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【安価】エージェント探偵事務所

 ▼ 1 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/06/05 13:34:33 ID:uygQ.ugw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>2「ここが、『エージェント探偵事務所』………」

>>2「知人から聞いた話だと凄腕の探偵で頼りになるらしいけど……こんな繁華街から少し離れた裏道の雑居ビルに事務所を構えてる時点で……ホントかなぁ」

コンコンコン

???<どうぞ!

>>2「失礼します……」ガチャ



???「事件解決の近道は、優秀な探偵を選ぶこと……アナタは今、最も正しい扉を叩かれた」





インテレオン「ようこそ、エージェント探偵事務所へ!私、所長の……インテレオンです」ニコリ

>>2「は、はぁ……」



インテレオン「さて、自己紹介はここまでとして、ご用件は?何かご依頼でしょうか?」

>>2>>3
 ▼ 511 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/09 19:03:23 ID:RdcgQlhw [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜邸宅内の一室〜

クサイハナ「こちらにどうぞ」

グラシアナイト「失礼します」

クサイハナ「………よくよく見たらあんたらやけに若いな」

グラシアナイト「……一応新人なんですが、OJTの一環で先生が私達を向かわせるようにと」

クサイハナ「ふぅん、ってかあんたのその仮面は何?」

グラシアナイト「これは…………眼鏡です」

クサイハナ「ふぅん、ペルシアンの野郎もこんな若手弁護士しか雇えねぇとは、焼きが回ったもんだぜ」

グラシアナイト(このポケモン、ペルシアンとどういう関係なんでしゅかね。下手に聞けば弁護士じゃないことがバレてしまいましゅ……)

ちょっと困り顔しているグラシアナイトにベイリーフがスマホロトムを差し出す

ベイリーフ(これで、このポケモンが何者か分かるよ)ボソッ

グラシアナイト(ありがt………このポケモンも結構色々と晒されてますね、ネット恐るべし………)ボソッ



グラシアナイト「コホン……………あなたの本業はここの庭師だそうですね」

クサイハナ「まぁな」

グラシアナイト「裏で野獣先輩としてポケチューバ―活動しているのは、目立ちたいからだとか」

クサイハナ「……………誰がんなこと言った?ペルシアンの野郎か?」

グラシアナイト「それは守秘義務でお答えいたしかねます」

クサイハナ「………そいつは誤解だと弁明しておくぜ。俺はなぁ、目立ちたいんじゃなくってペルシアンの野郎から受けたストレス発散のために、野獣先輩として活動してたんだ」





グラシアナイト「でも、結果的にあなたの野獣先輩の動画が元で、ペルシアンが逮捕されてしまった」

クサイハナ「……………そーだよ、俺の体にグラシデアの花びらが付いててな、それが映ってるのに気付かずに動画投稿して、あっという間に警察に嗅ぎつけられちまった」

グラシアナイト「…………………………」



クサイハナ「…………ペルシアンの野郎、さぞかし俺を恨んでんだろうな?」

グラシアナイト「………本人の心象に関わるのでお答えいたしかねます」

クサイハナ「そうかい………でも、自業自得だ。ざまぁ見やがれ!」

グラシアナイト「…………………………」
 ▼ 512 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/09 19:19:03 ID:RdcgQlhw [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グラシアナイト「では、本題に入らせていただきます。伺いたいのはグラシデアの花を購入したときについてです」

クサイハナ「ふぅん、随分と過去に遡るんだな」

グラシアナイト「あなたも庭師なのでグラシデアの花の購入に何かしら関わってるものと思いまして」

クサイハナ「まぁな、一応業者から花が来て、花壇に植えるまで立ち会ったからな」

グラシアナイト「当時のことを詳しく聞かせてください」



クサイハナ「一ヶ月半くれぇ前かな、ペルシアンの野郎がグラシデアの花をいつのまにやら100本購入しやがって、それを俺が業者立ち合いの元、花壇に植えたわけ」

グラシアナイト「ペルシアンさんがグラシデアの花の購入取引をされていたことはご存じでしたか?」

クサイハナ「いや知らねぇ。でも密輸してきたもんだから俺には内緒でそういう話進めるだろ」

グラシアナイト「それはご尤も……グラシデアの花を運んできた業者は誰でした?」

クサイハナ「>>512だ。今思い出しても、なんか胡散くせぇ奴だった」

グラシアナイト「>>512………何かその>>512に変わったところはありませんでした?どんな些細なことでもいいです」



クサイハナ「……………そういやあの>>512、なんか>>513だったな」
 ▼ 513 ニドリル@ずぶといミント 21/07/09 19:21:30 ID:hd7ICMTU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レジスチル
 ▼ 514 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/09 19:21:48 ID:RdcgQlhw [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※すみません、安価また間違えたのでもう一度

グラシアナイト「では、本題に入らせていただきます。伺いたいのはグラシデアの花を購入したときについてです」

クサイハナ「ふぅん、随分と過去に遡るんだな」

グラシアナイト「あなたも庭師なのでグラシデアの花の購入に何かしら関わってるものと思いまして」

クサイハナ「まぁな、一応業者から花が来て、花壇に植えるまで立ち会ったからな」

グラシアナイト「当時のことを詳しく聞かせてください」



クサイハナ「一ヶ月半くれぇ前かな、ペルシアンの野郎がグラシデアの花をいつのまにやら100本購入しやがって、それを俺が業者立ち合いの元、花壇に植えたわけ」

グラシアナイト「ペルシアンさんがグラシデアの花の購入取引をされていたことはご存じでしたか?」

クサイハナ「いや知らねぇ。でも密輸してきたもんだから俺には内緒でそういう話進めるだろ」

グラシアナイト「それはご尤も……グラシデアの花を運んできた業者は誰でした?」

クサイハナ「>>514だ。今思い出しても、なんか胡散くせぇ奴だった」

グラシアナイト「>>514………何かその>>514に変わったところはありませんでした?どんな些細なことでもいいです」



クサイハナ「……………そういやあの>>514、なんか>>515だったな」
 ▼ 515 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/09 19:23:15 ID:RdcgQlhw [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※たびたびすみません、>>515>>516でお願いします。
>>514>>513採用します。
 ▼ 516 ナアーラ@ミックスオレ 21/07/09 19:30:50 ID:4GsMkVQw NGネーム登録 NGID登録 報告
動きに慣れが無かった
 ▼ 517 ォッシュロトム@マーシャドーZ 21/07/09 19:30:52 ID:d6Ao55R. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おびえていた様子
 ▼ 518 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/09 20:26:53 ID:RdcgQlhw [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クサイハナ「……………そういやあのレジスチル、なんか動きに慣れが無かったな」

グラシアナイト「動きに慣れが無かった?」

クサイハナ「ああ、どこかしどろもどろだったな。まぁ大方密輸がバレねぇかおどおどしてたんじゃねぇの?」

オシャマリ「レジスチルって、レジロックと全然違うじゃん」ヒソヒソ

ベイリーフ「受け子が複数人いるってことだよ、多分」ヒソヒソ

グラシアナイト「他に変わったこととかは?」

クサイハナ「あとはねぇな………つーかなんでんなこと聞くんだ?」

グラシアナイト「……少しでも密輸グループとの取引やら密輸グループの実体が分かれば、ペルシアンさんは騙されたとして情状酌量を狙えるからです」

クサイハナ「はん!あんな奴に情状酌量なんていらねぇよ」

グラシアナイト「そう仰らずにご協力お願いいたします………あの、グラシデアの花が植えられていた花壇を見せても?」





〜花壇〜

クサイハナ「ここだよ。と言っても見てわかる通り、全部警察に没収されて土しか残ってねぇがな」

グラシアナイト(ん?この土の匂い………)

ベイリーフ「あの、つかぬ事お伺いしてもいいでしょうか?」

クサイハナ「なんだ?」

ベイリーフ「クサイハナさんはどうしてここに残ってるんですか?」

クサイハナ「別に大した理由じゃねぇよ。>>519だからここに残ってるだけだ」
 ▼ 519 ガラティオス@もくたん 21/07/09 20:47:49 ID:d6Ao55R. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
屋敷を管理しないといけないから
 ▼ 520 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/09 20:57:42 ID:RdcgQlhw [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クサイハナ「屋敷を管理しないといけねぇからここに残ってるだけだ」

オシャマリ「ペルシアンさん逮捕されてるのに〜?」

クサイハナ「それでもここを開けるわけには行かねぇだろ。あいつ、かわいそーなことに童貞で身寄りもいねぇからなぁ」

ベイリーフ「つまり、この屋敷を相続できるポケモンがいない」

クサイハナ「そうだ!………それに、今のうちにこの屋敷堪能してーし(ボソッ)」

オシャマリ「なんか言いました〜?」

クサイハナ「いんや、なんでも!」

グラシアナイト「………取り合えず、聞きたいことは以上です。お話を伺わせていただきありがとうございます」ペコリ

クサイハナ「別に大したこと言ってねぇけどな。まぁ、あんたらもあのキザヤローの弁護頑張んなよ」

グラシアナイト「(気障野郎なんでしゅか)………恐縮です、それでは私達はこれで」





〜屋敷外〜

ベイリーフ「結局大した情報得られなかったね」

グラシアナイト「いえ、収穫はありました」

オシャマリ「え〜、今までの話で〜?」

グラシアナイト「いいえ、花壇の土からです」

ベイリーフ「土?土がどうしたの?」

グラシアナイト「あの花壇の土から>>521のにおいがしたのです」
 ▼ 521 ンパッパ@ダイゴへのてがみ 21/07/09 21:06:21 ID:glM2PM5U [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やどりぎのタネ
 ▼ 522 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/09 21:52:27 ID:RdcgQlhw [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グラシアナイト「あの花壇の土からやどりぎのタネのにおいがしたのです」

オシャマリ「やどりぎのタネ〜?」

ベイリーフ「ひょっとしてさっきのクサイハナの?」

グラシアナイト「ううん、あのにおいは、>>523のやどりぎのタネです」
 ▼ 523 ビィ@ハートアメざいく 21/07/09 21:55:57 ID:Oa8IZNIY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カイリキー♂
 ▼ 524 ラキオン@ガラナツのえだ 21/07/09 21:59:54 ID:glM2PM5U [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ベビィポケモン達の
(ナゾノクサやタネボーなどの)
 ▼ 525 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/09 22:17:02 ID:RdcgQlhw [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グラシアナイト「カイリキー♂のやどりぎのタネです」

オシャマリ&ベイリーフ「「はぇっ!?」」

オシャマリ「いやだなぁグラシアナイトちゃん、カイリキーは「やどりぎのタネ」覚えないよ〜?」

グラシアナイト「//////////」

オシャマリ「?どしたの〜?」

ベイリーフ「あのオシャマリちゃん、たぶんグラシアナイトちゃんが言ってる「やどりぎのタネ」は技の方じゃないと思うよ」

オシャマリ「じゃあどーゆー意味?」

ベイリーフ「そ、それは、その……………」

オシャマリ「?まぁ、そのカイリキー♂のやどりぎのタネが何だかよくわかんないけど、どーして土の中からにおいがしたの〜?」

グラシアナイト「い、いくつか可能性として考えられますが、最も希望的観測を言うと………」





グラシアナイト「運び屋がカイリキーという可能性があるということです」

ベイリーフ「いや希望的観測って……」

オシャマリ「運び屋って確か、密輸品を運ぶ係だっけ〜?」

グラシアナイト「係って……まぁ、そうですが」

オシャマリ「となると次はそのカイリキーを探すってことになるのかな?」

グラシアナイト「いや、カイリキーってこの世界に何匹いると思ってるんですか?そこからこのにおいの「やどりぎのタネ」を持つカイリキーを探しだすなんて………」
 ▼ 526 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 06:11:20 ID:LS3k3QUg [1/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ベイリーフ「……ダメ元でゴーリキー運送から当たってみる?」

グラシアナイト「な、なんですかそのゴーリキー運送って?」

オシャマリ「知らないの〜?ゴーリキー運送は最大手の運送会社で、配達から引っ越しまでなんでもやるのだ!」

グラシアナイト「そうなんですか。すみません、私かなり遠い所から来たので、そう言うことには疎くて……」

ベイリーフ「グラシデアの花を100本単位で運ぶとしたらトラックの運転は必須だし、それに合致するのはゴーリキー運送に属するカイリキーって可能性もあるかもよ」

オシャマリ「ここからだったら、ちょーど近くに配送センターもあるね〜」

グラシアナイト「そうですね、行ってみましょう」





〜ゴーリキー運送 配達センター〜

オシャマリ「ここが配送センターだね。ゴーリキー達、「セイヤッ!セイヤッ!」って言ってるね〜」

ベイリーフ「どう、グラシアナイトちゃん?」

グラシアナイト「……………こんなこともあるんですね」

オシャマリ「どしたの〜?」



グラシアナイト「………こ、この配送センターから、例のカイリキー♂の「やどりぎのタネ」のにおいがします」

オシャマリ&ベイリーフ「「ええっ!?」」

オシャマリ「じゃあここにいるんだね!ラッキー!」

ベイリーフ「ダメ元だったのに、まさか本当にいるなんて………」

グラシアナイト「この運は生かさないとですね………あの、すみません!」

ゴーリキー「へい?」

グラシアナイト「ここにカイリキーがいると思うのですが」

ゴーリキー「ああ、いらっしゃいやすけど、あんたらは?」

グラシアナイト(運び屋の可能性のあるカイリキーに接触でしゅからね、下手な身分を言ったら逆に警戒されるでしゅ。ここは………)

