【ポケモン×Civ6】ホップ「安価で国家運営することになったぞ！」

クロスオーバーSSです。このSSでは以下のPCゲームを使用しております。
Civilization VI (以下Civ6と略します)

ビート「―――なんですって……？」

ホップ「言葉通りの意味だよ。お前が今はまってるゲームで俺たちがお前に勝つ！」

ユウリ「そして勝ったら大人しく部屋から出てもらうよ。」

マリィ「引きこもりになったあんたを引っ張りだせってポプラさんに頼まれたけんね。」

ビート「ぷっ…あははははははははは！　できるわけがないでしょう！　まったくの初心者に僕が負けるはずがありません。」

ホップ「なんだよ、お前のことニートって呼ぶぞ！　そうでもしないとお前は部屋から出ないんだろ」

ビート「ふっ、興味が湧きましたね…。いいでしょう！　その無謀な挑戦を受けて立ちます！　使用するゲームはこれです！」

ユウリ「ん？　赤い犬のアイコンの人がいるよ！」

ビート「おや、蛮族の斥候ですね。まったく、油断なりませんね。探索に出そうとしていた出来立ての戦士を向かわせましょう。」

ホップ「斥候が逃げていくぞ！　待てー！」

ビート「そのまま前哨地に情報を持ち帰るつもりです。放っておけば我々の首都へめがけて大量の蛮族がなだれ込んできますよ！」

ホップ「でも戦士じゃ追いつけないぞ…！　―――！　あれは！」

ビート「蛮族の前哨地！　斥候は後です！蛮族の増産が始まる前につぶしてしましましょう！。」

ホップ「よし、拠点を守っているやつに戦士を突撃させるぞ！」

バコッ

ユウリ「よし、受けたダメージはあっちがおおいみたい！」

マリィ「あと2ターンぐらいで勝てそうやね！」

ホップ「もう一度、突撃ー！」

バコッ

ユウリ「順調！　でもこっちも体力減ってるよ。」

ビート「心配いりません。次のターンへ。」

タタタタン！

マリィ「なんか音なったよ」

ビート「レベルアップが可能になった時の音ですね。」

ホップ「レベルアップ！　強くなるんだな！」

ビート「ええ、今は右上の『吶喊』の能力をいただきましょう

ホップ「HPまで回復したぞ！」

ビート「レベルアップで体力の半分が回復するのです。さあ、再度突撃しましょう！」

バコッ

ユウリ「これで蛮族の前哨地をつぶしたね！」

マリィ「おまけに50ゴールド発見したみたいやね」

ビート「前哨地をつぶすと報酬があるのです。蛮族に気を取られて説明しそびれたところがあるので説明しますね」

ビート「畜産の研究が完了したようです。これでキャンプと牧草地が作れるようになったほか、戦略資源の馬がマップ上で視認できるようになりました！」

ホップ「戦略資源ってことは、ユニットを作るのに必要なのか？」

ビート「察しがいいですね。馬は軽騎兵ユニットを生産するのに欠かせない資源です！　シュートシティの周りにはまったく見えませんが…」

ユウリ「これから探せってことだね…」

ビート「まぁ、無いなら無いで何とかなります。次は占星術を研究します。宗教を創始しますよ！」

ユウリ「宗教を創始！？」

ホップ「軍備増強するんじゃなかったのか？」

ビート「ええ、戦争するならまず弓術を研究して弓兵を解放するのが先決なのですが、せっかくなので創始したいんですよ。早いうちにやっておきたい理由があるのです。それはそれとして、蛮族と戦っていたところの右に小さな村落があるでしょう？」

マリィ「ほんとだ。小屋みたいなのがたってるね。」

ビート「あれは友好的な原住民の村です。そこに行くと現地の方から何かいただけますよ。」

ユウリ「天啓…？」

ビート「これは社会制度のブーストですね。本来であれば何らかの行動をすることによって、技術のひらめきが発生すします。投石兵でとどめを刺すと弓術のひらめきが得られるなどですね。今回は原住民が知識人だったようです。ちなみに、ひらめきが発生した社会制度は普段の6割の時間で研究が完了します。」

