【ホ’ケマス】男主人公ケイ×キリヤ【SS】:ポケモンBBS(掲示板) 【ホ’ケマス】男主人公ケイ×キリヤ【SS】:ポケモンBBS

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【ホ’ケマス】男主人公ケイ×キリヤ【SS】

 ▼ 1 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 15:32:46 ID:n0Z6hD5Y [1/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
序章【友達】



どんなに喧嘩しても
どんなに涙が止まらなくても
どんなにすれ違っても
どんなに時間が流れても
どんなに思いが伝わらなくても
どんなに心が離れても
どんなに傷ついても

僕は、彼の友達であり続けたいと思った。

 ▼ 3 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 15:36:47 ID:n0Z6hD5Y [3/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
仮面を被った男に立ち向かう、2人の少年。


仮面の男「はははは!その程度か小僧ども」


仮面の男はマタドガスを使い、余裕の笑みを見せている。


2人の少年の使うポケモンは、ピカチュウとイワンコだが、疲れ切っているようだ。
 ▼ 4 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 15:38:04 ID:n0Z6hD5Y [4/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「まだだぁ!いくぞぉ!」

ケイ「おう!」


2人の少年は互いに目配せをする。


キリヤ「イワンコ!岩石封じ!」

ケイ「ピカチュウ!10万ボルト!」
 ▼ 5 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 15:39:29 ID:n0Z6hD5Y [5/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
仮面の男「ははは!何度やっても無駄だぁ!」
仮面の男「空中に回避!」


岩石封じが、マタドガスの元いた場所に降り注ぐ。

しかし、10万ボルトは空中に回避したはずのマタドガスにヒットする。


仮面の男「なにぃ!」
 ▼ 6 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 15:41:17 ID:n0Z6hD5Y [6/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「あらかじめ読んでいたのさ!」

キリヤ「これが俺たちのコンビネーションだぁ!」


パチィン!


2人の少年はハイタッチを交わすー−。



(次回:第1章【陽だまり】)
 ▼ 7 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:13:49 ID:n0Z6hD5Y [7/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
第1章【陽だまり】



人はなぜ
大切な誰かと
出会うのだろうか

 ▼ 8 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:15:03 ID:n0Z6hD5Y [8/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
これは数年ほど昔の話。
パシオのある夕暮れの街。


ユイ「ちょっとー!」
ユイ「あんたたち、いつまでやってんの!」

ケイ「ごめーん」

キリヤ「いいじゃねえかよー!」


ポケモンの手合わせをしていたようだ。

彼らはパシオの町で暮らす7歳の少年少女。
 ▼ 9 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:16:17 ID:n0Z6hD5Y [9/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイは、ポケモンが大好きな優しい男の子だ。

キリヤは、ポケモン勝負が大好きで負けず嫌いのリーダー的存在の男の子だ。

ユイは、少しおませでしっかり者の女の子だ。

3人はいつも仲良しだった。
 ▼ 10 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:18:36 ID:n0Z6hD5Y [10/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユイ「ピカちゃんも、イワちゃんも疲れてるじゃない」

ケイ「そうみたいだね」

キリヤ「わりぃーわりぃー。」
キリヤ「ついつい貰ったばっかりで練習に気合が入っちまったよ」
キリヤ「ごめんよ!イワンコ!」


キリヤはイワンコを抱き抱えて頬ずりをした。


イワンコ「ワンコ!」


イワンコはとても嬉しそうな表情で鳴いた。
 ▼ 11 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:21:20 ID:n0Z6hD5Y [11/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「さっそく仲良しだね」
ケイ「僕たちがヒナギク博士に貰ってから半年経つね」

キリヤ「そうそう。パシオでは6歳になるとバディーズ検定が受けられる。」
キリヤ「それに合格すると、一生のパートナーとなるポケモンが貰えるんだ!」
キリヤ「こいつは最高の相棒だぜ!」ナデナデ

ユイ「キリヤは、ヒナギク博士に特別優秀賞を貰ったからといって慢心しないこと!」
 ▼ 12 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:23:27 ID:n0Z6hD5Y [12/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「分かってるよ」
キリヤ「それでも俺が目指すはWPM優勝!」
キリヤ「パシオで1番大きなポケモン大会だぜ!」