グラシアナイト「私達は、>>527です」
 ▼ 527 ガルカリオ@ヤチェのみ 21/07/10 06:45:04 ID:c8QQc18E NGネーム登録 NGID登録 報告
バイト希望
 ▼ 528 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 09:54:38 ID:LS3k3QUg [2/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グラシアナイト「私達は、バイト希望です」

ゴーリキー「バイト?若ぇ女子3人って今時珍しいな」

オシャマリ「そーゆーこと言うのセクハラだよ」

ゴーリキー「おっと悪ぃ、んでバイト希望がなんでカイリキーさんのとこに?」

グラシアナイト「カイリキー…さんのところに配属と聞いたので」

ゴーリキー「あっそ、カイリキーさんは向こうにいるぜ」

グラシアナイト「ありがとうございます!」





カイリキー「バイト希望?しかも俺のところに配属だと?」

グラシアナイト「はい、よろしくお願いします………」ペコリ

カイリキー「ふ〜ん、お前ら女子に荷物の配送が務まるんかねぇ」

オシャマリ「だからそーゆーこと言うのセクハラだよ!」

カイリキー「おおぅ、そいつはすまん」



ベイリーフ「………どう?その………やどりぎのタネの臭いは、やっぱりこのカイリキーの?」ヒソヒソ

グラシアナイト「間違いないです。こいつの股間からプンプンと臭ってます」ヒソヒソ

ベイリーフ「いや、今も臭ってるって………」ヒソヒソ



カイリキー「まぁ、こっちもポケモン手は大いに越したことはねぇからな、それこそ♀ポケの手も借りたいほどにな」

オシャマリ「だから、そーやって♂♀で差別するのはセクハラだよ〜」

カイリキー「悪ぃ悪ぃ……………ところでお前ら」
 ▼ 529 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 10:08:07 ID:LS3k3QUg [3/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告






カイリキー「……………口は堅ぇほうか?」

3人「!?」

カイリキーが少し声を落として3人に問いかける



グラシアナイト「………どういう意味ですか?」

カイリキー「いやな、実は明後日に大口の話があるんだよ。それも極秘の運送だ」

グラシアナイト「明後日に極秘の?」

カイリキー「そうだ、だから口が軽いと明後日の配送にちょいと困るわけだ」

オシャマリ「それなら大丈夫〜アタシ、口だけは堅いから!」

ベイリーフ「第一、配送先の住所とか配送物の内容とか、明後日に限らず機密情報とかは多いでしょう?」

カイリキー「まぁな、だがその中でも配送が絶対に外部に漏れちゃいけねぇやつだ………口が堅ぇって言うんなら、明後日の配送手伝ってくれねぇか?」

グラシアナイト「……………何を配送するつもりですか?」

カイリキー「おいおい、そいつ言ったら極秘じゃなくなるだろ?」

グラシアナイト「ええ、でも私達の手も借りるということは、かなり重量のあるものでしょうか?それだけでも教えてください」

カイリキー「………重量はねぇが、とにかく量が多い。それこそ俺だけで配送して納期までに間に合いそうにねぇくれぇのな」

3人「…………………………」

カイリキー「どうだ、俺の手伝いを引き受けてくれるか?報酬は特殊ボーナスも入って高ぇぞ」
 ▼ 530 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 10:21:04 ID:LS3k3QUg [4/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
3人が顔を見合わせて頷く

グラシアナイト「わかりました、引き受けましょう」

カイリキー「おおっ!そいつは助かるぜぇ!その代わり、この配送はぜってぇに他の奴に喋んなよ?」

オシャマリ「わかってるよ!お口をしっかりチャック!しとくから」

カイリキー「それとだ、一応お前らの実力も見ておきてぇから、明日も俺の手伝いしてくれや」

ベイリーフ「明日ですか?」

カイリキー「そうだ!構やしねぇだろ?学校があって無理だったらいいが」

グラシアナイト「………わかりました、手伝います」

オシャマリ「どうせ暫く学校ないしね〜」

カイリキー「学校がない?休校かなんかか?」

ベイリーフ「まぁ、そんなところです」

カイリキー「ふぅん、まぁいいや。そいじゃあ、明日と明後日よろしく頼むわ」

3人「はーい!」
 ▼ 531 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 10:36:02 ID:LS3k3QUg [5/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜翌朝 エージェント探偵事務所〜

ガチャ

インテレオン「おはようございます。今日はアナタがお手伝いですね」

テールナー「ええ………それよりも探偵さんちょっといい?」

インテレオン「何です?」



テールナー「いや、最近オシャマリの様子が変でさ」

インテレオン「オシャマリさんが?」

テールナー「そ、あの子昨日も今日も朝早くからどこかに出かけててさ」

インテレオン「別に早朝にどこかに出かけても、なにも不思議はないでしょう」

テールナー「それがね、オシャマリの親御さんにもどこへ行くか秘密にして出て行ってんのよ。しかもベイリーフも付き合ってるようだし」

インテレオン「ベイリーフさんって?」

テールナー「アタシ達の友達。あの場にはいなかったけど、あの子も結構サザンドラの被害に遭ってたわ」

インテレオン「そうですか、それで昨日も今日も朝早くから二人でどこかに出かけてると」

テールナー「そう言うこと。二人だけで朝早くから誰にも言わずにどっか行く、しかもそれが二日も続くって今まで無かったし」

インテレオン「まぁ、そういうときもあるでしょう」

テールナー「そうかな………」



コンコン!

インテレオン「おっと、早速クライアントですね。キミも失礼のないように」

テールナー「分かってるわよ」

インテレオン「どうぞ!」
 ▼ 532 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 10:45:28 ID:LS3k3QUg [6/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>533「失礼します……」ガチャ



テールナー「事件解決の近道は、優秀な探偵を選ぶこと……アナタは今、最も正しい扉を叩かれた」

インテレオン「ちょっ、なんでアナタが言うんですか!?」

インテレオン「ようこそ、エージェント探偵事務所へ!私、所長の助手の……テールナーです」キラッ☆

テールナーが決めポーズする





>>533「……………他当たります」

インテレオン「だあああああっ!待ってください!ウチの助手が失礼いたしました!!」

テールナー「優秀な探偵なのは本当よ。何しろあの中央高校の殺人事件も解決したんだから!」

インテレオン「ちょっ、アナタもそれ言っちゃいます!?」

>>533「………なんですかその事件?」

テールナー「知らないの?じゃあアタシが教えてあげるわ!」

インテレオン「なんでアナタが得意げなのですか………」

テールナーが中央高校の殺人事件のあらましをかいつまんで教える

>>533「その実績があるんだったら、優秀な探偵さんなんですね」

インテレオン「き、恐縮です………」

>>533「申し訳ありません、私北の国から参ったばかりなので、この国のことは知らなくて………」

インテレオン「き、北の国ですか!?それはまた遠い所から遥々………いえ、こちらこそ失礼いたしました。テールナーさん、お茶の用意を」

テールナー「はいはい」

インテレオン「………さて、ご用件は?」





>>533「シェイミ王女様を探してほしいです」
 ▼ 533 ガユキノオー@きあいのタスキ 21/07/10 10:50:18 ID:tMgAX6Jc NGネーム登録 NGID登録 報告
チェリム
 ▼ 534 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 11:03:39 ID:LS3k3QUg [7/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チェリム「シェイミ王女様を探してほしいです」

インテレオン&テールナー「「!!!???」」

ガシャーン!

インテレオンが目を見開き、テールナーがカップを落とす





テールナー「ご、ごめん!ででででも………」

インテレオン「………今、何と仰いました?」

チェリム「ですから、シェイミ王女を探して欲しいんです!」

テールナー「しぇ、シェイミ王女って、い、今行方不明の!?」

チェリム「そうです」

インテレオン「えっと、アナタは?」

チェリム「私、シェイミ王女の>>535を務めています、チェリムと申します」
 ▼ 535 ンドパン@プラスパワー 21/07/10 11:25:06 ID:XaewLq3w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メイド
 ▼ 536 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 12:34:29 ID:LS3k3QUg [8/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チェリム「私、シェイミ王女のメイドを務めています、チェリムと申します」

テールナー「メイドさん、ってことはシェイミ王女の世話役?」

チェリム「はい」コクリ

インテレオン「………まず、どうしてシェイミ王女が我が国にいると思われたのでしょう?」

チェリム「5日ほど前、シェイミ王女が王城から姿を消されて、丸1日捜索隊が国内を捜索しましたが見つからず、それで国外にいない可能性が濃厚になりました」

インテレオン「ええ、私もそれはニュースで存じております」

チェリム「それで、5日前に国外行きの便で、植物を荷物として取り扱った船や飛行機を洗いました、そして………」

インテレオン「その一つがこの国だったと」

チェリム「ええ」

テールナー「いや荷物ってことは、荷物に紛れて北の国から脱走しちゃったってこと?なんで気付かなかったのよ?というか植物ってどういうこと?」

チェリム「実は王女……………」











テールナー「はぁ!?いやいやいや、そんなのありえるわk」

インテレオン「実は私もそうだと思っていたところです」

テールナー「いや、探偵さん!?そんなアホみたいな話を信じるの?」

インテレオン「信じるも何も、チェリムさんの話が本当ならば、ラランテスさんがグラシデア花粉症になった理由に説明が付くんですよ」

チェリム「グラシデア花粉症………もし私の話が本当ならば、この国の国民にご迷惑をおかけし申し訳ありません」ペコリ

インテレオン「いえ、そんな………ところで、この国も決して狭くはありません。どうしてこの町に?」
 ▼ 537 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 12:44:22 ID:LS3k3QUg [9/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チェリム「一つはそのシェイミ王女が荷物に紛れて密航した船の到着がこの町の近くの港だったこと」

チェリム「もう一つはこの国にある北の国大使館から連絡があって、「グラシアナイト」と呼ばれる謎の仮面のポケモンが3日前からこの町で目撃されていることです」

テールナー「グラシアナイト?何よそれ」

インテレオン「グラシアナはグラシデアの花の学名ですね」





インテレオン「……………もしかしてそのグラシアナイトがシェイミ王女だと?」

チェリム「可能性は高いかと思います」

インテレオン「分かりました、ではそのグラシアナイトを探してみましょう」

テールナー「アタシも手伝うわ!」

チェリム「ありがとうございます」ペコリ
 ▼ 538 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 12:50:35 ID:LS3k3QUg [10/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜そのころ ゴーリキー配送センター〜

3人「おはようございます!」

カイリキー「おー来たか!じゃあ早速お前らの実力を見せてもらうぜ。と言っても、お前ら3人の荷運びで何が得意かを見るだけだから、いつも通りでいいぜ」

3人「はーい!」

カイリキー「今日の配送先は>>539>>540>>541の3つだ。それぞれをグラシアナイト、オシャマリ、ベイリーフが荷物を家まで引き渡してもらう」
 ▼ 539 ーケオス@とくせんリンゴ 21/07/10 13:04:50 ID:hHGADBgI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペルシアン(アローラ)
 ▼ 540 タチ@こうらのカセキ 21/07/10 13:05:30 ID:Np.QthXY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バクフーン
(仮眠中に天眼通でシェイミ王女の正体がバレた事でマグマラシはもちろん街中の騒動に巻き込まれるという未来が夢の中に出てきた事で、一人で作戦を練った結果、自ら囮になろうと敢えて購入した)
 ▼ 541 ルンゲル@フサパック 21/07/10 13:06:00 ID:D5NA6Bbg [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガルーラのお弁当屋さん?
 ▼ 542 マガル@ハートスイーツ 21/07/10 13:17:01 ID:HT4Q5XlA NGネーム登録 NGID登録 報告
>>540
カッコ内は無視でいいかと
 ▼ 543 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 13:18:26 ID:LS3k3QUg [11/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カイリキー「今日の配送先はアローラペルシアン、バクフーン、ガルーラの3つだ。それぞれをグラシアナイト、オシャマリ、ベイリーフが荷物を家まで引き渡してもらう」

オシャマリ「うっ!?」

カイリキー「?どうした?」

オシャマリ「な、なんでもないよ!アハハ……」

ベイリーフ「でもわたし達、運転免許もってません」

カイリキー「運転は俺がする。あんたらは配送先に着いたらトラックから荷物を出して、客に引き渡すだけでいい」

グラシアナイト「それなら分かりました」

カイリキー「じゃあ頼んだぜ!」



オシャマリ「………ねぇ、グラシアナイトちゃん」ヒソヒソ

グラシアナイト「何?」ヒソヒソ

オシャマリ「二番目のお客さん、多分顔見知りなんだ……」ヒソヒソ

グラシアナイト「そうなんですか?それだと私達の秘密裏の捜査もバレそうですね」ヒソヒソ

オシャマリ「うんうん、だから………」ヒソヒソ

グラシアナイト「分かってます………あのカイリキーさん」

カイリキー「あん?」

グラシアナイト「誰がどの家を担当するかは決まってないんですよね?」

カイリキー「まぁな」

グラシアナイト「でしたら、2番目のバクフーンの担当を私にしても問題ないでしょうか?」

カイリキー「いいし、ぶっちゃけ誰が誰を担当するかはお前らに任せるわ」

グラシアナイト「ありがとうございます!」

オシャマリ(ホッ………)



カイリキー「じゃあまずはアローラペルシアンの家だな、行くぞ乗れ!」

3人「はーい!」
 ▼ 544 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 13:38:41 ID:LS3k3QUg [12/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜そのころ ペルシアンの屋敷〜

