【ゲーム風バトルSS】蒼海の王女 フィオネ

ここは不思議な世界、ポケスター銀河。
様々な惑星で 様々なポケモン達が独自の文明を築いています。

その中の１つ、水の惑星アクアリエスには王子様が住んでいました。王子様は海のポケモン達に大人気。もうすぐ誕生日ということで、星中がお祝いムードでした。


しかし、この物語の主人公は王子様ではありません。王子様には人気も強さも劣る妹がいたそうな…



【主な操作方法】
基本的に安価で行動します。
レスするだけで味方全員が攻撃します。
名前欄に特定のポケモンや道具が出ると必殺技が発動します。

ダダリン「さあその生気を寄越せ…!!」ﾁｭﾙﾁｭﾙ

ダダリンのもずくチュルチュル！マーシャドーはHPを100吸い取られた！

攻撃

マーシャドー「…せっかく戻ってこれたのなら　その身体を良いことに使えばよかったのに」ﾒﾗﾒﾗ…

マーシャドーの必殺技！“羅刹夜行”!!!


ダダリンに効果は抜群だ！8000ダメージ！


ダダリン(なんだ…奴の禍々しいオーラは………)

ダダリン(まさか奴があの……!! いやそんなことはあり得ん……)

ダダリン「まだまだ足りぬ……少しいただくぞォォ……!!」ﾁｭﾙﾁｭﾙ

フィオネ「いやーー！なんかすっぱいーー！」

ダダリンのもずくチュルチュル！フィオネに効果は抜群だ！HPを200吸いとられた！

反撃

ダダリン「出てこい………野郎共」

ヤミラミ×3「「「Wiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!!!!」」」

ヤミラミ達がツメで切り刻んできた！全員に100ダメージ！

こうげき

　
ダダリン「もはやクルーにも要らぬわ…海のモズクと消えるがいい…ッ！」

ダダリンの”イカリのデス・ロード”！全員に150ダメージ！

ダダリン「さあ……海の悪魔に全てを委ねようぞ…!!」


ダダリンの安価ーショット！>>852に書き込まれた効果が発動するかも!?
ダダリンより先にこちらに有利な効果を書き込め！
(※誰かを戦闘不能にはできない　※ダメージは5000まで　※悪い効果はターン経過で治る)

支援

メルタン「この舵輪ぶっ壊れてやがる…おまえ直してやらあ！」ﾋﾞｨ---ｯ

メルタンの必殺技メルティーカノン！ダダリンに4000ダメージ！


ダダリン「まだ終わらぬ………!!!」ﾁｭﾙﾁｭﾙﾁｭﾙ

なんとダダリンはパワーコンブを隠し持っていた！こんぶの力でHPが5000回復した！

味方全員のこうげき＆とくこうがぐーんとあがった

安価ーショット発動！味方全員の攻撃力が上がった！

フィオネ「やったーーーー！」

ダダリン「…作者寝てたの？」ｲﾗｲﾗ

あ

フィオネ「あたしはアクアーシャの……この星のおーじょ！」

フィオネ「あしきぼーれいよ…しずまりなさいッ!!!!」ﾄﾞｫｫｫｫｫﾝｯ


フィオネの必殺技“あわあわレーザー”!!


効果はいまひとつだが攻撃力アップで4000ダメージ！


ダダリン「ぐぅぉぉぉォォォォォォ……!? オノレ……この航海を終わらせるわけにはァァ」


ダダリンを倒した！経験値を獲得！

フィオネはレベル18に上がった！
攻撃力 350→500(装備効果50)
HP 500→550

30000ポケを手に入れた。

フィオネ「やった………トドメさせた！」

メルタン「お手柄だな」

マーシャドー「流石だよフィオネ……さん！」


ダダリン(……ダメだァッ……このまま海のモズクと化すなど……)

ダダリン(只のモズクに戻るなど……ッ)