※WPM:パシオで開かれる3人1組で行うポケモンバトルの大会。
出場資格は12歳以上。予選と本戦からなる。
 ▼ 13 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:25:05 ID:n0Z6hD5Y [13/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「少なくとも5年は先の話だね」

キリヤ「ああ。」
キリヤ「なぁ、ケイ。俺とチームを組んでWPMに出ようぜ」
キリヤ「そして、俺と勝負して勝った方がチームのリーダーだ」

ユイ「えぇ〜。あんたたちまた勝負すんの〜」

ケイ「わかった。でも明日にしよう」

キリヤ「よし!
キリヤ「あっ、ユイもチームに入れよ!」

ユイ「いいけど、リーダーは遠慮しとくわ〜」

キリヤ「よしっ、チーム入りは決まりだな!」
キリヤ「そんじゃ、今日のところはバイビー!」


3人はそれぞれ自宅に帰っていく。
 ▼ 14 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:26:16 ID:n0Z6hD5Y [14/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
そして、翌日。


キリヤ「いけ!イワンコ!」

ケイ「ピカチュウ、頼んだよ」


勝負は、多少の余裕を持って、
キリヤ&イワンコの勝利だった。


キリヤ「よっしゃ!イワンコ〜」スリスリ

ケイ「やっぱりキリヤは強いや。」
ケイ「ピカチュウもおつかれさま」ナデナデ
 ▼ 15 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:28:36 ID:n0Z6hD5Y [15/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユイ「2人ともいい勝負だったよ」

キリヤ「3人で5年後のWPM優勝目指して頑張るぞぉー!」
キリヤ「俺がリーダーで!」

ユイ「はいはい」

ケイ「頑張ろう!よろしくね」

キリヤ「俺はパシオNo. 1のバトルマスターになるぞ!」


こうして3人はWPMに向けてバトルの特訓に励んだ。

また、一生のパートナーであるバディーズたちとも
寝食を共にし絆を深めていく。



(次回:第2章【第一歩】)
 ▼ 16 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:40:04 ID:n0Z6hD5Y [16/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
第2章【第一歩】



青春
それは少年たちの
夢に縛られずに生きていける
自由の時代なのかもしれない


 ▼ 17 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:41:40 ID:n0Z6hD5Y [17/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
3人が12歳になった頃。

初めてのWPMの予選が始まった。


キリヤ「やーーーーっとこの日だ!」

ケイ「いよいよだね」

ユイ「緊張してきた〜」
 ▼ 18 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:42:51 ID:n0Z6hD5Y [18/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
[WPM・予選・第1回]


\デュエル開始ィィィ/


キリヤ「キャプテン・キリヤに続けぇ!」

ユイ「はぁ〜相変わらずね」

ケイ「頼んだ、ピカチュウ!」


1回戦トレーナー「元気がいい子だ」
1回戦トレーナー「いざ、勝負!」


ケイ「敵は、岩タイプが有効だ」

キリヤ「よし!俺が中心に攻める!」

ユイ「了解!サポートするね!」
 ▼ 19 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:44:12 ID:n0Z6hD5Y [19/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
一回戦トレーナー「まいった!」


3人は、見事、初陣に勝利した。


キリヤ「やりぃ!」

ユイ「ふぅ〜勝てたぁ!」

ケイ「ナイスコンビネーションだったね」

キリヤ「よーし2回戦も頑張るぞ!」
 ▼ 20 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:45:41 ID:n0Z6hD5Y [20/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
[WPM・予選・第2回]


黒づくめの男「よろしくねぇ〜。」
黒づくめの男「坊ちゃん、嬢ちゃん」

仮面の男「......」


ユイ「趣味の悪い仮面ねぇ〜」

キリヤ「まぁいい、倒すだけだ!」



\デュエル開始ィィィ/
 ▼ 21 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:48:11 ID:n0Z6hD5Y [21/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「なるほど...相手は...」
ケイ「毒ポケモンか。厄介だ」


仮面の男「マタドガスよ、スモッグだ」

毒ガスがフィールドをつつみこむ。


キリヤ「くそ、視野が...!攻撃が当たらない」
キリヤ「しかも毒までもらっちまった」

ケイ「これじゃあ、上手く陣形が取れない」

ユイ「ああっ」


弱点をつかれた
ユイ&ツタージャが戦闘不能!