ユウリ「じゃあ、人口を増やして科学力や文化力をたくさん出すだけじゃなく、ひらめきを発生させていくことで早くツリーの先に進めるんだね！」

ビート「さっきから飲み込みが早すぎませんか？　さすがチャンピオンとでも言っておきましょう…。モニュメントも完成したようですし、開拓者を生産しましょう。」

マリィ「開拓者って、最初の都市を作ったやつ？」

ビート「そうです。そろそろ第二の都市を作りましょう！　ヴィルニュス付近を探索させている戦士を呼び戻しますよ。開拓者の護衛につけます。」

ホップ「げぇ、また蛮族！　しかも挟み撃ち！」

ビート「それに加え、ヴィルニュスの北の方面に前哨地が出現しましたね…」

マリィ「前哨地って復活するん！？」

ビート「プレイヤーの視界外でランダムに発生しますね。あそこならヴィルニュスが勝手につぶしてくれるかもしれません。とりあえず、前方の斥候を叩きましょう。」

バコッ

画像張り間違え

ユウリ「殴った斥候が逃げた！　そして別方向から蛮族の斥候が！」

ビート「何ぃ！　やつを止める術がない…！　もう蛮族ラッシュ確定ですね。」

ホップ「開拓者が完成！　戦士と合流させるぞ！」

ビート「開拓者を蛮族が来た方向に生かせるのは気が引けますが仕方ありません。南を一人でウロチョロさせるのも危険ですし、砂漠は不毛の地ですからね…。多少のリスクは仕方ありません！　北に第二都市を作ります！」

ホップ「おう！」

ビート「…創始のため、次の生産は聖地にしましょう。」

ユウリ「この状況だと軍事ユニットのほうが良くない？　悠長なこと言ってられないと思うけど」

ビート「宗教の創始は早いもの勝ちです。遅れた者が新たに創始することはできないのです。心配はいりません。序盤の遅れを取り戻すなど、僕にかかれば造作もないこと！」

ピコーン！

ビート「！　この音は！」

北条時宗「いかがある。我は日本国の武士道の信奉者、北条時宗。」

ビート「北条時宗…！　イギリスのお隣は日本か！」

ホップ「早速カオスになってきたな！」

ビート「シヴィライゼーションにおいてこの程度カオスのうちに入りません。」

ホップ「とりあえず好意的に接しておくぞ。」

北条時宗「これは素晴らしい。」

マリィ「北条時宗…知らない人」

ビート「確かに信長あたりと比べると知名度は低いかも知れませんが、すごい人ですよ。鎌倉幕府の第8代執権で、二度にわたる元寇を退けたお方です。もし彼がいなかったら、日本は今と全く違う国になっていたかもしれませんよ。」

ユウリ「私たち一応イギリス人なのに、日本人の感覚をペラペラ話しちゃうのおかしいんじゃ…」

ビート「細かいことはいいのですよ！　激動の数ターンですね…！　そしてパンテオン創始の準備が整ったようです」

ホップ「パンテオン？」

ビート「宗教が作られる前の、ざっくりふんわりした信仰みたいなもの、という認識でいいです。選択したパンテオンによって、農場の出力が上がったり国境の広がりが早くなったりと補助効果が現れます。」

ホップ「どれを選べばいいんだ？」

ビート「『宗教的植民地』は売り切れか…。『豊穣の儀式』を採用したいがもうすぐ蛮族がくるし…。『職人の神』にしましょう。効果は後程。」

北条時宗「使節を派遣した。土産を受け取ってほしい。」

ホップ「使節か。もちろん歓迎するぞ。」

北条時宗「これは素晴らしい。」

ユウリ「ビートの意見を聞いてなかったけどいいの？」

ビート「一応、使節を受け入れるとデメリットもあるのですが、応用テクニックみたいな感じなので大した問題じゃないでしょう。」

ユウリ「蛮族の前哨地から新たに戦士が出てきたよ！」

ビート「やはり増産スイッチが入ってしまったようですね…！　もうそこに都市を作ってしまいましょう！」

ホップ「蛮族が近くにいるけどいいのか！？」

ビート「開拓者を奪われるよりマシです！　都市建設！！」

ビート「凄くドタバタで第二都市が建ちましたね…。では名前を変えましょうか」

ホップ「変えるのか」

ビート「そのほうが面白そうでしょう？　次はあなたが名付けたらどうでしょう」

ホップ「そうだなぁ。じゃあ、バーミンガムを>>36って名前に変えるぞ！」

ナックルシティ

ユウリ「随分とジャングルだらけなナックルシティだね…」

マリィ「あまり資源が見当たらないけどいいの？」

ビート「構いません。普通にいい立地ですよ。食料と生産力を2ずつ産出するタイルがあるので。食料は人口を増やすために必要で、生産力は物を作るのに必要です。そのうち国境も広がっていきますし、新たな資源が見つかるかもしれないので今はこれでいいでしょう。」