チェリム「大使館に届いた目撃証言によると、この屋敷にグラシアナイトが出入りしたそうです」

インテレオン「ん?この屋敷は確か………」

テールナー「おっきいわね。でもどことなく廃れてる?」

チェリム「この屋敷は元々ペルシアンのお宅でしたが、グラシデアの不法所持が発覚して現在ペルシアンは服役中とのことです」

インテレオン「ああ、思い出しました。グラシデアの花密輸のクライアントの一人ですよ」

テールナー「グラシデアの花密輸って、今探偵さんが調べてるやつだよね?ということはそのグラシアナイトというかシェイミ王女もグラシデアの花の密輸を追ってるのかな」

チェリム「グラシデアの花密輸………」

インテレオン「当然アナタもご存じですよね?」

チェリム「ええ、国内でも問題視されているのですが、お恥ずかしい話ながら私達の国も密輸グループを摘発できずにいます」

インテレオン「恐らく国際的な密輸組織でしょう。一国だけでの摘発は難しいでしょうね」

チェリム「グラシデアの花は王女様が愛してやまない花です」

テールナー「だからこっそり抜け出して密入国までしてこんな無茶してるの!?」

チェリム「そうだと思います………」

インテレオン「とは言え、まだ状況証拠ですね。グラシアナイトがシェイミ王女でないという可能性は0ではありませんし………さて」



キンコーン

インテレオンが呼び鈴を押す

テールナー「いかにもお金持ちって感じの呼び鈴ね」

クサイハナ『合言葉は?』ガチャ

チェリム「人いるんですね、合言葉ってどういたしましょう………」

インテレオン「合言葉は存じ上げません、私エージェント探偵事務所のインテレオンです」

クサイハナ『今度は探偵か………何の用だ?』

インテレオン「実は昨日そちらに仮面のポケモンがいらっしゃったかと思いますが、そのポケモンについて少々お話を伺いたく参りました」

クサイハナ『仮面のポケモン?………ああ、あの妙な弁護士か』

チェリム「弁護士を名乗ったんですか……」

クサイハナ『どーぞ、上がってください』

インテレオン「失礼します」
 ▼ 545 イコグマ@かるいし 21/07/10 14:00:54 ID:D5NA6Bbg [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
合言葉言ってないのにホイホイ人あげちゃうガバセキュリティ笑
 ▼ 546 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 14:10:59 ID:LS3k3QUg [13/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜邸内の一室〜

クサイハナ「………あんたら探偵も3人なんだな」

インテレオン「探偵は私1人で、このテールナーは助手、こちらのチェリムはその仮面のポケモンの関係者です」

クサイハナ「あっそ」

テールナー「「も」ってことは昨日来た弁護士も3人だったんですか?」



クサイハナ「ああ、あんたと同じくらいの歳のオシャマリとベイリーフだった」

テールナー「え゛っ!?」

テールナー(ま、まさか、オシャマリとベイリーフ………グラシアナイトと一緒!?)

インテレオン「………その仮面のポケモンは弁護士として何を聞かれました?」

クサイハナ「1ヶ月半前のペルシアンの野郎がグラシデアの花を購入したときのことを聞いて来たな」

インテレオン「1ヶ月半前のことを?」

クサイハナ「ああ、なんでも密輸グループに騙されたとして情状酌量を狙うとかなんとか言ってたな」

インテレオン「何を話しました?」

クサイハナ「あの時立ち会ったのがレジスチルだったのと、そのレジスチルの様子を話したな」

インテレオン「レジスチル………」

クサイハナ「んで、その後はグラシデアの花が埋められた花壇を見せてって言われて案内して、その後すぐに帰っていったな」

インテレオン「そうですか………あの、私達にも花壇を見せてもらっても良いでしょうか?」
 ▼ 547 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 14:30:19 ID:LS3k3QUg [14/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜庭〜

クサイハナ「ここだよ。見てのとおり、グラシデアの花根こそぎ警察に没収されたから今はただの土しかねぇよ………てのをあの仮面の弁護士にも言った」

インテレオン「ふむ、確かに一見すると何の変哲もなさそうな土ですね。それで、ここを見たらすぐに帰ったと」

クサイハナ「ええ………っていうか探偵さん、あの仮面の少女達って弁護士だったんですか?」

インテレオン「恐らく、いいえでしょう」

クサイハナ「じゃあ、あいつらなんだったんっすか?」

インテレオン「それが分からないので今こうして調べています。因みに、その後彼女たちどこに行ったかわかりますでしょうか?」

クサイハナ「さぁね、そこまでは知らないねぇ」

インテレオン「そうですか………話は以上です、お時間取らせていただきありがとうございました」

クサイハナ「いいよ別に。その仮面の妙なポケモン、もし不審者だったらとっ捕まえてくださいよ?」

インテレオン「とっ捕まえるのは警察の仕事なので………あっそうだ、あともう一つだけ」

クサイハナ「何?」



インテレオン「先ほどアナタは、我々が呼び鈴を押したときに合言葉を要求しましたね、それは何故?」

クサイハナ「何故ってそりゃあんた、この屋敷に誰も彼も上げたりしませんよ。この屋敷に関わる連中に合言葉を覚えさせて、言えたら通してるだけです」

インテレオン「その割には我々や昨日の弁護士を名乗る少女達も上げてましたね?」

クサイハナ「あのねぇ、宅急便やら警察やら合言葉知らねぇ奴まで門前払いするか?必要に応じて合言葉知らねぇやつも上げてるだけだよ」

インテレオン「それはご尤も」

クサイハナ「もういいですか?」

インテレオン「ええもう結構です、では………」

インテレオンたちが庭を後にする





クサイハナ「……………クソ、合言葉をつついてくるたぁ、勘のいい奴。暫くは弁護士やら探偵は門前払いしとくか」
 ▼ 548 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 14:43:03 ID:LS3k3QUg [15/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜屋敷外〜

テールナー「これからどうする、探偵さん?」

インテレオン「大使館に寄せられた目撃証言を頼りに捜すか、ここら辺の住民に目撃証言を取るかですね」

テールナー「じゃあアタシが住民から情報得るよ。オシャマリとベイリーフも気になるし」

インテレオン「お願いします。では私達は目撃証言の場所を聞き込みましょう。大使館に寄せられた目撃証言は?」

チェリム「これです」

インテレオン「………公園、レジギガス園芸、ゴーリキー運送、ですか。ではまず公園から当たりましょうか」





〜アローラペルシアンの家〜

カイリキー「着いたぞ!ここのお届けもんは>>549だ」
 ▼ 549 ウマージ@おはなのおこう 21/07/10 14:54:58 ID:D5NA6Bbg [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ポケじゃらし
 ▼ 550 メモース@ネットボール 21/07/10 14:55:31 ID:ttK2i2/c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
海産物の盛り合わせ
 ▼ 551 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 15:19:24 ID:LS3k3QUg [16/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カイリキー「ここのお届けもんはポケじゃらしだ。誰が行く?」

オシャマリ「じゃあ、アタシが届けるね〜」

オシャマリがトラックから降りて荷物を取り出し、アローラペルシアンの家まで行く



カイリキー「…………………………」

オシャマリ「お届け物で〜す、ここにサインをどーぞ」ニコニコ

アローラペルシアン「あ、ああ……///」

カイリキー(客の応対は満点と言っていいが……)



オシャマリ「届け終わりました〜」

カイリキー(ここまで5分………這いずるように動くから仕方ねぇが、これは当日戦力にはなりそうにねぇな)

カイリキー「ああ、ありがとよ。次はじんつうりきバクフーン医院だな」

ベイリーフ「……ロトムナビの他に、紙の地図もあるんですね」

カイリキー「ああ、ロトムが何らかの理由で具合悪くなったとき用の保険だ」

グラシアナイト「…………………………」





〜じんつうりきバクフーン医院〜

<ピンポーン!

バクフーン「……んあっ!?」

仮眠していたバクフーンが飛び起きる

バクフーン「………なんだ夢か。変な夢だったなぁ、何故かシェイミ王女が出てきて、マグちゃんや街中が騒ぎになりそうだから、俺が一人で作戦を練って囮になってなんか購入したという………」

<ピンポーン!

バクフーン「………シェイミ王女が出てくる時点で荒唐無稽な夢だな、忘れよ………はいはいちょっと待って!」



バクフーン「どなた?」ガチャ

グラシアナイト「お届け物です」

バクフーン「お届け物?………ああ、もしかして>>552か!」
 ▼ 552 ガヘラクロス@レトルトめん 21/07/10 15:21:33 ID:IJ0kzCI6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オレンの実
 ▼ 553 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 15:33:25 ID:LS3k3QUg [17/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バクフーン「ああ、もしかしてオレンの実か!いやぁ、やっと届いたか」

グラシアナイト「ではここにサインを」

バクフーン「ああ………っていうかあんた、随分若いしなんだその仮面は?」

グラシアナイト「これは……………眼鏡です」

バクフーン「あっそ、まぁ頑張んなさいな」

グラシアナイト「ありがとうございました」

グラシアナイトが走ってトラックまで戻る

バクフーン「………足速いなあの子」



グラシアナイト「お待たせしました」

カイリキー(バクフーンの鈍い応対を差し引けば30秒以内、こいつはいい逸材だな)

カイリキー「ありがとよ、じゃあ最後はガルーラの弁当屋だ」

カイリキーのトラックが走り去る





バクフーン「………さてと、とりあえずコイツで処方箋作っt」

テールナー「あっ、ブラコン先生!こんにちは!」

バクフーン「ブラコンっ!?って、君はマグちゃんの友達の」

テールナー「テールナーよ。覚えておいてね」

バクフーン「ああそうだったね。でも、ブラコン先生は止めてほしいなぁ……」

テールナー「そんなことより、今アタシ達グラシアナイトを捜してるの」

バクフーン「グラシアナイト?なんだそりゃ?グラシデアの花の別名か?」

テールナー「なんでも、変な仮面をつけた謎のポケモンらしいよ。見なかった?」

バクフーン「仮面?………それなら、さっきの宅配便の子が眼鏡だと称していた仮面っぽいのつけてたが」

テールナー「宅配便!?どこの宅配便だった!?」
 ▼ 554 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 15:44:14 ID:LS3k3QUg [18/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ゴーリキー運送 配送センター〜

インテレオン「あのう、すみません」

ゴーリキー「はい、何でしょう?」

インテレオン「私、エージェント探偵事務所のインテレオンと申します」

ゴーリキー「探偵?何のご用でしょう?」

チェリム「私達、グラシアナイトという仮面のポケモンを捜しています」

ゴーリキー「仮面のポケモン?そいつは確かバイト希望の子ですが?」

インテレオン「バイト希望?今どちらに?」

ゴーリキー「今、カイリキーさんと一緒に配送に出てます」

インテレオン「そうですか、いつ頃戻ってこられますでしょうか?」

ゴーリキー「さぁ、戻ってくるのは大抵夕方ですが……急ぎだったら連絡しましょうか?」

インテレオン「あっ、お願いします」





〜ガルーラの弁当屋前〜

カイリキー「さて、着いたぞ!ここのお届けもんは>>555だ」
 ▼ 555 ズゴロウ@シュカのみ 21/07/10 15:59:31 ID:ura.H/fQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マトマのみ
 ▼ 556 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 17:19:24 ID:LS3k3QUg [19/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カイリキー「ここのお届けもんはマトマの実だ。ベイリーフ行ってこい」

ベイリーフ「はーい!」

ベイリーフがトラックから箱を背中に積んで店まで行く



ベイリーフ「お届け物でーす!」

ガルーラ「あらあらご苦労さん」

カイリキー(あいつはパワーはあるが、若干鈍いな。ないよりましかな)



プルルルルル…プルリル…ブルンゲル

カイリキー「ん?こんな時に誰だ?………はいカイリキー………ああ、今一緒にいるが?……………はぁ?探偵?」

グラシアナイト(探偵!?)

カイリキー「何でよ?………ああ………分かった、すぐ戻る」

カイリキーが電話を切る



ベイリーフ「お待たせしました!」

カイリキー「…………………………」

ベイリーフ「あの、カイリキーさん?」

カイリキー「………グラシアナイト、あんた何した?」

グラシアナイト「な、何って?」

カイリキー「とぼけんな!お前、探偵にマークされてるだろ?」

グラシアナイト「!?」

オシャマリ(探偵ってまさかおじさん!?どうしてグラシアナイトちゃんが?)

グラシアナイト「な、何のことですか!?私は探偵にマークされる覚えなど……」





カイリキー「……………すまないがグラシアナイト、お前は明日の仕事から降りてもらう」

グラシアナイト「えっ!?」
 ▼ 557 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 17:32:23 ID:LS3k3QUg [20/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カイリキー「当たり前だろ!明日極秘の仕事があるのに、探偵にマークされている奴を連れて行ったら、探偵に極秘の仕事を知られてしまうだろうが!」

グラシアナイト「そ、そんな………」

オシャマリ「ま、待ってよ!何かの間違いだよ!」

ベイリーフ「そ、そうです!それにグラシアナイトちゃんが抜けたら、明日の仕事に支障をきたすのでは」

カイリキー「お前ら二人がいりゃ十分だよ。とにかく、探偵にマークされてる奴に仕事は任せらんねぇ!」





グラシアナイト「……………わかりました」

オシャマリ&ベイリーフ「「グラシアナイトちゃん!!」」

グラシアナイトが二人に相槌を打つと自らトラックから降りる

カイリキー「ちょっと待ちな、持ってけ!」

カイリキーが数万ポケ入った紙袋をグラシアナイトに渡す

グラシアナイト「………これは?」

カイリキー「一応、今日のバイト代だ!手伝ってもらって助かったのは事実だしな」

グラシアナイト「ありがとう………ございます」

カイリキー「足が速ぇえの買ってたんだがな………残念だ」

カイリキーがそのままトラックを出す
 ▼ 558 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 17:38:43 ID:LS3k3QUg [21/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グラシアナイト「…………………………」



ガルーラ「何だい?トラブルかい?配送業者も大変だねぇ………っていうかあの仮面の子は何なんだい?」

テールナー「ハァ………ハァ………い、今仮面って」

ガルーラ「おやアンタは?」

テールナー「っ!いたっ!グラシアナイト!!」

グラシアナイト「っ!?」

テールナー「やっと見つけたわ!さぁ!エージェント探偵事務所まで一緒に来てもらいましょうか!」

グラシアナイト(こ、この子も探偵の一味でしゅか!?今捕まるわけにはいかないでしゅ!!)ダッ!