黒づくめの男「よし!数的有利だ!」
黒づくめの男「一気にいくぞ!」


キリヤ「くそぅ!」


3人は黒づくめと仮面の男たちに敗れ、
会場を後にした。
 ▼ 22 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:49:53 ID:n0Z6hD5Y [22/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「くそ〜」

ヒナギク「あらあなた達」

ケイ「ヒナギク博士!」

ヒナギク「いい勝負だったわよ」

ケイ「まだまだですよ」

ヒナギク「しょうがないわよ。」
ヒナギク「なんたって、あの仮面さんは、今大会の本戦でも上位候補なのよ」

ユイ「ええ!そんな強い人と戦ってたの私たち!」

ヒナギク「まだまだあなた達はこれから強くなれるわよ」
 ▼ 23 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:51:09 ID:n0Z6hD5Y [23/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒナギク「...特に、キリヤくん」
ヒナギク「君の才能には期待してるわ」

キリヤ「えっ」

ヒナギク「あっ、なんでもないわ。」
ヒナギク「ではでは」

ユイ「さよなら〜」

キリヤ「......」

ケイ「キリヤ!また今度、頑張ろうぜ!」

キリヤ「...あぁ。そうだな」


こうして、12歳、
始めてのWPMは予選2回戦で敗退で幕を閉じた。
 ▼ 24 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 16:52:31 ID:n0Z6hD5Y [24/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
帰り道

ユイ「そういやキリヤはバトルマスターが夢だけど」
ユイ「ケイの将来の夢はなんなの?」

ケイ「僕...?そういや考えたことがなかったなぁ」

キリヤ「バトルが1番楽しいつぅーの!」

ユイ「ほんとあんたはバトル馬鹿ね」

キリヤ「ハハハハハハッ」

ケイ(僕の...夢か)



(次回:第3章【黄金時代】)
 ▼ 25 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 17:31:14 ID:n0Z6hD5Y [25/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
第3章【黄金時代】



幸福な時間は
なぜ
瞬く間に
過ぎていくのだろうか


 ▼ 26 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 17:33:05 ID:n0Z6hD5Y [26/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
あれから、3年が過ぎ
3人が15歳になった頃。


キリヤ「ユイのお受験待ってたから、3年ぶりの大会になったぜ!」

ユイ「ごめんごめん」

ケイ「まあまあ。」
ケイ「その間にかなり修行が積めたしさ」
 ▼ 27 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 17:34:00 ID:n0Z6hD5Y [27/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユイ「キリヤとケイのコンビネーションを相当鍛えたって聞いたけど」

キリヤ「まぁな!」

ケイ「キリヤは最高の友達だよ」

キリヤ「男の固い友情ってわけよ!」

ユイ「ほんと仲良しねぇ〜」
ユイ「もしかして...BLだったり...?」

ケイ「ブフッ!!」ゴホッゴホッ

キリヤ「バカ言え!」アセアセ

ユイ「ジョーダンよ、冗談」
ユイ「とにかく、お二人とも私のサポートよろしくね〜」
 ▼ 28 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 17:34:52 ID:n0Z6hD5Y [28/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
WPM予選会場に到着。


キリヤ「さぁ、リベンジマッチだ!」

ケイ・ユイ「おー!」
 ▼ 29 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 17:49:21 ID:n0Z6hD5Y [29/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
[WPM・予選・第1回]



\デュエ...△○□ザザザザー



ケイ「な、なんだ」



−ーこの会場は、”ブレイク団”が乗っ取った−ー



ユイ「ブレイク団!?」



−ーさぁ!ポケモンをよこせ!−ー
 ▼ 30 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 17:51:22 ID:n0Z6hD5Y [30/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
なだれ込む黒づくめの男たち。
そして、次々に捉えられる会場のポケモンたち。


ケイ「やめろぉ!」

黒づくめの男「このガキ2人、手強いなぁ」

キリヤ「舐めんじゃねぇ!」


ユイ「きゃああああああ」


黒づくめの男によってユイのツタージャが捕獲されていた。
 ▼ 31 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 17:52:45 ID:n0Z6hD5Y [31/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「ユイ!くそぉ!」