ビート「総督が採用できるようになったみたいです。総督はそれぞれ特殊能力とレベルアップを持っていて、都市に着任させることで効果を発揮します。最初はマグナスを採用しておけばいいでしょう。序盤から終盤まで優秀な総督です。」

ユウリ「蛮族の斥候がシュートシティに侵入したよ。」

ビート「そのようですね。ゴールドを消費してユニットの即時購入を行いましょう。ちょうど弓術の研究が完了したところです！」

ホップ「金で解決することもできるんだな！」

ビート「弓兵は射程が2で戦闘力も投石兵より高く、序盤において戦争の中核を担う存在です。これ以降の長距離戦闘ユニットはどれも協力なので困ったら作っておいて損はないです。」

ホップ「ああああ！　蛮族だらけだぞ！」

ビート「ナックルシティが野蛮人に取り囲まれていますね。聖地なんて作っている場合ではなかったかもしれませんね…。」

ユウリ「ええー…。」

マリィ「また総督をいじれるみたいよ。どうする？」

ビート「マグナスのレベルアップをしますか。右上の『備蓄』を付けましょう。開拓者を生み出しても、マグナスのいる都市であれば人口を消費しません。」

ユウリ「それで首都の人口が減ってたんだ。」

北条時宗「雄々しく、輝かしい日輪のごとく、そなたは大国を築かれた」

ホップ「なんか言ってきたぞ」

ビート「北条時宗のアジェンダにかなったようです。指導者には好みが設定されていて、好む行動をしたものに好意的になります。そういえば、使節の送っていませんでしたね。こちらも贈り物を渡しましょう。」

北条時宗「そなたの使者を迎え入れたところだ。よい貢物をいただきかたじけなく思う。」

ビート「これで日本とは友好的になれるでしょう。こちらが期限を損ねない限りはですが。使者を送ったことで相手の首都の位置が明らかになりました。確認しましょう。」

ユウリ「シュートシティの南西方向に京都を発見！」

ビート「それなりの距離にいますね。ここから先は自分の土地だと言わんばかりに都市を寄せてくるかもしれないので要注意ですね。」

ホップ「弓兵の活躍で蛮族を退けたぞ！」

ビート「では前哨地の破壊に行きましょう。」

ビート「では余裕もできたところですし、世界遺産を作りましょう！」

マリィ「世界遺産！？」

ビート「それぞれ固有の能力を持っていて、自領内の要件を満たしたタイルに建設可能です。ただし、世界に一つしか存在せず、他の文明に先を越されると二度と建設できません。」

マリィ「早い者勝ちやね。」

ビート「建設した都市をこちらが占領すれば僕達のものになりますがね。」

ユウリ「他国から奪うことも考えて、軍備増強するのもありなんだね。」

ビート「なくても何とかなる程度のものばかりですが、どう使うかはプレイヤーの腕次第です。今回は『空中庭園』を作ります。」

マリィ「なんかすごそう。」

ビート「住宅が2増えて都市の成長率が15%上昇します。住宅というのは人口がどれだけ増やせるかの目安ですね。」

ホップ「次のターンで前哨地をつぶせるぞ！」

ビート「そして古典時代に進みましたね。そして、この時代は我々にとっての暗黒時代になってしまったようです。」

マリィ「暗黒時代？」

ビート「この時代は都市の忠誠心が上がりにくくなってしまいます。忠誠心とは文明に対してどれだけ信奉しているかの値であり、これが0になると、反乱を起こしてどの文明にも属さない自由都市になり、そのうち他文明に自然と吸収されてしまいます。」

ホップ「それで、どうすればいいんだ？」

ビート「忠誠心は他文明の都市が近くにあるほど低くなりがちです。対策は自分の都市が周りにあること、総督を配置すること、などがあります。なので、他文明の近くに無理やり都市を作ったり、占領した都市を何もせずに放っておくと…。」