───────────

『海賊王におれはなる！』

わかめっち『ダーッハッハッハッただのモズクがなれるわけねーだろwwww』

こんぶーる『俺たちゃただの海藻だ！ポケモンでなけりゃニンゲンでも無い！夢を見るだけ無駄なんだよ！』

『うるせぇ！いつか絶対なってやるからな！俺様は世界中の宝を手に入れるんだ！』


あまさん「じぇじぇっ！おいしそうなモズク！」ﾜｯｻ

『ぎゃァァァァァァモズク酢にされるゥゥゥゥゥゥ!!!』

わかめ達『『モズクゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!』』

───────────


ダダリン「あ　っ　て　い　い　は　ず　が　な　い　の　で　す　！　！　！　！」

ダダリン「オモカジイッパイィィッッッッッ!!!!」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｨｨｨｨｨ

フィオネ「きゃーーーーー！」ﾋﾟｭ---ｯ


＊フィオネ達は船の外に放り出された！

ダダリン「俺様は正規の大海賊……この世のトレジャーは全て俺様のモノ……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ


「もしかしてだけどォ〜　もしかしてだけどォ〜　なんか勝てなくて困ってるんじゃないのォ〜？」ﾇｯ


ダダリン「お前何者だァ何故此処にいるゥゥ…今俺様は虫の居所がァァ…」


ドクロッグ「ンフフフ…力が欲しいか？」

ダダリン「必要に決まっておろう…俺様は全てを手にせねばァァァァ」


ドクロッグ「じゃ」ｽｯ

ドクロッグ「絶対服従な」ﾎﾞﾖﾝｯ


＊ドクロッグは何やら怪しいシャボン状の物を取り出し、ダダリンを包み込んだ！


ダダリン「オォォォオォオオォォォオ!!!?!?!」ﾌﾞｸﾌﾞｸ

ドクロッグ「“01”の神経毒と企業秘密の超エネルギー…便利だよなァ　力を極限まで引き出し思い通りに操ることができる」


ダダリン「感謝するぞォォォこれで俺様は海賊王ォォォォォォ」ﾍﾟｼ-ﾝｯ

ドクロッグ「ぐへッ」ﾄﾞｶｯ


ダダリン「銀河中の海は俺様の支配下だァァァァァァァァァァァァ」ﾌｻﾌｻﾌｻｧ-ｯ

ドクロッグ(操れてねーな…コイツも俺さんと同じくエネルギーに順応しやがったかァ)

ドクロッグ(まーいーや　このままほっときゃこの辺メチャクチャにしてくれんだろ)


───────────

─深海最下層　アトラビス─


メルタン「…なんだありゃぁ…」


幽霊船『うぉウォォォおォォォおォォォオぉぉ…!!!』ﾌｻﾌｻﾌｻｧ


マーシャドー「船からなんか生えてるぅぅーーー!!!」

フィオネ「キモーーーーイ!!!」


メルタン「あれダダリンの本体のモズクか!? なんか暴走してんだけど…」


幽霊船『先程はよくもやってくれたなァァァァ!!! 今度こそ海のモズクにしてやらァァァァァァァァァァァァ』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

フィオネ「船ごとこっち来るーーー！」

メルタン「あんなバカデカイのどうやって止めりゃぁ……」


ウニーム『EMERGENCY！EMERGENCY！皆さんの危険を確認！』ﾊﾟｧｧｧｧ…

フィオネ「ウニーム？」


ウニーム『超時空システムを緊急起動します！対象:フィオネさん　メルタンさん　マーシャドーさん』ｳｨｨｨｨｨﾝ


フィオネ「なんかちから湧いてきたー！きがする！」ﾊﾟｧｧｧ

メルタン「なんだその都合いいシステム！よくわからんがでかしたウニーム！」ﾊﾟｧｧｧ

マーシャドー「超時空システム!? それは一体」ﾊﾟｧｧｧ


ウニーム『フィオネさんには“未来の力” メルタンさんには“別次元の力” マーシャドーさんには“過去の力”を発動させました！詳しい説明は省きますがなんか凄い技が使えるはずです！』

メルタン「省くな！でもありがとな！」

マーシャドー「過去の力……そうか…これは僕の…」

マーシャドー「でもみんなを守るためなら……！」ﾎﾞｫｯ


幽霊船『オォォォオォォォおォォォおォォォ』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

フィオネ「みんなでアイツをやっつけるんだ！！」

マーシャドー(僕の力………それは影を通じて精神に干渉する力)

マーシャドー(“あの時”とは違う！みんなを守る為に使うんだ！)