キリヤ「ユイ、大丈夫か!」

黒づくめの男「そろそろ潮時だな!撤退だぁ!」

ケイ「待てぇ!」


黒づくめの男たちは、手際良く撤退を始めた。
 ▼ 32 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 17:53:30 ID:n0Z6hD5Y [32/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「ちくしょう...」

ケイ「ユイ、大丈夫か?」

ユイ「うん。私は大丈夫」
ユイ「...でもツタージャがぁ」

キリヤ「取り返してやる。追うぞ、ケイ!」

ケイ「ああ」
 ▼ 33 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:22:20 ID:n0Z6hD5Y [33/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤとケイはブレイク団が去った方角に半日も走り続けた。

そして、ついに怪しい研究所にたどり着いた


ケイ「ハァハァハァ、ここか?」

キリヤ「見ろ!黒づくめの男たちが出てきた」


入り口には黒づくめの男たちがたむろしていた。
 ▼ 34 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:23:25 ID:n0Z6hD5Y [34/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「よし、突入だ!」


イワンコの岩石封じが黒づくめの男たちを襲う。


黒づくめの男たち「うぁぁぁ!」


キリヤ「捕まえたポケモンをどこにやった!」


黒づくめの男「くそぉ。この研究所の地下だ」
 ▼ 35 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:24:09 ID:n0Z6hD5Y [35/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「行くぞ!ケイ」

ケイ「おう!」


キリヤとケイは地下への階段を降りる。

そして、地下の扉を開いた。

そこには、多くのポケモンが捕らえられていた。

そしてー。
 ▼ 36 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:28:13 ID:n0Z6hD5Y [36/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
パチパチパチパチ


仮面の男「ようこそ、我が城へ」


ケイ「お前はっ!」

キリヤ「3年前のWPM予選で当たった奴だ!」
 ▼ 37 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:30:35 ID:n0Z6hD5Y [37/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
仮面の男「うーむ。
仮面の男「そういえば、イワンコとピカチュウを連れたそこそこ才能があるガキがいたような。いなかったような」


キリヤ「ポケモンたちを解放しろぉ!」


仮面の男「それは無理な話さ」
仮面の男「”あの方”へお届けしなければならないからね」


ケイ「何を言っているんだ!」

キリヤ「いけ!イワンコ!」


仮面の男「ほぅ... いけマタドガス!」
 ▼ 38 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:32:59 ID:n0Z6hD5Y [38/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
仮面の男「スモッグ」


ケイ「...!視界が!」

キリヤ「クソォ」

ケイ「ピカチュウ!電光石火」

ピカチュウの素早い移動による風圧で、
あたりのスモッグが晴れていく。


仮面の男「見事。しかし、そればっかりに気を取られてて大丈夫なのかな?」
仮面の男「ヘドロウェーブ」

毒の波が、ピカチュウとイワンコを襲う!
 ▼ 39 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:34:23 ID:n0Z6hD5Y [39/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「ピカチュウ !イワンコ!」


キリヤ「あれをやるぞ!」

ケイ「ああ」

キリヤ「イワンコ!ピカチュウに岩石封じだ!」

ケイ「ピカチュウ!岩石をアイアンテールで弾き飛ばせ!」


アイアンテールで弾かれた無数の岩石が、マタドガスを襲う!
 ▼ 40 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:36:33 ID:n0Z6hD5Y [40/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
仮面の男「なかやかやるな!」
仮面の男「しかし、もう高速移動は積み終わった!
仮面の男「もう貴様らの攻撃は当たらん!同じ手も通用しない!」


ケイ「攻撃が当たらない!」

 
仮面の男「貴様らの作戦を聞いてから、十分に避けることができるのさ!」
仮面の男「ヘドロウェーブ」


毒の波が、ピカチュウとイワンコを襲う!


