マサル「お父さ……あっ！じゃなくてピオニー隊長！」

ピオニー「ん？なんだぁマサル隊長か！」

マサル「あの、伝説のヒントを……」

ピオニー「そんなことよりさっきお父さんって言いかけたよな？」

マサル「い、言ってません！///」

ピオニー「ダッハッハッハ！恥ずかしがるなって！」

マサル「それより伝説のヒントを！！」

ピオニー「伝説って？」

マサル「ああ！」

ピオニー「お！たった今ド・新しい伝説を思いついたぞ！名付けてピオニーお父さん伝説！！」

マサル「めっちゃ引っ張るなぁ」

お義父さん

シャクヤはねーちゃんなのか……

先生のことを間違えてお母さんとか言っちゃうあれやろ

マサル「でもそこまで言うなら、本当にお父さんって呼んでいいですか…？」

ピオニー「かまへんかまへん」

マサル「嬉しい…！実は僕の家、お父さんいないんです。僕が産まれてすぐに死んじゃったらしくて、顔も知らなくて……」

ピオニー「隊長……！そうだったのか……！！思う存分父だと思って甘えてくれっ！」ﾀﾞｷｯ

マサル「ありがとうお父さんっ！！」ﾀﾞｷｯ

シャクヤ「ただいまーっと。うわっ、なにこの暑苦しい空間」

ピオニー「シャクちゃんもパパの胸に飛び込んでおいで！」

シャクヤ「嫌です」

マサル「恥ずかしがらないでよシャクおねえちゃん」

シャクヤ「は？」

ユウリ「パ・パ♥️」

>>6
ﾋｴｯ

マサル(説明中)

シャクヤ「へぇ、それで」

ピオニー「隊長…いやマサルが俺の息子になったと言うことはシャクちゃんにとっては弟になったというわけだ」

シャクヤ「それは分からない。つーか寒いからシャワー浴びたいんだけど沸いてる？」

ピオニー「おう！いつシャクちゃんが帰ってきてもいいようにいつでもド・アツアツだぜ！」

マサル「いいパパだなぁ」

シャクヤ「……まあね」

ピオニー「マサル、家族の裸の付き合いといこうか」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

マサル「こういうの憧れてたんだ」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

シャクヤ「はいストーップ！！なんで脱ぐの！？」

ピオニー「シャクちゃんと一緒にお風呂に入るためだが？？？」

マサル「何か変なことしてます？？？」

シャクヤ「一人で入るに決まってんでしょ！！」

ピオニー「！？」ｶﾞｰﾝ

マサル「おねえちゃんは反抗期か……」

ピオニー「まあこれも家族の醍醐味ってもんだ」

シャクヤ「反抗期じゃなくてもこの歳で一緒に入るわけないだろ！！！」

>>6
なぜかこっちはちょっと怖い

>>6
パパ活定期

シャクヤ「ふぅー、いい湯だった」ﾎｶﾎｶ

マサル「おかえりおねえちゃん。ご飯出来てるよ」

シャクヤ「へぇ、料理出来るんだ」

マサル「お母さんが忙しいから家事担当でね」

ピオニー「うまい！うまい！」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

シャクヤ「どれどれ。おっ、うまい！」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

マサル「良かった！これで弟だって認めてくれるよね！」

シャクヤ「それは別の話」

マサル「！？」ｶﾞｰﾝ

ピオニー「強情だなぁシャクちゃんったら」

シャクヤ「家族ごっこは二人でやってろって。んじゃあーし寝るから。ごっそさん」

ピオニー「ごめんなマサル。素直じゃない子で」

マサル「お父さんさえいればそれでいいよ」

ピオニー「マサル…！なんていい子なんだっ！」ﾀﾞｷｯ

マサル「えへへ///」ﾀﾞｷｯ



シャクヤ「……」ﾓﾔﾓﾔ

煉獄さんおるやん

翌朝


ピオニー「というわけでピオニープレゼンツ！家族の絆を深めるため　伝説ツアーを始めちゃうよ！」

マサル「イエーイ！」🎉

シャクヤ「朝っぱらからうるさい……」

ピオニー「はいはい着替えた着替えた」

シャクヤ「何この金色の探検服！？」

ピオニー「金色の探検服だが？？？」

シャクヤ「なんであーしのだけこんな目立つやつなのかって聞いてんだけど！？」

ピオニー「シャクちゃんが目立つために決まってるじゃないか」

シャクヤ「ダメだこのオヤジ……」

マサル「じゃあ僕のと交換する？」

シャクヤ「お願い」

マサル「わかった」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

シャクヤ「だからここで脱ぐな！！」

何ッ！？服交換だとッ！？

ピオニー「さて、着替えも完了したところでマサル隊長！伝説の調査はどこまで進んでるんだ？」

ゴールデンマサル「えー、豊穣の王伝説はここフリーズ村の像を見てみたけど何か足りない気はするがそれが何かは分かりません！巨神の遺跡伝説は遺跡を一つも見つけられてません！鳥伝説はダイ木って場所に鳥ポケモンが集まるらしいけどダイ木がどこか分かりません！以上！」✨

