【短編SS】コハル「お金がないなぁ……」

コハル「はぁ……」

コハ友「どうしたのコハル？」

コハル「そろそろ父の日だからお父さんに何かプレゼントしたいけどお金がなくて…」

コハ友「へぇ…コハルって優しいんだねそんなコハルにいい仕事があるよ！」

コハル「えっ？仕事？」

コハ友「うん！最近オープンしたばっかりで人手が足りないらしくて私達の歳でも日雇いつまり1日だけ働かせてもらえるんだ！」

コハル「そんな仕事があるんだ…ちょっとやってみたいかもそれってどんな仕事？」

コハ友「ちょうどそのバイトの募集のチラシもってるんだ！はいコレ！」

コハル「こ、これって……」

ポケモン塾講師やろなぁ

店長「じゃあ一日だけって契約でいいのよね」

コハル「は、はい」

店長「一応成人（小説の10歳で成人設定使用)だからちゃんと働いてもらうわよ」

店長「それじゃあまず、お客様が入店した時の挨拶を今やってもらおうかしら」

コハル「えっ今ここでですか？」

店長「はいあなたちゃんと挨拶できるか見たいのでお願いします」

コハル「は、はいわかりましたじゃあ……
お、お帰りなさいませご主人様///」

店長「はいそれじゃあこれがうちの制服ね」

コハル「本当にこのメイド服で接客するんですか？」

店長「ええ、だってうちはメイド喫茶だからねぇじゃあ先輩ちゃんこの子よろしくね！」

先輩「はーいわかりました」

先輩「それじゃあまずお客様挨拶しなきゃね」

コハル「わ、わかりました…」

先輩「そんなに緊張しなくても大丈夫よ！私も一緒にいるんだから」

コハル「はい！よろしくお願いします！！」

〜〜〜
ゴウ「あれ？あんな所にメイド喫茶出来てるっしょ」

サトシ「メイド喫茶？」

ゴウ「しらないのか？メイドさんがもてなしてくれる喫茶店のことっしよ！」

サトシ「とにかく飯が食えるんだろそこで食べて行かないか？」

ゴウ「お、そうしようぜ！じゃ入るぞ」ｶﾞﾁｬ

コハル「お帰りなさいませ！ご主人様//////」

ゴウ「」

コハル「」

サトシ「あれ？コハルじゃん」

父の日ネタ相談してたと思ったらそういうことか
そしてがんばれコハル

コハル「ご、ご注文はお決まりですか？」

サトシ「じゃあ俺この特製オムライス！」

ゴウ「じゃ、じゃあ俺はこのナポリタンにするっしょ……」

コハル「ご注文承りました」

サトシ「ところでなんでコハルがここにいるんだ？」

コハル「べ、別にいいでしょ….」

先輩「ちょっとコハルちゃん！！」

コハル「す、すみませんでした…では、失礼します」ﾀｯ

〜〜〜

先輩「知り合いかも知れないけど一応お客様だからちゃんと接客してね」

コハル「はい…すみませんでした」

先輩「次からは気をつけてね」

コハル「はい！」

コハル「お待たせ致しました特製オムライスとナポリタンです！」

サトシ「うお！きたきた！！」

ゴウ「おいしそうっしょ！！」

サトシ、ゴウ「いただきます！」

コハル「ちょっと待ってください！！」

サトシ、ゴウ「？」

コハル「特製オムライスに私から思いを込めてケチャップをかけさせていただきます」

サトシ「へーそんなことまでやってくれるのか」

コハル「それじゃぁいきますよ……
お、美味しくな〜れ萌え萌えキュン♡
……それではごゆっくりどうぞ//////」

サトシ「？」

ゴウ「//////」

あげ

サトシ「ふぅ〜美味しかったなゴウ！」

ゴウ「そ、そうだな……」

サトシ「？どうしたんだゴウ？」

ゴウ「な、なんでもないっしょ
さ、さぁ早くいこうぜ！」ﾀﾞｯ

サトシ「お、おい待ってくれよゴウ！
あっお会計お願いします』

スタッフ「はいかしこまりました！」

コハル（ふぅ〜やっと帰ってくれた……)

先輩「お疲れ様コハルちゃんまだお客様が来るからがんばってね！」

コハル「はい！」

コハル「お帰りなさいませご主人様！！」

モブ1「ブ、ブヒィィィィィ」
ーーー
モブ2「百合営業して！！」

先輩「はいじゃあコハルちゃんあ〜ん」

コハル「は、はいあ〜ん」ﾊﾟｸｯ

モブ2「尊ぃ…」
ーーー
コハル「美味しくな〜れ萌え萌えキュン♡」

モブ3「あっ……」キュン死

店長「今日はありがとうねはいこれ、少ないけど今日のお給料」

コハル「ありがとうございます！！こちらこそお世話になりました！」

先輩「コハルちゃんお疲れ様〜メイド服結構似合ってたわよ〜よかったらまた来てくれないかしら？」

コハル「ありがとうございます。か、考えてみます…」

ん？ポケモン要素ないって言ってたのお前だったのか

>>14
はい…そうです
ちなみにピカチュウとラビフットは一言だけ喋らせようと思ったんですがそのシーン忘れてたからカットになりました……

サクラギ家
コハル「ただいま〜」
（ちゃんとプレゼント買えたしお父さん喜んでくれるかな？)

サクラギ所長「コハル！！」

コハル「！？」

サクラギ所長「サトシとゴウから聞いたぞ！勝手にバイトしたんだって！！」

コハル「お、お父さん……」

サクラギ所長「なんでこんなことをした！！お小遣いが足りないならお父さんに相談してくれればよかったのに」

コハル「あ、あのこれをお父さんにプレゼントしたくて…」ｽｯ

サクラギ所長「これは……？」

コハル「お父さん最近新しいネクタイが欲しいって言っていたから自分のお金で買って渡したくて……」

サクラギ所長「こ、これを私に？」ﾌﾙﾌﾙ

コハル「うん……」ｼｭﾝ

サクラギ所長「コハル〜ありがと〜」ｳｴｴｴｴｴｴｴﾝ

コハル「えっ？」

サクラギ所長「コハルがこんなに私のことを思ってくれたなんてお父さんとっても嬉しいぞ〜」ﾋｯｸﾞﾋｯｸ

サクラギ所長「でも次からはお父さんかお母さんに相談してほしいな」

コハル「うんわかった！」

コハル母「どうしたのあなた？」

サクラギ所長「聞いてくれよーコハルが…」

コハル（よかったお父さん喜んでくれて…それにしてもメイド喫茶か…またやってみたいなぁ少しあの衣装気に入っちゃった♡」
END

これで終わりになります
皆さんも父の日にはちゃんと父親に感謝を伝えましょう

乙
前回も今回も山場は無かったけど本当にショートストーリーという感じで気軽に違和感も少なく読めたから良かった。

次はちょっとしたバトル物書いてみたい

いい話だな

>>20
色々なジャンルを書いてみるのもいいね。次も楽しみに待ってます。

やさいせいかつ