ピカチュウとイワンコはピンチだ!
 ▼ 41 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:45:16 ID:n0Z6hD5Y [41/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
仮面の男「はははは!その程度か小僧ども」


キリヤ「まだぁまだぁ、いくぞぉ!」

ケイ「おう!」


2人の少年は互いに目配せをする。


キリヤ「イワンコ!岩石封じ!」

ケイ「ピカチュウ !10万ボルト!」


仮面の男「ははは!ついに連携技もやめたかあ!」
仮面の男「友情崩壊ってやつだ!空中に回避!」
 ▼ 42 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:46:10 ID:n0Z6hD5Y [42/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
岩石封じが、マタドガスの元いた場所に降り注ぐ。

しかし、10万ボルトは空中に回避したはずのマタドガスにヒットする。


雷撃が、マタドガスを襲う!

不意を突かれたマタドガスの急所に当たった!!!
 ▼ 43 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:47:23 ID:n0Z6hD5Y [43/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
仮面の男「なにぃ!掛け声なしで...!」


ケイ「あらかじめ読んでいたのさ!」

キリヤ「これが俺たちのコンビネーションだぁ!」

ケイ「心と心が繋がっているんだ!」


仮面の男「負けた...」
 ▼ 44 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 18:48:25 ID:n0Z6hD5Y [44/52] NGネーム登録 NGID登録 報告


パチィン!


2人の少年はハイタッチを交わす。


その後、パシオ警察からクチナシ巡査部長が研究所にやってきて、ポケモンたちは解放され、仮面の男の身柄は拘束された。
 ▼ 45 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 19:31:07 ID:n0Z6hD5Y [45/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユイ「おかえり〜!ケイ!キリヤ!」

ケイ「ただいま」

キリヤ「帰ったぜ!」

ユイ「2人とも、ありがとう!」

キリヤ「まあ、俺とケイの友情パワーってやつよ!」

ケイ「ははっ、そうだね」
 ▼ 46 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 19:31:48 ID:n0Z6hD5Y [46/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
その後、WPM予選が再開された。

ケイとキリヤの最強コンビネーションにより、予選を通過。
そして本戦へ出場が決まった。
 ▼ 47 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 19:33:02 ID:n0Z6hD5Y [47/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
本戦1回戦では、いきなり優勝候補のマサラタウン出身のトレーナーと激突し、敗れた。

しかし、素晴らしいコンビネーションを見せ予選のバトルが噂になった。
そして、それが本戦でも評価され、WPM新人賞を受賞!
 ▼ 48 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 19:35:20 ID:n0Z6hD5Y [48/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
インタビュアー「強さの秘訣はなんですか?」

キリヤ「すばり、3人のコンビネーション!」

インタビューアー「あなたにとって友達とは、なんですか?」

キリヤ「”本音で何でも言い合える、対等のやつ”のことかな!」

インタビューアー「ありがとうござました!」
インタビュアー「以上、新人賞を受賞した”キリヤーズ”の3人でした」


そして、ケイもキリヤも次回大会への確かな手応えを感じ、充実した気持ちで、2度目のWPMへの挑戦を終えた。
 ▼ 49 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 19:36:47 ID:n0Z6hD5Y [49/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
帰り道


キリヤ「2人ともありがとうな」

ユイ「らしくないわねぇ〜」

ケイ「こちらこそありがとう」

ユイ「あっ、私、家族とご飯食べて帰るからここで!」
ユイ「バイバイ」

キリヤ「おう!また明日な」

ケイ「バイバイ」
 ▼ 50 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 19:38:14 ID:n0Z6hD5Y [50/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
夕日が差す中、2人の少年が並んで歩いていく。


キリヤ「次の大会は、もっと上にいける」

ケイ「そうだね、友情パワーだ!」

キリヤ「ああ、お前は最高の友達だ!」

ケイ「...なぁ、キリヤ」

キリヤ「うん?」
 ▼ 51 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 19:40:22 ID:n0Z6hD5Y [51/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「君にとって、友達ってなに?」

キリヤ「何だよいきなり。インタビューでも言ったろ?」
キリヤ「”本音で何でも言い合える、対等のやつ”だよ」

ケイ「そうか...」

キリヤ「どうしたんだよ」

ケイ「何でもないよ」
 ▼ 52 ルマッカ@ボーマンダナイト 21/03/20 19:41:46 ID:jWkMlPdg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 53 吹山◆X588p9NvMk 21/03/20 19:42:47 ID:n0Z6hD5Y [52/52] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「そうだ!あそこでアイス買って帰ろうぜ」