マーシャドー「ハァァーーーーッ!!!!」ｼｭﾙｼｭﾙｼｭﾙ---ｯ

＊マーシャドーは幽霊船に向かって影の糸を伸ばした！


マーシャドー「…クルーには目をくれず　独りで暴走する船長に報復を……」ｸｲｯ

ゴース達「!!!」

ヒトモシ達「!!!」

ヤミラミ達「!!!」


＊なんとマーシャドーはダダリンの部下達を操り始めた！

ダダリンの部下達「「「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」」」」」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞｯ

ダダリン「どうしたというのだ我がクルゥゥゥゥゥゥゥゥ船内で暴れるなァァァァァァアァァァァァァア…」

ダダリンの部下達「「「「「コッチノセリフジャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」」」」」


ﾊﾞｯﾀﾝﾊﾞｯﾀﾝ

フィオネ「なんか……船がEDのサザエさんのふねみたくなってる」

メルタン「お前………そんな敵キャラみたいな力持ってたのか…？」

マーシャドー「…だから見せたくなかったんですよ…これ」ﾊｧ

幽霊船『オノレェェェェェェェェクルゥニナニヲシタァァァァ』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

メルタン「まだ勢い止まってねーな…」

マーシャドー「…惑星メイジャデスには船の墓場もある…恐らくその“ピリオド号”も役目を終えて安らかに眠っていたはずなのに　無理やり起こされて海賊に利用されるなんて…」

マーシャドー「…せめて僕たちがピリオドを打ってあげないと」


メルタン「そーだな…ならオレが沈めてやる」




メルタン「オラオラオラァァァァァァァッ!!!!」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘｯ!!!

フィオネ「でんき!?」

＊メルタンは電磁力を放ち始めた！


メルタン「あるべき姿に戻してやる…それもまた修理だ」ｶﾞﾁｬｯ!ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ…

＊深海に散乱するガラクタが電磁力に吸い寄せられ、巨大な腕を形成していく…

幽霊船『ナンダソノワザァァァァァァァァキイテナイゾォォォォォォォォォォォォ』

メルタン「なんだその技って聞いたか？」


メルタン「そりゃあ“海賊”には“海賊の技”をブチ込んでやらねーとなぁ」ｷﾗ-ﾝ


フィオネ「ま……まさかっ！」

メルタン「“磁気(パンク)”」ｶﾞｷｨﾝ…!!



メルタン「“弦(ギブソン)”ッッッッッッ!!!!」ﾄﾞ ｵ ﾝ!!


幽霊船『ギィィヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァ…』ﾄﾞｶｧﾝｯ!!!



フィオネ＆マーシャドー「「いやあんたがその技放ってどーすんだ!!!!」」


メルタン(ありがとう………ポケモンGO)


メルタン(そしてありがとう………尾田っち………)

ﾊﾟﾁﾝｯ!ｼｭｩｩｩｩｩ…


＊シャボンが割れ、元のダダリンに戻った。

ダダリン(……やられた……だが海のモズクにはならなくて済んだ……)ﾋｭ----ｯ

ダダリン(よかった………俺様はまだポケモンでいられるのか……)


ダダリン(あ……モズクじゃなくてモクズか………)ﾋｭ-----ﾝ…


＊ダダリンは海溝の底に落ちていった…


＊幽霊船フライング・ダッダリーン号(ピリオド号)を倒した！

メルタン「船がブッ壊れていく…」

マーシャドー「……今度こそ安らかに…お休みなさい」



フィオネ「えっ!? もうたおしたの!?」

フィオネ「あたしの“なんかすごい技”まだのこってたのにー」ﾌﾟｸ-

メルタン「すまんすまん！せっかくだし撃ってみるか？」

フィオネ「はぁぁぁぁぁぁ…!!」ｺｫｫｫｫ

フィオネ「えいっ！」


ﾋﾟﾁｮﾝ…


フィオネ「なにこれ」


＊フィオネは小さな水滴を一滴作り出した。


ﾂｩ------…


フィオネ「あ、おちてく……」



＊そのまま水滴は海溝の底に落ちていった……



フィオネ「あたしのだけくそざこじゃん!!!!!」ｶﾞ-----ﾝ


ウニーム『すみません……こんなつもりでは……』

フィオネ「ウニームはわるくないけど…ショック…」

メルタン「まあ気を落とすな。お前にはオレカがあるじゃねーか」

フィオネ「オレカのひっさつわざもいまのところヘンなのしかないし！」ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ


