【安価SS】グラジオ「こんばんは。グラジオ★ラジオの時間です」

グラジオ「ラジオパーソナリティーは俺、グラジオです」

グラジオ「この番組では、皆さんから頂いたお便りを元に進めて参ります」

グラジオ「っと、固いのはここまでして」

グラジオ「今日は第1回目だからな。自己紹介も兼ねて、事前に俺に対する質問を募集している」

グラジオ「まず1つめは･･････>>2だな｣

ゲットしたいポケモンはいますか？

グラジオ「えー、ゲットしたいポケモンはいるかとの質問だ」

グラジオ「そうだな･･････可能ならルナアーラをゲットしてみたい」

グラジオ「月光に照らされて輝く様は何とも云いがたい、惹かれるものがある」


グラジオ「ああそうだ、言い忘れた」

グラジオ「このラジオはエーテルパラダイスからお送りしている」

グラジオ「警備が固いから、来ないでくれ」


グラジオ「さて、次の質問は>>5だ」

今夜、エーテルパラダイスへ貴方の大切なモノを頂きに参上する。

　　　　　　　　　　　　怪盗ル○ン

自分がウツロイドに寄生されたら、どうなると思いますか？

リーリエからのおたより（中身はグラジオだけが読む。反応を俺らが楽しむ）

ケツの穴からタイプ:ヌル出てきたってマジですか！？

グラジオ「ウツロイドに寄生されたら、か」

グラジオ「そうだな。ウツロイドに関してはあまり良い思い出が無いのだが」


ここでグラジオは右に居るザオボーに目を向ける。

彼は驚いて目を丸くする。


グラジオ「強さを求めるだろうな。寄生された体をもってして、最強になろうとするだろう」


ザオボーが機械をいじりだす。何やら数値を睨んでいるようだ。

そして紙に文字を書いて渡してくる。


「今日のところは良い調子です。あと1件で終わりましょう」


グラジオ「さて、時間も経ってきたな。あと１つ質問に答えたら終わろうと思う」

グラジオ「最後の質問は>>9だ」

>>5
>>6
時間で草

グラジオ「えーと？」

グラジオ「今夜、エーテルパラダイスへ貴方の大切なモノを頂きに参上する･･････か」

グラジオ「怪盗ル〇ンさんからのお便りだ」


それを聞いたザオボーは、一度出入り口の方を確認した後小声で言った。


ザオボー「質問ではないので、無視するのが懸命でしょう」

グラジオ「これは質問ではないな。全く、舐められたものだ」


ザオボーが、「ラジオ終了」と書かれた紙を見せてくる


グラジオ「どうやら時間が来たようだ。今夜はここまで」

グラジオ「シーユーネクストグラジオ」

グラジオ「BYE」

ザオボー「お見事でしたよ、坊っちゃん」

グラジオ「慣れないことはあまりしたく無いのだが･･････」

ザオボー「いえいえ、様になっておりましたよ」

グラジオ「全く、何故俺にラジオなんて」

ザオボー「ふふ、それはですね･･････」


含んだ笑みを浮かべた後、ザオボーは口を開く。

が、その口はしばらく空いたまま止まった。


グラジオ「どうしたんだ？」

ザオボーの視線の先を見ると、窓に黒い影が見てる。


？？？「予告通り来させて頂きましたよ」

ザオボー「まさか･･････！」

？？？「怪盗ルナトーンがね！！！」


グラジオ「な！？ 警備は固いはずだが？」

ルナトーン「私は元々ここで保護されていたポケモン。警備はゆるゆるでしたよ！」

ザオボー「むむ、逃げ出せばそれはそれで問題なのですがね･･････」

グラジオ「それで、何を盗むつもりなのだ！」

ルナトーン「>>14ですよ！」

リーリエのパンツ

草

グラジオ「り、リーリエのパンツだと！？」

グラジオ「何故そんなものを盗むのに、俺の所に来る？」

ルナトーン「何故って、言ったでしょう。貴方の大切ものを盗みますと」