キリヤ「おっ、そうだな」
キリヤ「うめーんだよな、ここのアイス」ペロペロ

キリヤ「そういえば、次は3年後だな」
キリヤ「まーたユイのやつ、お受験だからよ」

ケイ「しょーがないよ」

キリヤ「まぁ、それまでに俺たちはもっと強くなるぜ!」

ケイ「うん」


そうして2人の少年は、微笑ましく帰路についた。



(次回:第4章【 別れ】)
 ▼ 54 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 07:17:43 ID:rMlQkYzk [1/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
第4章【 別れ】



別れ
それは出会いと裏表の関係にある

故に
避けることのできないものなのだろうか

 ▼ 55 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 07:18:50 ID:rMlQkYzk [2/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
あれから3年。
3人が18歳になった頃。


3人はそれぞれ、高校を卒業し、再び集まった。

ケイとキリヤは同じ高校で、
バトル実技はキリヤが成績トップ、
筆記試験はケイが成績トップだった。

ユイは、少し遠くの高校を卒業し、
町に帰ってきた。
 ▼ 56 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 07:20:40 ID:rMlQkYzk [3/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
−−WPM予選、1週間前。


[喫茶サクサ]

カランコローン

キリヤ「ユイ、久しぶりだな!」

ケイ「久しぶり!」

ユイ「2人とも大きくなったね」
ユイ「そして相変わらず仲良しだね〜あんたら」

キリヤ「友情パワーってやつよ。あの時以上のコンビネーションだぜ」
 ▼ 57 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 07:22:35 ID:rMlQkYzk [4/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユイ「カフェラテ、1つぅ〜」

店員「かしこまりました」

ケイ「ユイは相変わらず大好きだなぁ。ここのカフェラテ」

ユイ「ここのが1番よ!」
ユイ「そんで、今日からWPM優勝に向けて作戦会議でしょ!」
 ▼ 58 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 07:24:12 ID:rMlQkYzk [5/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「そのことなんだけどさ...」

ユイ「どうしたの?」

ケイ「言うのが遅れてごめん」
ケイ「高校の3年間じっくり考えて答えを出したんだ」
ケイ「そして今日、直接3人であって話をしたかったんだ」

キリヤ「なんだよ〜急に」
 ▼ 59 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 07:25:15 ID:rMlQkYzk [6/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「僕は、留学に行きたいだ」
ケイ「もっともっと、人とポケモンの繋がりを知りたいんだ」

キリヤ「何言ってんだよ!」
キリヤ「何年も前から今日のために約束してただろ!!」ドン


キリヤが思わず、ケイの胸ぐらを掴む。


ユイ「ちょっと!ちょっと!」

ケイ「ごめん。」
 ▼ 60 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 07:26:39 ID:rMlQkYzk [7/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「3年前のキリヤのインタビュー覚えてる?」

ユイ「インタビュー?」

ケイ「友達とは、”本音で何でも言い合える、対等のやつ”って言葉だよ」

キリヤ「ダメだ」

ケイ「キリヤを本当の友達思ってるからこそ、本音を言いたい」

キリヤ「ダメだ」

ケイ「....僕は.......」

キリヤ「やめろ。言うな」

ケイ「僕は...このチームを抜ける」
 ▼ 61 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 07:27:44 ID:rMlQkYzk [8/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「ダメだ。それだけは」
キリヤ「ダメだ。許せない」

ケイ「......」

キリヤ「表へ出ろ」

ユイ「ちょっとぉー、やめてよ!」
 ▼ 62 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 07:29:07 ID:rMlQkYzk [9/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「覚えているか?俺たちが7歳の頃」

ユイ「初めてポケモンを貰った時?」

キリヤ「そうだ」
キリヤ「あの時、俺はお前に勝って、チームのリーダーになった」

ケイ「うん」

キリヤ「ならば、あの時のように、バトルで俺に勝って、自分の手で自由を掴みとってみせろ」

ケイ「笑顔で”バイバイ、また今度な”ってわけにはいかないのか?」

キリヤ「当然だ」

ケイ「...わかった」


ケイとキリヤは立ち上がり、店の外へ出た。
 ▼ 63 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 08:19:03 ID:rMlQkYzk [10/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユイ「どうしてよ」
ユイ「2人とももうやめてょ...」

キリヤ「いけっ、イワンコ!」

ケイ「頼んだ、ピカチュウ!」


2人は無言で向き合う。
 ▼ 64 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 08:19:58 ID:rMlQkYzk [11/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ(バトルに関しては圧倒的に俺の得意分野...)