フィオネ「でも………みんなで協力してたおせたからいっか！」ﾆｺｯ

メルタン「………そうだな！」

マーシャドー「僕も皆…さんと戦えてよかった！です！」


メルタン「いい加減やめてくんねえか？」

マーシャドー「…………」

フィオネ(このごにおよんでまだ仲直りしてないの………!?)ｶﾞ---ﾝ

メルタン「………その敬語と“さん付け”」

マーシャドー「!!」


メルタン「仲間でいいから、堅苦しいのはナシだ。元はと言えばオレがケンカ売ったのが原因だ。もうやめにしよう」

メルタン「…悪かったな　マーシャドー」ｽｯ

マーシャドー「………こっちこそごめん」


マーシャドー「これからは…仲間としてよろしく！メルタン！」ｸﾞｯ


フィオネ「よかった…！やっとパーティーっぽくなってきた！」

マーシャドー「フィオネさ…フィオネも！よろしくね！」

フィオネ「うん！よろ！」ｸﾞｯ


マーシャドー「すぐには慣れないのでふとした時に敬語に戻ることはありそうですけど」

メルタン「ルリナかお前は」

メルタン「そういやウニーム…さっきの超ナントカシステムって結局なんだったんだ？」

ウニーム『実は私自身にもよくわかりません…私に内蔵されたあるパーツにまつわるシステムなのですが…“時間”や“空間”に干渉して何かを取り寄せるシステムということしか把握しておりません』

フィオネ「なにげにすごい」



ガメノデス「ゴース達が散ったと思い出てきてみれば………汝らが瘴気を退けてくれたのだな」

ルンパッパ「深海なのに晴れ晴れユカイな気分になっちゃう！デュークボックスおぉぉぉぉぉん」

エル・パスタ「またアトラビスを救ってもらうことになるとは…本当に感謝が尽きないよ」


フィオネ「これで次の目的地にいけるね！」

ウニーム『ようやく光が見えました…光に向かって浮上すると次の目的地です』

フィオネ「よーし！れっつごーごー！」

メルタン「おいマーシャドー！どっちが先に上がるか勝負な！」ｽｲ---

マーシャドー「何ッ!?僕だってまけないぞー！」ｽｲ---


フィオネ「なかよしではない、だがわるくないカンケイだ…ってやつなのかな？」ｽｲ---

───────────

─アトラビスの底の底─

オムナイト「ばあちゃん！なんかヘンなのが落ちてきたよ！」

オムスター「あァ…天からのお迎えかしらねぇ…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

オムナイト「ばあちゃん！力尽きちゃやだァァァァ!!!」




ダダリン「ま……まだ終わらぬ終わらせぬ……我が野望…」ｷﾞﾁｷﾞﾁ…

ダダリン「だが満身創痍……もはや動けぬ……」ｷﾞﾘｷﾞﾘ…


ﾂｩ-------…


ダダリン「なんだァ…？この滴……」

ダダリン「……ハッ！これこそ俺様が求めていた…あの童の…!!」

ダダリン「滴よォォォ…こちらに来るのだァァァァ…!!」


ﾋﾟﾁｮﾝ…


オムスター「ばあちゃん完全復活！」ｷﾗ-ﾝ

オムナイト「やったァァーーーーーー!!!」



ダダリン「畜生ォォォ!!! 誰か俺様を助けろォォォォォォォォォォォォ!!!!」


─ Chapter3『全集中海の呼吸　肆ノ型　“バッカルコーン”』─
終わり

支援

アクシデントこそあったものの、それでも“フィオネ達の冒険”は何の問題もなく進んでいた。



時は遡り、メルタンとマーシャドーが連れ去られたフィオネを探していた頃…


ポケスター銀河の外、BBスペース。

ポケスター銀河に腕を伸ばす、邪悪な“タミ”がいた。


───────────


…突如として、BBスペースから介入してくる、巨大な黒い腕。


『繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?繝ｼ繧ｯ繝?』ｸﾞﾁｬｱｧｧﾂ!!ﾄﾞﾛｫｫｵｵｵｯ


