【SS】キャプテン達「ジムリーダー研修？」

https://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=1432472&l=1-1000のスレの>>47からアイデアを頂きました

……


ククイ「ああ。 アローラにリーグを作ったろ？ 次の目標は、他の地方に倣って、アローラの各地にジムを設置したいんだ」

カキ「今までの試練はどうなるんですか？」

ククイ「試練の要素はジムの道中に残そうと考えている。 試練を突破した先に、君たちキャプテン……ジムリーダーが待ち構えていて、最後に熱いバトル！ どうだ、最高だろ？」

マオ「なんだか実感湧かないけど……なんか楽しそう！」

マーマネ「ボクにできるかなあ……不安だよ」

ククイ「勿論、強制はしない。 一晩ゆっくり考えてみてくれ」

スイレン「アセロラちゃんは、どうする……？」

アセロラ「わたしは、やってみたいなー！ あ、でも四天王と兼任になっちゃうのはどうしよう」

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そして、カミツレによる熱血指導が始まった……


カミツレ「違うわ、もっと胸を張って！」

マーマネ「は、はぃぃっ！」


カミツレ「ダメよ、下を向いていては自信のなさがお客さんに伝わってしまうわ」

マーマネ「で、でも……眩しいし……」

カミツレ「当たり前よ。 ステージの上ではアナタが主役なのよ？ 眩しいくらいでなくっちゃ」



テスラ「大丈夫かしら……あの子……」

……


カミツレ「今日はこれくらいにしましょ、お疲れ様」

マーマネ「は、はい……」

カミツレ「……さ、明日も朝からレッスンよ。 ゆっくり休んでね」

マーマネ「……わかり、ました」




マーマネ「（やっぱり、ボクには無理だよ……ああ、アローラに帰りたいよ……）」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

フウロ「や！ マーマネくんじゃん！ お疲れさま！」

マーマネ「あ、フウロさん…」

フウロ「どうしたの？ なんか元気ないね」

マーマネ「……ボクがステージに立つなんて、やっぱり……」

フウロ「そうかな？ あたしはいいと思うけど」

マーマネ「でも、自信がなくて……」

フウロ「……まあまあ、そんな暗い顔しててもしょうがないし、ご飯たべよ！ あたしがご馳走しよう」

マーマネ「いや、そんな悪いです」

フウロ「いーからっ！！ 行くよ！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

マーマネ「うう……」

支援ネ

……


フウロ「ほら、食べよ食べよ！ いただきまーす！」

マーマネ「……いただきます」

フウロ「それで？ どうしてそんなに自信ないの？」

マーマネ「だってボク、別にかっこよくないし、背も低いし……みんなの前に出るなんて恥ずかしいし」

フウロ「そうかなあ？ あたしはマーマネくん、可愛くて好きだよ！」

マーマネ「か、かわ……？！///」

フウロ「それに、ジムリーダーを目指すために全然知らない土地に、1人で来たんでしょ？ それってすごく勇気のいることだよ……かっこいいよ！」

マーマネ「……ボクが、かっこいい……？」

フウロ「うん！ だから、自信もって頑張ってみて！ あたし、応援してる！」

マーマネ「フウロさん……ありがとうございます！」

フウロ「うんっ！ 終わったら、3人でお祝いしよ！」


……



マーマネ「よ、よろしくお願いします！」

カミツレ「……あらあら、昨日とは違うわね……ふふ、今のアナタ、輝いてるわ」

マーマネ「（できる、ボクだって……できる！）」

カミツレ「かなり良くなってきたわ……すごいわね」

マーマネ「そ、そうですか？ あ、ありがとうございます」

カミツレ「……あとは、自信を持って、どんなときも絶対に下を向かないこと。 大丈夫……アナタならできる」

マーマネ「わかり、ました……！ 頑張ります……！」


ﾎﾟﾝｯ!