テールナー「ちょっ!?ま、待ちなさいっ!!」

ガルーラ「な、何だいあの子!?滅茶苦茶足速いねぇ……」
 ▼ 559 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 17:53:14 ID:LS3k3QUg [22/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ゴーリキー運送 配送センター〜

カイリキー「お待たせしました!俺がカイリキーです」

インテレオン「お忙しい所お呼び立てして申し訳ありません、エージェント探偵事務所のインテレオンです」

インテレオン「そちらに「グラシアナイト」と名乗る仮面のポケモンをバイトとして雇ってると伺いまして」

カイリキー「ええ、雇ってましたよ」

チェリム「い、今そのポケモンどこにいます!?」



カイリキー「………解雇しましたよ」

チェリム「えっ!?」

カイリキー「いやね、数時間試用してみたんだが、仕事でミスするわ、そもそも仮面被ったまま外そうとせずに胡散臭かったからで、配送中に下ろしました」

インテレオン「そうですか………どこら辺で下ろしました?」

カイリキー「ガルーラの弁当屋の近くだ」

インテレオン「………わかりました、それともう一つよろしいでしょうか?」

カイリキー「はい?」



インテレオン「そのグラシアナイトと一緒に、オシャマリさんとベイリーフさんも来てませんでしたか?」

カイリキー「ええ、彼女たちもバイト希望で来ましたね」

インテレオン「バイト希望………今彼女たちは何処に?」

カイリキー「明日の仕事があるんでもう帰しました。彼女たちも何かやらかしてるんですか?」

インテレオン「いえ、私の知っている子達というだけです。そうですか、バイトですか……」

チェリム「探偵さん、急ぎましょうよ!今ならまだそのお弁当屋さん近くにいるかも!」

インテレオン「分かってます。お忙しい所ありがとうございました」

カイリキー「ああ………」
 ▼ 560 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 18:40:48 ID:LS3k3QUg [23/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜夕方 オシャマリの家〜

オシャマリ「あっ、もっし〜!今まだ帰ってない?」

ベイリーフ『いや、今帰ったところ』

オシャマリ「どこ行っちゃんたんだろうね〜グラシアナイトちゃん」

ベイリーフ『あの後、よくグラシアナイトちゃんと落ち合う公園を探したけど、結局見つからなかったね』

オシャマリ「そうだね〜、インテレオンのおじさんに何故か目をつけられてるようだし、心配だよ〜」

ベイリーフ『どうするのオシャマリちゃん?』

オシャマリ「………アタシ達で止めようよ!グラシデアの花の密輸!」

ベイリーフ『そ、そんな!?危険すぎるよ!!』

オシャマリ「でも、グラシデアの花の密輸がどこで行われるか知れるチャンスだよ!」

ベイリーフ『でも………』

オシャマリ「それに、危険になったらアタシのいのちのしずくとベイリーフちゃんのいやしのはどうで戦意喪失させれば、大丈夫なはず!昨日のクサイハナさんのように」

ベイリーフ『そんなにうまくいくかな………』



オシャマリ「それに、向こうに着いたらおじさんに場所を連絡すればいいだけの話だし」

ベイリーフ『インテレオンさんに?』

オシャマリ「そ!なんでグラシアナイトちゃんを追ってるか知らないけど、もしかするとおじさんもグラシデアの花密輸を追ってるかもしれない」

ベイリーフ『そうか………そうだよね、今から知らせる?』

オシャマリ「ううん、グラシアナイトちゃんも言ってたけど、今知らせちゃうと密輸グループが場所を変える可能性があるって」

ベイリーフ『そっか………』

オシャマリ「だから、向こうについてから隙を見ておじさんに連絡しよ!ね?」

ベイリーフ『………分かったよ、それならわたしも頑張る!』

オシャマリ「ありがと、ベイリーフちゃん」
 ▼ 561 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 18:48:23 ID:LS3k3QUg [24/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜一方 エージェント探偵事務所〜

チェリム「結局、いませんでしたね………」

インテレオン「ええ、ガルーラさんによればテールナーさんに見つかったときに一目散に素早く逃げたそうで」

チェリム「王女様………」

インテレオン「恐らくもう町から外に出たでしょう………それはそうと、大丈夫ですか?」



テールナー「こ、これの………どこが大丈夫に………見えるのよ………」

テールナーがorzのポーズで足がプルプルと震えていた

テールナー「な、なんなのよ、あの子の速さ………も、もう足が動かない………」

チェリム「も、申し訳ありません、テールナーさん」ペコリ

インテレオン「とりあえず、テールナーさんは私が家までお送りしましょう。ゆっくり明日は休んでくださいよ」

テールナー「う………うん」



チェリム「それで探偵さん、明日は」

インテレオン「残念ながら明日は別の仕事がありますので……」

チェリム「そうですか……では明日は私一人で」





インテレオン「いいえ、その明日の仕事に、恐らくグラシアナイトが現れるでしょう」

チェリム「えっ?それってどういう?」
 ▼ 562 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 19:04:36 ID:LS3k3QUg [25/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜翌朝 ゴーリキー運送〜

オシャマリ&ベイリーフ「「おはようございます!」」

カイリキー「おう、時間通りだな!今日はいつものトラックとは違うトラックに乗る。で、それが駐車してる場所まで少し歩くぞ」

オシャマリ&ベイリーフ「「はーい!」」

カイリキー「と、その前にだ………」





カイリキー「まずはお前らのスマホロトムを没収する」

オシャマリ&ベイリーフ「「えっ!?」」

カイリキー「言っただろ、今回のは極秘の仕事だって。お前らのスマホロトムの位置情報で仕事が外部に漏れないようにするためだ!勿論、俺のもスマホロトムを電源Offにする」

オシャマリ&ベイリーフ「「…………………………」」

カイリキー「ほら早く!時間ねぇぞ!」



オシャマリ「ベイリーフちゃん………」ボソッ

ベイリーフ「一旦いう通りにしよう………」ボソッ

オシャマリ「………分かったよ、でも中を見たらメッ!だからね!」

カイリキー「んなもん見るかよ!電源切って保管するだけだ!」

オシャマリとベイリーフが渋々スマホロトムを渡し、カイリキーが電源を切る

カイリキー「よしっ!こっちだ、ついてこい!」

カイリキーに連れられ、2人が10分ほど歩くと……
 ▼ 563 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 19:15:05 ID:LS3k3QUg [26/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ベイリーフ「こ、これって………」

オシャマリ「確かタンクロリータって言うんだっk」

カイリキー「タンクローリーだ!!つーかタンクロリータってなんだよ、俺まで言いそうになるだろ」

オシャマリ「あはは、ごめ〜ん」

ベイリーフ「もしかして荷物って石油か天然ガスですか?そんなのも扱うんですか?」

カイリキー「まぁな、言っとくがこれは社内でも極秘だからな!易々しゃべるなよ?」

2人「はーい!」

カイリキーが2人を乗せ、タンクローリーを走らせる





〜どっかの工業地帯の港〜

カイリキー「着いたぞ!」

ベイリーフ「朝から車を走らせて、随分かかりましたね………今もう夕方近いですよ?」

カイリキー「ああ、ここが仕事現場だ」

オシャマリ「結局何運ぶの〜?」

カイリキー「アレだ」

カイリキーが港に停泊している巨大なタンカーを指さす



オシャマリ「でっかい船〜!」

ベイリーフ「正確にはタンカーだよ………球状のタンクがあるってことはLNGタンカーですか?」

カイリキー「そうだ!よく知ってるな」

ベイリーフ「学校で習いましたので………あの船の国章は北の国?ということは天然ガス?」

カイリキー「そこまで知ってんだったら結構。これからアレを運ぶぞ」

ベイリーフ「で、でもわたし達に天然ガスを運ぶって………」

カイリキー「ちゃんと安全を期しているから安心しな!タンカーに入るぞ」
 ▼ 564 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 19:26:53 ID:LS3k3QUg [27/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タンカーに近づく前に検閲所でタンクローリーを止める

コイル「身分証ヲゴ提示クダサイ」

カイリキー「はいよ」

コイル「………確認シマシタ、ドウゾ」

検閲所の遮断機が上がり、そのままカイリキーたちを乗せたタンクローリーは桟橋からタンカー内部に入っていった





〜タンカー内部〜

タンカー内部の一室、レジギガスの何倍はあろうかというタンクの前に、1匹のポケモンが数匹の護衛のポケモンと共にたたずんでいた

そのポケモンの前に、レジギガスが揉み手をしながらやってくる





レジギガス「ゴ機嫌イカガデゴザイマショウカ、>>565卿」
 ▼ 565 ルマユ@ズリのみ 21/07/10 19:29:22 ID:1cug/1O2 NGネーム登録 NGID登録 報告
ロズレイド
 ▼ 566 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 20:06:18 ID:LS3k3QUg [28/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レジギガス「ゴ機嫌イカガデゴザイマショウカ、ロズレイド卿」

ロズレイド「そりゃもう最高よ。何しろ、これだけグラシデアの花が売れるなんて初めてなんだから………そちらもお変わりなく?」

レジギガス「エエ、一週間前ニ100本購入シタ奴ガ部下ノバカデバレテ逮捕サレマシタガ、私ノトコロハ傷一ツツイテオリマセン」

ロズレイド「あら、あのペルシアン逮捕されちゃったの、可哀想に………」

レジギガス「エエ、全ク………」



暫くしてタンクローリーがタンクのある部屋までやってくる

レジギガス「時間通リデスネ、イツモゴ苦労様デス」

カイリキー「いいえ。で、今回がそのタンクの中に入ってる奴だな」

ロズレイド「ええ、もう天然の冷却ガスは全部排出済みだから、後はブツだけよ……開けなさい!」

ロズレイドの一声で護衛がタンクの扉を開ける





オシャマリ&ベイリーフ((うわぁ………))

タンクの中には冷却保存されたグラシデアの花が夥しく詰まっていた

カイリキー「………これが500平米分か」

ロズレイド「正確には100平米分よ。5つのタンク全てに入ってるわ」



カイリキー「うっし!お前ら出てこい!こいつらを運ぶぞ!」

オシャマリ「…………………………」

ベイリーフ「…………………………」

オシャマリとベイリーフが相槌を打って出てくる

レジギガス「アノ子達ハ?」

カイリキー「ただのバイトだ。ちゃんと秘密保持は徹底させてある」

ロズレイド「ふぅん、中々可愛い子達じゃない♡ま、今は一匹でも多くポケモン手が必要だから、可愛い子ちゃんも大歓迎よ♡」

オシャマリ「行くよ、ベイリーフちゃん」

ベイリーフ「うんっ!せーの………」
 ▼ 567 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 20:17:12 ID:LS3k3QUg [29/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ベイリーフ「いやしのはどう!」

オシャマリ「いのちのしずく!」

ホワワワ~ン!パシャン!

ベイリーフとオシャマリがその場のポケモン全員にいやしのはどうといのちのしずくを浴びせる



















ロズレイド「……………これは何の真似かしら?」

オシャマリ「き、効いてない………」

ロズレイド「気分はさっきよりもいいけど、カイリキー、ちょっと教育がなってなくって?」

カイリキー「す、すみませんっ!!お、おいお前ら!!何のつもりだ!!」

オシャマリ「あっ、え、えっと……その〜………」

ベイリーフ「な、長旅で疲れている妥当と思って………そ、それでいやしのはどうといのちのしずくを使いました」



ロズレイド「………ふぅん、つまりあなた達なりのおもてなしのわけね。気の利く子達♡」

オシャマリ「ううっ!?」ゾクッ

ロズレイド「でも今は、そんなことする時間も惜しいわ。さぁ早く運びなさい!」

カイリキー「は、はいっ!ほらお前達、運ぶぞ!」

ベイリーフ「ううっ………どうしよう、このままだとわたし達も運び屋だよ」ボソッ

オシャマリ「おじさん………助けて……………」





???「そこまでだっ!!」
 ▼ 568 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 20:29:31 ID:LS3k3QUg [30/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レジギガス「ダ、誰ダ!?」

ポケモン達が声のした方を一斉に振り向く





ベイリーフ「あ………」

オシャマリ「グラシアナイトちゃん?」



グラシアナイト「二人とも………もう大丈夫だからね。それとごめんなさい、結局巻き込んでしまって」

オシャマリとベイリーフが涙目で首を横に振る

カイリキー「て、てめ、なんでここが分かった!?」

グラシアナイト「昨日、あなたがスマホロトムと別に持っていた地図、そこにこの場所に印が付いていた」

カイリキー「うっ!?」

グラシアナイト「恐らく密輸したグラシデアの花を運ぶのに、ロトムナビはOffにするだろうから、あの地図はそのロトムナビの代わりに密輸の場所を示すものだった」

カイリキー「くぅぅ……………」

レジギガス「愚カ者ガッ!!マダ地図ナド使イオッテ………ツーカ、アイツヲ乗セテタノカ!?」

カイリキー「ば、バイト希望だって言ってたから………だが、あいつは探偵にマークされていたことが分かってすぐに下ろした!!」

レジギガス「バカガ!俺ガ言ッテルノハ乗セル前ダ!!「グラシアナイト」ノ「グラシアナ」ハ「グラシデアノ花」ノ学名ダ!!」

カイリキー「え゛っ!!??」

レジギガス「知ラナカッタノカ!?「グラシアナイト」トイウ名前デ気付クベキダッタンダヨ!!コノ、トクコウ65ノ単細胞メ………」

カイリキー「ううっ……………」
 ▼ 569 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 20:40:40 ID:LS3k3QUg [31/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロズレイド「……………これは驚きましたね、一週間ほど前に忽然と行方をくらましたあなた様と、まさかここで謁見できるとは」