キリヤ(必殺のストーンエッジで決めてしまうか?)

キリヤ(しかし、重傷を負わせれば大会に影響が出るかもしれない)

キリヤ(しかし、それでもケイが、チームを出て行くことだけはダメだ...)


キリヤ(ならば、構わないっ...)


キリヤ(最大限のパワーをケイにぶつけるっ!!)
 ▼ 65 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 08:20:56 ID:rMlQkYzk [12/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
長い時が流れたのちー。


キリヤ「ストーンエッジ!」

ケイ「ボルテッカー!」

キリヤ「!!」ドサッ



勝負は一瞬で決まった。

ピカチュウは、
キリヤとイワンコが見たことない高速の電気移動により、
驚いたイワンコの背後をとり、一撃を決めた。


キリヤは思わず地面に跪いた。
 ▼ 66 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 08:22:19 ID:rMlQkYzk [13/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「......」

ケイ「ごめん。」


ケイはそれ以上何も言わず、自宅へ向かって歩いていった。


ユイ「あのっ、ケイ...」

ケイ「ユイもごめんね。健康に気をつけて」
ケイ「僕は、自分の夢を叶えたいんだ」


ケイは振り向きもせず、優しい言葉だけを残して行ってしまった。


ユイ「夢って...」
ユイ「...男はいつもそんなのばっかりぃ!」
 ▼ 67 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 08:23:21 ID:rMlQkYzk [14/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ(......)

キリヤ(あの技...高校のバトル実技では見たことないぞ)

キリヤ(もしかして、あいつ...)

キリヤ(今まで...加減していたのか...俺が...俺に...バトル実技では1位を取らせるために...同情してたのか......情けか...お前は俺を憐れみながら3年も過ごしていたのか...)
 ▼ 68 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 08:26:51 ID:rMlQkYzk [15/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「うヴっ」ドサッ

ユイ「キリヤ!大丈夫!?」

ユイ「誰か!すみません!誰かぁ!」


−−−どんよりとした風が吹き抜けた。
 ▼ 69 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 08:28:22 ID:rMlQkYzk [16/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ(ごめんよ、キリヤ)

ケイ(でも、僕たちほんとの”友達”だからさ)

ケイ(”本音で何でも言い合える、対等のやつ”だろ?)

ケイ(帰ってきた時には、笑って、”よう、久しぶり”って会えるよな)



(次回:第5章【歯車】)
 ▼ 70 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 13:13:44 ID:rMlQkYzk [17/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
第5章【歯車】



どうして
終わってしまってから
失ってしまってから
そうすべきだったと気が付くんだろう

 ▼ 71 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 13:14:38 ID:rMlQkYzk [18/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「ふぅ〜あれから4年ついに卒業だ!」

ケイ「懐かしいなぁ」


あれから、4年。

留学先の大学を
優秀な成績で卒業したケイは
自ら研究室を立ち上げるために
パシオへ帰ってきた。
 ▼ 72 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 13:15:29 ID:rMlQkYzk [19/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「この町も変わっちまったなぁ」
ケイ「そういやカフェラテ飲みたいなぁ」


[喫茶店-サクサ]

店員「いらっしゃいませ」
店員「お好きな席へどうぞ」

ケイ「この喫茶店はあの頃と変わってなくて落ち着くな」
 ▼ 73 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 13:17:19 ID:rMlQkYzk [20/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
???「ケイ!ねえ、ケイ!」

ケイ「ん?」

ユイ「ケイ、久しぶり!」

ケイ「おっ!ユイ〜。久しぶりだな」

ユイ「また背が伸びて、結構かっこよくなったじゃん」
ユイ「卒業できたの?」

ケイ「ばっちり卒業したよ」

ユイ「パシオの外の話、色々聞かせてよ〜」

ケイ「おう」


ケイは、留学先の色々な話をした。
 ▼ 74 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 13:18:20 ID:rMlQkYzk [21/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「そんでさぁ〜」