ユウリ「せっかく苦労して都市を得ても、あっさり寝返って徒労に終わるってこと？」

ビート「そうです。なので、この時代は侵略には向かないのです。」

ホップ「それじゃあヴィルニュスはどうするんだよ。」

ビート「あそこは攻め滅ぼしても構わないでしょう。日本の都市が近くに来る前にあの一帯を先に我が文化圏にしてしまえばいいのです。」

ユウリ「周りに都市を作るんだね！」

ビート「さて、最古の政府である首長制が解体され新しい政府が選べるようになりましたよ！」

ビート「では寡頭制を採用しましょう。軍事、経済、外交、そしてなんでも設定できるワイルドカードのスロットが一つずつある政府です。バランス型でに見えますが、軍事スロットが2つある独裁政治より戦争向きなんですよ。おかげで独裁政治の存在意義が危ういんですよね。」

ホップ「『規律』はまだ採用するとして、弓兵や戦士の生産を早める政策を採用するぞ。」

マリィ「軍備増強に入るんやね。」

ホップ「ひとまず蛮族の巣をつぶすぞ！」

ピコーン！

ビート「ん！？」

ガンジー「ようこそ。私はモハンダス・ガンジー。皆からはバープーと呼ばれているが、あなたには友と呼ばれたい。」

ビート「第二文明はインド！　指導者はガンジー！」

マリィ「これはうちも聞いたことあるよ」

ビート「言わずと知れた、インドの独立運動の指揮者ですね。非暴力・不服従(無抵抗主義ではない)を提唱し、偉大なる魂という意味を込めた『マハートマー』を付けてマハトマ・ガンジーと呼ばれたりします。」

ホップ「都市近ッ！？　すぐそこじゃないか！」

ビート「これは首都ではないですね。おそらくアグラの向こう側に首都があると思われます。」

ガンジー「紅茶に、サリーに、シタールに。使節にわが国の贈り物を持たせましたので。」

ビート「使者ですか。いまインドと喧嘩するのはまずいです。受け取っておきましょう。こちらも使者を送って首都の位置を確認しましょう。」

マリィ「あれ、首都みえんけど。」

ビート「あれ？　まあ大体の位置はわかります。少しインド周辺を探索しましょうか」

ホップ「都市国家のサンジバルと遭遇したぞ！」

ビート「これはいい効果ですね！　ですがインドも宗主国の座を狙っている様子…。」

ユウリ「アグラの向こうにインドの国境を発見！」

ビート「あれが首都でしょうね。弓兵もそろってきたところですし、そろそろヴィルニュスを下しに行きましょうか。」

ホップ「軍隊をヴィルニュスに終結させるぞ！」

ビート「ナックルシティにはキャンパス区域を建設しましょう。」

マリィ「キャンパスってことは、科学力が産出するん？」

ビート「そうです。これが依然述べた科学力を産出する方法です。ほかにも遺産が科学力を出したり、キャンパス区域内に図書館や大学を建設して出力を上げることができます。」

ユウリ「それで、どこに作るの？」

ビート「ビーカー＋3の場所があるでしょう？　そこにキャンパスを建設すると3科学力のボーナスが付きます。区域系の建造物は隣接する地形や区域によって隣接ボーナスが発生します。どこに何を設置するか考えるのもうまくなる秘訣ですよ。」

マリィ「そういえばさっき立てた遺産はどうなったん？」

ビート「ああ、他の文明に先を越されたようですね。完成できませんでした。ほかにも遺産はありますし、次こそは完成させましょう。」

ビート「大預言者を獲得しましたね、これで念願の宗教が創始できますよ！」

ホップ「大預言者？」

ビート「ええ、区域は偉人ポイントを産出し、これを一定まで貯めることでポイントの種類に応じた偉人が獲得できます。偉人には、大科学者、大将軍、大芸術家などがあります。大預言者は宗教を創始する能力を持っています。では聖地に向かわせて創始しましょう！」

ビート「ちなみに、宗教にも自分で名前を付けられるんですよ。すでにイスラム教やカトリックなどが用意されているのですが、この際僕らで名前を付けましょう！」

ホップ「じゃあ、>>56(宗教の名前)を創始するぞ」

マグノリア教

ホップ「じゃあ、マグノリア教を創始するぞ！」

マリィ「え？」

ユウリ「なんでマグノリアさんの名前を？」

ホップ「神祖マグノリアの訓えを世に広めるんだぞ！」

ビート「その訓えとは？」

ホップ「人類はみな>>58すべきという訓えだぞ！」

老人を優遇する

ホップ「人類はみな老人を優遇すべきという訓えだぞ！」

マリィ「思ったよりまともやった。」

ホップ「老人はすべての人の頂点であり、若者はすべて老人の奴隷！　酷使して老人になる前に死なせて、老人による絶対権力を確かなものにするんだぞ。この世界にマグノリア教を広め、神祖マグノリアによる世界の頂点に立つ聖戦の始まりだ！」

