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「うぅ・・・」
小さな手が肩を揺さぶる。
オレは重い目蓋を上げた。
塩辛い海の味に混じって、ほんのりと鉄の匂いを感じる。
「・・・ピカチュウ。無事だったんだな・・・よかった。」
ピカピィ・・・。
薄闇の中だけど、オレにははっきりとわかる。
オレの、最高の相棒だ。
黒々とした瞳に涙をいっぱいに浮かべて、ピカチュウが抱き着いてきた。
オレもピカチュウの背中に左腕を回す。
ちくしょう、思うように腕に力が入らないぜ。
いつもなら羽毛のように柔らかいはずの相棒の毛並は、海水と砂利でぺったりとなっていた。
「ピカチュウ、生きててくれてよかった。本当に良かった。」
どうやら、岩肌に抱き着くように引っかかっているうちに潮が引いたようだ。
運が良かったっていうべきかな。
オレは仰向けになり、ゆっくりと体を起こした。
ざらついた舌が全身の神経を舐めているような鈍い痛みに、思わず顔をしかめてしまう。