ユイ「ハハハハハッ」

ケイ「...」
ケイ「そういや、キリヤは?」

ユイ「......」

ケイ「あいつのことだから、バトルマスターにでもなってんだろうなぁ!」

ユイ「...」

ケイ「なんとか言えよ〜」

ユイ「...ううん」
ユイ「グレちゃったよ」

ケイ「なんだって」
 ▼ 75 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 13:19:07 ID:rMlQkYzk [22/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユイ「ケイが行ったあとから、おかしくなってしまったんだ」
ユイ「半グレと絡むようになってしまって」

ケイ「うそだろ!あのキリヤが...」

ユイ「私も何度も説得したんだけど...」
ユイ「私じゃダメみたい...ケイ...」

ケイ「ごめん、ユイ。1人で背負い込ませてしまって」
ケイ「僕からも説得してみるよ」
 ▼ 76 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 13:20:11 ID:rMlQkYzk [23/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイは町を2日ほど歩き回ったが
キリヤの姿を見つけることはできなかった。

しかし、3日目。

ケイは細い路地を何気なしに見た。
そこにはキリヤが虚な目をして地面に座り込んでいた。
 ▼ 77 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 15:17:29 ID:rMlQkYzk [24/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「おい、キリヤ!」

キリヤ「!」

キリヤ「ケ...イ......」ササッ


キリヤはケイを見た瞬間に立ち上がり
驚いた顔をして向こうへ走って行った。


ケイ「キリヤ!待てよ!」


ケイはキリヤを追う。
 ▼ 78 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 15:18:42 ID:rMlQkYzk [25/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ(やめろ...やめてくれ...見ないでくれ...またその憐れむような目で俺を...見ないでくれ...)


キリヤ「ハァハァハァ」

キリヤ(来るなぁ...来るな)


ケイ「おい!」


キリヤ(やめてくれ...お前に触れられたら...それ以上...お前に同情されたら...俺は...お前を......)
 ▼ 79 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 15:19:27 ID:rMlQkYzk [26/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「キリヤ!」


ケイがキリヤの肩を掴む。


キリヤ「うわあ”あ”あ”ああっ」ドサッ


ケイ「おい!大丈夫か!」


その後、キリヤは病院へ運ばれた。
医師の診断によると
精神的なショックで倒れてしまったようだ。
 ▼ 80 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 15:20:39 ID:rMlQkYzk [27/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ(ここは...)

キリヤ(...病院?)

キリヤ(そういえばケイに肩を掴まれて...あいつ...)

キリヤ(ケイは...こんな落ちぶれたら俺を見て...あの目......憐れんだのか...)

キリヤ(...病室には誰もいない)

キリヤ(そうだ...俺はこんなところにいてはいけない)

キリヤ(俺の小さな頃からの夢...バトルマスターになる夢...俺の夢...)

キリヤ(最強...WPM優勝......)


キリヤ「い...行かなくちゃ...俺の夢...俺の夢の続き......」ガチャ


キリヤはふらふらと立ち上がり、ドアを開けてどこかへ去った。
 ▼ 81 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 15:21:41 ID:rMlQkYzk [28/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケイ「この病室だ」

ユイ「見つかってよかったわ」

ケイ「ドアが開いてる...」
ケイ「キリヤ!」

ユイ「いない」

ケイ「あいつ、ボロボロの身体でとこへ」
 ▼ 82 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 15:22:34 ID:rMlQkYzk [29/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリヤ「はぁはぁはぁはぁ」

キリヤ「ここは...」


キリヤはパシオに海岸にある
洞窟の入り口の前に立っていた。


???「あらっ、キリヤくん。」

キリヤ「...!」
 ▼ 83 吹山◆X588p9NvMk 21/03/21 15:24:03 ID:rMlQkYzk [30/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒナギク「お久しぶりね」

キリヤ「博士...」

ヒナギク「さっそくなんだけど、キリヤ君」
ヒナギク「一瞬でバトルが強くなれるようなことがあれば、夢のような話だと思わない?」

キリヤ「......」

ヒナギク「強くなってみたい?」



(次回:終章【夢の終わり】)
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