グラシアナイト「北の国外務事務次官ロズレイド………国の象徴ともいえるグラシデアの花の密輸元があなただったなんて、非常に遺憾です」

ロズレイド「はんっ!国民全員を哀しみのどん底に陥れたあなたに言われたくありませんね!!行きなさいっ!!お前達っ!!」

ロズレイドが護衛の>>570達を差し向ける



グラシアナイト「………これは、謀反ですか?」

ロズレイド「いいえ、あなた様はこの先も見つからずに数年たてば失踪宣告される………ただそれだけのことですよ」

グラシアナイト「そう………」



>>570「か、覚悟しやがれ!」

オシャマリ「グラシアナイトちゃん!!」
 ▼ 570 ライオン@じしゃく 21/07/10 20:46:29 ID:Np.QthXY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
雇われたみなしごのベビーポケモン達
(ポッチャマとかアロコンとかユキメノコとか)
 ▼ 571 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 21:32:19 ID:LS3k3QUg [32/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポッチャマ「か、かくごしろ!!」

オシャマリ「グラシアナイトちゃん!!」

ポッチャマがつつこうとしたその刹那、グラシアナイトは瞬時に避け、そのままポッチャマはずっこける

ベイリーフ「えっ!?何今の動き!?」

オシャマリ「見えなかったよ〜」



ポッチャマ「ううっ………うぁああああああああああああああん!!いたいよぉおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

ずっこけて自滅したポッチャマが大泣きする

ロズレイド「こら!泣くんじゃありません!あなた男の子でしょ!?」

グラシアナイト「……………この子達は?」

ロズレイド「私が雇ったみなしごのベイビィポケモン達よ。私の言うことはちゃんと聞くいい子ちゃんたちなの♡」

グラシアナイト「…………………………」



ロズレイド「ほらほら!誰かポッチャマの仇をとるのよ!」

アローラロコン「よ、よくもポッチャマくんを!!」

アローラロコンがこなゆきで攻撃しようとするが

グラシアナイト「………遅いっ!」

それもグラシアナイトは瞬時に避け、そのままエアスラッシュを取り出してアローラロコンに向かってくる

アローラロコン「ひっ!?」

そして、アローラロコンの髪の毛にエアスラッシュの切っ先を柔らかく当てて寸止めする

アローラロコン「あっ………ああ………うわぁああああああああああああああああああああん!!!」
 ▼ 572 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 21:43:48 ID:LS3k3QUg [33/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユキメノコ「小さい子たちに手を上げて………ゆるさないっ!!」

グラシアナイト(このユキメノコ……見た目小学校低学年くらいだけど、進化の石を使わされたのね)

ユキメノコ「こおりのつぶて!!」

ユキメノコがこおりのつぶてをぶつけようとするが

グラシアナイト「…………………………」ガキンガキンガキン!

全て撃ち返す

ユキメノコ「えっ!?いたっ!!」

そのうちの一個がユキメノコのおでこに直撃する

ユキメノコ「ううっ……うぇええええええええええええええん!!いたいよぉおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

ロズレイド「ちょっ、あ、あなた達、何してんのよ!?」



ポッチャマ「ううううう………いたいよぉおおおおおっ………」

グラシアナイトがずっこけて膝を擦りむいたポッチャマに優しく手をあてる

ポッチャマ「えっ?」

グラシアナイト「ごめんなさいね………あなた達もこんな目に遭わせてしまって」

ポッチャマ「おねえ………ちゃん?」

グラシアナイト「オシャマリさん、ベイリーフさん!後の二人の手当てもお願いします!」

ベイリーフ「は、はいっ!!」

カイリキー「ちょっ!!お前ら、勝手なことしてんj」

グラシアナイト「どこを見てます?」

カイリキー「こ、こいついつの間に後ろn」

ズプッ!

グラシアナイトがカイリキーのケツの穴♂に思いっきりエアスラッシュを挿入する

カイリキー「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♂♂♂♂♂!!!!!」ドサッ!



カイリキー「」チーン

カイリキーは倒れた!

オシャマリ「うわぁ………」
 ▼ 573 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 22:01:18 ID:LS3k3QUg [34/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロズレイド「…………………………」

グラシアナイト「………ロズレイド卿、こんな幼い子達にまで辛い思いをさせて、あなたにはポケモンの心が無いのですか?」





ロズレイド「はぁ………流石は序列2位の騎士の称号持ちですね。小さい子相手にも容赦ない一撃、お見事です」パチパチパチ

ロズレイドがどこぞの総書記のように拍手する

グラシアナイト「…………………………」



ロズレイド「ですが、あまり調子に乗らないでいただきたい」

そう言うとロズレイドは両手の花びらから毒の棘のついた蛇腹剣のような弦を出す

ロズレイド「私も序列4位の騎士ですから、あなた様には負けませんわ」

グラシアナイト「ええ、今あなたにそのような序列を与えたことを後悔してます」

ロズレイド「ほざけ!!」ガキン!

ロズレイドが弦でどくづきをするが、グラシアナイトはすぐにエアスラッシュで受け止める



ロズレイド「あんたは前々から気に入らなかったのよ、王族だからいつも上から目線で………その減らず口潰してくれるわ!!」

グラシアナイト「奇遇ですね………私もあなたの政策はこのグラシデアの花密輸を抜きにしても思うところがあったのでね」

ロズレイドとグラシアナイトがどくづきとエアスラッシュで剣戟を繰り広げる
 ▼ 574 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 22:14:32 ID:LS3k3QUg [35/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オシャマリ「いや、どくづきとエアスラッシュってあんな技だったっけ〜?」

ベイリーフ「それ以前に今あのロズレイド、グラシアナイトちゃんのこと「王族」って言わなかった?」

オシャマリ「そ、そんなことより!今の内に逃げようよ!」

ベイリーフ「そうだね………皆立てる?」

ユキメノコ「うん………」

アローラロコン「ありがとおねえちゃん!」

オシャマリ「お礼はあとあと!今は逃げるよ!」

ポッチャマ「う、うんっ!」

オシャマリとベイリーフがみなしご3人を連れて、タンクローリーが来た方向へ逃げる



レジギガス「マ、待チヤガレ!俺ガ逃ガスト思ッタカ!!」

オシャマリたちが逃げるのに気づいたレジギガスが追いかけるが………



レジギガスは調子が上がらない!

レジギガス「オ、オノレェ………スロースタートメェエエエ………」

レジギガスがヨタヨタと追いかけ、あっという間にオシャマリたちと引き離される
 ▼ 575 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 22:18:34 ID:LS3k3QUg [36/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロズレイド「な、何やってんのよ、あの鈍間!」

グラシアナイト「くっ、向こうに加勢したいところだけど………」

ロズレイド「お前の相手はこの私でしょう!!「王女様」!!!」

ロズレイドが隙ありと言わんばかりにグラシアナイトにどくづきをかまそうとするが………



ズバッ!

ロズレイド「うぐぅ!?」

瞬時に避けたグラシアナイトがエアスラッシュで毒の棘の弦を切り落とす

ロズレイド「お、おのれぇええええええ………」

グラシアナイト「観念したらどうです?確かにあなたも強いですが、所詮序列2位と4位、差は歴然ですよ」





ロズレイド「………そうねぇ、確かに私「だけ」じゃあ貴方様には敵わないわね」

ガタッ!

ロズレイドがそう言った瞬間、誰かが物陰から出てくる

グラシアナイト「っ!?」

>>576「きぇえええええええいっ!!!」
 ▼ 576 ャタピー@キョダイパウダー 21/07/10 22:20:36 ID:KMVk8omA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペンドラー
 ▼ 577 ネネ@アクセサリーいれ 21/07/10 22:20:41 ID:D5NA6Bbg [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ
 ▼ 578 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 22:55:06 ID:LS3k3QUg [37/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペンドラー「きぇえええええええいっ!!!」

物陰から出て来たペンドラーがハードローラーでグラシアナイトにのしかかる

グラシアナイト「っ!!」ガシッ!

すぐにグラシアナイトがエアスラッシュで受け止め

グラシアナイト「はあっ!」ズバッ!

そのままハードローラーの隙間にエアスラッシュを埋め込み、ペンドラーの柔らかい腹に刃が当たる

ペンドラー「かはっ!!??」ドシーン!



ペンドラー「」チーン

グラシアナイト「ふぅ……………っ!?」ガキィン!

グラシアナイトの隙をロズレイドのもう片方の毒の棘がどくづきするが、刹那エアスラッシュで受け止める

ロズレイド「ふふふ、やられちゃったけどどう?ペンドラーちゃんのハードローラーは?」

グラシアナイト「…………………………」

ロズレイド「だけど、この子1体だけと思わないことね」



ロズレイドがそう言うと、ぞろぞろと背後のタンクの陰からペンドラーが現れる

グラシアナイト「……………いつの間にこんなに私兵を」

ロズレイド「どうかしら?怖気づいたかしら?」

グラシアナイト「………ええ、気味も趣味も悪くてちょっと引くのです」

ロズレイド「っ!!お前達!!やっておしまいっ!!!」

ペンドラー達「「「「「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」」」」」

グラシアナイト「………くっ!」
 ▼ 579 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/10 23:03:31 ID:LS3k3QUg [38/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜一方 オシャマリSide〜

オシャマリ「はぁ………はぁ………ねぇ、まだ全然出口見えないよ〜?」

ベイリーフ「はぁ………はぁ………タンクローリーでタンカーに入ってからあそこまでそれなりに時間かかったから、ポケモンの足だと相当かかるんじゃないかなと思う」

オシャマリ「そ、そんなぁ………」

ポッチャマ「も………もうはしれないよぉ」

アローラロコン「あたしも………」

ユキメノコ「二人とも、しっかりして!」

ベイリーフ「はぁ………はぁ………オシャマリちゃん、まだ体力ある?」

オシャマリ「はぁ………はぁ………おんぶでしょ?この子達くらいなら」

ベイリーフ「ありがと、じゃあポッチャマ君はわたしの背中に」

オシャマリ「ほらほらアローラロコンちゃん、アタシの背中においで〜」

ユキメノコ「あ、ありがとうございます!」

ユキメノコがポッチャマとアローラロコンをそれぞれベイリーフとオシャマリの背におんぶさせる



オシャマリ「はぁ………はぁ………よしっ!でも出口まであともう少しのはずだから、もう少し頑張ってみy」

>>580「そうはいくか!ここから先は通さんぞ!!」
 ▼ 580 ロトック@でんせつのメモ2 21/07/10 23:04:33 ID:rygMli2o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レジロック
 ▼ 581 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 08:15:28 ID:lKqc6AJg [1/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レジロック「ソウハイクカ!ココカラ先ハ通サンゾ!!」

ベイリーフ「あ、あなたは………」

オシャマリ「間違いないよ、多分受け子のレジロックだよ」

ユキメノコ「いやまちがいないのか、たぶんなのかどっちなの?」

レジロック「間違イナイホウダヨ!」

ベイリーフ「な、なんでこんなところにいるの?クライアントと直接取引するのに!?」

レジロック「フン!受ケ子ハ一人ジャナクテ何人モイルンダヨ。ソレニ、表向キハ園芸屋ノレジギガスサンハタダデタンカーノ中ニハ入レナイカラナ」

オシャマリ「どゆこと?あんただって園芸屋じゃないの?」

レジロック「園芸屋デモアリ、ガソリンスタンド屋デモアルノサ!ソウスリャ、俺ノ連レデレジギガスサンヲタンカーノ中ニ連レ込ンデモ、誰ニモ怪シマレナイ」

オシャマリ(。´・ω・)?

レジギガス「………頭ノ悪ィテメェラニコレ以上説明シテモ無駄ソウダナ、トニカク!ココカラ先ハ通サネェゾ!」

ポッチャマ「ううっ………こ、こわいよぉ………」

ベイリーフ「大丈夫だから、ね。オシャマリちゃん!」

オシャマリ「うん!」

レジロック「フン!テメェラノ戦闘手段ハレジギガスサンカラ連絡ガアッテ知ッテンダヨ!イヤシノハドウトイノチノシズクデ戦意喪失サセルッテナ。ソンナンデ俺ヲ」

オシャマリ「バブルこうせん!」

ベイリーフ「くさむすび!」

レジロック「チョッ!?攻撃シテクルナンテ聞イテn痛ェッ!!ツーカクサムスビハヤメrくぁwせdrftgyふじこlp!!??」

ドンガラガッシャーン!



レジロック「」チーン

オシャマリ「岩タイプ相手なら大人でも負けないよ〜」

ベイリーフ「さぁ、今の内に逃g」

ズシンズシンズシンズシン!