“バグ”に汚染された“タミ”の腕だ。

呪詛を撒き散らしながら、今にも腕は銀河を呑み込まんとしていた…



アクアーシャ城。

その銀河中…否、宇宙中の危機に感づいた、最初のポケモンは。


…城を占拠していた筈の、研究者だった。

「封印術………“六獄”ッッッ!!!!」


『繧｢繧､繝槭モ繝√ぉ繝ｳ繧ｸ繧｢繧､繝槭モ繝√ぉ繝ｳ繧ｸ繧｢繧､繝槭モ繝√ぉ繝ｳ繧ｸ繧｢繧､繝槭モ繝√ぉ繝ｳ繧ｸ繝?ョ繝ｳ繝阪メ繧ｧ繝ｳ繧ｸ繝?ョ繝ｳ繝阪メ繧ｧ繝ｳ繧ｸ繝?ョ繝ｳ繝阪メ繧ｧ繝ｳ繧ｸ……………!!!』ｷﾞｭｩｫｫｫｫｫｫ………

科学者は、1匹のポケモンに出せるとは思えない程のエネルギーを解き放ち、腕を縛り付けた。
術は千切れんばかりの力で腕を締め付け、次元の狭間に封印した。



黒い腕は1本だけではなかった。
異形のタミは、全ての銀河にその魔手を伸ばしていた。
ポケスター銀河の一部を吸収し、更に”バグ“を変質させ、異なる銀河にまで汚染を広げようとする。

『あんな怪物………もはやタミではないだろう！アレが我々と同じ種族とは信じがたい…元いた次元に戻すべきだ』

『いや　あの呪詛………BBスペースの言葉を知っている　封印する術はないのか…』

『封印など生温い！奴に関する全ての情報を解析し、完全に破滅させるべきだ…！』

他のタミがどれだけ攻撃しても、動きを止めるのが関の山で、汚染の跡は消滅しなかった。


…………科学者は、1匹だけで奴を封印した。
全ての魔手を、汚染を、封印術で無力化させたのだ。


「ハァ…ハァ…」

「私は…一体…何を……？」


「…本当に何をしてるの？ドクター」

もう1匹のガラスのような生物が彼女に問う。

「わからない…自分でも…」

「最近…自分が何者か…わからなくなることがあるんです…」


「何故、いつから、全宇宙の管理を…全宇宙をまとめあげることを野望として掲げ出したのか…自分でもわからないんです………」


「…そうです…いつかこの銀河は…宇宙は私が支配するんです！その拠点となるポケスター銀河をあんな得体の知れない何かに破壊されちゃ困るんですよ！」

「ドクター、大変です！」

「どうしました？」


「またです…また“カイオーガ”が現れました！」


「。。。“外”も“内”も　騒がしいですね。。。」


───────────


ケロット団に占拠されていたアクアーシャ城では最近、奇妙な現象が多発するようになった。

カイオーガ「……………」ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ…

ﾊﾞｼｬｧｧｧｯ!!!ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ!!!!!


ニョロゾ「なんでこんな所に伝説のポケモンがァァァァ!?」


なんと、城内に突然伝説のポケモンであるカイオーガが現れ、ケロット団の研究施設を荒らし周り、そして突然消えるのだ。

これが何度も繰り返されている…

ガマガル「誰かカイオーガを止めろぉぉーーーーッ!!!」


カイオーガ「………………!!!」ﾋﾞｼｬｧｧｧﾝｯ!!!


───────────

─？？？─


マナフィ王子「………いつまでぼくをここに閉じ込めておくつもりなんだ……」

マナフィ王子は監禁されていた。それなりに食事や寝床はちゃんとしている。

しかし勿論マナフィにとってはそれどころの問題ではない


マナフィ「早くここから出る術を見つけないと……！」


ｽﾞﾄﾞｫｫﾝ! ｽﾞﾄﾞｫｫｫﾝｯ!!


