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「ここは...どこだろう。」
声も出せる。だが体の一切の感覚が無い。不思議な心地だ。
私はいつの間にか正面に大きな灰色の影があるのに気が付いた。ポケモン...だろうか。大きな手に少し丸みを帯びた鼠色の体、その上には緋色の目が1つ光っている。
「気が付きましたか。」
深みのある、落ち着いた声だ。私はそのポケモンらしき物が喋った事にも驚いたが、それよりもここが何処なのか、何故私はここにいるのかという疑問が勝る。
「ここは...どこなのでしょうか。」
私は尋ねた。
「覚えていないのですか?貴方、亡くなったんですよ。」
ポケモンらしき物は不思議そうに聞き返す。そうか。私は死んだのか。
「私はヨノワール。あの世とこの世、2つの世界を行き来し、それぞれの人間がいるべき世界にお連れする役割を担っております。」
ヨノワールは少し抑揚のついた喋り方で淡々と話した。
「どうやら、亡くなった時の衝撃で記憶が抜け落ちてるようですね。少々お待ち下さい。」
そういうとヨノワールは、何処からか分厚い土留色のファイルを取り出した。既に角が擦り減っており、中々使い込んでいるようだ。
パトカーのサイレンのような眼がぎょろぎょろと動く。何かを探している様子だった。
「有りました。これです。」
ヨノワールの太い指が指した先にあったのは、新聞の切り抜きだった。
“タマムシシティ 通り魔大量殺人”