オシャマリ「ね、ねぇ、何この地響き?」

ベイリーフ「そ、それ以前に段々こっちに近づいてくる?ま、まさか………」

オシャマリとベイリーフが恐る恐る後ろを振り向く
 ▼ 582 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 08:24:19 ID:lKqc6AJg [2/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レジギガス「待テヤゴルァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

5人(;゚Д゚)

レジギガスが猛スピードで追ってきた



オシャマリ「に、に、逃げr」

オシャマリがそう言うのも虚しく、レジギガスが5人の前に回り込む

レジギガス「ハァ………ハァ………ヤット、調子ヲ取リ戻シタゾ………コノ状態ノ俺カラ逃ゲ切レルト思ウナヨ!!」

ベイリーフ「ううっ………」

レジギガス「ツーカテメェラ、ヨクモレジロックヲ………コノ落トシ前ハタダジャスマネェゾ、ア゛?」指パキパキ

オシャマリ「た、助けて………おじさん……………」





ブロロロロロ

レジギガス「ナ、ナンダ?後ロカラトラックノ音?」

レジギガスが振り向くと、後ろからトラックがやってくる

そしてそのトラックの運転席からひょろっとしたなりのポケモンが降りてくる





オシャマリ「あっ………お………おじさん………」ブワッ

インテレオン「お会いしたかったですよ、レジギガスさん」
 ▼ 583 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 08:38:21 ID:lKqc6AJg [3/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レジギガス「コレハコレハ………ドウシテココガ?」

インテレオン「どうしてって、今日がグラシデアの花が来る日でしょう?エンペルト様が待ちくたびれて下見に来たレジスチルさんから居場所を聞いてここまで来たんですよ」

レジギガス「レジスチルガ?ハァ、クライアントトハ言エベラベラ喋リオッテ………」

インテレオン「ああ、彼を責めないでください。恐らく数十億という金になるので、それを屋敷で取引するのも警察に嗅ぎつけられ危険があるので、彼と相談してここまで来たのです」

レジギガス「………ソウイウコトデスカ。トイウコトハソノトラックノ中ニオ金ガ」

インテレオン「ええ」

レジギガス「分カリマシタ。オイ、起キロ!」コツン!

レジロック「痛ェッ!?」

レジギガスがレジロックに拳骨を下ろして叩き起こす

レジギガス「受ケ子ノ仕事ダゾ!早クソノトラックノ中ノ金ヲ確認シテコイ!」

レジロック「ハ、ハイッ!」

レジロックがトラックの荷台の後ろ扉の方へ行く

レジギガス「イヤハヤ、オ待タセシテスミマセンネ」

インテレオン「ええ、私も待ちくたびれてましたから………」



レジロック「ナ、ナンダテメェラ!?ウワッ!!」

レジギガス「?ドウシt!?」

レジロックが荷台の扉を開けた瞬間、警察のコイルやレアコイルがなだれ込んでレジロックを取り押さえる

レアコイル「レジロック!グラシデアノ花密輸ノ受ケ子トシテ現行犯逮捕スル!!」

レジギガス「ナ、ナンデ警察ガ………!?」

インテレオン「あなた方を逮捕できるこの時まで、待ちくたびれましたよ」
 ▼ 584 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 10:23:03 ID:lKqc6AJg [4/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
インテレオンのトラックの後ろから続々とパトカーがサイレンを鳴らしてくる

エンペルト「警察だ!レジギガス!大人しくしろ!!」

レジギガス「エンペルト!?マ、マサカ、テメェラ………」

インテレオン「ああ、申し訳ない。私本当はこういうものでして」

インテレオンが名刺を見せる

レジギガス「タ、探偵!?テ、テメェラ………嵌メヤガッタナ!?ツ、捕マルワケニハッ………!!」ダッ!

レジギガスが回れ右をして来た道を引き返す

エンペルト「待てっ!!」

すぐにパトカーがレジギガスを追いかける





インテレオン「………大丈夫ですか?」

オシャマリ「おじさぁあああああん!怖かったよぉおおおおおおおおっ!!!」ブワワッ!

インテレオン「全く、こんな危険なことに足を突っ込んで………無事だったから良かったものの」

ベイリーフ「あ、あのっ!探偵さんっ!お、オシャマリちゃんを責めないでください!オシャマリちゃんは密輸グループの取引場所を突き止めようと………」

インテレオン「分かってます。というより、アナタ方へのお小言は後程………」



インテレオン「今は私もこの先にいるであろう、最も無茶しているグラシアナイトさんに用があるので………」
 ▼ 585 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 10:38:36 ID:lKqc6AJg [5/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜そのころ グラシアナイトSide〜

グラシアナイト「はぁ………はぁ………」

ペンドラー×20「」チーン

ロズレイド「流石は序列2位の王女様、多勢に無勢相手でもここまで粘れるなんてね。それに対して、ペンドラーちゃんたち情けないわねぇ……」



ロズレイド「でも、まだまだ私の可愛いペンドラーちゃんはいるわよ?」

グラシアナイトの周りにはまだ彼女が倒した数よりも一回り程多いペンドラー達が取り囲んでいた

グラシアナイト(な、何匹いるんでしゅか………)

ロズレイド「それにあなた、ペンドラーちゃんを倒すペース落ちてなくって?今は……おおっ、いい時間ですわね」

ロズレイドが手元の懐中時計を見ながらにやける

グラシアナイト(くっ、これが狙いでしゅか………悔しいけど、あいつの言うように段々力が入らなくなってるでしゅ………)

グラシアナイト(ただでさえ16時取引だったから、日没までの短時間に密輸グループを取り押さえようと思ってましたが、甘かったでしゅ………)



ロズレイド「これで分かったかしら「王女様」、世間知らずのあなたが単身密輸グループを止めようなんざ土台無理だって話がね!」

グラシアナイト「…………………………」

ロズレイド「さぁ、ペンドラーちゃんたち!今度は一斉よ!その世間知らずのお姫様に、世間の恐ろしさ思い知らせてやりなさいっ!!」

ペンドラー達「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」」」」」」

グラシアナイト(……………ここまででしゅか)
 ▼ 586 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 12:25:16 ID:lKqc6AJg [6/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズシンズシンズシンズシン! ウーッ!ウーッ!

ロズレイド「な、何よこの地響きは?何よこの音は!?」



レジギガス「ロ、ロズレイド卿!!オ逃ゲヲ!!」

コイル「大人シクシロ!!」

レジギガス「ハ、放シヤガレ!!」

結果的に袋小路に追い詰められたレジギガスがパトカーから飛び降りてきたコイルたちに取り押さえられる

ロズレイド「なっ!?な………な………」

グラシアナイト「こ、この国の警察?」

エンペルト「お前らもそのまま、大人しくしろ!!」

ペンドラー「や、やめろっ!!放せっ!!」

グラシアナイトを取り囲んでいたペンドラーも取り押さえられる





インテレオン「………ご無事で何よりでした、グラシアナイトさん」

グラシアナイト「あ、あなた………あの時のクライアント!?」

インテレオン「おやおや、一昨日のやり取りも見ていたのですか……想像以上にお転婆ですね」

グラシアナイト「……………ああ、そう言うこと。身分偽ってたのね、私もすっかり騙されたのです」

インテレオン「それは申し訳ない」
 ▼ 587 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 12:50:21 ID:lKqc6AJg [7/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロズレイド「あ、あ、あ、あなた方、何なんですか!?」

エンペルト「警察だ!北の国ロズレイド外務事務次官、あなたをイッシュ条約保護違反、ならびに輸入法違反、児童虐待、そして国家転覆罪で逮捕します!」

ロズレイド「はぁあっ!!??お前らみたいなよそ者の警察ごときが私にそんなことしていいと思ってんの!?そんなことしたら外交問題n」

チェリム「残念ですが、もうあなたにそんな権限はありません」

インテレオンが乗って来たトラックからチェリムが降りてくる



ペンドラーA「うげっ!?ちぇ、チェリム卿!?」

ロズレイド「こここここれは、チェリム「内閣官房副長官」殿………どどどどうしてここに!?」

インテレオン「…………あなた、シェイミ王女のメイドなのに、凄い役職だったんですね」

チェリム「黙っててすみません、シェイミ王女様のメイド兼内閣官房副長官です」

ロズレイド「わ、わた私にそんな権限がないとはどういうことでしょうか!?」

チェリム「こう言うことです」

チェリムが1つの封蝋で止められた巻物状の書状を出す

ロズレイド「がっ!!??」

インテレオン「あの封蝋は北の国の国章ですね」

グラシアナイト「それだけではありません、黒の封蝋は………」

ペンドラーB「そ、そんなまさか………ロズレイド様が………」





ペンドラーC「役職解任兼国外追放!?」
 ▼ 588 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 13:04:26 ID:lKqc6AJg [8/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロズレイド「なななな何かの間違いでしょう!?」

チェリム「いいえ、間違いではありません。ここに各大臣と国王様からの署名が記されております」

ロズレイド「こ、国王の意向ですって!?」

チェリム「ええ、そしてロズレイドが国家転覆しようとしたことを証明できる証人が記名と捺印すれば、あなたは晴れて外務事務次官の職を解かれ国外追放です」

ロズレイド「わ、私が国家転覆!?ななななな何を言って!?」

チェリム「各国が締結したイッシュ条約に違反して我が国の象徴たるグラシデアの花を密輸し我が国の信用を貶め、あまつさえ王女様を始末しようとした………逆にこれのどこが国家転覆ではないのでしょう?」

ロズレイド「そそそそそそれは……………」

チェリム「いずれにせよ、証人である私と王女様が記名と捺印をすれば、あなたはお終いです」

ロズレイド「く、くぅううううううううううううううううううううううううううっ!!!」



チェリム「後はお願いします。国外追放した輩が他国で罪を犯したのですから、その国の法で裁かれるべきでしょう」

エンペルト「は、はいっ!!さぁ、立ちなさい!!」

ロズレイド「お………おのれぇええええええええええええええええええええっ!!!」

ロズレイドがエンペルトに連行される

ついでにロズレイドの手下のペンドラー達やレジギガス、ケツを掘られて伸びてるカイリキーも連行された
 ▼ 589 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 13:34:51 ID:lKqc6AJg [9/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
暫くしてコイルやレアコイルたちが現場検証に入り、ガスタンクに冷凍保存されているグラシデアの花を押収し始める



チェリム「王女様っ!!!どれだけ多くの国民が心配したとお思いですかっ!!!」

グラシアナイト「ご、ごめんなさい………でも」

チェリム「貴女の気持ちは分かります。そして、証拠がなく中々ロズレイドを糾弾できずにいた私達の不甲斐なさも申し訳なく思っています………ですがっ!!!」

チェリム「だからと言って単身で乗り込むのは無謀すぎます………貴女を失って悲しむポケモン達のことも………どうか、お考えになって下さい………」

グラシアナイト「チェリム………本当に………ごめん………なさいっ!!!」

チェリムとグラシアナイトが抱擁し合って嗚咽する

チェリム「王女様………私ではなく貴女を失って心労をおかけし、悲しみにくれた国王様に、そして国民たちに謝ってください」

グラシアナイト「うん………わかってましゅ……………あの、探偵さん」

インテレオン「はい?」



グラシアナイト「あなたにも色々とご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」ペコリ

インテレオン「グラシアナイト……………いえ、シェイミ王女殿下、お目にかかれて光栄です。ですが、謝らなければならないのは私達の方です」

インテレオンが跪いて拝礼しながら彼女を怒らずに静かに口を開く

グラシアナイト「え、どうしてですか?」

インテレオン「我が国の一部の心無い国民が殿下の愛するグラシデアの花に手を出し、あまつさえその密輸を摘発できずにいた我が国の非礼及び無力さを深くお詫び申し上げます」

グラシアナイト「そ、そんな………」





オシャマリ「グラシアナイトちゃ〜んっ!!!」



グラシアナイト「オシャマリさん、それにベイリーフさんも………」

オシャマリ「無事でよかったよぉおおおおおっ!!!」

グラシアナイト「いえ、それはこちらのセリフです………二人も私のせいで危険な目に遭わせてしまって申し訳ありません」ペコリ

ベイリーフ「そ、そんなことないよ!あれはわたし達が勝手にやったことだから」

グラシアナイト「………あのポッチャマたちは?」

オシャマリ「大丈夫!警察に保護されたよ!」

グラシアナイト「そうですか、それなら良かった………」
 ▼ 590 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 13:54:53 ID:lKqc6AJg [10/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チェリム「あの、あなた方は?」

グラシアナイト「オシャマリさんにベイリーフさん、結果的に私が巻き込んでしまったポケモン達です」

チェリム「そうですか………あなた方も王女様の無謀な行動に巻き込んでしまい、私からも深くお詫び申し上げます」

オシャマリ「いやいや、だからアタシ達が勝手に王女様に付き合っただけd………ちょっと待って、今王女様って言ったよね?」

ベイリーフ「そ、それ以前に、あのロズレイドもグラシアナイトちゃんのことを王族って言ってたけど………どういうこと?」

グラシアナイト「……………それについても謝らなければなりませんね、実は私」

インテレオン「王女殿下、言わなくてももうすぐわかると思いますよ」



インテレオンがそう言うと、グラシアナイトの体が光に包まれる

オシャマリ「ぐ、グラシアナイトちゃん!?」

グラシアナイト「そっか………もう日没したんでしゅね。ずっとタンカーの中だったから分らなかったでしゅ」

光に包まれたグラシアナイトはそれまでの体躯のおよそ半分になり、背中に花束を持った小動物のような姿になる

そして仮面も、小型化した彼女の目元に収まりきらずに外れる





オシャマリ&ベイリーフ( ゚д゚)

オシャマリ「ちょ、ちょっと待って………その顔、見たことあるよ………」

ベイリーフ「い、いや、見たことあるどころか…………あ、あなたは………」



シェイミ「今まで黙っててごめんなしゃい。ミーは本当は北の国第一王女のシェイミでしゅ………」ペコリ

スカイフォルムからランドフォルムになったシェイミがお辞儀する





ドサッ!