マナフィ(外から物騒な音が聞こえる…)

マナフィ(くそっ！この星の王子なのに……星のピンチに何もできないなんて…！)


マナフィ(フィオネ…ぼくが弱かったばかりに大変な思いを……)

マナフィが自力で外に出ることを諦めることなど無い。

しかし、心の中では　徐々にこうも思い始めていた。


マナフィ(フィオネがぼくを　助けにきてくれるなんてこと……あるのかな…)

マナフィ(…いやダメだダメだ！ぼくはお兄ちゃんなんだ！フィオネに苦労させるわけにはいかない！)

マナフィ(はやくこの部屋を出て…この城を…みんなを助けるんだ！)



引き離された蒼海の王子と、蒼海の王女。
2匹が再び交わる時は、果たして来るのだろうか…



(次スレに続く!!!!!!!!!)

マナフィ「えぇッ!?なんか早くない!?」

─次スレ予告─

まだ早い気もするが大体折り返しくらいなのでここで1スレ目を終わらせる決断が下された！
そんなことより新古畑…古畑役はもうオダジョーでいいけど今泉役は大泉くんより濱田岳の方が良いと思うぞ！これでぽかんうコンビだ！


フィオネ「雪だー！氷だーー！(どっちかといえばあったかい方が好きだけど)」

大氷河にたどり着いたフィオネ達！次なる舞台はシリーズ初の氷ステージだ！


フィオネ「うそ!? アクアーシャのほかにお城が…!?」

なんとそこにはもう一つの城があった！どうやらそこに住む“皇帝”がアクアーシャの近道へのカギらしい？


バリヤード「最近妙な道化師がウチのサーカス団に接触してきてるんだけどね〜」

暗躍する謎の道化師の影…!?


次回！
Chapter4『雪と氷と皇帝と呪われし姫君』！
─大氷河ホワイトメア編─




ウニーム「なんですかこの私のようなポケモンは…！」

バチンウニ「？」



次スレは他にも様々な舞台を旅するぞ！海底火山とか海底火山とか海底火山とか……しかし投稿再開時期は未定！

↓そして何やら告知もあるようですね〜↓

ボーナスSS 『ヒードランの伝説 ブレスオブザマイルド』その3


次にヒードラン御一行が向かったのはオタカラ島。


ヒードラン「なんか凄いお宝見つけて伝説になろう大作戦！」

フェローチェ＆クレセリア「「おーーーー!!」」

ルカリオ「フン　宝探しか…あまり良い思い出は無いな。貴様らに邪魔されたこと忘れてはいないからなッ☆」

ヒードラン「あれ？あの時わたし達に協力してくれなかったっけ？」

ルカリオ「…そうだったか？それより早くトレジャーを探しにいかぬか！」ｳｽﾞｳｽﾞ

クレセリア「あんたも興味津々やん」


─修理屋メルキューレ─

ヒードラン「ねえねえ！この辺でオタカラ眠ってる場所とかある？」

ルカリオ「ノープランか！それにこのような所で答えが出てくるはず…」


メルタン(代役)「あるよ」ｷﾘｯ

フェローチェ「アッサリ出てきた！(しかも田中要次のモノマネで)」


オタカラはトロピカルジャングルに眠っているらしい！一同はトロピカルジャングルへと向かった…

ハブネーク「ｼｬｧｧｧｧｧｧｧ」ｶﾞﾌﾞｩｯ

フェローチェ「きゃーーー！」

ヒードラン「こらーー！フェローチェを噛むなんて許さないんだから！」ｺﾞｫｫｫｫｯ

───────────

大岩『ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ』

ルカリオ「だーーーーーーッ!!またコレかよォォォォォォ☆」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