ユウリ「なんかとんでもない宗教になってるけど！？」

ビート「僕らの宗教は二番乗りだったみたいですね。この世界にはほかにヒンドゥー教が創始されているようです。不明なプレイヤーの宗教のようですね。てっきりインドあたりが創始したのかと思いましたが。」

ホップ「次は信仰を選択するぞ。」

ビート「信仰とはその宗教かもたらす効果です。」

ホップ「『労働倫理』なんていいな！　マグノリア教の訓えにピッタリじゃないか！」

労働倫理：この宗教を信じる市民1人につき生産力＋1%

ビート「そして、もう一つ信仰を選べます。あと二つ信仰を解放できるのですがそれは使途が生産できるようになってからですね。」

ホップ「二つ目の信仰は『教会資産』にするぞ！　老人に金を貢ぐ義務があるからな！」

教会資産：この宗教を信奉している都市1つにつきゴールド＋2

ホップ「この素晴らしい宗教を日本とインドに広めるぞ！」

ビート「とは言え、我々の次に日本が仏教を創始したようです。布教しに行ったら確実に喧嘩になるでしょうね」

ホップ「何！？　日本が異教徒に！？」

ビート「というか、ヒンドゥー教も仏教も元はインド生まれなんですがね。インド自体も宗教にはかなり力を入れるはずですが、見事に先を越されていますね。」

ビート「そんなこんなで第三都市です。インドにそこを取られるといやなので。」

ユウリ「インドの忠誠圧力が多少かかる場所だけどいいの？」

ビート「ええ、砂糖を産出するタイルの直上に建設したかったのです。総督を配置させ、人口が増えるのを待ちましょう。忠誠心は都市の人口が多いほど高くなり、それに伴って僕らの忠誠圧力も増えていくのでいずれ時間が解決してくれるでしょう。」

マリィ「そういえば資源ってどう回収するん？」

ビート「労働者を生産し、資源があるタイルで地形改善を行うことで資源が回収できます。鉱山とかプランテーションとかですね。資源にも種類があって、戦略資源・高級資源・ボーナス資源に分かれます。」

ユウリ「高級資源？」

ビート「高級資源一種類につき、4つの都市に快適性＋1をもたらします。同じ種類の高級資源を得られれば8都市、12都市といった具合に快適性を上げますが、原則一種類につき＋1しか快適性を上げません。快適性については、今はあればあるほどいいものととらえてください。」

マリィ「ボーナス資源は？」

ビート「労働者で資源を除去すると、食料・生産力・ゴールドのいずれかがもらえます。といっても素直に地形改善を施したほうが、長い目で見ると得なんですがね。問題は戦略資源と高級資源は除去できないことです。昔はできたんですけどね。」

ユウリ「でもせっかくの資源を除去したいことなんてあるの？」

ビート「区域パズルを極めた者にとっては割と邪魔です。なるべく区域を詰め込みたいのにその中にポツンと資源があると隣接ボーナスが減ってしまします。戦略資源は工業地帯の隣接ボーナスをもたらすのでむしろありがたいのですが、高級資源は隣接ボーナスなんて無いですからね。その対策が資源の上に都市を作ることです。」

マリィ「そうなん？」

ビート「都市の真下に資源があっても回収できるんですよ。技術が進んで新たな戦略資源資源を発見した場合、都市や区域の真下に資源が湧いても安心ですね。聖地区域の真下に石油が湧いてもちゃんと回収できます。ただ、都市を作る場合はいいんですが、すでに見えている資源の上に区域を作ることはできないのでそこはご注意を。」

ユウリ「最初に資源の上に首都を作ったのもこれが理由なんだね。」

ビート「川沿いに沸いた高級資源は特に邪魔になりやすいのでさっさと上に都市を作ったほうがいいです。さて、第三年の名前を決めましょう。」

マリィ「次はうちが決めたか。>>63でどう？」

第3新スパイクタウン