オシャマリ&ベイリーフ「」チーン

シェイミ「オシャマリしゃん!?ベイリーフしゃん!?」ガビーン

インテレオン「ショックで気絶したようですね………」
 ▼ 591 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 14:41:39 ID:lKqc6AJg [11/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜5分後〜

シェイミ「あの、二人は?」

インテレオン「時間も時間なので、警察に家まで送り届けてもらいました」

インテレオン「親御さんには、朝からテーマパーク行って疲れて電車で寝過ごしてしまった、と伝えました」

シェイミ「そ、そうでしゅか………あの二人には最後まで迷惑かけっぱなしでしゅね」

インテレオン「二人はそう思っておりません。気になさることはありません」

シェイミ「………あの探偵しゃん、一つ聞かせてもいいでしゅか?」

インテレオン「ええ、どうぞ何なりと………」

シェイミ「そんな改まらなくてもいいでしゅよ。今回の密輸、場所は恐らくレジスチルから聞いたと思うのでしゅが………」

シェイミ「どうして密輸が今日だってわかったのでしゅか?場所と時間の二つが揃わないと、密輸の現場には辿り着けないでしゅ」

インテレオン「ええ、仰る通りです。ですが、一つだけ訂正させてください」

シェイミ「何でしゅ?」





インテレオン「私は時間も場所も、2日前から分かっていました」

シェイミ「えっ!?でも、場所はレジスチルから聞いたって」

インテレオン「申し訳ありません、あれは方便です。とはいえ、下見に来たレジスチルも確保しましたが」

シェイミ「じゃあ、どうやって分かったんでしゅか?」

インテレオン「グラシデアの花は、北の国の厳しい寒さの機構と、北の国ならでは養分を含む土がないといけません」

インテレオン「しかしそんなグラシデアの花をどうやって枯らさずに密輸するか、ずっと思案していました」



インテレオン「その結果辿り着いたのが、グラシデアの花を土ごと冷凍保存して密輸することです。グラシデアの花は寒さには滅法強いので、冷凍保存しても生きられます」

シェイミ「そうでしゅ………とはいえ、誰もタンカーの中なんて思わないでしゅ、ミーもこんな方法で密輸するなんて考えつかなかったでしゅ」

インテレオン「仰る通り、普通はタンカーのガスタンクの中に隠そうなんて誰も思いもしませんよ」

シェイミ「でも、探偵さんは初めからタンカーのタンクの中に隠して密輸すると思ってたのでしゅか?」

インテレオン「初めからというより、消去法でタンカーの可能性が高いと推理しただけです」

シェイミ「消去法……でしゅか?」
 ▼ 592 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 15:21:26 ID:lKqc6AJg [12/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
インテレオン「グラシデアの花は土ごと、しかも冷凍保存しなければならないので、冷凍保存設備は必須になって、1本密輸するだけでも場所を取ります」

インテレオン「しかもグラシデアの花の相場から言って数本単位ではなく数十本単位の密輸じゃないと成り立たないでしょう。となると密輸の船は必然的に大きくなります」

シェイミ「そうでしゅね」

インテレオン「船が大きくなると、一つ目の密輸の手段である「港以外の場所で輸入」はできなくなります。何しろ大きな船を海保にも気付かれずに停泊させるなど不可能に近いですからね」

シェイミ「確かに………」



インテレオン「そうなると密輸の手段としては「他の輸入品に隠す」か「検閲と税関が密輸グループに与している」かのどちらかとなります」

シェイミ「それはミーも知ってるでしゅ」

インテレオン「そこで、北の国からの輸入しているもので、大型船を必要とするものを調べました」

シェイミ「ミーの国が外国に輸出してるのは、常緑樹と海産物、そして天然ガスでしゅね」

インテレオン「ええ、その輸入品のうち、常緑樹や海産物を輸出入している船に隠すのはないと思いました」

インテレオン「何しろ土ごと冷凍保存して数本単位で密輸するのですから、常緑樹や海産物の輸出入船だと隠しきれませんよ、検閲や税関で一発で発覚してしまいます」



シェイミ「検閲や税関のポケモンが密輸グループとグルということはないんでしゅか?」

インテレオン「それは密輸グループの規模からしてないだろうと判断しました」

シェイミ「どうしてでしゅか?」

インテレオン「グラシデアの花密輸グループの特徴は、ごく一部の大富豪が取引相手というのがわかっていて、大々的に広く取引しているわけではありません」

インテレオン「そうなると密輸グループは警察の目を掻い潜るためにも、少数精鋭のはずになります」

シェイミ「確かに、あのブローカーのレジギガスが表向きは園芸屋を誰にも怪しまれずにやっていたあたり、そんな気はしたのでしゅ」

インテレオン「そして、大型船から輸入された常緑樹や海産物の検閲官は数十人にも及びます」

インテレオン「しかも定期的に検閲官の入れ替えも行っているので、そんな大量の検閲官を一度に懐柔することなんて、あの密輸グループにはできないと思いました」

シェイミ「それでも全員に金を握らせればできないことはないでしょ?」

インテレオン「警察や探偵にマークされることを極端に恐れているのですよ?そんなことして下手に警察に感づかれるようなリスクは冒さないと思います」

シェイミ「………そうでしゅね、考えてみればあのカイリキーもミーがあなたにマークされていることが分かった瞬間に外しましたし、結構姑息なグループでしたね」
 ▼ 593 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 16:43:31 ID:lKqc6AJg [13/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シェイミ「それで、天然ガスのタンカーに密輸している、という可能性が残ったわけでしゅね」

インテレオン「ええ、それに天然ガスのタンカーなら、グラシデアの花を密輸しても検閲官にバレない利点があります」

シェイミ「………まさかと思うのでしゅが、天然ガスのタンクなら検閲官が中身を確認できない、という単純な理屈でしゅか?」

インテレオン「その通りです、タンクの中身を確認してガスを吸ったり漏れ出たりしたら大変ですからね、普通はしません」

シェイミ「馬鹿げてましゅ………誰も思わないでしゅよそんなの。第一そんな天然ガスタンクの中にグラシデアの花を保管したら一瞬で枯れてしまうでしゅ!」

インテレオン「そう思うでしょう。でもこのガスタンクちょっとした仕掛けがあるのですよ。ご覧になりましょう」

そう言ってインテレオンが遠巻きにグラシデアの花が保管されているガスタンクの中をシェイミに見せる



シェイミ「………やけに天井が低いでしゅね」

インテレオン「グラシデアの花は確かに面積はとりますが、高さは必要としません。この天井の上には天然ガスが入ってます」

チェリム「つまり、二層構造ということでしょうか?」

インテレオン「そう言うことです。しかも天然ガスタンクに隠す利点がもう一つあります」

シェイミ「LNG、つまり天然ガスと言っても常温気体ではなく、液体まで冷やす………LNGのついでにグラシデアの花を冷却保存しているわけでしゅね、ずるいでしゅ」

インテレオン「仰る通り。そして検閲官がガスタンクの中身を確認できないという裏を突いてグラシデアの花をタンカーから外に持ち出していたのですよ」

シェイミ「そのカモフラージュがタンクローリーというわけでしゅね」

インテレオン「ええ、天然ガスの場合は外でタンクローリーを検閲します。それで問題が無ければタンクローリーを通す仕組みです」

インテレオン「この検閲は割と簡単に突破できます。何しろ運び屋が偽のガス専門業者のパスポートを作ってしまえばいいだけですし」

シェイミ「何よりも、タンクローリーのタンクの中身も検閲官は確認しない………例えその中にグラシデアの花が入っていたとしても、でしゅね」

インテレオン「その通りです。そして後は運び屋が受け子が経営するガソリンスタンドにグラシデアの花を運び、そして受け子がダミーの園芸屋としてクライアントに持って行く………というわけです」

シェイミ「すべて納得でしゅ………これをあのレジギガスと取引したときに考え付くなんて、驚嘆に値するのでしゅ」

インテレオン「恐縮です」
 ▼ 594 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 17:08:47 ID:lKqc6AJg [14/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シェイミ「ということは、ミーがどうやってこの国に密入国したかも、お分かりでしゅよね?」

インテレオン「ええ、王女殿下は………」





インテレオン「常緑樹の輸出船に紛れて乗って来た、そうでしょう?」





シェイミ「………そうでしゅ、今の状態のミーが丸まれば草むらと見分けがつかないでしゅからね」

シェイミ「チェリムがミーを探すように探偵しゃんに依頼したんでしゅよね」

チェリム「いいえ、私が依頼する前から探偵さんは貴女がこの国にいることが分かってました」

シェイミ「えっ!?いつから!?」

インテレオン「3日前に王女殿下がいなくなったニュースを見た時です」

シェイミ「そ、それだけで分かってしまったんでしゅか!?」

インテレオン「いいえ、実はその時丁度ある珍しい花粉症にかかったポケモンが私の下を訪れましてね」

シェイミ「………グラシデア花粉症でしゅか?」

インテレオン「そうです、グラシデアの花粉がそのポケモンが購入した盆栽についてましてね、その盆栽が北の国の常緑樹だったんですよ」

シェイミ「つまり………」

シェイミが背中からグラシデアの花を取り出す



シェイミ「ミーがスカイフォルムになるために持ち歩いていたこの花の花粉が、密航時にその盆栽についてしまったんでしゅね………」

インテレオン「ええ」

シェイミ「そのポケモンしゃんにもミーのせいで苦しい思いをさせてしまったのでしゅね………ごめんなしゃい」ペコリ
 ▼ 595 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 17:36:11 ID:lKqc6AJg [15/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
インテレオン「シェイミ王女殿下、実は私もどうしてもわからないことが一つだけあります」

シェイミ「何でしゅ?」

インテレオン「今回のグラシデアの花密輸は、恐らく我が国だけでなく、色々な国に密輸出してたと思います。その中で、どうして我が国に密入国したのでしょうか?」

シェイミ「………極めて単純な話でしゅよ。きっかけは2週間くらい前、ミーがたまたま夜中に起きて王城を散歩していた時でしゅ………」





〜2週間前 北の国王城〜

シェイミ『はぁミーとしたことが、寝る前に読書しながらエネココア飲んだのが祟ったでしゅ………こんな夜中にお花を摘みに起きることになるとh………?』

シェイミ『今話し声が聞こえたでしゅ、こんな夜中に誰でしゅか?………ロズレイドの部屋から聞こえるでしゅね』





シェイミ「ちょうど通りがかったロズレイドの部屋から話し声が漏れてたのでしゅ。ミーは物音に敏感でしゅし」

インテレオン(だからそんなに足速いのですね)

シェイミ「それにロズレイドの部屋の扉が若干半開きになってたのでしゅ。それでミーが耳を半開きになっている扉の隙間に耳を欹てると………」





ロズレイド『………たったの20本しか受注できなかったの?最近あなたの国しけてない?…………生活安全課がマークしてるとかじゃなくて、単純に……国が不景気なんでしょ?』





インテレオン「成程、その時にロズレイドが我が国を口にしていたと」

シェイミ「そうでしゅ。それに外務事務次官のロズレイドが夜中に畑違いの貿易の話をするなんて変すぎるのでしゅ」

シェイミ「そして、ロズレイドがグラシデアの花密輸に関与している疑いは前々からあったのでしゅ。最も証拠が上がらずに糾弾できなかったでしゅが」

インテレオン「ええ、そうチェリムさんも言ってましたね」

シェイミ「だからピンと来たのでしゅ、これはきっとグラシデアの花密輸の話だって」
 ▼ 596 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 20:18:17 ID:lKqc6AJg [16/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロズレイド『………まぁ20本でも全く売れないよりはマシね………わかってるわ、×日にはそっちに着くわ………待ってなさい』





シェイミ「×日にこの国にグラシデアの花が密輸されることから逆算して、一週間前の未明に王城から抜け出して港に向かったのでしゅ」

インテレオン「そして、グラシデアの花がこの国行きの常緑樹の輸出船にあると見越して、密航したと」

シェイミ「そうでしゅ、木を隠すなら森の中だと思って探し回ったのでしゅが見つからず、それならこのまま、この国に入国してブローカーを探した方が良いと思ったんでしゅ」

チェリム「だからと言って、どうしてそんな無茶を……ロズレイドの話を私や国王様に伝えればよかったのではないでしょうか?」

シェイミ「録音してたわけじゃないし、お父様やチェリムに報告したら絶対ロズレイドを詰問して、いつものように知らぬ存ぜぬでのらりくらり躱されると思ったからでしゅ」

シェイミ「それにそうなれば、ロズレイドはほとぼりが冷めるまで密輸を先延ばしにするだろうし、それなら密輸の現場を押さえて物証を示した方が速いと思ったんでしゅ!」

インテレオン「無茶をする上に、せっかちなお方ですね」

シェイミ「そりゃせっかちにもなるでしゅ!密輸のせいでグラシデアの花は年々数が減っていって、このままじゃあ………」

インテレオン「………今のは殿下のお気持ちを熟慮できなかった失言でした、申し訳ありません」

シェイミ「………いいのでしゅ、ミーも危ない橋を渡ったせいで多くのポケモンに心配をかけた上に、この国のポケモン達まで騒動に巻き込んでしまったのでしゅ」



シェイミ「北の国第一王女として、改めて深くお詫び申し上げるのでしゅ………」ペコリ

シェイミが深々と頭を下げる

インテレオン「畏れ多いです………」
 ▼ 597 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 20:32:30 ID:lKqc6AJg [17/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シェイミ「………探偵さん、そのグラシデア花粉症にかかってしまったポケモンしゃんはどうしてましゅ?」