クレセリア「ガンダ！ガンダでワンチャン逃げれる！アタシ足ないけど！」ｽｩ------

───────────


様々な苦難を乗り越え…

ヒードラン「この洞穴にオタカラが…」


＊“ほのおのドラム”を見つけた！

ルカリオ「これは…打楽器か？」

クレセリア「やったじゃん！アタシ達でバンド結成して伝説になろ！」

フェローチェ「冗談はともかくとして　この楽器には宝としてどれほどの価値があるのか…」

クレセリア「えーーガチでやりたいのにー　フェロちゃんのいぢわる」


「オマエ達も、このタカラ見つけたのか」

ヒードラン「誰!?」


ゴリランダー「オレ、ゴリランダー。バンドでドラム担当してる。オレもこのタカラ見つけた。」

ヒードラン「わたし達のライバルってことね…」

クレセリア「えー待って！もしかして“マキシマイザズ”のＤｒのゴリランダーさん!?」

ゴリランダー「ああ。オマエ、オレのファンか？」

クレセリア「曲は好きだけどバンドのことはよく知りません！つーかだぁくんしか勝たん！」

ゴリランダー「このドラム、オマエもほしいならオレと勝負。ドラム対決」ﾋﾞｼｯ


ヒードラン「わたしと？」ｷｮﾄﾝ

ルカリオ「貴様……楽器できるのか？」


ヒードラン「やってみる！」

ゴリランダー「どちらがこのドラムに相応しいか決める。まずはオレから」

ﾀﾞｶﾀﾞｶﾄﾞｺﾄﾞｺﾀﾞﾝｯ!ﾂﾂﾁ-ﾊﾟｧﾝｯ!!ﾊﾟﾗﾗﾗ…

フェローチェ「流石大物アーティスト…並のドラムソロじゃない…！」


ゴリランダー「次、オマエの番」

ゴリランダー「見せてみろ、オマエのドラム魂」


ヒードラン「いきます！」

＊ヒードランは十字型のツメでスティックを器用に掴み、ドラムを鳴らし始めた…


ｼｬ---ﾝ!ｼｬﾝｼｬｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝﾀﾞｶﾀﾞｶﾀﾞｶﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ…

クレセリア「ライブの曲終わる時のやつ！」

フェローチェ「意外と器用！」


ゴリランダー(だが、それではオレに勝てな……)


ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ………ﾊﾟﾝｯ!!

ヒードラン「フルコンボだドン!!!」ｼﾞｬｧ------ﾝｯ!!!　　　　　　

ｺﾞｫｫｫｫｫｵｵｵｵｯ!!!!

ルカリオ「ドラムが………」

クレセリア「火を吹いた!?」


ゴリランダー「なん……だと」

───────────


ゴリランダー「良いもの見た。ぶっちゃけドラムオレの方が上手い。だが、これきっとオマエ専用アイテム。だからオマエに譲る」

ヒードラン「本当に良いの？」

ゴリランダー「新しいドラムより、更なるスキルを極めるとする」

ヒードラン「じゃあお言葉に甘えて…ありがと！」


＊“ほのおのドラム”を手に入れた！

【ほのおのドラム】
ほのおのような じょうねつてきな
リズムを きざむドラム
そのねいろは ほのおの こころを
うばうと いいつたえられている

フェローチェ「やりましたね！オタカラを手に入れるどころか有名アーティストと対決してしまうなんて！」

クレセリア「これでまた１つ立派な伝説ポケモンになれたんじゃね!?」

ルカリオ「…そう…なのか…？」

ヒードラン「また地道にやってくしかないよね！」


『おーはよーございまぁーーーす！ｯｯｷﾞ!』

クレセリア「あーアルっちだー！おひさー！ぬぬん。」


天の声(アルセウス)『今、この惑星アクアリエスでは大変なことが起こっているようだな』

ヒードラン「そうなの!? じゃあそれ、わたし達が解決……」

天の声『それよりもっと大変なことが…惑星ガイアリックで起ころうとしている』


天の声『至急、惑星ガイアリックに戻ってくれないか？』

ヒードラン「…………」


“ヒードランの伝説”シリーズ　ダウンロードコンテンツ…

『ゴキブロスの決戦』　近日投稿開始!!!!!!!

※本来、"ゴキブロスの決戦”はダウンロードコンテンツとして決戦編のスレで続きを投稿する予定でしたが余裕で落ちたので新しくスレを立てます。なかなか投稿するタイミングが掴めなかったのでフィオネSSがひと段落したところでブチ込ませていただきます。
近日と書きましたが少々お時間をいただく可能性がございます。

※蒼海の王女フィオネの2スレ目よりゴキブロスの決戦編投稿開始の方が先という形になります。フィオネもなるべく早めに再開しますが、やはりこちらもお時間をいただく可能性がございます。


ヒードラン「わたし達の更なる冒険も！」

フィオネ「2スレめもおたのしみに！」

乙！

楽しみです
応援してます　頑張ってください

デタヨー！
https://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=1235648