クワガノン「……クワッ！」

マーマネ「わっ、クワガノン！ どうしたんだい？」

クワガノン「クワクワッ！！」

カミツレ「ふふ、その子、アナタのパートナー？ クラクラしちゃうほど素敵な輝き……もしかして、アナタのこと応援してるんじゃない？」

マーマネ「え、そうなのクワガノン？ ありがとう……！」

クワガノン「ククワッ！！」

カミツレ「ふふ、明日のショー、楽しみね……！ 頑張りましょうね」

マーマネ「……はい！」

ショー当日……


マーマネ「……うう、ドキドキする……」

カミツレ「大丈夫よ、アナタなら。 これまでの頑張りを思い出して……さあ、行きましょう」


テスラ「……さあ、続いては皆様お待ちかね！！ トップモデル、カミツレ様の登場です！！！ 今回はスペシャルゲスト、アローラからの来訪者、マーマネさんと一緒にランウェイを歩きます！！」


ワーッ！！！！ キャーッ！！！！！


カミツレ「……さあ、客席の皆、クラクラさせちゃうわよ！」

マーマネ「（す、すごい熱狂……！ だ、大丈夫……前を見て歩くんだ）」


「うぉーっ！！！」 「カミツレ様！！！！！」 「素敵ーっ！！！！」


マーマネ「（や、やっぱり怖い……）」


フウロ「マーマネくーん！！ 頑張れっ！！」

クワガノン「クワクワ！！！」

マーマネ「あ、クワガノン……フウロさん……！ おーい……」ﾖﾛｯ



ﾄﾞﾃﾝｯ



マーマネ「（あっ……）」



ｼｰﾝ……

カミツレ「……」


マーマネ「（こ、こんなところで転んじゃうなんて……うっ、恥ずかしいっ……やっぱりボクは）」


フウロ「マーマネくん……」

クワガノン「クワ……」


『自信を持って、どんなときも絶対に下を向かないこと。 大丈夫……アナタならできる』


マーマネ「（……そうだ……こんなところで落ち込んでたって、仕方ない……大丈夫、前を向くんだ……！）」ｽｸｯ


「……頑張れ！！ マーマネ！！」

「大丈夫だー！！」

「いいよ、頑張って！！！」


マーマネ「お客さんの声……ボクを応援してくれてる……！」

カミツレ「……ふふ、それでいいの……」ﾆｺｯ


マーマネ「（よし！ やれる……前を向いて、胸を張って、歩くんだ……！）」



ワーッ！！！！！


……



フウロ「お疲れさまー！！ マーマネくん、サイコーだったよ！！」

マーマネ「えへへ、そうかなあ……」

クワガノン「クワ！！！！」ﾊﾞｯ!!

マーマネ「クワガノン！！ ちょ、くすぐったいよ……」

カミツレ「お疲れ様、マーマネくん……今日のアナタ、最高に輝いてたわ」

マーマネ「カミツレさんの、おかげです……ありがとうございます」

カミツレ「アタシだけじゃないわ……フウロちゃんにクワガノン、そしてお客さんみんなの力……そして何より、アナタ自身の頑張りの結果よ」

マーマネ「みんなの力…ボクの、頑張り……」

カミツレ「ジムリーダーに大切な資質……自信を持って、前を向くこと……感じられたんじゃないかしら」

マーマネ「……まだ分からないことだらけ、だけど……ちょっとだけ、わかった気がします」

カミツレ「まだ、時間はあるわ、これから学んでいきましょう、そのためのお手伝い、させてもらうわ」

フウロ「あたしも！ さ、今日はぱーっとやろうよ！ カミツレちゃんのおごりで！」

カミツレ「やれやれ……さ、行きましょうか」

マーマネ「はいっ！」


……



マツリカ「……ここがカロス地方かあ、なるほど、興味深いねー」

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マツリカ「んと.....ジムのばしょ.....どこだっけ」



〜ヒャッコクシティ〜



マツリカ「わあ.....！ 素敵な日時計.....キャンバスにおさめなきゃ」




マツリカ「いかんいかん、こんなことしてる場合じゃない」


マツリカ「んー、ここがジムかなあ？ すみません」

コレット「どちら様でしょう.....？」

マツリカ「えーと、あの、ジムリーダー研修を受けにきました」

コレット「はて.....そのような話、聞いておりませんが.....」

マツリカ「あれー.....？」

ゴジカ「そなた.....もしや、アローラから来た」

マツリカ「はい、マツリカです。 よろしくお願いします」

ゴジカ「ふむ.....主、専門のタイプは？」

マツリカ「んーと.....フェアリータイプ、好き、です」

ゴジカ「フェアリー.....主、クノエシティのクノエジムに行くのではないか？」

マツリカ「.....あ！！ 間違えた.....」

ゴジカ「そうか.....急ぐがよい。 わらわが送ってやろう」

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あげ

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