新たな進化 完
 ▼ 283 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:29:56 ID:akQGew4k [13/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
幕章
???「大丈夫か?」

目の前で誰かが倒れている。さすがにそれをスルーできるほど冷酷なポケモンでも無いので介抱した。
彼女の目が、開かれる。

???「うーん、はっ」

???「大丈夫か?」

これしか言えて無いな、俺。

???「ええ、大丈夫ですわ」

???「探検に失敗してしまいまして、わたくし、倒れておりました」

なんとなく、向いて無いように思うのは、お嬢様口調のせいだろう。

???「そうだな」

???「あ、いけません、自己紹介がまだでしたわね」

タブンネ「わたくし、タブンネ、と申します」

タブンネ「メガ進化、という物に心惹かれまして、それを探る旅をしております」
 ▼ 284 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:30:21 ID:akQGew4k [14/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メガ進化、聞いた事が無い。だが、初対面のポケモンにそんな簡単に心を開いても、良い物なのか?

???「なあ、お前、もし俺が悪い奴だったらどうすんだよ」

タブンネ「え、そうなんですか」

???「違うよ!」

タブンネ「なら大丈夫です」

タブンネ「わたくしを助けて下さったんですもの」

タブンネ「ところで、名前を教えてくださいませんか?」

???「え、俺? 俺は……」
 ▼ 285 1◆J44kAZeDOM 15/06/20 21:31:01 ID:akQGew4k [15/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 286 1◆J44kAZeDOM 15/06/21 16:02:11 ID:VP.pbNGM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter9 キーストーン
 ▼ 287 1◆J44kAZeDOM 15/06/21 16:02:35 ID:VP.pbNGM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌朝
例によってあの悪夢に叩き起こされ、それに対するスルースキルの強化を実感する。

リオル「メガ進化、ねえ……」

昨日あの後、温泉に行くには滝壺の洞窟を突破すればいいとテールナーから聞いた。

リオル「気になるなー」

ハリボーグ「うわあっ!」

飛び起きざまに叫んだ彼女。僕も驚きを隠せず言う。

リオル「うわっ、ど、どうしたの?」

ハリボーグ「何でも無い」

絶対何でも無いはずが無い、そんな事すぐわかる。それでも、そう装うのなら無関心を貫いてあげるのも優しさだろう。
何より彼女には、記憶がある。無理して辛い記憶を探るのは、僕だけでいい。辛い……よな、僕の記憶。

リオル「無理すんなよ」

ハリボーグ「うん」
 ▼ 288 1◆J44kAZeDOM 15/06/21 16:02:59 ID:VP.pbNGM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
朝礼
ひとーつ、仕事は絶対サボらない!
ふたーつ、脱走したら、お仕置きだ!
みーっつ、みんな笑顔で明るいギルド!

ペラップ「それじゃみんな、今日も仕事にかかるよっ!」


みんな「おー!」

ってな訳で、今日も今日とて依頼の仕事をこなす……もちろん、滝壺の洞窟の。

チラーミィ「ずるいよ〜」

ニューラ「この子たちが見つけてきたんだから、当たり前でしょ。バカじゃ無いの?」

チラーミィ「そんなに言う? 普通」
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