ザオボー「坊っちゃん･･････」

グラジオ「ち、違う！ あのパンツはまだリーリエが幼い頃に間違えて持ち出したものだ！」

グラジオ「返すタイミングを逃して今まで隠し持っていただけだ！」

グラジオ「お、お前に盗ませるものか！！」

ザオボー「ルナトーンは、何故それを知っていたのでしょうか？」


ルナトーン「･･････月は、常に見守っているのさ」


グラジオ「お前には帰ってもらう」

グラジオ「行け、ブラッキールガルガンタイプ・ヌル！」

グラジオ「あいつを倒せ！」

ルナトーン「これを見ても、それが言えますか！？」

ザオボー「り、リーリエのパンツ！！」

グラジオ「もうすでに盗んでいたのか！？」

ルナトーン「怪盗ルナトーンですからね！」


決め台詞と共に、走ってくる音が聞こえる。

ドアを開けて入ってきたのはビッケだった。

ビッケ「はあはあ、ここにシャベルナちゃんが来なかった？」

ビッケ「喋るルナトーンなんだけど･･････まあ！」

ルナトーン「見つかってしまったか･･････」

ビッケ「それはリーリエ様のパンツ！？」

ルナトーン「そうだ、グラジオから盗んだのだ！それでは撤退！」


ルナトーンは光の速さで逃げていった。
残された3人はしばらく黙ったままだった。

ザオボー「坊っちゃん･･････」

ビッケ「グラジオ様･･････？」

グラジオ「ザオボー、ラジオについて話が途中だったろ」

ザオボー「ええ、そうですね」

ビッケ「･･････」

ビッケ「何も、見なかったことにしてあげますね」


ビッケは黙ってこの部屋を去っていった。


ザオボー「それでですね、話の続きですが」

ザオボー「グラジオ様にラジオをしていただくことによって、私の計画が進行するんですよ」

グラジオ「で、その計画ってなんなんだ？」

ザオボー「それは>>18ですぞ」

ザオボー「そして、今日のラジオ放送によって、私の計画は」

ザオボー「>>18の名前欄の図鑑番号×10％だけ進行したのです！！」

ザオボーの剣盾出演

ザオボー「私が剣盾に出演することです！」

ザオボー「グラジオ様の本日のラジオで、28.2％も目標に近づきましたよ」

グラジオ「何故俺がラジオに出たら、出演できるんだ？」

ザオボー「あなたに私のことを宣伝してもらうのですよ！ スポンサーは私ですからね！」

ザオボー「今日は少し私の声も流れてしまったようなので、美声に魅了されて出演に大きな一歩を踏み出せましたよ！」

グラジオ「そんなことのために俺を利用するのか」

ザオボー「お礼はするって言ったでしょう。だからあなたもこうして乗ってくれたのではありませんか？」

グラジオ「まあ･･････そうだが」

ザオボー「ささ、あなたはラジオ放送に集中すれば良いのです」

ザオボー「明日も頑張ってくださいね！」

グラジオ「こんばんは。グラジオ★ラジオの時間です」


次の日も、グラジオはラジオを放送する。


グラジオ「ラジオパーソナリティーはもちろん俺、グラジオだ」

グラジオ「今日はエーテルパラダイスの皆を紹介しようと思う」

ザオボー（お、これは皆を紹介することによってさりげなく私を宣伝する作戦ですね？）

グラジオ「まずは俺の母でありここの代表、ルザミーネだ」

グラジオ「今回も色々と質問を募集したぞ」

グラジオ「えーと、これだな。読むぞ」

「ルザミーネさんこんばんは。今回はルザミーネさんに質問できるときき、お便りを送らせて頂きました。早速ですが質問です。ルザミーネさん>>21って本当ですが？気になって今日は寝れそうにありません。よろしくお願いいたします」

グラジオ「匿名希望さんからでした。えー、答えるのはルザミーネではないのだが、俺が責任を持って答えるぞ」

実は40歳超えている