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こういう日は外には出たくない。
だが今日俺は街を歩いている。
なぜなら、今日はイッシュ名物、ヒウンアイスの特別販売が行われるからだ。
夏に食べるアイスの味は格別だ。かのヒウンアイスともなれば尚更だろう。
かなり並んだが、何とか買えた。早速一口食べてみるか。
……めちゃ美味い。
とろける舌触り、適度に含まれた乳脂肪からくるこの濃厚さ……まさに炎天下に舞い降りた天使!
と、こんな所で何時までも食べてる訳にもいかないな。場所を変えよう場所を。
公園まで来た。
ここなら気兼ねなく食べれるだろう。
よし、あそこのベンチで食うか。
……と、ベンチに向かって歩き始めた瞬間のことだった。
俺に悲劇が降り掛かったのは。
『ゴッ』
「あっ……!」
『べチャリ』
ああ、何という不幸。
まさに悲運アイスにふさわしい散りざま。
幸福の頂上で辿り着く前に滑落。
砂漠のオアシスが塩水。
漂流中に見つけた船が素通り。
そんな絶望感が俺を襲った。
そうは思えど落としたアイスは食べれない。
排水口に落ちた10円は拾えない。
俺は心底がっかりしながら落ちたアイスを片付ける、
そこで俺は奇妙な感覚を覚える。
このアイス、かさが増してるのだ。
しかも何かやけにクリームっぽい。
更に妙な赤い物体がついている。
それに何か震えているようにも見えるぞ。
まさに奇々怪々。超常現象。
ここは心霊スポットなのだろうか?
ここで俺は閃いた。
さては、俺のような不幸人間がクレープでも落として萎えてそのまま放っておいたな。
震えているのは炎天下で空気がどよんとしているせいだろう。
まぁ、折角の落とし台無し仲間のよしみだ。一緒片付けとこう。
そうして俺はその土と砂トッピング付きクリーム&アイスをゴミ箱のお口にインしてから、とぼとぼと帰路についた。
……ところで、この男は一つ、最も奇妙で、最も大事な事を見落としている。
その奇妙なクリームはぷるぷる震えている他にこんな音を出していたのだ。