インテレオン「今はくしゃみ止めを処方してもらって、特効薬を待っている状態です」

シェイミ「でも、特効薬にもグラシデアの花が必要なのでしょう?しかも、密輸のせいでグラシデアの花は正規でも手に入りづらいと聞いたでしゅ」

インテレオン「ええ、数か月はかかると聞きました」





シェイミ「……………それなら、ミーのこのグラシデアの花を差し上げます」

インテレオン「えっ!?」

チェリム「お、王女様!それは……」

インテレオン「そうですよ、殿下にとって大切なものではありませんか!?いただけません!!」

シェイミ「ううん、貰ってくだしゃい。この国に迷惑をかけてしまったミーのお詫びの品でしゅ。それにミーはこの花を持つ資格はないでしゅから………」

チェリム「王女様………」

シェイミ「今回の件で思い知ったのです、ミーはまだまだ浅はかだったって……だからこの花を持つに相応しくなるまで、北の国第一王女としてもっと研鑽を積むのでしゅ!」

インテレオン「………あい分かりました。それでは有難く頂戴させていただきます」

インテレオンがシェイミからグラシデアの花を拝受する





シェイミ「そういえばお礼がまだだったでしゅね………探偵さん、この度は本当にありがとうございましゅ!この御恩は一生忘れないでしゅ!」

インテレオン「勿体なきお言葉………」
 ▼ 598 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/11 22:03:11 ID:lKqc6AJg [18/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜3日後 エージェント探偵事務所〜

ニュースキャスター『次のニュースです。10日前に行方不明となっていた北の国第一王女のシェイミ王女が、無事発見されたことが今日明らかになりました』

ニュースキャスター『北の国によると、10日前シェイミ王女は……』

ハリボーグ「シェイミ王女、無事帰国されたんですね」

インテレオン「ええ」

ハリボーグ「オシャマリちゃんたちはシェイミ王女に会えたんでしょうか」

インテレオン「残念ながら、シェイミ王女は不法入国だったのですぐに大使館に身柄を引き渡されて、そのまま北の国へ送還されたそうですよ」

ハリボーグ「そっか、そうだよね………」

インテレオン「でも、大使館に戻った後に彼女たちに書置きの手紙を書いて行ったそうです」

ハリボーグ「なんて書いてありました?」

インテレオン「彼女たちを巻き込んでしまったこと、自分の身分を隠していたことについての謝罪と、自分の密輸捜査に協力してくれた感謝の言葉が書いてありました」

インテレオン「私が手紙を渡して、それを読んでオシャマリさんもベイリーフさんも感泣してましたよ」

ハリボーグ「そ、そう。それでオシャマリちゃんは………」

インテレオン「勿論叱りましたよ、彼女たちもなんの相談もなしに危険なことに首を突っ込んだのですからね。暫くは助手も謹慎です」

ハリボーグ「そう、ですか………でも、私からも言わせてください、オシャマリちゃんは悪気があったわけじゃ」

インテレオン「分かってますよ………ああそうだ、ラランテスさんもシェイミ王女のグラシデアの花で特効薬が出来て、グラシデア花粉症が完治したそうです」

ハリボーグ「本当ですか?と言っても私はよく知らないですけど、良かったですね」

インテレオン「ええ、それに密輸の首謀者であるロズレイドが逮捕されたことにより、今各国でグラシデアの花密輸グループが検挙され出してるとのことです」

ハリボーグ「じゃあ、もうグラシデアの花が密輸されることもなくなるんだね!」

インテレオン「ついでに押収したグラシデアの花も北の国に続々と返還されています。これで北の国のグラシデアの花畑も元に戻ることでしょう」

ハリボーグ「これで一件落着だね」

インテレオン「ええ、チェリムさんからはあり得ない程の謝礼もいただきましたし」

ハリボーグ「えっ、それっていくら?」

インテレオンがハリボーグを手招きして額を耳打ちする



ハリボーグ( ゚д゚)

インテレオン「そろそろこれで溜まったツケも返せますかね」

ハリボーグ「いや、それどころか探偵事務所ももっと良い立地に構えられますよね!?」

インテレオン「そうですか?それは考えてませんでしたね………これを機に検討してみますかね」
 ▼ 599 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/12 20:28:16 ID:KUB6m1Qk [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
インテレオン「それはそうと、今シェイミ王女のスピーチが映し出されてますね」





シェイミ『………親愛なる北の国の国民諸君、この度はミーの身勝手かつ浅はかな行動で多くのポケモン達に悲しみと心労をおかけしたことを、心より深くお詫び申し上げましゅ』ペコリ



シェイミ『既に話を聞き及んでいるポケモンもいると思いましゅが、ミーは10日前、この北の国の大地に気高くそして美しく咲き誇るグラシデアの花を救うため、無謀な冒険の旅に出ました』

シェイミ『当時のミーは気が急いていたのでしゅ、一刻も早くグラシデアの花を無慈悲に摘み取り、そして高値で諸外国に売りさばこうとする魔手から守ろうと……』

シェイミ『でもその結果、多くのポケモン達に多大な心労と哀しみを与え、あまつさえ潜伏先の国で何の罪もないポケモンに重い病を煩わせ、二人の勇敢な若い命まで危険にさらしたのでしゅ』

インテレオン(大げさですね………グラシデア花粉症は重篤な病ではありませんよ)

シェイミ『何よりも、ミー一人でグラシデアの花密輸グループを摘発できるという思い上がりもあったのでしゅ。現地の警察や探偵が駆け付けてくれなければ、恐らくミーの命はなかったでしゅ』

シェイミ『今回の冒険で、ミーの未熟さや浅はかさを身をもって知ったでしゅ。この国だけでなく、潜伏先の国でも民達をミーの身勝手に巻き込んでしまった………』



シェイミ『そんなミーに、この国の王女である資格はないかもしれないでしゅ』

インテレオン「…………………………」





シェイミ『だから誓うのでしゅ、ミー…いや私はこの国の象徴である気高く美しいグラシデアの花に恥じぬよう、強く優しくそして思いやりのある女性になると!』

シェイミ『そのためにも、文武だけでなく精神面も研鑽を積み、二度と皆を悲しくそして辛い思いをさせないと、ここに誓うのでしゅ!!』



シェイミ『………今はまだ、このように抽象的で稚拙なことしか皆の前で言えないでしゅ。でも、こんな私をもし皆が王女だと認めてくれるなら、私はその期待に応えたいでしゅ!!』
 ▼ 600 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/12 20:35:38 ID:KUB6m1Qk [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告










パチパチパチパチ

シェイミ『!!』

シェイミのスピーチが終わって暫しの静寂の後、国民の中からぽつりぽつりと拍手の音が聞こえ、やがてそれは大喝采に変わる



ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

国民A『シェイミ王女殿下万歳!!』

国民B『あなたは立派な王女様です!!』

喝采の中からシェイミを称える声も聞こえる





シェイミ『皆………ありがとうでしゅ………』ペコリ

シェイミが感謝の涙を浮かべながら国民たちの前で深々とお辞儀をする





インテレオン「これだけの国民に愛されているのです。シェイミ王女は王女の資格は十分にあると、私も思いますよ」

ハリボーグ「そうだね……」
 ▼ 601 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/12 20:46:27 ID:KUB6m1Qk [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
インテレオン「さて、今日ははキミが助手ですね、ハリボーグさん」

ハリボーグ「はい、よろしくお願いします」

インテレオン「オシャマリさんにも言ったけど、キミも危険なことにはくれぐれも首を突っ込まないように、もし判断に迷う場合はすぐに私に相談すること、いいね?」

ハリボーグ「はい、分かっています!」

インテレオン「それならよろしい……」



コンコンコン

インテレオン「来ましたね。キミなら大丈夫だと思うけど、失礼のないように」

ハリボーグ「はい!」

インテレオン「どうぞ!」

>>602「失礼します……」ガチャ



インテレオン「事件解決の近道は(中略)ようこそ、エージェント探偵事務所へ!私、所長の……インテレオンです」ニコリ

ハリボーグ(やっぱりやるんだ、その決め台詞?)

>>602「ど、どうも………」

インテレオン「ハリボーグさん、お茶の用意を」

ハリボーグ「はい」



インテレオン「さて、ご用件は?」

>>602>>603
 ▼ 602 ャモメ@かくとうジュエル 21/07/12 20:48:58 ID:2aaA0pnY NGネーム登録 NGID登録 報告
マルマイン
 ▼ 603 コドラ@ボロのつりざお 21/07/12 20:49:12 ID:RFp6wpgA NGネーム登録 NGID登録 報告
痩せたい
 ▼ 604 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/12 21:04:35 ID:KUB6m1Qk [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マルマイン「痩せたい」

インテレオン「」



インテレオン「……………えっと、ここがどこだか分かってます?」

マルマイン「探偵事務所でしょ?」

インテレオン「ならば話は早いです。痩せたいのであればお医者さんに相談するか、スポーツジムに行って運動するかしt」

マルマイン「それはしましたよ!でも一向に痩せないんですよ!!これはもう事件でしょ!?」

インテレオン「いや、なんで一向に痩せないことが事件なんですか!?しかも探偵である私n」

マルマイン「お願いします!オレの一向に痩せない事件を解決してください!!このままじゃあオレ………オレ………」

インテレオン「お、落ち着いてください!痩せたい気持ちは分かりますが、それを探偵に頼まれても困r」



マルマイン「だいばくはつしてしまいますっ!!!!」

インテレオン「はぁっ!!??」

マルマイン「う、嘘じゃありませんっ!!このまま痩せずに太り続けたら破裂して、そのままだいばくはつしてしまうんだ!!オレはまだ死にたくねぇよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」

インテレオン「わ、分かりました!!!話だけは聞きましょう!!!だから落ち着いて!!!」

ハリボーグ「………インテレオンさん、これお茶だした方が良いんですか?」

インテレオン「な、何淹れました?」

ハリボーグ「ロズレイティーです」

インテレオン「ああそれはナイスです。紅茶を飲めば落ち着きますからね……さぁさぁ、どうぞ」

マルマイン「紅茶なんか飲んだら余計太っちまうよぉおおおおおおおおおおおっ!!!!」

インテレオン「こ、紅茶くらいで太りませんよ!!だ、大丈夫ですから、落ち着いてください!!」

ハリボーグ「………しばらく待った方が良いかも」
 ▼ 605 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/12 21:16:52 ID:KUB6m1Qk [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜5分後〜

インテレオン「………少しは落ち着きましたか?」

マルマイン「す、すんません………」

インテレオン(でも確かに良く見ると太ってるというか大きいですね。私が立った時と同じくらいの高さでしたし)

ハリボーグ「あ、あの、良かったらどうぞ、ロズレイティー。喉もかわいたでしょう?」

マルマイン「じゃあ、いただきます……」ズズ

マルマインが紅茶を一口含んだかと思うと飲むのを止める



ハリボーグ「ど、どうしました?お口に合わなかったですか?」

マルマイン「いや………砂糖ある?」

インテレオン&ハリボーグ「「えっ!?」」

マルマイン「だから砂糖だよ。ストレートの紅茶って苦手で………」

インテレオン「………シンクの真上の棚に砂糖があります」

ハリボーグ「はい!」

ハリボーグがいそいそと砂糖の瓶を取る



ハリボーグ「どうぞ」

マルマイン「あんがと」ドババババ

インテレオン「ちょちょちょちょちょちょっ!?何してるんですか!?」

マルマイン「何って砂糖入れてんだよ。言っただろストレートの紅茶は苦手だって」

インテレオン「だからってこれは入れすぎですよ!?紅茶のカップが砂糖の山になってますよ!?」

マルマイン「このぐらい入れなきゃ飲めないんですよ。じゃあいただきm」

インテレオン「ストップ!!この紅茶は止めましょう!!」

マルマイン「えっ、なんで?」

インテレオン「何でもですっ!!ハリボーグさん、これ下げてお水入れてきてください」

ハリボーグ「は、はいっ!」
 ▼ 606 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/12 21:21:19 ID:KUB6m1Qk [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハリボーグ「どうぞ………」

マルマイン「さっきの砂糖あr」

インテレオン「ダメです!!というか、私達が使う分が無くなります!!」

マルマイン「分かったよ」ゴクゴク

インテレオン(痩せない理由がもうなんとなくわかりましたが、一応話は聞きましょう)



インテレオン「………えっと、まずはアナタの名前とご職業をお伺いさせてください」

マルマイン「マルマインです。>>607やってます」
 ▼ 607 マカジ@ずがいのカセキ 21/07/12 21:22:05 ID:ggYw/mpE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケーキ屋
 ▼ 608 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/12 21:26:46 ID:KUB6m1Qk [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マルマイン「ケーキ屋やってます」

インテレオン「け、ケーキ屋!?」

ハリボーグ(て、手も足もないのにどうやってケーキ作ってんの!?)

インテレオン「………えっと、ケーキ屋で何をやられてるんですか?」

マルマイン「何って、ケーキ屋で>>609してんだよ」
 ▼ 609 ベルタル@ひかりのこな 21/07/12 21:27:36 ID:wGxkGSdU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レジと接客
 ▼ 610 ージェント探偵事務所◆nKrskAU7pM 21/07/12 21:38:17 ID:KUB6m1Qk [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マルマイン「ケーキ屋でレジと接客してんだよ」

ハリボーグ(いや、レジ打ちできるの!?その体で!?)

インテレオン(………なんでしょう、まるでビンゴゲームでリーチになっているような気分がしますね)

インテレオン「ありがとうございます………では本題に入りましょう」

マルマイン「お願いしますよ」



インテレオン「では次はアナタの普段の食生活を教えてください」

マルマイン「え、なんで?」

インテレオン「普段の食生活から痩せられない原因があるかどうか調べるためです。ご協力お願いいたします」

マルマイン「分かったよ」



インテレオン「ではまず、朝は何を食べられますでしょうか?」

マルマイン「朝は>>611だ。毎朝の定番だ」

インテレオン「成程、昼は?」

マルマイン「昼はよく>>612を食うな」

インテレオン「では夜は?」

マルマイン「夜は>>613だな」

インテレオン「………因みに間食されたりは?」

マルマイン「>>614
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