シャクヤ「服が眩し過ぎて内容入ってこなかったんだけど」

マサル「要は何も分かってないよ！」

シャクヤ「そう」

ピオニー「まずは村の像を見に行くか！そうだ、途中で眠くなった時のために枕を持ってかなきゃな！」

シャクヤ「凍え死ぬよ？」


像前


ピオニー「これか！たしかに何かが足りないような違和感が……」

マサル「豊穣の王、か……あっ、王といえばマント！」

ピオニー「それだ！」

シャクヤ「違うと思う」

ピオニー「あちょちょいのちょいっと。出来たぜ！ピオニー特製マント！」ﾊﾞｻｯ

マサル「うーん、王っぽい！ヨシ！」

ピオニー「じゃあ次行くか」

マサル「うん！」

シャクヤ「ちょっと親父、その枕貸して」

ピオニー「ん？寝るのか？」

シャクヤ「一緒にすんな。ここをこうしてっと……あ、やっぱり」ｶﾎﾟｯ

ピオニー「おお！ド・ピッタシハマったじゃねえか！」

マサル「流石おねえちゃん！」

シャクヤ「……ん？誰かに呼ばれてるような……」

ピオニー「呼ばれてる？」

マサル「何も聞こえないよ？」

シャクヤ「でもあっちの方から……」

バドレックス「カムーン」

シャクヤ「あ……！」

ピオニー「あ……！」

ピオニー・シャクヤ「頭デッケェ！！」

マサル「てょわわわぁ〜ん」

ピオニー「マサルッ！？」

シャクヤ「マサルが輝きながら浮いている！？……輝いてるのは元からか」

マサル「うむ、貧相な身体であるな。だが贅沢は言うまい」

ピオニー「マサル……？」

マサル「ヨの名はバドレックス。像を直してくれたこと、感謝するぞ人の子よ」

シャクヤ「えっ、あーし？」

ピオニー「こらマサル！お姉ちゃんに向かってその口の聞き方はなんだ！」

シャクヤ「オヤジうるさい。オヤジが乗っ取られれば良かったのに」

シエンネ

カムーンでなんか草

なんやかんやあって


マサル「ということで人参畑行こうぞ」

ピオニー「わかった」

シャクヤ「省略し過ぎ」

マサル「しかし畑はどの辺りだったか……記憶が曖昧である」

ピオニー「とりあえず村の外歩き回ろうぜ！いやぁ探検っぽくなってきたなぁ！」ﾜｸﾜｸ

シャクヤ「畑くらい村にもあるじゃん」

マサル「村のじゃ無理」

シャクヤ「あっそ」

ピオニー「行くぞぉ！ピオニー探検隊出発だァ！！」

マサル「おー！」

シャクヤ「……おー」

ソニア「あれ？マサルじゃん！」

マサル「カム？」

ピオニー「ん？マサルの知り合いか？」

ソニア「ローズ委員長！？釈放されてたんだ……」

シャクヤ「あっ」

ピオニー「……」ﾋﾟｷｯ

ソニア「えっ何この空気。また私なんかやっちゃいました？」

ピオニー「俺をあの男と一緒にするんじゃねえええええ！！」ﾎﾞｺｫｯ

ソニア「ごふっ！」

シャクヤ「ちょっ、落ち着けオヤジ！！頭でっかちも抑えるの手伝ってよ！」

マサル「いやーこの貧相な身体では無理である」

シャクヤ「今使ってるそのサイコパワー的なやつを使え！！」

ピオニー「フーッ！フーッ！はっ！お、俺は何を……」

ソニア「」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

ピオニー「だ、大丈夫か嬢ちゃん！？誰にやられた！？」

シャクヤ「あんただよ」

ピオニー「ダニィ！？」

マサル「人の子よ、ヨが治してやろう。傷口を見せよ」

シャクヤ「そんなこと出来るの？」

マサル「ムカンムリャー！」ﾊﾟｧｯ！

ソニア「き、傷口が……！開いてくっ！！」吐血

マサル「やはり今のヨには力がないようだ……」

シャクヤ「頼むから大人しくしてて」

ピオニー「なんやかんやでさっきの子を病院に送ってから畑探しを再開したら怪しい遺跡を発見したぜ！」

シャクヤ「なーんか如何にも何かありそうね。あんたなんか知らないの？」

マサル「うーむ……記憶が曖昧である」

シャクヤ「つっかえね」

マサル「ヨ、昔は凄かったもん！ほんとだもん！」

シャクヤ「はいはい。てゆーかこの遺跡、オヤジのメモにあった遺跡じゃ？」

ピオニー「おお！そうかもしれないな！流石我が娘！」

シャクヤ「扉に何か書いてあるし。『鋼を呼び覚ます音を鳴らせ』？」

ピオニー「鋼の音……ピカっとド・閃いた！出てこいダイオウドウ！そしてフライパン！」

ダイオウドウ「ぱおんぬ」

シャクヤ「お、オヤジ？フライパンで何する気？」

ピオニー「オラッ！鋼の音出せっ！」ｺﾞﾝｯ！ｺﾞﾝｯ！

ダイオウドウ「イタイオウドウ😭」

シャクヤ「やめたげてよお！」

女の顔を殴るなよ

続きマダー？