【安価ss】ジガルデ（プラモデルになってしまった！）

ジガルデ（なぜだ！どうしてこうなった！というかこれは組み立て前の状態ではないか！）

ジガルデ（と言うことは…組み立てられるまで私は動けないと言うことか！？そういえば喋っているつもりなのに声が出ん…ど、どうすればいいのだ！？）

ジガルデ（た、頼むー！誰かー！誰か私を組み立ててくれーっ！！）

ｼ-ﾝ...

ジガルデ（…まあそうだよね、声出てないんだもん。誰も来るわけないよな）

ジガルデ（…しかし、本当に何故こんなことになったのだ…）

ジガルデ（私は確か急に気を失って…え？でも気失っただけで自分の体がプラモデルになるとか普通ありえなくない？）

ジガルデ（…ともかく、誰かに組み立ててもらわねば話が進まん…誰でもいい、頼むから私を行動可能な状態にしてくれ！このままでは体を動かすどころか声を出すことすらできない！）

ジガルデ（意識があるのに何もできないなんてどこのカーズだ！頼むー！！だーれかー！！たーすけーてー！！）


拾ったのは？
>>3

ゼルネアス

Z2

Z2「…む？これは…」

1/100パーフェクト・ジガルデ「」

Z2「余のプラモデルだと？誰だ勝手にこんなものを作った不届き者は…しかもこんな道端に捨ておって！」

ジガルデ（こ、この声…聞き覚えがあるぞ！私の片割れか！）

Z2「…仕方がない、余が作ろう。出来栄えを見てやる」

ジガルデ（おお！やったぞ！これで第一関門は突破した！）

〜Z2の家(？)〜

Z2「さて、どんなものか見せてもらおうか」

ジガルデ（…む？箱を開けられたはずなのに暗いまま…組み立てられるまでは体の機能は復活しないと言うことか…）

Z2「…大雑把な作りだな、ほとんどモナカでしかもシールが多い…説明書の作例を見る限りプロポーションは悪くないが…あまり褒められたキットではありませんな」

ジガルデ（ボロクソではないか！というか専門用語ばかりで何を言っとるのかさっぱり分からんぞ！）

Z2「…まあいい、著作権違反の商品故に作ってもすぐ捨てるだけだ、パパッと組み立ててやる」

ジガルデ（捨てるな！）


しばらくして…


Z2「出来たぞ。プロポーションは説明書通りそこまで悪くないが…色分けがシール頼りなのがやはり目立つな」

ジガルデ「助かった…これでようやく動ける…」

Z2「！？」

ジガルデ「恩に着るぞ我が同胞よ！これでようやく動けるようになった！」

Z2「な、なぜこんな姿に…？」

ジガルデ「分からん！だからこそ早急に元に戻る方法を見つけ出さねばならんのだ！こんな体では私の責務を全うすることができない！」

ジガルデ「…という訳で、私を元に戻す方法を共に考えて欲しい！」

Z2「…そうしたいのはやまやまだが、余も暇ではないのだ。悪いが他をあたってくれ」

ジガルデ「そんなぁ…」

ジガルデ（つーか暇じゃないなら私を作っていたのはなんなんだ？いやそうしてくれなければ事が進まなかったとはいえ…）

〜

ジガルデ（…という訳で、新たな協力者を探す為私は今外にいる）

ジガルデ（さらに最悪な事にこの体ではできることがほとんど限られてしまっている…）

ジガルデ（技は弱体化し、防御力はプラモデル故プラスチック相応になり、飛ぶスピードはまるでラジコン、さらに最高飛行可能高度は建物二階分という有り様だ…）

ジガルデ（…おまけにプラモデルが動いているのを誰かに見られでもすれば面倒に事になりかねん…協力者を探すとはいえ、出来るだけ人目を避けなければならんな）

ジガルデ「…ともかく、早急に元に戻らねば！あーだこーだと考えても仕方がない！行くぞ！」ｶﾁｬｯ!←足音

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ...
　

次は何が起こるか
>>7

おままごとに使われる

川に流される

〜

ジガルデ「ｾﾞｪ...ｾﾞｪ...」

ジガルデ（疲れた…全力疾走したというのにきゃつの家からわずか20メートルほどしか進んでいないとは…）

ジガルデ（…まあいい、少し休んでからまた…ん？）

ﾋﾞｭｵｵｵｯ!!

ジガルデ「うおお何だぁ！？突風か！？」

ﾌﾜｯ

ジガルデ「えっ…」

ﾋｭｩｩｩ-

ジガルデ「うわあぁぁーーーっ！！」

ジガルデ（し、しまったぁー！プラモデルになっているせいか体が異常に軽くなって…って！？」

ジガルデ「か、川！川が！川に落ちあああああああ！！」

ﾎﾟﾁｬﾝｯ

ジガルデ「な、流されブブブォブォッッボォッ！！助けtッブッブボボボボァッ！！」ｺﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ


どこに流れ着くか、もしくは誰に助けられるか
安価下

ザマゼンタ

〜

ジガルデ「…うぐぐ…」

ジガルデ（…こ、ここは一体…というか何故私はこんな変なポーズをしているのだ…？）

↓変なポーズ

ジガルデ（と、とりあえずここがどこなのか調べ…ん？なんだ！股間に何か刺さってて動け…ま、まずい！落ち…うわああああ！！」

ｶﾞﾁｬﾝｯ!

