【ss】サトシに自己投影おじさんの俺が理想の新無印書く:ポケモンBBS(掲示板) 【ss】サトシに自己投影おじさんの俺が理想の新無印書く:ポケモンBBS

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【ss】サトシに自己投影おじさんの俺が理想の新無印書く

 ▼ 1 ルヤクデ@すいせんじょう 20/04/26 23:06:42 ID:6KAElq0Y [1/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
アニメの設定ガン無視です



母「ゴウ!起きて!遅刻するわよ!」

ゴウ「ん…あと5分待ってよ…」

母「待てるわけないでしょ!今日は大事な日なんだから!」

ゴウ「わかったわかった今起きるから」

母「もう…!」

重い腰を上げて体を起こすと、ベッドの横には既に着替えの服が置いてあった。おそらくお母さんが置いてくれたんだろう。時計を見ると、もう出発時刻の十分前だったので、急いで支度をすることにした。
そうか、俺は今日からポケモントレーナーとして生きていくのか。

母「準備できた?忘れ物はない?」

ゴウ「大丈夫だって昨日から用意はしてたんだし」

母「そう?じゃあ頑張ってね!行ってらっしゃい!たまには連絡よこしなさいよ〜!」

ゴウ「…行ってきます」
 ▼ 2 イリーフ@サイコシード 20/04/26 23:07:59 ID:6KAElq0Y [2/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
青い空。絶好の旅立ち日和だ。
俺は家を出ると、クチバシティの研究所へと向かった。普段と違う道のりを歩いているからか、背徳感を感じる。
少し歩くと、前から見知った同級生が歩いてきた。俺は目をそらしながら、少し早歩きして通り過ぎようとするが、不幸なことに彼は話しかけてきた。

同級生「あれ、お前…えっと、なんだっけ」

ゴウ「ゴウだよ…」

同級生「そうだ!ゴウじゃん!お前なんでそっち行ってんの?学校は逆だぜ?」

ゴウ「お、俺は今日から、だから…その…」

同級生「あっ、もしかして…ポケモントレーナー…だったり?」

ゴウ「……うん」

同級生「そ、そうか!じゃあな!頑張れよ!」

そう言うと、彼は小走りで去っていった。
……はぁ。

この国で暮らす子供は、6歳になると小学校に入学し、6年間勉学に励むのが一般的だ。しかし、10歳になって初めての年度はじめに、別の選択肢が与えられる。
それはポケモントレーナーとして旅立つ選択肢だ。
ポケモントレーナーとは、簡単に言えばポケモンバトルをする人のこと。各地方毎にある8個のジムを巡り、ジムバッチを8個集め、ポケモンリーグに挑戦する。ポケモンリーグで結果を出すことが出来れば、賞金がもらえ、目立った活躍をする人はポケモンリーグ協会からプロチームにスカウトされる。
プロチームにスカウトされれば、もう将来は安泰と言ってもいい、それくらいポケモンバトルは世界中を湧かせる競技なんだ。
 ▼ 3 ガレックウザ@じてんしゃ 20/04/26 23:08:40 ID:6KAElq0Y [3/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
でも、そんなのは狭き門。ポケモントレーナーとして活躍することを望んでも、大抵は夢で終わる。人生を棒に振るいたくなければちゃんと勉学に励み、安定した人生設計を立てるべき、というのが一般論。ポケモントレーナーなんかになるのは、勉強についていけない落ちこぼれ、勉学から逃げた大馬鹿者。というのが世間の目なんだ。でも俺が選んだのはそんなポケモントレーナーだ。
いや、俺が選んだというのは少し語弊がある。正確にはお母さんが選んだ選択肢だ。俺が幼い時に行方不明になった父は、偉大なポケモントレーナーとしてガラル地方というところで有名だった。ポケモンバトルのプロとして活躍し、人々を湧かせる凄腕のトレーナーだったらしい。
その父の跡を追って欲しいのか、お母さんは俺に絶対にポケモントレーナーになるようにと、今日まで言い続けてきた。つまり俺に選択権はなかったって話だ。

…とはいえ、まんざらでもないというのが正直なところ。
友達もいないし勉強も飛び抜けてできるわけじゃない。学校は毎日が辛かった。だから学校に行かなくていい口実を作ってくれたお母さんにむしろ感謝までしている。