ザマゼンタ「？」

ジガルデ「いててて…何だあの支柱は！拷問器具か何かか！？それもあんなところに差し込むなど！」

ザマゼンタ「ぷ、プラモデルが喋って動いて…！？」

ジガルデ「む…？おお！これはザマゼンタ殿！」

ザマゼンタ「ええ！？しかもなんで俺のこと知ってんの！？いや本物のジガルデさんには会ったことあるけども！」

ジガルデ「そのジガルデだ私は！何故だか知らんがプラモデルになってしまったのだ！」

ザマゼンタ「ええ嘘ぉ…ロボットか何かじゃねーの？」

ジガルデ「違う！信じられんかもしれんが私は本物のジガルデだ！そうでなければ君の名も知らぬ筈だろう！？」

ザマゼンタ「ま、まあ言われてみれば…」

ジガルデ「私も困っているのだ！このままでは私の世界を監視するという責務が全うできぬ！何とか力を貸してくれないか！」

ザマゼンタ「しかし、そうは言われても…」

ザシアン「ただいまー」

ジガルデ「えっ…」

ザマゼンタ「ちょ姉貴！！そこ歩いたらダメ…」

ザシアン「は？」

ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷｯ!!

ジガルデ「ギャーーーーーーッ！！！」

ザシアン「うおあああジガルデさぁぁぁぁん！！」

ザシアン「…え？何？」

〜

ザマゼンタ「実はこういう訳らしくて…」

ザシアン「あ、ジガルデさんだったのね…」

ジガルデ「…下半身の感覚がない…」

ザマゼンタ「だって下半身なくなってるから…姉貴に踏み潰されて」

ザシアン「ほんとごめんなさい」

ジガルデ「い、いや、あんなところにいた私も悪かった…怪我はしてないかな？」

ザシアン「いや…まずは自分の心配して…？」

〜

ジガルデ「ううむ、しかしまいったな…これではまともに動けん」

ザマゼンタ「んー…だったら代わりのパーツ付けとけばいいんじゃないスかね」

ジガルデ「代わりのパーツ？」

ザマゼンタ「ハイ、生身の体がそんなになっちゃったならもう死を待つしかないスけど、プラモなら修理ききますんで、ポケプラっていうポケモンのプラモもありますし」

ジガルデ「なるほど…」

ザマゼンタ「関係ないプラモのパーツ使って魔改造するのも面白いかもしれませんよ？」

ジガルデ「ええ…」

ジガルデ（…とはいえ、私の下半身は見るも無惨な姿になってしまったし、改造でどうにかするしかないか…）

ジガルデ「…わかった、何か代わりとなるプラモデルを探して改造しよう」

ザマゼンタ「ウス、んじゃあ選びましょうか」

ジガルデ「その手でスマホ動かせるのか…」

ザシアン「あー、ソイツその手でスマホ弄るのに慣れるまでは5回ぐらい買い替えてますよ」

ジガルデ「あ、そうなの…」


何のプラモを買う？
安価下

タウリナーΩ

ダメならザク（ガンダム）

ザクなら分かるんでザクで進めさせていただきます

〜

ジガルデ「安いもので構わんよ、移動ができればそれでいい」

ザマゼンタ「そっスか？じゃあこれでいいですかね、積んでるやつですけど」

ジガルデ（あるんかい）

ザマゼンタ「組み立てますんでちょっと待っててくださいね」

ジガルデ「あ、ああ」

〜

ジガルデ「…」

ザマゼンタ「…」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ジガルデ（凄まじい体勢…）

ザマゼンタ「よし、出来た。これを後はこうして繋げて…」

ザマゼンタ「はいっ、どうっスか？」

ジガルデ「…まあ、悪くはないな…見た目以外は」

ザシアン「ﾌﾌｯ…w」

ザマゼンタ「姉貴のせいでこんななってんだからな？」

ザシアン「ご、ゴメン…w」

ジガルデ「ま、まあいいさ、とにかく世話になったね、感謝するよ」

ザマゼンタ「いえいえ」

ジガルデ「では私はそろそろ行くとする。また会おう」

ザマゼンタ「お気をつけてー」

〜

ジガルデ「…ふむ、なんだか歩き心地がいいな、接地性がいいのかもしれん」

ジガルデ「…ただ、足音が少し変なのが気になるな…」ﾄﾞｶﾝｯﾄﾞｶﾝｯ←足音

ジガルデ「…まあいい、それより元に戻る為の協力者を探さねば…ジラーチやアルセウス様のような願いを叶えられそうな力を持ってそうな協力者を…」


次は何が起こるか
>>17

>>17のセンスを見せてくれ

理解者だしサトシのゲッコウガに遭遇すれば進展しそう