ゴウ「ここか…」

そうこう考えてるうちに、クチバシティの西端にある研究所にたどり着いた。相変わらず古臭く、悪く言えばボロい研究所で、ほとんど人が寄り付かないような場所だ。
 ▼ 4 ママ@たつじんのおび 20/04/26 23:09:03 ID:6KAElq0Y [4/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ゴウ「すいませーん」

博士「おぉ〜↑君が最後の新人君かね〜?」

ゴウ「あっ、はい」

博士「よし、これで揃ったな!君たち6人が新たにポケモントレーナーとして旅立つメンバーじゃ〜!」

他メンバー「「はい!」」

博士「では早速、君たちに初心者用ポケモンをあげるとしよう!」

メンバー1「よっしゃ!」

メンバー2「まだ誰にするか決めてないんだよな〜」

博士「これこれ焦るでないぞ、ちゃんと人数分揃えてるからな。というわけで、一匹目がたねポケモンのフシギダネ。このポケモンは〜…」

博士「以上じゃ、さて、君たちはもうどのポケモンにするかは決まったかな?」

メンバー1「俺はフシギダネ!フシギダネ、これから一緒に頑張ろうな!」

フシギダネ「ダネダネ〜」

メンバー3「じゃあ俺はゼニガメ!よーし!これから頑張るぞ〜!」

ゼニガメ「ゼニー!」

メンバー4「俺もゼニガメ!ずっと前から決めてたんだよな〜!」

ゼニガメ2「ゼニゼニ!」
 ▼ 5 トーボー@ふねのチケット 20/04/26 23:09:30 ID:6KAElq0Y [5/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
博士「よぉ〜しみんな決まったかな〜?…ん?君はどうしたのかね?」

ゴウ「あ、俺ですか?俺はもうポケモン持ってるんで…」

博士「おぉ〜!そうじゃった!母から連絡は受けとるよ、ということは君がゴウ君だね」

ゴウ「はい」

博士「君の父の話はこっちでも耳にしたことがあるのぉ〜、これからの活躍、期待しとるぞ〜」

ゴウ「ありがとうございます」


博士「というわけで、みんなポケモンをもらったようじゃし、最後にこのポケモン図鑑をさずけよう!」

他メンバー「ありがとうございます!」

博士「これから先、旅をしていると辛いこともあるじゃろう、しかし、そんなときこそポケモンと共に!乗り越えていくのがポケモントレーナーというものじゃ!だから〜…」

博士「話は以上じゃ!では検討を祈っとるぞ〜」

他メンバー「ありがとうございました!」

ゴウ「あ、ありがとうございました」
 ▼ 6 ガゲンガー@ウタンのみ 20/04/26 23:09:47 ID:6KAElq0Y [6/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
という訳で、放り出されたわけだが。
えっと、まずはどこのジムに行けばいいんだっけ…、そうだ、トキワシティのジムが一個目のジム戦として最適って言われたな。とりあえずはお母さんの機嫌を取るためにもジムバッチをゲットしないと。なにもせず呆れられてに仕送りを止められたら最悪だからな。
っと、そういえばまだこいつを出してなかったな。

ゴウ「出てこい、ヒバニー」

ヒバニー「ニバァ!」

ゴウ「よしよし、前にも話したけど今日から俺はポケモントレーナーになったから、特訓の日々になるぞーヒバニー」

ヒバニー「ニバ!」

こいつはヒバニー。お父さんが最後に家にいたときに残してくれたお父さんの形見とも言えるポケモンで、友達がいなかった俺は暇なときはヒバニーと一緒に遊んでいたし大の仲良しだ。
こいつはお父さんが持ってたエースバーンの子供だからか闘争心が強く、いつもバトルをしたがってたからこれからの旅は嬉しいのかもな。

ゴウ「じゃあいこっか」

ヒバニー「ヒバっ!」

俺はバッグからタウンマップを取り出し、トキワシティの場所を確認すると、ヒバニーと共に歩き始めた。

ゴウ「じゃあな、行ってくるよ」

俺はクチバシティを後にした。
 ▼ 7 リゴン2@カードキー 20/04/26 23:10:22 ID:6KAElq0Y [7/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
数日後


あれからどれだけ経ったのだろうか。
クチバシティから旅立ち、一直線にトキワシティに向かったのだが、俺は完全に迷ってしまった。

ゴウ「くそ…こんなことならちゃんとヤマブキを経由するんだった…」

ヒバニー「ヒバァ…」

ヤマブキシティは所謂オシャレな人種が集う街なので、なんとなく怖くて行きたくなかった。だけどそんなくだらない理由で行くのを躊躇うんじゃなかったと後悔してる。あそこにはポケモンセンターもあるし、何より食料を調達できるので、少し恥を忍んでも行かないという選択肢はなかったのだ。

ゴウ「方角は合ってるはずなんだけどな…」

お腹がすいた。足が痛い。もう泣きそうだ。

ゴウ「はぁ…はぁ…もうダメだ、ちょっと休もう…」

ヒバニー「ヒバ!ヒバヒバ!」

ゴウ「お前も疲れてるだろうに、ボールに戻っていいんだぞ」

ヒバニー「ヒバ!」

ゴウ「いいって?変な意地張ってるとお前までボロボロになっちまうよ」

ガサガサ

ゴウ「ん?なんだ?ちょっと見てくるから待っててくれヒバニー」
 ▼ 8 ルジーナ@しろいビードロ 20/04/26 23:11:36 ID:6KAElq0Y [8/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
草むらをかき分け覗いてみると、そこには一匹のオニスズメがいた。

ゴウ「あれはオニスズメ!ちょうど良かった、腹が減ってどうしようもないしかわいそうだけど捕まえて食料にしよう!ヒバニー!ひのこだ!」

ヒバニー「ヒバァ!」ボォッ

オニスズメ「グエー!」

ゴウ「よしっ!いいぞヒバニー!行け!モンスターボール!」

オニスズメ「コケッ!」バシッ

ゴウ「あぁっ!弾かれた」

オニスズメ「コケェーッ!」バサバサ

ゴウ「逃げられちゃった…」グゥー

ヒバニー「ヒバヒバ…」グゥー

やばい、動いたせいで更にお腹がすいてきた。

ゴウ「このままじゃほんとに死んじまうよ…」

足が限界だから少し休んでから木の実かなにかを探そう。この際だから食べられればなんでもいい。

バサバサ

休んでいると、何かが飛んでいる音がする。それも大群で。

ゴウ「なにかあったのかな」

どんどん音が近づいてくる。そして、その大群が自分を目掛けて飛んできていると気付いた頃にはもう手遅れだった。どうやらさっきのオニスズメが仲間を呼んで来たらしい。

オニスズメ達「「クェェェェー!!!」」
 ▼ 9 ャロップ@おとしもの 20/04/26 23:11:56 ID:6KAElq0Y [9/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ゴウ「くそっ、やばい!逃げるぞ!ヒバニー!」

ヒバニー「ヒバっ!」

ゴウ「おい、お前まさか戦うってのかよ!?」

ヒバニー「ヒバ!」

ゴウ「無理だ!流石にこの数に勝てるわけがない!逃げるぞ!っ…」

足が動かない…。くそっこんな時に!逃げられない、ダメだ、もう詰みだ。せめてヒバニーだけでも。

ゴウ「ヒバニー戻れ」

ヒバニー「ヒ!」シューン

ゴウ「これでヒバニーを巻き込む心配はなくなったな…」

オニスズメの大群「「クェエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!」」

流石に無理だ。どうしようもない。
これでよかったのかもしれない。元々俺はポケモントレーナーとして活躍したいなんてこれっぽっちも思ってなかったし、このまま冒険しててもどうせ俺はポケモンバトルで結果なんか出せっこない。その後に待っているのは負け組の人生。そんな人生を歩むくらいならここで死んだほうがマシなんだ。
これでいい、これでいいんだ。

ゴウ「ヒバニーごめんな…」






???「ピカチュウ!10万ボルトだ!」

ピカチュウ「ピィイカ!ヂュウウウウウウウウウウウ!!!」

オニスズメ達「「グエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!」」


ゴウ「…え…?」

???「大丈夫か?助けに来たぜ!」
 ▼ 10 ルズキン@おちゃ 20/04/26 23:12:19 ID:6KAElq0Y [10/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
1話終わり
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